令和3年4月から令和3年9月までの山行報告
■山行報告 2021年10月6日号■
参加者:吉野、小林、久保、増渕、植木、斎藤常、星、江連、伊藤、山崎、須藤
■那須三本槍岳・一般
《山行日》10/3(日)
《参加者》松岡ズ
《日程》北温泉からのピストン
■足尾松木ジャンダルム・ロッククライミング
《山行日》2021/10/2(土)
《参加者》平山、山崎(報告:山崎)
《日程》銅親水公園8:00〜
ジャンダルム9:00/14:50〜銅親水公園15:45
《概要》充実したマルチピッチクライミングの練習
《内容》正面ルンゼルート1ピッチをフリーで登り、2ピッチ目からスタートしました。30mシングルロープで
6ピッチぐらいでジャンダルムトップに到着しました。岩が脆く落石に気を使いながらの登攀は疲れました。カ
ム、ナッツ、木を利用したランニングビレイの構築、つるべ登攀システムの確認ができました。下山は下山ルー
トより下山しました。懸垂下降は1箇所、約15mぐらいの下降になるため、30mロープを連結して下降しま
した。2本目は時間的に厳しいので、中央壁中央ルンゼルートの偵察を大スラブ付近まで実施しました。ルート
が確認できたので次回は中央ルンゼルートに挑みたいと思います。
■一切経山・一般
《山行日》2021/9/25(土)
《参加者》植木、須藤
《日程》
・9/25(土)那須塩原5:00--兎平駐車場8:55〜姥ケ原分岐10:15〜鎌沼10:30〜酸ケ平避難小屋11:00〜一切経山11:55
〜酸ケ平避難小屋13:10〜兎平駐車場15:00--那須塩原20:00
《概要》初秋の吾妻連峰を歩く
《内容》天気&植木さんの膝が調子悪かったため予定していた縦走は中止し、鎌沼周辺、一切経山をゆっくり歩い
てきました。霧雨が降り続く中、紅葉を楽しみました。クロマメノキ、シラタマノキがたくさんありました。
山頂で五色沼の絶景を期待しましたが真っ白でした。魔女の瞳、縦走はまた今度トライしたいです。観光客が多
かったです。磐梯吾妻スカイラインでクラシックカー軍団を見れてラッキーでした。
■足尾松木ジャンダルム・ロッククライミング
《山行日》2021/9/23(木)
《参加者》平山、山崎(報告:山崎)
《日程》銅親水公園7:20〜ジャンダルム8:40/14:40〜銅親水公園15:40
《概要》岩場の状態把握
《内容》先輩方のおかげで何とかトポを入手し、念願のジャンダルムに行く事ができました。
まずは岩場の全容把握、フリークライミングエリアの全容まで把握、マルチエリアはまだトポとルートが一致で
きず。降り口の確認をしてロープ径違いの懸垂下降を実実践。今回はエイトで連結、ロープの回収に失敗したが
コツはつかめた。
岩が乾いてきたので、5.10aのウォームアップ2に挑むも敗退。ボルダリングジムでトレーニングしてもこんな
レベルかと落ち込む。正面ルンゼルート、2ピッチまで偵察、カムがしっかり決まるので嬉しくなってくる。懸
垂下降のロープ回収は成功した。
再びウォームアップ2に挑むが、トップロープでも落とせない。良い時間になってきたので下山しました。
■那須苦土川水系大沢左俣・沢登り
《山行日》2021/9/20(月)
《参加者》平山、山崎(報告:山崎)
《日程》深山ダムBW7:45〜林道終点8:20〜西沢出会8:30〜二俣9:20〜40mの滝10:20〜稜線(五葉ノ泉)13:50
〜大峠15:20〜大峠林道P16:10
《概要》今季、最も厳しく爽快な沢登り
《内容》大峠林道に車をデポして深山ダムバックウォーターまで3時間の道のりとなりました。3時間はちょっと
した遠征です。準備を整え林道を進みます。かつては堰堤工事などで木が生えてなかった印象でしたが、25年
も過ぎれば立派な森になってしまうもんです。
西沢出会いからゴーロを少し進むと最初の滝が出てきました。かなりのヌメリです。細心の注意で進みます。最
初の核心20mの滝が現れました。左の凹角を狙えば登れそうですが濡れているので右岸から巻きました。滝の
上はナメ滝の連続です。もう気が抜けません。
7mの滝では左岸を直上し、残置ハーケンにスリングの垂れ下がる所をトラバースするが、一歩が出ないためお
助けロープで突破しました。たぶん今日の核心です。
二俣から左俣20mの滝を右岸の草付きから突破します。左岸は危険です。上部の20mは左岸の灌木地帯に逃
げ込んで突破しましたが右岸の草付きのが安全でした。間もなく40mの滝が現れます。ルンゼを狙いたいとこ
ろですが流水があるので、リッジの残置ハーケンを利用して登りました。かなり渋い登りです。ロープが30m
なのでリッジを過ぎた所でピッチを切りました。上部はホールドも豊富なのでフリーでも行けそうです。ここの
突破に90分を消費。核心部はここで終わりかと思いきや、以降の滝もいやらしく最後の滝では登る気力を削が
れてしまい、ユマーリングで突破しました。笹のトンネルも終わり稜線に向けての広大な草付き斜面が広がって
きました。後ろには那須岳の絶景が広がります。斜面は結構な斜度なので落石に注意して登りました。草付き斜
面が終わった所で腰ぐらいの笹の藪漕ぎとなります。前進する気力はないので五葉ノ泉に向けてトラバースをし
て登山道に抜けだしました。
稜線からの眺望は、雲もほとんどなく遠くの山々まで見渡せる一生ものの眺望です。色付き始めた稜線を見てい
るだけで感動してきます。苦労が報われた気分となりました。
■那須茶臼岳・一般
《山行日》9/20(月)
《参加者》久保
《内容》6:30には駐車場はいっぱい。帰りはロープウェイ駐車場まで1km以上つながっていました。
■鹿沼岩山・岩登り
《山行日》9/19(日)
《参加者》増渕 ほか2
《概要》岩山の岩でトレーニング、レスキュートレーニング
■大朝日岳・一般
《山行日》2021/9/19(日)〜9/20(月)
《参加者》倉俣、伊藤、西脇、須藤、植木(車)
《日程》・9/19(日)那須塩原 3:40/3:57ーー黒磯板室i.c.==月山i.c. 6:40ーー古寺鉱泉P 8:100/8:20
〜 古寺鉱泉登山口8:25 〜 一服清水9:40/9:50 〜 ハナヌキ分岐 〜 古寺山11:20 〜 小朝日岳12:20/12:35
〜 銀玉水14:00/14:15 〜 大朝日小屋15:05 (泊) 大朝日岳と金玉水に散策
・9/20(月) 大朝日小屋4:00/5:30 〜 大朝日岳5:45 〜 平岩山7:20 〜 大玉山〜 赤鼻分岐 〜 祝瓶山14:10/14:30
〜 川沿い登山道に合流 〜 大石橋P 17:50/18:10 --67km--米沢北i.c. == 黒磯板室i.c.23:30
《概要》初秋の朝日連峰を歩く
《内容》秋の連休に東北の山へ。今回の山行では植木さんが車を回して下さり、せっかくのチャンスなので古寺→
針生平へ縦走しました。
初日:一服清水〜ハナヌキ分岐辺りまでは蒸し暑く汗だくになって登りました。古寺山辺りになると視界が開け
てきて東北の山々が一望できました。小朝日岳からの下りはこんなに降りるの?というくらい急でもういいかな
という感じです。銀玉水で水分を補給し、大朝日避難小屋へ到着。夕陽がキレイです。小屋泊は満杯とのことで
テント泊。銀玉水と金玉水の飲み比べもしました。(金玉水の方が美味しいです。)その日は月も大きく、星は月
明かりでそこまで見えませんが街の光と合わせて十分すぎるくらいキレイでした。夕飯の牛タンおいしかったで
すね!
