平成13年4月から13年9月分山行報告
山行記録・例会議事録 (10月6日移動)
平成13年9月(第2回)矢板岳友会 例会議事録
【日時】9月19日(水)午後8時から  岳友会事務所にて
【出席】小林、浅川、斎藤、植木、梅原、尾上、溜口(計7人)
【議事】明日は彼岸の入り、ここの所めっきり秋らしくなり、真っ青な空に白い雲、爽やかな風と共
に色付き始めた木々が私達を山々へと誘っているようです。しかしながら、日照時間がめっきり減り、
特に夕方は釣瓶落としのごとくあっという間に暗くなってしまいます。時間には十分余裕を持って、
初秋の山々をお楽しみ下さい。

【山行報告】
1)9月9日(日)
 ・会津・帝釈山  写真あり
 ・蓮實、斎藤、梅原  他自然セミナー参加者42名
 ・台風が伊豆諸島沖に近ずいてきており、平野部でも小雨がパラツイていたが、桧枝岐に入り林道
  を馬坂峠へと登って行く内に天候はどんどん悪くなり、峠ではかなり強い風と雨が降っていた。
  帝釈山までは林間を歩く為、その風を受ける事は少なかったが頂上は濃いガスの中・・・当初は
  帝釈山から田代山へと向かう予定であったが、元来た道を下山する事とした。雨でぬかるみ一部
  泥んこの道を参加者全員元気に下山した。最後はアルザの露天風呂で一日の汗と疲れを流した。

2)9月14日(金)〜16日(日)
 ・上州武尊岳・川場谷  写真あり
 ・吉野、浅川、植木、梅原、溜口
 ・14日(金)午後8時、岳友会事務所に吉野、植木、梅原の3名が集合し、8時30分過ぎに出発
  する。天気予報では『朝、晩ところにより雨』であったが、今市の手前から猛烈な雨が車を叩く。
  金精峠を過ぎる頃にはその雨もやんだが、路面は相当濡れており、明日の遡行が心配になる。
  『取り敢えず行って見てそれから考えよう』という事で、花咲温泉まで車を走らせる。今晩はこ
  こで野営する事とし、明日の天候を祈願して軽ーーく一杯というお決まりのコース・・・おやす
  みなさい・・・。
 ・15日(土)朝5時・・・音痴?な鶏の『コケッーーコッコーー』に渋々起こされ、集合場所の
  『仙の橋』に向かう。時間があったので林間キャンプ場までの下見をした後、仙の橋で朝食を摂
  り、早朝来る予定の浅川さん、溜口さんを待つ。昨日の雨で水量は増えているが天気は良く問題
  はなさそうだ。ほどなくして2人が来たので、1台の車を下山口である川場キャンプ場の駐車場
  に回した後、身支度を整え、林間キャンプ場手前にもう1台をデポする。
   キャンプ場で登山者カードを出していたらそこのおじさんが出てきて『1組(3人)が既に入渓
  している。夕方には雨が降るので河原では露営しないように』などと親切に声を掛けてくれた。
  午前9時、キャンプ場先の左岸から入渓する。いつもより水量が多いのだろう・・・直ぐに水に
  入るがやっぱり冷たい!しばらく行くとナメや小滝が連続し、うなぎの寝床と呼ばれる狭い廊下
  を巻きながら、尚も進むと美しい平滑が眼の前に広がる。ここで小休止をした後、少し進むと河
  原状に沢が開けて左手に電力会社の施設らしき建物が見える。この間は少しがまんをし、更に行
  くとナメや小滝が連続し、やがて獅子の牢と呼ばれるゴルジュに出会う。この辺りまでは特徴あ
  る滝が多く、うまくネーミングされているなと感じたが、以後はチョックストン滝や小滝が連続
  し、場所が特定しずらい。この谷は釣り人も多く入渓している為か、巻き道がしっかりしている
  ばかりではなく、そこには思いがけないお土産?が用意してあった。巻き道に入るたびに、ツバ
  タケ、ブナハリタケ、ナメコなどのキノコの群生に会う。にこにこ顔の吉野さんと溜口さん・・・
  途中からは沢登りをしているのかキノコ採りをしているのか判らなくなるが、それがかえって疲
  れを感じさせず、道草の連続の割には快調に進んでいるようだった。11時過ぎに先行パーティ
  に追いつくが、どうやらメンバーの1人が体調をこわしここで停滞と決めたようだった。その内
  の1人から『どこから来られたのですか?』と聞かれ、『矢板から・・・』と答えると、『背の
  高い人と女性ともう1人と先日、湯桧曽川で出会った』という。そのもう1人の植木さんが現れ
  ると『やあ・・』『やあ・・』と言葉を交わし『お互い同じような所へ行くね!・・・』などと
  懐かしそうに話している。『類は類を呼ぶ』(ちょっと違うな・・・?)何はともあれ、妙に親近
  感の出てきた深谷のGrとも別れ、我々は先を行く事とする。それからしばらく歩いたが沢登り
  (キノコ採り?)にもいささか飽きてきて、お昼としソーメンを戴く。午後からも小滝、ナメ滝、
  スダレ滝などを越えながらも核心部である8m滝を迎える・・が水量が多く、滝のルートは採れ
  ず、これの右岸の岩場を登る。この後も美しいナメや小滝が続き飽きる事はなかったが、やがて
  川幅も狭くなり、午後2時40分頃、左岸にテント場をゲットする。葉っぱを敷き積め、ターフ
  を張り、流木を拾い、焚き火起こしていたら急に夕立が来て5人共ターフ内へ非難・・・焚き木
  が全て濡れてしまったのでやむなく宴会の開始・・・今日はキノコが一杯取れたので、浅川風&
  吉野風キノコのスペシャルおつまみでビール、ワイン、ウオッカ、テキーラ・・・などとどんど
  んお酒が進む。また溜口さんが炊いてくれた新米が実にうまかった。
   相当飲んだつもりだが・?・?・?それでも星空を見ながら8時前には全員就寝・・・
  グーーーーッ!。
 ・16日(日)朝5時起床・・・、昨日に引き続き溜口さんがご飯炊き、浅川さんはきのこ汁を作る。
  ん・ん・・確かあと3人いたようだが、『いつまで 寝てるの!』とお母さんに叱られそうな程
  寝続ける3人・・・フワフワ?の笹のベッド?はそんなに気持ちが良かった???。おいしい朝
  ごはんを食べ過ぎた為か、出発は何と8時10分・・・そこから20分ほど登った所で小滝に行
  く手を阻まれる。巻き道もはっきりしないが、水量の多さに結果的に騙された。もう十分、源流
  まで来ているのでもっと手前から沢を左へ左へと取り、剣が峰上の沢を行く必要があったが、水
  量に惑わされてしまい北東面に突き上げる沢に入ってしまったようだった。植木さんが地形図を
  見ながらしきりに警告を発する。『沢が北東から東に伸びている』時点ではっきりと間違いに気
  が付き9時30分、引き返す・・が結局先の高巻きのやぶこぎ地点を戻るにはためらいが出、ほ
  ぼ北東に伸びる沢を行く事にした。この間50分ほどロスをしたが、結果的にはここから本当の
  沢登りとなり2倍楽しめる事になった。この先、水流も涸れず、標高差で約200m、5〜6m
  の滝が延々と続いていく。登っても登ってもまた目の前に岩壁があり、ぐんぐんぐんぐん高度を
  稼ぐ。誰かが『今日また、全く別の沢に入った様で、実に楽しい』と言っていたが、まさに全く
  その通り・・・心配は詰めの部分でスラブとヤブ漕ぎが常に頭をよぎったが、結局、スラブもな
  く、ヤブ漕ぎ30〜40分で中の岳の分岐の少し西側に出た。歩いた沢は笹清水が源流だったよ
  うだ。中の岳分岐で沢スタイルから縦走スタイルに着替え、昼食を摂る。13時10分下山開始、
  家の串山を経由し前武尊岳、川場キャンプ場への下山コースをとるがここでもきのこの群生に会
  い、お土産までできた吉野さん、溜口さん、植木さん・・・15時45分過ぎにはキャンプ場に
  到着し、デポした車を回収し、花咲温泉で汗を流す。この後は、沼田まで足を伸ばし、おいしい
  トンカツ&ビールなどを戴いた後、22時前、矢板に到着した。川場谷は前半はナメ滝が美しい
  沢歩き、後半は小滝が連続の沢登りと2日間十二分に楽しめたいい沢でした。お疲れ様でした。

3)9月6日(木)
 ・那須・三本槍岳
 ・小林、山友会
 ・山友会の皆さんと峰の茶屋から三本槍へ行って来ました。天気は非常に良かったのですが、昨今
  の百名山ブームで人は一杯でした。

