2007/1/14 大戸沢 山スキー 撮影:増渕
大戸沢岳1386mp北面 《山行日》07/01/14(日) 《参加者》 1/14(日)○増渕、植木、稲龍、平石、西郡 《要約》今年初の山スキー。ブッシュにめげずに北面へ。結果、これまで5本の指に入るいい雪だった。渡渉が大変だったけど。 《本文》 1/14(日)吹雪 スノーシェッド脇のせいぜい積雪は80cm。3〜4段で上に上がる。歩き出すとスノーシェッドがとても高い。いつもの積雪から 比べると2mは少ないと思う。スノーシェッド下のブッシュもこれまでになく高い。「こんなにいつもは雪が多いのか〜」と感じた。 下大戸沢に入ってもブッシュだらけ。もちろんスノーブリッジなどはかかっていない。尾根に取り付くところもブッシュである。 そして尾根もブッシュ。本当に雪が少ない。あ〜。こんなところ滑れないよなーと思いながら高度を稼ぐ。少し上がると黒磯 チームが休憩中。ほとんどブッシュで滑れるところはあんましないとのこと。あー。せっかくなので1386mpを目指す。直下南面を 見ると何とか滑れるかな?平らのところに出るとこれまたブッシュがすごすぎる!しかし、せっかくだから北面を見に行くことに する。 すると、ブッシュは少しは出ているものの「何とかよさげな感じ」。まっさんは行く気満々である。「でも渡渉が…。」との 不安がよぎるが、「渡渉できなさそうなら左上にトラバース気味に登ればいいでしょう。」ということで、せっかくなので滑る ことにする。もうテンションは上がっています。まっさんが少し滑ってみると「ほとんど最高状態」。植木がそれに続き雪を味 わう。「こりゃいいわ〜」。雪崩が起きることのある沢状斜面は「雪が非常に安定している」ようでみんなで突っ込むと、これ がすんごいことによい感じ。まっさんが写真を撮りながらみんなで楽しんだ。まっさんのシュガーダディーはいい感じだし、 平謙さんの滑りは速くていいし、稲龍さんはテレで攻めてるし、西郡さんはゆっくり刻んでくるし、みんなそれぞれおおいに楽 しんだ。まっさんとボトムで合流したとき「いやー最高っすね。これまでの5本の指に入るわね。」と感激しあった。 渡渉ポイントを探すがスノーブリッジは皆無である。稲龍さんがチョイ上流に渡渉ポイントを見つけてくれる。植木は一か八か で何とかスノーブリッジをわたろうとするが崩れてしまい落ちそうになってしまった。平謙さんが大声で稲龍さんと増渕さんを呼 んでくれたおかげで何とか水に浸からないで済んだ。どうもありがとう。そこからシールを貼って大穴をよけて下りラッセル。 最後の渡渉ポイントももちろん無理。トラバースルートを登りゆっくりしたあと、窓明の湯に行こうということでさっさと車に戻る。 山スキー今シーズンデビュー、きょうは本当によかった。