2日目:キレイな日の出をみて出発。すぐに大朝日岳に登頂。雲海と遠くに祝瓶山が見えます。今日も東北の山
々が一望できて気持ちがいいです。平岩山〜
赤鼻分岐まではイヤな登山道が続き、複数回のアップダウンがあり堪えました…やっとの思いで祝瓶山へ登頂。
大朝日岳がカッコいいです。鈴振尾根は一気に下り。足が棒のようでした。途中植木さんが迎えに来てくれ、
ホッとしました。沢で水分を補給し生き返りました。麓の温泉りふれで疲れをリフレッシュしました。初めての
大朝日岳縦走は天気も良く、紅葉もあり、後半バテバテでしたが気持ちのいい山旅でした。
■前川大滝沢・沢登り
《山行日》2021/9/12(日)
《参加者》平山、山崎(報告:山崎)
《日程》大滝沢駐車場7:05〜大滝7:40〜ネコノ沢出会8:25〜ホラ貝沢出会8:35〜潜滝10:40/11:10
〜滝見台12:20/12:40〜大滝沢駐車場12:55
《概要》人を惹きつける美渓の沢
《内容》まだ7時前なのに路肩の駐車場は満車という大盛況、続々と沢登りのパーティーが出発して行きます。
準備を整え私達も入渓です。最初の滝15mは大滝手前の核心部、ラバーソールがガッチリグリップしてくれた
ので安心して登る事ができました。それにして綺麗な滑床です。すこし滑床が続き現れてくるのがゴジラみたい
な大滝。圧倒的な迫力です。この滝は3ピッチで登れるとのこと、じっくり観察してみると最初ピッチが核心で
すかね。いずれは挑戦してみたいですね。滝の巻き道はしっかりしていて安心して落口まで巻くことができまし
た。
ホラ貝沢出会いから先がこの沢の楽しい所です。2カ所ぐらい滝を巻いて、一カ所はいやらしいヘツリとなりそ
うなので泳ぎました。冷たくて凍えそうです。それがかえってペースを上げてしまい、いつの間にか先行者がい
なくなってしまいました。ジムトレの影響もあり今回の随行はヒヤヒヤする場面がまったくなく、ハイキング気
分で沢登りを楽しむことができました。潜滝の大岩の上で日向ぼっこをして、暖かくなったところで下山しまし
た。下山して間もなく明月荘を目指す登山者とすれ違いました。登山道は荒れているけどなんとか行けるそうで
す。下山道は相変わらずの藪で足元に注意しながら下山しました。滝見台から大滝とお別れして下山しました。
■妙高山・一般
《山行日》21/9/12(日)
《参加者》倉俣 (報告倉俣)
《日程》実家5:10-燕温泉P5:45/5:54〜光明滝・称名滝6:40〜天狗堂7:40〜妙高大神8:58〜妙高山北峰9:05/9:33
〜北地獄谷麻平分岐10:45〜燕温泉P12:05−実家
《要約》久しぶりに故郷の山に登る
《本文》早朝、実家を出て燕温泉に向かいます。駐車場は、ほぼ満車に近く、いつの間にか人気の山になったなと
感じる。駐車場からひなびた温泉街を抜け、細いが舗装された道を行く、途中赤倉温泉の源泉がある、間もなく
光明滝・称名滝に到着、温泉成分を含んだ滝で岩肌は、硫黄成分が付着している。ここから本格的な登山道に入
り、北地獄谷麻平分岐を過ぎ胸突き八丁を頑張って登ると天狗堂に到着。天狗堂から主峰の登りに入り、難所の
鎖場を越して行くと東に八ヶ岳、東に後立山連峰が見え、遠く槍・穂高も見え、妙高山での久しぶりの展望に気
分よく山頂へ向かう。山頂からも火打・焼山、朝日〜鹿島槍に続く後立山連峰、唐松の横に剱が見え、気分は上
々。帰路は、北地獄谷麻平分岐まで一気に下り、麻平経由で燕温泉に到着。次回は、河原の湯にもよってゆっく
りしようと思いながら実家に戻りました。
■山行報告(2021年9月4日号)■
今月は緊急事態宣言下にあるため例会は中止でした。
追加の報告があり次第、更新します。
■保太橋沢・沢登り
《山行日》2021/8/9(月)
《参加者》平山、山崎(報告:山崎)
《日程》三岩岳登山口6:15〜保太橋沢6:20〜二俣1036P10:25〜登山道1308P11:45〜三岩岳登山口12:30
《概要》あらゆる技術を使うテクニカルな沢登り
《内容》沢トレーニング3本目は以前から気になっていた保太橋沢に挑戦することにしました。微妙な天気なの
で二俣までのショートルートで挑みます。遡行開始していきなりお助けロープの出番です。フェルトもラバーも
ヌメヌメで滑ります。花崗岩なのに滑るんのです。恐怖です。その条件で小滝とゴルジュと、へつりの連続、ド
ボンの恐怖で気を抜けません。神経を使いながら進みます。
最初の難所5mの滝が見えてきました。ロープを出して挑戦してみますが結局巻きました。巻いた先には崖に
なっていて懸垂下降で沢床に帰還しました。30mロープでギリギリの懸垂下降は緊張しました。滝を越えて少
し進むと開けた雰囲気の見事なゴルジュが見えてきました。この沢一番の見所のような気がします。嬉しくなっ
てきますがすんなり通してくれません。泳げば楽だと思われますが、へつりと突っ張りで突破していきます。
ゴルジュの先には2段10mと5mの滝が出現、多分今日の核心です。下は流心右から登り、お釜に落ちないよ
うに上段は流心左から攻めます。ヌメヌメで嫌らしので、平山君がクライミングシューズに履き替えて登ってい
きました。ロープを出してもらい私はたわしでゴシゴシしながら登りました。少し進むとまた大きな滝が出てき
ました。ホールドが豊富にありそうですが、ツルツルでここもたわしでゴシゴシと緊張した登りとなりました。
二俣までのゴーロをのんびり進みたいところですが、雨が強くなってきたので急ぎます。枝沢に入り登山道に詰
め上げます。上部は急斜面の藪漕ぎ、登山道出口では進行方向がわからなくなる樹海の洗礼で緊張!
