平成21年9月から平成22年4月までの報告(3月までの報告が有るため4月迄掲載)
平成22年4月7日(水) 4月第1回例会報告
◆◆例会報告(10年4月7日)◆◆
《参加者》小林、斎藤常、久保、稲葉昌、近藤、増渕、倉俣、松岡、花塚、植木(10
名参加)
○お知らせ
・会費納入
21年度分未納の方はよろしくお願いします。
・総会は 4/24 18:00〜 1人1品持ち寄りでお願いします。
斎藤常さん、お世話になります。
■■山行報告(2010年4月7日号)■■
■会津駒ヶ岳山スキー
《山行日》2010/04/ 04
《参加者》倉俣 増渕 (水戸部)(報告 増渕)
《日程》4/4(日)大田原5:30--滝沢登山口7:45/8:00(水戸部合流)〜アンテナ9:10/9:20〜水場〜
森林限界11:00〜山頂11:50/13:00〜源六郎沢滑降〜登り返し水場14:00/14:10〜堰堤コース〜
登山口15:00/15:20--木賊温泉16:00/17:00--大田原19:00
《要約》快晴。最高の天気。
《本文》放射冷却で舘岩ではー7度でとても寒く感じる。三岩や大戸沢も山スキー大盛況で今まで見たことのない
ような路駐の台数だっだ。水戸部さんと待ち合わせ登山開始。雲ひとつない晴天のなか気温は上がり始め半袖にな
った。他のグループはオーバーヤッケを着ている人も多数いるが暑くないのかな?。サクサク登って山頂で炭酸飲
料をのみながら一休み。あー春だな〜と感じる。相変わらず快晴の中を滑降開始。ナイスザラメとはいえないが緩
みすぎず硬すぎず今時期にしてはまずまずの雪質。堰堤付近でふきのとうをゲットして木賊温泉によって帰った。
ふきのとうのてんぷらは最高だった。
■会津:舟鼻山(1226m)から御前ヶ岳(1233.1m)・山スキー
《山行日》10/04/04(日)快晴
《参加者》松岡ズ、稲葉昌
《日程》宇都宮6:00--関谷(道の駅)7:00--舟鼻トンネル8:15/8:45〜舟鼻山10:00/10:15〜御前ヶ岳11:14/12:00〜
舟鼻山トラバース〜舟鼻トンネル13:55/14:10--関谷(道の駅)15:10/15:20--宇都宮16:30
《概要》平坦な舟鼻山は、スノーモビルも走る!《本文》集合地の関谷から、舟鼻トンネルまでは約1時間。トン
ネル出口の駐車スペースにはスノーモビルを牽引した車が停まっている。聞くと「山を越えて南郷に行く。あと10
台ほど来るから、端のほうに駐車してくれ。」とのこと。「私達の方には来ないで…」と祈りつつ出発。まずトン
ネルの真上にある舟鼻峠に出てから舟鼻山方面へ進む。主に林道を利用したが、可能な所はショートカットして高
度を稼いだ。舟鼻山は樹林に覆われた台地で、見通しが悪い。松岡さんのGPSを活用して1226mの三角点付近に達し、
更に平坦地を進んで僅かな登りで御前ヶ岳に着いた。頂上からは飯豊、会津駒などの展望に恵まれた。帰路、快適
な滑りは僅かで、シールを貼り直してスノーモビルのわだちが残る林道を登り返したりするところもあった。それ
でも、快晴・微風の下、春山を堪能した一時だった。(稲葉記)タイム松岡
■群馬県の九十九谷とクライミング
《山行日》2010年4月4日
《参加者》増崎、梶谷、笹沼、梅田、森、阿久津、花塚 (報告 花塚)
《日程》矢板3:30--宇都宮サンカル4:30--鹿沼IC5:00==下仁田IC7:20--下底瀬登山口7:50〜尾根9:30〜鷹ノ巣山9:45〜
観音岩10:10〜下底瀬登山口11:30上底瀬登山口12:10〜左俣関門の滝ルート〜上底瀬登山口17:00--
下仁田IC17:50==鹿沼IC20:20--宇都宮サンカル20:40--21:40
《概要》天気に恵まれ、九十九谷を満喫する。
《本文》下底瀬登山口から山に取り付き、尾根を目指して登り縦走路に出る。鷹ノ巣山に登り左岸尾根を歩き観音
岩を往復する。石仏の置かれた山頂は360度の展望が開けて最高です。上底瀬登山口にて昼食を取り、九十九谷の
散策に出掛ける。私達は左俣関門の滝ルートを行く事にした。最初のスラブは岩がカサブタの様にはがれて危険。
止めて山の中を歩くが落ち葉が深く歩き難い。関門の滝は高さ2メートルほどあり、かぶっていた。ここでアブミを
使って登る。初めてのアブミ体験をした。その上のスラブはノロが張って危ない。岩場はもろく危ないので注意し
ながら登り縦走路に出て上底瀬登山口に下山した。
■会津駒ヶ岳・山スキー
《山行日》2010/03/28(日)
《参加者》増渕 (西郡)(報告 増渕)
《日程》3/28(日)大田原5:00--滝沢登山口7:15/8:00(西郡合流)〜アンテナ9:00〜水場9:45〜森林限界11:00〜
山頂11:45/12:15〜源六郎沢滑降〜登り返し水場13:00/13:10〜堰堤コース〜登山口14:00/14:20--
福渡温泉16:00/18:00--大田原18:30
《要約》この時期に大斜面パウダー。
《本文》前日に西郡さんと待ち合わせの連絡を取り登山口で落ち合った。野村さんの車も止まっていてもう出発し
た様子。昨日の降雪で周辺はうっすら白くなっている。もしや山頂付近は深雪?と期待が持てる、というか予想通
りなのできょうもシュガーダディー。登るにつれ雪面がふわふわしてきて水場から上は10〜15pの積雪。天気も朝
から照らず降らずの薄曇り超微風で気温も0°前後。登っていても大汗をかかず結構快適でサクサク行けた。森林
限界手前で野村さんと西尾さんに追い付いて御挨拶、昨日は稲龍さんとくの字沢を滑ってきたそうな、相変わらず
タフです。
山頂に近づくにつれ積雪が増しこころなし足が進む。駒の小屋が営業しているのでスキーのパーティーが数名い
たのでニ三言葉を交わしながら滑降の準備をしていると野村さん西尾さんが到着した。そこで野村さんが一言、
「つぼ足は最高だね〜。今日はつぼ足日和だ。あれ、まっさん達スキーかい?そんな幅の広いスキーじゃ今日はダ
メだろー。」なので「そーなんですよ。今日は失敗しました〜。つぼ足にしとけばよかったー。」一息ついたとこ
ろでドロップイン。粉雪がとても良い感触、下るにつれ重く薄くなって沢床からは少し難しい感じになってきたが
積雪も多く沢はよく埋まっていた。登り返しポイントではカモシカがこちらをじっと眺めている。登り返したあと
は悪雪のオンパレード?で軽い修行タイム、がこれも楽しい。堰堤の所は軽く切れているが雪も程よく緩み滑りや
すかった。無事登山口に到着して西郡さんと別れた。その後福渡温泉に寄り、知らないおじちゃんおばちゃんとし
ゃべっていて気がついたら二時間近くも湯に浸かっていた。今日もすばらしい一日だった。
■浅草岳(1585m)・山スキー
【日時】2010/03/28(日)
【メンバー】松岡ズ
【天気】微風、薄曇り、
【温泉】只見温泉(500円)
【交通ルート】宇都宮3:40---鬼怒川--入叶津7:00
【コース&タイム】入叶津7:15〜山神杉9:15〜猿崖の上10:50〜山頂13:40/14:30〜猿崖16:05〜山神杉17:00〜
入叶津17:45-只見温泉18:10/18:50-自宅21:20
【概要】林道は最初からスキーを履けた。ここ数年はシートラーゲンだった。叶津川の水量はたいして増えては居
ない、本格的な雪解けはまだのようだ。根開きの残雪の模様が会津の春らしい。平石山の崖から落ちている大きな
デブリの下を回って山神杉に出る。先行居ないようで延々と踝ラッセルをするが人気の無いブナ林は良いものだ。
又とない山スキー日和に恵まれ山頂からは田子倉湖、昔登った矢筈や粟が岳を遠望する。滑りも昨日の雪がふわふ
わと気持ちが良い。急いで下るのが勿体無くビデオ撮影やコーヒータイムでのんびりする。あとは滑らない林道を
押し々で久し振りに10時間半の行動時間だった。
■三岩岳・山スキー
【山域】南会津、三岩岳2065m
【日時】2010/03/22(月)
【メンバー】松岡ズ
【装備】山スキー
【地図】1:25000桧枝岐、内川
【天気】曇り、晴れ風強し
【温泉】湯の花共同浴場200円
【コース&タイム】宇都宮5:00-黒檜沢橋手前登山口7:55/8:20〜アンテナ9:10〜標高1510m地点13:30/14:20〜
標高1000mで夏道北側の小沢に滑り込む〜登山口15:30
【概要】昨夜来の雪で川治温泉から雪道となり予定より30分は余計に掛かる。登山口には一台も無く今日は我々だ
けらしい。単独ラッセルの覚悟になる。まぁいける所迄行って戻ればよいと云う気楽な気持ちで出る。始めの急登
が60cmほどのラッセルになりアンテナまで100m上るのに汗を掻いて50分も掛かった。尾根は風があって冷たい。
尾根筋の雪は一度すっかり消えてその上に新雪が30cm程乗ったようだ。時折スキーの裏で木の根をゴリッとやる。
北西からの主稜線に乗ると広いブナの尾根で気持ちが良いが深い雪で時間が掛かる。頑張って歩いて13:30で時間
切れ1510mで引き返すことにする(予定の小屋までは後300m登らねばならない)。正面に雪庇が出来ている窓明山
がくっきり聳えている。三岩は山頂に雪雲が掛かっている。風が沢から吹き上げて来て寒いのでツエルトを被って
昼飯にし、コーヒータイム。のんびりしている内に太陽が出てきた。帰りは気持ちよく深雪をフワフワと滑り夏道
の北側の小沢を滑ってぴったし車まで滑れた。静かな奥深い会津の山を堪能した。(松岡)
■雪山講習会・雪山
《山行日》10/03/14(日)
《参加者》植木 他 全39名
《日程》大丸温泉6:00/7:30/8:15〜各研修〜大丸温泉15:00
《要約》初級班4班と登攀班1班で講習を行った。
《本文》天気は快晴。風はある。講習生29名(内 欠席2)・講師10名が参加。初級班はそれぞれ茶臼岳に登ったり
しながら、アイゼンによる歩行訓練の他、今回は危急時対策として雪洞を掘った。その他、滑落停止・雪崩トラン
シーバの扱い・埋没体験とプローブによる捜索体験などを行った。天気に恵まれて茶臼岳からの展望は良かった。
■長須ヶ玉山・山スキー
【山域】南会津、長須ヶ玉山(1913m)
【日時】平成22年3月14日
【メンバー】松岡ズ (現地で偶然一緒になったW氏と行動を共にする。)
【装備】テレマーク1山スキー2
【地図】1:25000 帝釈山
【天気】快晴、微風
【温泉】駒の湯500円
【コース&タイム】宇発5:30--桧枝岐燧の湯裏P8:10/8:30〜佐惣沢出会9:45〜山頂14:00〜佐惣沢出会15:30〜
燧の湯裏P16:05/16:20--駒の湯)--宇都宮20:10
【概要】燧の湯の裏を奥に行ったところに車を置く。
林道を1時間ほど歩いて登り始める。雪はパックされている所も有り重い感じだ。快晴で気持ちが良い中を4時間程
で山頂に付く。樹林の中に小さな山名板が掛かってある。出会いで覗いたときに良さそうだったので佐惣沢を滑っ
て降りる。正面に燧が大きく見えるところが有った。概ね右岸沿いに滑る。スラフが落ちた後はあったが大きなデ
ブリの跡はなかった。出会い戻るとテント組みが5人ほど夕食の支度をしているようだった。この林道は車が通る
ようになると帝釈山の登山客や釣り師で賑やかになるが雪に覆われた今の季節は隔絶された世界のようだった。
■雄国山・山スキー&スノーシュー
《山行日》2010/03/14
《参加者》(山スキー)吉野、増渕、倉俣
(スノーシュー)君島、久保、野中 (報告 野中)
《日程》3/14(日)矢板6:00--久保宅6:30--東北道西那須野IC==白河IC--雄子沢登山口9:00/9:30〜分岐11:00〜
雄国山11:30/11:45〜雄国沼避難小屋12:00/13:45〜雄子沢登山口15:00
《要約》念願かなう!
