2002/8/9 〜 12 八甲田 撮影:梅原
大岳をバックに、酸ケ湯温泉にて | 仙人岱にて、小岳、高田大岳、を見る |
上毛無岱から下毛無岱の湿原を見る | 乳頭温泉、鶴の湯にて |
北の山々・八甲田山 撮影:梅原 日 時 :8月9(金)〜12日(月) 山 行 :八甲田山・・・ メンバー:東、梅原、薄井 コース : 8/09(金)矢板出発21:00===1:40岩手SA2:30就寝 8/10(土)岩手SA5:10===6:40黒石コンビニ7:10===7:30酸ケ湯8:05−−−9:35仙人岱非難小屋9:50 −−−10:25八甲田山大岳山頂10:33−−−10:45大岳非難小屋11:38−−(上毛無岱/下毛無岱経由) −−13:00酸ケ湯温泉14:15===16:55深浦町きへい荘(泊) 8/11(日)きへい荘6:00===6:30十二湖−−青沼−−十二湖7:30===秋田駒登山口===乳頭温泉(鶴の湯) ===16:50三ツ又温泉(泊) 8/12(月)三ツ又温泉8:00===銀山温泉===次年子(七兵衞蕎麦)===旧植木邸(寿荘)===20:20矢板着 記 録: 金曜日の夜9時矢板を出発し、一路青森を目指す。関東地方は毎日快晴の猛暑が続くが、北海道に低気圧 があり、その前線が日本海から南西方向に伸びており明日からの天候が心配される。深夜過ぎ岩手SAに 到着・・今夜はここまでとし、明日からの山行に備える。 土曜日朝、日の出と共に起床する。この辺りはまだ天気がよさそうだ。だが北へ向うにつれ小雨まじりの 天候となる。『やっぱり雨かな』と半ば諦め掛けていたが、青森に入ると青空が広がる。途中のコンビニ (オレンジハート丹波商店・・手作りおにぎりが最高です)で朝食を取り、7時30分、酸ケ湯に到着。 ここからは八甲田山の最高峰、大岳が良く見える。 8時過ぎ、登山開始。しばらくは樹林帯の中を行き高度をかせぐと、ポンと視界が開けて地獄湯沢沿いの 斜面に出る。ここを登り切った所が小湿原のある仙人岱だ。ここは主峰の大岳、小岳、硫黄岳、などに囲 まれた湿原地帯で、小川はたっぷりとした水量を持ち、中ほどにある八甲田清水からは美味しい湧き水が こんこんと湧き出ている。また、中でも素晴らしいと思ったのは、ここの仙人岱非難小屋と後で昼食を摂 った大岳非難小屋のきれいさ・・細かな所まで良く清掃がされており、ここを利用している登山者のモラ ルの高さを実感した。後で使う人の為にも『使う前よりもきれいにして帰る』を実践したいものだ。また、 小屋自体の造りも立派なもので、『また是非ここを利用してみたい』と思った。 仙人岱から大岳を目指す頃からガスが出始めて瞬く間に山頂が見えなくなる。この中をゆっくり、ゆっく り登る・・・頂上からの360度の展望を期待していたが残念ながらガスの為に景色を楽しむ事はできな かった。ここから10分余り下った大岳非難小屋で昼食・・・三階の一角に陣取ってゆっくりとした時間 を過ごす。 『本当ーーにいい山小屋!』だった。 一休みしてから下山に掛かる頃になると、ガスが小雨に替り、雨具を着けて下山する事にする。下りは雨 模様の天気になってしまった為、余り景色を楽しむ事ができなかったが、上毛無岱から下毛無岱に掛けて は広大な広大な湿原が続く。池糖が点在し、お花畑が広がり、特に上毛無岱の急な階段から見降ろす下毛 無岱の景色は素晴らしい。『またもう一度来てみたい』と思いながら午後1時、酸ケ湯温泉に到着。酸ケ 湯温泉にゆっくりとつかり一日の汗を流す・・・。 後は、岩木山の北側を大きく迂回し、日本海、深浦町の不老不死温泉近くの民宿へ向う。外は、雨・雨・ 雨・・・。 日曜日朝5時、民宿のTVで天気予報を見る。朝はお弁当にしてあり、白神岳を目指すつもりは12分だ ったが、『青森地方は極地的な大雨』との事・・・とても山に登れる状況にない。この為、十二湖の青池 付近を雨と風の中を1時間程歩いた後、雨の降っていない(とその時は思っていた)南の山へ向う事とする。 途中、陸奥黒崎の白神登山口を見てみるとやはり『通行止め』になっていた。この後、どんどん南下する も一向に天気が良くならず、田沢湖、秋田駒登山口を経由し、乳頭温泉・鶴の湯へ・・・(ここもいい温 泉でした。)尚も角館を散策し、泊りは岳友会推薦の宿『三ツ又温泉』でした。 月曜日朝5時、昨日同様TVで天気予報を見る。前日、『鬼首から兜岳へ登ろう』と決めていたが、『東 北地方は全県共に、大雨並びに雷警報』との事・・・ 外は強い雨が降っている。と言う事で、最後は北の山旅ならぬ『秘湯の旅』となってしまいました。 でも、全員『白神にリベンジ!』を誓い楽しく帰栃しました。 1500kmに亘るロングドライブ・・・お疲れ様でした・・・。