6)コイルの変更
製作の再現性の確認と他の人にも実際に使ってもらって今後の改善の参考にするため2台作る事にしました。
しかしトロイダルコアT-106−2が手元に無く、やむなく部品箱にあったT−94−2を使うことにしました。
小型ですのがQRP運用では電力上は全く問題はありません。しかし当然巻き数が違ってきます。
T−94−2の場合の巻き数(タップの位置)
0.5mmワイヤーを39T巻きます。
1: 0T 2: 5T 3:10T 4:14T 5:18T 6:22T
7:26T 8:29T 9:32T 10:35T 11:37T 12:39T(巻き終わり)
以下の説明はこの巻き数での内容です。(マッチング部分のコアは変更ありません。)
7)部品と加工
小さなケースに収めるため、事前に準備をして置いた方が作業が楽になります。
使用するケースに合わせて配置を決めて下さい。
マッチング検出部分はスペースがないためかなり無理をして組み込んでいます。
発熱する部分でもあり、出来るだけすき間を空けて組み込んで下さい。
ケースはテイシン電気 TB-2(秋葉原の千石電子で購入) プリント基板を止める部分が邪魔なのでニッパでカットする。 |
100円ラジオからポリバリコンとツマミをはずしておく。 使用するノブをツマミの上に張り付け、ニッパでカットし ヤスリ掛けをする。 |
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コイルはほぼ均等にタップがでる様に 右回りで巻き、タップはひねって1cm程出す。 |
7mm程度にカットし半田メッキ。 | アルプス製のスイッチは軸が 長いので約20mmカットする。 |
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重要:パネルに取付けた時に 右写真の様に巻始め、巻終りが 上側(BNC接栓側)に来ること。 |
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スイッチは穴を半分程ニッパ でカットしておくと作業が楽。 またコモンの配線は事前に! |
コイルを取り付けたところ | パネル取付前に巻始めと 終りの配線を付けておく。 |
配置の様子 | ||
マッチング検出部。抵抗は100オーム1Wをパラにして 50オーム2Wととして使っている。穴あき基板に組立て LEDは反対側に取り付ける。パネルにはLEDを接着し この基板全体を支える。 |