(1)【8月1日〜8月5日(4泊5日) 北アルプス縦走】

(2)【8月23日〜8月24日(1泊2日) 八ヶ岳縦走】

平山です。皆様、今年の夏の山行はいかがでしょうか。私も天気がはっきりしない
中、2回程夏山を楽しんできました。

(1)【8月1日〜8月5日(4泊5日) 北アルプス縦走】

8月1日 (曇時々晴) 折立→太郎平小屋→薬師峠キャンプ地
前夜上野発の急行「能登」で早朝に富山に到着し、予約しといた直行バスにより
折立に到着し、山行が始まりました。折立から登るは2回目ですが、今回は曇空
で気温が上がらず、比較的楽に薬師峠に到着出来ました。4年ぶりの北アルプスは
やはり懐かしい感じがしました。

8月2日(晴時々曇) 薬師峠キャンプ地→北ノ俣岳→黒部五郎岳→黒部五郎小屋
今日は黒部五郎岳までは、稜線漫歩の山行となりました。天気は雲はあるものの
、薬師岳・水晶岳・雲ノ平等の山々を眺めながら、のんびり歩いていると、
黒部五郎岳の急登となりました。登り詰めると、目の下にカールが広がりました。
黒部五郎岳のカールは北アルプスの中でも人気があるのではないでしょうか。
大小の奇岩が並び、その中に雪渓からの小川が流れているカールは別天地の
ような気がします。

8月3日(快晴) 黒部五郎小屋→三俣蓮華岳→(カール経由)→双六小屋
今日は双六小屋までのショートな工程です。快晴の中、三俣蓮華岳山頂からは
やはり、槍ヶ岳の姿が印象的です。明日登る、西鎌尾根が手強そうに、待ちか
まえていました。三俣蓮華岳のカールも花盛りで、全く素晴らしい所でありま
した。

8月4日(快晴) 双六小屋→樅沢岳→(西鎌尾根)→槍ヶ岳→(槍沢)→横尾キャンプ地
前日の休養とザックが軽くなったせいか、快調に西鎌尾根を登ることが出来ました。
といっても、何度休んだことでしょうか。天気は最高、槍ヶ岳山頂からは見えるべき
山は全て顔を出していたと思われます。山はやっぱりやめられませんね。槍ヶ岳
からは、槍沢を急降下しまいした。苦労して登っている人とすれ違うと、下りで
良かったなと思いながらドンドン下りました。やはり1500mの下りは底が見えている
だけに長く感じました。

8月5日(曇) 横尾キャンプ地→徳沢→明神→上高地
今日は上高地までの散歩の工程です。途中、前穂高岳・明神岳を見ながら上高地に
到着し、温泉に飛び込んだ事は言うまでもありません。

ちょっと面白い話し
・北アルプス30日間山行しましたが、まだ一度も雨具を着た事がありません。
 (北アルプスは雨が降らないのでしょうか)(テントの中で雨に降られた事はあり
 ます)
・前回、折立から剣岳まで縦走しているので、槍ヶ岳から剣岳までつながりました。


(2)【8月23日〜8月24日(1泊2日) 八ヶ岳縦走】

8月23日 (快晴) 稲子湯→ニュウ→中山峠→天狗岳→硫黄岳→オーロン小屋
前夜川口を出発し、稲子湯で車中泊し稲子湯を出発しました。ニュウまでは、シラ
ビソの樹林帯で全く展望はありません。ニュウは山頂と言うより、岩峰であります。
しかし、展望は、富士山・奥秩父・日光方面・浅間山方面と全く素晴らしいもので
した。
再び樹林帯に入り、中山峠をすぎると、天狗岳が待ちかまえています。急登をすぎ
ると天狗岳となります。ここまでは何回か来ていますが、ここから先は初めての
稜線をなります。根石山を過ぎ、ダラダラと下ると、夏沢峠となります。夏沢峠に
ザックを置き、硫黄岳に登りました。ここからの展望はやはり南八ヶ岳の核心部
(横岳・赤岳・阿弥陀岳)となります。3座が居並ぶ展望は見事なものです。再び夏沢
峠に下り、オーレン小屋で1泊となりました。

8月24日 (曇→晴) オーロン小屋→夏沢峠→本沢鉱泉→しらびそ小屋→稲子湯
雲が多く遠望が利かない朝となりました。今日は北八ヶ岳の樹林帯を楽しむ山行と
なりました。たいした登りも無く、稲子湯に到着しまいた。下山口に温泉がある所は
本当に良いものです。稲子湯に湯につかり、車中の人となりました。

追伸 9・10月は通信鉄塔の撤去工事をする事となりました。ご存じの通り通信鉄塔は
山の上にあります。このため、現場は御坂の三つ峠・富士見の入笠山・塩尻の鉢伏山
など6ヶ所となります。現場から北・中央・南アルプスの大展望が得られそうです。
でも、山々が見えているのに、仕事に従事していられるでしょうか。少々不安です。

皆さん、健康に気を付けてください。では、また。