令和3年10月から令和4年3月までの山行報告
■【例会報告 2022年4月6日(水)】■ 掲載日:
令和4年4月10日
吉野、小林、久保、植木、斎藤常、倉俣、江連、伊藤、須藤、西脇
■三岩岳三岩沢・山スキー
《山行日》2022/4/2(土)
《参加者》平松、鈴木、山崎(報告:山崎)
《日程》登山口(国体口)7:55〜1308P9:30/9:50〜1816P11:00/11:30〜三岩岳12:05/13:00〜中ノ沢出合13:20〜葭ヶ平13:50
〜屏風岩14:05
《概要》前日の降雪が惜しませるフィルムクラスト
《内容》山頂からは遥か遠くの山々が見渡せる眺望。なんとか今期も三岩岳のピークに辿り着く事ができました。狙いは三
ツ岩沢。さてパウダーかザラメか?微笑むのはどちらか判断に悩むところですが、本日はザラメが良い感じでした。三ツ
岩沢の沢床に広がるフィルムクラスト。板は走りました。前日の降雪がストップを掛けますが、何とかルートを選び楽し
みました。渡渉地点は既に沢割れしていますが裏ルートを使えばまだ楽しめる感じです。
■那珂川町富山舟戸イワウチワ群生地・その他
《山行日》2022/3/31(木)小林、本間、平山 他
《参加者》小林、本間、平山 他
《概要》イワウチワもカタクリもいい感じでした。
《内容》小林さんの案内でイワウチワを見に行きました。ちょうど見ごろでした。そこから足を延ばして小川の「カタクリ
山」にも行きました。雨の予報でしたが、いつも薄日が差していい感じに花を見ることができました。ひいきにしていた
蕎麦屋さんが残念ながら今日で店じまい。悲しいです。
■小川町カタクリ山・その他
《山行日》2022/3/27(日)
《参加者》植木 他
《概要》通りかかったカタクリ山。カタクリ、水芭蕉、ザゼンソウ、キクザキイチゲがきれいでした。
■八ヶ岳・南沢大滝・アイスクライミング
《山行日》2022/3/28(月)
《参加者》江連 他
《日程》《概要》《内容》
■八甲田大岳鬼面沢・山スキー
《山行日》2022/3/26(土)
《参加者》山崎
《日程》酸ヶ湯7:50〜大岳山頂9:40/10:05〜酸ヶ湯10:25
《概要》鬼面沢の冒険
《内容》滑走を楽しむには微妙な雪質なので、昨年から気になっていた大岳の南西に広がる薙に挑戦してみる事にしました。
酸ヶ湯から仙人岱に向かう登山道を途中から外れます。見えてきました鬼面沢、下部は広大な沢床で開放感のある雰囲気
の良い場所になっていました。南側から詰め上げます。迷路のような樹氷の隙間を上手く抜けて山頂部まで登ります。
鬼面沢上部はなかなかの急斜面で、地形も険しく迫力があります。見ているだけでも楽しめます。シールが効かなくなっ
た所でアイゼンに換装して山頂まで詰め上げます。貸し切りの大岳山頂。ゆっくり眺望を楽しみました。再び鬼面沢のド
ロップポイントに向かいます。雪もカリカリで緊張します。当然、失敗は許されません。上部はサイドスリップでやり過
ごし、安全な場所から滑りました。雪質が良ければかなり楽しめると思います。ちょっとした冒険でした。
■岩木山百沢・山スキー
《山行日》2022/3/25(金)
《参加者》山崎
《日程》百沢スキー場6:50〜スキー場TOP7:40〜鳥ノ海9:25〜 岩木山山頂10:00/10:25〜百沢スキー場10:50
《概要》独立峰に魅了されたBC
《内容》弥生登山口の駐車場事情により、急遽、百沢スキー場からアクセスすることにしました。岩木山を眺め、ルートが
閃いた所でスタートしました。森林限界から雪は硬くなり、棚を見つけてキックターンで乗り切ります。中央突破か回り
込むか、シートラの少ない回り込みの選択をして鳥海山鞍部に向かいました。大きな岩の樹氷の陰でシートラアイゼンに
換装しました。日本海側からは冷たい風が吹き上げ体温は一気に奪われます。さて何処を登るのか。なんとか登山道らし
き所を見つけて登ります。アイゼンはがっちりホールドして安心です。間もなく岩木山神社が見えてくれば山頂到着。
360度の眺望を楽しみました。日本海、八甲田山、津軽平野、陸奥湾と初めて見る景観に全身が痺れてきます。たっぷ
り余韻に浸り満足した所で、広大な大斜面に飛び込みます。雪はまだ生きていました。トラバースして大沢に振り子ター
ンを刻みます。岩木山は沢地形が良い感じです。後ろを振り返り、滑ってきたラインを確認すれば満足感が込み上げてき
ます。残りはエンストしそうなバイクのように直滑降で山麓までの修行となりました。
■三岩岳BC・山スキー
《山行日》2022/3/12(土)
《参加者》平松、平山、山崎(報告:山崎)
《日程》三岩岳登山口7:35〜1308P9:15〜避難小屋11:05〜1920m付近11:25〜黒檜沢12:35〜尾根P13:24〜下大戸沢13:50
〜下大戸沢スノーシェッド14:00
《概要》撤退により黒檜沢を開拓
《内容》強風により1900m付近で撤退。避難小屋まで退避して、本日のルートについての作戦会議が始まりました。
結果、未だに未知のエリアが広がる黒檜沢渓谷を開拓してみる事になりました。避難小屋下からの沢筋に向けてドロップ
インしました。良かった雪質も次第に激重の雪になって行きます。下部に行くにつれて谷が深くなります。
滝の手前でトラバースして、いつものエリアに退避して行きます。クラックは例年より深く、湿り雪の表層雪崩も頻発し
てヒヤヒヤします。無線を活用し慎重に交わして行きます。登り返し地点から眺める黒檜沢の沢床は、デブリで良い感じ
に埋まっていました。こちらでも巨大な雪崩が発生したようです。帰還する沢床も良い感じで埋まっていました。おかげ
さまで歩きやすい。左サイドからは雪が転がってきたりヒヤヒヤしますが、駆け上がる白いウサギを見ていると、不安が
解消していきました。
■【例会報告 2022年3月2日(水)】■ 掲載日:
令和4年3月7日
■三本槍岳・山スキー・雪山
《山行日》22/2/26
《参加者》増渕、すなはる
《日程》マウントジーンズ那須山頂駅9:00/9:10〜スダレ山11:00/11:20〜三本槍岳12:20/12:40
