2003/6/29  檜枝岐・実川・ヤビツ沢      撮影;梅原

ヤビツ沢沢登り その1 ヤビツ沢沢登り その2 ヤビツ沢沢登り その3 魚止めの滝
6月29日(日)
・檜枝岐・実川・ヤビツ沢
・吉野、斉藤、淺川、梅原、溜口
・先発の淺川さんと檜枝岐で合流し、本日のテントサイトへ・・・。設営が終わった頃にはすっかり日
も暮れ、テントの中で恒例の宴会の始まり、始まり。今日のメインは何と言っても淺川さんが釣って来
たばかりの岩魚のテンプラ、これに山菜のテンプラなどなど舌鼓を打ちながらも次第にしだい〜に酔い
が回り、はやくも夢の中へ・・・。
  あくる日はゆっくりと決めていたが何故か目覚めが早く、7時前には出発する事になる。昨晩は小雨
が時々ぱらついたが、今朝は青空ものぞき期待に胸が膨らむ。
  ヤビツ橋のたもとから入渓し、いきなり絶好のポイントが・・・早速吉野さんがトライするも反応が
ない。という事で暫くは沢登りに専念する事にし、先を目指す。ヤビツ沢には余り大きな滝はなく、最
初から小滝の連続となるが沢登りはいつきても楽しい。水流を横切る所が多いが水はさほど冷たくはな
く、下界の蒸し暑さを考えると何と快適な山行なのだろう。木々はみずみずしいばかりの新緑をまとい、
鳥のさえずりと小滝の音を聞きながらしばらくは進む。その中を、尚も行くと右手の崖にほんの少し前
に登ったと思われる熊の足跡がテンテンと・・・ここはやはり普段は熊のテリトリーなのだろう。
  出発してから2時間は沢を詰めたが、魚止めの滝を過ぎると一気に沢幅が狭くなったので、ここから
先は釣りモードにチェンジする。まずは、吉野さん、溜口さん、そして斉藤さん、最後は私にまでヒッ
ト・・・『いやあ実に嬉しかった』。淺川さんは終始、餌取りなどをしてサポートしてくれた。しばら
くして、終点の湿原へ・・・。ここにはハクサンチドリやワタスゲ、ヒメシャクナゲ、レンゲツツジの
花々が我々を迎えてくれる。ここで昼食とし、ゆっくりとした時間を過ごした後、下山に掛かる。
  この沢は下山ルートは沢以外になく、元来た沢を下る事になる。何でもない様な所でも下りだと意外
と難しい所もあり、慎重に慎重に下り3時間余りで車に戻る。お土産も沢山ゲットし、燧の湯で冷えた
身体を温め帰栃しました。ご同行頂いた皆様、ありがとうございました。