平成24年10月から平成25年3月までの山行報告(平成25年5月10日移動)
◆◆山行報告(2013年4月10日号)◆◆
《参加者》小林、吉野、齋藤常、久保、溜口、増渕、小川琢、植木。(8名参加)
■白馬乗鞍岳・山スキー
《山行日》13/03/31(日)
《参加者》倉俣、他1名(報告 倉俣)
《日程》栂池--栂池スキー場8:00--ロープウェー駅スキー場TOP8:40/8:55〜栂池自然園9:10〜天狗原10:20/10:40
〜スキー場11:50--倉下の湯--白馬--更埴I.C.==矢板I.C.--大田原18:00
《概要》風強く撤退
《内容》山小屋、いや昔の下宿アパート風の宿を出てゴンドラ、ロープウェーを乗り継ぎスキー場TOPへ、小雪が
ちらつく、曇天の中、天狗原へ向かいます。途中ガスがまくが、白馬乗鞍岳は、顔を出しています。天狗原は風強
く、時折ガスで真っ白になります。残念だが、ここで引き返すことにします。程よいザラメの中を滑降してスキー
場へ戻ります。スキー場に到着すると小雨です。八方で赤い名湯でゆっくりした後、友人とわかれ栃木に戻りまし
た。
■乗鞍岳・山スキー
《山行日》13/03/30(土)
《参加者》倉俣、他1(報告 倉俣)
《日程》大田原4:15--矢板I.C.==松本I.C.--乗鞍スキー場8:30/9:05--スキー場TOP9:40〜ツアルート5番10:35
〜位ヶ原11:20〜富士見岳稜線12:25/13:00〜位ヶ原山荘13:30/13:50〜鳥居尾根ルート〜スキー場14:45
--湯けむり館--松本--豊科--大町--栂池19:00
《概要》絶景の人気ルート
《内容》暗いうちに大田原を出発し、一路乗鞍高原へ、長野県に入っても曇り空でうん〜な感じでしたが、スキー
場に到着すると青空が広がっています。気持ちが高ぶります。友人と落合、身支度してリフトで上がります。乗鞍
岳が綺麗に見えます。スキー場TOPに到着すると沢山の山スキーヤーが準備しています、さすが人気のツアーコー
スです。幅広いツーコースを乗鞍岳を仰ぎながら登ります。途中、前穂―奥穂の吊尾根が見え、奥に槍も見えます
。位ヶ原に出ると広大な白い台地となり、雄大な乗鞍岳の風景が広がります。肩の小屋の右手に程良い斜面を見つ
け、その斜面の稜線を目指すことにします。
稜線でしばし絶景を楽しんだ後にドロップIN、硬い斜面ですが、結構楽しいです。お互いの滑降写真を撮りなが
ら、位ヶ原小屋経由の鳥居尾根コースへ向かいます。鳥居尾根コースは、樹木が密でした。乗鞍高原の白い名湯で
まったりした後、暮れなずむ常念山脈、爺、鹿島槍、五竜に続く後立山連峰を見ながら栂池に向かいました。
■会津駒ヶ岳・山スキー
《月日》13/3/30(土)
《参加者》増渕、溜口、植木
《日程》関谷道の駅6:00/6:15--テニスコートP 7:40/8:00〜アンテナ平9:40/10:00〜水場〜森林限界11:45/12:35
〜下の沢13:10〜テニスコートP 13:20/13:40--湯の花温泉14:50/16:00--那須塩原17:30
《概要》ナイスザラメを楽しんだ。
《内容》当初土日で燧ヶ岳を計画していたが、「日曜の天気が悪い」となり、会津駒ヶ岳に変更した。きょうは
午後から天気が回復するとの予報。関谷道の駅に集合すると気温が低い。檜枝岐スキー場では大会が開かれている。
すごい人出だ。テニスコートP に着くと小山田さんがいた。小山田さんより一足遅く出発。ヘアピンからの左尾根
には上がらずに途中からまっすぐつぼで上がる。先行者がありがたい。アンテナ平まで2時間弱。遅い割にはいい
感じだ。水場あたりから見る頂上はガスに巻かれているようだ。行っても仕方ないと森林限界で登高をやめてゆっ
くり準備をする。さて滑りますか。尾根を帰るのは久しぶりだ。まあまあ楽しい。振り返ると頂上がくっきりと見