《本文》この時期毎年恒例の雄国沼詣でも三年目です。トイレ探しでスタートが少し遅れたので、休憩無しでガシ
ガシ歩きます。雪はザラメのようで踏みしめるとザクザク鳴ります。ザクザクガンガン、あっという間に分岐に出
ると雄国沼の展望がぱぁーっと開けます。さあ、スノーシューのヒールリフターを上げて、一気に頂上まで登りつ
めます。奮闘30分、三年越し念願の頂上です。にび色の雲が掛っていますが、眺望は雄大です。縦走するためラ
ビスパまで車を回送し、遅れていた山スキー組も頂上で合流です。さすがに山頂は寒いので避難小屋まで戻ってお
昼にします。帰りは山スキー組と分かれて往路を戻ります。天気がどんどん回復してきて青空が広がり、青い空に
白い霧氷を戴いた山が輝いています。最後まで満足満足の山行となりました。
■日光前白根山(2373m)・雪山
《山行日》3月14日《参加者》増崎、笹沼、梅田、柳沢、阿久津、花塚、小堀、平山
(報告 花塚)
《日程》矢板4:00--日光P5:00--日光湯本P6:00〜尾根9:40〜前白根山12:10/12:40〜日光湯本P16:00--日光P18:45
--矢板19:30
《概要》白根山は断念
《本文》天気は朝から晴れていたので、日焼けが心配になる。外山尾根を目指して、樹林帯の中を少し歩き出した
所でアイゼンを着ける。後は急登をひたすら登った。かなりの積雪があり、進むのが大変だった。尾根に出てから
ワカンに履き替えた。ワカンで歩くのは初めてだったので、上手く歩けなく、何度か転んでしまった。前白根山に
着いた時にはお昼になっていた。帰りの事を考えて今回は残念ながら白根山は断念する。お昼を食べて、来た所を
下山する。帰る頃にはワカンにも慣れて楽しかった。
■指導員研修会・雪山
《山行日》10/03/13(土)
《参加者》植木 他 全14名
《日程》矢板6:30--大丸温泉7:40/9:15〜各研修〜大丸温泉15:30(泊)
《要約》雪山基本班と登攀基本班に分かれて研修した。
《本文》AB2班に分かれて研修した。A班は明日の講習会を想定し、雪洞設営場所・プルージックコードの使用感・
雪の状態・滑落停止練習場所を確認する。B班は冬季登攀の技術研修を行う。東南稜途中の懸垂地点からルンゼを
下る。
夕方帰着後、本日の反省と明日の講習会の打ち合わせを行った。情報交換会・懇親会を行った。
■お天気山(777m)・読図山行
《山行日》10/2/28(日)
《参加者》 花塚、梅田、大平、阿久津(報告 花塚)
《日程》矢板6:00--大谷市営駐車場7:00--上大久保バス停7:30〜林道入口8:35〜525m9:30〜
715m10:30/11:00〜お天気山13:50/14:20〜一の宮14:50〜上大久保バス停15:40〜
大谷市営駐車場17:30〜矢板18:30
《概要》読図の大切さを再認識する。
《本文》今朝の天気はあいにくの雨だったが、身仕度をして歩き出す。林道の峠から針葉樹の山に取り付く。地図
を片手に525mの石祠の場所を探したが、なかなか見つけられない。そこで、稜線に上がり地図を見て祠を確認
する。この辺りから雨から雪に変わった。高度を上げながら途中、稜線北側に林道跡が並走する。この頃にはホワ
イトアウトで回りの景色は見えなかった。稜線に雑木と岩場が現れた所が境界線上のピーク715mだ。コンパス
を見て南東方向に谷を下り、お天気山の岩場に取り付いた。傾斜の緩い場所を浮き岩などに気を付けて登った。
帰りは最短距離のお天気山から南西の急な尾根を落ち葉に注意して下る。
■■山行報告(2010年3月3日号)■■
■会津・横山(山スキ−)
【概要】会津の静かなぶな林をスキーで訪れる
【山行年月日】平成22年2月21日(日)日帰り
【山域、山名】横山1378.8m (会津、下郷町)
【メンバー】松岡 登、松岡照代
【地形図】1:25000 林中
【形態】 山スキー
【天候】 快晴微風
【温泉】 弥五島温泉(300円)
【主装備】山スキー、カンジキ
【交通&タイム】
往路: 宇都宮5:05−鬼怒川経由−現地着(中山集落)−8:00
復路:中山集落16:15−弥五島温泉16:30/17:15−自宅20:00
【山中ルート&タイム】
中山集落691m8:30−西へ伸びる細い尾根829−948経由−1313の北の肩12:00/12:20−横山山頂13:25/13:45−
1313の北の肩14:40−登路の尾根−中山集落691m15:50
【内容】
中山集落への道路は綺麗に除雪されていた。中山峠が通れるかどうか分からなかったので大内宿の方から回って入
る。中山集落には八幡の大欅と云う名前の付いている流石という立派に大木の前で写真を撮って集落手前で少し道
路が広くなっているところに車を止める。茂蛾沢の南側に沿って西へ伸びる尾根を登りにとる。尾根筋が細く急登
なので担ぎになることも予想して一応カンジキを持つ。歩き始めは平らな杉林で尾根の取り付きに神社が有って赤
城神社とある。尾根は細い雑木林で雪が多いせいか地形図よりも尾根が広くなだらかに感じられる。この辺で新雪
が40cm位。やがて1313の北の肩に着く。ここまで3時間半。思ったより掛かったがあとは高低さが余りないの
でラッセル次第で何とか行けそうだ。まわりはブナの林で雰囲気の良い。スノーシューにも良いだろうと思う。
なだらかに北西に下がって行くと平らな窪地になりそこから一登りすると西北西の横山へ続く稜線に出る。稜線の
新雪は50cm位。ラッセルも長くなると疲れる。北に飯豊連峰が見える筈だが生憎霞の向こうのようだ。殆ど平らな
稜線を20分程行くと横山の山頂と思しき辺りに着く。何処が山頂か分からないほど平らな稜線の端に明大ワンゲル
部のブリキが掛かっていた。字は消えかかって殆ど読めない。ここまで約5時間、一息入れてシールを外したがこ
れは早誤った。平らな稜線は滑らない。押しで行けると思ったが雪が深くて押せない。ここで大汗掻いた。
1300からの下りで稜線通しで南西の沢に誘い込まれるのだけ注意していたが好天気に助けられて不安無く歩けた。
戻りは沢に滑り込めば楽だったが今一つの状態に不安があったのと全くの未知の所なので大事を取って登路の尾根
を忠実に戻った。登るときには広かった尾根も細く感じられ林も濃くてこずった。ここはスノーシューに軍配が上
がるだろう。結局カンジキを使うことも無く登りも下りも人っこ一人に遭うこともなく。ひとつの足跡を見ること
も無く思った通りの静かな山行を終えることが出来た。ただ全身真っ白に雪化粧をしたカモシカが目の前を駆けて
いったのが印象的だった。赤城神社に無事に下山出来たことを感謝して帰路に着く。
■山の駅たかはらスノーシューハイク
《月日》10/2/21
《参加者》久保、宮内、君島、野中、関、本間、小林 その他26名
《報告》昨年は2回しか開催できなかったが、今年は4回目のスノーシューが出来るので人気も高くて参加者もキャ
ンセル待ち状態のようだった。最後は大間々コースを選び、Aコースから山に入りました。小間々に上がったら踏
み跡が沢山ありましたので、八海山神社コースの尾根道を登りました。新雪が無かったので動物の足跡は少なかっ
たようです。スノーシューの楽しみは山を眺め、動物の足跡を辿り、冬芽、葉痕を眺めたりして歩くのが基本なの
ですが、参加者が多いと、立ち止まって説明しても、全体に浸透しきれないのが難点と感じました。来年はガイド
役の皆さんにも冊子など作っていきたいと思いました。快晴、風も穏やかで大間々からの展望は、県北の山々が屏
風のように立ちはだかった姿に感激した方々も多かったようです。下り道の早いこと 4回目となるとスノーシュー
の扱い方にも慣れて楽しい半日を過ごすことが出来ました。お昼はトン汁。おかわりしました。
■西大嶺・山スキー
《山行日》10/02/21(日)
《参加者》増渕、倉俣、稲江(報告 稲江)
《日程》大田原5:00--グランデコ8:30--リフトトップ9:30〜山頂11:00〜東面2回滑降〜デコゲレンデ15:20--大田原19:30
《概要》久しぶりの山スキーを満喫
《本文》妊娠&出産で暫くの間、山を離れていた。出産する前は『すぐに山に復帰するぞ!』と思っていたけれど、
実際のところ山に行けるチャンスはなかなか無い。育児は予想以上にエネルギーを使い、山に行かなくなるとモチ
ベーションも下がる。でも今シーズンは『最低1回は山スキーに行くぞ!』と目標を立て実行してみることにした。
天気はあまり良くなかったが、久しぶりの山は私をやさしく出迎えてくれた。久しぶりのパウダーは感覚が鈍って
おり、滑るより転んでいる方が多かった感じ。でも転ぶのも楽しかった。1本目を滑り終わった後、視界が悪くな
りホワイトアウトしてしまう為、山頂で3人でツェルトをかぶり視界が良くなるのを待った。私はツェルトを使用
するのも久しぶりで新鮮。板の話などで盛り上がって時間が過ぎる。結局、視界が良くならなかったが折角なので・・・
と言うことでもう一度、東面を滑ってみることにした。滑り出したら視界が悪かったのは山頂付近だけで、すぐに
視界が開けた。雪質も悪くなかったので『こんな事だったら早く滑り出せば良かったな』といった感じだった。
もう1本滑りたかったけど、タイムアウトで帰ることにする。私にとっては久しぶりに山に行けて本当に嬉しい1
日となりました。ご一緒して下さった増渕さん、倉俣さん、有難うございました。
■西大巓 山スキー
《山行日》2010/2/14
《参加者》増渕 倉俣 報告 倉俣
《日程》大田原5:00--那須IC==磐梯高原IC--グランデコスキー場7:30/8:30〜ゲレンデトップ9:05/9:20〜西大巓山頂
10:30東面滑降〜登り返し13:30〜南西尾根滑降〜スキー場14:50/15:20--坂下--塩原--大田原20:20
《概要》山スキーは、楽し。
