2004/9/19  博士山    撮影:小林会長

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山名   博士山(1.482m)
月日   平成16年9月19日
メンバー  小林 充、久保 周二、岸 えつこ

コースタイム 
登山口9時56分=水場10時09分=シャクナゲ洞門11時07分=近洞寺コース分岐
11時27分=社峰12時00分=博士山山頂12時17分〜13時00分近洞寺コース分岐
13時30分=近洞寺跡13時47分=林道15時00分=登山口15時21分

9/19
矢板6時40分発、西那須野町久保宅に寄り、国道400号で昭和村へ、401号の喰丸トンネル
を抜けたら直ぐに、博士山方面に左に曲がる。こんな山の中でも道路は立派で快調に走る。
道が狭くなってくると大成沢部落、林道の入り口に博士山登山口の標識が大きく掲げてあ
る。曲がりくねった舗装道路を登っていくと、黄金色に染まった水田が現れてきた。雨の
降る中 村人が数人、道路脇の草刈りをしている。拡張工事の道路にでて左に曲がると
登山口があった。広い駐車場の片隅には工事事務所とトイレが設置してあり、先着の車が
2台停まっていた。支度をしてから雨宿りをしていたら、キノコ取りの連中がおりてきた。
「どうですか、取れましたか? 」「駄目だツキヨタケばっかりだ?」
小雨の中を歩き出す。笹狩りがしてないので膝下はびっしょり、最後の水場のところで
これから登る洞海泣き尾根 の準備をする。たしかに泣き尾根と言うだけに登りは急斜面だ。
木の根、トラロープを頼りに登るしかない、汗は拭う暇もないほど吹き出る。
ブナの倒木にツキヨタケ、ムキタケ、ブナハリタケを見つけるが、多分下りにもあるだろ
うからと、横目にしながら登る。枯れた檜の大木のところで水分補給。  危険の張り紙と
ロープで囲ったトンネルがシャクナゲ洞門と言うらしい。屋根はシャクナゲが覆っている。
洞門をすぎると斜面がおとなしくなってきた。やっと近洞寺コースの分岐に到着する。
山頂は左、鼻歌が飛び出そうな明るい道となってきた。尾根は細く左斜面はすっぱりと
切れているので、要注意。遙か下の広場が眺められる。ウメバチソウを見つける。
「社峰」と書いてあるピークに着く。ここには社殿があったそうだが、痕跡は何もない。
藪こぎをするような感じで枝をかき分ける。一度下ってから登ると一等三角点のある
博士山山頂に飛び出す。我々3人だけの静かな山頂だ。記念写真を撮り、待望のお昼。
雲が多くて展望はあまりない、会津盆地の水田が少し眺められるだけだ。
ここにも黒羽山の会の看板があった。トイレの文字があるので見に行ったら青いシートの
小屋が出来ていた。10月の声を聞くと山も紅葉で素晴らしいだろうに?と思いながら
下山開始。分岐までの早いこと、近洞寺コースは檜の太いのが多いと言われているが
確かに多い。右に左にかわしながら歩く感じである。近洞寺跡のピークからは下り一方
単独では心細いような道を下る。キノコを探すが一つもない、諦めた頃、山栗の落ちてい
るのを見つける。キノコの代わりに栗拾いが始まった。太い栗の木が何本もあるので、
道には「栗のいが」が一杯落ちている。まだまだ拾いきれないほどあるのだが、

 先があるので切り上げる。最後の水場の標識があったので寄ってみる。水量は少ないが
冷たい水が流れている。小沢を下っていくと草深い植林地に出た。やがて林道に飛び出る
が、入り口は標識もないので登るときにはかなり苦労するだろう。拡張した林道は
右に行くことになるが、丁字路をまっすぐ 進むと登山口の駐車場に帰り着く。