参加者 小林、吉野、齋藤常、稲葉昌、溜口、君島、野中、小川、小川琢、磯飛、植木。(11人参加) ※磯飛さんが入会しました。よろしくお願いします! ■■山行報告■■ ■三境山と白浜山・ハイキング 《山行日》2007/09/26(水) 《参加者》稲葉昌 《日程》自宅=(自家用車)=三境トンネル(駐車)10:46…鳴神山〜根本山間の尾根11:00…三境山11:28… 白浜山と根本山の分岐12:14…白浜山13:19〜13:30…(往路を戻る)…三境山15:11…三境トンネル15:50= (自家用車)=自宅 《要約》藪や下草のない快適な尾根道でした。 《本文》三境トンネルまで上がる林道は、先日の台風のせいで、だいぶ傷んでいた。歩き出しの沢沿いの道も同様。直ぐに 鳴神山〜根本山間の長い尾根に出て北上する。尾根上は小枝やヒノキの葉などが落ちていたが、歩くのには支障なし。三境 山を過ぎてさらに北上。白浜山はこの尾根から西に派生した支尾根上にある。藪や下草もなく、適度にある赤テープを辿れ ば問題ない。ただ、一箇所、伐採地の上部で枝尾根に入りやすい。伐採地を右手に見ながら歩けばよい。白浜山も三境山と 同様、展望はないがとても静かだった。
■えぶり差岳・縦走 写真は「山岳写真館C5」をご覧下さい。 《山行日》07/9/22(土)〜9/24(月) 《参加者》吉野、齋藤常、稲葉昌、植木(報告植木) 《日程》→は電車バス、--は一般道路、==は高速道路、〜は登山行動 9/21(金)岳友会本部22:30--いいで道の駅2:30/3:00(泊) 9/22(土)いいで道の駅5:30/6:10--大石ダム6:50/7:00--飯豊山荘8:10/8:25〜夫婦清水10:45/10:55〜丸森峰13:05〜 地神北峰13:50/14:05〜頼母木小屋14:40(泊) 9/23(日)頼母木小屋5:00/8:35〜えぶり差岳10:55/11:40〜一杯(?)清水13:05/13:20〜大熊小屋14:30(泊) 9/24(月)大熊小屋4:00/5:00/7:50〜沢10:30〜橋9:45〜大石ダム12:35/12:50--飯豊山荘14:10/16:00--堀食堂19:10/19:50 --矢板岳友会本部22:30 《要約》久し振りのえぶり差&大熊小屋。天気と仲間に恵まれよかったです。 《本文》 9/22(土)5:30には起床、寝不足ながら大石ダムまで車を走らせる。ナラの立ち枯れが目立ちびっくりする。大石ダム下の川 を見て10年前の風景を思い出した。車をデポして飯豊山荘に戻る。 準備して丸森尾根を登る。どんどん高度を上げ、どんどん汗が流れる。無風なのでとても暑い。休憩するとハチが飛んでき ていきなり左ももを刺していった。うー。吉野さんに「ウナクール」をもらい塗る。ドンドン痛くなり腫れてくるがどうしよ うもないので進む。夫婦清水にたどり着き、大休止。この先の急斜面でがんばる。するとツバタケを発見。思った以上の収穫 だ。ツバタケに後ろ髪を引かれながら登り続ける。左を見ると梶川峰あたりの草紅葉がきれい。やっとのことでガスに覆われ た地神北峰の稜線にたどり着く。りんごを食べながら休憩。 ガスの中、頼母木小屋を目指して歩く。小屋に到着すると「泊まっていきな」と数人に声をかけられ計画より早いが早速頼 母木小屋泊とする。となればげんきんなもんで俄然調子が出てくる。さっさとツバタケを洗う。 9/23(日)朝は雨。でも、朝日越しに月山と鳥海山は眺めることができた。北方面は天気は回復傾向で前線が南下している感 じ。天気の回復をゆっくりと待ち、出発する。やはり天気のいい稜線は気持ちがいい。これが縦走の醍醐味だ。ドンドン汗が 出てくる。えぶり差岳では晴天に恵まれた。北に向かう稜線はなだらかで地塘が見え、歩きたくなる。でも、計画通り大熊小 屋に向かうことにするがせっかくなので水場に向かう。結構下り、鉾立峰とのコル付近の標高まで下った。水は冷たく十分な 量。秋にこの水量なら文句はない。気持ちのいい草原を登って小屋に戻り、大熊小屋を目指す。ガスの中を下るのは眺めがな くそうでもないが、苔むすほど通る人が少ない道を歩ける喜びがある。ガスをぬけると下は晴れだった。清水でミズのむかご を採りドンドン下る。前回の記憶はほとんどない。マツの急斜面を下ったところぐらいか。右下に大熊沢の直瀑が見える。雪 はない。やっとのことで急斜面が終わり小休止。大熊沢を渡ると大熊小屋に到着した。久し振りの小屋は変わっていなかった。 9/24(月)5時過ぎに起床、ゆっくり朝スパを食べゆっくり出発。 トラバースの道は健在だった。ブナ林がきれい。右下のゴルジュがすごい。