登山道に出て休憩と思ったら今度はアブの襲撃、最後まで緊張の連続となりました。そんな沢登りでしたが、保
太橋沢の美渓を見ればまた行きたくなります。今度はフルコースで行きたいですね。保太橋沢、総合力を試され
る沢でした。
■山行報告(2021年8月4日号)■
参加者:小林、吉野、星、伊藤、植木、倉俣、江連
■阿武隈川南沢・沢登り
《山行日》2021/8/3(火)
《参加者》平山、山崎(報告:山崎)
《日程》大黒屋7:20〜南沢7:35〜甲子山12:10/12:20〜大黒屋13:30
《概要》プロテクション&ロープワーク実践トレーニング
《内容》本日は装備を整えて南沢に挑む事になりました。F1はフリーで登れそうですがロープを出します。
結局中間支点は取れませんでした。F2はハーケンと残置ハーケンを利用して登りました。残置は軟鉄ハーケ
ンが3本ありました。ここが核心の滝と言われていますがホールドもしっかりしていて安心して登る事ができ
ました。F3は左岸を巻きました。踏み跡を辿れば簡単に巻けますが、この滝も登れるようです。そうしてF
4、意外といやらしくラインがなかなか定まりません。ロープをフィックスしてもらいユマーリングで登って
みました。ツリークライミングの感覚を思い出します。F5からF8は迷わずフリーで。二俣を右俣に進むと
険しい雰囲気になってきます。その先に現れるF9の大滝、かなりの迫力です。迷わずロープを出します。
ハーケンを打てば岩が割れる。こんな時は軟鉄ハーケンの出番なんですね。中間部のトラバースがいやらしく
真っすぐ登れば難しくなる。そんな時に見つけた残置ハーケンに救われました。残置を目指すとホールドがあ
るんですね。上部は木の根っこを使いなんなく登れます。しかし高所恐怖症にとっては恐怖の滝です。F10
はたっぷりシャワーを浴びて登りました。冷たくて最高です。最後は藪を抜けて甲子山から見る旭岳はカッコ
良いですね。南沢は滝も10個と簡単過ぎず難し過ぎず、トレーニングには最適の沢のような気がします。
■登山教室 尾瀬沼・その他
《山行日》21/7/24 学習会7/21
《参加者》久保、斎藤常、星 一般14名
《概要》植物の先生にお花を教わりました。
■日光黒檜岳・一般
《山行日》21/7/23
《参加者》稲葉昌
■阿武隈川白水沢・沢登り
《山行日》2021/7/23(金)
《参加者》平山、山崎(報告:山崎)
《日程》大黒屋7:10〜白水の滝7:20〜衣紋の滝7:30〜奥の二俣の滝9:20/10:20〜登山道11:20
〜白水の滝12:30/13:15〜大黒屋13:20
《概要》プロテクション&ロープワーク実践トレーニング
《内容》装備と午後の天気が怪しくなってきたので白水沢に変更しました。大黒屋の門をくぐり入渓し最初の滝
が現れます。白水の滝です。ホールドも豊富でフリーで登りました。堰堤を巻いて6mのスリ鉢状を登るとお
釜が出てきました。エメラルドグリーンの綺麗なお釜です。その先は絶望的な20m衣紋の滝です。諦めて巻
きました。その先には8mと6mとロープをだしてハーケンを打ちました。初めてのプロテクションの実践と
なります。打ったハーケンが効いているのを確認すると嬉しくなりました。そしてフリーで登るより安心して
登れるのです。
しばらく穏やかな区間が続きます。綺麗なナメ床です。そして今日の核心、奥の二俣に到着しました。本日の
核心です。私達は前回に続き右俣30m4段の滝に進む事にしました。中間支点をカムで2カ所にセットしま
した。ジムの効果なのか僅かなホールドでも安心して登ることができました。1段目でピッチを切ります。残
り3段はハーケンと木を利用して支点をセットしました。ロープの流れも良く、良い感じだと思います。楽し
くなってきました。その先は左俣に進み藪を漕いて登山道に出た時に雷鳴が響き渡りました。これは本降りに
なるかと思いましたが下山しているうちに雨が上がってしまったので、白水の滝をフリーで登ってしまったや
り直しで、カムをセットして登ってみました。やっぱりフリーより安心して登れます。プロテクション導入に
より沢登りの行動範囲が広がったような感じです。もっと練習を重ねてスピードアップしたいと思います。
■上高地より穂高連峰縦走・夏の会山行に向けてのプレ山行
《山行日》2021/7/22-24
《参加者》倉俣、伊藤、須藤、西脇 (報告西脇)
《日程》
・7/22 上高地バスターミナル10:00〜河童橋10:20〜明神池11:00〜徳沢12:00〜横尾14:00
・7/23 横尾4:30〜吊り橋5:45〜Sガレ7:00〜涸沢ヒュッテ7:45〜テント設営&休憩8:30〜北穂分岐11:30
〜北穂高岳11:40〜北穂高小屋11:50〜昼休憩12:30〜涸沢小屋14:40〜涸沢ヒュッテ15:00
・7/24 涸沢ヒュッテ5:00〜ザイテングラード7:00〜穂高岳山荘8:00〜休憩8:20〜奥穂高岳9:00〜休憩9:30
〜紀美子平11:20〜前穂高岳12:00〜紀美子平12:30〜雷鳥広場13:00〜岳沢小屋15:00〜風穴16:00
〜岳沢登山口16:30〜河童橋16:45〜上高地バスターミナル17:00
《概要》上高地より雄大な北アルプスを歩く
《内容》
・7/22 数日前より天気予報が安定せず、迷いに迷って上高地より穂高岳へのルートに決定しました。初日は上
高地から横尾までの平地をひたすら歩きます。バスから降りるとキョロキョロワクワク。はじめての上高地は
「観光地なんだなぁ」という印象でした。上高地から徳沢までにぽつりぽつりと見かけるキャンプ場には、テ
ントがびっしり。みんなよくやりますねぇ。僕らもいっしょか!昨今のキャンプブームを肌で感じました。平
地をひたすら歩きますが、水の綺麗なこと!山屋さん以外の方が多い道を、4人でトコトコあるき徳沢へ到着し
ました。ここでもキャンパーがたくさんでした。お洒落なカフェまで!しかし、そちらには目もくれず、休憩
の後、今日のゴール横尾へさらにひたすら歩きます。途中『サンカヨウ』がいっぱい!実を口にしてみました
があまり美味しくはありませんでした。そんなこんなで横尾へ到着。すかさず飲み物を冷やし、昼寝をし、夕
食をとって、夕暮れの山と夜の星を眺めて床につきました。
・7/23 天気によると午後から天気が崩れるとのことで、早めの出発です。涸沢への登山道へ入ると真っ赤に染
まった屏風の頭?がさっそく迎えてくれました。朝日に照らされ、時が経つにつれて様子が変わってゆく山を
眺めながら、今日もひたすら涸沢を目指しました。本谷橋を渡り、川を眺めながら休憩をしていると『カルピ
スのミニゼリー』を川で冷やしていた女の子が「良かったら食べてください!」と《僕》に声をかけてきてく
れました。割と単調な道のりで少し元気がなくなっていましたが、このゼリーでだいぶ回復しました。
Sガレを超えて少し開けた道に出ると、所々雪渓も見えはじめました。が、あいにく?の快晴で登山道は横尾か
らずーっとアツアツです。涸沢ヒュッテへ到着し、まずは今日の設営場所をチェック(横目で生ビールもチェッ
ク)。いい場所も見つかり、一休みして荷物を軽くし北穂高岳へ!
