2002/11/9  高原山の笹刈り&閉山祭     撮影:梅原

笹刈り  その1 笹刈り  その2 笹刈り  その3
高原山の笹刈り&閉山祭

日時:11月9日(土)
メンバー:小林、浅川、植木、佐藤一、梅原、溜口、岸、本間夫妻、板山、吉野、斎藤、東
コース:岳友会事務所7:05===7:40大間々台8:00−−(笹刈り)−−14:25大間々台===15:10岳友会事務所16:30(閉山祭)
記録
  朝7時、岳友会事務所に10人が集合し、3台の車に分かれて出発する。今週も三週続けて週末は冬型の気圧配置となり、一段と厳しい寒波が入って来て
いるようだ。高原山を見上げると、『雪雲』が既に学校平付近まで降りてきている。『大間々から上は相当吹っ掛けているな』と思うが、兎に角、目的地を
目指す。泉の街を過ぎ、暫く行くと林道の登りに掛かるが、高原山林道付近では紅葉が見頃を迎えている。しかし、学校平手前からは雪がちらつき始め、
小間々付近から道路に積雪が見られる様になる。外気温も一気に1度まで下がり、降り続く雪に『遅くなると、帰りはやばいかな・・』と思ってしまった。
  大間々台に着くと、雪と風が益々強くなる。『寒いーー』『とても笹刈りをする陽気じゃない』などと口々に言いながらも『兎に角、行こう』と言う事
になる。まだ積雪は5〜10cm程度の為、歩くのには全く支障はない。ただ、風の舞う音が『ビュービュー、ゴーゴー』とうなり声をあげている。尾根へ
出てから八海山神社付近の状況が心配されたが、剣が峰までの南面はあまり風も強くなく、寒さもさほどではなかった。しかし、その北面は凍結しており
注意していても滑ってしまい、思わず転びそうになる。徐々に風も強くなり、寒さも増してきた。
  それでも最低のコルを少し越えた所から笹刈りを開始する。4台の草刈機が一斉に音を立て始めるが、寒さの為、何だか元気がなさそうだ。雪は一向に
止む様子もない。その中を少しずつ刈り払いをしながら前進して行く。先頭の植木さんは、笹の一番濃いと思われる急坂のトラロープの上まで進んでいた。
みんなもくもくと、手を、機械を動かす。その下の方で本間さんが暖かいお汁粉とキムチ風うどんを用意してくれていた。お昼を少し回っていたので、手を
休め暖かい昼食を頂く事とする。誰ともなく出た『うんめえーー』という言葉が実感だった。植木さんは最後まで上の方で頑張っていた。
  お昼を過ぎてからも雪は止む様子もなく、むしろ本降りになって来ている様だ。この為、荷物を片付け、刈り残してきた所を、刈り払いしながら戻る事と
する。徐々に疲れも出てくる。が、剣が峰からは大間々台に向け一気に下る。結局、駐車場に着いた時は2時30分近くになっていた。96年以来、秋は
毎年刈り払いをやってきたが、やっぱり今年が一番大変であった。
  下山後は冷え切った体を城の湯温泉であっためる事とする。山(高原山)を見上げると、雪雲は麓近くまで降りてきていた。この後は、岳友会事務所に
戻り、全員で閉山祭を行う。会長の『乾杯ーーー』の音頭で宴会のスタート・・・。後からは、東さん、吉野さん、斎藤さんも加わって、遅くまで楽しい
一時を過ごした。本当にお疲れ様でした。