〜スダレ山13:25/13:50〜山頂駅15:10
《概要》快晴微風、雪山初心者さんのサポート+登山道状況確認登山
《内容》前会員のあけちゃんからのお願いで、友人のすなはるさんの初雪山登山をサポート。残念ながらあけち
ゃんは所要で参加できず。すなはるさんは雪山に行きたくて今年、冬靴、アイゼン、スノーシュー(MSRのライ
トニングアセント)を揃えたので時間がある時に連れていってと以前からお願いされていました。この日は移
動性高気圧で晴れ確定、初心者さんをお連れするには最高な天気で、今年は積雪も多く、自分はスキー登山。
スキー場支配人に挨拶してゴンドラに乗車。数年前から、ゴンドラ使用の登山者はエントランスホール受け付
けで登山届を出し、帰りに下山報告をして帰るシステムが素晴らしい。ゲレンデトップで知り合いの八木さん
とばったり、雪の三本槍岳は初めてだそうで一緒に行動する事に。天気が良いので登山者や山スキー、山ボー
ドの方合わせて50~60人程度。2人は自信が無いので途中まででもとの事だか、天気は間違いないので、ロー
ペースで山頂迄引っ張った。スダレ山斜面のシュカブラ、山頂までの低木のエビのしっぽが素晴らしい。山頂
は風が強いがしばし360度ビューを楽しむ。歩きのすなはるさんと付かず離れず下山して、無事に駐車場着。
2人共に快晴の雪山登山を楽しんだ様でとても喜んでいました。
■いわき青葉・岩登り
《山行日》2/27~28
《参加者》江連 他
■中門岳BC・山スキー
《山行日》2022/2/26(土)
《参加者》伊藤、平松、鈴木、平山、山崎(報告:山崎)
《日程》テニスコート7:10〜滝沢登山口7:20〜ヘリポート跡8:20〜 会津駒ヶ岳10:40〜中門岳11:10/11:40
〜1596P12:10/12:25〜 大戸沢岳鞍部1918P13:45/14:15〜下大戸沢スノーシェッド14:50
《概要》中門岳の斜面に5本のラインを刻む
《内容》賑わう会津駒ヶ岳。先行者のトレースができていました。1800m付近で休憩に入ると間もなく全員
が揃う。この時間なら行ける。みんなもその気になって、駒ヶ岳山頂の雲が切れ風も弱まっていく様子。これ
なら5人で行けると確信に変わりました。駒ヶ岳山頂からはいつもの絶景。奥には富士山、文句なしの眺望。
進む中門岳方面には白い斜面が広がっていた。中門岳を目指す他グループも追い上げてくる。鈴木さんの「行
けるよ」との声で天空の稜線に突入しました。稜線の中間地点でF澤氏に遭遇しました。ここから大戸沢を目
指すとのこと、お互いの帰還を約束し中門岳に向かいます。どんどん遠くなる駒ヶ岳、いつもと違う景観が新
鮮です。中門岳直下で雪をチェックしました。安定している様子です。
3対2に分かれてラインを落とすことにしました。雪庇から飛んでスロープカットテストをしようとした瞬間、
転がり落ちてしまいました。雪庇が崩れて落ちたようです。一瞬ヒヤッとしましたが、立て直して斜面に突入。
初めての斜面にゾクゾクしながらラインを刻みました。無線で状況を報告。みんなも笑顔でボトムに続きます。
直下のラインもコンディションは良かったようです。後ろを振り返ると滑走した斜面とラインがクッキリ。や
り遂げた余韻に浸りながら登り返します。ヘトヘトで大戸沢稜線の鞍部に帰還しました。そこから沢の状態を
確認すれば雪はまだ生きている様子。中ノ沢に向けて再びパウダーを楽しみました。
■白馬乗鞍岳・山スキー
《山行日》2022/2/19
《参加者》鈴木
《概要》視界は問題ありませんでしたが、天狗原で撤退しました。後立山の山々を見ながらの楽しいお散歩にな
りました。
《内容》栂池高原リフトトップから白馬乗鞍岳を目指す。途中、比較的新しい雪崩の痕跡を確認。なんだか嫌な
感じがしたので、天狗原で撤退。よく滑るナイスパウダーでした。稜線では視界良好、南に白馬三山、五竜、
鹿島槍ヶ岳の後ろ立山の山々、北に妙高、火打の頸城の山々。素晴らしい展望を楽しみました。
■岩手山BC・山スキー
《山行日》2022/2/19(土)
《参加者》平山、山崎(報告:山崎)
《日程》車止8:10〜馬返登山口9:25〜1300付近11:42/12:00〜馬返登山口12:25〜車止12:45
《概要》手強いイーハトーブへの道。ガスってきてしまい、5合目付近から滑走しました。
《内容》ホテルの外は雪がちらついていました。GPVからでは読み取れない降雪。それでも雲は抜けている事
を期待して岩手山に向かいます。馬返し登山口、手前3キロ地点が通行止め。先行者の物と思われる車が一台
駐車されていました。先行者はスノーシュー、そのトレースを辿ります。3キロに及ぶ長い直線をひたすら登
山口に向かって進みました。登山口からが本番です。3合目から傾斜がきつくなり、ラッセルが始まります。
厳しいラッセルで敗退を覚悟しましたが、オープンバーンでは雪が締まり何とか行けそうな感じになってきま
した。それにしても視界がない、それに加えて4合目付近から風も出てきて傾斜が更にきつくなります。いつ
の間にかキックターンをしようとしたら、雪が硬くて動けなくなってしまいました。この視界では危ないと思
い1300m付近で撤退する事にしました。クラストされた雪をジャンピングターンで降りますが、バランス
を保つのがやっと、なんとか樹林帯に逃げ込みました。そこで先行者とばったり、なんと女性の方でした。6
合目まで登ったけと視界不良で諦めたそうです。樹林帯の雪はサラサラでしたが、藪のためスピードは出せま
せん!
灌木を交わしながらなんとか登山口に到着しました。そこから車止めまでのトレースは3キロ似及ぶボブスレ
ー。ここが一番楽しかったような気がします。やはり鬼又沢を狙うなら時間制限がありますが、網張からアク
セスしたほうが確実かもしれません。
■三斗小屋温泉煙草屋雪下ろし・その他
《山行日》2/15〜2/17
《参加者》西脇 他
《概要》煙草屋雪下ろし、無事下山しました。楽しい楽しい夢のような3日間でした!