4)9月8日(土)
 ・苗場山
 ・尾上他1名
 ・苗場山に行って来ました。ちょっとガスっていたけれど景色は良かった。

5)9月9日(日)
 ・安達太良山
 ・溜口
 ・ロープウェイを利用して登り、くろがね小屋へ下りました。生憎の天気でずっとガスっていて何
  も見えませんでしたが、りんどうはいい具合でした。

6)9月9日(日)
 ・那須
 ・浅川
 ・カリアスモドキの写真を撮りに那須に行きましたが生憎の天気でいい写真が撮れませんでした。
  同じように写真撮りに来られている伴先生に出会いました。

平成13年9月(第1回)矢板岳友会 例会議事録
【日時】9月5日(水)午後8時から  岳友会事務所にて
【出席】小林、蓮實、浅川、斎藤、植木、久保、梅原、尾上、溜口(計9人)
【議事】
9月2日に行われた、那須クリーンキャンペーン当日は久しぶりに秋晴れのいい天気でした。多くの
山岳会や一般の方々が参加されたキャンペーンでしたが、我々が歩いた登山道はほとんどゴミが落ち
ていませんでした。山がきれいになるのも、ゴミで汚れるのも、一人一人の気持ちの持ち方次第だと
思っています。いつまでもきれいな状態を残して行ける様、今後も一人一人が注意し、山行を楽しみ
ましょう。

【山行報告】
1)9月1日(土)〜2日(日)  撮影 梅原 写真あり
 ・那須クリーンキャンペーン(峠の茶屋〜峰の茶屋〜朝日岳〜隠居倉〜三斗小屋〜峰の茶屋〜峠の茶屋)
 ・小林、蓮實、浅川、斎藤、東、久保、植木、梅原、溜口、以上岳友会  東直希、板山夫妻、
  豊田、橋本
 ・9月1日の前夜祭には小林会長を始めとし、蓮實、斎藤、東、植木、溜口、梅原に山友会の板山
  夫妻と東さんの長男の直希くん(6歳)
  の計10名が参加しました。夕方の6時過ぎに峠の茶屋のあずまやに集合し前夜祭が始まりまし
  たが、この夜はお頭付きの刺し身とホテル並み?のオードブルに加え、飲みきれない程の大吟醸
  酒がテーブル?に並べられ、参加した人は大・大・大満足の夜でした。・・・(飲兵衛にとって
  は・・・)1次会が終わって、岳友会はテント場付近で星を見ながら、『星見酒・・・』で、そ
  の後は、一人また一人と夢の世界へと誘い込まれていつしか酒宴はお開きとなりました。
  9月2日の朝焼けは、絵葉書にも出てくる様な真っ赤な太陽で、その後には、真っ青な秋の空が
  広がり久しぶりの快晴の一日となりました。
  昨晩遅くに到着し、早朝写真を撮りに登られた浅川さんと、久保さんに登山教室の常連の豊田さ
  ん、橋本さんが加わり、また、全体として約150名もの人がクリーンキャンペーンに参加しま
  す。開会式の後、我々は峰の茶屋から朝日岳を目指す事にし、東親子はロープウェイから南月山
  方面へ向かいました。このコースは特に最近、至る所で整備がなされ、またゴミもほとんど落ち
  ていません。時々目に着くのはタバコのフィルターだけですが、どこの山もいつもこの様な状況
  (ごみがないクリーーンな環境)にあれば、気持ちいい一日がおくれるのになあとつくずく思い
  ます。朝日岳を越えてから、時間があるので人の少ない隠居倉から三斗小屋方面に向かう事とし
  ましたが、ここからは今回のホストである黒磯山岳会と同コースを歩く事となりました。今が盛
  りのりんどうやトリカブトなどの濃い青色の花々と秋晴れの日差しと爽やかな秋風に吹かれなが
  らゆっくりと秋の那須を楽しみました。
  午後2時過ぎに峠の茶屋に着きましたが、しばらくして東さん親子も戻って来ました。6歳なの
  に直希くんは本当に良く歩いたと思います。この後、オオタカのお風呂に入れて戴き一日の汗と
  疲れを流しました。参加された皆様、ご苦労様でした。

2)7月31日(火)
 ・いわきの山・背戸峨廊
 ・福島県の夏井川にある沢で、草野心平がなずけた沢です。沢沿いに遊歩道が整備され、滝なども
  梯子が掛かっているので容易に歩けます。
  二ツ箭山の近くにあり、紅葉シーズンは素晴らしいと思います。ちたけを一杯取ってきて、早速
  帰って食べました。

3)8月2日(木)
 ・日光・戦場ケ原
 ・蓮實

4)8月7日(火)〜9日(木)
 ・北海道  斜里岳〜雄阿寒岳〜雌阿寒岳
 ・蓮實
 ・北海道の山を三座登って来ました。7日の日は斜里岳、8日は雄阿寒岳、9日は雌阿寒岳を登り
  ましたが、天気はばっちりでした。雄阿寒岳の深田久弥の登ったコースは閉鎖されており、下山
  コースをピストンしました。羅臼岳にも行きたかったのですが、少し遠かった為、またの機会に
  しようと思っています。

5)8月19日(日)
 ・那須岳
 ・蓮實他大勢
 ・近所の子供達を連れて那須へ行って来ました。

6)8月19日(日)
 ・日光・千手ケ浜・西ノ湖・小田代ケ原
 ・久保他
 ・職場の同僚達と日光へ行って来ました。今年は水不足の為か西ノ湖は水がカラカラでした。

7)8月24日(金)/26日(日)
 ・高原山・大入道と釈迦ケ岳
 ・小林
 ・高原山の笹が伸びたという事で、笹刈りに行って来ました。24日の日は大入道の登り口付近と
  剣ケ峰からの下り付近を重点的に刈りましたが、大入道コースは、全コース支障がない程度の笹
  の伸びとなっております。また、26日は釈迦ケ岳へのコースの笹刈りを行いましたが、釈迦ケ
  岳の最後の登り手前のトラロープの張ってある付近の笹は刈り取りが不十分な状況となっており
  ます。(いつもいつもご苦労様です。)

8)8月25日(土)〜27日(月)
 ・平ケ岳・恋の岐川
 ・吉野、浅川、斎藤、稲葉
 ・24日(金)の夜、出発し、御池の小砂平にテントを張った。25日朝、恋の岐川に入り20分程
  は左岸を行き沢に降りた。オホコ沢までは約6時間でずっとブナ林が続き、オホコ沢の高台にテ
  ントを張ったがいいテント場であった。あまり大きな滝はなかったが延々と沢が続く。この日の
  夜は、現地調達のちたけ、平たけ、きくらげ、クレソン、に岩魚のテンプラ、ソーメンと非常に
  豪勢だった。
  あくる26日は姫ケ池まで、やはり6時間くらい、長ーーーい沢登りだったが、2日間共天気は
  よく、ここにテントを張った。この夜はさすがに雨に降られ、明くる27日は尾根道を4時間の
  下山・・・最後はヒッチハイクで車に戻り、ラッキー&満足の恋の岐川でした。

9)8月25日(土)〜26日(日)
 ・裏燧林道〜尾瀬が原〜尾瀬沼
 ・蓮實
 ・燧を裏燧林道からぐるっと1周してきました。

10)8月25日(土)〜26日(日)
 ・湯桧曽川
 ・植木、尾上、鍵山
 ・いつものメンバー、良かったです。

11)8月25日(土)〜26日(日)
 ・谷川岳(天神平〜谷川岳〜蓬峠〜一の倉出会)
 ・久保
 ・天神平から蓬峠を歩いて来ました。

平成13年8月(第2回)矢板岳友会 総会&例会議事録
【日時】8月22日(水)午後8時から  岳友会事務所にて
【出席】小林、浅川、斎藤、植木、佐藤(一)、梅原、尾上、溜口(計8人)
【議事】
2年ぶりに上陸した、台風11号はゆっくりと本州の大平洋側に沿って北上し、北海道へと移動しま
した。この台風により各地で大雨となり、山々も崖崩れや倒木などで地形が変わっている事もあるか
と思いますので、山々にお出かけになる時は、地元情報を充分に収集され安全登山に心掛けて下さい。

