第一部(撮影:溜口)
第2部(撮影:梅原)
日時:10月9日(土)〜11日(月) 山行:火打山(2462M)・妙高山(2454M) メンバー:梅原、薄井、溜口、野中 コースタイム: 9日(土)岳友会事務所13:05==日光・足尾==15:15伊勢崎IC===18:00信濃IC(道の駅:幕) 10日(日)笹ケ峰キャンプ場6:30---7:20黒沢---9:00富士見平9:10---10:00高谷池ヒュッテ10:50--- 12:10火打山12:20---13:20高谷池ヒュッテ13:35---14:20黒沢池ヒュッテ・キャンプ場(幕) 11日(月)黒沢池ヒュッテ5:20---6:25水場7:00---8:00妙高山8:40---9:10水場9:20--- 10:10黒沢池ヒュッテ11:05---11:45富士見平11:55---12:45黒沢13:00---13:33笹ヶ峰キャンプ場 笹ケ峰キャンプ場13:50===杉の沢温泉15:40==飯山・越後湯沢・沼田==20:45矢板 記録: 9日(土) 台風22号が本州に接近していたが、出発の頃はほとんど雨も降っていなかった。 いつもの通り足尾から伊勢崎へ抜け、上信越自動車道に乗った頃から雨も激しくなったが、更埴JCTを過 ぎると雨もやみ、雲が切れ始め、所々青空がのぞく天気まで回復した。信濃ICで高速をおり、そのすぐ 近くの道の駅で夜を過ごす。 10日(日) 台風は予想よりも早く通過したが、思った様に天気は回復していない。 野尻湖方面は青空が見える のに、妙高は厚い厚い雲に覆われたままだった。笹ヶ峰付近もガスに覆われ、何ともすっきりとしない 天気だが、予定通り出発する事にする。 歩き始めは整備された木道を歩く。紅葉はこの辺りまで降りてきているようで、濡れた葉っぱの色が みずみずしく美しい。黒沢を過ぎ、少し行った所で最初の休憩を摂る。12曲がりを過ぎた急坂の部分 が今回で一番厳しかった所だった。少しずつ青空が見え始めたが思ったより天気が良くならないので、 この日は火打に登る事とし、富士見平から高谷池ヒュッテに向かう。 ヒュッテで早めの昼食を摂り、サブザックに切換え火打を目指す。ここから先、高谷池から天狗の庭に 掛けては無数の池糖と草紅葉が広がり、真っ赤に色ずいたナナカマドが映える。火打の登りに掛ってか らは、紅葉した木々をライトアップする様に秋の日差しが照らす。稜線も見通せるまでになっていたが、 唯一、火打の頂上だけはガスが掛かったままだった。 高谷池ヒュッテに戻り、重い荷物に切換え、今日の宿泊地である黒沢池ヒュッテを目指す。この日は ぬかるんだ登山道がずっと我々を悩ませたが、色ずいた木々や草紅葉などの風景が心を和ませてくれる。 テント場についたのは、我々が一番早かった様だった。麦、米、芋の各種の飲み物&新メニュー白菜鍋 で明日の活力をつけ、早々に就寝する。 11日(月) 未明、空を見上げると満点の星。白々と開け始めた頃、テント場を出発する。途中の水場で朝食を摂り、 急坂を一気に登る。朝8時、頂上に立つ。雲がどんどんどんどん増え始め、北アルプスも上の方は雲を 被ったまま・・南方面は厚い雲に覆われている。周りの景色を楽しみながらのんびりとした時間を過ご す。 暫くして下山に掛かる。下りは掛け降りるように下る。あっという間に下り切りテント場に戻る。ここ で早めの昼食を摂り、パッキングをし直して笹ヶ峰の下りに掛かる。草紅葉の黒沢池から、今が盛りの 12曲がり付近の紅葉を楽しみながら登山口に戻る。 この後はお決まりのコース・・・温泉を出た後、心地良い余韻が体中を包んでいた。ご同行頂いた皆様、 お疲れ様でした。