これもまたひたすら登り、登り、そして登り。振り返れば涸沢ヒュッテ、そして前穂高、奥穂高と天気もばっ
ちり、そして暑い!所々流れる雪解け水を「くぅー!!!」っと身体にパシャパシャ掛けながら歩きました。
途中、登ってきた長野県警のお二人にご挨拶。ご苦労様です。
山頂に到着。曇り空でしたがちょこちょこ顔を見せてくれる槍ヶ岳と記念写真を撮り、しばし山頂余韻に浸り
山小屋へ。待ってましたというか、こちらがお待たせしましたと言いますか!もちろんキンキンの生ビール。
そしてメニューを見るとキーマカレー、カルビ丼、パスタ各種、ラーメン各種、悩みに悩みましたが、伊藤さ
んの鶴の一声「やっぱり肉でしょ」ふむ、そう、ここはカルビ丼です。カルビ丼に生ビール、漬物とお味噌汁
そして温かいお茶もついて、しめて2000円。安い!北穂高岳へいくなら2000円持っていくことをおすすめしま
す。北穂高小屋で英気を養い。本日の幕営地の涸沢ヒュッテへ戻ります。
無事テントへ到着し、一休みしていると少し雨が落ちてきました。予報より少し遅かったなぁと考えているの
も束の間、雨足はどんどん強まり、ザーザー降りに。しかし、夕食を食べ終わることにはすっかり雨も止みま
した。青空も見えているほどです。夜にトイレに起き、道すがら奥穂高岳を眺めると、月明かりが眩しいほど
にテント場と涸沢カールを照らしており、明日はいい朝を迎えられそうだなぁと感じながら、テントへ戻りま
した。
・7/24 朝、少し寝坊してしまいましたが、まずはザイデングラードより穂高岳山荘を目指します。本日もばっ
ちり文句なしの快晴、涸沢カールを照らすモルゲンロートに感激。水汲みやトイレの際にすれ違う他の登山客
の皆さんも、心なしかニコニコワクワクしているように見受けられました。本日も早朝から相変わらずの暑さ
です。涸沢小屋にソフトクリーム売ってたな…。なんて考えながらザイデングラードに入ります。時折り吹く
エアコンのような風が本当に気持ちがいい。ひたすら続く登り。目線は、長いガレ場が続く足元と、穂高岳山
荘付近を見上げたあたりをずっと行ったり来たりです。ちょっと目線をずらすと、涸沢岳の方を見上げる人た
ちが。話を聞くと「猿がいるー!」とのことでした。こんなところに猿がいるなんて。びっくり。気温が上が
って猿も上がって来られる範囲が広がったのでしょうか。猿は雷鳥の卵や雛を食べてしまうそうですね。さら
に歩いていくと、降りてきた僕の仕事仲間とばったり出会いました!!!梅雨頃に、お互い連休は山へ行くと
話していたのですがまさかこんなところで出会うとは!倉俣さんから「山で知り合いに会うなんて、すごい!」
と言っていただき、そういうもんなんだなぁ。嬉しいなぁと、歩みがだいぶ軽くなる気持ちでした。
緩やかな登りが終わり、少し岩場が見えてきました。奥穂高岳から降りてくる方と道を譲り合いながら先に進
みます。順調に歩を進め、穂高岳山荘へ到着。残念ながらソフトクリームはありませんでした。小屋で印象的
だったのが、県警の方が高台で常に周囲を見渡していること。周りを見ると同じユニフォームを着た隊員の方
も多数見受けられました。その際、いろいろな思いが過りました。山の安全を守るお仕事、ご苦労様です。
しばし休憩の後、いざ、奥穂高岳へ!小屋から見上げる登山道はお見事。これを登るのかぁ?!とワクワクが止
まりません。取り付きからすぐ始まる岩場に「そんなに疲れないし、高度も上がるし楽しいなぁ?!」とルンル
ン気分ですが、少しでも気を抜けば下に真っ逆さまの登山道。注意しながら進みます。なんと、ここでまたす
れ違ったのは、昨日本谷橋でカルピスゼリーをくれた女の子!山の出会いは嬉しいですねぇ。
岩場を終え少し進み、振り返ると涸沢岳、北穂高岳、その先に槍ヶ岳が見えてきました。さらに進むと前方に
ジャンダルムも!さらにさらに進むと槍ヶ岳の奥に立山、裏銀座の山々も姿を現しました。息をつく間も無く
方々に現れる大スターたちに目をキラキラさせ、疲れも忘れて歩いた記憶があります。本当に素晴らしい景色
でした。そうして疲れも感じる暇もなく、あっという間に奥穂高岳に到着。雲が少し出てきましたが、山頂で
は「今度来たらこっちにおいで!」と言わんばかりに、ジャンダルムがこちらを見ているようでした。ザック
を降ろし、北穂高岳、槍ヶ岳、その先に見える山々を眺めながら贅沢な時間を過ごしました。
しっかり休憩をとり、最後のピーク、前穂高岳へ進みます。足場のしっかりした岩場をひたすら降りてゆきま
す。「吊り尾根はたいしたことないよ」と倉俣さんは言っておりましたが、結構効きました!!所々休憩を挟
み紀美子平へ到着。荷物をデポし、いよいよ前穂高岳を目指します。山頂まではほとんど空荷で30分「軽いし
岩場だし楽しい?!!!ウッキー!」と言った気持ちで、あっという間に山頂へ到着しました。道中ガスってい
た雲も晴れ、奥穂高岳より進んできた道、そして西穂高独票、ピラミッドピークも見ることができました。山
頂もしっかり楽しみ、次は紀美子平より重太郎新道から岳沢を目指します。
下山中、雲も少し上がってきて西側には西穂高、後ろには奥穂高。いい景色です。何度も振り返っては「あそ
こからここまで歩いてきたのか」としみじみ考えながら歩いておりました。そして、前を向くと岳沢小屋とテ
ン場も見えます。しかし、見えてはいるのに降りても降りても全然つきません!!!なが??い急なガレ場と梯
子の道をひたすら降りてゆき、岳沢小屋へ到着。天気を心配しておりましたが、雨の降る気配もないのでこの
まま上高地まで進むことにしました。(非常に残念ながら岳沢小屋にもソフトクリームはありませんでした。)
そこからはさらになが???い林道を2時間半。西脇は倉俣さんに了解をもらい、走って降りました。3日間歩いた
疲れと、走りながら出るアドレナリンが混ざり合い最高に気持ちの良い下山道でした。無事上高地へ到着。
ついた時の感想は、3日前と同じ「上高地は観光地なんだなぁ」でした。
初めて上高地より今回のルートを歩いた感想は、目線を上げればすぐそこに名山!頑張って歩けばすぐに名峰!