ユキツバキの時期に来るときれいだと思う。そ れでも思った以上に時間はかからず大石ダムに到着した。コンビニ経由で飯豊山荘に戻り、疲れを取るとともにきのこラーメ ンを食す。ゆったりとした時間は格別。いいで道の駅に寄りながら馬刺し定食を食べつつ帰った。 ■八方ヶ原の滝撮影 《山行日》9/22 《参加者》小川琢磨 《日程》学校平6:40−7:20雷霆の滝8:10−8:35咆哮霹靂の滝9:15−9:30雄飛の滝9:35−10:00雷霆の滝−10:45学校平 《概要》紅葉シーズンの前に、近場の滝の下見をしようと思い、夏に行った塩原の滝に続いて、八方ヶ原の滝を撮りに行きま した。 《本文》好天に恵まれ、朝ウキウキしてアパートを出る。がらがらの学校平の駐車場に車を止め出発。登山道の入り口に、先 日の台風の影響で咆哮霹靂の滝から塩原までの区間で歩道が崩れて通行止め、との看板が出ていた。朝の涼しい空気の中一路、 雷霆の滝へと歩みを進める。滝まではひたすら下り道。初めて見る雷霆の滝、なかなか綺麗で被写体としてうってつけでした。 ひとしきり撮影を済ませ、咆哮霹靂の滝へ。吊橋を渡り、渓流を眺め、到着する。登山道からだと少々滝までの距離が遠い ため、がんばって滝の近くへ近づく。 撮影が終わり帰り道で雄飛の滝に寄り道することにした。柱状節理の岩肌が濡れている様子はとても良かった。雄飛の滝を 見終わると、早々に学校平へと歩く。道中、雷霆の滝で同じように撮影をしている人や滝を見に来た人とすれ違った。 駐車場に戻ると、1/4くらい車が止まっていた。 ■南アルプス・仙丈ヶ岳 《山行日》2007/9/22(土)〜24(月) 《参加者》梅原、近藤、岸、野中 (報告 野中) 《日程》→電車バス、---一般道路、==高速道路、〜登山行動 9/22(土)事務所6:00---足尾---伊勢崎IC==佐久IC---茅野---高遠---仙流荘12:00/12:45→北沢峠13:35〜北沢駒仙小屋キャンプ場 13:40(泊) 9/23(日)キャンプ場4:20/5:58〜大滝の頭五合目7:31〜小仙丈ヶ岳8:31〜仙丈ヶ岳9:30/10:53〜小仙丈ヶ岳11:48〜キャンプ場 12:25(泊) 9/24(月)キャンプ場3:00/6:00〜北沢峠6:10/7:00→仙流荘8:00---白樺湖---佐久IC==伊勢崎IC---佐野藤岡IC==矢板IC ---事務所16:00 《要約》近くて遠い南ア、王子様はまた次回会いましょう! 《本文》 三連休を利用して南アルプスの百名山二座登頂を計画しました。初日は登山基地となる北沢峠まで入ります。今回はピストン という事で食料飲料ともに大量にボッカします。「もてる女」の近藤さん、ありがとうございました。予定よりかなり早く仙 流荘に着き臨時バスに乗ることが出来ました。思ったより近い南アルプスです。テント設営後は沢で冷やしたビールでさっそ く乾杯です。連休中でテン場はカラフルなテントで満杯です。水も豊富、トイレもきれいで最高の環境のテン場です。夕方に なるとあちこちから良い匂いが・・・。私達も洋風おでんと海藻サラダで夕食です。そして、明日に備えて早めに就寝しまし た。 明けて二日目、荷物も軽く足取りも軽く出発です。登山道に入るとすぐに北岳展望台があり、ピラミダカルな山容にみんな大 感激です。しばらく樹林帯の急登が続きますが、朝一のペース配分が悪かったのか六合目付近で足に痙攣がきて梅原さんにザ ックを背負ってもらい空身になりました。猛反省です。小仙丈ヶ岳で稜線に出ました。すると、ガスも出ましたここからはも うひと登り。ガスの切れ間から大きな藪沢カールも見えます。草紅葉も始まっているようです。仙丈ヶ岳の頂上はやっぱりガ スの中。後は下るだけなので頂上でゆっくりしましたが、ときたまガスの切れ間から北岳や甲斐駒が姿を現すと、登山者から おーっとどよめきが上がります。そして、下りは近藤さんが飛ばします。私達も遅れないように他の登山者をぶっちぎります。 あっという間にテン場に着いてしまいました。そして、またまた冷たいビールで乾杯、午後はまったりと過ごました。 三日目3時起床、雨です。予報によると天気の回復は午後になるとの事なので、潔く撤退を決断しました。白樺湖で温泉に入 り、佐久で鯉の旨煮と蕎麦を堪能し、渋滞にも遇わず無事に帰栃しました。今回は南アの女王様には会えましたが、甲斐駒王 子様はまたの機会にリベンジです。テント泊は良い経験になりました。同行いただいた皆様、ありがとうございました。 ■三本槍・縦走 《山行日》07/9/16(日) 《参加者》小川*2 《日程》自宅6:30--7:45峠の茶屋8:00〜9:00峰の茶屋9:10〜朝日の肩10:00〜11:30三本槍12:10〜14:00峰の茶屋14:20〜 15:00峠の茶屋 《本文》前夜急に時間が取れたので、とりあえず秋を感じに那須に出かけた。料金所あたりから霧の中を走ったが、駐車場に つくころには雲海の上の快晴の秋空、絶好の山日和だった。心配された駐車場も八分どうり、しかしさすがは那須、出発する 8時頃には満車状態だった。目的のリンドウは登り始めの林の中と峰の茶屋から朝日に向かう途中はちょうど良かったが、後は ちょっと遅かったかな。と言う感じだった。帰りは混雑を避けようと板室方面に向かったが、これが裏目。南が丘牧場と、ハ イランドパークの入り口で渋滞、グリーングリーンは人がいっぱい。やはり素直に行ったほうが良かったかな? ■浅草岳・縦走 《山行日》2007/09/16 《参加者》溜口一之 《日程》入叶津6:00〜山神の杉〜避難小屋〜山頂10:30/12:30〜入叶津15:30 《要約》天気に恵まれ、展望を満喫した。 《本文》前泊で入叶津に入った。数台の車が泊まるようだ。朝になると、登山者は自分一人だった。他の人たちは、釣り、キ ノコとりの様である。一人歩き出した。道はありのままで、スパッツを付けたが、朝露でモモから下はびしょぬれだ。太陽が 照りつけているので、カッパを付ける気にはなれない。山神の杉に着くと草はなくなった。黙々と歩いていると、登山者が下 頂に着くと、沢山の人がいた。山頂で、軽く食事をし、登山道におりると、もう下りるのかい?と声をかけられ、飲んでいき なと、ビールを出された。結局、宴会に混じり、一時間ほど過ごしてしまった。その後、下山した。途中から、ブヨが沢山い て、目に入って悩まされた、ネットを被ったが、羽音がうるさい、凄い数である。駐車場に着くまで、顔の廻りを飛んでいた。 駐車場に着くと、車は、自分のだけになっていた。天気に恵まれ、遠くの山まで確認できた。八海山のデコボコが手に取るよ うに見えた。近いうちに八海山に行きたい。 ■尾瀬、三条ノ滝・燧ケ岳・縦走 《山行日》2007/09/16 《参加者》梅原、岸、斉藤俊夫妻、磯飛(報告 磯飛) 《日程》事務所5:00--6:58御池7:17〜7:44上田代〜8:23天神田代〜9:24兎田代〜9:57三条の滝10:17〜10:28分岐〜 10:58平滑の滝11:02〜11:14元湯山荘11:26〜11:38赤田代〜11:44温泉小屋道登山道〜13:46大きな石がゴロゴロ〜 14:58分岐15:04〜15:28柴安ー〜15:55俎板ー16:10〜16:55熊沢田代〜18:05御池--燧の湯--21:27事務所 (行動時間:10時間47分) 《要約》少し早い草紅葉・・緑とピンク色の葉もいい感じ。 《本文》急遽、前日になり尾瀬に行こうと言う事で、燧ヶ岳と私にしたら約20年ぶりに見る三条ノ滝をセットにした山行に出 発!コースタイムを見て10時間あり大丈夫か不安もあったが当日は思っていた以上に快晴で気持ち良く歩き始める。休日でも 人けのない木道を斉藤夫妻の仲むつまじい声が響き、後ろには長いコースタイムと知らない岸さんが歩く・・。約2時間半後 風の音か滝の音?とゆう音がして見覚えのある大きな木を発見!昔、写真を撮った場所。懐かしくタイムスリップしたかのよ うでうれしかった〜☆三条ノ滝の水量も変わらずとてもすごい迫力!!ずっと眺めていたかったが先を急ぎ、あまり通られて いない温泉小屋道登山道へ。温泉小屋の正面だったが、標識が地面に倒れてわかりづらく通り過ぎてUターン。ここからは細 い沢をしばらく登って行く。道に出た?まだ?を繰り返し、ポチャーンと落ちながら進んで行った。そして背丈以上ある笹薮 や倒木、苔で滑りやすい石へと続く。山を歩っているなーという感じがして個人的には楽しかった。やっと着いた柴安ーでは 一人テントから顔を出してこの時間に?とゆう表情でこっちを見ている。ガスの中で風も強く俎板ーから少し下りた場所で乾 杯!その3分後?重い雲のカーテンがスーっと開き青空と真っ白い雲海!!!このタイミングで開くなんて・・あたし達の為 に?と勝手に思っても仕方がない。しかも、那須に続きまたブロッケン現象。後ろにはドライアイスをたいたような柴安ー。 皆疲れも忘れシャッターを押した。 さて、また先を急がないと暗くなるので下山。そろそろ見頃になる熊沢田代の草紅葉にハート形に見える池糖の脇を通る。夕 陽で赤く染まったらかわいいだろうなー。長い1日、盛り沢山で充実した山行でした。 ■釈迦ヶ岳・縦走 《山行日》07/09/16(日) 《参加者》君島 《日程》自宅7:20--大間々駐車場8:15〜八海山神社9:00〜釈迦ヶ岳山頂10:45〜山頂下山11:45〜剣ヶ峰分岐13:00〜 大間々駐車場13:45 《要約》朝起きたら天気が良さそうなので小さい秋見つけよう登山。 《本文》久しぶりの釈迦ヶ岳に行ってきました。夏を偲ぶというより真夏の登山になり暑くて負けました。途中の車から観る 山頂はガスで望むことはできず、天気回復を期待。すると思いが通じたのか回復。駐車場には5台の車。静かな歩き出しです。 単独です。八海山神社に着くと、釈迦ヶ岳山頂は綺麗に見えるが、下界からは白い雲が黙々と沸き上がって来ます。神秘的な 景色です。少し小さい秋を見つけました。四つど目の木の実が赤く熟し美味しく感じられました。途中で2人とすれ違うほど の静かでした。山頂に着くと8人位の先客がいました。時折、雲が流れては鶏頂山や日光連山が見え隠れ、残念ですが会津地 方の山々は拝むことはできませんでした。山頂でも下からのガスの勢いは続いてます。チョコレートを下さった女性の方、ご 馳走さまでした。ビールを飲みながらゆっくりタイム。ここでも小さい秋を見つけました。秋あかねの赤とんぼの乱舞です。 やはり飲みすぎかな?下山途中、睡魔が襲う。秘密の基地で昼寝タイムです。気持ちがよかったです。秋風に吹かれながら大 間々駐車場につくとビックリ。沢山の車が止まってました。今日は小さい秋が見つかり感激しました。(登山道の笹が伸び、 笹狩りが手ごわそうに感じました。) ■日光白根山・縦走 《山行日》2007/09/15(土) 《参加者》久我 《日程》自宅6:10--菅沼P7:52/8:00〜弥陀ヶ池9:22/9:30〜日光白根山山頂10:22/10:30〜ちょっと下ったところの大きな岩 10:40/11:00〜五色沼11:35/12:00〜弥陀ヶ池12:18〜菅沼P13:22--自宅15:30 《本文》前夜遅くにメールをチェックしたため燧組の指にとまれず・・・(泣) 久々に日光白根を歩くことにした。花も終わり紅葉には早い時期なので空いていると思ったら菅沼の駐車場は結構いっぱいだ った。身支度を整え、樹林帯を歩き弥陀ヶ池をめざす。台風による倒木が所々あって痛々しい。 弥陀ヶ池が近くなると自然と速足になる。久々にみる弥陀ヶ池は相変わらず美しい色をしていた。あめんぼを目で追いながら 木道を歩く。白根山を仰ぐと真っ青な空。もう秋の空。天高い。しばらくすると雲の流れが速くなってきた。 眼下の弥陀ヶ池を振り返りながら山頂をめざす。エメラルドグリーンが本当に美しい。足元はコケモモの赤い実が鮮やかでか わいい。山頂近くになると風が強くなってきて帽子が飛ばされそうになる。慎重に岩場を登ると山頂には人がたくさんいた。 晴れているものの残念ながら遠望はできなかった。風が強かったので長居せず下山することにする。風で砂が舞い上がり目に ささる。ポロポロ涙を流しながら歩く。復路は避難小屋〜五色沼経由。山頂からちょっと下ったところの大きな岩で風を避け、 五色沼がガスで見え隠れするのを眺めながら軽く食事をとる。 花は全く期待していなかったが避難小屋近くにハクサンフウロが愛らしくちょこちょこっと!出逢えてうれしい。また木々が 少し黄葉していた。そういえば白根を歩くと必ず遭遇するニホンジカ。今回はあわなかったな・・・ 五色沼で一休みする。コーヒーを飲み、きらきらした水面を眺めながら横になる。山頂の強風がうそのように穏やか。秋風を 心地よく感じながらzzz。紅葉の頃、またのんびり歩きたい。 ■志賀高原の山・ハイキング 《山行日》2007/09/13(木)〜15(土) 《参加者》稲葉昌 《日程》 9/13(木)自宅=(自家用車)=志賀高原・プリンスホテル西館前(駐車地点)8:02…焼額山9:22〜9:39… (往路を戻る)…駐車地点10:29=(自家用車)=田ノ原湿原駐車場11:18…坊寺山12:24〜12:45… (往路を戻る)…駐車場13:42 9/14(金)硯川(すずりかわ)駐車場8:00…渋池…志賀山9:17〜9:30…裏志賀山9:51…四十八池10:17〜 10:35…渋池…硯川駐車場11:27〜11:35…笠ヶ岳13:28〜13:40…(林道経由)…硯川駐車場14:59 9/15(土)発哺温泉(駐車)7:06…尾根7:56…寺小屋峰8:28…金山沢の頭8:37…赤石山9:57〜10:15… 大沼池10:50〜11:05…発哺温泉(駐車地点)12:45=(自家用車)=自宅 《要約》森と池沼と風に癒された。 《本文》 9/13(木)駐車地点から道標に導かれて砂利道を歩くと数分で焼額山登山口となる。最初はダケカンバやカラマツ林だが、 やがてスキー場内を登るようになる。