淺川です。
 
那須ミニ山行報告-第1回
 黒岩平山行で少々膝を痛めため、リハビリ(?)にと、7月30日那須に行ってきました。
季節の移ろいは早く、予想していた通りコキンレイカとヒメシャジンが花盛りとなっていました。残念ながら
ヒメシャジンは上手く撮影できませんでした。真夏の太陽はきびしいでしたが花たちは季節を忘れることな
く正確に花を咲かせていました。
 
 南月山の少し手前の尾根筋に今年も変わらずにコキンレイカの黄色い花が一杯咲いていた。
まだ私にはコキンレイカとキンレイカの判別が出来ない。後で図鑑で知ったのだが、キンレイカの場合、花
の基部に3_程度の細い筒状の距があるということだが、現場で確認を忘れてしまった。とりあえず今回
はコキンレイカということにしておこう。
 姥ヶ平の瓢箪池近くにホツツジが咲き始めていた。真夏に咲く花には、夏の強烈な日差しからはとても
想像もできないような淡い色の花が多い。このホツツジも薄いビンク色で何とも愛らしかった。
 剣が峰の巻き道で、逆光に浮かび上がったクロヅルの白い花に出会った。この花は真夏の那須を代表
するかのように到る所で咲いている。しかし、この花を写真の対象にする人は少ないことと思う。ノリウツギ
などと同じくあまりに地味な花である。しかし昆虫たちには人気があるらしく、ここには写っていないがハナ
アブやハナバチが一杯群がっていた。