05/07/29〜30 越後駒ケ岳 撮影:梅原
《山行日》 05/07/29〜30 《参加者》 梅原、薄井 《日程》 7/29 矢板20:05==枝折峠23:55 7/30 枝折峠5:44---6:14明神峠---7:05道行山7:12---7:59小倉山8:07---8:43百草の池---9:54駒の小屋 10:05---10:25越後駒ケ岳10:36---10:48駒の小屋11:48---12:53小倉山12:58---14:52枝折峠 (行動時間;9時間8分) 《要約》 登るに連れて天候がどんどん回復し、夏山に向けてのボッカを楽しみ?ました。 《本文》 朝起きた時から枝折峠はガスで視界が効かず、時折霧雨も降っていた。TVの気象情報を見ると午前中は天気 は良い様だが、まわりは乳白色の世界・・・。『今日はこのまま撤退か?』と思われたが少し待つ事にする。 外に出て地元の方と話を交わす。彼らの『登る!』と言う言葉に後押しされ、『途中まででもボッカしよう!』 と言う事になり、予定時間から少し遅れて出発する。 出発する頃には霧雨も止み、ガスだけ・・・。それも明神峠を越えた辺りから陽射しが出始め、ガスの中から 駒ケ岳の姿がちらっと見えた。どうやら上の方は天気は良さそうだ。道行山までは細かなアップダウンが続くが さほど苦にはならない。陽射しも出て来たので日焼け止めを塗る。小倉山まで来ると、ガスの切れ間から駒ケ岳 の姿が確認できるまでに天気は回復してきていた。ここから先、百草の池まではなだらかな登りとなり、その後 に急な登りが待ち構えている。ここで一息入れ、駒の小屋を目指す。稜線に出た頃から山頂方向に青空が広がる。 最後のガレ場を登り切ると駒の小屋だ。雪解け水が冷たく、また旨い。ここの水で薄井さんが担ぎ上げて来たス イカを冷やし、駒ケ岳山頂を目指す。 稜線に出ると目の前に中の岳の姿が飛び込んでくる。また、周りの山々も雪で研ぎ澄まされた鋭い尾根を従え ている。八海山方面は上の方がガスっているようだが最高の天気となった。一通り展望を楽しんだ後下山に掛る。 駒の小屋まで戻ってお昼とする。小屋の管理人さんや、ほぼ一緒に登って来た地元の方と先ほど冷やしたスイカ を食べる。ここで1時間ほど寛いだ後、駒ケ岳を見るとガスで覆われ初めて来たので下山に掛る事にする。 百草の池までは一気に下る。ガスが少しずつ濃くなってくる。小倉山で一息入れる。この頃から遠くの方で雷 がなり始めている。道行山までは下りも快調だった。しかし、これから先、ザックが肩にくい込み始め、足が悲 鳴をあげ始める。朝の快適な登りに対して、細かなアップダウンが我々を苦しめる。明神峠まで来て少しほっと する。どうやら雷も近ずかずに済み、雨にも降られる事無く、下山できた。この後、銀山平の露天風呂に浸かり ながら、体全体を包む心地良い疲労感と満足感をいつまでも感じていた。ご同行頂いた皆様、お疲れ様でした。 また、ありがとうございました。