【山行報告】
1)8月9日(木)〜12日(日) 写真あり
 ・飯豊連峰縦走パートT(大日杉〜地蔵岳〜切合小屋〜飯豊本山〜御西岳〜烏帽子岳〜梅花皮小屋〜
   北股岳〜丸森尾根〜飯豊山荘)
 ・吉野、東、梅原、薄井
 ・8月9日(木)夜8時に岳友会事務所に集合し、東さんの車で田沢の道の駅へと出発する。梅原が
   ナビゲータとして助手席に座ったが、最新のDVDカーナビにはとても叶わない。ナビスケとちょ
   こっと遊びながら、後はお・ま・か・せ・。11時過ぎ、ほぼ予定通り、田沢の道の駅に到着し、
   明日からの山行の成功を祈願して、 軽ーーく一杯という事になったが、 果たして軽かったかど
   うか?・・・
   2名は明くる日までお酒が残ってしまったようだった。
   8月10日(金)朝4時30分に起床し、5時45分に出発、大日杉へと向かう。起きた頃は山々
   はガスって見えなかったが、少しずつ回復し、登り始める頃には青空が見える様になっていた。
   6時45分、登山開始。大日杉の小屋を出発して間もなく、道はだんだんと勾配を増し、ザンゲ
   坂の急坂が我々を暖かーーく?(それにしてはきつーーーい!)出迎えてくれる。薄曇りの天気だ
   が湿度が高く、地蔵岳への登りは、荷物と共に徐々に肩に重ーーくのしかかってくる。だまし地
   蔵で、雪渓の残る飯豊本山(誰かな?種蒔と間違えた人は…?)を見る事ができたが、瞬く間にガ
   スが全山を覆ってしまった。地蔵岳で一息入れた後、新潟の山岳会の方から、目洗い清水は水が
   使えてお昼に最適との情報を聞き、もう一踏ん張りと目洗い清水へ向かう。ここで食料補給と休
   憩を充分に摂り、今日の最後の登りになる種蒔山を目指す。
   このコースは登り始めから『ちたけ』が豊富で大物がゴロゴロ・・・最初はそれを横目に見なが
   ら歩いていたが、がまんできずちたけ取りに精を出す。『ナスとうどんがあればちたけうどんが
   食べられるのになあ』と話していたら、タイミング良く一博さんから私の携帯に電話が入る。
   今日の飯豊の状況を聞きたかったのだそうだが、我々にとっては『かもがネギをしょって来た感
   じ・・・』で『ナスとうどんとお酒と・・・を持ってきて・・・』と頼みたい放題・・・。この
   後はリーダー以下、明日の晩のメイン?デッシュであるちたけ取りに精を出し、何時の間にか今
   までの登りの疲れも忘れてしまった様だった。
   御沢の分岐手前でダケカンバ林に出たが、この辺りからタカネマツムシソウの群生が見られる様
   になる。また、種蒔山の最後のトラバース手前では雪融け水が流れる小沢で小休止・・・周りは
   一面のハクサンコザクラのお花畑でのんびりとした時間を過ごす。15時少し前、切合小屋に到
   着し、テントを張る。まずは、ビール&最高級?の赤ワインで一日目の山行に乾杯!前日の睡眠
   不足と登りでの疲れに心地よいアルコールの酔いが手伝ってか何時の間にかみんなは睡りの世界
   に誘い込まれていた・・・。
   8月11日(土)夜半から時々、テントを雨が叩く。4時に起床。今日は雨かなと覚悟を決め、朝
   食後、テント撤収、パッキンに掛かっていたら、何時の間にか雨がやみ、飯豊本山が草履塚の右
   手後方に見えるまで天気は回復していた。日頃の行いがよほどいいのだろうと自己満足の面々・・・。
   6時過ぎに出発。更に天気はどんどんよくなり、草履塚からは飯豊の最高峰の大日岳から御西岳、
   飯豊本山へと連なる山並みをくっきりと見渡す事ができた。さほど日差しが強くなった訳ではな
   かったが、御秘所の岩場から本山の最後の登りに掛かる頃からは雲が少しずつ沸き上がって来る。
   本山小屋で小休止した後、飯豊神社にお参りをし、8時45分には今回の目的地である飯豊本山
   の頂上に立つ。沸き上がって来たガスでかなり視界も悪くなってきたが、これから向かう御西岳
   から天狗岳、烏帽子岳への縦走路を手に取る様に見る事ができる。雪渓の白とハイマツの緑に無
   数に咲く色とりどりの花々が、何とも言えずやさしい世界へと導いてくれる。
   また、御西岳手前では予想通り、マツムシソウの群生が私達を出迎えてくれた。
   御西小屋を少し過ぎた所で、お昼とする。お決まりのビールで乾杯!の後、みんな思い思いにく
   つろぐ・・・。充分に休憩を取った後は、烏帽子岳、梅花皮岳を越えてテント場への予定だった
   が、烏帽子の頂上までが意外と長かった。それでも14時には全員元気に梅花皮小屋横のテント
   場に到着・・・。水場で白ワインとビールを冷やしながら、一博さんと『ナス』が来るのをじっ
   と待つ。
   しばらくしたが、待ちきれずビールで練習の開始・・・いい気持ちになってきたかなと思ったら、
   北股岳の方から一博さんが元気よく下ってきた。『久ぶり!』『お疲れ様!』と声を掛け合った
   後、一博さんの一言、『ナシ持って来たよ!』に一同、一瞬『うーーん・ん・ナシーー?』と聞
   き返す。これはとばかりに、ザックから本物の『ナシ』がでてくる・・・。『ナスはなしーー?』
   と多いにあわてた我々を見ながら、こんどは本物の『ナス』がでてくる。きつーーーい『シャレ』
   の為に、ナシまで運んでくれた皆々様方・・どうもありがとうございました。一博さんの同僚の
   2名を加えて、総勢7名の宴会はいつまでとはなく、静かに?、静かに?続くのでした。
   8月12日(日)昨晩は夕焼けが見えたのに、夜半から明け方に掛けてテントを叩く雨足は一向に
   衰えない。天気の回復を待つべく起床時間をずらしたが、回復する気配もなく、携帯(Iモード)に
   入る天気予報では今日は一日雨模様との事。4時45分、意を決して起床。
   この後も一向にやまない雨音を聞きながら、下りに備えて腹ごしらえを十二分にする。
   一博さん達は今日一日は停滞と決めた様だが、我々は予定通り飯豊山荘へ下山する。6時50分、
   一向にやまない雨とみんなに見送られながらテント場を出発したが、北股岳から門内までは雨の
   中だった。登山道は水びたしで徐々に染み込んで来ているのが判ったが、風は強くないし、雨脚
   も徐々に弱まって来ているようだ。扇の地紙から地神山へ向かう途中で岳友会の溜口さんと出会
   った。昨日から入山し頼母木小屋に停まったそうだが、梶川尾根を下りる予定との事であった。
   溜口さんと別れ、いよいよ丸森尾根の下りに取り掛かる。最初の急坂を滑らない様に慎重に、慎
   重に、ゆっくり、ゆっくり下りたがそれでも滑って尻餅をついてしまった。梅原はここぞとばか
   り、魔法の杖(ただのストックですが・・・)を出し、滑るのを防ごうとするが、それでも滑る、
   滑る、滑る。そうこうしているうちに、丸森峰まで下って来ていた。この頃からは雨も上がって、
   雨具の上を脱ぐ。下りが長いのは判っているのであせらず、無理せず、下る、下る、下る。
   水場を過ぎてからは、みんなにも余裕ができてきたのか、また『ちたけ』とりに没頭しながら下
   山するリーダー達。
   しかし、林道が見えてからの下りが長かった事、長かった事。特に最後は、ガレ場も多く焦って、
   転倒でもしたら大怪我をしてしまう。
   『高名の木登り』で最後は慎重に、慎重に、ゆっくり、ゆっくり下山した。最後に『ポーーーン』
   と、林道に出た時、『やった!』『終わったよ』という気持ちで『お疲れ様』と声を掛け合って
   いた。
   最後は、あったかーーーーーいお風呂と山都のおいしーーーーーいおそばと何はなくともビール
   アンドお酒で大・大・大満足の山行でした。
   同行した皆様、本当にほんとーーーーに、お疲れ様でした。また、一緒に、山へ行きましょう。(U)

2)8月10日(金)〜13日(月)
 ・飯豊連峰縦走パートU(飯豊山荘〜丸森尾根〜梅花皮小屋〜梅花皮岳〜梶川尾根〜飯豊山荘)
 ・佐藤他2名
 ・パートTの吉野チームから遅れる事一日・・・コースは逆コースだが、この一日の差が大変だっ
   た。先発隊に様子を聞くべく携帯に電話をいれたのが運のつき・・・言いたい放題の注文が次か
   ら次へと・・・しかしそこは冷静?に対処し、10日夜小国の道の駅にて泊る。
   飯豊山荘からの歩き始めは曇り空であったが、徐々に天気は良くなり、丸森尾根では晴れ間も見
   えてくる。マツムシソウも今が盛りかあちこちに見られる。梅花皮小屋に到着したのは16時前
   であったが、既に先発隊は出来上がっている様子・・・。『ナシを持って来たよ』に対する反応
   が面白かった。この後は、宴会モードへ・・・。明くる日は雨・・・。先発隊を見送った後、し
   ばらくして雨もあがったので梅花皮岳へと足を伸ばすも、梅花皮テント場にて連泊とする。
   3日目・・・やはり朝からの雨・・・。しかたがなく梶川尾根を下る事とするが北股岳を登り切
   った頃から雨が上がり、滝見場では快晴に・・・しかし、林道が見えてからの長かった事。暑く
   て暑くて沢で水浴びをし、米沢の焼きカツを食べて帰ってきた。