える。こんな日もあるものだ。左の沢に入ると緩んだザラメがいい感じだ。そこから右に入り堰堤沢もいい感じ。
あっという間に下の沢に出た。そこから林道を下り、登山口に到着する。今日もいい山スキーだった。早いので湯
の花でまったりして帰る。明日は天気が悪いということで、せっかくなのでお山祝いをする。
■大倉山960m・山スキー
《山行日》13/3/24
《参加者》松岡ズ
《日程》宇都宮発5:00==西会津I.C7:20--安座川採石場7:50/8:20〜山頂11:45/12:30〜安座川採石場13:30--(温泉
)--西会津I.C==宇都宮17:30
《概要》晴れ、微風で暖か。飯豊展望の癒し系山行
《内容》こんな山誰も居ないと思ったら先行スノーシュー二人、しかも宇都宮ナンバー。この二人には足跡だけで
最後まで追いつけず姿を見ることは出来なかった。スノーシューは案外早いようだ。除雪終了点からスキーで林道
を川沿いに少し歩く。橋を渡って杉林を登って林道をショートカットする。ゆるゆる登って行くと直にナラの明る
い林になり右手に飯豊連峰が木の間越しに見える。雪は締まって歩きやすい。昨日降った雪の上に小兎の足跡。そ
のままのペースで山頂へ。好天に恵まれ展望をゆっくり楽しみ来たルートを戻る。新雪は滑らずつっかかりながら
であった静かな山旅を楽しんだ。
【温泉】西会津温泉ロータス(400円)
■鏡山1338m(西会津)・山スキー
《山行日》13/3/20(水・祝)
《参加者》松岡、渡辺
《日程》宇都宮5:35=西会津IC8:00-弥平四郎8:50/9:20〜800m11:30〜900m12:30〜1000m13:05〜主稜線1100m13:25m
〜1150m13:30m〜飯豊天望13:40/14:00〜下山16:00/16:20−温泉ロータスイン−西会津IC=宇都宮20:30
《概要》飯豊連峰の展望台、鏡山へ
《内容》弥平四郎の部落から尾根を使って山スキーで登る。弥平四郎の部落はまだ深い雪に埋まっていた。
取り付きに鳥居が半分埋まっている。そこから上がって段々畑と思われる所を過ぎ間杉林に入る。尾根の雪は此処
の所の急激な暑さで大分切れてきているが何とか巻いて進む。山腹は随分雪も割れて黒い所が多くなっている。会
津の奥のこの春の感じが好きだ。何度も上り下りを繰り返す。標高900m辺り尾根も広くから歩き易くなる。藪尾根
に時間を取られ鏡山まで届きそうも無いので主稜線に上がった所で展望を楽しんで戻る。正面に大日岳が大きく聳
えている。鏡山までを見ると尾根は広そうで雪もタップリ有るのであと1時間掛ければ行けそうだ。今回は少しの
んびりし過ぎた。尾根から少しの間は気持ちよい斜面が続くが直にアップダウンの繰り返しと藪スキーに難儀しな
がらも無事に下山する。誰にも会わなかったが高い所に古い目印が有ったので入る人は居るようだ。まあ充実した
マイナーな山スキー一日だった。西会津インター近くの温泉に入って来た道を戻る。
【地形図】大日岳【天候】晴れ、曇り
【温泉】西会津健康保険温泉ロータスイン400円(西会津ICすぐ近く)
■中の大倉尾根・山スキー
《山行日》13/03/10(日)
《参加者》増渕、倉俣(報告 倉俣)
《日程》大田原6:00--マウントジーンズ那須スキー場8:00〜スキー場トップ9:00〜大倉尾根上部10:50/11:00
〜スキー場トップ11:30〜スキー場〜大田原14:00
《概要》那須はすてき
《内容》青空で気持ちが良く、素敵なザラメなのでスキー場で1本滑ってから大倉尾根へ向かいます。那須岳、朝
日岳から続く稜線がきれいです。昼ごろまで
天候がもってほしかったのですが、赤面分岐を過ぎたところであっという間に真っ白でガスの中に、風も出てきた
ので戻ります。ガスの中、沢へ入らぬ様、慎重に下ります。
