冬山合宿 那須連山

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朝日岳の分岐にて(72KB) 隠居倉手前の稜線にて
(朝日岳を後ろに)(53KB)
隠居倉(1819M)頂上にて
(72KB)
三斗小屋への下りから
隠居倉を見る(68KB)
新築された峰の茶屋の
非難小屋(97KB)
【山行名】  :那須連山冬山合宿
【 日時 】  :12月27日(土)から12月28日(日)
【 山域 】  :峰の茶屋から隠居倉(1819M)を経て三斗小屋へ
【メンバー】:吉野勝男、池田公夫、斎藤常栄、久保周二、梅原浩
【 撮影 】  :斎藤常栄
【 記録 】  :梅原浩
【コース】12月27日  15:00岳友会事務所集合−15:30出発−17:00大丸温泉(幕)
          12月28日  8:40大丸温泉−10:10峰の茶屋−11:30隠居倉−12:25
                        三斗小屋13:00−14:05峰の茶屋14:10−15:10大丸温泉

12月27日(土)
  午後3時、岳友会事務所に吉野さん、池田さん、斎藤さん、梅原の4名が集合する。同じ日に八ヶ岳
に行く柏木さん、小口さんに見送られ、近くのスーパーで 今日と明日の朝の食料を買い込み出発する。
途中で久保さんを乗せ、大丸温泉に着いたのは夕方の5時過ぎであった。
  大丸温泉駐車場では先客が一張りのテントを設営していたが、我々はそこから5分程登った場所に
6人用テントを設営する。テント内に荷物を運び込み一息着いたのは6時頃であったが時間もたっぷり
あるので各自用意してきたお酒を頂く事とする。小林会長からジョニ黒の差し入れを頂いたものを含め
るとウィスキーが2本、日本酒1本、ワイン1本、途中で買い求めた缶ビール12本となった。たしか
5人だったっけな?一体何人で飲んでいるのだろう。と思いながらも皆の飲みっぷりにただ驚くばかり
・・・。遅めの夕食には煮込みうどんを食べ、かなり?酔いも回ったので10時頃就寝する。

12月28日(日)
  午前6時40分起床。昨日少し飲み過ぎたせいもありかなり遅めの起床となった。今年は暖冬で雪も
少ない。今朝も多少ぱらついた程度で、積雪はない。昨日の夕食の煮込みうどんの残りで朝食を済ませ
大丸駐車場に戻り各自身支度を済ませる。
  午前8時40分大丸温泉出発。さほど気温も低くなく、空は曇り空。9時10分頃には峠の茶屋に着く。
ここで池田さんの靴擦れの治療を行った後、峰の茶屋をめざし登り始める。鳥居を過ぎ樹林帯を抜けるが
ここでも積雪はなく、快適に通過する。しかし尾根道に入ってからは強風に悩まされる。天気は曇りだが
ガスで朝日岳は見えず、時折吹く突風が砂と雪を混えて目を開けられない時もある。風に吹き飛ばされない
様、一歩一歩進む。
  午前10時10分峰の茶屋の非難小屋に到着する。この非難小屋は今年の11月に新築されたとの事だが
かなり立派な建物である。特にこの日の様に、常に強風が吹いている峰の茶屋付近に、暖を取れる場所が
できた事は、砂漠にオアシスといった所か・・・。この日も十数人の登山者が思い思いの休息を摂って
いた。我々もここで暖かいミルク(若干1名アルコール)を頂き鋭気を養う。
  午前10時30分峰の茶屋の非難小屋を出発する。朝日岳へ向かうが途中風は更に強まってきた。先行
していた単独行の人も強風で引き返したが我々はそのまま進む。朝日岳の分岐にでたが風が強く、眺望も
全く得られないのでそのまま隠居倉(1819M)へ向かう。熊見曽根を過ぎると強風も収まり、積雪も
増えてくる。しかしトレースがしっかりしているので快適な尾根歩きとなった。風の有無の違いを実感
する。
  午前11時30分隠居倉着。朝日岳方面の稜線がガスの中でうっすらと見え隠れする。ここから三斗小屋
に向かって急な下りを一気に駆け下る。温泉神社付近は積雪もあり、階段も凍っていたが滑らないよう注意
し、12時25分頃三斗小屋に到着する。ここは年末年始は営業しているようだ。
  午後1時、三斗小屋でラーメンなど各自思い思いの昼食を済ませ、峰の茶屋に向かって最後の登りにかかる。
ここもやはり積雪が少ない為、足元はさほど苦にならないが、途中の石作りの非難小屋から先の登りはやはり
きつかった。しかし最後は峰の茶屋付近を吹く強風に後押しされて、午後2時5分峰の茶屋に着く。
  時間的にも遅くなってきたので、小休止の後、午後2時10分、大丸温泉目指して峰の茶屋を出発する。
下りは強風に後押しされ自然に足がでるが、風に振られないようにだけ注意し、3時10分大丸温泉上の
幕営地に着いた。ここでテントを撤収後、ニューおおたかの露天風呂で茶臼岳に降る雪をみながら一日
の疲れを癒し、黒磯の地ビール屋さんで5種類のビールを頂き、矢板への帰路に着いた。
お疲れ様でした。