3)8月11日(土)〜13日(月)
 ・飯豊連峰縦走パートV(飯豊山荘〜丸森尾根〜頼母木小屋〜地神山〜扇の地紙〜梶川尾根〜飯豊山荘)
 ・溜口(単独)
 ・11日朝に出た為に、飯豊山荘着が11時とかなり遅い到着になってしまった。最初は門内まで
   行くつもりであったが、荷物が重く肩にのしかかり、18時頃、頼母木小屋に到着。ここではテ
   ントは四国のGrだけで静かな夜を迎えるはずだったが、水量が豊富でその音に気を取られ寝付
   けにくかった。明くる日は朝から雨・・・出発は7時頃になったが、地神山を越えた所で、吉野
   Grと出会う。天候の回復が期待できそうにないので、梶川尾根を下る事にしたが、ここからの
   コースの方がやはり長かった。吉野Grは12時40分頃飯豊山荘に下山したが、私が飯豊山荘
   に着いたのはそれから1時間30分位後の事であった。天気も回復してきたので、翌日の晴天を
   期待して、もう一泊する事にしたが、結果はやはり雨・・・しかたがなく、帰栃する事にした。

4)8月16日(木)
 ・日光・五色山〜前白根山
 ・溜口
 ・キオンの写真を撮りに、日光へ行ってきた。

5)8月4日(土)〜5日(日)  写真あり
 ・大滝沢パートT
 ・小林、斎藤、浅川、溜口
 ・岳友会で最も?人気のある沢の様で、初めてこの沢に入った感想も、きれいでいい沢だった。
   前日、発でこの日も、朝の6時40分頃から遡行を開始したが、車の所に戻ったら見慣れた車が
   (植木号)停まっていた。

6)8月4日(土)〜5日(日)
 ・大滝沢パートU
 ・植木、尾上
 ・全く同じ日に、同じ沢へ入る。実は植木さんの方では、携帯で溜口さんに呼びかけたそうだが一
   向に出る気配がない。やむなく?遅れる事、1時間30分、8時過ぎに遡行を開始した。

7)8月18日(土)
 ・高原山・剣が峰
 ・小林
 ・剣が峰からの大入道コースの笹がのびて顔に掛かる位になっているとの事で、笹刈りに出掛ける。
   いやはや、自然の力とはすごいもの・・・。
   それにしてもいつもいつもご苦労様です。

8)8月3日(金)〜4日(土)
 ・シチギノ沢下降
 ・植木、尾上、鍵山

9)8月14日(火)〜15日(水)
 ・葛根田川・大深沢
 ・植木他1名

10)8月17日(金)
 ・藤堂沢
 ・植木

平成13年8月(第1回)矢板岳友会 総会&例会議事録
【日時】8月1日(水)午後8時から  岳友会事務所にて
【出席】小林、浅川、斎藤、久保、稲葉、植木、尾上、溜口(計8人)
【議事】
連日30℃を越す猛暑が続いており、水不足が心配されております。しかし、山沿いでは時々夕立と
雷が発生し、特に午後は山の天気は不安定になりがちです。これから夏山を計画されている方も多い
と思いますが、早め早めの行動と天気予報には充分注意をし安全登山に心掛けて下さい。

【山行報告】
1)7月14日(土)
 ・奥白根山
 ・久保他

2)7月20日(金)〜22日(日)
 ・国体関東ブロック予選会・榛名山
 ・尾上
 ・今年も、国体関東ブロック予選会に出場し、頑張りましたが、惜しくも予選突破はなりませんで
  した。・・・ご苦労様でした。(応援団)

3)7月21日(土)〜22日(日)
 ・国体関東ブロック予選会応援・榛名山
 ・梅原
 ・尾上さんを始めとする栃木選手の応援に行ってきました。縦走競技に飛び込んでくる選手達の姿
  を見て、彼女達がこの競技会に掛ける熱い気持ちを垣間見た思いで、ただただ感動の一日でした。
  ・・・選手の皆様お疲れ様でした。
   おまけ:22日の朝5時に榛名富士に登って来ました。

4)7月20日(金)
 ・北海道・大雪山
 ・薄井他
 ・旭岳から黒岳へのコ−スを歩きました。生憎の雨模様で雄大な展望を得る事はできませんでした
  が、沢山の花々に迎えられました。

5)7月20日(金)〜22日(日)
 ・焼石岳
 ・小林、山友会5人
 ・恒例?の焼石へ行って来ました。

6)7月20日(金)〜22日(日)
 ・朝日連峰・日暮沢〜竜門
 ・浅川、斎藤、溜口
 ・人が沢山でした。また暑かった。

7)7月22日(日)
 ・白神・田代岳
 ・稲葉

8)7月22日(日)
 ・会津駒ケ岳
 ・久保
 ・車は一杯でした。

9)7月24日(火)〜25日(水)
 ・万太郎谷
 ・植木他3人

10)7月26日(木)
 ・月山
 ・小林夫妻

11)7月29日(日)
 ・五箇山の白木峰
 ・稲葉

12)7月31日(火)
 ・会津駒ケ岳
 ・小林夫妻
 ・暑い一日でした。中門岳付近ではハクサンコザクラが咲いていました。

13)8月1日(水)
 ・大滝沢
 ・植木他3人

平成13年7月(第2回)矢板岳友会 総会&例会議事録
【日時】7月18日(水)午後8時から 岳友会事務所にて
【出席】小林、浅川、斎藤、植木、梅原、尾上、溜口(計7人)
【議事】
関東地方はいつの間にか梅雨明けし、連日30℃を越す猛暑が続いていましたが、ここ数日は激しい
夕立と雷に見廻れています。山の天気も不安定になりがちですので、特に雷には注意し、早め早めの
行動と天気予報には充分注意をし安全登山に心掛けて下さい。

【山行報告】
1)7月8日(日)
 ・岳友会登山教室・吾妻方面(東吾妻山、一切経山、家形山)
 ・小林、蓮實、池田、斎藤、久保、薄井、他教室参加者23名
 ・快晴の暑い一日、東吾妻コース、一切経山コース、家形山のコースに分かれて、今年第1回目の
  登山教室を実施しました。ちんぐるまは終わりでしたが、花々や天候にも恵まれ気持ちのいい一
  日でした。

2)7月7日(土)〜8日(日)及び7月14日(土)〜15日(日)
 ・国体関東ブロック合宿・榛名山
 ・尾上
 ・今年も、関東ブロック予選に出場する事になり、毎週頑張っています。予選は7月20日(金)〜
  22日(日)で尾上さんは登攀と踏査に出場の予定です。本番の宮城を目指して、渡辺さん、小池
  さんと共に頑張っていますので、皆様、応援をお願いします。

3)7月8日(日)
 ・御池・重兵衛沼
 ・浅川
 ・沼はきれいな水でした。レンゲツツジが少しだけ咲いていました。

4)7月9日(月)
 ・那須・大沢
 ・植木、鍵山
 ・植木にはしょっぱい感じがしました。

5)7月13日(金)
 ・燧ケ岳
 ・小林夫妻、本間、井上
 ・長蔵小屋付近のニッコウキスゲが良かった。

6)7月14日(土)
 ・戦場ケ原から小田代ケ原
 ・溜口
 ・アヤメやニッコウキスゲが咲いていました。

7)7月15日(日)
 ・音金山
 ・浅川
 ・今年4回目でした。

平成13年7月(第1回)矢板岳友会 総会&例会議事録
【日時】7月4日(水)午後8時から  岳友会事務所にて
【出席】小林、蓮實、池田、斎藤、稲葉、久保、植木、梅原、溜口(計9人)
【議事】
沖縄では既に梅雨明けし、ここ数日は日本列島も30度を越す真夏日が続きますが、気温の変化により
風邪を引きやすくなっています。今週末には梅雨空も戻り、梅雨明けが待ち遠しいこの頃ですが、天候
に注意して安全登山に心掛けて下さい。

【山行報告】
1)6月9日(土)
 ・田代山
 ・薄井他

2)6月17日(日)
 ・浅草岳
 ・稲葉他3名

3)6月25日(月)
 ・日光・白根山
 ・小林

4)6月30日(土)〜7月1日(日)   写真あり
・日光清掃登山・奥白根山・金精山
・蓮實、浅川、東、植木、梅原、溜口、薄井
・日光の清掃登山に岳友会からは、前夜祭に6人、当日の清掃登山に7人が参加し、強風の中、ごみ
 拾いを行いました。東、植木、梅原、薄井の4名は菅沼から弥陀ケ池、奥白根山を経て非難小屋の
 コースを歩きましたが、特に非難小屋付近は古い空缶が山の様にあり、袋が瞬く間に一杯になりま
 した。また、金精山を歩かれた蓮實先生の報告では登山道付近に大きな亀裂が入っており危険な状
 況にあるようです。帰りには温泉で一日の汗を流し、お蕎麦を食べて帰りました。当日の参加者は、
 受付された方だけで15団体150名の参加があった様です。