お金を出せば生ビール!狭いようですごく広い、近いようでなかなか遠い。そしてさまざまなルートがある。
懐の深い場所だなぁと感じた素晴らしい3日間でした。
■高原山桜沢・沢登り
《山行日》2021/7/18日(日)
《参加者》江連、平山、山崎(報告:山崎)
《日程》山の駅たかはら11:40〜咆哮霹靂の滝12:25/12:45〜雷霆の滝13:40/14:35〜山の駅たかはら15:40
《概要》クライミングとロープワークの確認
《内容》咆哮霹靂の滝からスタートしました。霹靂の滝を落とそうと試行錯誤しましたが、私達の知識では30
mロープでは足りないと判断して、咆哮の滝を登りました。江連さんを確保して登りました。ロープワークの
練習になりました。滝の上の滑床は癒しの滑床、こんな日は涼しくて良いですね。それから一気に雷霆の滝ま
で詰め上げます。
1本目はフリーで登ります。ヌメヌメで滑るのでたわしが活躍しました。そこから懸垂下降で降りて2本目はト
ップロープで登りました。手を掛けた岩が剥がれたり、足を掛けた岩が落ちたりと緊張しましたが楽しい滝登
りを体験できました。濡れたロープとスリングがズッシリきます。歩荷訓練のように山の駅に戻りました。
■山行報告(2020年7月7日号)■
小林、久保、植木、斎藤常、星、倉俣、江連、西脇、伊藤、須藤
■岩手山・一般
《山行日》21/7/4《参加者》《日程》網張スキー場(展望リフト利用)7:00〜鬼ヶ城〜岩手山(お鉢廻り)
〜馬返し登山口15:00
《概要》青森のBC仲間と岩手山に登る
■根名草山・一般
《山行日》21/7/3
《参加者》佐藤、吉沢
《日程》金精峠6:00〜湯泉が岳7:30〜念仏平避難小屋9:00〜根名草山10:30
〜金精峠戻り14:00
《概要》友人と野鳥生息調査に行ってきます。
《内容》金精峠の駐車場には天気を心配してか県内ナンバーの数台のみ。 白根山に向かう登山者が多く、根名草山
方面に向かう登山者は少ない。 天候は安定しており、ガスは出るも青空も望める登山日和だった。 今回は、栃
木県委託の野鳥生息調査のため、所々で立ち止まり、鳴き声を記録していく。 ホシガラス、カヤクグリなどが観
察でき、収穫があった。 念仏平避難小屋は建て替えてから5年以上経つが、小綺麗で木の香りが心地よく、泊ま
りも良いと思った。帰路、登山靴の合皮破れに気付き、慎重に下る。皆さんも気をつけましょう。
■三本槍岳・一般
《山行日》21/6/27
《参加者》山崎
《日程》北温泉から三本槍に登ってきます。
《概要》裏那須の眺望を楽しんできました。
《内容》来月からの北東北遠征に向けてトレーニングです。
■太郎山・一般
《山行日》21/6/18(金)
《参加者》山崎
《日程》光徳キャンプ場〜旧山王峠〜山王帽子山〜小太郎山〜太郎山〜工事専用道路出合〜湯殿橋〜梵字飯場跡
〜裏男体山林道起点〜光徳キャンプ場
《概要》《内容》林道がめちゃくちゃ長かったです。
■関東ブロック栃木予選会・その他
《山行日》21/6/18(金)〜6/20(日)
《参加者》増渕、植木、渋谷、近藤、小川、倉俣
《日程》・6/18(金)会場準備・6/19(土)〜6/20(日)大会
《概要》いろいろ大変だった。
《内容》栃木の選手は残念ながら、三重国体への出場はかなわなかったが、得るものは大きかった。栃木のエース
はパリオリンピックを見据えた「コンバインド ジャパンカップ」へ参加しました。この参加を認めた「栃木山
岳・スポーツクライミング連盟」と「栃木スポーツ協会」早朝の道路は空いていて、大田原から壬生まで1時間
20分しかかからなかった。それでも往復の車の運転は疲れます。次回は「宿泊」します。
■尾瀬沼と尾瀬ヶ原・一般
《山行日》21/6/12(土)〜6/13(日)
《参加者》植木、須藤、伊藤、江連
《日程》・6/12(土)関谷道の駅--御池P==沼山峠〜尾瀬沼〜沼尻〜見晴
・6/13(日)見晴〜ウサギ平分岐〜御池P--関谷道の駅
《概要》新人さん歓迎山行ということで、尾瀬沼と尾瀬ヶ原に行きました。
《内容》・6/12(土)「昼前後ににわか雨」との予報でしたが、沼山峠では青空が広がってきました。大江湿原では
ミズバショウがまだまだ残っていました。ミネザクラも満開でした。尾瀬沼からは燧ヶ岳がドドーンと見えまし
た。長蔵小屋の後ろにシラネアオイが満開でした。長蔵小屋には飲み物がたくさん売っており、玄関先にはおい
しい水が引いてありました。三平下にはたくさんの人がいました。沼尻で燧ヶ岳と尾瀬沼に別れを告げ、見晴に
向かいます。途中の湧水で尾瀬ヶ原飲み。ゆる?く下って見晴に着きました。するとテントが80張り以上!!何
とか場所を確保したものの、今度はポールが短いアクシデント。どうやら別のテントのポールらしい。あまりに
も天井が低いので、改良、トレッキングポールをテーピングで足し!て事なきを得ました。せっかくなので、散
歩に行きました。尾瀬ヶ原に出て振り返ると燧ヶ岳がドドーンと。感動です。小屋の明かりがオサレでした。テ
ントに戻っておいしいうどんを食べました。
・6/13(日)朝はトマトチーズラーメンのあと、ゆっくりと出発です。思った以上に膝が悪いので、三条の滝はパス
することにしました。尾瀬ヶ原からの至仏山がきれいです。温泉小屋はカフェだけがオープンしてます。ブナ林
を歩いて進みます。裏燧林道はアップダウンがあり、けっこうタフです。三条の滝への下り分岐には大きなクロ
べがありました。大きな吊橋を渡ると雨がパラパラと降ってきましたが、林の中なので問題なしです。上田代で
は雨があがり、チングルマがきれいでした。御池田代までの階段下り100m、最後に効きましたー。残念ながら御
池田代から山頂は望めませんでした。
■山行報告(2020年6月2日号)■
吉野、久保、斎藤、植木、倉俣、江連、伊藤、須藤、西脇
■鳥海山・BC
