2005/4/9 大戸沢岳・山スキー   撮影は梅原

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山行報告:
日時:4月9日(土)
山行:大戸沢岳・北北東斜面
メンバー:吉野、植木、梅原、溜口、増渕、他1人
記録:
   朝から雲一つない快晴の天気・・・今年は雪が多く、山々ではまだまだ沢山の積雪があ
り、絶好の山スキー日和となった。また、今回の大戸沢は私にとって初めてであり、数日
前からドキドキした気持ちになっていた。

   下大戸沢のスノーシェッド先で車を停めるが既に満車状態・・・みんな思いは同じなの
だろう。身支度を整え、早速歩き出す。まずは1386Pを目指してゆっくりと登り始め
る。尾根に出るとすぐに三つ岩岳が右手に見えてくる。『真っ白だ・・・』相変わらず、
雲一つ無い快晴の天気に額に汗が滲む。

   今回はまっさんの友人の参加があったが、1386Pでかなり苦しそう。1553Pで
残念ながらまっさん達と分かれる事にする。ここから先は目の前に大戸沢の斜面が大きく
広がる。斜面途中で、先行パーティが歓声をあげながら滑って来る。『雪質は?』どうや
ら最高の様だ。期待が更に膨らむ。知らず知らずにピッチがあがる。

   暫くして大戸沢岳の頂上に立つ。相変わらず雲一つない五月晴れの天気・・360度の
展望を楽しむ。風もなく暖かい。最高の気分だ。

   一息入れてから、いよいよ滑降の開始・・・。我々は北北東面を滑る事にする。予想通
り、雪質は最高・・・。誰もいない白銀の上を皆、思い思いに滑る。ゲレンデでは到底、
味合えないような、醍醐味・・・。滑っている時の爽快感を味わう。尾根沿いにややトラ
バース気味に更に滑る。

   今年はやはり積雪が多いのだろう・・・三つ岩沢出会いに出る手前の滝はまだ完全に雪
の中。滝の左手を巻き、デブリの後を滑り、滝下に出る。雪が急に重くなる。負荷が急に
両足に掛る。太ももが悲鳴を上げる。一気にパンク状態になる。出会いで一息入れる。空
は相変わらず雲一つない良い天気だった・・・。

   朝、停めたスノーシェッドに戻る。体はかなり疲れていたが、その何倍もの充実感で満
ち溢れていた。ご同行頂いた皆様、本当にありがとうございました。また一緒に行きまし
ょう。