5)7月2日(月)
 ・不忘山(蔵王)
 ・小林

6)7月3日(火)
 ・雄国沼
 ・池田他1名

平成13年6月(第2回)矢板岳友会 総会&例会議事録
【日時】6月20日(水)午後8時から  岳友会事務所にて
【出席】小林、蓮實、浅川、池田、久保、植木、梅原、尾上、溜口(計9人)
【議事】
梅雨空が続く、今日この頃です。雨が降っていると、肌寒く感じたり、じめじめとした感じを受け、
青空が待ち遠しい毎日です。それでも休みの日は、梅雨の晴れ間を見つけて山に行きましょう。

【山行報告】
1)6月8日(金)
 ・日光  高山〜小田代
 ・小林夫妻、山友会

2)6月8日(金)〜10日(日)
 ・鳥海山
 ・浅川夫妻

3)6月9日(土)
 ・那須・井戸沢
 ・植木・鍵山

4)6月10日(日)
 ・黒滝山(県北協議会合同登山) 写真あり 撮影 梅原 
 ・矢板岳友会(小林、梅原)、黒磯山岳会(梶本、渡辺、相馬、橋本、末継、増渕)
 ・県北協議会の合同登山という事で、昨年刈り払いが行われた黒滝山へ行って来ました。朝から生憎
  の曇り空で矢板と黒磯の計8名で登りましたが、頂上に着いた頃から雷が鳴り出し、百村山から先
  の下山は雨と雷雨の中の下山となりました。(少し、反省させられる山行となりました。)

5)6月16日(土)
 ・日光・西の湖〜千手ケ浜
 ・蓮實
 ・案内役で行って来ました。

6)6月16日(土)
 ・山菜会(岳友会事務所)
 ・小林、吉野、池上、浅川、斎藤、久保、東、植木、佐藤(一)、梅原、尾上、溜口、本間夫妻、寺嶋
 ・山菜会と言う事で朝から斎藤さんと梅原は那須へ筍採り(根曲がり竹)へ出掛けました。その後、百
  村山へ行き、山菜採りをした後、昼頃には事務所に戻りました。夕方にはみんなが続々と集まり始
  め、食べきれないくらいの山菜料理と、小林さん、蓮實さん、吉野さん、池田さん、久保さん、薄
  井さん、本間さんなどのお酒の差し入れがあり、とてもとても呑み切れません。また、岳友会では
  にわかに携帯ブームとなり、山談義ならぬ携帯談義に花が咲きました。本当に沢山の方々から差し
  入れを戴きありがとうございました。

7)6月17日(日)
 ・高原山・大入道(自然セミナー)
 ・蓮實、梅原他24名
 ・第2回目の自然セミナーという事で、大入道を歩いて来ました。当日は曇り空でしたが、小林会長
  のご努力のおかげで歩きやすいコースになっていました。

8)6月17日(日)
 ・田代山
 ・久保、職場の人
 ・駐車場が一杯で沢山の人がいました。

9)6月17日(日)
 ・広沢田代
 ・浅川、斎藤、溜口
 ・ワタスゲにはまだ早かった。

10)6月18日(月)
 ・箕輪・鬼面山から横向
 ・小林

平成13年6月(第1回)矢板岳友会 総会&例会議事録
【日時】6月6日(水)午後8時から  岳友会事務所にて
【出席】小林、池田、稲葉、斎藤、東、久保、植木、梅原、尾上、溜口(計10人)
【議事】
関東地方もいよいよ梅雨入りとなり、雨が降ると肌寒く、また晴れると暑いといった様に、兎角、体
温調整が難しい頃を向えています。うっかりすると風邪なども引きやすい時ですので充分注意をされ、
また梅雨の合間をぬって、新緑とヤシオなどの花々が咲く初夏の山々を存分に楽しみましょう。

【山行報告】
1)2月7日(水)
 ・日光・切込湖・刈込湖
 ・東
 ・ちょっと古い報告になりますが、日光の切込湖・刈込湖に山スキーに行って来ました。

2)4月29日(日)〜30日(月)
 ・至仏山・小至仏
 ・東
 ・山スキーで至仏山に行って来ました。当日は鳩待峠まで入る事ができました。また真新しい熊の
  足跡に出会いました。尾瀬ケ原は小川を注意しながら越えました。

3)5月19日(土)
 ・高原山・ミツモチ山
 ・東
 ・お子様連れ(もちろん、東さんのご子息です。)でミツモチ山へ行って来ました。

4)5月25日(金)
 ・高原山・大入道
 ・小林
 ・毎度毎度の登山道整備です。(ご苦労様)

5)5月26日(土)〜27日(日)
 ・那須・茶臼〜朝日〜三本槍…詳細報告済み
 ・吉野、斎藤、梅原他5名(日だまりの会)
 ・吉野さんの友人達と一緒に那須連山を歩いて来ました。

6)5月26日(土)
 ・高原山・八海山神社〜剣が峰
 ・植木
 ・大入道の道標を立てるという事で、重さ10kg?程の道標を肩に直接担いで、八海山神社と剣が峰
 (地図上1540Mまで運びました。
 1本ずつ担いだので2往復のアルバイトでした。(お疲れ様&ご苦労様でした。)

7)5月26日(土)
 ・塩原・日留賀岳
 ・東
 ・当日は途中までは、ギョウジャニンニク採りの人々で一杯でしたが、頂上は静かでした。『栃木
 県の山』の一部を岳友会でも執筆担当したので、これの増刷を目的とし、コースの再確認の為に執
 筆担当の山々を歩いています。(岳友会の皆様、お手伝いの程、宜しくお願いします。詳細は東まで)

8)5月26日(土)
 ・会津・大津岐
 ・溜口
 ・写真を撮りに大津岐へ行って来ました。残雪は1400m位から上部で見られますが、登山道が
 出ており、山スキーができる状況ではなくなって来ています。下りで浅川さん夫妻とバッタリ出会
 いましたが、やはり写真を撮りに来ておられたようです。

9)5月30日(水)
 ・高原山・大入道
 ・小林
 ・土曜日に植木さんがボッカした道標を立てに行って来ました。八海山神社と1540mの地図上
 の剣が峰付近の2ヶ所と小間々台キャンプ場から大入道への入り口の3ヶ所に立派な道標が立ちま
 した。

10)5月31日(木)〜6月1日(金)
 ・尾瀬が原
 ・尾上他
 ・尾上さんのおばさんと両親が、関西から遊びに来られ、尾瀬が原を歩きました。ちょうど水芭蕉
 の開花期にあたり、とてもきれいでした。(親孝行をするときっといい事がありますよ)

11)6月1日(金)
 ・高原山・大入道
 ・小林
 ・毎度の登山道整備でした。

12)6月1日(金)
 ・那須・高原学園(ボランティア)
 ・吉野、池田、斎藤
 ・昨年に引き続き、高原学園のボランティアで那須に行って来ました。峠の茶屋を9時30分に出
 て、峰の茶屋を経由してお昼には茶臼岳に到着しましたが、下山時は危うく16時の最終のゴンド
 ラに乗り遅れる所でした。(お疲れ様でした。)

13)6月2日(土)
 ・川治・南平山
 ・東
 ・川治にある1000m位の山ですが、これも『栃木の山』の増刷に伴う、コースの再確認の為に
 出掛けたものです。(東さんの責任感のなせる技ですが、岳友会の皆様、お手伝いしましょう!)

14)6月3日(日)
 ・高原山・前山〜釈迦ケ岳〜西平岳
 ・小林、植木、山友会
 ・前山から釈迦ケ岳を経て西平岳のコースを歩きました。トリドの泉では山椒魚の卵がいっぱい見
 られ、また西平岳は白ヤシオが満開で最高でした。

15)6月3日(日)
 ・那須
 ・久保
 ・峰の茶屋では高校生の遠足と重なり、300人位のものすごい人でごったがえしていました。
 あちこちに鎖場が設けられ整備?されている様です。

16)6月4日(月)
 ・那須・高原学園(ボランティア)
 ・小林、東
 ・峠の茶屋を9時にでて、峰の茶屋、牛が首を回って、ロープウェイまで歩きましたが、やはり
 16時近くになり、最終のロープウェイの2〜3分前に到着しました。

山行報告  平成13年5月30日受付分 
日時:5月26日(土)〜27(日)  写真あり
山行:那須・茶臼岳・朝日岳・三本槍岳
メンバー:岳友会(吉野、斎藤、梅原)日だまりの会(酒井、酒井、吉川、大貫、白石)
コース:5/26矢板==黒磯==ロープウェイ−−茶臼岳−−峰の茶屋−−朝日岳−−隠居倉岳
     −−三斗小屋(泊)
    5/27三斗小屋−−大峠−−三本槍岳−−熊見曽根−−峰の茶屋−−大丸温泉==
     北温泉(風呂)==那須塩原