《本文》週末迄の積雪、凍結を考慮して高速にて磐梯へ向かう、リフトが動く前にデコ到着。1本足慣し後にリフ
ト終点へ向かう、晴天だが、西大巓山頂には、雲がかかっていて見えない。リフト終点には、先客がいる、身支度
している間にも後発がやってくる。今日は、晴天が見込まれる為か、Partyが多い。登り口よりトレースがついて
いて登りやすい。登るにつれ、雪を戴いた沢山の樹氷が現れる、1年ぶりの西大巓、期待にたがわぬすばらしい姿
を見せてくれた。山頂は、結構気温が低い。西吾妻は、ときより顔を見せてくれる。飯豊・鳥海は、ガスの中。滑
降の準備をして東斜面に入る、斜面は、やや硬めのパウダーだが、良い。シール登行、滑降を繰り返しているうち
に(結局4回滑降)天候がどんどん良くなり、青空になる。西吾妻と青空のコントラストが綺麗。我々だけになっ
た頃は、快晴になった。下山は、山頂より、少し下がった所のやや広い斜面から南西尾根へ入り、スキー場へ抜け
る樹林コースを滑降した。斜度はそれ程なく、メローな感じで結構楽しい。途中の霧氷が綺麗でした。
スキー場に出て西大巓を仰ぎ見ながら来て良かったとつくづく思った。帰りは、坂下
経由で堀商店により、塩原で露天に入り、楽しみフルコースの山スキーでした。
■山の駅たかはら主催スノーシューハイク
《月日》10/2/7
《参加者》宮内、野中、関、本間、小林 その他27名
《報告》積雪は多かったが、風に向かって歩くのが困難なくらいの強風が吹き荒れました。快晴なので展望の良い
牧場コースを歩くことにしました。遊歩道から展望台に登り、この先は最近見つけたシロヤシオの群生地を案内し
ました。桜沢の急斜面に沿ってシロヤシオの木が続いており、春の開花期が楽しみです。丁度、牧場の境界に明治
時代に馬の放牧場とした「帝国陸軍の境界石碑」があってこれは記念碑になりそうな代物でした。八方湖まで足を
伸ばして半日のスノーシューハイクを完了しました。お昼は山の駅のトン汁でした。
■那須・中大倉〜三本槍ケ岳 (スノーシュー)
《山行日》2010/1/31
《参加者》吉野・齋藤常・久保×2・野中・君島(報告・君島)
《日程》吉野会長宅7:10−?久保宅7:45−?マントジーンズスキー場駐車場8:45〜身支度後ゴンドラ乗車
9:15〜スキー場山頂駅9:30〜森林限界10:30〜赤面分岐ピーク11:45〜昼食タイム13:45〜
山頂駅15:00〜駐車場16:00−?吉野宅18:00
《概要》微風で青空一杯の天気で気分は最高。
《本文》珍しく穏やかな晴天の下、中大倉から三本槍ケ岳へのスノーシューにチャレンジ。非常に備えてデボ棒を
担いでくれる頼もしい常さんです。ゴンドラに乗り山頂駅まで行き、除雪の道を歩きだす。爆音を響かせスノーモ
ービルでスキー場のパトロール隊の女性が下って来たのをやり過ごし、吉野さんの合図で雪原に飛び出す。スキー
のトレースが伸びる。雪の感触が心地よく気分も高鳴り、ブナの大木、白ヤシオの木々の凛とした姿や木の芽が赤
く膨らむ様子を見ると、春の息吹を感じた。何処かで春が生まれてる〜♪と歌い出しそうな気分。森林限界からの
青い空と白い雲や周辺の景色を暫し堪能。いよいよ急斜面の登りです。呼吸も乱れながら分岐を乗り越えピークに
到着した。先客の3〜4人を確認。視界は良好で三本槍ケ岳をスキーで登る人影、清水平から熊見曽根への上り返
しにスキーのトレース、朝日岳山頂直下にも人影を確認が出来た。登ってきた方面を振り返ると10人位のパーテ
ーを発見。素晴らしい眺めです。朝日岳の神神しい輝き、実に格好が良い山で、迫力さえ感じる。皆で協議の結果、
本日はこの地点で昼食タイム。斜面の窪地を見つけ、常さんのツエルトを6人で被りカンペイ〜。久しぶりに久保
ちゃんのフライパンが登場。ハムエグをご馳走になりながら宴会気分を楽しむ。名残おしいが♪は〜いここまでよ!!
誰もいなくなった急な雪面を下山開始。先ほどの登山客はどうしたのだろうか?山頂駅に戻り、ゲレンデの端を歩
いて下山することになり歩を進める。突然パトロール隊に呼び止められ、スキー場での接触事故の場合は100対
0の損害賠償が発生するとの情報提供を受ける。【注意しましょう!!】ゲレンデをスキー客が滑って行くのを恨
めしそうに、長い林間の急斜面を歩いていると、吉野さんの体が左右に蛇行し始め、カンフーの酔拳を彷彿させる
スタイルが滑稽に見えて笑いが生まれた。それはスキーでの滑降するイメージトレでした。その無格好を笑い楽し
みながら一気に下山。事務所の係員に下山報告して駐車場に戻る。天気に恵まれ楽しいスノーシューでした。何時
かは三本槍ケ岳です。雪遊びは喜悦だよ。とある人の言葉を思い出した日でした。誰もデジカメ不持参が心残りで
した。
【注意】スキー場利用の場合は、登山計画書の提出が必須です。未提出ではゴンドラは利用できないようです。
平成22年2月3日(水) 3月第1回例会報告
◆◆例会報告(10年2月3日)◆
《参加者》小林、吉野、斎藤常、増渕、君島、稲葉江、平石、津久井、倉俣、花塚、横山、植木(12名参加)
■■山行報告(2010年2月3日号)■■
《参加者》小林、吉野、斎藤常、増渕、君島、稲葉江、平石、津久井、倉俣、花塚、横山、植木(12名参加)
○お知らせ・山岳共済
3/3 の例会を締め切りとします。現金を添えてお願いします。
その後は4/1より遅い入会となりますので注意してください。
■山の駅たかはら主催のスノーシュー
《場所》八方ヶ原《月日》10/1/24
《参加者》久保、君島、関、本間、小林。その他29名
《コース》山の駅〜岳友会コースB〜大間々〜岳友会コースA〜山の駅
《報告》山の駅特製の「お汁粉」を頂いてから開会式、9時県道56号線から岳友会Bコースに入り、沢沿いから
小間々に出る、積雪30cmほど小間々から夏道を登り、大間々へ。雲は多いがなんとか展望も良し、風も無く穏
やかなで汗が出る。お昼は山の駅たかはらで取る予定なので引き返す。下山は出来るだけ道を離れて,スノーシュ
ーを付けると雪があるところ全て道になることを実感してもらう。新雪が10cmほどなので動物の足跡が無数に
あって楽しい!小間々から岳友会Aコースを下って山の駅に12時到着。お昼も特製トン汁をご馳走になる。
次回は2/7予定です。お疲れ様でした。
■奥久慈男体山(654m)・縦走
《山行日》10/1/24《参加者》花塚 、他22名 ( 報告 花塚 )
《日程》矢板6:00--道の駅きつれがわ6:50--大円地P8:10〜男体山9:55〜白木山分岐11:00〜第2展望台12:20
〜第1展望台12:35〜月居山13:50〜観音堂14:00〜町営P15:10--道の駅きつれがわ17:30--矢板18:10
《概要》天気に恵まれた、陽だまりハイクでした。
《本文》身支度を整え、二班に分かれて出発する。低山の山ですが、急登有り岩場有りそして鎖場有りと楽しい山
でした。そして、袋田の滝を見るのも楽しみでした。残念ながらクライミングが出来る状態ではなかったです。
■山の駅たかはら主催スノーシュー
《場所》八方ヶ原《月日》10/1/10《参加者》久保、君島。宮内、野中。関、本間、小林 一般公募者25名
《コース》山の駅たかはら〜牧場横断〜八方湖〜山の駅たかはら
《報告》先日の降雪のお陰で、今日は久しぶりに牧場方面を歩くことにした。開会式の後、スノーシューの履き方
をしてから歩き始める。参加者の中に小学生2人と幼稚園年長組が含まれていたのが気がかりでした。天候もあ
まりよくありません、風も強く視界良好というわけには行きませんが、歩いている時間が楽しければ良い訳なの
で頑張っていくことにしましょう。管理小屋のところから牧場に入って深雪を歩く。沢を越して丘を登って又沢
を越して登ると八方湖到着。このコースは私のお薦めです是非!歩いて欲しいです。帰り道は内川の源流を渡っ
て遊歩道に出て山の駅に戻りました。途中休憩していたら心配していた年長組愚図りだし、仕方なく宮内が背負
うことになってしまった。今後はこのようなことの無いように山の駅に厳重注意をしておきました。宮内お疲れ
さんでした。朝の出掛けに甘酒、お昼はトン汁が出ました。
■西大巓・山スキー
《山行日》2010/1/10
《参加者》松岡ズ、橋田、加藤ズ
《日程》宇都宮6:00==猪苗代I.C.--グランデコスキー場8:30−ゴンドラ9:00−第リフトトップ10:00
〜西大巓12:05/12:35(東斜面1回)13:20〜センターハウス--14:50--(川上温泉500円)--猪苗代IC==宇都宮19:30
《概要》山スキーシーズンインで道具慣らしに。順調にグランデコ着、携帯会員登録で去年は500円の駐車料金割
引だったが今年は500円分のお買い物券をくれたので売店でお菓子を買う。第3リフトから歩き出すがトレースが
見えないのでラッセルかと思ったが途中から昨日のトレースが現れた途端に楽チンに。3人組みに抜かれたりし
てゆっくり休みながら2時間ちょいで10人ほどのスノーシューの団体と入れ替わって山頂へ、風も穏やかで小休
止、後から新潟のテレマークの若者2人とオバサン一人のパーティが来る。知り合いだった。小休止ご東斜面を
滑ってみる。二人のテレちゃんは上手にカットブ、流石新潟人、私は少々凹む。もう一回と思ったが同行者達
は登り返しが嫌だと云うので降りることにする。途中でお食事会やビーコン捜索の練習などしながらのんびり
下る。雪が柔らかくてツリーランも楽しい。帰り道の川上温泉(民宿500円)で温まって帰る。これで今年も山
スキーの季節がやってきましたとしみじみ嬉しい。
平成22年1月13日(水) 1月第1回例会報告
◆◆例会報告(10年1月13日)◆◆
《参加者》小林、吉野、増渕、稲葉江、倉俣、小川琢、花塚、植木(8名参加)
○お知らせ
・22年度の登山教室