《山行日》21/5/31
《参加者》平松
《内容》鳥海山BC、上部付近は降雪したようで快適滑走、雪面も凹凸少なくフラット気味で走るザラメ雪。
■大入道・一般
《山行日》21/5/30
《参加者》倉俣、東(報告倉俣)
《日程》大田原5:05--小間々5:50/5:55〜大入道6:45〜剣ヶ峰7:55/8:07〜八海山神社8:30〜小間々9:36--大田原10:45
《内容》早起きできないので少し遅れて植木さんらの逆コースで速足?で登る(昼前から雨が予想されたので)。
大入道あたりのシロヤシオは、凄かったです。植木さんらとは、剣ヶ峰で交差しました。剣ヶ峰あたりは、未だ
来週でも良さげです。レンゲツツジも間もなく満開です。
■大入道・一般
《山行日》21/5/30
《参加者》植木、星
《日程》小間々5:00/5:10〜大間々6:00〜剣ヶ峰8:00/8:10〜シロヤシオのトンネル〜大入道10:40〜小間々11:40
《概要》シロヤシオのトンネル
《内容》八海山神社までのちょうどミツモチとの分岐の下あたりからシロヤシオの咲きっぷりがすごいです。
尾根に出ると、向こうの斜面に白いものがたくさん見えます。矢板市最高点からの下りでもたくさん咲いていま
す。剣ヶ峰ではちょうど倉俣さんと東さんに出会えました。「すごかった」とのこと。お二人と別れて進むとま
さに「すごい」。出てくる言葉は「うわー」「きれい」「すごい」です。語彙力のなさに自分でビックリです。
■七ヶ岳・一般
《山行日》21/5/30
《参加者》山崎
《日程》水量に問題なければ黒森沢コースから下岳登山口に周回
■高原山・大丸・一般
《山行日》21/5/24
《参加者》梅原
《内容》シロヤシオは標高1200mを越えた付近で見頃でした。やしおコースのそれより低い所は散り始めだったの
で、今週末のミツモチ山のシロヤシオはピークを過ぎると思います。青空コースはそれより標高が高くまだ蕾も
残っていたので今週末でも楽しめると思います。今週末はやはり剣ヶ峰から大入道方面のシロヤシオだと思いま
す。ただし、土日は激混みが予想されます。私は土日共に仕事なので参加出来ませんが、大入道のシロヤシオ?
楽しんで来てください。
■那須牛ヶ首・一般
《山行日》21/5/24
《参加者》植木
《概要》八幡のツツジを見た後に牛ヶ首のミネザクラを見に行きました。
《内容》平日でもPは8:00に70%。峰の茶屋からは風が冷たいのでかっぱを着て進みます。ミネザクラはまだ5分咲
きといったところ、きれいでした。
■大津岐峠・一般
《山行日》21/5/23
《参加者》増渕、植木
《内容》久しぶりの山歩き、ブナの新緑がきれいです。残雪が多くて帰ってきました。ちょうど雨が降り出しまし
たが林の中なのでぬれませんでした。
■大入道・一般
《山行日》21/5/20
《参加者》佐藤
《内容》今日の午前中、大入道へゴヨウツツジの下見に行ってきました。十数年前の大爆発とまでは行きませんが
例年になく花芽が多く、見応えが期待できます。現在は桜沢付近が見頃で、大入道は来週から見頃になると思わ
れます。添付は開花しているもの、つぼみのもので、尾根筋の状況です。
■鳥海山・BC
《山行日》21/5/16
《参加者》平松
《内容》山頂は9時に雲が掛かりましたが、外輪付近まで行き、滑走いたしました。山頂付近は雨でしたが、ちょっ
と下がれば止んでました。メンツル快適雪面も本日で終了のようです。BCスキーもあと二週間ですので天気がよ
ければまた来たいと思います。
■ミツモチ・一般
《山行日》21/5/16
《参加者》増渕
《概要》三色満開でしたが青空がほしかったです。
《内容》午後から雨の予報なので急いで県民の森育樹会場へ向かう。昨年までは砂利道少し奥まで車で入れたが、
舗装の丁字路で通行止め。桧林は間伐されてより明るくなっている。雨がいつ降ってもいいようなどんよりな雲
と南からの湿った風が吹き、写真を撮るにはやや不向きだが、あのポイントでは予想通りの三色満開で花の数も
とても多く素晴らしい。そこから上はまだ蕾の状態が多そうなのでミツモチ山までは行かず、雨が落ちてくる前
にそこから下山しました。
■鳥海山・BC
《山行日》21/5/15
《参加者》平松、山崎
■乗鞍岳・一般
《山行日》21/5/12
《参加者》野本、田口、森、西脇(報告西脇)
《日程》位ヶ原山荘9:00?2634m付近10:30?乗鞍岳山頂12:30?休憩13:30?位ヶ原山荘14:30
《内容》天気はまずまず、薄曇りでしたが風もなく、終始半袖での行動でした。
位ヶ原山荘からしばし雪道をスノーシューでシャコシャコ上がってゆき、後ろを振り返ると、槍ヶ岳や大天井、
蝶ヶ岳、常念岳、そしてよ?く目を凝らすと遠くに立山も?見えてる?かな?という感じでした。雪道ですので縦
横無尽。ルンルン登山です。道中周りを見渡すと、八ヶ岳や南アルプス中央アルプスの山々まで見渡せる気持ち
の良い登山でした。途中、スキー組の2人は肩の小屋側から、僕ともう1人はひたすらまっすぐ山頂に向けて歩い
て行きました。
山頂直下に取り付き、ひたすら斜面を登ってゆきます。一番急なところは30度ほどの斜面でした。アイゼンに変
えようか?とも思ったのですが雪も柔らかく、しっかり踏み込めば問題ないと判断し、そのまま進みました。
中腹まで進み休憩をしていると、どこからともなく「グワァ、グルルル」とカエル?のような鳴き声が…まさか
!!!!と思い早足でそちらへ向かうと、いました!雷鳥!はじめての雷鳥に感動!羽は白と黒が半々といった
感じ。近くにいっても逃げないというのは本当だったのですねぇ。雷鳥を眺めているとだいぶ体も冷えてきたの
で「いくかー!」と傾斜30度のビクトリーロードを、ひたすら足を上げて踏み込み進んで行きました。山頂に到
着すると、そこにある神社と鳥居はエビの尻尾だらけ。目の前には御嶽山がドシーンと、まるで鎮座しているよ
