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山行報告
1997.6.9  梅原  
高原山登山道の笹刈り
(参加者)
○6月7日(土)・・・岳友会(白石さん、斎藤さん、梅原)・・・・3人
○6月8日(日)・・・岳友会(小林会長、蓮見さん、吉野さん、池田さん、富川さん、大谷さん、
                        久保さん、小口さん、柏木さん佐藤さん、植木さん、野沢さん、梅原)
	         野鳥の会(皆川さん)
                 営林署(伊藤さん) ・・・15人
(序章)
◎高原山の大間々台(1278M)から剣が峰(1590M)を経て釈迦ケ岳(1794.9M)
  へと歩くコースは八方ケ原の雄大な裾野を眼下に望む尾根道から、緑深き木立の中を過ぎ
  やがて関東平野を一望できる素晴らしい眺望の釈迦ケ岳の頂上に至るまでの、古くからの
  登山道である。
    しかしながらこの素晴らしいコースも、剣が峰付近から釈迦ケ岳付近までの間には深い
  ミヤコザサに覆われた所が数多くあり、所謂「ヤブ山」と言つた印象を与え一般のハイカー
  や登山者を拒否し続けて来た感じを受ける。
    矢板岳友会では何とかこのコースを一般の人々に手軽に歩いて貰おうと、昨年の11月
  16日、17日の両日、会員の総力を上げて笹刈り及びコース整備を行ったが、全コースの
  約半分を整備するにとどまった。
  今回は岳友会のみならず、野鳥の会や営林署の協力も得てこのコースの全面整備を行った
  のでその記録を報告する。
(笹刈り一日目)
6月7日(土)
・午前8時           午前8時小間々台集合。時間ちょうどに白石さんが来る、少し遅れて
                    斎藤さんが来る。今日は少数精鋭で私(梅原)を入れて3名の参加だ。
・午前8時30分     一台の車に乗り込み少し上の大間々台に着く。土曜日とあってハイカ
                    ーの姿が目立つ。各自、身支度を整え午前8時30分登山を開始する。
・午前9時10分     標高1278Mの大間々台から1456Mの尾根道にでるまでは樹林
                    帯の中を行く。更に1539Mの八海山神社までは緩やかな登りとな
                    る。ここまでは登山道としては最高の道である。
・午前9時30分     剣が峰(1590M)を経て最低のコルに至るまでは昨秋の笹刈りで整
          備されており、ほとんど手を加える所はないが根株や斜面の笹の根な
                    どを刈り払いながら進む。
・午前10時         昨年刈り払った個所を過ぎ、いよいよ本格的な笹刈りに入る。白石さ
          んの動かす電動草刈り機のエンジン音が静かな山合いに響く。斎藤さ
                    んと私は木の根っこ付近の笹を手刈りしたり、木の根株をノコやナタ
                    で切り払う。
                    草刈りを初めて間もなく、熟年の5、6人のパーティや2人ずれなど
                    が次々に釈迦ケ岳方面に登って行く。
                    皆、口々に「ご苦労様」と掛けて下さる言葉が体中に力を与えてくれる。
・午前11時         出来るだけ距離を稼ごうと黙々と作業をする。最低のコルを過ぎてか
          らの登山道は尾根のやや南面を横切る所が多い。旧道アトが尾根道に
          残る所は出来るだけ歩き易い尾根道にコースを変更する。
・午前11時30分   早めの昼食を取る。(約30分間の休憩)
・午後1時20分     午後に入って深いササヤブを突破。さすがに疲れが見え出した。本日
          はここで終了する。
・午後2時30分     大間々台に戻ってくる。
(岳友会のメンバー小間々台キャンプ場に終結)
6月7日(土)
・午後5時           一日目の作業が終わり約2時間後、明日の作業の為に岳友会のメンバ
          ーが小間々台のキャンプ場に続々と集まってくる。
                    まず最初に現れたのは岳友会の小林会長と同事務局の池田さん。
          (さすが..)立派な道標や電動草刈り機にテント、食料などを持ち込む。
・午後6時           その後、久保さん、小口さん、柏木さん、佐藤さん、富川さんなどが
          続々到着。ダンロップテント2張りを設営する。
・午後7時30分     更に大谷さん、吉野さん、斎藤さんに息子の大和くんが加わり総勢
          12名となり、夕食(お酒も入り少しいい気分)を食べる。メニューは
          会長の奥さん自慢のおでん(うまかった!)、焼き肉、カツオのたたき
          イカの粕付などなど...