6月下旬から7月上旬 月山 北側から南側への縦走
9月下旬から10月上旬 南蔵王 刈田峠から屏風不忘への縦走
・山スキー講習会 2/28
・雪山講習会 3/14
■■山行報告(2010年1月13日号)■■
■茶臼岳(1915m)・雪山
《山行日》12/20(日)
《参加者》増崎、花塚、梅田、カバナ (報告 花塚)
《日程》矢板7:00--大丸8:20/9:00〜峠の茶屋9:50〜峰の茶屋11:15〜茶臼岳12:30〜峰の茶屋13:15/14:30
〜大丸15:30--矢板18:30
《概要》朝日岳東南稜は大雪の為に断念して、茶臼岳の往復にしました。天気の中、大雪の中を歩く。
《本文》那須に近づくに連れて道路脇の雪も20〜30cm位ありました。そして今日登る予定の朝日岳東南稜は大丈夫
か不安になりました。雪も吹き溜まりでは70〜80cm位有り、歩くのも大変です。交代でラッセルしながら進んで
いくと、私達が登る朝日岳東南稜には沢山の雪がありました。そして二人が登ってました。私達はあまりの雪の
多さに今回は断念しました。峰の茶屋あたりでも風が強く吹いていたので、朝日岳は止めて茶臼岳に登る事にし
ました。風が弱いところの積雪は1m位有りました。山頂ではエビの尻尾も着き始まってました。避難小屋に戻り
温かい物を食べて下山しました。
朝、見かけた二人も剣が峰を降りて来ました。
■海外登山の集い・その他
《月日》09/12/13
《参加者》植木、花塚、梅田 (報告 花塚)
《本文》渡辺雄二副会長の挨拶の後、4人の方の報告がありました。
@海外トレッキングを楽しく行うために 梶谷 博氏
Aインド、ヒマラヤの登山と旅 沖 允人氏
B栃木県山岳連盟60周年記念、アンナプルナ内院トレッキング隊報告 喜内 敏夫氏
C県南地区山岳協議会ネパール・パルチャモ峰登山報告 渡辺 一男氏
医師の立場からの梶谷さんの報告は、身近な事なので興味深く聞き入ってしまいました。私達も健康で体力を維
持出来れば定年後に、海外登山も夢では無いと思いました。
平成21年11月18日(水) 11月第2回例会報告
◆◆例会報告(09年11月18日)◆◆
《参加者》小林、増渕、近藤、松岡、小川琢、花塚、横山、植木(8名参加)
○お知らせ
・例会と学習会について
次回から第1水曜日が例会、第3水曜日を学習会にしたいと思います。
《理由》山行報告の後の学習会だと時間が十分には取れずにもったいないから。
・カレンダー
12/5の忘年会が最終です。確実に吉野までお願いします。
・12/5 忘年会 斎藤常宅 18:00
○斎藤常、吉野、小林、増渕、君島、小川琢、倉俣、津久井、稲葉、松岡、横山、植木
1人1品 + 飲み物 持参でお願いします。
参加したい方は斎藤常さんまで連絡ください。
・次回の例会は12/5の忘年会の前に行います。17:00スタート予定です。
・学習会 予報支援図と高層天気図について学習しました。
簡単な予報ができて有効だと思います。
・次回の学習会は12/17 「雪崩について」担当:松岡
■■山行報告(09年11月18日号)■■
■白倉山(1460.0m)・読図山行・その他
《山行日》09/11/15(日)
《参加者》稲葉、岸、野中、君島、津久井、横山、花塚、植木、梅田(花塚友人)
《日程》岳友会本部8:05/8:15--尾頭トンネル上三寄側P 8:55/9:30〜1185p上11:35〜白倉山12:30〜昼食12:40/13:35
〜尾頭峠15:35〜尾頭トンネル上三寄側P16:15/16:30--岳友会本部17:30
《概要》地形図と実際の地形を合わせ、現在地を確認するなどした。
《内容》トンネルに着くと5℃。寒い。自己紹介の後、現在地確認ということで、現在地と地形図の向きを合わせる。
しかし電線か何かの影響で磁針が相当狂う。そして出発。初めの沢を渡り尾根に取り付くと結構急だ。みんな頑張っ
て登る。途中旧街道を渡る。尾根が緩くなると1185Pからの尾根に乗った。白倉山の方向を確かめそっちに進む。頂
上から南に下り、少し広い所で大休止。左の日留賀岳が大きい。
そこから尾頭峠まではトップを交代しながら笹の中を進む。峠からは巡視路をポコポコと下る。充実した講習に
なった。
■男体山(2484.2m)
《山行日》09/11/7
《参加者》倉俣ズ 小川 横山 増渕 荒牧(増渕友人)(報告:小川、時間:増渕)
《日程》岳友事務所6:00--志津登山口8:15/8:30〜五合目9:30〜八合目10:30〜山頂11:20/12:20〜志津登山口14:00/14:30
--温泉--岳友事務所18:00
《要約》初めての男体山、景色よし、天気よし、足元・・・・
《内容》増渕さんが男体山へ行く、ということでそれに便乗した。大田原で一旦集合し、事務所へ行き出発。朝霧の
中を日光へとひた走る。近づく日光の山並み、晴天の下、先日の雪影もなく、気持ちの良い山行になる予感がした。
戦場ヶ原へ入り、赤沼の駐車場でトイレ休憩をする。霜を全身にまとったカラマツ林が綺麗だ。志津小屋登山口の駐
車場にはすでに何台かいた。準備を整えていざ出発。登山道の脇には雪がまだ残っていた。少し標高を上げると、脇
ではなくてまさに足元にも雪が残っている。ところどころ、凍っている。五合目で小休止。しっかとり雪道、踏み固
められて圧雪状態だ。滑りながらもなんとか登っていく。途中、アイゼンをつけた登山客に追い越される。ザックザ
ックと力強い足音が響いた。稜線を歩き、山頂へ。少し雲があるが、景色は良い。遠くの山並みまでしっかりと見え
た。昼食後、下山開始。登山道の状態が心配されたが、気温が上がりかなり融けていた。増渕さんと駆けるように登
山道を下り、志津小屋へ。後は温泉に入ってのんびり疲れを癒した。
■岩登り基礎技術講習会・岩登り(追加)
《講習内容》(報告:花塚)
・支点を作る。
・自己確保は必ずメインロープをマスト結びで取る。
・道具はできるだけシンプルにする。
・エイト環は安全環付カラビナとセットで使用する。
・ロープは色違いで使う。
・懸垂はロープを結び、末端も結ぶ。末端はロープ径の10倍くらい出す。
・懸垂の時は下の地面にロープが届いていることを確認する。
平成21年11月4日(水) 11月第1回例会報告
◆◆例会報告(09年11月04日)◆◆
《参加者》小林、吉野、増渕、君島、倉俣、小川琢、花塚、横山、植木、津久井、斎藤常、稲葉昌(12名参加)
○会長から
・11/3 笹刈りできず。。。
小林、吉野、増渕、斎藤俊、松岡、花塚、本間ズ、柳田、植木、溜口、宮内
笹刈りはできませんでしたが、八海山まで雪の感触を楽しみました。
そしてその後、楽しみました。皆さんごちそうさまでした。
・カレンダー
11/18の例会までにご用意ください。
・12/5 忘年会 斎藤常宅 18:00
○斎藤常、吉野、小林、増渕、君島、小川琢、倉俣、
津久井、稲葉、横山、植木
1人1品 + 飲み物 持参でお願いします。
参加したい方は斎藤常さんまで連絡ください。
■■山行報告(09年11月4日号)■■
■鶏頂山・釈迦が岳・一般
《月日》09/10/31
《参加者》小林、関、会津の山仲間4人
《日程》矢板7:00--鶏頂山登山口8:55〜弁天沼10:10〜稜線10:43〜鶏頂山11:05/11:20〜釈迦が岳12:36,13:05
〜弁天沼14:11〜登山口14:57
《報告》会津の仲間と鶏頂山赤い鳥居待ち合わせ少し遅れてしまったが、9時前には出発。駐車場には10台ほどの
車、他県ナンバーが多い。天気快晴で汗が出てきた。期待した唐松の葉は殆ど落ちてしまい登山道に堆積して感触
すこぶる良い。スキー場跡地はススキの穂が風になびき気分最高である。弁天沼からまず!鶏頂山を目指して登る。
お助け水場の水も勢い良く流れていた。笹刈りは済んでいるので足場の悪い道もそれほど苦にならない。稜線でや
っと待望の釈迦が岳、中岳、西平岳に出会う。鶏頂山の最後の登りは土が崩れて一番の難所となっているようだ。
トラロープが張り巡らされて邪魔なくらいだった。鶏頂山は久しぶりなので、神社がこんなに綺麗なのに驚いてし
まった。甘党の私の為に皆さん!ザックの中は饅頭ばかり・・・・嬉しい悲鳴でした。釈迦が岳には稜線伝いに一
度下ってから、御岳山を登って、明神の分岐(ハンターマウンテンスキー場へ)を過ぎて、最後の急斜面を登ると
八方ヶ原からの登山道と合流して釈迦が岳1795mに到着する。山頂には20人ほどが居て、その中の一人がハーモニ
カ演奏をしてくれました。お昼を食べているうちに殆ど登山者が下山して山頂は静かになりました。チョッとガス
が出てきたので我々も重い腰をあげました。下りは人が変わったように順調に、弁天沼で一本立てたきりで登山口
に無事到着しました。帰りの日塩もみじラインは、西日がもみじを一層浮き立たせ見事な紅葉見物が出来ました。
■有明山・一般
《山行日》09/10/25(日)
《参加者》倉俣(報告倉俣)
《日程》前夜宿泊地--有明荘裏登山口7:00〜1890m付近8:30〜有明山北岳9:18〜有明山中岳9:28/9:33〜有明山南岳9:43
/10:20〜展望箇所11:21〜有明荘裏登山口12:05
《要約》静かにして急登の山
《本文》有明荘裏の駐車場から登り始める、三段の滝分岐より、急登が始まる、これ程の急登は、なかなかお目に
かかるものではない。確認してきたつもりであったが、なかなかだ。手も使いながらぐいぐい登る。途中、樹林の
間から大天井・常念稜線が見える。2600mより上は、既に雪化粧している。紅葉は、上部へゆくほど終わりかけで
落ち葉を友に一人行く。誰にも合わない。
傾斜が緩くなった頃に有明山北岳に到着した。誰もいない。先の中岳・南岳へ行くも誰もいない。静かでなんか不
思議な感じだ。山頂に一人は、なかなか経験できない。
