2006/10/7〜9 湯川&小川山/岩トレ
報告:稲葉(江美子) 撮影:植木
《山行日》2006/10/07〜09
《参加者》植木、稲葉ズ、(遠峰山岳会より伊藤、櫻井、黄、中舘) 計 7名(報告者:稲江)
《日程》6日(金)22時さくら市出発→湯川
7日(土)湯川にてクラックの練習
8日(日)小川山(スラブ状岩壁・ガマスラブ)にてスラブの練習
9日(月)小川山(藐姑射岩)にてクラックの練習
《要約》湯川&小川山にて、日頃あまり登ることの出来ないクラック、スラブを中心にフリ−を練習した。
《本文》7日:前日(6日)は台風の影響で雨風が強かった。天気予報では天気は回復する・・・との事だったが、風が強く
スッキリしない空。そのお陰か午前中は貸し切り状態のゲレンデでした。稲龍リードで【コークスクリュー5.9】にTRを
セットして練習。私は始めの部分で足を滑らせ岩に左腕を強打してしまう。暫くしびれていたので休んでいたが大事には
至らず一安心。その後再チャレンジし登り切るがとてもリードできる余裕が無い。ジャミング・フットジャムの感覚が分
ったのは収穫があった。植木さんはクラックを登るのが初めてのようで、最初は面を食らっていたが、徐々に慣れてきて
何かをつかんだ様子。交代で何回か登って終了。小川山へ移動してキャンプを楽しんで就寝。
8日:稲龍より『マルチルートの涸沢岩峰郡2峰広瀬ダイレクトルート』に行きたいと提案があったが、現状だと登れる自
信が無かったのでゲレンデにてスラブの練習をする事にした。植木さんと組んで登れそうなルートをお互いリードで登る。
【ウルトラセブン5.7・小川山ショートストーリー5.9・門番の娘5.9・ケロヨ〜ン5.7】植木さんはスラブも初めて登るら
しいが、沢でスラブは経験しているらしく問題なくリードしていた。帰り際に木を集めて夜は焚き火も楽しんだ。
9日:藐姑射岩(ハコヤイワ)にてクラックの練習。藐姑射岩はキャンプ地から1時間近く林道を歩かないと着かない為、小
川山では人気が低いらしくマニアックな岩場のようですがクラックやNP(ナチプロ)の練習をするにはとても良い場所だ
と思う。稲龍リードで【冬のいざない1Pのみ 5.9・森林浴5.8】にTRをセットして練習。クラックにも徐々に慣れてき
て登れるようになってきたが、やはりリードするまでの余裕は無い。交代で登ってお昼で終了。各自の課題が確認できた
3日間だと思います。
《感想》私の課題はNPのルートをリード出来るようになる事です。その為にはNPのセットの仕方を覚える事はもちろ
んですが、余裕のあるクライミングが出来るようにクライミング技術を向上させる必要があります。きちんとした立ち込
み、重心移動を意識して『しっかりと足で登る技術』を習得したいと思いました。
★小川山で他パーティの危険な行為を見かけました。
こうしたことのないよう、自分達も注意してどう防ぐか考えて確認しておきたいと思います。
・支点をヌンチャク1本だけでトップロープの支点にする
・ロワーダウンでロープの長さが足りない。ビレイヤーの手からロープがスッポ抜けてクライマー墜落。