■上州荒船山 相沢・アイスクライミング
《山行日》22/2/16(水)〜2/17(木)
《参加者》江連 他
■Lead Japan Cup・その他
《山行日》2/13
《参加者》増渕、植木
《日程》那須塩原3:40ーー大田原4:00ーー宇都宮5:00ーー印西 松山下公園体育館7:15/18:30
《概要》LJCのお手伝いと国体に向けての下見
■赤面山BC・山スキー
《山行日》2022/2/5(土)2/6(日)
《参加者》山崎
《日程》・5日 路肩登山口8:40〜スキー場跡トップ9:40〜上部スキー場跡9:40/11:30〜路肩登山口11:40
・6日 路肩登山口8:20〜スキー場跡トップ10:00〜下部部スキー場跡10:10/10:50〜路肩登山口10:55
《概要》深雪の赤面山
《内容》・5日 赤面山では記憶に無いくらいの深雪、南会津のような深雪のラッセルで上部ゲレンデ跡に到着
しました。先行者は別ルートからアプローチしたようで少しトレースをお借りしてスキー場トップに辿り着き
ました。先行者は同じ板のペスカド、お互い山頂はパスしてゲレンデ跡で楽しむようです。オープンを二本、
ややラッセルぎみの深雪で3Dな滑り。それから林の中に滑り込むと、雪もたっぷりで笹も埋まり、なかなか
良い感じに走るので、最後の一本はトップから登山口までツリーランを楽しみました。赤面山は何年かに一度
の好条件に仕上がっているようです。
・6日 前日のトレースはリセットされ、堀川へ回り込みラッセルトレーニングをしながらスキー場トップに到
着しました。深すぎてヘトヘトです。早速準備をして林間に滑り込みます。僅かですが昨日より板は走りまし
た。そのまま下部の林間へと滑り込んでみましたが、下部の方が条件が良さそうなので、もう一本とお代わり。
今日もツリーランを楽しみました。それにしてもよく降ります。これだけ降ると嬉しくなってきます。赤面山
は雪もたっぷりで、何年かに一度の好条件となっています。
■久慈男体山・一般
《山行日》22/2/5
《参加者》江連
《日程》大円地〜健脚コース〜一般コース〜大円地
■【追加例会報告 2022年1月12日(水)】■ 掲載日:
令和4年2月10日
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山行報告 22年2月2日
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■JMSCA 2021年度山岳レスキュー講習会(積雪期)クラス1・その他
《山行日》1/28〜1/30
《参加者》伊藤、増渕 他
《内容》
室内講習:・雪崩について?山岳の積雪?雪崩捜索?不安定性?雪崩地形?安全行動?事故事例
屋外講習:・雪崩捜索の基礎?積雪観察と弱層テスト?安全行動?グループマネジメント?雪崩捜索
昨年11月と今月の雪崩講習会に参加した甲斐があり、講習の内容についてゆく事ができました。屋外講習の
積雪観察と弱層テスト、安全行動では、実際に体験することで理解が深まりました。雪崩捜索については3日
間屋内、屋外で講習を行いました。 講習のたびに気付きが増えて行きました。3日間、楽しく有意義な時間
を過ごすことが出来ました。
■スッカン沢・雪山
《山行日》1/31
《参加者》梅原
■アイスクライミング講習会・雪山
《山行日》22/1/22〜1/23
《参加者》江連 他
《概要》ガイド協会のアイスクライミング講習会に参加してきました。場所 岩根山荘
■那須岳日の出平・山スキー
《山行日》2021/1/8(土)
《参加者》倉俣、山崎(報告:山崎)
《日程》林道ゲート7:50〜沼原駐車場9:35〜ふれあいの森10:05/10:20〜日の出平1775P 11:30/12:00
〜ふれあいの森12:20〜林道ゲート13:00
《概要》那須岳の女神が微笑む
《内容》後半ラッセルに備えて倉俣さんに先行してもらいます。そこそこのラツセルでクラストされている所を
選んで進んで行きます。ふれあいの森からの斜面は疎林帯を選び左寄りに進みました。そんなに藪に悩む事な
く日の出平付近に到着。いつの間にか快晴になり、南会津の山々、茶臼岳、シンボルの裏那須の山がくっきり
見渡す事ができました。絶景です。今回も沢名川源頭の斜面に滑り込みました。クラストされたボコボコの斜
面は残念ですが、風の影響を受けていない僅かな斜面はドライパウダーが楽しめました。ふれあいの森から三
倉山方面を眺め、スノーモービルのトレースをボブスレーのように滑ります。板が走るので快適です。林道を
ショートカットして木の切株を何度か踏みましたが板には影響なし。下部の積雪は30センチぐらいでしょう
か注意が必要です。那須の希少なBCルート、更に積雪が増えると良い感じになると思います。雪の南岸低気
圧お願いします。
■【例会報告 2022年1月12日(水)】■
山行報告 22年(令和4年) 1月12日(水)
出席者:吉野、小林、齋藤、植木、鈴木、江連、伊藤、西脇
■八ヶ岳・アイスクライミング
《山行日》2022/1/10〜1/11
《参加者》江連 他
《日程》
・1/10 赤岳鉱泉アイスキャンディー
・1/11 ジョーゴ沢の予定でしたが、天気急変のためにアイスキャンディー。きのうよりも登れてうれしかったで
す。天候判断はさすがガイドさんでした。
■日の出平・山スキー
《山行日》2022/1/8
《参加者》山崎、倉俣
《概要》那須の女神がほほえみました。
■会津駒ヶ岳・山スキー
《山行日》2022/1/2(日)
《参加者》平松、山崎(報告:山崎)
《日程》道の駅7:30〜滝沢登山口7:50〜ヘリポート8:55〜水場9:45〜山頂11:15/12:00〜源六源頭12:05/12:20
〜1950付近12:45/12:55〜水場13:25〜滝沢登山口14:00〜道の駅14:10
《概要》山頂まで3時間25分の激闘
《内容》先行者はなんと2名、先頭は多分私のウエアーをクリーニングしてくれた人、先を急がねば。ヘリポート
付近で先行者1名を確認ということは、一人で頑張っている様子。そんな中、猛烈な勢いで後続2名が追い上げ
てきました。あれっと挨拶したら、やはり山岳スキーのスペシャリストM浦さんでした。少し話しをさせてもら
い、置いていかれないように後に続きました。雪のチェックは参考になります。本日も安定しているようです。
1700m付近で先頭に追い付きました。やはり一人で踏ん張っていたようで、少しラッセルをさせてもらい山
頂まで繋ぎました。
さすがM浦さんの突破力はギアが一段から二段、違う感じでした。おかげさまで山頂までの体力測定は新記録達
成となりました。山頂ではお馴染みの景色を楽しみます。何回見ても飽きない景色。富士山までの眺望でした。
M浦さん達は中門岳方面へ。
私達はFサワさんと合流し源六源頭へ。本日も源六の斜面は期待に応えてくれました。尾根まで登り返して、尾
根と水場下から堰堤方面へ藪もかなり埋まり下までパウダーを楽しむことができました。
■会津駒ヶ岳・山スキー
《山行日》2021/12/29(水)
《参加者》鈴木、山崎(報告:山崎)
《日程》テニスコート7:40〜滝沢登山口7:50〜ヘリポート9:20/9:30〜水場10:15〜1990P12:00/12:30〜水場12:45
〜登山口13:10〜テニスコート13:25
《概要》南会津BCシーズンイン
《内容》29日の好天を狙い会津駒ヶ岳に出かけてみました。
既にテニスコート駐車場は満車、見慣れた車もチラホラと、強者達が先行している様子でした。刻み込まれた
トレースは雪の回廊となり、板を外せば腰まで沈む深雪、ありがたくトレース辿りました。先行者約8名、後続
4名、冬将軍らしき人も調査に来ていました。雪の予想の答え合わせとして、水場付近でチェックを入れます。
積雪深:プローブがスーっと埋まり測定不能。下にいくほど締まっている様子。
CT:破壊起こらない
先行者のおかげで森林限界に到着しました。いつもの景色を楽しみ、今日のピークを1990Pにしました。
今日の板はペスカドにバターナイフ、深雪でも表面を撫でるような感じを体験しました。水場下の日向はサンク
ラストが始まりましたがビクともしない安定感ぶり、日陰のサラサラ雪はターンをすればスプレーが巻き上がり
ます。シーズン最初から良い雪に当たり、鈴木さんの復帰に相応しいBCになったと思われます。
■佐久志賀クライミング・岩登り
《山行日》21/12/19
《参加者》江連 他
■月居山・一般
《山行日》21/12/04
《参加者》植木、深澤、他1、板山、渡辺
《日程》道の駅ばとう8:00--新月居トンネル北東口P 9:00/9:20〜旧道〜月居峠10:00〜南に向かう〜鍋転山10:40
〜第2展望台11:00〜竹藪先の紅葉ポイント11:20/12:00〜北に戻って〜月居山13:00〜月居観音堂13:20
〜新月居トンネル北東口P14:00/14:15--馬頭道の駅15:20
《概要》ポカポカした日差しのもと、紅葉が少し残っていてよかったです。
《内容》文化の日に釈迦ヶ岳笹刈りをお手伝いいただいた板山さんたちと紅葉狩りに出かけました。無風快晴のい
い天気!道の駅ばとうに集合し、1台にぎゅうぎゅうになって移動しました。新月居トンネルからの出発前にサ
ツマイモの蒸かしたのをいただきました。甘くて最高です。歩き出すと日陰のアスファルトは凍っていてツルツ
ルでした。杉林を抜けるとほどなく稜線です。まずは南下して「紅葉ポイント」を目指します。鍋転山の第1展
望台からは日光・高原・大さび・那須がよく見えます。紅葉ポイントにはまだ紅葉が残っていました。陽だまり
で昼食です。板山さん、渡辺さんの手料理がおいしいです。ごちそうさまでした。そこから月居山を目指して北
上します。ほとんどの葉っぱは落ちていましたが、月居山には少し!