南岳山頂でゆっくりした後に下山についた。八合目下部で始めて人に出会う。お互いにびっくり(熊か?)!その後、
あっと言う間に登山口に到着した。有明荘で汗を流した後、中房川渓谷の紅葉を満喫しながら帰路についた。晩秋
の信州の静かな山を楽しんだ。
■岩登り基礎技術講習会・その他
《山行日》09/10/25(日)
《参加者》花塚、植木
《日程》矢板7:00--古賀志山8:00/16:00--矢板17:00
《概要》充実した講習だった。
《内容》昨年同様、座学2回の後の実技講習会。A 岩場の通過・B 岩登りの基礎・Cつるべの基礎で行われた。各コ
ースとも充実した内容だった。私の参加したAは、・簡易ハーネス・結び3つ(ダブルフィギュアエイト、クローブ
ヒッチ、マッシャー)・フィックスの張り方(中間支点と最後の支点)・フィックスの通過・肩がらみ懸垂を実施した。
講師の柴田さんをはじめアシスタントの方にお世話になりました。ありがとうございました。
■高原山・トレイルラン
《山行日》09/10/24(土)晴
《参加者》斎藤俊+3名
《日程》県民の森10:00〜ミツモチ10:50/11:00〜大間々〜八海山11:50/12:00〜釈迦ヶ岳12:40/13:00〜剣ヶ峰13:30
〜大入道14:00〜小間々14:30〜大間々15:00〜ミツモチ〜県民の森16:00
《本文》今回は東京からトレイルラン仲間達が来るということで、私が一番好きなトレイルを走れる高原山を紹介。
県民の森からの登りの間に目にする紅葉に癒されながらミツモチを目指す。気温が低いせいかなかなか汗が出ない。
ペースが遅いのかなと思いきやミツモチ到着までは50分。結構速い。ミツモチから大間々までのやしおコースはフ
カフカの落ち葉トレイル。皆で「極上トレイル」と沸き上がる。いろんな話をしながら大間々、八海山、釈迦ヶ岳
まであっという間に登り切った。
釈迦ヶ岳山頂には20名以上の登山客が昼食を取っていた。これだけの人数を見るのは初めて。それだけいい時期
なんですね。明神岳まで足を伸ばす予定だったが遅くなりそうなのでここは省略し、大入道への下山コースへ。剣
ヶ峰から大入道のトレイルは何度走っても気持ちがいい。東京から来た仲間も大絶賛。「今日、この時間がこのま
ま終わらなければいい」メンバー皆でそんなことを話しながら日が暮れてきた山を下山。紅葉もきれいな高原山を
堪能出来たトレランでした。
■ミツモチ・八海山神社・一般
《山行日》09/10/18(日)
《参加者》松岡ズ
《天候》午前中快晴、午後ちょっと曇ってパラパラ降る。
《日程》宇都宮6:30==大間々7:30/8:00--ミツモチ山9:50/10:00--八海山12:00/12:40--大間々13:30==宇都宮
《概要》かみさんが犬に喰われたのが回復して来たのでリハビリ山行にお付き合い紅葉狩りとあわよくばキノコ採り。
《内容》駐車場につくと半分以上は空いている。穴場なり。ミツモチ山へ行ったことが無いのでまず山腹トラバー
スのやしおコースをきのこ目にしてゆく。かみさんは犬を背負って路を行く。倒木を探して上がったり下がったり
するがムキタケ10本ヌメリスギタケモドキが5,6本。紅葉は見頃、黄色が多い。ミツモチまでにすれ違ったのがたっ
た二組。東京から来たと言うナイスミドルのご夫婦が何か良いもの採れましたかと私の腰の袋を覗くので自慢気に
これはムキタケと言いますとわざわざ取り出してみせる。ちょっと感心した風をしたあとこの路でお会いしたのは
お二人が始めてです静かで良いですねと言って去った。砂利道へ出て釈迦ヶ岳に向かうと急に人通りが多くなる。
八海山でラーメンを茹でて食べたら今日はここまででという気になって帰って来る。駐車場に戻ると車が道路の方
まで溢れていた。
■会津駒ヶ岳(2133m)・登山教室
《山行日》10月18日(日)天候 晴れ
《参加者》一般参加者 21名 会員11名 吉野、君島、久保、野中、溜口、増渕、岸、佐藤、倉俣、横山、齋藤(常)
《日程》矢板発5:00 桧枝岐スキー場7:30 登山開始8:00 林道終点8:45 水場10:00 駒の小屋11:30 下山開始13:00
林道終点15:00 桧枝岐スキー場15:30 矢板着19:00
《概要》夏の参加者9名と新規募集した12名計21名の一般参加者の登山教室となった。
《本文》夏の参加者の体力度は想定できたが、新規参加者は体力度の想像がつかず、不安があったが全員、駒の小
屋まで登ることが出来た。21名を3班編成とし、疲労度にあわせて水場付近で班替えを想定したが、当初の班通
りの行動となり、山頂往服の班もあった。途中、水場付近からバテ気味の参加者のリュックを会員が背負うことも
あったが、疲労が足にはきておらず一緒に行動し、駒の小屋まで全員登ることが出来た。天候に恵まれ、紅葉も見
ごろだったことから、ほぼ満足のいく登山教室でした。会員の皆様、お世話になりました。(つねえい)
■信越五岳トレイルランニングレース
《山行日》09/09/22(火)
《参加者》斎藤俊
《概要》日本初となる本格山岳100kmトレイルランニングレースに挑戦
《内容》素晴らしいコースで信越の初秋を満喫出来たそんな信越五岳トレイルレース。自分の中ではトップクラス
の大会でした。レースは5:30スタート。今回は豊富なエイドもあるのでザックはいらないかなと思ったけど、一応
背負ってスタート位置につきました。風はやや強く、ちょっと雨も降っていたかな。そんな中、熱い 「旅」がス
タート。
前半抑えないと。頭では分かっているが、レースとなるとついついスピードが出てしまう。斑尾山頂までの登り
は飛ばしていると自分でも感じましたコーストップから見えた野尻湖に妙高山と黒姫山の展望、いきなりの絶景に
脚が止まりました。斑尾の下りの気持ちいいこと。でもまだまだ序盤、抑えないと。2A(23.9km)2'33"41。
ちょっと飛ばしすぎかな。ここからは更に意識的に抑える。でも気持ちいいトレイルの連続にまたもついつい。気
持ちいい下りを過ぎて3A(38.5km) 4'22"36。ここからは川沿いのコース。なかなか景色が変わらないここではウ
ルトラマラソンって感じがたっぷり。川沿いのコースに飽きた感じがしたら今度は満開の蕎麦畑の中。たまりませ
んね、こんな真ん中を走れるなんて。今回レースで背負っている水分は、いつもの水ではなくエイドでいただいた
ムサシのクエン酸水。ずっとそれを飲んでいたせいか味にも飽きてきた。4A(52km) 6'10"41ここの笹寿司、おい
しくいただきました。水分は飽きているのにまたムサシのクエン酸水を補給してしまった。
疲れが出始めてきた後半、目の前に現れた一面のコスモス。思わず声をあげてしまうような景色に癒されました。
ここからの先のダラダラした上りでは他のランナー一緒に話に交ぜてもらいながらパワーウォーク。初めて話した
のに何だか前から知っていたかのようで楽しかった。明るいランナー達にパワーを頂いたものの何故か体がだるく
感じ始める。胃がムカムカし出し、気持ち悪くなってきた。水分をと思ったが持っているのはあの飽き飽きしたク
エン酸の液体。多分、空腹にクエン酸水ばかり補給していたせいかレース中はなったことのない胃痛が始まった。
念のために持っていた胃薬を飲んだが利いてくれない。牛のいた牧場脇のコースで女子2位にあっさり抜かれ何と
か5A到着。5A(66.1km) 8'45"20
ここからが本チャンと意識していた地点であろうことか既にフラフラ。シューズでも替えると気分転換になるか
とシューズと靴下を替え、無理矢理スープを胃に流し込む。ここで止めようかとも考えたが目の前におもしろそう
な階段が見えたので進んでみる。まるで宇都宮にある水道山の急階段。いい感じで登り切った後には水力発電脇の
急勾配。ここ登るの?マジ?ここら辺からすっかり疲れ切ってもう脚が前に出なくなってくる。胃はムカムカし食
欲はなく、頭痛もする。あまりにも頭が痛いのでずっと被っていたキャップを外しフラフラしながら歩いたり、走
ったり…。この辺で目標のタイムとかすっかり頭から消えました。ゴールまでたどり着くのか…。6A(81.3km)
12'14"31
ここのエイドではスープやバナナ、無理にいっぱい胃に詰め込み一緒に胃薬を3倍飲み込んだ。戸隠神社ではペ
ーサーを付けたランナーに抜かれる。初めて見るペーサーは羨ましくも感じる。しかし地元の方々の応援もすごい。
そういうサポートに支えられながら一歩一歩前へ。だんだん夕暮れ時になり、もう走れないのではと思いながら脚
を進める。7A通過後からの登りからヘッデンライトラン。6A過ぎに食べたのが体にめぐってきたのかちょっと体調
も良くなってきた。最後のエイド8A到着。8A(89.7km)12'51"11
食欲もいつも通りに戻り、戸隠蕎麦を2杯頂く。大分元気が出た。多分いけそうな気になってきた。あと10km、
標高1,840mの飯綱山を越えればゴールだ。しかしこの登りハンパないキツさ。これまでのコースが全部吹っ飛ぶぐ
らいの厳しい登山道でした。真っ暗の中、一体何処まで登りが続くのかってぐらい延々と登った感じ。時折吹く風
とガスが冷たくて気持ちいい。やっとの思いで山頂到着。これまでもそうだったがスタッフがこんなことろでもサ
ポートしてくれていました、感謝!山頂まできたものの、この先の急斜面の下り。ひとりではとても不安で下れな
いので前のランナーに付いていく。前をいく2人の後に付いていきながら話に加わる。いろんな話をしながらゆっ
くり下山。下にはゴールらしい明かりが見える。林道に出てからラスト2km。下りをリードしてくれたもう1人
のランナーにお礼を言い、あるエネルギー全部使って走る。途中の暗闇で 「よくここまで来ました、おめでとう」
とレースプロデューサーの方がいた。今回レース始めからあちこちで励ましてくれた石川さん、本当にありがとう!
