2004/7/28  真昼岳   撮影:小林会長

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真昼岳登山報告    (1060m)
月日   平成16年7月28日
メンバー 小林 充、関 正夫
コースタイム
     峰越峠登山口9.35〜北真昼岳肩10.34〜赤倉コース分岐10.56〜真昼岳山頂
     11.12〜11.33.峰越峠登山口13.02
宮沢賢治の「なめとこ山」を調べているうちに、偶然に面白い名前の真昼岳を見つけた。
横手市からそんなに遠いところでもないので、いずれそのうち三つ又温泉に泊まった帰りに
でも登ろうかなと計画を温めていた。
秋田県千畑町に峰越林道について問い合わせをしたところ、先日の大雨で路肩が崩れ林道が
通行止だと言う。28日は通れますかと聞くと、現在 整備中で注意すれば大丈夫の話で、
先ずは一安心? 宿の朝飯を7時に用意してもらい、登山口に車を走らせた。一度道を間違
いたが無事に峰越林道に入ることが出来た。16qほど走ると車20台は置けるような峰越峠
に到着した。支度を整え先ずは北の股岳を目指す。
山の麓はブナ林が多いが海抜900mの峰越峠は森林限界に近く、稜線はお花畑の様相である。
登山道は草が伸び放題で、かき分けるようにして歩く。北の股岳直下は巻き道が出来
ていたので、難なく通過する。北の股岳の下りに、10個ほどのオレンジの花をつけたクルマ
ユリを見つける。尾根がナイフリッジとなり、ヨツバヒヨドリ、クガイソウ、ミヤマシシウド、
などをかき分けて行く。1.000mほどの山なのに上り下りが多くてかなり汗をかく。笹が現れ
てくると、右手からの赤倉コースが合流する。登り切ると赤倉山で、本命の真昼岳はもう一
つ先のようだ。山頂に小屋が見えてきた、最後の一登りで新しい社殿と方向盤のある1.060m
の真昼岳山頂である。
展望は欲しいままの筈だが、今日はガスってて駄目のようである。和賀岳がかすかに眺めら
れる。記録を読むと秋には紅葉とキノコの山だそうだが、機会があったらもう一度登って見
たいと思いながら、登った時間と同じ時間をかけて峠に下った。北の股岳から湧き出る延命
水を補給して長い林道を下った。山の名前に負けず一押しの真昼岳山行でした。