残っていました。最後の紅葉を楽しんだら下ります。観音堂に手を合わせ、イチョウを踏んで車に戻りました。
まだ14:00なのに日が西に傾いており、もうすぐ冬至だなぁと思いました。機会があったらまた一緒に歩きたい
です。
■【例会報告 2021年12月1日(水)】■
参加者:吉野、小林、久保、松岡、植木、増渕、倉俣、深澤、鈴木、星、江連、伊藤、山崎、須藤、西脇
●お知らせ
・「小島守夫さんを偲ぶ会」のご案内
1月29日(土) 13:30よりコンセーレアイリスホールにて
会費1000円 申込締め切り12月24日(金) 植木まで
・高原山山開きについて
「塩谷町と合同で」実施を検討。
話し合いが12月20日(月)に行なわれます。
参加:吉野
※山開きまでに山頂手前付近のロープの設置、古いロープの回収を行います。
・矢板市文化会館・運動場の建設が来年から始まります。
・【重要】2022年度山岳共済申込につきまして
事務局に申込書が置いてあります。
(以下メーリングより抜粋)
申込票の記入見本がありますので、間違いないように記入ください。
保険料の記入欄には保険料のみ記入とし、年会費1,000円との合計額を記入しないでください。
支払いは、保険料+年会費1,000円です。
先になりますが、3月の例会時に集金しますので、よろしくお願いします。
都合のつかない方は、代理対応しますので、佐藤まで連絡ください。
(※昨年度申込済みの方は印字された申込書が用意されております。)
・【重要?】矢板岳友会スキークラブ「YGSC」会員募集中!
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山行報告 2021年12月1日号
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■第4回 講演会「雪崩から身を守るために」 in 宇都宮・その他
《山行日》11/27
《参加者》増渕、須藤、西脇、倉俣、東、平松、山崎、植木
《日程》《概要》《内容》
■前黒山・一般
《山行日》21/11/23
《参加者》増渕、斎藤常、星、植木
《日程》登山口7:30〜前黒山9:50/10:20〜登山口12:00
《概要》初めて登りましたが、尾根の林間が素敵。
《内容》ヨシ沼から林道に入って程なく登山口です。登山道は「踏み跡程度」かと思っていましたが、しっかりし
た登山道です。金網の鹿よけをまたいで背の低い杉林を抜けると広場に出ます。ここから尾根までは結構急な登
りです。尾根に出ると広葉樹の疎林でフカフカの落ち葉がいっぱい。とても気持ちいいです。そこからヒノキ林
を抜け尾根を行くと程なく頂上です。眺めサイコーではないですが、木々の間から日光の山々が見えます。釈迦
ヶ岳や鶏頂山も。筑波山も。常さんがお焼きを焼いて振る舞ってくれました。ホカホカで美味しかったです。ご
ちそうさまでした。さてと、下ります。登る時には気がつきませんでしたが、会津駒ヶ岳方面の白い山々が見え
ました。トラロープが尾根から斜面に入るところに張ってあり、下山時に迷いにくいようになっていました。と
ても助かります。ありがとうございます。とてもいい山でした。紅葉の頃にまた訪れたいです。下山後の塩原温
泉、やさしくていい温泉でした。
■生瀬富士・一般
《山行日》21/11/23
《参加者》須藤親子
《日程》袋田の滝P7:45〜生瀬富士8:45〜袋田の滝P11:20
《概要》のんびり紅葉山行を楽しむ
《内容》親父と大子の山へ。20日に下見済みでしたのでいい景色が満喫できました。生瀬富士には茨城のジャンダ
ルムがあり、写真のスポットになっていました。下山は落ち葉がツルツルで慎重に下りました。
■生瀬富士〜月居山・一般 集中登山
《山行日》2021/11/20(土)
《参加者》久保、岸、吉野、野中、本間ら4、倉俣、須藤、西脇、須藤友人、佐藤
《日程》@袋田の滝駐車場〜生瀬富士〜月居山〜月居トンネル(倉俣)
A大円地〜男体山〜月居山〜月居トンネル(須藤ら3人)
B月居トンネル〜月居山〜月居トンネル
《日程》11/20(土)大田原--道の駅馬頭7:00/7:15--袋田の滝P8:02/8:06〜生瀬富士8:44/8:55〜立神山9:02
〜月居山10:42/13:55〜月居トンネルP13:15/15:20--道の駅馬頭16:00--大田原
《概要》久しぶりの大勢での月居山
《本文》
@袋田の滝で下車し、一人、生瀬富士へ向かう、自然と足早になる。稜線上の紅葉はちょうど良く、もみじの赤が
美しい。生瀬富士を越えて小さなアップダウンを繰り返し、滝見台に到着。上から見る袋田の滝は、見事でした。
撮影ポイントが崖でちょっと怖い。滝上部の沢へ下り、渡渉後に月居山へ登る、到着すると諸先輩・お仲間の宴
がすでに始まっていました。沢山の食べ物をいただき、満腹になりました、ありがとうございました。
月居山の紅葉が見事でした(いままでで一番かも)。男体山からの若者たちを月居山・月居トンネルPで待ちまし
たが、結局、合流できませんでした。
A大円地Pから奥久慈男体山、月居山、袋田の滝Pまで縦走し下山後は一博さんに回収していただきました。一博さ
ん、ありがとうございました。男体山ではちょっと危険なところもありスリルを楽しみ、縦走中は目線を上にし
て紅葉を楽しみました。植木さんから教えていただいた絶景ポイントは風光明媚な感じでした。下山の月居山か
らはみんな膝がガクガクしていました。のんびりハイキングを満喫しました。
B初めは故障者の紅葉鑑賞を兼ねたリハビリ山行で希望者を募ったが、ドンドン人数が増えて、
総勢13人となった。参加者の希望に応じて、楽々コースの月居山ピストン、生瀬富士経由で月居山、男体山から
の月居山縦走に分かれた。山頂に全員集合して昼食を予定したが、縦走組が到着せず、残念。それでも、頂上付
近の赤、黄、緑の最高の紅葉の共演を楽しみ、鍋を楽しみ、下山した。参加の皆さん、ありがとうございました。
(佐藤)
■雪崩講習会・その他
《山行日》21/11/21
《参加者》増渕、伊藤、植木
《概要》雪崩についての知識と雪崩トランシーバの操作方法
《内容》雪崩についての座学と雪崩トランシーバ実習。万が一雪崩に遭遇したら、2分で見つけて10分で掘る。
合計12分以内。雪崩トランシーバは持ってはいましたが、サーチモード(捜索)で使うのはこの日が初めてでし