下は、展望があり、せっかくなのでスキー場を滑りました。が途中よりすごい風となり、ゴンドラが止まり、吹雪
に、山の天気には、逆らえず。帰りました。
◆◆山行報告(2013年3月13日号)◆◆
参加者:小林、植木、溜口、君島、久我、田中、斎藤常、松岡、増渕、梅原、稲葉昌、吉野、近藤、津久井
倉俣、久保、野中、山岸(書記)
山行報告:今回は無し
その他:総会について
4月頃はいろいろ忙しいので、開催時期の変更を検討した。
総会は11月末の比較的、何もない時期に決定。正式な日程は、近くなったら決定します。
会 費:未納の方は早めに久保さんにお願いします。
◆◆山行報告(2013年2月20日号)◆◆
参 加 者:小林、増渕、梅原、久保、田中、溜口、山岸(報告)
山行報告:今回はなし
計 画:3/10 雪山講習会 参加希望者は植木まで連絡する事。
山岳保険:最終締め切りは次回の例会 3/13 まで。例会に来れない人は、現金書留で増渕まで。
今年は入らないという人も増渕まで連絡お願い致します。
会 費:年会費5000円
遭難対策費1000円
合わせて6000円 3/13あるいは 3/27の例会で収めてくださいますようお願い致します。
総会について:岳友会総会予定日は 4/20(土)です。お含みおきください。
◆◆山行報告(2013年1月23日号)◆◆
参加者:小林、溜口、倉俣、植木、増渕、山岸、酒井
連 絡:山岳共済について
各人の名前が入った用紙が事務所にあるので加入タイプ(主にB)と自筆での署名をお願いします。
職業A群は¥6,710、職業B群は¥7,010です。
もし継続せず中止する場合も増渕さんまで。締め切りは3/13(水)です
次回例会は2/6です
提 案:年度切り替えの時期について。笹刈り前後にしてはどうか
勉強会:雪崩について
雪崩に遭わないための心得を倉俣さんから教わりました。
私なりに覚えたことを簡単にまとめます
移動の心得
@遠回りでも安全なルートを選ぶ
A雪崩れそうな箇所はひとりずつ通過
B目視できたり声が届く適度な距離で
滑るときの心得
@ストックのストラップをしている人は外す
A重たいザックのウェストベルトは外す
Bスラフは先に落としておいてから滑る
C待機している仲間は安全な場所から滑走者を注視する
遭ってしまったら
@気づいたらすぐ大声で叫ぶ
A雪崩れの進行方向から横方向へ逃げる
B仲間は目で追う
Cザックやストック等は捨てる
D泳ぐようにして表層にとどまれるように
Eできれば手を伸ばす、雪面に出ていればみつけやすい
F手で口を覆うようにしてアイスマスク防止
また、ビーコンを使った救助のやり方を実際に仲間が一人
始まり横5m、縦20mの雪崩れに巻き込まれた設定でやってみました。
植木さんから「方法にこれって正解はないけどとにかく時間はないから
まず行動あるのみ」
救助について学んだこと
@ビーコンは受信送信をメンバー全員分出発前にチェック
Aリーダーの指示に全員がすばやく従う
B最後に見えた場所、残留物等の情報交換
C掘り出すときは呼吸確保できたらあとは一段下から階段状に
Dすぐくるむものがない場合等は雪の中のほうがマシな時も
E手足をさすったりして末端の冷えた血液を心臓に戻すのは大変危険
アバランチリスク
まだまだ勉強&経験が鳥海山100個分以上必要です
倉俣さん、植木さん、まっさん、ありがとうございました。
◆◆山行報告(2013年1月9日号)◆◆
《参加者》小林、齋藤常、増渕、津久井、岸、田中、小川琢、酒井、小浜、植木。(10名参加)
■西大巓・山スキー
《月日》12/01/05(日)
《参加者》増渕、溜口、倉俣、植木、深澤 報告 植木
《日程》那須塩原5:30--白河I.C.6:40==猪苗代I.C.--グランデコP 8:20/8:30…ゲレンデトップ9:20/9:30