木道に来れば頂上は近い。頂上には稚児池があり5分ほどで一周できる。木道にし ばし座り込んで池を眺めながら秋風に吹かれると、心身ともに癒された。帰りは近道をしてスキー場を下った。自家用車で 田ノ原湿原駐車場に移動して駐車。下り気味に石ノ湯温泉に歩き、ここで角間川を渡って登る。樹林の中で蒸し暑かった。 頂上からは東側の 展望がよい。 9/14(金)朝からにわか雨にあい、1時間ほど出発が遅れた。志賀山からは南に横手山が大きく見える。裏志賀山からは展 望ないが、山頂近くの尾根上からは赤石山・大沼池がよく見える。四十八池からは林道ほどに広い遊歩道を歩いて駐車場に 戻った。笠ヶ岳は林道を車で上がれば30分ほどで登れるが、「300名山」なので敬意を表して下から登山道を登った。 最初はスキー場内をすすみ、やがて笠ヶ岳の北斜面を巻くように登ると笠ヶ岳の西側の峠で林道に出る。ここからは遊歩道 で、急斜面はすべて階段になっている。頂上直下は崩落のため、北側に大きく回り込んだ。ガスのため展望のないのが残念 だった。帰りは林道を歩いた。 9/15(土)発哺温泉に駐車して、東館山スキー場内を登る。道標はなく、一番南よりの迂回コースを登ると、目論見どおり ゴンドラリフト終点付近で尾根上の登山道に出た。その後もスキー場内を登り、リフト終点からは妙高山や白馬岳方面が見 えた。スキー場が終わり森の中に入るとすぐに寺小屋峰と金山沢の頭。両方とも展望はないので通過した。その後、多少の アップダウンを経て赤石山山頂へ。あいにくのガスの中だが、時々大沼池や寺小屋峰方面が見えた。大沼池に下るとレスト ハウスがあり、ハイカーが多い。ここから遊歩道になる。途中から発哺温泉に戻る登山道を利用するつもりだったが崖崩れ で通行禁止になっており、林道・車道を歩いたので遠回りになっ た。 ■那須岳・縦走 《山行日》07/09/09(日) 《参加者》斎藤常、溜口、岸ズ、久我、君島(報告 君島) 《日程》事務所6:40--矢板駅6:45--峠の茶屋8:00〜峰の茶屋?〜茶臼岳?〜峰の茶屋?〜朝日岳?〜分岐で昼食〜峠の茶屋 14:30 《要約》リンドウを愛でながらの、時間を気にしないのんびり登山。 《本文》2日の清掃登山で見たリンドウをもう一度、見ようと急遽決定。事務所を出てから間もなく、雨が降りだす。天気を 気にしながら走行中、常さんから連絡が入り参加したいとの事。戻りますかと返事。自分の車で行くとのことで、先に行って ますので、どこかで合流しましょうと返事。途中でセブンイレブンに立ち寄り、昼食をゲット。峠の茶屋に到着。駐車場はす でに車で満杯状態、駐車場所を見つけて身支度をして出発。天気は相変わらずガスに覆われ展望はないが雨が降らないことが 救い。それでも登山者の多いことに驚きたました。なんだか、前日NHKで那須岳の放映があっとか。それで納得。中の茶屋 付近のリンドウは見頃の絶頂期にあった。秋の気配を感じながら写真に納めたりしていると、急に天気が回復。またまた先週 の再現か?期待感で意気高揚。朝日岳の雄姿を眺めながら峰の茶屋に到着。溜さんから中の茶屋付近に到着と連絡あり。では、 我々は茶臼岳に行ってくるので峰の茶屋で待っててほしいと告げる。常さんの居場所を携帯で確認。峰の茶屋で合流すること にする。茶臼岳に向かいながら、景色を堪能。天気は最高。残念ながら、山頂からは会津方面の山は雲の中。それでも那須岳 周辺の緑に覆われた山々を堪能が出来て最高でした。山頂から下山。峰の茶屋付近で、常さん、溜さんと合流。朝日岳に向か いながら、リンドウを堪能。するとなにやら口笛が響く。朝日岳の東南嶺の岩場に人影を発見。すげ〜な〜命知らずの岩登り の連中を横目に朝日岳を目指すが、暑さに負けて分岐付近でもう待てないと、昼食タイム。ビールで乾杯。またまた常シェフ さんの出番。久我さんのドラエモンのポケットの様にザックから食料が後か後から出てきます。常さん、久我さん御馳走さま でした。楽しい仲間と一時を過ごしました。その後、全員で朝日岳山頂に行って来ました。少し冷気を感じながら下山。コー スタイムをメモらないのんびり登山でした。そんなこんなですみません。 ■苗場山 《山行日》2007/09/09 《参加者》梅原、野中三姉妹、磯飛、山岸 《日程》 9/8:事務所出発17:05===佐野藤岡IC*(ETC半額)*===伊勢崎===越後湯沢===21:00第2リフト町営駐車場(幕) 9/9:起床4:35/第2駐車場出発5:42---祓川コース---10:18苗場山頂11:43---祓川コース---15:00第2リフト町営駐車場 ===16:00駒子の湯16:45===月夜野IC *(ETC半額)*===17:18山彦18:15===20:56事務所(解散) 行動時間:9時間18分(登り:4時間36分、頂上:1時間25分、下り:3時間17分) 梅原様HPより引用。 