2001/10/7  荒船山(登山教室下見)

荒船山登山口にて 行塚山山頂にて 艫岩の絶壁の上に立つ 艫岩にて
 ・佐藤(一)、佐藤(有)、梅原、野澤、薄井
 ・コースタイム
 岳友会事務所出発5:10==6:00佐野IC==6:35桐生ドライブイン6:45==7:00伊勢崎IC==7:15藤岡JC==7:35
 下仁田IC==8:00荒船の湯==8:10草笛ドライブイン8:40--9:25荒船不動9:35--10:05星尾峠--10:20分岐
 --10:32経塚山(1422m)頂上10:48--11:20艫岩12:18--13:30内山峠13:30--13:5熊倉峰(1234.0m)14:00
 --14:15林道14:25==14:35神津牧場15:15==15:30荒船の湯16:35==17:10佐久18:20==18:30荻野屋18:55
 ==19:30下仁田IC==21:10佐野SA21:20==22:10矢板岳友会事務所着

 ・午前5時、まだ薄暗い中、岳友会事務所を出発する。3連休という事で、下り車線はやや混雑気
   味だが、上り方面は車も少なく、佐野ICから桐生、伊勢崎IC、下仁田ICとオデッセイは快
   適に走る。天気は生憎の曇り空・・・下仁田ICからはトイレやバスの待避場所探しなどの任務
   遂行にあたる。
   内山峠を越え、草笛ドライブインから歩き始める事にするが、やはり曇り空で少し肌寒い。最初
   は民家がポツリポツリと立つ林道をゆっくり登り、910m付近からは民家も途絶え、雑木林に
   囲まれた林道を荒船不動まで登って行く。ここまで約45分・・・自家用車だと入れなくもない
   が、一部崩壊している個所もあり、バスなどははいる事ができない。荒船不動を過ぎると林道か
   ら山道へとなるが整備された自然遊歩道で勾配もさほどきつくはない。登り始めてからガスが出
   始め、色付き始めた木々の間を霧雨が舞う天気となるが約30分程で星尾峠に着く。
   ここから丸太で作った急坂を行く事になるが15分ほどで荒船山の尾根道にでる。この分岐を右
   手へ取り急坂を10分余り登ると1422mの行塚山(荒船山の最高峰)に着く。荒船山を船に例
   えるとここが船首部分に当たり、艫岩が船尾部分に当たるのだが、行塚山は樹々に囲まれており、
   展望はほとんど得られない。小さな社があり信仰の山である事を今も伺う事ができる。ここで小
   休止した後、今登ってきた道を下る。先程の分岐からはなだらかな尾根道となり快適なハイキン
   グとなるがガスっており周りは良く見えなかった。
   30分程で艫岩横の小屋に着く。霧雨で少し肌寒かったが赤ワインが実にうまい・・・やっぱり
   何はなくとも『山に赤ワインは良く似合う』と一人ほくそえむ筆者・・・薄井さんと野澤さんは
   ラーメン・・・この日はこれがさーーーいこう!ムムム、私の専売特許だったのに、今日は持っ
   てくるのを忘れてしまった。この後はお決まりのドリップコーヒー・・・(何時の間にか、カッ
   プコーヒーからドリップに進化していたのでした。)
   昼食後、みんなで艫岩に行くがガスっていて下は全く見えない。それを良い事に崖のギリギリま
   で行く面々・・・晴れていたら、200mの垂直壁に多分足がすくんでしまうんでしょうね。
   艫岩からは一杯水、行者場跡などを経由しながら内山峠を目指すが、霧雨もやみだんだんガスも
   晴れて来て内山峠に着いた頃には所々青空が覗くまでに天気は回復していた。
   ここで野澤さんとイッパクさんは車を取りに草笛ドライブインに戻る事にし、佐藤(有)さんと薄
   井さんと梅原は内山峠から熊倉峰を越えて神津牧場を目指す事とする。熊倉峰まではなだらかな
   杉林をジグザグにゆっくり登って行く。所々でトリカブトの青が目につくが、三角点のある熊倉
   峰(1234.0M・・・覚えやすい!)からも展望は得られにくい。しかし樹木の間から時々、
   荒船山の艫岩方面がちらちらと見える様になる。1つ2つの小ピークを越えると林道に出た。
   ここでお迎えが来ていたので、やむなく?偵察踏査は完了とする。この後は、偵察の為、神津牧
   場へ行き、アイスクリーム&牛乳などを戴き、焼印によるコースター作りで遊んだ後、荒船の湯
   の偵察に行く。天気は完全に回復し、妙義が実にきれいに見える。また峠の茶屋付近では艫岩が
   その迫力ある姿を見せてくれた。この後も、司令を次々とこなし、佐久まで足を伸ばし矢板に着
   いたのは夜の10時を過ぎていた。でも皆でワイワイ言いながら行ったので本当に楽しい一日を
   過ごす事ができた。
   また、今度も一緒に行きましょう。