はじめにケーブル接続ありき

  必要に迫られサブノートパソコンを買いました。専用CD−ROMまでは買う余裕がなく、やむなくWindows95のケーブル接続でデスクトップのCD−ROMを利用することにしました。ところが試した方はご存知のように、雑誌に書いてあるような簡単なものではなくもう大変。おまけに接続が不安定で、友人のPCを全く同じ条件にしても繋がったりだめだったり。色々本を読んで結局はネットワークに結構詳しくなってしまいました。
 それでもしばらくはケーブル接続が活躍しました。(パラレル接続です。)

息子がDOS/V機を組み立てた

 PCが3台になってケーブル接続は諦めました。
 あの太いケーブルを2階にひくのも大変なことも一因です。ISAバスのネットワークカードが安かったのでHUB・ケーブル等々を購入し、とりあえずはイーサネットによるLANを構築することになりました。家の壁を通過する2階へのケーブル工事の部材も含め、結局安くはなかったのでしたが。

2階からインターネットに繋ぎたい 

  子供専用のパソコンが増えてくると、HOME LANとしての利用だけでなく、インターネットにどこからでもアクセスしたいと考えるのは当然の話。でも雑誌には、専用線を引き本格的なサーバを立ち上げる方法しか書いてありませんでした。ある日、本屋で立ち読みしていたある雑誌にWin95でも「プロキシサーバ」を使えば実現可能であると書いてありました。
 詳しくは書いていなかったので、結局本は買わずに帰りました。
 その後シェアードTAなるものを使えば可能なことも解かりましたが、なんせパソコンが買える程の値段であり実現は見込み薄でした。

UNIXならプロキシサーバは簡単

  私は会社では開発センターの管理職。部下はUNIXを使って開発をしており、上司も多少の知識が無いと管理はできません。UNIXを使えば実現できることは解かっていましたが、EWSを個人で買うには大袈裟すぎます。

 LINUXとの出会い

  たまたま寄った本屋で、パソコン用UNIXであるLINUXなるものを見つけました。CD−ROM付きで割合簡単にインストールでき、見る限り完璧に近いUNIXでした。早速我が家のHOME LANはOSをLINUXに切り替えてしまいました。

 家族が使えない!

  喜んだのも束の間。少しは気にはなっていたのですが「やっぱり」でした。いくら無料で優れたUNIXであっても、子供達や女房が使えなくてはせっかくのLANが死んでしまいます。コンピュータマニアや仕事で使う人ならいざ知らず、ズブの素人にはUNIXの壁は高すぎました。
 (長男だけはすぐに覚えてしまい、LINUXの管理は息子の手に移りましたが。)

ならばインターネットで探してやろう
  残る方法はWindows95で動作するプロキシサーバを探すことです。そこはインターネットのいいところ。なぜもっと早く気が付かなかったのか自分でも解かりません。(本当は、生半可の知識からUNIXかNTでないとサーバが構築できないと思っていたからです。)
  WinGateと言うのが見つかりました。現在はWinGate Professional版(5ユーザ)を使っています。
 ・メーラやブラウザの操作をしないと3分(設定可)で切れる。
 ・回線の使用可能時間帯・接続累積時間を設定できる。(ユーザ別に設定可)
 ・何といっても専用線感覚で使え回線接続・断の操作が不要。
 ・フィルター機能があり、例えば「Takaoはcomドメインのアクセスは画像が出ないとか
  月曜日から金曜日は20時から22時に限り、土日は終日ホームページにアクセスが
  可能但しメールはいつでも可能。さらにMakitoは無制限」のようにかなり細かくフィル
  タリングが設定でる。
 ・複数のPCから同時アクセス可能(契約数まで)。
  

 これで要求のあらかたは満たされました。
 ソフトは国産あり、オーストリア産ありと、改めてインターネットのありがたみを実感しました。作る人(企業)が大勢いるということは結構我家と同じ需要があるということでしょうね。