ようやくゴールらしいものがハッキリ見えた。ずっとサポートしてくれた妻を見つけ、最後は一緒にゴール。
ゴール出来てよかった。先にゴールし倒れ込んでいたランナーと握手。ずっと抜いたり抜かれたりしていたラン
ナー達とも握手しながらゴールの喜びを分かち合った。ゴールタイムは時計を止めてなかったのでよく分かりませ
ん。時間はすっかり暗くなった21時前。15時間以上走ったゴールにはもう順位とかタイムとかそういうのではない
感動がそこにはありました。
■朝日連峰縦走・一般
《山行日》09/09/20(日)〜22(火)
《参加者》吉野、斎藤常、近藤、野中、君島、倉俣、岸、増渕、稲葉昌(報告稲葉、時間増渕)
《日程》・9/19(土)岳友会事務所18:15--西那須野IC==西川IC--西川のテン場22:00
・9/20(日)テン場4:30--古寺鉱泉5:45(大井沢へ1台回送)/7:00〜ハナヌキ峰分岐9:00〜古寺山10:00
〜小朝日岳トラバース12:30〜銀玉水14:00〜大朝日小屋14:30(テント設営後大朝日岳往復)
・9/21(月)大朝日小屋(テント)4:45〜金玉水5:00/5:20〜西朝日岳7:00〜竜門山8:00〜寒江山9:45〜狐穴小屋10:15
/11:00〜天狗角力取山16:45〜天狗角力取小屋17:00(小屋泊)
・9/22(火)天狗角力取小屋6:00〜障子ヶ岳7:35〜紫ナデ8:30〜大井沢登山口11:00/12:30(古寺鉱泉より車回送含む)
--大井沢温泉--会津坂下--矢板
《概要》人は多かったけど、天気に恵まれ、充実した3日間でした。
《本文》・09/20(日)古寺鉱泉入口の駐車場は満車に近く、路駐も多数あり。車1台を下山場所(南俣出合)に回送し
てから出発。連休のため、登山者が多い。途中、適当な間隔で水場があり、水分を補給しながら登る。古寺山から
上は眺めが良く気持ちよく登れる。小朝日岳は巻き道を通過した。予想通り小屋は満杯。小屋前にテントを何とか
張って、大朝日岳を往復した。
・09/21(月)薄暗いうちにヘッデンをつけて出発。明るくなるにつれて周囲が見渡せるようになったが、目指す天
狗角力山ははるかに遠い。久し振りに10時間を越える行動時間となったが、途中、竜門小屋と狐穴小屋で十分休み、
行動中もこまめに水と栄養の補給を心掛け、全員無事に到着。小屋は窮屈ではなかったが、夜遅くまで賑わってい
た。
・09/22(火)朝から雲って、風もややある。寄り道をして障子ヶ岳に上ったが、頂上あたりからポツリポツリ。そ
の後、下山中は断続的に降り続く。途中、登り返しがあったり、ロープを張った急坂があったりと、思ったより時
間がかかる。下山後は、車を回収し、温泉→会津坂下コースで帰宅した。
平成21年10月21日(水) 10月第2回例会報告
《参加者》小林、吉野、久保、溜口、近藤、野中、津久井、松岡、横山、花塚、植木(11名)
■■山行報告(09年10月21日号)■■
■天野和明さんの講演会・その他
《山行日》09/10/18
《参加者》稲葉、植木、他55名
《本文》今年ピオレドールとアジア・ピオレドールを受賞した天野さんがスパンティークのゴールデンピラーを
登攀した時の話を中心にうかがった。なかなか聞けない話となかなか見られない写真に興奮した。天野さんはや
せていた。
■釈迦ヶ岳・一般
《山行日》2009/10/17
《参加者》溜口一之
《日程》自宅6:10--西平登山口6:20/6:30〜西平岳9:35/9:40〜中岳10:15/10:20〜釈迦ヶ岳山頂11:00/11:15
〜釈迦ヶ岳林道14:00〜西平登山口14:20
《本文》天気予報は、あまり良くなかったが、久しぶりに釈迦岳に登ることにした。
予報通り曇り空だ。それでも何とか、まわりの紅葉は楽しめる。相変わらずの急登だ、じっくりと登る。西平山頂
付近でガスが濃くなり雨交じりになる。雨具を付けるほどではない。山頂で、ちょっと休憩、中岳に向かった。ガ
スが濃く足下だけしか見えない。途中、雨が強くなる、カッパを着る。中岳を越し、釈迦ヶ岳の山頂に着く。ガス
で何も見えず。10分ほど山頂にいたが、変化がないので下山する。下山途中昼食とした。登山道の真ん中で昼食を
したが、誰も通らなかった。分岐まで行くと、林道への道は、獣道のようになっている、ラクラク道を歩く、この
道も途中の分岐から、林道までの道は手入れされていなく、獣道のようになっている。仕方なく林道に向かう。
林道は、あれ放題、道のかたちはほとんど残っていない。車に戻り、帰路につく。
■北温泉〜三本槍岳・一般
《山行日》09/10/11
《参加者》君島
《日程》自宅6:00--北温泉駐車場7:00/7:30〜赤面山分岐点9:50〜清水平分岐10:20〜三本槍ヶ岳前の窪地10:35
〜北温泉駐車場13:00
《概要》強風とガスと寒さに難儀する。
《内容》北温泉駐車場は既に満車。手前の温泉旅館跡前の空き地に駐車。風が強いが天気は良い。マウントジーン
ズ分岐まで静かな一人の山旅。分岐まで来ると多くの登山客。紅葉のピークは過ぎているがまだ見られる。赤面山
分岐を過ぎた尾根沿いの風は半端でない。軽量の体は前後左右に振られる。岩陰で風除けをする。三本槍岳はガス
で覆われ姿が見えない。時折、朝日岳の雄姿がガスの切れ間に見え隠れ。三本槍岳を目指して歩を進めるが、ガス
と強風で体感温度が下がり寒いので窪地で断念。寒くて歩き続ける。赤面山分岐手前の岩陰で休憩。ビールを飲む
気力も出ずコーヒーで我慢して下山開始。下山途中で女性3人を含む5人のパーティーに出会う(12:30)。風が強い
ので飛ばされないようにと告げる。北湯の露天風呂には数人が入浴している。羨ましいやね〜。下は天気が良い。
道路は一方通行でした。
■白笹山・南月山・一般
《山行日》09/10/11
《参加者》横山
《日程》自宅6:00--沼原7:00/7:15〜白笹山8:30〜南月山9:00/9:15〜日の出平9:30〜沼原11:00--塩原--自宅14:00
《概要》景色は良いが風が強かった。
《内容》天気が良いので、以前から行ってみたかった沼原からの山登りへ。単独の初コースだが、適度に登山者が
いて安心する。白笹山へは思ったほど急登でもなく到着。休憩もそこそこに南月山へ。紅葉の景色が素晴らしい。
南月山はかなり寒い。日の出平へ向かうが、強風で女性登山者は座り込んでしまうほどだ。姥ヶ平へ行こうかと悩
んだが、予定通り日の出平を西に進み、沼原へ降りる。駐車場は満杯。塩原で汗を流して帰った。
■中御所沢・西東横沢・沢登り
《山行日》09/10/11(日)〜10/12(月)
《参加者》弘田、植木
《日程》・10/10(土)矢板15:00--真岡16:10/16:20--桐生太田I.C.==駒ヶ根I.C.--菅の台P 21:10(泊)
・10/11(日)菅の台バスターミナル5:00/5:50/6:50…しらび平7:35/7:50〜日暮の滝8:15〜8mCS石落ち右巻き8:40/8:55
〜10m滝左巻き10:45〜3段15m滝右巻き10:55〜二俣11:25〜10m滝左巻き11:50〜気持ちい滝の連続!!
〜ヌメリ滝12:45〜千畳敷13:45〜ロープウェイ駅14:05/15:50〜しらび平〜横沢BS16:20(泊)
・10/12(月)横沢BS5:00/7:00〜二俣7:15〜30m滝上8:15〜二俣9:15〜小滝ナメ滝連続〜奥の二俣10:10〜新道11:05
〜下降点11:35〜二俣13:05〜BP14:20/14:45〜しらび平14:55/15:15〜菅の台BT15:45/16:15--すき屋
--駒ヶ根I.C.16:45==桐生太田I.C.--佐野藤岡I.C.==真岡I.C.--真岡21:40--矢板22:45
《概要》快晴・いい滝・いい紅葉、そして最高のつめ
《内容》・10/11(日)お月夜が明けると快晴。トイレに行くと100人以上が並んでいるので急いで準備する。ハーパ
ンを忘れて今回もモジモジ君。寒い中1時間半ぐらい待ってバスに乗車する。しらび平ではロープウェイの待ち時
間が2時間とのこと。テントやシュラフなどをコインロッカーにデポして、日暮の滝までの遊歩道を歩いて準備す
る。登りだすと岩が冷たい。ギャラリーに拍手をいただく。左に折れたCSは右を小さく巻くが悪い。その上は狭い
ゴルジュだが快適に登れる。ロープウェイが頭上を通過する下を紅葉を見ながら登っていく。登れるナメ滝が連続
していて気持ちいい。3段15m滝は左岸の支流を登り左にトラバース。お助けを出してもらう。10m滝は右岸のルン
ゼを登り右の段をキャメロットをかまして突破し小さく巻けた。すると素敵な滝の連続、気持ちよく登れる。奥の
二俣を右に行くと小滝が続き、ぽこっと千畳敷カールに出て宝剣山がドバーンと広がる。何という素晴らしいつめ!
氷が残る流れを歩いて登山道に出ると人・人・人。ロープウェイ駅で2時間待ち!モルトで体を温める。無事下山
後はロッカー(6℃)の荷物を回収し西横沢に向かう。2つ目堰堤の上に気持ちいいテン場発見、幕とする。薪は大量
にあり今回もビッグファイヤー、大吟醸がはかいく。19:00前に寝てしまう。
・10/12(月)5:00起床。月が頭上にあり明るい。ゆうべのおきが残っており朝から焚火。しかし、腰が痛くなって
しまう。朝ご飯を食べているうちになんとか歩けるようになったので、様子を見ながら出かけることにする。出発
してすぐに二俣。右の東横沢には20mの大滝がかかっている。帰りはあの滝を下れるのか?左の西横沢に入る。
この沢はガイドブックに載っているほどメジャーな沢だそうだ。石がのっているナメ状をしばらく行く。すると
ドドーンと30m滝。左のスラブ状を登る。その上は二俣になっている多段20mナメ滝。ここからも気持ちいい滝が連
続する。小滝とゴーロが交互に出てくると水が枯れる。そこからほどなく登山道に合流する。思ったよりはひどく
ない道で東横沢に出られる。東横沢を登ったとしたらこの道は見つからないだろう。初めの滝は左岸を巻くが悪い。
そのあとは何とかクライムダウンできる滝でよかった。紅葉と滝を振り返りながら楽しむ。出合の20m滝も左岸気
味をクライムダウンできた。BSに戻り焚火に着火、片づけをしてバスの人となる。上信越道で20kmの渋滞にはまり
ながら帰る。今回の沢は登れる滝、快晴、紅葉という最高の部類だった。
■森林フェスタinたかはら・その他
《月日》09/10/10
《参加者》吉野、植木、斎藤常、久保、野中、溜口、関、本間ズ、小林
《概要》森林関係のお祭り
《報告》開会式の後、レンゲツツジの植樹をしてから、山の駅たかはら主催のハイキング「滝コース」「八方湖コ
ース」に分かれて歩く、滝コース28名、八方湖18名参加。八方湖コースは時計回りにストーンサークル、展望台を
経由して、色づき始めた八方湖をぐるりと湖岸を歩いて周回コースに戻り冒険コースに入って山の駅に到着。
滝コースは桜沢を下って雷霆の滝、咆哮霹靂の滝、スッカン沢沿いに雄飛の滝、仁三郎の滝、素簾の滝を眺めて
