2003/6/14   那須・井戸沢・沢登り     撮影:梅原

井戸沢を行くその1 井戸沢を行くその2
愉快な仲間達その1 愉快な仲間達その2
・那須・井戸沢・沢登り
・小林、吉野、浅川、斎藤、植木、梅原、溜口、鍵山(本田)、増渕(黒磯)
・今年は例年より遅れて梅雨入りしたが、その合間を縫って今年の初沢登りに仲間達と井戸沢に行く
事にする。この日も、朝から梅雨空で非常に蒸し暑い天気となったが、なんとか持ちそうなので6人
が2台の車に分かれ事務所を出発する。
  深山ダムで淺川さん、溜口さんと黒磯の増渕さんと合流し、三斗小屋宿を経て、井戸沢を目指す。
梅雨空と言いながら、朝方は青空も顔を出し、稜線近くまではくっきりと見ることができた。入渓し
てから暫くは枯れ沢を行くが、水流が出てくると知らず知らずに気持ちが高揚してきているのが分か
る。F1からが本格的な沢登りとなるが、ここは左岸を各自思い思いに登る。ここから先は小滝の連
続となる。水量は意外と多い様だ。その中を行くとなるとさすがに雪解け水は冷たく、とても長い間
手を入れている事はできない。この日、宇都宮では30度を記録し、非常に蒸し暑かった様だが、こ
こはその蒸し暑さとは無縁の世界、別天地・・・だった。
  この後は、何箇所も雪渓が現れる。昨年に比べてかなり多くの雪が残っているようだった。そのス
ノーブリッジの下からは、ヒヤ〜〜っとした冷気が出ていてすっごく気持ちがい〜い。スノーブリッ
ジの下を迅速に、またその上を慎重〜に歩きながら、いつもはあまり味わえないような経験をする事
ができた。この為、あっと言う間に二股まで来たのでここで一息入れる。ここから先は残雪に埋まっ
た所が多く、雪の上を歩きながら稜線に出て、流石山の山頂でお昼とする。
  本来ならば後は帰るだけだが、今日はここからが核心部・・・大峠まで一気に駆け下り、その下の
笹薮に一斉に駆け込む。それから暫くして、みんなの手には『今日のお土産がどっさり・・・』その
嬉しそうな顔を見ているだけで自分自身も本当に幸せな気持ちになってくる。もちろんその夜は『採
れたばかりのタケノコ』を肴に、美味しいお酒をいっぱい、いっぱい頂きました。参加された皆様、
お世話になりました。また一緒に山に行きましょう。