〜西大巓11:20〜3本終了14:40/14:50〜ゲレンデ途中15:50〜P16:10/16:30--ほり--那須塩原19:30
《概要》今回もいい雪でした。
《内容》1月3〜4日と雪。そして高気圧がやってくるとのこと。となれば西大巓ということで出かけました。まっ
さんの友人で高畑常連の深沢さんも同行。猪苗代に近づくと雲が晴れてきました。デコのPに着くころにはまさに
ピーカン!無風快晴!まだ十分ではない樹氷を抜けて頂上に。4クワの方が早かったらしく私らの3クワグルー
プは2番手。まずは深澤さん行っちゃってください。SHIFTがいい感じでかッ飛んで行きました。それからは思い
思いのラインでボトムまで。いやー、今回もいい感じです。結局3本。最後は南西尾根を下って大トラバースで
2ゴン上に到着しました。きょうもよかったです。堀で買い出ししてお山祝いをしました。
■殿平(でんだいら)812m・一般
《山行日》12/01/01
《参加者》稲葉昌《日程》中央線初狩駅〜殿平
■能岳・一般
《山行日》12/12/31
《参加者》稲葉昌
《日程》中央線上野原駅…バス…新井バス停〜能岳〜八重山〜上野原駅
■床山・一般
《山行日》2012/12/9(日)
《参加者》松岡ズ
《日程》展望抜群で良い山でした。
■斎藤山・一般
《山行日》2012/11/21(水)
《参加者》斎藤常*3
■鳴虫山・一般
《山行日》2012/11/18(日)
《参加者》松岡ズ
■第6回秋季講演会・その他
《日時》2012/11/10(土) 16:00〜18:00
《主催》日本山岳会栃木支部ほか
《参加者》植木、稲葉昌
《演題》日光修験 三峯五禅頂(にっこうしゅげんさんぶごぜんじょう)の道
《講師》池田正夫(いけだまさお)氏
《概要》講師は、日光修験に関する古文書を手がかりに、6年間かけて約750回日光山中に入り、日光修験三峯
五禅頂の全行程を6巡した。その結果、道筋にある石造物を発見し、2009年に随想舎から『全踏査 日光修験
三峯五禅頂 の道』を刊行した。講演会終了後には、講師を囲んで懇親会が開催された。
■古賀志山清掃登山・その他
《山行日》12/11/10(土)
《参加者》吉野、斎藤常、君島、植木
《概要》子供たちと一緒に清掃登山を行った。そばをよばれたがとてもおいしかった。
■古賀志岩トレ・岩登り
《山行日》12/11/10(土)
《参加者》吉野、斎藤常、君島、植木
《概要》久しぶりに岩をさわりました。
■雲取山
《日時》2012/11/10(土)
《参加者》野中、岸、東、倉俣
■古賀志山・岳連岩登り基礎技術講習会
《日時》2012/10/14(日)・21(日)
《参加者》稲葉昌ほか
《概要》岳連の指導委員会の一員として、「縦走路における岩場の通過(縦走主体の活動を想定してのロープワー
ク)」について講習を行った。
■那須清掃登山・一般
《日時》2012/09/02(日)
《参加者》稲葉昌×2、他多数
《概要》前夜、峠の茶屋駐車場への到着は21時ごろとなってしまった。当日は、朝からの雨のため、稲葉昌×2は
中の茶屋付近で引き返した。
◆◆山行報告(2012年12月19日号)◆◆
《参加者》吉野、小林、齋藤常、溜口、増渕、梅原、倉俣、松岡、田中、酒井、植木。(11名参加)
■学習会
11月に引き続き、天気予報についてやりました。
週間予報支援図(アンサンブル)と週間予報支援図は有効ですね。
■例会の予定
1月9日、23日
2月6日、20日
みなさん、
よい年をお迎えください。
◆◆山行報告(2012年11月21日号)◆◆
《参加者》吉野、小林、増渕、梅原、田中、植木。(6名参加)
※梅原さんが戻ってきました!これからもよろしくです。
■学習会
天気予報についてやりました。
週間予報支援図(アンサンブル)と週間予報支援図は有効ですね。