た。自分の雪崩トランシーバの操作方法や、雪崩トランシーバがどの様に作動するのかを実際に確認できて良か
ったです。
■レスキュー講習会・その他
《山行日》21/11/20
《参加者》増渕、伊藤、植木
《概要》一般縦走路において登山中に転・滑落してしまった場合のセルフレスキュー
《内容》デモンストレーションを交えながら実技中心の講習でした。実技で私が出来なかった時に,私のレベルで
教えていただき大変助かりました。
■篠井富屋連峰(宇都宮アルプス)・一般
《山行日》2021年11月17日
《参加者》吉野会長・君島
《天候》 快晴時々曇り
《要約》 高齢者の足慣らし登山
《ルートタイム》宇都宮こどもの森公園駐車場9:40〜榛名山(542)11:00〜男山(527)11:15
〜本山(561.5)12:00〜昼食(12:30)下山〜こどもの森公園駐車場13:30
《本文》足慣らし登山に行って来ました。体力も減退し暫く山行から遠ざかっていたので、休みを利用して秋景色
を堪能しようと思い、吉野会長に声を掛けたところ行ってみようかとの返事。吉野会長の月居山登山の前哨戦を
試みたら心配に及ばなかった。
駐車場は車両で混雑気味だ。駐車場から森林中ゆっくり歩を進めながら岩場の直登を乗り越え、榛名山に登頂。
日光連山や高原山系が雲に隠れて景観は楽しめず早々に移動。男山からの富士山展望を期待していたがやはり雲
隠れだった。本山に向かう登山道の所々に真っ赤な紅葉に気持ちが癒やされ本山に到着だ。山頂も雑木が育ちす
ぎて景観は楽しめなかった。”残念”ここまで独りの登山客に遭遇してないのが不思議ぐらいに思えながら昼食
タイムを楽しんでいた時、やっと男性登山客が見えた。下山は榛名山への分岐を経由し、杉山の伐採で明るく開
けた道を進みこどもの森付近に着いたら、若者たちか戯れ楽しそうだったのを横目に歩いたら、若者の女性らが
バイバイと手をふってくれ、こちらも二人でバイバイと挨拶交換。爽やかな気分で駐車場に戻った。
■日光マウンテンランニング大会・その他
《山行日》21/11/14
《参加者》吉野、増渕、須藤、西脇、植木、深澤
《日程》輪王寺4:45/5:30--各ポイント6:00/16:30ーー岳友会本部18:00
《概要》各ポイントにてランナーを誘導
《内容》今大会は「コロナ禍」のためにトレイルが少ない分ロードが長かったです。ランナーさんたちはニコニコ
して走り抜けていました。うちの会の西脇さんが完走しました。お疲れさまでした。
■志津倉山(奥会津三島町)1234.2m・一般
《山行日》2021年11月7日
《参加者》松岡ズ
《天候》 快晴無風
《要約》 奥会津の秋の山
《ルートタイム》自宅5:15−登山口8:35/8:45〜大沢コース細ヒドコース分岐9:00〜雨乞い岩9:20
〜シャクナゲ坂10;10〜屏風岩10:20〜三本松10:35〜主稜線11:05〜志津倉山山頂11:20/12:00〜糸滝12:40
〜大沢コースとの分岐13:40〜P下山14:00
《本文》全山ブナの山である。昔からの霊山で人を取って食う千年の歳を経たカシャ猫が住むと言う伝説に彩られ
た山でもある。それでこの山は猫啼岩とも言われるようになったとか。われわれは大沢コースを登って細ヒドコ
ースを下山が今日のコースだ。少し歩くと雨乞岩。これは圧巻、しばし見る。さらに右岸を行く路は左岸にシャ
クナゲ坂を目当てに尾根にとりつく。直に屏風岩を目の前に見る。垂直の立派な岩壁。木の根を掴んでなおも登
ると三本松だ。目の前に松が2本あってなんだ2本松か、と振り返ったら後ろにもう1本。時に根に掴まらなく
て良いくらいの傾斜になった。さらに行くと主稜線に出た。山頂はそれから5分くらいだった。北に白くなって
きた飯豊連峰、うしろに南会津の山々。十分休んで下山に掛かる。滑りやすいトラバースあり気を遣った。帰り
にも登山口に設置してあるの志津倉の鐘を鳴らす。
■GPS読図講習会・その他
《日時》2021/11/7(日)
《参加者》西脇、岸、増渕、植木(報告 岸) *他参加者10名
《日程》9:00〜スタッフ紹介 自己紹介 地形図ダウンロード確認 散策しながら読図 〜15:50振返り
《要約》地形を読む力を身につけるとともにスマホGPSを有効に使おう
《本文》山を歩くときは登山地図に頼っていますが“地形図が読めるようになりたい”とずっと思い続け過去には
【地図の読み方】などと言う本も購入しましたがいつの間にか本棚から出ることもなく…
私にとって地形図を読みながら山を歩くのは憧れでしたが講習会に参加するのも敷居が高いと勝手に思い込んで
いました。今回さりげなくお声掛けを頂き、私も参加したいと強く思いこの日に至りました。ほとんど初対面の
方々でしたが、目的が同じということに加え講師の方が穏やかな空気感を醸し出してくださったお陰で緊張感も
すぐになくなり『講習の内容を少しでも多く吸収したい』と言う貪欲さが自分の中にどんどん湧いてくるのを感
じました。講師の方から「どんなことでも質問していいですよ〜」の言葉も頂けたので疑問はその場で質問し次
に繋げていけるプラスの連鎖になる一日になりました。
今までは山の中で自分の意見を言うことはなかったけれど、地形図を見て自分で思ったことを言葉に出す大切さ
それが仲間とのコミュニケーションとなり危険回避に繋がると言われハッ!と思いました。これからは自信がな
くても自分なりに意見が言える事を意識して下調べや情報を得て山行に臨もうと思いました。また山に登る前に
概念図を作り自宅で一度『山に登ってみる』との教えも実行したいと思います。
講習の終盤では地形図通りの沢すじ・尾根を実際の山で見つけて感動しました。あたりまえのことですが今まで
の自分はそこまでに至っていなかったことだと思います。今回の講習に参加させて頂き“地形図”が身近になり
何よりも凄く興味深くなりました。帰宅してすぐに本棚で眠っていた【地図の読み方】を取り出してきました。
何故か練習問題の地形図が歩み寄ってきてくれたような気がします。岳友会は皆さんが先生なのでこれからは山
行の度に教えて頂きたいです。どうぞよろしくお願い致します。今回このような機会をくださった植木さん、増
渕さん本当にありがとうございました。そして一緒に学ぶことに手を貸してくれた西脇さんありがとうございま
した。
植木さん、増渕さん、岸さん、読図講習会おつかれさマウンテン/^o^\でした!