《本文》朝から晴れ渡り夏に見るORIONに感動。これからの山旅を期待できそうな感じ。サクサク歩き出すが途中ちょっとガス の予感が。神楽が峰を越えたらへんからガスってきました。どうやら最後の登りがきつい様でしたが、先を見させないガスも 幸いして楽勝で山頂に到着。頂上でモチやらビ〇ル的なお酒やらで大満足しました。ちょっと散歩に出かけましたが、青空が 待ってくれてましたので、快適。酒も入っているので、さらに快適でした。駐車場で「これ担いで」と軽く言われたものを体 内に摂り入れ大分消費し、帰りはさらに楽勝になりました。 《駄文》夕食は沼田駅の山彦でお食事。大量にある料理と名物トンカツに大満足。ビ〇ルがあれば最高潮でしたが、我慢でし た。菅沼方面通行止により赤城経由足尾を通って帰りましたが、鬼のように峠を駆け抜ける梅原様のやんちゃ振りが垣間見れ て最後まで楽しい山でした。
《出席》小林、吉野、君島、梅原、小川琢、溜口、小川、岸、宮内、増渕、斉藤俊、稲葉江、植木、斉藤、池田、山岸、野中 ■■山行報告 07年9月12日■■ ■男体山 《山行日》2007/09/09 《参加者》増渕 篤史 《日程》自宅5:00--二荒山登山口7:15〜男体山山頂10:15/11:15〜二荒山登山口13:10〜昼食〜赤沼駐車場14:30〜小田代15:30 〜赤沼駐車場16:30--自宅18:20 《要約》残暑をさけて日光へ。 《本文》朝4時に目が覚め天気を確認。今日も残暑が厳しいようだ。特に予定も無かったので、「残暑を避けるなら日光でしょ う」と思い立ち出発。本当は湯ノ湖湖畔や中禅寺湖畔でボケーッとすごそうと思っていたのだが、中禅寺湖に着きボケ−とし ていると涼しいと言うより寒かった。それももったいないので、とりあえず持ってきていたザックを背負って男体山へ。もう 十数人は登り始めているようだ。5年ぶりに登ったが、前回同様、富士山が見えた。山頂でコーヒーを飲んで少し昼寝。ガスが 時折かかるがちょうど良い気温。下りでは、50人位とすれ違った。(以前は感じなかったが外人さんが目立った。)二荒山駐 車場で昼食をとり、まだ帰っても下界は暑そうなので戦場が原へ。太陽は出ているが風が乾いていてとても心地よい。ついで なので、小田代へハイキング。戦場ヶ原への橋や木道が台風9号の影響で崩壊し、通行止めになっていた。 ■釈迦ヶ岳 《山行日》2007/09/08 《参加者》溜口一之 《日程》釈迦林道西平登山口7:00〜西平山頂9:15〜中岳10:00〜釈迦ヶ岳10:30/12:30〜釈迦林道14:30〜駐車地点15:20 《要約》台風一過なので、晴天を予想し、日陰の多い西平から釈迦に向かったが、ほとんどガスの中で直射日光を浴びること はほとんどなかった。 《本文》台風一過、晴天に期待し釈迦岳に行くことにした。天気予報で、かなり暑くなるという予報なので、ほとんど日陰の 西平から登ることにした。登山口の手前で遮断機が下りていて、土砂崩れのため通行止めになっていた。遮断機の手前の何と か駐車できるスペースに車を止めた。登山口まで、30分ほど林道歩きになってしまった。林道は、車の通行にはほとんど支障 がない様だった。奥に2台車が入っていた。山道に入ると結構急斜面である、斜面自体が、中途半端な斜度なのか、ほとんど、 直登である。西平、中岳を過ぎ、最後の急斜面をゆっくりと登ると釈迦の山頂。登山者は予想以上に少なかった。2時間ほど山 頂で過ごし、下山した。下山は、釈迦林道に直接下りる道にした。写真サークルの方達が刈り払いをしているみたいですね。 台風の後なのに、スパッツも付けずに歩けました。 ■那須クリーンキャンペーン・縦走 《山行日》07/9/2(日) 《参加者》吉野、梅原、久保*2、東、増渕、溜口、君島、齋藤俊、小川、磯飛、植木。クリーンキャンペーン全体では181人 参加(報告 植木) 《日程》→は電車バス、--は一般道路、==は高速道路、〜は登山行動 9/1(土)岳友会本部15:00/15:40--峠の茶屋16:40(泊) 9/2(日)峠の茶屋4:30/8:00〜峰の茶屋9:15〜朝日の肩10:00/10:40〜隠居倉手前11:00/12:45〜三斗小屋温泉13:40/14:10〜 峰の茶屋15:50/16:10〜峠の茶屋16:55--那須の足湯--岳友会本部《要約》峠の茶屋ではガスッていたが峰の茶屋に近づくと 360°の雲海に。 