◆◆山行報告(2012年11月7日号)◆◆
《参加者》吉野、小林、稲葉昌、野中、溜口、増渕、山岸、酒井、植木。(9名参加)
■隠居倉・三斗小屋・一般
《山行日》12/10/26(金)
《参加者》星ズ
■甲子旭岳・一般
《山行日》12/10/21
《参加者》松岡ズ
■岩登り基礎技術講習会・岩登り
《山行日》12/10/21
《参加者》植木 他 9+4
■妙高山・火打山 一般
《日時》2012/10/20(土)〜10/21(日)
《参加者》倉俣・野中・岸(報告 岸)
《行程》・10/19(金)事務所19:00--矢板I.C.==妙高I.C.--笹ヶ峰キャンプ場(泊)
・10/20(土)笹ヶ峰キャンプ場7:00〜富士見平〜黒沢池テンバ〜長助池分岐〜妙高山12:45/13:45
〜〜黒沢池テンバ15:30(泊)
・10/21(日)黒沢池テンバ6:45〜高谷池〜火打山8:45/9:20〜高谷池〜富士見平〜笹ヶ峰キャンプ場14:25
--池の平温泉--妙高I.C.==矢板I.C--事務所
《要約》大人の遠足は紅葉の山
《本文》朝目覚めるとテントには霜がおりていてビックリ。満天の星空でかなり冷え込んで寒かったのも納得。
おかげで快晴となり太陽が顔を出したらポカポカ陽気になり幸先の良いスタート。陽の光が漏れるブナ林、落葉の
中に見え隠れしている木道をウキウキ気分で歩き始めると火打山頂まで1/9、2/9、3/9......と表示を発見。我々
は妙高山を目指すので富士見平までは?/9などと思いながら進んでいると、今度は十二曲りに準じて1/12、2/12、
3/12......と。ここは12/12を確認して急登の終わりと思いつつも≪まだ安心はできないかも≫などと話しながら
気分的には余裕で進み、富士見平では幻の富士山を見たことにして順調に八角型ドームの黒沢池ヒュッテに到着。
早速テントを張り妙高山を目指す予定が幕営は午後からと言われガッカリするも、すぐに気を取り直してザックを
デポして妙高山へ。複式火山と言うことで大倉乗越から長助池を見ながら山腹を巻くように下る下る下る・・・長
助池分岐からは登る登る登る・・・でも大きな岩がゴロゴロあり、クサリ場ありと気は抜けないながらも変化(?)
に富んでいたので楽しんで高度をあげられた。
山頂では360度雲に隠れて残念ながら展望はなかったけど一瞬の雲の切れまをすかさず楽しむ!三角点で記念撮
影をしてから妙高大神を拝みテンバの状況を心配しながら黒沢池ヒュッテへ。ヒュッテは賑わっていたがまずまず
の場所を確保できテントを張ってホッ!その後はもちろん至福の時間の始まり。昨夜の体験を踏まえて持参してき
た物を全て身にまとう状態で寝たおかげで寒さに震えることもなく全員で爆睡。特に起床時間も決めず「明るくな
ったら起きよう」なんて言いながらシュラフに入った。この緩〜い感じがたまらなく贅沢。
本日も快晴なり!!昨夜も満天の星空だったらしい。(倉俣氏が確認。野中・岸は夢の中)朝食も美味しく済ま
せ、快適に火打山に向けて出発。振り向き振り向き妙高山の姿を楽しみながら茶臼山を通過し高谷池ヒュッテが見
えるころには素晴らしい湿原が出現。天狗の庭から望む火打山の紅葉は圧巻。雷鳥平で雷鳥目撃情報もあったが私
たちは遭遇しなかった。雷鳥に会うと天気が崩れるらしいので会わない方が良いのかも!?ハイマツの中の階段を
登り山頂へ。男性の単独登山者が「多分あれが佐渡ですよ。自分は地元の人間なんで」と声をかけてくれたので
「そうですかぁ」とにこやかに対応。でも私たちには心強い倉俣ガイドがいるので、その後信憑性の高い案内を享
受。山行中は折に触れて説明をして貰い、奥行きのある山行になった。ありがとうございました。今回は同じ年代
の三人だったせいか、まさしく【遠足】と言う感じで一味違った楽しさがあった。
■アカマツの森づくり・その他