植木さん、増渕さんお世話になりました。本当に有意義な楽しい一日でした。
岸さん、初心者同士、いろいろ感覚を共有しながら歩いて楽しかったですねぇ?!
報告で岸さんが記してくださったように、言葉にするのは難しいのですが講師の方々の「知りたい・学びたい意
欲」を引き出してくれる流れの作り方というか。雰囲気というか。そう言ったものが端々に感じられました。
それが参加者の皆さんにも伝わって、今回のような意欲的で心地よい、楽しい講習会になったのではないかと思
います。少なくとも僕は「わからないことはどんどん聞こう!」「別に発言して間違えてもいいんだよね?」
「皆さんの考えを聞くのは面白いなぁ」と終始感じた一日でした。
岸さん!報告拝見しました。「あーそうそう!」「ふむふむ…」「そうなのよねぇ」と、先日のことが目に浮か
ぶようで楽しく読ませていただきました。
■八甲田高田大岳・一般
《山行日》2021/11/7(日)
《参加者》丸山、平山、山崎(報告:山崎)
《日程》谷地温泉8:20〜高田大岳10:35/11:00〜箒場分岐11:30〜小岳12:15〜仙人岱12:35/13:00
〜仙人岱ヒュッテ13:05/13:20〜酸ヶ湯14:25
《概要》ポカポカ陽気の八甲田縦走
《内容》櫛ヶ峰、岩手山に続きまたも好天、3人が揃うと好天するようです。青森の友人と酸ヶ湯で合流し谷地温
泉に移動してスタートしました。
登山道は、ぬかるみが酷く避けるのにも苦労します。1000m付近から山頂に向けて急斜面をひたすら直登し
ていきます。森林限界になれば景色が広がり楽しみながら登れました。ようやく到着した山頂には絶景が待って
いました。昨日登った雛岳もくっきりです。尖がっていてカッコ良いですね。少し進むとまた山頂標識が出現。
こちらが正式な山頂のようです。ここから見える大岳は富士山のようです。そして小岳へと繋がる稜線は想像し
ていた以上に綺麗でした。これからあそこを歩くのだと思うと嬉しくなってきます。鞍部までは300mぐらい
落とします。鞍部は小湿原になっていてチングルマを発見することができました。枝のようになっていて樹木な
のだと実感しました。少し雪の残る登山道を登り返して小岳に到着です。山頂には4人ぐらい人がいました。ポ
カポカ陽気でも風が冷たいので仙人岱でお昼としました。湧水で飲むコーヒーは最高の味です。続いて仙人岱ヒ
ュッテを覗いていてみました。手入れされている小屋のようで掃除もされていて愛されている小屋のようでした。
そこから冬の思い出に浸りながら酸ヶ湯の鳥居が見えてきたところで縦走の終着地点。谷地温泉に戻り再会を約
束して充実した山旅が終了となりました。
■八甲田雛岳・一般
《山行日》2021/11/6(土)
《参加者》平山、山崎(報告:山崎)
《日程》雛岳登山口10:20〜小岳分岐11:00〜雛岳11:30/11:50〜小岳分岐12:20
〜雛岳登山口13:20
《概要》ブナの疎林帯が広がる雛岳
《内容》雲が厚いのでハイスピードで登山道を進みます。ぬかるみを避けながら進みました。高田大岳方面への分
岐を過ぎれば登山道も急斜面になってきます。踏ん張って山頂まで登り詰めました。友人から届いたラインをも
とに秘密基地のような展望台まで進みました。そこからの眺望が素晴らしく、絶景を楽しむ事ができました。そ
して高田大岳の斜面を観察するのには最適の場所でした。天気も好天してきそうなので、ゆっくり箒場のブナ林
の雰囲気を楽しみながら、グダリ沼から雛岳を見上げて雛岳を後にしました。
■二岐山・一般
《山行日》2021/11/6(土)
《参加者》東、倉俣、鈴木(倉俣友人) (報告倉俣)
《日程》
11/6(土)二岐温泉8:40--風力発電登山口車デポ--御鍋神社P9:15〜御鍋神社口9:24〜二岐山(男岳)10:59/11:30
〜二岐山(女岳)11:39〜風力発電登山口13:05--二岐温泉--那須塩原駅17:00--大田原
《概要》秋晴れの二岐山横断縦走
《本文》友人捻挫で山行が危ぶまれましたが、東さん参加のおかげで車がデポでき、ゆっくりと急坂を登りました。
山頂から甲子旭・磐梯・安達太良が望め、飯豊方面は、雲の中でした。ほとんどのPartyは、御鍋神社口からの
ピストンでした。女岳をへて風力発電登山口への落ち葉の急坂を慎重に下りました。こちら側は、展望が良くな
く御鍋神社口からのピストンが多いのがうなずけました。デポ車で二岐温泉へ戻り、渓流沿いの宿の温泉で汗を
流し、那須塩原駅へ友人を送り、大田原へ戻りました。晩秋のいい登山日和の一日でした。
■荒海山・一般
《山行日》2021/11/5(金)
《参加者》倉俣、鈴木(倉俣友人) (報告倉俣)
《日程》
11/5(金)大田原7:00--那須塩原駅7:30--荒海山登山口P9:10/9:15〜尾根鞍部10:38〜荒海山12:07/12:41
〜荒海山登山口P15:30--二岐温泉
《概要》晩秋の静かな山に登る
《本文》出張に合わせて遠方から友人が来那須、リクエストで荒海山へ、平日で誰もいないと思いきや先客あり
(Pに車4台)。登山口より沢沿いの荒れた道(昔林道だった?)を進みます。沢から離れ、尾根の急登を登ると
鞍部に到着します。紅葉は、すでに遅い感じで尾根道のアップダウンをへて主峰を登って行くと山頂に到着。
山頂から那須連山・高原山が良く見え、白い衣の会津の山もちらっと見えました。また、阿賀野川の源流の碑が
ありました。下山途中に友人がこけて軽い?捻挫、ゆっくり降りました。下山後、二岐温泉の宿へ向かいました。
温泉でまったりして爆睡しました。
■釈迦ヶ岳笹刈り・その他
《山行日》21/11/3(水・祝)
《参加者》増渕、斎藤常、久保、小林、植木、白石、板山、渡辺、佐藤
《日程》大間々7:00〜笹刈り〜大間々15:00
《概要》《内容》鹿の食害で、ほぼ笹は刈るところ無し。危険箇所4ヶ所ロープ張り直し。雨の流水で侵食、崩落
危険箇所の迂回登山道設置1ヶ所。
来年は草刈機の必要無し。ロープ足らずで、上部2ヶ所のトラロープ張り替えが出来なかったので、50m程度
のロープが必要。
■岳友会総会・忘年会・その他
《山行日》21/10/30
《参加者》吉野、小林、久保、増渕、斎藤常、星、江連、伊藤、須藤、池上、佐藤、君島、岸、西脇、植木 15名
《日程》14:00 例会 15:00総会 18:00忘年会
《概要》近年で最高の人数が集まりました。
《内容》今年の振り返りと来年の予定を立てました。会山行を昨年以上に位置付けて実施することになりました。
