4)回路(1号機のもの。 後述しますが、新規に作る講習会用ではコイルが少し違っています。)

スイッチC(SW-C)の
ポジションは前ページの
A図、B図、C図に該当



回路修正:SW-Bの
12番への配線にミスが
あり、修正しました。
◎左半分が50オームのマッチング検出部  右半分がアンテナチューナー回路
 (FT817で使うときはSWR計内蔵なので右半分だけ作ればよい。)
◎コイルはトロイダルコアを使用する。
 1)マッチング部分は   T−37−43 に 0.3mm線を25T タップは5Tです。上の図は取り出し
  位置迄の巻数です。
 2)チューニング部分は T-106−2 に  0.5mm線31T タップは以下の様に出します。
  1: 0T   2: 4T   3: 8T   4:11T   5:14T   6:17T  
  7:20T   8:23T   9:26T  10:28T  11:30T  12:巻き終わり(31T)
周波数的にはHF帯なので#6(黄色)を使うべきでしょうが、多少Qが下がっていいという判断から安価な
#2を使っています。

5)組立準備

 下の写真は講習会を行うために新しく試作中のものです。組み立て内容は1号機と合わせて説明します。

 講習会では、多少大きくなっても製作の容易さを重視する必要があります。
 また、部品は改めて購入するので、レイアウトも割合自由です。そこで、
  (a)大きさは 83×53×35mmのプラスティックのケースに入れる。(1号機の70×50×40とほぼ同じ)
  (b)作業性をあげるためパネルに全部品を付ける。操作が窮屈にはなりますが、パネルを2枚作りアンテナ端子を
   後ろや脇に持ってきたものに改造が容易であること。(変更はアンテナ端子への配線だけなので簡単です。)
  (c)パネルはケース付属のアルミ板ではなく、加工が容易な工作用プラ板をつかう。
   (付属の薄いアルミ板でも加工はさほど困難ではありませんので念のため。)
  (d)費用を安くするためにバリコンはダイソー(100円ショップ)の100円ラジオから取り外す。
   ポリバリコンを買う値段でラジオが2台買えます。ラジオはFMラジオではなくAMラジオを買うこと。)
  (e)ポリバリコンの軸は短いのですが、延長シャフトを購入するのをやめて100円ラジオのツマミを活用します。

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