《山行日》12/10/20
《参加者》斎藤常、小林、吉野、君島
■妙義山・一般
《山行日》12/10/13
《参加者》小川琢
■谷川岳・一般
《山行日》12/10/13
《参加者》斎藤常、久保ズ、君島、岸
■鶏頂山・一般
《山行日》12/10/14
《参加者》斎藤常+1
■会津駒ヶ岳・一般
《山行日》12/10/8
《参加者》斎藤常 他
■尾瀬沼・一般
《山行日》12/10/7
《参加者》久保ズ、斎藤常、君島ズ
■秋田駒ヶ岳・乳頭山・一般
《山行日》12/10/6〜10/8
《参加者》吉野、溜口、倉俣、岸、野中(報告 野中)
《日程》・10/5(金)岳友会事務所19:00--西那須野塩原I.C.19:40==前沢S.A.23:50(泊)
・10/6(土)前沢S.A.6:00==盛岡I.C.6:20--国見温泉駐車場8:00/9:30〜横長根分岐10:20〜横岳11:50
〜阿弥陀岳避難小屋12:10/13:10〜秋田駒ヶ岳(男女岳)13:20〜ムーミン谷〜大焼砂分岐14:40
〜横長根分岐15:10〜国見温泉15:40/17:00〜乳頭キャンプ場18:20(泊)
・10/7(日)乳頭温泉キャンプ場7:40〜蟹場温泉8:30〜分岐9:20〜田代岱山荘10:20/10:30〜乳頭山11:10
〜黒湯温泉分岐11:20/12:10〜一本松温泉跡13:00/13:10〜黒湯温泉13:50〜蟹場温泉14:10
〜休暇村乳頭温泉14;30/15:30〜買い出し〜乳頭キャンプ場17:00(泊)
・10/8(月)乳頭キャンプ場〜アルバこまくさ〜田沢湖一周ドライブ〜盛岡・髭11:10/12:00〜盛岡IC12:20
==那須IC116:30--事務所17:00
《概要》錦秋の東北路
《本文》昨年の八幡平・秋田駒縦走は、途中で大釜温泉に下りてしまったので完歩出来なかった。今年はそれを繋
げようと乳頭山から秋田駒への縦走を計画した。しかし、初日の天気が悪そうだとの情報に、急遽縦走を諦め両方
ともピストンに決定した。
初日、国見温泉から秋田駒を目指すが、朝から雲が低く陽射しがない。登山口横の森山荘でモニーングコーヒー
を飲みながら、しばし様子を見る。天気回復の兆しはないが雨は免れそうなので、かなり遅くなったが出発する。
いきなり直登の横長根を息を切らしながら登り、稜線まで辿りつくと、ガスの切れ間から見事な紅葉が垣間見られ
た。期待していなかった紅葉にテンションが一気に上がるが、大焼砂から横岳までの稜線上の風が強く身体が飛ば
されそうになる。体温も奪われ寒いので、お昼は避難小屋で摂った。強風の中、男女岳だけに登り、ムーミン谷に
足を延ばす。ここの紅葉も見事だった。国見温泉まで戻り、珍しいエメラルドグリーンの温泉で温まり、乳頭温泉
まで移動して、キャンプ場で幕営した。
二日目、キャンプ場から蟹場温泉登山口へ移動する。登山口に入ってすぐに、キノコ発見。田代平までキノコを
ゲットしながら登って行く。縦走路からは昨年歩いた大白森や小白森が望め、伸びやかに広がる高層湿原の草紅葉
が美しい。途中、何度も振り返っては、景色を堪能する。田代岱避難小屋は毛布がたくさん常備され、水が確保で
きれば快適に泊まれそうであった。そこから乳頭山直下の紅葉が素晴らしい。赤と黄、緑の三色のうち、特に赤が
鮮やかで、久々に美しい紅葉を見たと言える。下りは最短の黒湯温泉コースにする。途中の一本松温泉跡は現在で
も温泉が湧き出て、露天風呂が掘ってある。男性なら入れるだろうが、かなり残念である。流石は乳頭温泉郷、こ
の辺りから、河原や山肌より何カ所も温泉が噴き出ていた。蟹場温泉まで下山したが、小さな温泉は湯巡りのお客
さんで満員御礼のようである。温泉郷で一番大きな休暇村の温泉に入り、田沢湖まで買い出しに向かう。昨日のキ
ャンプ場は設備が整って快適だったので、今夜もそこに幕営する。キノコの天麩羅に舌鼓を打って、夜は更けてい
