2005/5/1〜5 鳥海山・山スキー  撮影:梅原

鉾立から日本海をバックに登ります 今日は快晴の天気です 片柳さん鍵山さんと合流しました
千蛇谷を登ります 鳥海山の頂上にて 北面を滑る鍵山さん
北面を吉野さんが滑ります 北面をバックに! かなり厳しいトラバースです
今日一日一緒に滑った皆で! 今日滑った北面が見えます

<写真追加> 以下の写真は増渕さん撮影です。 6月5日追加

JPG;鍵山さんの滑り 片柳さんの滑り 吉野さんの滑り
溜口さんの滑り 鍋島さんの滑り 梅原さんの滑り
トラバース
メンバー:吉野、東、梅原、溜口、鍋島、増渕、片柳、鍵山、水戸部
 今年は日程的に余裕があったので1日の昼過ぎに矢板を出たが、GWの渋滞にも巻き込まれず予定通り
道の駅ふらっとに到着する。明日の事を考え、鉾立まで登ろうと言う事になったが、お約束通りブルー
ラインは夜間通行止めの為空きスペースを見つけテントを張る。空に瞬く星達が明日の晴天を約束して
くれているかのようだった。
 明くる日は快晴、鉾立駐車場まで来ると既に水戸部号はもぬけの空・・7時前だと言うのにもう出発
したようだ。我々も身支度を済ませ後を追う。空は雲一つない快晴の天気・・・青々とした日本海をバ
ックに登るこのコースは最高だ。南の方には春霞の上にぽっかりと浮かんだ月山も見える。御浜小屋で
休憩していると、片柳さんと鍵山さんが登ってくる。ますます賑やかになりウキウキしてくる。
 10時過ぎ、千蛇谷に降りる為にシールを外す。かなり急な斜面でカリカリだととても降りれない。
滑り降りてから再度シールを付け千蛇谷を登る。相変わらず雲一つなく、快晴の天気・・・水戸部さん
はこの谷のトップを歩いているようだった。それから尚も谷を詰め、水戸部さんから30分余り遅れて
全員が新山の頂上に立つ。
 山頂から周囲の景色を楽しんだ後、滑るコースを皆で協議・・・今日は天気、雪のコンデションとも
最高との事で、北面を滑るまたとない機会だと言う・・私も多いに悩んだが、頂上のビールを我慢・・
全員で北面を滑る事になる。
 ここから先は標高差約900mの滑降・・雪質は最高・・滑る事がこんなに楽しい事だとは思った事
がなかった。9人の大人数の為に時間は掛かったが、本当に『最高・・・!』だった。一息入れてから
シールを付けて登り返す事となる。相変わらず快晴の天気だったが、風も出てきて日陰付近は急速に気
温が下がって来ている様だった。目の前にはかなり急なトラバースが待っている。途中まで進み、全員
板を外しつぼ足に切り替える。今日の中では一番緊張する場面だった。登り返して一息入れてから飲ん
だビール・・・喉の奥にしみとおるほど旨かった。『さあ〜って、後は下るだけ・・・』車の所まで、
一気に滑り降りる・・・。
 この後、昨年と同じ温泉で汗を流し、今日滑った鳥海山を見上げる・・・本当に楽しい一日だった。
そして、『さかなやさん』のお酒も肴も美味しかった・・・。ご同行頂いた、岳友会の皆様、水戸部さ
ん、片柳さん、鍵山さん、お世話になりました。本当にありがとうございました。