5月26日(土)
  今日は吉野さんの友人(酒井さんとその仲間:日だまりの会の酒井さん、吉川さん、大貫さん、白
石さん)5人が那須登山に来られるので、斎藤さんの車で黒磯駅に出迎えに行く。電車の到着までに
少し時間があったが、初めての人に会う緊張感からかドキドキした気持ちで待つ。9時過ぎ、定刻通
りに列車が到着した。吉野さんと酒井さんは久しぶりの再会でうれしそうだ。簡単に自己紹介した後
一行8名は車に乗り込み、那須高原へと向う。
  今日の天気は太平洋岸は雨の予報、北関東は雲が切れているものの明日に掛けては下り坂で、案の
上ガスッていて遠望は利かないし時折小雨がパラツく生憎の天気だ。更に一軒茶屋を過ぎ、湯元、殺
生石、那須高原有料道路と進むに連れてガスも濃くなる。折角、『東京から吉野さんの友人が来られ
ているんだから晴れてくれーー』の願いが通じたかどうか、ロープウェイ手前で『サーーッと』ガス
が晴れ快晴に・・・皆さん自分自身の日頃の行いの良さ?に満足のご様子。しかし駐車場が満車の上
峠の茶屋も一杯の様なので、ロープウェイ下で全員が降りた後、大丸温泉の駐車場まで斎藤さんが車
を置きに行く事になった(斎藤さんご苦労様でした)。しばらくして斎藤さんが戻って来られたので、
全員ロープウェイのゴンドラに乗り込みわずか4分間で茶臼岳9合目に着く。
  ここからが本格的な山登りとなるが、しばらくは砂利道を行き、牛ケ首へ向う分岐を過ぎた辺りか
ら傾斜がきつくなり、岩場をゆっくりと登る。登山者も多く数珠つなぎになったせいか40分ほど掛
かって茶臼岳の頂上に着いた。早速恒例?のビールで乾杯した後、やや早めの昼食を摂る。
  昼食後はお釜巡りをしてから峰の茶屋に下る。この日は茶臼岳から朝日岳に掛けてはいい天気だっ
たものの、特に峰の茶屋付近の風は強かった。峰の茶屋で小休止した後、朝日岳に向う途中で1ヶ所
雪渓を横切った他は悪路もなく、特に東面の鎖場付近は登山道の整備が成されていて快適な尾根歩き
となる。朝日岳の分岐から山頂まで空荷で往復した後、熊見曽根から隠居倉岳へ向う登山道ではシャ
クナゲやミネザクラが可憐な姿を見せてくれた。ここまでは晴天だったが、隠居倉岳に近づくにつれ
てガスが出始め、三本槍方面に黒雲が出始めたかと思うと、あっという間にガスが茶臼岳や朝日岳を
覆い尽くしてしまった。降られたくはないので隠居倉の急な下りを足早に三斗小屋へと向う。結局、
雨にも会わず3時過ぎには三斗小屋に到着した。この後、酒井さんのGrと私たち三人は別れ大峠に
向う途中の小さな雪渓上にテントを張る。これが後でとんでもない事になるとは・・・。小休止した
後、再び酒井さんのGrと合流し、大宴会に突入・・・東京から担いで来てもらったお酒と梅原が担
ぎ上げたお酒をたらふく飲んで大満足の3人衆でした・・・。ちゃんちゃん。ここまでは良かったの
ですが、3人共酔っ払って・・・(中略)
・・・しかし、無事帰還し、めでたしめでたし。
5月27日(日)
  朝、6時過ぎに酒井さんのGrと再び合流し、今日の目玉である三本槍岳を目指す。三斗小屋から
は宿方面に下り、幾つかの沢を越えて大峠へ向う。途中にはミツバツツジやオオカメノキなどの花々
が新緑に映える。今朝は出発時点から曇り空でかえって歩きやすい。大峠からいよいよ三本槍の登り
に掛かるが、頂上へと向う登山道ははっきり確認できる。登るにつれてガスが出始め、風も強くなり
肌寒さを感じるようになったが何回かの休憩の後、頂上に立つ。頂上に着いた頃にはガスがかなりで
ており、視界も利きにくく肌寒いので風のない所まで下山する事にする。しばらく下り清水平手前の
北温泉方面分岐付近の風の避けられる所でお昼とする。今日は豪華に焼肉とラーメンとおじや&ワイ
ン・・・どこまでもお供するお酒達をほんの少々戴き、お腹は腹十分目・・・大満足。さあここから
後は下山するだけで、清水平、熊見曽根、朝日岳分岐、峰の茶屋と休みもとらず一気に駆け下りる。
最後は峠の茶屋、大丸温泉まで下山し、北温泉の天狗の湯、露天風呂で2日間の汗を流した。(天狗
の湯は熱かったけれどでも本当にいい気持ちになりました。)この後、お土産などを買った後、那須
塩原駅で日だまりの会の皆さんとお別れ・・・でした。2日間、我々3人の方がお世話を掛ける事も
多々ありましたが、楽しい2日間でした。また栃木に遊びに来て下さい。一緒に山に登りましょう。
(ボッカ担当より)

平成13年5月(第2回)矢板岳友会 総会&例会議事録
【日時】5月23日(水)午後8時から  岳友会事務所にて
【出席】小林、蓮實、浅川、池田、稲葉、小口、久保、植木、梅原、尾上、石岡、溜口(計12人)
【議事】
夏を思わせるような暑い日があったかと思うと、走り梅雨のような雨空が続き、朝晩は肌寒くなるな
ど衣服の調整が難しいこの頃です。兎角、体調を崩しがちになりやすい時期ですが、山々は新緑に包
まれ、野山には可愛らしい花々が咲き競い、ヤシオツツジも見頃を迎えています。暖かい日が多い為
か、雪融けも例年になく早いようですが、天候の変化には充分注意し、安全登山に心掛けて下さい。

【山行報告】
1)5月12日(土)
 ・南会津・貝鳴山
 ・蓮實
 ・山王峠をちょっと越えた所にある山です。登山口が見つからず道路を歩いていると、おばさんが
 『ここだよ』と教えて下さいました。そこを見ると確かに『山』と書いた登山口の道標?がありま
 した。もっと驚いた事は、栃木からの団体さんが20人近くも頂上にいた事でした。

2)5月12日(土)〜14日(月)
 ・インターハイ予選(那須コース)
 ・小口
 ・矢板中央高の生徒を引率し、参加しました。結果は残念ながら団体5位(4名編成)でしたが、次
  回は関東予選で上位を狙いたい。

3)5月13日(日)
 ・第3回高原山山開き
 ・小林、池田、浅川、吉野、久保、植木、梅原、尾上、溜口、山友会他多数
 ・5月晴れの素晴らしい天気のもと、第3回の高原山山開きが釈迦ケ岳で実施されました。岳友会
  ではお神酒のボッカのお手伝いと、下山後のとん汁のお手伝いで9名が参加しました。参加者は
  塩谷、塩原、藤原、矢板の4ヶ所の登山口からそれぞれのコースで釈迦ケ岳を目指し、釈迦ケ岳
  頂上では記念の式典が催されました。また、今回は特に、矢板市の登山口にあたる大間々台から
  の参加者が多く、(約250〜300名)頂上に用意したお神酒や下山口でのとん汁も売り切れの
  状況でした。(矢板の酒造元からたかはら、十一正宗、忠愛をご提供戴きました。)
  下山後は、城の湯で一日の汗を流しました。(参加者には無料入浴券が配られました。)参加され
  た方々、お疲れ様でした。

4)5月13日(日)
 ・ガッシャブルム壮行会
 ・蓮實、稲葉
 ・隊員、関係者の皆様のご健康・ご多幸と登頂のご成功を心からお祈りしております。

5)5月17日(木)
 ・袈裟丸山
 ・小林
 ・寝釈迦コースから袈裟丸山を往復しました。ピンクヤシオはやや遅めの状況でしたが、山頂は人
  が一杯でした。平日でも、花の咲く時期は人気があるようです。

6)5月19日(土)
 ・尾瀬・燧ケ岳山スキー
 ・御池から入りました。雪はまだ全面についていました。栃木ではこの日、降雹の被害があったよ
  うですが、滑っている間は特に大きな天気の崩れもなく、快適に滑れました。

7)5月19日(土)
 ・那須・朝日岳
 ・小林
 ・朝日岳に行って来ましたが、天気が崩れそうなので急いで下りました。下山後温泉に入っている
  とすごい雷雨となりました。(山の天気は急変しますので注意しましょう。特に朝日岳は午後は
  非常にガスがでやすいようです。)

8)5月19日(土)〜20日(日)
 ・会津駒ケ岳
 ・20日は会津駒ケ岳の山開きだったようですが、駒ノ小屋で一泊して写真を撮りに行って来まし
  た。残雪もかなり少なくなり、水場付近は相当融けているようですが、小屋泊りは全員で4人と
  少なく、静かで快適に過ごせました。