うでした。周りを見渡すと、今まで歩きながら見えていた山々がずらりと並び、思わず「うわー!」と叫びたく
なるような景色が広がっていました。
お昼休憩をとり下山。登山者のほとんどがスキーを履いて降りていく中、僕ともう1人はソリです!すれ違う方が
僕らのソリをチラチラと見てニヤニヤ、若いスノーボードのグループに「それで降りるんですか!やるなぁ!」
と話しかけられたりで、僕もニコニコ。カッパやゴーグルなどいろいろ服装を整え、いざ出発。木や岩などがな
いことを目視で確認し、邪魔にならないよう、スキーやスノーボードの方たちがおりていた隣の斜面から滑走し
ました。
スキーでは葛折りに滑るところを、ソリは直下降のみ。予想はしていましたが想像以上のスリルに全身の血が沸
騰するかと思いました。試しに20mほど滑ってみると、体感ではほぼ落下しているような感覚。自分が起こした雪
の飛沫で前もほとんど見えません。しかしやっているうちにコツも掴み、危なくはないなと判断し、それから平
な場所まで一気に滑り降りました。GPSでは最高速度44km。4時間で登った山を1時間で降りてきました。帰りのバ
スにゆられ、ウトウトしながら「山スキーってこんな感じか…これはやめられないな」と。コンパクトですが、
新しい出会いと新しい体験、絶景と大変魅力的な山でした。
■山行報告(2020年5月12日号)■
吉野、小林、久保、増渕、稲葉、江連、西脇、伊藤(今回入会)、須藤
伊藤さんが入会されました。
○お知らせ
・5月4日 矢板市最高点新設しました。(久保)
・7月24日(土)登山教室 尾瀬 尾瀬沼(久保)
・大高さん(93)ご逝去 (謹んでお悔やみ申し上げます)
・岳連 遭難対策委員長 増渕
指導委員長 植木
・いくつか退会した団体あり(氏家楽稜ほか)。申請していない団体もあり。
■燧ヶ岳・BC
《山行日》21/5/8
《参加者》深澤、山崎 増渕、倉俣、伊藤、小口
《概要》現地集合で日光石楠花会3名と個人参加の小口さん。ナイスザラメでした。
《内容》滑り込みセーフで燧ヶ岳BC 深澤さんと登ると自然に「タイムアタックモード」。疲れたけど絶好のタイ
ミングで雲が抜けてくれました。おかげで燧ヶ岳にしては走る雪でした。すでに尾瀬ヶ原は茶色、雪解けが早い
ですね。
午後は雲が厚くなる見込みなので、大田原4時10分出発、7時15分に登り始め。少し先に出た日光グループに熊沢
田代で追い付く。少し蒸暑く汗がにじむが時折そよ風が気持ち良い。順調に山頂到着、日光の岳連所属山岳会の
合同登山だそうで、後から20名くらいつぼ足グループが到着。稲葉(龍)さん、那須の高山さんも登ってきたので
ご挨拶。
今回下りは、ザラメ化している直下の斜面を一気に滑り、樹林帯を大トラバース、熊沢田代へ。その後は御池田
代へ向け滑降。ほぼストレス無く御池田代に到着し、景色を見ながらしばしのんびりし、咲き始めの水芭蕉を見
ながら駐車場へ。
今年は残雪も多めで楽しい滑降ができました。
■八方ヶ原・大丸・一般
《山行日》21/5/5(水・祝)
《参加者》増渕、植木、松岡ズ+1
《日程》大間々8:10/8:30〜大丸9:40/10:30〜大間々11:30/11:45
《概要》大丸のアカヤシオはまだまだ見頃でした。
《内容》昼過ぎまで雨が何とか我慢してくれるという予報なので、アカヤシオを見に出かけました。今年は花が早
いので「もうおしまいかなぁ」と思っていましたが、まだまだ花は見頃を保ってくれていました。鹿でしょうか、
食害がひどいもみの木が目立ちました。もしかしたら笹が枯れているのもシカの食害かもしれません。カタクリ
がまだ残っているのもうれしかったです。
■八方ヶ原・枡形山・一般
《山行日》21/5/4
《参加者》小林、植木
《日程》山の駅8:30〜枡形山10:30〜山の駅11:30
《概要》ハルリンドウが花盛りでした。
《内容》標高差がほとんどない「ハルリンドウ堪能コース」。山の駅8:30集合ということで県道56号線をゆっくり
走っていたところ、後ろから常さん号がやってきました。矢板市最高点の立て札を立てに行くとのこと。小林さ
んが植木号に移動して再出発しました。うしろのPに車を置いて出発しました。するとほどなくハルリンドウ。
小林さんの案内で白いハルリンドウも見せてもらいました。かわいいです。足が調子よいので、桝形山方面のア
カヤシオを見に行きました。小林さんも今シーズン初だそう。今年の花は2週間ぐらい早いので残っているわけ
ないと思っていました、少し残っていてくれました。
■矢板市最高点・その他
《山行日》21/5/4
《参加者》斎藤常、君島、久保、岸
《概要》「最高点」の設置を行いました。
■燧ヶ岳・BC
《山行日》21/5/4
《参加者》増渕、伊藤、小口(増渕友人)
《概要》山頂直下はいい感じで熊沢から下はストップ雪でした。なかなかの人出で密でした。
前日の降雪で雪面真っ白、綺麗な雪景色でした。
《内容》スキー仲間の伊藤さんと燧ケ岳へ。現地集合のAvSAR那須講習会同期の小口さんと出発。
前日の降雪は5〜10cmシールも良く効いて登りやすい。2時間50分で爼倉直下へ到着、そこで日光石楠花会のお二
人と出会いしばらく皆で大休止。
せっかくなので皆で一緒に滑降開始、御池田代へのコースをご案内。山頂直下はナイスザラメ、その後は水分を
含んだ新雪で慎重に下りました。
■金山沢(白馬)・山スキー
《山行日》2021年5月4日(火)
《参加者》倉俣、南原・鈴木(倉俣友人) (報告 倉俣)
《日程》栂池スキー場7:50/8:00--スキー場トップ8:50/9:00〜栂池自然園9:15〜2301台地右側10:30〜船越ノ頭12:30
〜ドロップ地点13:15〜台地13:33〜北股入沢出合14:22〜猿倉15:10〜栂池スキー場〜倉下の湯〜長野I.C.