近況報告も昨年以上に充実しました。いつも小滝鉱泉さまにはお世話になってます。
■乳頭山・一般
《山行日》2021/10/29(金)
《参加者》平山、山崎(報告:山崎)
《日程》乳頭温泉P7:05〜黒湯登山口7:25〜乳頭山8:50〜千沼ヶ原9:45〜笊森山10:10〜宿岩10:40〜湯森山11:10
〜笹森山11:40〜乳頭温泉P12:50
《概要》山容の絶景を超える乳頭温泉郷のブナ林の紅葉
《内容》昨日の紅葉にも度肝を抜かれましたが、ホテルから乳頭温泉に向かう途中のブナ林の紅葉にはポカーンと
してしまいました。純度100%に近いブナ林の葉が一斉に色付いているのです。下山してきて改めて見ても本
日の絶景は乳頭温泉のブナ林の紅葉でした。恐れ入りました。
寒気が残り山はガス模様。森林限界は冷たい風が吹き、登山道には3センチぐらいの雪が積もっていました。ガ
スの中の乳頭山、切れ落ちる絶壁の全容は把握できないまま先に進みました。このまま笊森山を目指せば千沼ヶ
原は見れないと思い、千沼ヶ原を目指します。開けた湿原には沼が点在している見事な絶景。やっぱりここを外
さなくて良かったと胸を撫で下ろしました。笊森山から宿岩付近を歩いているとガスが抜ける気配がしてきます。
そして湯森山へ登り返していると後方に視界が広がってきました。前方には秋田駒ヶ岳。写真で見る感動的な絶
景が広がっているのです。尖った乳頭山に繋いできた稜線、険しい表情の秋田駒ケ岳。今回の山旅が報われまし
た。さて冬はどの斜面を滑ろうか、そんな事を考えながら乳頭温泉まで4.5キロと記された標識を右に進みまし
た。歩くのに支障はありませんが少し藪っぽい登山道をひたすら下山しました。そしてスキー場跡から見える乳
頭温泉郷は見事に色付いていました。今後、この紅葉を超える絶景を見る事ができるのでしょうか?感動的な山
旅のフィナーレとなりました。
■森吉山・一般
《山行日》2021/10/28(木)
《参加者》平山、山崎(報告:山崎)
《日程》ブナ帯キャンプ場8:40〜山頂駅9:20〜避難小屋10:50〜森吉山10:00〜避難小屋10:25/10:55
〜山頂駅11:15/11:30〜ブナ帯キャンプ場12:00
《概要》山麓の紅葉に圧倒された森吉山
《内容》急遽、森吉山に登ることになりました。ゴンドラに乗るか、他のルートを探ると比較的短時間で登れるル
ートを発見。ゴンドラ乗り場から林道を車で走りブナ帯キャンプ場から森吉山を目指す事にしました。スタート
時の晴天も間もなく怪しい天気になり、雨が降り始めました。整備されて登山道なので傘をさして進みます。降
り出した雨も避難小屋付近で止みましたが、山頂付近は生憎のガス模様。晴れたらこんな景色なのかと想像だけ
して下山しました。下山途中から見える山麓の色合いは綺麗で、燃えているようでした。山麓のブナ林の登山道
は今まで体験した事のない見事な紅葉。歩いているだけで嬉しくなってくる感動的な紅葉の森が広がっていまし
た。これを見れただけでも大きな収穫です。北東北の紅葉に圧倒された森吉山でした。
■赤城山・登山教室・その他
《山行日》21/10/23(土)
《参加者》久保、星、本間ズ
《概要》冬型のために予定を変更して駒ヶ岳の往復にしました。
■山行報告 21年10月30日(総会・11月例会の分)■
■甲子山、坊主沼・一般 《山行日》2021/10/24(日) 《参加者》増渕、杉山、山崎(報告:山崎)
《日程》大黒屋7:05〜猿ヶ鼻8:20〜甲子山9:10〜甲子旭分岐9:25〜坊主沼避難小屋10:20/10:45〜坊主沼11:00
〜甲子旭分岐11:45〜甲子山12:15〜猿ヶ鼻12:50〜大黒屋13:50
《概要》ルートを変更して静寂の坊主沼へ
《内容》色づく森をひたすら登り、甲子山手前で雪をみた時には、甲子旭岳への登頂は完全にお預けとなってしま
いました。甲子山から旭岳方面にはガスが掛かり、凍えそうに寒いので先に進みました。坊主沼方面を目指しま
す。旭岳分岐を過ぎるとブナの大木とダヶカンバの混じる最上級の森が広がります。いつ来てもこの森には癒さ
れます。森の雰囲気に浸りながら、ぬかるんだ登山道をひたすら進むと、避難小屋に到着です。やっぱり泊まり
たく避難小屋です。続いて旭岳の斜面を眺めながら坊主沼に足を進めます。見えてきた坊主沼は鏡のように静寂
していて山の雰囲気を醸し出してくれました。登山道を戻り、甲子山に戻る頃にはいつのもカッコいい旭岳が姿
を現してくれました。三本槍方面の眺 望と、旭岳への眺望で、今日も山に来て良かったなと思える山行きにな
りました。
■博士山・一般
《山行日》2021年10月10日
《参加者》松岡ズ
《天候》晴れ時々曇り
《要約》会津のぶな林
《ルートタイム》宇都宮5:15―柳津町(道海泣尾根)登山口8:30〜主尾根10:30〜博士山11;40/12:05
〜道海泣尾根分岐13:55〜下山口14:50
《本文》(道海泣尾根)急こう配を木の根岩角を掴みながらぐいぐい標高をかせいで行く。稜線に出たところで疲
れてしまった。ちと無理したようだ。ゆっくりゆっくり山頂を目指していく。若者二人組とほどなく10数人ほど
の中高年と擦れ違うと山頂だった。狭い山頂が静かだった。遠くに磐梯山が望める。雪が無いから木々が視界を
遮って展望はあまり良くない。下山は緩い下山路を降りた。距離は倍近くありそうだ。
■浅草岳・一般
《山行日》2021/10/10(日)
《参加者》東、倉俣 (報告倉俣)
《日程》10/10(日)大田原6:00--ネヅモチ平登山口P9:30/9:40〜前岳11:18〜浅草岳11:34/12:13
〜カへヨノボッチ12:35〜ネズモチ平登山口P13:52--大田原
《概要》紅葉を見に只見の山に登る
《本文》大田原をゆっくり出て只見に向かいます。新潟側のネヅモチ平のPは、大きく100台位駐車可能(水洗トイ
レあり)到着時、7〜8割が埋まっており人気の山を実感。沢沿いのブナ曽根の急登を前岳まで登ると守門岳が大
きく見えます。さらに進むと山頂手前の池塘、草紅葉の湿原がいい感じです。山頂からは、守門・粟ヶ岳、磐梯、
遠くに飯豊、燧・越後駒・平ヶ岳と展望良し、帰路は桜尾根を紅葉を楽しみながら下りました。
■高原山釈迦ヶ岳・一般
《山行日》2021/10/9(土)
《参加者》山崎(報告:山崎)
《日程》大間々5:40〜八海山神社6:10〜剣ヶ峰6:30〜釈迦ヶ岳7:20/7:40〜剣ヶ峰8:30〜八海山神社8:45/8:55
〜大間々9:15
《概要》登山道の状況把握