スッカン沢の駐車場まで3時間のコースを歩いた。お昼は矢板牛のバーベキューを囲んでの楽しい食事。アレヨア
レヨと言う間に雨が降り出し、大騒ぎ。矢板岳友会の猛者は雨などなんのその綺麗にバーベキューを平らげた。
■槍ヶ岳(3180m)・一般
《山行日》10/9〜12
・写真は山岳写真館A8をご覧下さい。
《参加者》阿久津、小関、梅田、花塚 (報告 花塚)
《日程》・10/9 矢板20:30-- == 新穂高2:40 車で仮眠
・10/10 駐車場出7:20〜白出沢出合8:10〜滝谷出合10:00〜槍平小屋11:00〜南岳小屋15:35
・10/11 南岳小屋出発8:30〜南岳8:40〜中岳10:15〜大喰岳11:15〜槍ヶ岳11:35〜千丈沢乗越分岐13:40
〜槍平小屋15:50(テント設営)
・10/12 テント場出発7:10〜奥丸山(2440m)8:30〜テント場出発10:30〜駐車場14:00--==矢板着24:00
《概要》360度の展望を満喫する。
《本文》・10/10 出発する時の天気は晴れていたが、槍平小屋で休憩をとっていると、あられのようなものが降
ってきた。ひたすら西尾根を登る。森林限界のあたりからミゾレが雪に変わった。滑らないように気をつけて登る。
今日は寒さと疲労の為に南岳小屋に泊まる。
・10/11 昨日の雪の為に予定を変更して槍ヶ岳に登る。朝から天気もよく、周りの山が良く見えた。前に槍ヶ岳に
登った時は雨で、何も見えなかったから、あまり感動もなかったです。でも、今回は360度の展望を楽しめて嬉し
かったです。そして、もやの中に浮かぶ小槍も感動です。今日はテント泊をするが、夜が長くて困ってしまう。
・10/12 今日も天気が良かったので、テント場の前の奥丸山2440mに登る。今回はおまけで登った山からの眺めが
最高です。そして自分達が昨日、歩いた所が見えて嬉しかったです。
■筑波山・一般
《山行日》09/09/12
《参加者》岸ズ
2009/10/23 山行報告
■朝日連峰縦走・一般
《山行日》09/09/20(日)〜22(火)
《参加者》吉野、斎藤常、近藤、野中、君島、倉俣、岸、増渕、稲葉昌(報告)
《日程》
・09/19(土):事務所--途中テントで仮眠
・09/20(日)晴:--古寺鉱泉入口(駐車)〜古寺山〜大朝日小屋〜大朝日岳往復〜大朝日小屋(幕営)
・09/21(月)晴:大朝日小屋〜西朝日岳〜竜門山〜寒江山〜三方境〜二ツ石山〜天狗角力山〜天狗山荘(小屋泊)
・09/22(火)曇のち雨:天狗小屋〜障子ヶ岳〜紫ナデ〜南俣出合--事務所
《要約》人は多かったけど、天気に恵まれ、充実した3日間でした。
《本文》
・09/20(日)古寺鉱泉入口の駐車場は満車に近く、路駐も多数あり。車一台を下山場所(南俣出合)に回送してから
出発。連休のため、登山者が多い。途中、適当な間隔で水場があり、水分を補給しながら登る。古寺山から上
は眺めが良く気持ちよく登れる。小朝日岳は巻き道を通過した。予想通り小屋は満杯。小屋前にテントを何とか
張って、大朝日岳を往復した。
・09/21(月)薄暗いうちにヘッデンをつけて出発。明るくなるにつれて周囲が見渡せるようになったが、目指す天
狗角力山ははるかに遠い。久し振りに10時間を越える行動時間となったが、途中、竜門小屋と狐穴小屋で十分
休み、行動中もこまめに水と栄養の補給を心掛け、全員無事に到着。小屋は窮屈ではなかったが、夜遅くまで賑
わっていた。
・09/22(火)朝から雲って、風もややある。寄り道をして障子ヶ岳に上ったが、頂上あたりからポツリポツリ。
その後、下山中は断続的に降り続く。途中、登り返しがあったり、ロープを張った急坂があったりと、思ったよ
り時間がかかる。
下山後は、車を回収し、温泉→会津坂下コースで帰宅した。
平成21年10月7日(水) 10月第1回例会報告
《参加者》小林、吉野、斎藤常、久保、倉俣、横山、植木。(7名)
■■山行報告(09年10月7日号)■■
■女峰山・一般
《山行日》09/10/4(日)
《参加者》倉俣ズ(報告倉俣)
《日程》自宅6:00--志津乗越8:00/8:17〜登山道分岐9:04〜唐沢小屋10:27〜女峰山山頂11:16/11:45〜
帝釈山12:10/12:50〜富士見峠13:26〜志津乗越15:19--自宅
《要約》静かな山
《本文》明るくなってから自宅を出発、いろは坂は、多少車が多い程度で順調に通過できました。8時前だと言う
のに竜頭の滝Pは、既に満車、滝上の橋は自称カメラマンで一杯であり、中禅寺湖周辺の人気を再認識させられ
ました。志津乗越付近のPも既に満車に近く、何とか駐車できました。ほとんどの人が男体山へ登っているよう
で女峰山への登山道はとても静かで山頂まで2Partyに会うだけでした。帝釈山へ向う途中でガスがはれ女峰山/
小真名子/大真名子/太郎が顔を見せてくれました。紅葉の中、静かな秋の山行ができました。
■姥が平・一般
《山行日》09/10/04
《参加者》小林
《日程》矢板4:50--沼原5:45/6:05〜姥が平7:54〜牛ヶ首8:59〜日の出平9:20〜姥が平分岐10:48〜沼原駐車場11:30
《概要》姥が平の紅葉は終盤!
《本文》待ちに待った晴れの予報が出たので、早起きして沼原に出かけました。駐車場も10台ほどで空いていまし
た。空は厚い雲に覆われてガスが漂っていたが、単独は気楽なもので駄目で元々、まずは出発。温泉道は枯葉が
埋まっていて、カサカサの音が心地よい。相前後して何パーティーも姥が平に向かっていて賑やか。熊避けの鈴
は必要ないようなのでザックの中に。例年ハッとするような景色を味わう箇所はイマイチ。三斗小屋温泉分岐か
ら期待した紅葉が見られるようになった。最後のジクザクを登りきると茶臼岳はガスの中! ひょうたん池には大
勢のカメラマンが待機して、太陽の出る瞬間をじっと待っていた。姥が平にも大勢の登山者が居たが紅葉は終盤
の状態なので諦めも早くて、早々に牛ヶ首に向かう。途中の斜面にもカメラマンが待機していたが、皆同様にカ
メラはタオルなどをかけていた。ガスの中!峰の茶屋方面からぞろぞろ登山者の列が来て牛ヶ首は大賑わいを呈
していた。最初は南月山経由、白笹山を考えていたが、一向に晴れの様子がないので日の出平から下山すること
にした。この下りは長くて嫌いな道だが、登ってくる登山者が多いのには吃驚した。途中でキノコ屋の近所のS
さん夫婦とすれ違った、登山教室で何度か顔を合わせていたようだ。
分岐から沼原に折れて麦飯坂に寄ることにした。目当ては街道跡確認ときのこである。ムキタケをゲット!荷物
が重くなりそうなので引き返す。沼原の草紅葉は見ごろでした。駐車場に戻って驚いた、車の数が物凄いのだ、
駐車場は4列縦隊。道路にも両脇駐車で1kも続いていた。
■越後・三国川・芋川(野中沢)・ジロト沢・左俣・沢登り
《山行日》09/10/4(日)
《参加者》弘田、植木
《日程》・10/3(土)矢板16:00--真岡17:10/17:30--桐生太田I.C.==六日町I.C.20:30--ジャスコ--三国川ダム下21:20(泊)
・10/4(日)三国川ダム下5:00/6:30--林道終点6:40/6:50〜左俣出合9:40〜布晒の滝下10:10/10:30〜左俣出合10:40
〜略奪点12:10/12:30〜突っ張り滝13:00〜左俣へ14:10〜稜線14:30〜展望台16:10〜雨量観測所16:35/16:40
〜林道終点17:55/18:30--六日町すき屋18:50/19:10--六日町I.C.==桐生太田I.C.--佐野藤岡I.C.==真岡I.C.
--真岡21:40/21:45--矢板22:40
《概要》スラブと藪こぎ、そして日の入りとの競争
《本文》前夜、はたはたとさんまを焼いて食べる。快適なテン場で朝はホタテを焼く。林道を行くと新たな砂防ダ
ムを造っている様子、左岸の道を行く。道は続きそうだが、ここで入渓。平凡な流れが続くが気持ちいい。ナメ
滝が出てきた。これもいい。なんだかんだでスラブの下にたどりつく。せっかくだから右俣の滝を見に行く。
これは大きい滝ですね。しばらく眺めて懸垂、左俣に入る。登ったナメの大滝100mはありそうな感じ。すさまじ
い高度感。最後のところがしょっぱい。ほどなく略奪点に着くと先行パーティーが。なんと「トマの風」とのこ
と。びっくり!!略奪点でゆっくりして登る。その後は右から巻き、ぬかさせてもらう。そしてすぐに突っ張り
の滝。右に曲がるとナメナメナメ!気持ちいいです。そして廊下状に続く。そして二俣。これは左でしょうとス
ラブを登る。稜線にたどり着くと下山に通過予定の雨量観測所がすこぶる遠い!!ここから稜線の藪こぎ。尾根
が難しく右に行きすぎ、懸垂&登り返しで戻る。やっと踏み跡らしくなって雨量観測所に。遠くても歩いていれ
ば届くと実感。しかし、日の入りまで時間がないのでそこからダッシュ。ロープをつかんで下りる。何とか明る
いうちに戻れた。素晴らしい沢だった。
■三本槍岳・一般
《山行日》09/09/26(土)
《参加者》小川
《日程》峠の茶屋6:50〜峰の茶屋7:30〜三本槍岳9:05/9:15〜峰の茶屋11:20/12:40〜峠の茶屋13:15
《要約》初の三本槍、紅葉と展望はお預け・・・
《内容》紅葉が始まっている、と増渕さんから教えてもらい、三本槍へ。天気予報では午後から晴れるらしい。
朝から雲が多いが、風があるので早く流れてくれるのでは? と期待して登り始める。風は冷たく、カッパで風
を防ぐ。峰の茶屋、朝日の肩、熊見曽根と通過するも、相変わらず雲の中のままで、風ばかりが強い。眼鏡が水
滴で曇る。たまに雲の切れ間から山肌の紅葉が見える。ようやくたどりついた三本槍岳山頂は、完全に雲の中、
展望なんてひとつもない。景色はよくないし、風は強くて寒いので、さっさと下山を開始する。朝日の肩あたり
まで戻ると、雲がどき始め、視界が開けてくる。隠居倉の紅葉が綺麗だ。峰の茶屋へ戻ると、人がたくさんいる。
朝はガラガラだったのに。人ごみにまぎれて昼食をとる。混み合っているのは茶臼岳周辺のコースのようだ。
ぞろぞろ並んで茶臼岳まで足を伸ばすのもイヤなので、剣が峰や朝日岳の紅葉を眺めながら下山した。
■那須茶臼岳・その他
《山行日》09/09/25(金)〜9/27(日)
《参加者》植木、東 他 講習生23名講師26名
《日程》・9/25(金)矢板8:00--ウィンディーなす(八幡温泉)9:00
・9/26(土)八幡温泉7:45〜大丸温泉〜峠の茶屋〜峰の茶屋〜茶臼岳〜峰の茶屋〜牛が首〜飯森温泉跡
〜スキー場〜八幡温泉17:00
・9/27(日)八幡温泉13:10--矢板14:30
《概要》勉強になった講演講義と実技と座談会
《内容》・9/25(金)大高さんの「昔の那須」の講演は良かった。また、遭難対策委員会の渡部さんの事例発表もよ
かったし、那須の天気についての講義もよかった。
・9/26(土)きょうは実技。晴天に恵まれて紅葉の中を楽しく講習できた。
