2007/4/22 外秩父七峰縦走ハイキング大会      撮影:梅原

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《山行日》 07/4/22
《参加者》 梅原(単独)
《日程   4/21 自宅23:00===1:20つきのわ駐車場
     4/22 6:00小川町駅スタート6:30---7:50官ノ倉CP---10:35笠山CP---11:09堂平山CP11:15
        ---11:27剣が峰CP---13:47大霧山CP13:52---15:15皇鈴山CP---15:38堂谷山CP---
        17:27寄居ゴール===20:40自宅
            
《概要》 マラソンと同じ距離42.195Kmを歩くハイキング大会に参加しました。
《本文》
 この所仕事が忙しく申し込みはしたものの土、日出勤で欠場かな?と思っていたが、土曜日の頑張りで休みがと
れ急遽出発・・・。しかしつきのわの駐車場についたのは深夜過ぎ・・・、車の中で仮眠をとる。
 小川町駅に着いたのは6時前・・・しかし既に駅前は長蛇の列で改札を出るにも大変な状態。結局駅前から大通
りの道に並ばされる。列が動いたのは6時20分頃か?まああせらず行こうと腹をくくり、コンビニで買い物をし
てから6時30分、いよいよスタートとなる。既に千数百人(勘ですが・・・)はもう出て行っている。それと皆さ
ん結構早いペースで歩く。しかし、暫くは車道歩きとなる為、人は多くても歩きにくさはない。しかしこれは甘か
った。
 山道に入った途端渋滞が始まる。全く動かなくなる。それでもほとんどの人はじっと待つ。中には先を急ぐ人も
ちらほら・・・。この渋滞を休憩変わりにする事にし水分補給をしたり、地図の確認にあてる。それでも官ノ倉の
CPまでは随分時間が掛かってしまった。この後も、合流点、下りで渋滞が続く。和紙の里まで来ると多少ばらけて
くる。小休止する人も増えてくる。この辺りは調子が悪くなかったので休みは取らずどんどんどんどん先を行く。
 堂平山で始めての食事休憩・・・スタートしてから優に4時間は経過していただろう。エネルギー補給をし得意
の下りを駆け下りる。剣が峰へは丸太の階段・・・ここで大きく足を上げた途端、太腿がつる。腿を冷却しペース
ダウンし、これを越える。何とか収まりが付いてきたがまだ20Km地点・・・休みを取りながらゆっくりと歩く事
にする。定峰峠では茶店でカキゴオリアイスを食べ、食料、水分を十分にとる。しかしこれが災いしたのかこの後
の登りで両足が同時につる。歩けない。エアサロンパスで冷やす。ズボンをたくりあげ風を通す。まるでカメの様
なペースでゆっくりゆっくり歩く。人が後から後から抜いていく。でもそんな事は関係ない。自分のペースで自分
のペースでと言い聞かせ負担の少ない歩きを模索する。落ち木を杖変わりにする。やっとの思いで大霧山・・・。
山頂でゆっくり休む。回りの景色が勇気つけてくれる。ようし、後は気合と根性・・・杖もぶん投げてまずは七峰
制覇・・・。最後の登谷山に着いた時はほっとした。さあ後は下るだけ・・・。ここでもう一度両足を冷却し、靴
紐を締めなおし下りに掛かる。登谷牧場で牛乳を頂く。美味い!托しあげてたズボンも元に戻し、日本水の美味し
い水とおしんことミカンを頂き、後は10kmの車道をただただひたすらひたすらゴールを目指す。両足に痛みは
感じるが、多分大丈夫、前を向いて歩く。鉢形城跡を過ぎ、橋を渡ると寄居の町・・・。17時30分より少し前
ゴールの寄居役場跡に到着する。ゴールした瞬間、体中が一瞬熱くなる。やりとげた、達成感が体を駆け巡る。
 途中、歩き通せる自信はなかった。しかし、歩き通せて本当に良かった。暫く休憩して、帰路に付く。日焼けし
た顔を見た地元の人に声を掛けられ、参加したんだね?また来年も来る?と言う質問に一瞬どう答えようか戸惑い
言葉を濁したが、もう少し土の上を歩きたかった、のが本音だった。今回の縦走大会に色々アドバイス頂いた池田
さん、久我さん、本当にありがとうございました!