《内容》
●笹の状況
山頂から手前500m区間は笹が茂っているので笹刈りが必要と思われます。刈払機1台で燃料は1リットル
ぐらいでOKです。
・危険防止のトラロープ設置箇所は3箇所、20〜30m
・登山補助のトラロープ設置箇所は4箇所 20〜30m
・観音岩の少し先に登山道の崩落しそうな箇所があるため登山道の変更が必要かもしれません。
・標識が落ちている箇所あり。
・倒木あり、鋸でもなんとかなりそうです。
■尾瀬ヶ原・一般
《山行日》2021/10/9(土)〜10/10(日)
《参加者》植木、須藤、伊藤(報告者)
《日程》
・10/8(金)岳友会本部19:30--22:00戸倉(泊)
・10/9(土)戸倉08:20--乗り合いワゴン車--08:50鳩待峠09:10〜11:40山の鼻12:10〜牛首分岐13:10
〜竜宮十字路14:00〜14:30見晴(泊)
・10/10(日)植木:前日の逆ルートで鳩待峠へ
須藤&伊藤:見晴09:10〜竜宮十字路09:30〜牛首分岐10:00〜10:35山ノ鼻10:55〜13:15至仏山13:40
〜小至仏山14:15〜オヤマ沢田代14:35〜原見岩14:55〜15:50鳩待峠 合流後:鳩待峠16:15--バス
--16:45戸倉17:00--(温泉)--20:15岳友会本部
《概要》秋の尾瀬ヶ原をのんびり歩き、紅葉を満喫する。
《内容》・10/8(金):岳友会本部に集合、小林さんに見送られながら出発。 数匹のシカに遭遇しながら戸倉の第
1Pに到着。明日は天気が良くなさそうなので、鳩待峠〜山の鼻〜見晴で行くことに決定。 3人で車中泊。前夜祭
ということですごいもをお湯割りにして飲む。 ・10/9(土):目が覚めると7:50発最終バス。その後、乗り合い
ワゴン車に乗る。(料金はバスと同じ@1,000)
鳩待峠Pに着くと小雨で傘をさして峠の休憩所へ。少しいると雨も止んだので山の鼻へ向かって出発。少し歩いて
は止まり、歩いては止まり。紅葉と森の香りを満喫した(最高)。どんどん追い越され。山の鼻に到着、ほぼ全
てのベンチに人が座っている。休憩後、出発。尾瀬ヶ原の草紅葉とその先に見える木々の紅葉、池のヒツジグサ
とイモリ、前を見れば燧ヶ岳、後ろには至仏山、途中小休止を入れ360度の景色を楽しみながら牛首分岐〜竜宮
十字路へと進む。竜宮小屋を過ぎた頃には奇麗な景色も満喫し過ぎてお腹も一杯、自然とペースも上がる。見晴
に到着。『今日、尾瀬に来た人で紅葉を一番満喫したのは我々であることは間違いない。』と思った。雨が降っ
てきたので、テントの中で植木シェフによるディナーの始まり。キノコのアヒージョとスパゲッティ、美味しか
ったです。 18時就寝。 夜中、自分がトイレから戻ると植木さんが起き「お腹すいたね」。寝ていた?須藤君を
無理やり起こして夜会の始まり。焼きカレーパンと豆乳リゾット、ご馳走様。1時再度就寝。
・10/10(日):テントから出るとあれだけあったテント(100張り!)はまばらになっていた。炊飯(伊藤が担当、上
出来)、植木さんが作った生姜焼で朝食。植木さんに別れを告げ、いつもは誰かの後ろを歩く須藤君と自分、自
分が先で出発。山の鼻までの木道は少し早めのペースで、と思い歩くが振り向くと紅葉に包まれた見晴小屋の後
ろに燧ヶ岳、やっぱり足を止めて写真を撮ってしまう。竜宮十字路を過ぎたあたりで自分達より少し早いペース
で行く二人組に追い越されたので付いて行く。牛首分岐で小休止。人出は昨日より多く、子供を背負っている人
(中には夫婦で1人づつ)もいる。さっきの二人組について行き良いペースで山ノ鼻に到着。至仏山へ向けて出発。
山頂までのタイムを2時間30分〜3時間に設定し、須藤君が先を行く。それにしても木道と石が良く滑る。聞いて
はいたが「これほどか」と思った。日が当たる場所でも石が滑る。『山の鼻→至仏山は登りだけの一方通行』の
訳が理解できた。一歩一歩注意しながら進む。眼下には一面草紅葉の尾瀬ヶ原とその後ろにそびえる燧ヶ岳が一
望できる。来て良かった。八合目あたりからガスってきた。山頂に到着、さほど広くない所にわりと人がいる
(少し密)。ガスっていて景色が見えない上に風が強い。靴紐を縛り直し、タイムを30分に設定し小至仏山へ向
けて出発。小至仏山頂に到着、景色は見えない。オヤマ沢田代までタイムを20分に設定し出発。木の階段を降り
ていると植木さんから電話があり、昨日の逆ルートで鳩待峠に着いたとのこと。オヤマ沢田代を通過、原見岩ま
でのタイムを30分に設定。原見岩で小休止、景色は見えない。鳩待峠までのタイムを1時間10分に設定し出発、
良く滑る木道が続く。今日の須藤君の背中は少しだけ大きく見る。鳩待峠に到着し、植木さんと合流。須藤君
「もう限界です。 ボロボロです」。あれ?須藤君の背中が大きく見えたのは気のせいだったのだろうか? 山
の鼻から鳩待峠まで、この2人組にしては良いペースで来ることが出来たように思う。『至仏山=良く滑る山』
の印象が残った。休憩の後、バスで戸倉の第1Pへ。『旅館みよしの』でヌルヌルの温泉(ph9)に入り岳友会本
部に到着。小林さんにお出迎えをして貰う。
■三本槍岳・一般
《山行日》2021年10月3日
《参加》松岡ズ
《天候》曇り
《要約》紅葉
《ルートタイム》宇都宮5:15=那須IC―北湯温泉6:25/7:05〜マウントジーンズ分岐8:25〜清水平10:25
〜三本槍岳11:05/11:35〜清水平分岐12:00〜マウントジーンズ分岐13:35〜北湯14:40―宇都宮17:00
《本文》北湯から登るのは久しぶり。外湯の前を通るのは相変わらずだが宿前で2,3人うろうろしている。どう
やら登山口の入り口を探している様子、ちょっと見た目にはわからない雰囲気だ。鉄の網目の橋を渡ると立派な
登山道になった。以前はえぐれた道だったが変わったらしく歩きやすくなっている。歩く人は少なく静かな秋の
山道だ。マウントジーンズからの道に合流するととたんに登山客で賑やかになった。三本槍岳の山頂は昼時で座
るところも無かった。少し大峠の方に下ったところで腰を下ろして昼食にした。目の前が開けて景色が良い所だ
った。下山も同じルートを辿って北湯への分岐までは抜いたり抜かれたでだったが、そこを過ぎると途端に静か
な樹林の中の道になった。マウントジーンズへの尾根には太い針金の網が敷き詰められた小石に被せた所があっ
たりして何となく少し気を使ってしまった。北湯の外風呂に一人入っていてなんだか悪い様な気がして下を向い
て急いで通った。