った。
三日目の朝、寒い。テントに氷が張っていた。キャンプ場から移動してテントを干し、田沢湖を眺めながらゆっ
くりと朝食。そのあと、田沢湖一周ドライブ。お昼に焼肉・冷麺を食べて、栃木に戻ってきた。
東北の秋は、山も良し、紅葉も良し、恵みも良しの三拍子。そして、混んでいない。また、来年も東北遠征で決
まりだと思った。
■生保内(おぼない)川・シトナイ沢・沢登り
《山行日》12/10/6(土)〜10/8(月)
《参加者》弘田、金子、植木
《日程》・10/5(金)那須塩原--黒磯板室I.C.==前沢S.A. 0:00(泊)
・10/7(土)前沢S.A.==盛岡I.C.--仙岩トンネル--大平橋P8:35/8:45〜生保内川9:15〜500mh河原12:00
〜600mh河原15:20(泊)
・10/8(日)600mh河原4:30/7:40〜魚止めの滝〜二色の滝9:15〜右へ詰める〜稜線13:55〜シトナイ沢下降14:15
〜25m15:10/15:40〜615mh17:30(泊)
・10/9(月)615mh〜初めの堰堤9:20〜生保内川10:40〜大平沢11:00/11:10〜大平橋P11:50/12:20--盛岡I.C.
==那須I.C.--那須塩原
《概要》1日目と3日目は河原歩き、中日は滝が充実。
《本文》・10/5(金)秋田駒部隊から遅れること1時間、前沢S.A.で生保内部隊が合流。ここで問題が発覚!なんと
植木がザックを忘れているのでした。沢の服や登攀の準備は別の袋であったのですが、個人装備のカッパ、食料、
コッフェル、その他と共同装備のロープ、ガス、ガスヘッドがありません。「やっちまった!」ということで今回
の沢はここまでといったところなのですが、秋田駒部隊のテントにお願いに行くと「なんとかなりそう」とのこと。
「ホッ」として飲み会に合流しました。
・10/7(土)いろいろな物を借りて一足先に前沢S.A.を出発です。盛岡I.C.を下りてコンビニで食料と酒を買い出し
して水筒を頂いていると秋田駒部隊が通り過ぎて行きました。私らは仙岩トンネル先の大平橋中継所Pで準備をし
て出発しました。踏み跡を下りましたが、この辺からは沢へということで急斜面を下って大平沢に立ちました。古
い堰堤右岸を何とか滑り降りるとほどなく生保内川に出ました。広い流れです。新幹線をくぐると大きな古い堰堤
がありました。その上は広い河原状です。またも大きい堰堤がありその上も広い河原状です。500mhの広い河原を
過ぎるとまた狭くなりました。とそこには・・・大量のブナハリ!金子さんファインプレーです。弘田さんに追い
つき、その先の600mh河原で幕としました。そしてビッグファイヤー。ブナハリと焼き豚の炒め物も相当美味しい
です。クレソンサラダも良かったです。ビールの後、その空き缶でお酒を飲んだので、どれくらい飲んだか量がわ
からず、その辺で寝たりぶっ倒れたりしていたそうです。5合のパックがほとんど空になっていました。お世話に
なりました。
・10/8(日)朝からゆっくりしてしまいました。重い腰を上げて出発です。少し歩くとほどなくゴルジュ状になり、
いきなりしょっぱい5mが出ました。右岸に残置があるのでそれをつかんで登りました。その次の10mは右岸のスラ
ブ状を行くのですが1段下るところがあり嫌でした。この先が思いやられますが、そこから先は明るいゴルジュが
続き、その後はたおやかな流れとなり一安心です。3mは左岸から取り付きましたが、しょっぱいので弘田さんにバ
トンタッチして登りました。その上もたおやかな流れと明るいゴルジュです。出ました2色滝10m。これは左岸のル
ンゼから巻きました。落石とクライムダウンが怖かったです。稜線らしきものが見えだしました。まだ遠いです。