《本文》 9/1(土)寒いかもとシュラフ持参。簡単な買出しをして峠の茶屋に向かう。小雨が上がりテントを張る。 9/2(日)朝食のラーメンにカレーを入れておいしい。新人さん2人も集まり出発式、そしてガスの中を出発。中の茶屋を過ぎ るとガスが薄くなり迫力満点の朝日岳が姿を現す。「ウォ〜」と声が出る。峰の茶屋に着く頃にはまわりは360°の雲海。那須 でこんな雲海はすばらしい。3000m級の山の感じ。少し休んで団体の最後尾から朝日を目指す。朝日の肩ですぐに小休止。登っ てきたい人だけ朝日岳を往復する。その後隠居倉の手前に移動、雲海の中ゆっくりお昼を頂く。午後は三斗小屋温泉に下る。 すぐにガスの中になり涼しく歩く。三斗小屋温泉広場でこれまた大休止。そして、チタケを探しながら峰の茶屋まで。ここで 西日が差し尾根の東側に「ブロッケン現象」。みんなで感激しながら眺める。そこから下るとすぐにガスの中。駐車場に戻り 解散。せっかくだからと温泉神社近くにできた「足湯」にみんなで寄りゆっくりする。 ■会津駒ケ岳トレイルラン 《山行日》07/08/29(木) 《参加者》渋谷、斎藤俊 《日程》 登山道入口(国号沿い)7:30〜階段入口7:50〜水場8:35/8:40〜駒の小屋9:25/9:30〜会津駒ヶ岳山頂9:40〜大津岐峠 10:30〜キリンテ登山口11:15〜登山道入口(国号沿い)11:45 《要約》思いの外すばらしいトレランコースを走れてニッタリでした。 《本文》 早朝、宇都宮はどしゃぶり。さて登れるかな?無理かな?など思いながら車を飛ばす。駐車場に着いたころ雨が上がった。 ラッキー!コースは駒の小屋から尾根沿いを走りキリンテに下山、国道を走り駐車場に戻ることにし登り始めた。途中まで行 ったところで忘れ物に気付き車に戻る。結構全力モードで走って林道を登り返した。気温は高くないのにすでに汗が…。 階段登山口からハイペースで登り始める。汗がさらに溢れ出す。勾配がきつい。息が上がってハァハァモード。すごい心拍 数が上がっているのが分かる。限界手前まで上がっているんだろう帽子のツバからは見たことないぐらいの量の汗がバタボタ。 脱水になるな。渋谷さんと注意し合いながら水分を取り取り水場到着。小休止を取ると一気に体が冷えだした。気温16℃。す ぐ動き始めた。大戸沢岳が姿を現した。雪のない大戸沢は初めて見た。そういえば雪のない会津駒も初めてだ。沼地が見えて きた頃ガスがかかり始めせっかくの展望は全くない状態。ただ沼地の花々がいい感じできれい。リンドウが時折ごそっと群生 で見えるのもきれい。この気温にリンドウ、すっかり秋を感じながら駒の小屋到着。雪のある時期に見たアンテナはあれか! あの雪の下には小屋があったのか??不思議な感じ。 ここから先は雨が降り出したため、会津駒のピークハントだけとし、その先の中門岳は次回のお楽しみとした。駒の小屋ま で戻り、そこからはキリンテに向けて大津岐峠までの稜線を走る。ここからがすごくいいコース。まさに山を走っているって 感じ。気持ちいい。あいにくガスっていて展望はなかったがこれが開けたら言うことないだろう。内心「内緒」にしたいぐら いいいトレランコースです。 大津岐峠で大満足のこのコースを二人で褒めたたえ、このまま御池方面まで走りたい気持ちを抑えながらキリンテに下る。 (御池方面に延びる尾根がまた綺麗だった)キリンテまではちょっと下るとこれまたいいコースが現れた。これまでとは違い 晴れても展望などない木々の中のトレイル。だが、もう写真も撮ることも忘れトレイルに飛び込む。ガンガン、ガンガン走っ て下る。カーブはスピードがおさまらず地面に手をついて走る。気持ちいい。ヘビも数匹いたが「でもそんなの関係ねぇ! オッパッピー!」先に行く渋谷さんは見えなくなった。静かな山に熊ベルだけが早いペースで響いている。渋谷さんもハイテ ンションになっているんだろうなァと思いながら追いかける。が、追いつかない。速い(近道してないかい?ってぐらい。) あっという間にキリンテ登山入口到着。 「最高だったよね」とこのコースの良さをずっと話しながら駐車場までの国道をジョグで戻る。トレイルランでこんないい コースがあるとは。今後通ってしまうだろう。そんないいトレランでした。 ■前白根・縦走 《山行日》2007/08/26 《参加者》溜口一之 《日程》日光湯本、県営駐車場7:00/7:30〜前白根10:50〜五色沼11:50/12:50〜五色山13:45/14:00〜国境平〜県営駐車場16:00 《要約》久しぶりに日光に行ってみた。まだ花があり、天気もまあまあで良かったです。 《本文》県営駐車場を出て、スキー場の中を通り外山尾根に向かった。