2003/11/15 高原山笹刈り&閉山祭 撮影:梅原
この日は朝からガスが出て肌寒い笹刈りとなった | しかし、午前中に何とかトラロープ付近までを刈る | 地蔵岩でお昼を食べていると日差しが出始める |
午後からは青空も見える良い天気になりました | 釈迦ケ岳の頂上に登り、日光方面を眺めます | 360度の景色を楽しむ事ができました |
八海山神社から少し下った所で夕陽が見えます | とてもきれいな夕陽が沈んで行きました | 事務所で閉山祭を実施しました |
11月15日(土) ・高原山の笹刈り&閉山祭 ・小林、植木、尾上、淺川、梅原、溜口、& 吉野、斉藤、小池 ・先週の予定が雨で流れてしまった事もあり、今日は6名の参加となる。天気予報では午前中は何とか 良さそうな予報だったが、高原山を見上げると厚い雲に覆われており、何やら雲行きが怪しい。 8時前に大間々台の駐車場に着く。『ブルっ!寒い!!』。周りはガスに覆われ、風も強い。「どう する?」と喉まで出掛かった声を抑えながら、準備に掛かる。『先行ってるよ!』と言う声も、どこか 弱々しく感じるが、ここまで来て、悪天候だから「やめる。」などという訳には行かない。『笹刈りの 時って、いつもこんな天気だよね!』『本当。去年は雪だったし・・・』などと言いながら林道を歩く うちに、気分は「いつもの山モード」へとチェンジして行く。 登山口から雑木林の登りを過ぎ、八海山神社への稜線を行く頃が風をまともに受け一番厳しかった。 1940Mピークに看板を付け、そこから少し下った地図上の剣が峰から笹刈りを始める。木々の葉っ ぱもほとんど落ちていたが、ここまで来るとさほど強い風も受けず、何とか作業は続けられる様だ。 今日の「笹刈りポイント」は通称「トラロープのある急坂」付近だった。がこの天気では「そこまで は無理かな?」と言うのが正直な所だ。ガスに包まれた山々に3台の草刈り機のエンジン音が響く。皆 休みも取らず黙々と作業を続ける。11時頃には目指す「トラロープ・・・」も越える。『そろそろ、 お昼にしようや!』と言う声で、「地蔵岩」(トラロープ・・・の下;岳友会命名)でお昼とする。 温かいラーメンを食べながら、『お昼から少し刈って下山だな!』などと言っていると、周りのガス が一気に晴れ、青空が覗き、日差しが射す天気へとなる。『おいおい。もっと笹刈りをやれって事かよ』 などと言いながらも、やはり天気が良くなると嬉しくなってくる。この後、気温もぐんぐん、ぐんぐん 上がって行く様だった。遅くなるのは判っていたが、結局この日も笹刈り機は釈迦ケ岳の頂上を踏む事 となった。 頂上からは滅多に見られない雲海が広がり、その上に男体山や女峰山などの日光連山、燧ケ岳、会津 駒を始めとする会津の山々、日留賀岳、那須の山々が顔を出している。風もなく暖かい!しかし時間が ないので、下山に掛かる。「暗くなるかな?」と思いながらも、笹を刈りながらの下りとなる。 地蔵岩まで戻り、デポしていた荷物を担ぎ、ここからは大間々台まで一気に下る事にする。八海山神 社付近で夕陽との競争になるが、どう見ても勝ち目はない。そこから少し下った所で、西平岳に今まさ に沈もうとする夕陽に感動する。その姿が山の端に消えて行くのを確認しながら、下山を急ぐ。結局、 大間々台の駐車場に戻ったのは夕方の4時30分を少し回った頃だった。 この後、冷えた体を城の湯の温泉で温める。「ふうっーー。気持ち良い!」考えて見ると、今日は昼 休み以外、休まずずっと笹刈りをしていた様だった。本当に、『お疲れ様でした!』 ・温泉で汗を流した後は、岳友会事務所に「全員集合!」&吉野さん、斉藤さん、それに小池さんも参 加してくれ、賑やかな閉山祭が始まる。会長の奥様の手料理をご馳走になり、またみんなからの差し入 れに食べ切れない、飲み切れないの大・大・大満足で楽しい一時を過ごす事ができました。参加頂いた 皆様、本当にお世話になりました。ありがとうございました。m(__)m