4.大幅変更(続き) 回路は下記のようになりました。(試作写真はトップページ)
下記回路図から修正があります。次ページをご覧下さい。
詳細は以下の通りです。
(1)RF出力は60mW(一寸物足りないのですが)
(2)VCは100円ラジオからはずしたものです。これで可変範囲は約9KHzあります。
(3)終段のフィルターのコイルは手持ちの関係でT−37−10を使いましたが、14MHzなので
6(黄色)か2(赤)でも充分使えます。
(4)イアフォンは100円ショップで売っている、モノラル用両耳タイプでインピーダンスが60オーム程
度あるものです。パソコン用のヘッドセットよりも多少大きい音が出ました。
音量調整を付ける必要があります。
5.注意点
これといって大きな問題はないのですが、
(1)電池による影響
100円ショップの単四電池で試したところ見事異常発振をおこし、イアフォーンは唸りっぱなしでした。
安定化電源(トランス式)ではハムが大きく、ちょっと高価ですがコンビニで有名メーカーの単三を
買ってきて使ったところ「静かに」なりました.
(2)スプリアス
せっかく持っているのでハムジャーナルにも掲載されたGigaSTで測ってみました。
(インピーダンス変換とアッテネーターが入っているためこのメモリから絶対値は読めません。
またGigaSTの校正はしていません。)
結構高調波が出ていました。かろうじて基本波のー40dBです。基本波の出力が小さいので問題は
ないでしょう。
(3)受信時の輻射
120μWでした。確かに通常の受信機からみるとかなり大きな値です。
Pixie2は斬新な回路構成のトランシーバーです。pixie3になっても原理は全く同じですので
この問題は避けて通れません。
(4)キークリックが五月蠅い。
ミュートも付けていないので当然ですが、ケースに入れるまでに検討する予定です。