・9/27(日)座談会では課題が解決できてよかった。
■甲斐駒ヶ岳黒戸尾根・一般
《山行日》09/20(日)〜22(火)
《参加者》花塚、他3名 (報告 花塚)
《日程》9/20(日)矢板出発12:00-サンカル1:00 ==竹宇駒ヶ神社20:00 幕営
9/21(月)神社出発6:10〜笹の平分岐8:00〜五合目小屋10:55〜七丈小屋12:20〜テント場12:30〜八合目14:40
〜烏帽子岩16:00〜テント場17:00 9/22(火)テント撤収13:50〜笹の分岐16:20〜竹宇駒ヶ神社17:50==宇都宮
--矢板3:00
《概要》長い尾根歩きと沢山のハシゴを楽しむ。
《本文》
20(日)は明日の登山開始の為に竹宇駒ヶ神社の駐車場に幕営する。
21(月)朝食を取り七丈小屋テント場を目指していざ出発。 今回テント泊と言う事で、リュックもかなりの重さに
なりました。それと、長い長い尾根歩きが続きました。そして沢山のハシゴの登りが待ってました。
早めにテント場に着いたのでテント設営をし食事を取る。明日に登る岩場を偵察に行く。 戻り早めの宴会をする。
皆、同年代と言う事で盛り上がりました。
22(火)朝3時に起床。目覚めと同じに気分が悪い。そんな訳で今日の岩登りは断念した。二人は計画どおり岩登
りに行く。戻り次第テント撤収をして尾白の湯に入り、帰路に着くが高速が渋滞で自宅に着いたのが、次の日の
朝になってしまった。
■飯豊・大又沢・沢登り
《山行日》09/09/20(日)〜23日(水)
《参加者》弘田、植木
《日程》・9/19(土)矢板18:00--西那須野塩原I.C.==荒川胎内I.C.--飯豊山荘22:30(泊)
・9/20(日)飯豊山荘5:00/6:00〜大又沢出合6:40/7:00〜人返しの淵8:00〜出トミズキ沢9:10
〜泳いで突破6mナメ滝12:00〜〜入りミズキ沢15:20(泊)
・9/21(月)入りミズキ沢5:00/6:45〜最大ゴルジュ7:20/7:40〜石柱8:45/9:15〜6mナメ滝9:30〜15m滝10:15/10:40
〜大岩沢11:20〜本社の沢14:00(泊)
・9/22(火)本社の沢4:00/5:50〜斜め5m6:20/6:30〜6mくぐり滝7:15/7:20〜2m2段滝7:35〜6m滝7:50/8:20
〜6mトイ状と3mCS8:30/8:40〜5mトイ状滝8:55〜両門の滝CS10m9:10/9:40〜御秘所沢9:55/10:40
〜三又10m11:25/11:45〜二俣12:10/12:45〜岩下13:00(泊)
・9/23(水)岩下5:00/7:05〜左に入る8:00〜登山道8:00〜本山小屋9:05/9:35〜本山9:45〜飯豊山荘15:10
--矢板20:00
《概要》初めての飯豊の沢。飯豊の沢は飯豊だった。
《内容》・9/20(日)大又沢の出合から河原が続く。しかしすぐにゴルジュ。胸まで浸かる。さっそく「飯豊の沢」
だ。今後も「ゴルジュ」「河原」「ゴルジュ」「河原」となる。人返しの淵にはロープがかかっており使わせて
もらう。出トミズキ沢は岩のゴロゴロで出合う。1本目の石柱が右岸に現れる。この石柱はゴルジュの存在を意
味しており、今後も石柱=ゴルジュが数回出てくる。ここは泳ぎしかない。この時期の泳ぎは結構効く。でも、
「finetrack」のウェアが有効だ。次のゴルジュは50cm滝。何とかへつって通過。のもつかの間、突破不可能の
滝に阻まれ左岸を高巻く。巻き始めがもろくモンキーで突破。大釜を持つ6mナメ滝は右岸を空荷で突破。その上
のゴルジュは右岸を歩けた。その上のゴルジュは何とかへつった。次の2m滝は突破不可能で右岸を高巻く。次の
2mも突破不可能で右岸を高巻く。次のゴルジュは泳いで突破しようと思ったが無理で右岸を高巻く。懸垂しよう
としたが足りずに足す。ギャップが大きい。懸垂後左岸にダイブ、CSを登る。その後も河原とゴルジュが繰り返
される。大岩帯になるともうすぐ入りミズキ沢。いい天場があるので今日はここまで。大焚火。
・9/21(月)今日も晴天。少し行くと門のようなゴルジュ。行けそうだが右岸のリッジを登って巻いてみると「こ
んなゴルジュ見たことない!!」高さ6m水深5mはあるかという上に1m滝、その上は右に直角に曲がり滝が続く。
その右岸の高い所に絶好の天場!ちょっと進むと「熊の足跡」!!それにドングリの食べカス、そして獣のにお
い。で、笛をピーピーと吹き出すことにする。石柱滝は右岸を巻きたいがしょっぱい。ショルダーの後、何とか
突破。大釜を持つ6mナメ滝は左岸を泳いで突破。3m滝は左岸を巻くが、ここにもまるでピーナツのかすを集めて
様な熊の痕跡が。そしてにおいも。ピーピー!!15m滝上で左岸の40m滝を見ながら小休止。太陽が暖かい。その
先の砂地にみずみずしい熊の足跡。大岩沢から上は大岩の組み合わせたような滝の連続。本社の沢に出合う。天
場を探して本社の沢に少し入ると無理な滝6m。戻って本流を見に行くも「さっきのほうがいい物件」二俣下の砂
地を整地して泊とする。今日も大きな焚火。
・9/22(火)どこまで行けるかということで早朝に出発する。そんなにきつくないだろうとは思ったのはつかの間、
斜め5m。右岸をショルダーで越すとトイ状のゴルジュ。右岸をトコトコ進む。巻きが難しそうな滝が現れる。結
局左岸を登り水流をくぐって突破!2m2段滝は弘田さんが何とか右岸をへつるが俺には無理と8時前の寒い中を早
速泳ぐ。6m滝は突破不可能巻きもずいぶん戻りそうということで右岸を何とか取り付き突破。次のトイ状を何と
か登るとすぐにCS3m。右岸をへつって突破。5mトイ状滝は俺は左岸、弘田さんは右岸を突破。次の2mCSも合わせ
て巻く。この辺はもうスラブ状。両門の滝CS10mは左岸のリッジから巻いて懸垂で戻る。次の5mCSは左岸の岩を
登り落口に抜ける。するとまた河原状になり御秘所沢の出合。今日はもう抜けられないということで焚火で蚋を
追い払う。三又右に10m。イチゴが大きくおいしい。右から登るが最後の一歩がきつい。ごぼうで何とか登る。
その先の二俣で泊としようとするが、その先のほうがいいと少し進む。早いがまきを集めてさっそく点火。いい
午後を過ごす。
・9/23(水)3:40ごろから雨がパラパラと。いったんやむが朝から連続。それでも焚火に着火してゆっくりと出発。
ほどなく源頭となる。左に入ると草もみじの草原!!ササとはい松を漕ぐと登山道に出る!ガスっているけれど
感動!飯豊の沢を達成できた!靴を履き替え小屋に行くと小屋番さんが暖かいお茶をごちそうしてくれる。うれ
しい。9℃ですもん。風が冷たくカッパを着て出発、大ー尾根を下りる。紅葉がとてもきれい。宝珠山が近付く
と大岩沢の雪渓がすごい。イヌワシも現れた。しゃべりながら下りて飯豊山荘に辿りつく。温泉にゆっくり入っ
て帰る。飯豊の沢は想像以上に飯豊の沢だった。飯豊の別の沢に行ってみたい。
■尾瀬ヶ原・一般
《山行日》09/9/17
《参加者》小林、関、本間、柳田
《日程》矢板4.00=鳩待峠6.49〜山の鼻7.45〜東電小屋10.00〜竜宮小屋10.5011.24〜山の鼻13.03〜鳩待峠14.16
《概要》尾瀬ヶ原の草紅葉
《本文》植木の山行報告を読んで、なんだか無性に尾瀬ヶ原の草紅葉が見たくて、仲間を誘って出かけてきました。
9/18から交通規制となるようなので天気予報から快晴を選んで17日に決行しました。矢板を朝 4時発にして一
路戸倉に向かう。鳩待峠が満車の時にはその旨の看板が出ていると言うことでしたが何事もなく、無事鳩待峠の
小屋前の駐車場に止めることが出来、料金2.500を払いました。(戸倉からバスに乗ると片道900円なので儲けた
気分)雲ひとつない快晴の登山日和でうきうきしながら山の鼻に向かう、日陰には霜が降りていたが寒くはない。
至仏山、燧ヶ岳を久しぶりに見て感激!リンドウの花を木道の両脇に見ながら竜宮を目指す。登山者が少ないの
で特に気分が良い。デジカメの出番で忙しい忙しい!牛首分岐から左の東電小屋を目指すことにした。紅葉が始
まっていて白樺の木と赤のバランスに酔いしれる。
ヨッピ川の吊橋を渡ると熊注意の鐘があった、数年前に登山者が襲われたことがあったのでそれなりの対策は必
要かもしれない。東電小屋で一休みしてからお昼は竜宮小屋で取ることにして歩き出す。気温が上がったので暑
い!少しくらい雲出ないかなと愚痴を言いながら草紅葉の中を進む。竜宮小屋の広場で食事をすましてから山の
鼻に戻る。途中 竜宮の名の起りの池塘を見る。昔は大型の岩魚が沢山泳いでいたが今は雑魚ばかりのようだ、
朝から見晴らし上空にはヘリが飛んでいて雑音が五月蝿い。山の鼻で十分 身体を休ませてから3kmの峠道を
登る、一日木道を歩いたせいか疲れた、最後は息を切らして鳩待峠に到着。山は快晴が最高!念願の尾瀬ヶ原楽
しませていただきました。
■那須クリーンキャンペーン・一般
《山行日》09/09/06(日)晴一時曇
《参加者》稲葉昌ズ
《日程》峠の茶屋駐車場〜峰の茶屋〜茶臼岳〜ロープウェイ山頂駅=(ロープウェイ乗車)=山麓駅〜峠の茶屋駐車場
《概要》稲葉昌報告:久し振りに茶臼岳に登りました。クリーンキャンペーン参加者で茶臼に行った人は少ないよ
うでした。一時間近く頂上にいましたが、とうとう雲は切れませんでした。
《概要》津久井報告:那須クリーンキャンペーンは とても楽しい1日でした。峠の茶屋駐車場に到着そうそう先
発隊の皆さんと会い前夜祭の余韻のお酒が体内に残って出来上がった楽しい皆さんがいました。クリーンキャン
ペーン先発隊3名松岡 津久井 横山8時出発清掃の合い間に満開のリンドウの花や景色の写真を撮り朝日岳か
ら三本槍岳頂上に着きお昼を済ませ2時半頃 駐車場に戻って来ました。松岡さん御世話になりました。
■燧ケ岳
《山行日》09/07/20(月)
《参加者》平石謙太郎 他2名
《日程》御池駐車場8:00〜熊沢田代09:20〜俎ー10:30〜柴安ー往復〜俎ー〜長英新道〜尾瀬沼ビジターセンター14:40
/15:20〜尾瀬沼山峠バス停15:50〜バス〜御池駐車場
《内容》久々に一日時間が取れたので急遽友達に連絡をとってハイキング行きをきめました。御池の駐車場につく
とすでに駐車場は飽和直前。。ギリギリ日帰りスペースにとめられた。。危なかった。。久々の山歩きというこ
ともあって、友達とゆっくり登る。汗が気持ちいい。樹林帯を抜け広沢田代に出ると風が気持ちいい。池塘とワ
タスゲがきれい。熊沢田代を経て最後の急登へ。残雪を歩き俎ーへ到着。。尾瀬沼を見下ろすと黄色い絨毯が素
晴らしい。とりあえず柴安ー往復してキスゲを楽しみに尾瀬沼に下りてみる。長い登山道だ。疲れた。尾瀬沼に
出るとキスゲが盛っていた。+ハイカーも沢山。。。ダラダラとキスゲの中を歩き沼山峠へ。充実した一日でし
た。
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