2006/7/30 井戸沢・沢登り 撮影:植木
《山行日》 06/07/30
《参加者》 斎藤常、稲葉昌、東、梅原、増渕、君島、宮内、石岡、植木(報告者 植木)
《日 程》7/30(日) 三斗小屋宿7:34/8:02〜井戸沢出合い〜F18:40/9:10〜二俣10:00/10:10〜稜線11:20〜
流石山11:35/12:40〜大峠〜三斗小屋宿14:33
《要 約》今年の沢始め。多くの参加者で楽しく登った。梅雨明けの当日気持ちよい風に吹かれた。雪渓がまだ
残っていた。
《本 文》今年初の沢、MLで呼びかけると参加者は合計9名。岳友会にも沢登りする人が増えたなー、うれしい。
三斗小屋宿の奥でしっかり準備をして歩き出す。井戸沢手前の山道できのこの匂いがするものの姿は見えず。
沢を見ると水が結構出ている。こりゃ大水かと思ったが上のほうもそんなに多くはない。初めの2m滝をいつも
のように右から越える。ちょっとぬれて楽しい。梅原さんは左から慎重に超えてくる。 F1に到着。この人数
がザイルで登ったら時間がかかりすぎる。みんなで高巻きとも考えたが、せっかくなのでまっさんに確保して
もらいリードする。いつも思うがチトしょっぱい。それでも何とか落ちずに登り、君島さん東さんそしてまっ
さんが登ってくる。東さんがさくさく登ってきてびっくりした。
そこから上は楽しいそして美しい沢登りを満喫。20m滝手前の右岸には大きなスノーブロック残っている。
今シーズンの雪の多さが伺える。こんなんだったら上越や会越あたりの沢にはこの夏は入れないんじゃないか
と思う。ラバーソールで段々滝を登るとチト滑りそうで怖い。腰が引けてしまった。それからは休むことはな
くしかしゆったりとしたペースでナメ滝を登り二俣で小休止。振り返ると沼原から茶臼がきれい。稜線には青
空が見え出した。梅原さんのビールを回し飲みして楽しむ。梅原さんご馳走様でした。
そこからは風が気持ちよく吹き抜ける中を登る。ニッコウキスゲは少ないながらもきれい。ハクサンフウロが
多い感じ。いつものように藪こぎなく稜線に出る。梅原さんはもう流石山について手を振っている、さすがに
速い。流石山に到着するとすんごい人にびっくりしながらも居場所を確保。ビールを飲む。すると斎藤さんが
ギョーザを焼き始める。すばらしい。すばらしすぎるっ!君島さんがガラス瓶ごとのウイスキーを持ち上げた。
これまたすばらしい!さすが岳友会である。
大きく休んだあとゆっくりと大峠へと花を愛でながら下る。峠から三斗小屋温泉方面は下草が刈られており歩
きやすくなっていた。感謝。三斗小屋宿への道は笹がかぶさってきてとても歩きづらくなってしまっている。
残念。宿に戻り川で汗を流す。冷たいが気持ちよい。今年も気持ちよく沢初めができとてもうれしい。