9)5月20日(日)
 ・自然セミナー・足利・深高山・石尊山
 ・蓮實、梅原、他28名
 ・自然セミナーの第1回目という事で、足利の深高山、石尊山へ行って来ました。五月晴れの非常
  にいい天気の中、今も女人結界(昔、女人禁制の修行山だった)の石碑の残る山岳信仰の山で、
  標高は低いながらも昔からの人と山との関わり合いを伝えてくれる苔蒸した石碑があちこちに点
  在していました。帰りは地蔵の湯で汗を流し、心地よい気持ちで帰板しました。

10)5月20日(日)
 ・尾瀬・燧ケ岳山スキー
 ・吉野、植木、(斎藤)、他
 ・御池から入りました。(前日の溜口バージョン)午後から非常にいい天気になりました。

11)5月20日(日)
 ・那須・朝日岳
 ・溜口
 ・朝日岳を往復しました。(前日の小林バージョン)しかし、前日と違い午後もいい天気でした。

12)5月20日(日)
 ・高原山・大入道
 ・小林
 ・道標立てに大入道へ行って来ました。今は、下の方では紫ヤシオが満開で、上の方でも見頃を迎
  えています。また、白ヤシオが膨らみ始め来週頃には見頃を迎えるものと思われます。
  (毎回、毎回、ご苦労様です。)

平成13年5月(第1回)矢板岳友会 総会&例会議事録
【日時】5月9日(水)午後8時から  岳友会事務所にて
【出席】小林、蓮實、浅川、池田、稲葉、小口、佐藤(一)、植木、梅原、尾上、溜口(計11人)
【議事】
五月晴れとはいかなかった様ですが、ゴールデンウィークはそれぞれの山行を楽しめた事と思います。
今年の積雪は多かったようですが3月から4月に掛けて暖かい日が多かった為か、例年になく雪融け
が早いようです。新緑がまばゆい絶好の登山シーズンを迎えますが、安全登山に心がけ山行をお楽し
み下さい。

【山行報告】
1)4月26日(木)
 ・高原山・前山
 ・小林

2)4月27日(金)
 ・高原山・大入道
 ・小林
 ・小間々台からの笹刈りでした。

3)4月28日(土)
 ・高体連・国体2次予選
 ・小口
 ・矢板中央高の生徒を引率し、参加しました。結果は1名が5位に入賞し2次予選を通過しました。
 (国体出場権を獲得)

4)4月29日(日)
 ・高原山・大入道
 ・小林
 ・この日も大入道への登山道の整備と笹刈りでした。

5)4月29日(日)
 ・サンカルチャークラブ(クライミング)
 ・小口
 ・少年男子のクライミングの付き添いでした。

6)4月28日(土)〜5月1日(火)
 ・北アルプス  剣岳周辺・山スキー
 ・植木他
 ・4月28日は雄山から御前谷方面、あくる29日は剣沢から前剣、平蔵谷、最終の1日は池の平
 から大窓、馬場島方面を山スキーで楽しんできました。

7)4月28日(土)〜29日(日)
 ・北アルプス  室堂〜雷鳥沢付近
 ・溜口

8)4月29日(日)〜5月1日(火)
 ・尾瀬沼・燧岳
 ・浅川
 ・写真を撮りに尾瀬沼に行って来ました。長蔵小屋をベースに凍結した尾瀬沼周辺や燧ケ岳にも登
 って来ましたが、例年に比べ残雪が少ないようです。

9)4月29日(日)〜30日(月)
 ・伊豆・武川岳・伊豆ケ岳
 ・蓮實他2名

10)5月1日(火)
 ・会津・惣山
 ・小林

11)5月2日(水)
 ・高原山・大入道
 ・梅原
 ・今朝、下野新聞と栃木TVで大入道の周回道整備の報道があったので、残雪や登山道の状況確認
 に周回コースを歩いてきました。今年は雪が多く降った割には春先の陽気で雪もどんどん融け、登
 山道にはほとんど残雪はありません。小雨の降る中での静かな山行でした。

12)5月3日(木)〜5日(土)
 ・春山合宿/会津・窓明山〜高幽山〜三ツ岩岳 写真あり
 ・吉野、浅川、植木、梅原(以上2泊)、斎藤、平塚(以上1泊)
 ・コースタイム
 ・5月3日(木)矢板5:30==8:00窓明登山口8:43−−10:18巽沢山10:28−−11:55家向山西峰12:20
 −−14:05窓明山14:20−−15:05(1612Mのコル(泊))
   5月4日(金)テント場7:20−−7:50坪入山8:15−−9:40最低のコル9:50−−10:55高幽山11:45
 −−14:25坪入山14:35−−15:05(1612Mのコル(泊))
   5月5日(土)テント場6:30−−7:28窓明山7:38−−8:20三ツ岩分岐8:30−−8:50(1699M)9:45
 −−11:05窓明登山口==木賊温泉==16:00矢板
 ・今年のゴールデンウィークは天気があまり良くなく3日朝も雨空の中、2台の車に分乗し岳友会事
 務所を出発する。尾頭トンネルを越え三依に入った頃から雨足も弱まり、高畑を過ぎる頃にはガス
 も切れ始め何とか登れそうな天気となる。窓明登山口で荷物を振り分けるが、植木さんは山スキー
 を担いで行くので荷物がどっしり・・・いきなりの急登に喘ぎながらも、巽沢山へ向けて尾根を登
 る。
  途中の登山道にはピンク色したイワウチワの可憐な花々が咲き乱れ心を慰めてくれる。巽沢山の
 手前からは残雪が見られるようになるが曇天で温度が上がらないので雪は締まって歩きやすい。天
 気の方もずっと曇空でこれ以上悪くなる様子もない。更に家向山に向うにつれ、山々の斜度が増し
 東面には雪庇が見え始める。家向山の西峰で昼食としたが、風がありじっとしているとさすがに寒
 いので、そそくさと済まし窓明山に向う。
  植木さんは大きな荷物を背負いながらも、鍛え抜いた技でさっそうと斜面を滑る・・・がやはり
 登りになると坪足で歩く我々の方がはるかに早く直ぐに追いついてしまう。14時過ぎに窓明山頂
 へ到着しビールで乾杯。景色はガスの中だったが、時々ガスが切れこれから向う高幽方面も薄っす
 らと見えてくる。今日のテント場は坪入山へ向うコル付近と決め、風が避けられる窪地を整地し、
 午後4時には全員がテントに潜り込む。
  ここからはお決まりの宴会コースだが、明くる日も考慮し午後8時には就寝・・(飲むだけじゃ
 ないっす)。
  5月4日、午前4時半起床。天気は回復傾向だが朝のうちはガスが掛かっていて視界は利かない。
 坪入山で、今日三ツ岩経由で下山する斎藤さん、平塚さんと別れ、我々は高幽山を目指す。坪入山
 を出た頃はガスが濃かったが、天候は徐々に回復し始め、高幽山の登りに差し掛かった頃には
  その頂上を全貌できるまでに回復していた。天気があまりに悪かった為に、坪入山にスキーをデ
 ポしてきた植木さんにとってはよだれのでる様な素晴らしい斜面・・・残念。高幽山山頂に着いた
 頃は空は完全に晴れ上がり、窓明から三ツ岩、中門と続く稜線、そのやや後方に燧ケ岳、更には平
 ケ岳、荒沢岳、越後駒ケ岳・・・などの新潟の山々が・・・360°の素晴らしい展望に時間を忘
 れて見入っていた。
  頂上で1時間程過ごした後はテント場に戻る事とする。丸山岳の方面に行きたいけれどピストン
 で予備日もない状況ではやむを得ない。日が上がり雪はシャーベット状になって来たが、下るには
 なんの抵抗もなく、高幽山の下りを猛スピードで駆け下りて行く。最低のコル付近で単独行の方に
 出会った以外は静かな静かな山行。高幽山から坪入山まで2時間40分ほどで戻る。
  坪入山でデポしておいたスキーを回収した植木さんはここからが本番。今回の山スキーの1本目
 は坪入山の東面を我々の見守る中、僅か数分、20数ターンで滑りおりてしまった。我々は一足先
 に下山し、テントの中で紅茶などを沸かして飲む。しばらくして植木さんが戻って来られたが今日
 は梅原の体調が悪く、一滴のアルコールも喉を通らなかった為、非常に静かな夕食となったが、夕
 飯は焼き肉という豪勢なメニューで明日の鋭気を養い、8時前には就寝する。(これが本来の姿?
 でしょう!)
  最終日、テントを撤収し、窓明山から三ツ岩を経由して下山する事にする。空を見ると太陽が輪
 っかをかぶり天気が崩れる前兆を見せるが結局最後まで崩れる事もなく快適だった。窓明山を越え、
 三ツ岩に差し掛かる辺りの斜面は広大な扇状の沢になっており最高のゲレンデに見える。
  吉野さんも思わず『俺も滑りたい』と言った斜面を3人に見送られ、植木さんが颯爽と滑って行
 く。最大斜度30°、標高差300m位だろうか・・・何の障害物もない広大な扇形の斜面をゆっ
 くり−−と滑り降りて行く姿を見て、『俺も山スキーをやりたい・・・』はまさに実感。
  三ツ岩の分岐を過ぎやや下った地点で再度登り返してくる植木さんを待つ。ここで紅茶とグレー
 プフルーツで燃料補給し後は一気に駆け下りる。
  積雪のある所は、空荷で平地を歩くよりも速い、猛スピードで下る、下る、下る。1000mを
 切る頃から雪が消え、何度か転び苦戦しながらも11時過ぎには、車を停めていた窓明山登山口に
 着いた。この後は、お決まりのビールで乾杯の後、木賊温泉の露天風呂(200円です)で3日間の
 汗を流し、矢板への帰路に付いた。お疲れ様でした。でも楽しい山行でした。