==矢板I.C.--大田原22:10
《概要》後立山の大展望を楽しむ
《本文》好天の中、ゴンドラと朝一番のロープウエーでスキー場トップへ。自然園からは、鹿島槍から白馬に続く
大展望を見ながら登ります。途中振り返ると高妻・乙妻・戸隠山群、根子・志賀高原の山々、妙高山系(頸城三
山)が見えます。2301台地を過ぎ、稜線にでると雪倉・朝日から日本海に続く山々が目に飛び込んできます。
船越ノ頭を越えてドロップ点に向かい、気合を入れて 急斜面に飛び込みます。良いです。台地で休憩した後、
金山沢へ入ります。大きな沢で明るい感じです。雪質は、先日の降雪と気温上昇からちょっと難しい状態でした。
途中、一箇所ほど沢が狭まる所がありましたが、北股入沢の出合まで楽しく滑ることができました。仰ぐ白馬大
雪渓もデブリが見えました。猿倉へ続く林道を滑って行くと途中、金山沢全景が見えてうれしくなります。ほど
なく猿倉へ到着しました。デポした車で栂池に戻り、倉下の湯で汗を流し、白馬で早い夕食?をとり、栃木に戻
りました。
■鳥海山・BC
《山行日》21/5/4
《参加者》平松
《内容》パックパウダー、フィルムクラスト、メンツル走るザラメ雪。
■針ノ木岳(マヤクボ沢)・山スキー
《山行日》2021年5月3日(月)
《参加者》倉俣、南原(倉俣友人) (報告 倉俣)
《日程》・5/2(日)大田原19:10--矢板I.C.==長野I.C.--みちの駅美麻(23:00)
・5/3(月)みちの駅美麻6:05--扇沢P6:50/7:20〜扇沢ターミナル7:30〜針ノ木大雪渓(標高2078m)10:18
〜赤石沢出合11:18/11:30〜約200m登高・滑降12:15〜扇沢13:00〜扇沢P13:09/13:30--猿倉--倉下の湯--栂池
《概要》巨大デブリ&風強まり、撤退
《本文》・5/2(日)夕方、扇沢へ向かう、順調に長野に入り、途中の道の駅で就寝。
・5/3(月)翌朝、フロントガラスが霜で真っ白に。結構冷え込みました。大町から扇沢の無料第二市営Pに入り
(第一は、既に満車)。身支度後にターミナル駅で友人と合流し、針ノ木沢へ入りました。沢沿いに進んで途中
左岸から右岸に移り、針ノ木沢を上がるとすぐに巨大なデブリ帯が現れました。デブリの脇を登りますが、知ら
ない間にトップになっていて昨日の降雪もあり、途中からプチラッセルに、また雪が付いていない部分はカリカ
リ斜面でスキーアイゼンを着けて頑張って登りました。上がるにつれ風が強く雪も舞い上った為、撤退。
帰路、赤石沢に良い斜面があったので登ってみましたが、途中から風強く諦めて(標高差200m位)滑りました。扇
沢へ戻り、明日の金山沢の為、猿倉に車をデポしました。雨の中、長野県警山岳救助隊が下山してきたので、明
日のルートを確認しました。いつもの倉下の湯で汗を流し、栂池の宿に向かいました。
■鳥海山・BC
《山行日》21/5/1
《参加者》平松、山崎、平山
《内容》鳥海山BC2日目 山頂ではガスに呑まれてしまい揺れた。しかし、再びパーフェクトザラメ。思い残すこと
なく帰れます。やっぱり鳥海山は格が違う。
■鳥海山・BC
《山行日》21/4/30
《参加者》平松、山崎、平山
《内容》鳥海山からの御褒美 朝は2時間待機、敗退モードでスタートして雲海に出会うなんてまさに奇跡でした。
そしてパウダーを思わせるパーフェクトザラメ。BCシーズンに思い残すことなし。
■八方ヶ原 大丸・一般
《山行日》21/4/30
《参加者》君島
《内容》本日、開花調査のお手伝いで高原山系に行ってきました。県民の森事務所付近の白ヤシオが満開、ミツモ
チの大山園地のアカヤシオも咲き乱れて景観を楽しみました。昨年より花付きが良いように思われました。一博
さんのメールでもご存じかと思いますが程よい季節を迎えてます。小間々のトウゴミツバツツジですが、やっと
花芽が芽生えてますが、少なく感じました。開花はもう少し先のようです。
■ブナ平・BC
《山行日》21/4/10〜4/11
《参加者》増渕、倉俣、西脇、須藤、植木 丸橋、仙石、鈴木 八木沢 去渡
《日程》・4/10(土)ミニ尾瀬公園9:20--キリンテ橋9:30/10:00〜ブナ平12:00(泊)
・4/11(日)ブナ平5:30/7:15〜沼山道路〜御池9:10/10:00〜ブナ平滑降〜テン場11:00/17:10〜キリンテ橋19:00
《概要》テント泊練習会第2弾 XCブナ平最高!
《内容》・4/10(土)岳友会総会の時に決めた「年間計画」。年末の雪中テント泊に引き続き、雪中テント泊2回目。
ASSH 雪崩救助 advancedつながりも相まって総勢10名!の大所帯と楽しみです。若手2人、ありがとうございま
す。早速テント場を設置、ダイニングをつくります。そして、それは早めに始まりました。
・4/11(日)3時頃目が覚めるとテントは霜・霜・霜!。外は満天の星空。星が多すぎて星座がわかりません。日の
出に起きだすと氷点下15度ぐらいかと思われます。お湯を沸かそうにも寒すぎてガスに火が付きません。なので
仙石さんのガソリンバーナーで沸かしたお湯を頂戴します。ありがとうございます。寒くてよく眠れなかった若
者も起きてきて出発です。燧ヶ岳を目指すみんなはシールとスノーシューなのでサクサク歩けますが、凹うろこ
BCXCでは何とも進みません。水をあけられながらも歩いていきます。もうとても静かで、小鳥の声やドラミング
の中を進みます。「あー何と気持ちがよいのでしょう」程なく沼山街道にぶつかりみんなを見送ります。缶ビー
ルを渡します。私は御池までテクテク歩きます。あったかいです。御池の駐車場は2mの雪の下です。何とか這い
上がってクロカンを楽しみました。御池田代からは燧ヶ岳の双耳峰や真っ白の平ヶ岳が見えました。これまた静
かで何と落ち着くのでしょう。それに誰も歩いていない真っ白の平原をスワースワーとXCするのは何とも言えな
い贅沢であります。そしたら、のどが渇いてきたのでテントに戻ることにします。ブナ平をスワースワーとXCDH
するのはこれまた楽しいです。クロカンにしてよかったー!テントに戻るとそしたら眠くなってきたので、シュ
ラフに潜って昼寝と。みんなが揃ったのはもう16:30、そこから撤収して、下りも若者2人に助けてもらいました。
無事に車にたどり着き、別れを惜しみながら車の人となりました。
■鳥海山湯の台・BC
《山行日》21/4/24
《参加者》平松
《内容》春雪今季ベストコンディションでしたが、先日の降雪でシュカブラが酷く斜面選択しだいです。
■八甲田山・BC
《山行日》21/4/10〜4/11
《参加者》山崎、平山
《内容》・4/10八甲田大岳BC?硫黄岳は神秘的に 読書の師匠のガイドで、ついに八甲田大岳にラインを刻みまし
た?女性目線のナイスガイド ?季節外れのパウダーはペスカドがなんとかしてくれた。
・4/11八甲田櫛ヶ峯BC?フィルムクラスト&パウダー 丁寧なガイドで南八甲田の雄大な自然を味わってきました。