2002/9/25 額取山(ひたいとりやま) 撮影:小林
期日 H14年9月25日 参加者 小林 充 小林 弘美 コースタイム 矢板(7,20)御霊櫃峠(9,00〜9,15)大将旗山(10,03〜10,15)額取山(11,06〜12,09) 大将旗山(12,58)御霊櫃峠(1,44)
額取山を望む(奥の山です) | 額取山から大将旗山を見る |
東北道郡山南ICから県道47号、29号と繋ぎ多田野交差点を過ぎてから左に折れる。 道標を頼りに一車線のヘヤピンカーブを登っていくと、御霊櫃峠に着く。 戊辰戦争では、戦場となった峠も、今はNTTの大きな鉄塔が建ち不似合いな風景となっ ている。支度をしているとガサコソと藪の中から老人が現れた。 話を聞くと麓から登って来たけど 、藪がひどくて大変だったとこぼしていた。 空は今にも雨が降りそうな雲行きだけど、予報では晴れとなっているので出発する。 まずは目の前のピークを目指す。河原歩きをしているような道で歩きづらいが、 展望の良いピークに立つ。左に猪苗代湖 右に郡山 ツツジの木が多く、ガイドブックに は春5月〜6月には全山真っ赤に火が燃える様だと紹介している。 肩の所に風神 雷神の石の祠があり、昔はここが 峠の頂となっていたらしい。 山頂に岩場を持つのが931Mの黒岩山で、その向こうが大将旗山らしい。 標高が無い割にピークが多くて、かなり疲れる。足下にはウメバチソウ マツムシソウ トリカブトなどが咲いている。カヤトの斜面を登りきると二等三角点の大将旗山に着く。 この山塊では一番標高が高く(1056M)である。 額取山はまだまだ先である。相変わらず登ったり下ったりの道を行く。太陽が顔を 覗かせたので汗が噴き出てきた。安積平野の黄金の田圃を眺めながら歩く。蛇の日向ぼっ こが多い、ここまで3匹も見た。最後のひと登りで額取山(1009M)の頂上に着く。 晴れてきたので眺めは最高! 北に安達太良山 磐梯山 その間に昨年登った川桁山 その下には磐越高速道 西には猪苗代湖 南に転ずれば那須連峰がかすかに望む事が 出来る。昼食をしていたら団体さんが登ってきた。静かだった山頂が急に賑やかになる。 風が強くなってきたので下山する。未知なる道ならある程度我慢が出来るが、 一度知って仕舞うとヤレヤレといった感情が全面に出て、帰り道の長いこと長いこと それでもススキの穂が風になびく様に励まされ、恐竜の背中の様な道を峠に戻る。 帰りの温泉タイムは、長沼町藤沼湖自然公園内のやまゆり荘 を見つけて入る。 お湯も良く穴場にしたいと思うくらいである。