アメリカ大陸にサーバを

  そうこうしている内に、息子の中学の生徒会委員選挙にまでインターネット接続の公約が出てくる始末。ここは一つ、エレクトロニクスの業界でで飯を食っている父親として威厳を示さねば・・・・ 

 ・「同じお金がかかるなら、好きなドメイン名を取ってしまったら?」
 ・「ならはikegami.co.jpにしよう。」
 ・「ドメイン名はco.jpより***.comの方がかっこいいよ。」
 ・「どうせなら商用利用できるレンタルサーバにしたら?」
 ・「ninja.comにして、外人相手に忍者グッズを売ってみたら?」
 ・「ninjaはco.jpが本場だよ。それに日本はドメイン取得料が高いよ。」
 ・「メールは何人まで使えるのかな?最低5人分は使えないと。」

 とだんだん話が大きくなって引っ込みがつかず、とうとうコストの安いアメリカにサーバを設置すること(借りるだけです。)になってしまいました。
  インターネットであれこれさがしたこのレンタルサーバは、
 ・ドメインネーム取得手続き代行(当然ですね)
 ・10アカウントの電子メール自動転送
 ・5個(追加可能)の専用POPアカウント(5人分の任意のメールIDが作れます。)
 ・20MBのディスクスペース(ホームページ用)
 ・商用利用可(お金を払った人にだけHな写真を見せる?)

 等々であり、月額$50というのも気に入りました。日本ではドメイン取得サービスとメールの転送(1アカウント)だけで5千円以上するところもあります。
  早速そこのサービスを利用し調べたところ、ikegami.comは取得済みであり、又一騒ぎです。
 結局 ”ikegami-net.com”に落ち着きました。

どうやってお金を払うの?

  また問題がおきました。サーバのレンタル料の支払方法をどうするかです。毎月海外へ送金するのは結構大変ですし、手数料もそれなりに取られることです。クレジットカードの番号をインターネットで知らせるのはそれこそ不用心、FAXにしても悪い社員がいて相手に悪用されたら、なんせ海外でのこと。引き落とされてから騒いでも後の祭りです。
(本人に確認もせず引き落とす日本のクレジット会社の気が知れませんね。)

 子決済があった。

  このレンタルサーバ会社の説明をよく読んでみると、なんと電子決済があるではありませんか。FIRST VIRTUAL社というところの電子決済を採用しています。手数料や支払いの確認方法の説明を読んで妥当だと感じたので早速利用することにしました。
  支払い手続きはは電子メールのみ。支払いする前に確認のメールがくるのでこの点は安心です。

 英語が聞き取れない?

  これが一番の問題でした。実はFIRST VIRTUAL社との契約のため一度だけ国際電話をかけなければなりません。外人が出たらどうしよう(海外に電話するのだから当然ですよね)と恐る恐るダイアルしました。何と英語が聞き取れるではありませんか。
  と喜んだのもつかの間。最後まで手続きが終わらない内に回線が切れてしまいました。再度挑戦して無事終了しましたが、きれいな発音の音声合成による応対なので、中学生レベルの英語力で充分でした。

 これが我が家のイントラネット/インターネット導入の顛末記です。サーバの容量が余っていたので、山中間を引き込んでホームページを作りました。まだ未完成のシステムですが少しでも同じ悩みを持っている方の参考になればと思い、初めてのホームページに載せることにしました。
 もっといい方法があるはずです。読まれた方のご提案・ご指摘をお待ちしています。


インターネット構成図

A.プロバイダは年間定額制のものを主に利用
B.レンタルサーバ内に POP3サーバ,WWWサーバ,FTPサーバ があるがSMTPサーバは
  国内のプロバイダを使用(即ち、メールの受信と保存ははアメリカで行い、発信は日本で行う。)
C.自動ダイアラ付きプロキシサーバを使用してISDNに接続していることから、ブラウザやメーラ
  を操作しただけで(あたかも専用線の様に)インターネットにつながる。
  ISDNであるため接続待ち時間のイライラはない。


ご意見はこちらへ   takao@ikegami-net.com

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