・午後10時         斎藤さん、大和くん親子が下山。
・午後11時         小口さんが大間々台へ夜景を見に行きたい(ロマンチスト?)といいだ
          し若手の柏木さんと佐藤さんと私の4人が大間々台の展望台に行く。
            眼下には矢板から野崎、太田原、西那須へと続く明かりの帯がまるで
                    イルミネーションの如く連なり、真上には満天の星が無数に輝き最高
          の星空だ。少し寒くなってきたので小間々台のキャンプ場へ戻る。
・午後12時         少し眠くなってきた。明日への活力の為、早めに就寝する。
(笹刈り二日目)
・午前4時30分     小林会長と池田さんが早くも起きだし朝食の準備に掛かる。
          (○○は朝が早い?)
・午前5時30分     全員起床。会長と池田さんが作ってくれた朝食を食べる。
          (ありがとうございます。)
・午前6時30分     テント撤収。身の回りを片付ける。
・午前7時           小間々台に集合する。前夜泊まった岳友会の10名に当日参加の野沢
          さんと営林署の○○さんと野鳥の会の○○さんを加えた13名が揃う。
・午前7時20分     大間々台に移動し、各自思い思いの身支度を行う。今回は人が多いだ
          けに装備も多い。
・午前8時           八海山神社に到着。ここからが昨年笹刈りを始めた場所で釈迦ケ岳登
          山道の第2の起点ともなる。ここに柱付きの道標を埋め込む。
・午前8時30分     剣が峰(1590M)の最高峰を越え、いよいよ今日のコース整備に入
          る。道標は柱付き1本を含め12枚持ってきており、ここから釈迦ケ
          岳の頂上まで小口さん、柏木さん、野沢さん、などが要所要所に取り
          付けて行く。
・午前8時50分     昨日迄の笹刈り個所を越え、これから本格的な刈り払いに入って行く。
          今日は電動草刈り機を4台持って来ており、野鳥の会の○○さん、岳
          友会の池田さん、富川さん、久保さんらが軽快なエンジン音と共に瞬
          くまに笹を刈り取って行く。また木の根っこ付近は小林会長や吉野さ
          ん、大谷さん、小口さん、野沢さん、佐藤さんなどが手刈りで刈り取
          って行く。
・午前9時20分     少ししてから植木さん、蓮見さんという強力な助っ人が加わった。
          これで電動草刈り機は5台になった。今までにも増してすごい勢いで
          草が刈られて行く。
・午前10時50分   このコースで最も笹が深く、また険しい地点に差し掛かる、急坂の為
          に思うような体制が取れず苦労させられたがここも何とか乗り切った。
・午前11時         道標付けのグループは既に11時前には釈迦ケ岳の頂上に立つ。来週
          高体連の登山競技会をこの山で行うとあって、高校生が多い。頂上に
          も3、4パーティ、約20人位の高校生が登ってきていた。皆、ご苦
          労様と声を掛けてくれる。また先程からでてきたガスが頂上を覆い視
          界は効きにくい。
・午前11時50分   笹ヤブもほとんど刈り取られ残すはもう少しだけ....さすがに皆疲れ
          が目立つ。佐藤さんがボッカしてきた15人分の昼食を皆で食べる。
          気温16゜、回りにもガスがでて来て少し肌寒くなってきた。
・午後0時30分     さあ、あと一踏ん張りだ。しかし気温も10゜を下回り霧雨が降り寒
          くなってくる。
・午後1時           釈迦ケ岳の最後の登りに達する。5台の電動草刈り機が一斉に動き出
          しついに笹刈り個所は全面開通した。笹刈りをやり通した気分は最高
          だ。後は少しずつ手直しをして下山して行く。
・午後3時40分     霧雨の中、全員大間々台に下山する。あったかいおでんをぱくつき
          15人全員揃って記念写真を撮る。
                    本当に皆様ご苦労様でした。
(終章)
                     山には人それぞれの楽しみ方があるけれど、自分達の山、自分達の
          故郷の山があるって本当にいい事なんだなあと実感した2日間でした。
          皆さん是非一度遊びに来て下さい。
                                                記(梅原)