2002/5/25 〜 26 会津・蒲生岳・鷲ケ倉周辺 撮影:梅原
浅草岳を眺める |
・吉野、斎藤、浅川、溜口、梅原 ・25日午前7時、今日は山菜会山行という事で吉野さん、浅川さん、梅原の3名が事務所前に集合 する。先発隊の使命は今晩のおかずを採ってくる事で責任は重大だ。矢板を出た頃は晴れ・・・所が 尾頭トンネルを抜けた所で小雨交じりの天気となり、青空が隠れてしまう。『今日はカッパを来て山 菜採りか?』と思われたが只見に近づくに連れて天気が回復し、青空が見える様になった。まだ頂上 付近に残雪を抱いたままの浅草岳といつ見ても特徴のある新緑の蒲生岳(会津のマッターホルン)が我 々を歓迎してくれる。只見のスーパーで調味料や天ぷらを作る備品を購入するが、メインディシュは 何としても自家調達・・・山菜採りと岩魚釣り(これは時間切れアウト)・・・に期待(○○○の皮算用) する反面、ちょっぴり不安も押し隠し、いざ出発。 まずは蒲生岳に登る・・・その結果はタラボ、シロキ、ヤマウド、シオデ、サンショ、彩りにフジ、 ミズナ、フキ、ワラビ(お土産)、後でイラクサなどなど今晩5人で食べるには十分な種類と量の山菜 をゲット・・・お昼はミックスラーメンと豆腐で乾杯・・・暖かくお昼寝でもしたくなりそうな天気 になったが、山菜採りに熱心な吉野さん・・・色々と教えて貰い参考になりました。山菜採りの後は、 岩魚釣りを予定していたが、余りに熱心に採った為、タイムオーバー・・・という事で、後発隊の斎 藤さん、溜口さんを待つ準備をする為に、鷲ケ倉に登る事にする。 林道終点に車をデポし、暫くは沢沿いの緩やかな小道を進むが、この回りにはコゴミとフキの大群落 ・・・どうしても、どうしても、ついつい手が出る面々・・・後ろ髪を挽かれる思いで先に進む。急 坂になり、樹林帯を登り切った所で、ヒメサユリの群落に出会った。沢沿いにはタニウツギ、また稜 線ではイワカガミ、ウラジオヨーラクなども咲いている。 急坂の途中から右にトラバースし、暫く行くと今夜の幕営地に到着する。まずはビールで乾杯・・・ 適度な疲れと軽い酔い?もあり、後発隊が到着するのをウトウトしながら待つ・・・暫くして溜口さ んから携帯に電話が入る。以外にも到着は早かった様だ。さてこれからが本番・・・昼間に採った山 菜を手つき良く揚げて行く斎藤さん・・・後のメンバーは食べ役、飲み役に徹する。空には大きな月 が出ている。また眼下には只見の町の夜景が美しく浮かび上がっている。ビール、日本酒、ワイン、 ウィスキー、ウオッカ・・・うーーーん。飲み切れない! しかし、疲れに酔いも手伝ってか10時過ぎには自然と眠りモードに入ってしまう・・・。おやすみ なさい・・・。 明くる朝は良い天気・・・どこへ行くともなく下るだけなので、のんびりと起き朝食を摂る。時間も あるので昨日の続き、山菜採りをしようという事になり、いざ下山。 結局、フキ、イラクサ、シオデ、ワラビなどをほんの少し?お土産に採り、みんなニコニコ顔で帰栃 しました。(^_^)/