13)5月3日(木)
 ・那須・殺生石〜牛首
 ・小口
 ・インターハイ予選の下見でした。

14)5月3日(木)〜5日(土)
 ・北アルプス鹿島槍〜谷川岳・西黒尾根
 ・小口
 ・ゴールデンウィーク後半の迷走登山で、鹿島槍へは2000mを越えた地点で分け合って断念。
 急遽、谷川岳の西黒尾根を登ってきました。沢筋の雪渓はシャーベット状の雪質でぐしゃぐしゃで
 した。

15)5月3日(木)〜5日(土)
 ・北アルプス槍ケ岳
 ・溜口
 ・上高地から入って槍沢ロッジに泊まり往復しました。アイゼンなしで登れました。

16)5月3日(木)〜5日(土)
 ・高原山・大入道
 ・小林
 ・登山道の整備で3日間毎日、大入道に出掛けました。5月2日の新聞記事及び栃木放送での報道
 などもあって訪れる人は多いようです。桜沢に丸太橋を掛けるなどの整備を行いました。(ご苦労
 様です。頭の下がる思いです。)

17)5月4日(金)〜5日(土)
 ・尾瀬・クロスカントリー
 ・佐藤(一)他1名
 ・御池から入り、初日は皿伏山、四尾山、アヤメ平を経て竜宮小屋で泊まりました。今年はやはり
 雪融けが早く、尾瀬沼の小川が既に見え始めており渡渉に難儀しました。明くる日は裏燧林道を戻
 って来ました。

18)5月6日(日)  写真あり
 ・高原山・前山
 ・蓮實他4名
 ・アカヤシオが咲いていました。

平成13年4月(第2回)矢板岳友会 総会&例会議事録
【日時】4月25日(水)午後8時から  岳友会事務所にて
【出席】小林、蓮實、吉野、浅川、池田、齋藤、稲葉、小口、佐藤(一)、植木
    梅原、尾上、溜口(計13人)
【議事】
今春は雨が少なく水不足が心配されていますが、昨日から雨となり、夜になるとかなり肌寒く感じら
れます。今年は特に、寒暖の差が激しくまた山々も所により例年以上の残雪があります。これからゴ
ールデンウィークを迎え、山に入る期間も長くなりますが、天候などに充分注意して安全登山に心が
けて下さい。

(1)総会(詳細省略)
 ・4月25日(水)に矢板岳友会第33回総会を吉野さんの議長の元に執り行ないました。
  平成12年度事業報告、会計報告の後、平成13年度事業計画案、予算案の審議を行い、また
  新規役員を決定しました。(平成13年度役員:会長 小林充 以下略)

(2)山行報告
1)3月24日(土)〜26日(月)
 ・那須春山講習会(高体連)
 ・小口、矢板中央高校山岳部員
 ・非常に風が強く、テント(エスパース)の支柱が折れてしまいました。この為、思わぬ出費(3.5万円)
  になりました。

2)4月8日(日)
 ・岩手山
 ・植木
 ・この日が次週の偵察?でした。天気が非常に良かったので次週のチャレンジとなりました。

3)4月8日(日)
 ・古賀志山
 ・小口
 ・トレーニングに行って来ました。

4)4月14日(土)
 ・岩手山
 ・植木、尾上、他3名
 ・登っている途中で滑ってしまいましたが、フワフワの雪のおかげでかすり傷一つありませんでし
  た。怪我がなくって本当に良かった。

5)4月15日(日)
 ・大戸沢岳
 ・稲葉、他3名
 ・いい天気でした。

6)4月15日(日)
 ・大戸沢岳
 ・溜口
 ・スノーシェッドから登りました。そう言えば登り口に停めてあった車は稲葉さん達だったんです
  ね!

7)4月15日(日)
 ・古賀志山
 ・小口
 ・トレーニングでした。

8)4月15日(日)
 ・日留賀岳
 ・浅川
 ・30年振りに日留賀岳に行って来ました。3月に長者岳から鹿又岳を越えて日留賀岳へ抜けるつ
  もりだったコースの確認に行きましたが、鹿又岳への下山でブッシュが既に出始めていたので途
  中で引き返しました。雪はそこそこ残っていましたが懐かしかった。

9)4月20日(金)
 ・高原山  大入道
 ・小林
 ・笹刈り&登山道整備でした。

10)4月21日(土)
 ・日光  鳴虫山
 ・尾上、他3名
 ・赤ヤシオが咲いていた。他にウスバサイシン、キイチゴが咲いていた。

11)4月21日(土)〜22日(日)
 ・月山
 ・溜口
 ・月山山頂から行人小屋の上部にでて沢筋を滑りました。雪質はガリガリ、バリバリでした。

12)4月22日(日)
 ・高原山  釈迦ケ岳
 ・梅原、板山
 ・本当は大入道の登山道整備のつもりが、小林さんの車がストライキを起こしたので、釈迦ケ岳偵
  察に変更しました。学校平付近は赤ヤシオがひときわきれいです。北東面の沢添いにはかなりの
  残雪が見られ、トラロープの急坂からは残雪の上を行きます。この日は低気圧の通過で風が強く、
  日差しが暖かく、風が冷たい変な天気でした。天候には充分注意しましょう。

13)4月22日(日)
 ・仙元山
 ・池田
 ・標高298mの低山ですが、外秩父の眺めがいい山です。風が強かった。

14)4月22日(日)
 ・尾瀬  燧ケ岳
 ・植木
 ・七入りから入りました。登り出しはピーカンでしたが徐々に天気が下ってきました。やはりこの
  日は風が強かった。熊が目の前を横切って行きました。

15)4月24日(火)
 ・高原山  大入道
 ・小林
 ・登山道の整備でした。(本当にご苦労様です。)

平成13年4月(第1回)矢板岳友会 例会議事録
【日時】4月11日(水)午後8時から  岳友会事務所にて
【出席】小林、蓮實、浅川、池田、齋藤、久保、稲葉、植木、溜口、尾上(計10人)
【議事】
20日は穀雨。19日には久しぶりに雨が降りました。日昼は温度が上がり暖かい日が続きますが夜
半や明け方はまだまだ肌寒い日が多い様です。野山には花々が咲き競い、新緑が日増しに濃くなる季
節を迎えましたが、安全登山に心がけ、それぞれの山行をお楽しみ下さい。

※記録(報告者)が出張で不在だったため、日時、山行名のみの報告となりました。また、報告自体も
遅れてしまいました。

1)3月24日(土)
 ・三滝(田沼)
 ・蓮實

2)3月24日(土)
 ・窓明山(会津)
 ・植木他

3)3月25日(日)
 ・白根山(前白根)
 ・浅川、斎藤、鎌田

4)3月25日(日)
 ・会津駒ケ岳(上の沢)山スキー
 ・植木、尾上、溜口

5)3月27日(火)
 ・大戸沢岳
 ・植木

6)4月1日(日)  写真あり
 ・石裂山
 ・蓮實

7)4月1日(日)
 ・雨巻山
 ・小林

8)4月1日(日)
 ・西大嶺・西吾妻小屋
 ・稲葉他

9)4月1日(日)
 ・会津駒ケ岳
 ・溜口

10)4月2日(月)
 ・大平山
 ・小林

11)4月4日(水)
 ・日隠山
 ・小林

12)4月6日(金)
 ・高原山・剣が峰
 ・小林

13)4月6日(金)
 ・月山〜肘折温泉
 ・植木、鍵山
 ・雪が多かった。

14)4月8日(日)
 ・岩手山
 ・植木、鍵山

15)4月8日(日)
 ・御神楽岳
 ・浅川

16)4月8日(日)
 ・会津駒ケ岳
 ・溜口他

17)4月10日(火)
 ・百村山
 ・斎藤

18)4月11日(水)
 ・高原山・釈迦ケ岳
 ・小林

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