10時なのに体力的&日差し的にもう夕方です。10mは左岸のがれを使って巻きました。ゴーロを進むと15mです。右
岸を登りましたが、最後の3mが逆層で弘田さんにお助けを出してもらいました。金子さんが執念でハーケンを回収
しました。8mは弘田さんがショルダーで左から1段あがりましたが、植木は右から巻きました。ぐんぐん高度を上
げていきます。小滝とナメが気持ちいいです。10mは弘田さんはフリクション勝負で登りましたが、私は左から巻
こうとしました。しかし、最後の一歩が微妙でお助けしてもらいました。緑3mは私は右から巻きました。両岸はい
つしか草付のスラブとなりナメが気持ちいいです。朝日岳までは遠いのでここで右に入り、直接にシトナイ沢の下
降点を目指します。藪こぎなしで稜線に着きました。ちょうど紅葉の盛りでした。振り返ると朝日岳までの斜面も
きれいです。踏跡は部名垂沢の下降点までで、そこから先はかえでの藪で歩きづらいです。下り出します。笹が濃
いです。ほどなく沢型になり本流に出ました。ナメと小滝を気持ちよく下っていくと、ドドーンと視界が開け嫌な
予感がしました。25mです。両岸は岩が立っておりどうしましょうというところです。左岸から巻くことにしまし
た。少し上がって懸垂2回でちょうど下りられました。よかったです。次の2段10mは右岸を巻いて下りられました。
7mは懸垂。次の12mもちょうどの懸垂。沢はガレていて、いい物件は見つからず、結局615mh。17:30行動終了。結
構歩きました。
・10/9(月)夜は放射冷却で気温が下がったようです。朝露がすごかったです。そんな訳で夏シュラでは足が冷たく
何度も目が覚めました。朝からビッグファイヤー。温まりました。後は河原を歩くだけと進むと、ツバタケの群落!
うれしいです。可愛いゴルジュではブナハリをゲット。と、黒くて可愛いものが。子熊でした。そして堰堤の河原
では・・・大きくやわらかいブナハリがっ!うれしいです。大堰堤は右岸のブナ林を歩いて巻きました。キノコ採
りのおじさんとすれ違いました。道型を拾いながら探しながら歩くと生保内川に出ました。大平沢出合で小休止の
後、帰りは踏み跡を見つけて帰りました。その途中でミズのムカゴをゲット。うれしいです。そして高速の人にな
り、帰栃しました。
次回この山域はマンダノ沢〜部名垂沢か八龍沢あたりのときに朝日岳に登りたいですね。
◆◆山行報告(2012年10月17日号)◆◆
日 時:10/17(水)
出 席:小林、吉野、溜口、斎藤常、田中、松岡、倉俣、植木、増渕、斎藤俊、山岸、三柴、酒井(計13名)
学習会:ロープワークとセルフレスキュー
次のような状況になったらどうするか、5人一組で話し合いました
<状況>一般縦走:カラビナ・シュリンゲ数本、ロープ15m程度あり
・5〜6m滑った下に要救護者
・斜面の角度は50〜60°
・目視できて声も届く場所
・意識はあるが、自力では上がれなさそう
・4人がいる場所に立木等の支点なし
・3人がアンカーになって1人が要救護者のそばまで降りる
・ひきあげるときは負担が少ないようジワッジワッと引く
とにかくお互いに声をかけあって、それぞれが持っているものの確認やできることできないこと
誰が何をするかなどの情報を出し合うことが重要。
学習会でもいざやるとなると慌てたり忘れたり黙ってしまったりしたので、現場でその場の状況
に応じて最善を尽くすには、日ごろから練習していないと役に立たないなぁと思いました。
まっさんありがとうございました。
<今回話の中に出てきた主な結び方や語句>
8ノット、バタフライノット、プルージック、肩がらみ、簡易ハーネス(胸・腰)、セルフビレイ
半マスト など
次 回:11/7(水)
山行記録・例会議事録
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