この時期このルートで奥白根を目指す人は少ないと思っ ていたが、何組かの人が登っていた、樹林に入るまでは暑くてつらかったが、日差しが遮られるようになると快適であった。 ら五色沼へと歩いた。五色沼でゆっくり昼食をとった。その後、五色山に登り、国境平を通り湯元に下山した。燧ヶ岳はボン ヤリとしか見えず残念だったが、満足した山行だった。 ■赤石岳、荒沢岳・縦走 《山行日》07/8/22(水)〜8/25(土) 《参加者》植木 《日程》→は電車バス、--は一般道路、==は高速道路、〜は登山行動 8/21(火)矢板13:15→宇都宮→大宮→小田原→熱海→静岡19:32(泊) 8/22(水)静岡6:00/8:15→畑薙第1ダム11:30/12:00→椹島12:50/13:10〜赤石小屋17:20(泊) 8/23(木)赤石小屋5:00/9:05〜富士見平9:45〜北沢源頭10:50〜赤石岳12:30(泊) 8/24(金)赤石岳5:00/6:30〜小赤石岳7:05〜大聖寺平7:50〜荒川小屋8:30/8:45〜中岳10:40〜東岳(悪沢岳)12:00〜丸山 12:25/12:50〜千枚岳13:30〜千枚小屋13:55(泊) 8/25(土)千枚小屋4:30/5:35〜椹島9:50/10:30→畑薙第1ダム11:25/12:30→静岡15:57/16:15→上野19:55/20:17→矢板22:34 《要約》平謙さんからのお誘いにのって南アルプス。天気と眺めに恵まれた「花の山旅」を満喫できた。 《本文》 8/21(火)午前中で仕事を終わりにして青春18切符を活用、静岡に向かう。6時間と少しで到着した。今朝までの5:30発がな くなったので明日朝は8:15。バス停の下見をしてゆっくりしました。 8/22(水)近くのファミマでお茶とビールを購入。バスに乗る。途中で2回休憩しての3時間の乗車。畑薙ダム手前で降車。 そこから20分ほど歩いてダムサイトまで。待っていた東海フォレストのバスにすぐに乗り継ぐ。ギューギューだ。途中、茶臼 に行く人が長い吊橋を渡っていった。赤石ダム付近から聖が見えるということだがガスの中。その先の沢筋から赤石が見える はずだが同様。椹島ヒュッテに下らずに赤石登山口で降ろしてもらう。水をタンクのしずくで満タンにして出発。 梯子を登るとそこから急登のつづら折。ゆっくりと進む。尾根に出て緩やかになると雨が降り出した。林の中なので初めは 体がぬれなかったが、それでも傘がいるようになった。ほとんど人に会わずにポコッと赤石小屋に出た。受付をして水をもら いテントを張ると雨が本格的になった。夜遅くには雷が近くで落ち、雨が強いときが2時間くらい続いた。 8/23(木)明け方も雷があり大雨。2度寝を決め込む。明日の予報は晴れ。明日の稜線歩きを楽しみにきょうは赤石避難小屋ま でと決める。8:00ごろには落ち着いたのでテントを撤収して9:10に出発。北西の風が強い。富士見平に出てみると360度の展望! 天気は回復方向だ。北沢源頭で顔を洗う。気持ちいい。稜線に出ると眺め最高。北の仙丈、間ノ岳などが良く見える。頂上に 着くと南方面がドバーンと。聖、光が見える。一つ一つの山がとても大きい。小屋の風下でテントなどを乾かしながら管理人 さんと2人で日向ぼっこをして昼からやる。気持ちいい。 8/24(金)きのうの夕方からガスガス。それに強風。今朝も同じ感じ。ガスが晴れるのを待っていると千枚小屋に行けないの で諦めて6:30に出発する。荒川小屋に着くとガスが晴れた。小屋のすぐ上からお花畑が広がっていた。マツムシソウとトリカ ブトがきれい。そよ風が吹く眺め最高の稜線を歩くこの幸せ。せっかくだから中岳にも寄る。東岳周辺にはシコタンソウも多 い。頂上西側の斜面ではマツムシソウとトリカブトとナデシコ、さっき以上のお花畑!!千枚岳周辺にはタカネビランジが満 開。ポコポコ下って謙ちゃんの待つ千枚小屋に到着。その後テントでスキーの話をして寝る。 8/25(土)5:30には椹島に向けてあわただしく出発。お世話になりました。だらだらと下るばかりだと思っていたら最後にト ラバースルート崩落に伴うルート変更。いやあ、参りました。そんなこんなで椹島に到着。シャワーを浴びてさっぱりしてバ スに乗車。光からの縦走ツアー客と同乗。5泊だそうだ。忙しいらしいそして高いらしい(\108,500)。畑薙ダムで1時間待ち。 お昼(おいなり)がおいしい。井川でのトウモロコシもおいしい。ホント、花がきれいな南アルプスだった。あの山並みをど こまでも歩く人の気持ちがわかった気がする。 ■桜沢・沢登り 《山行日》8/21 《参加者》小川修、小林ズ 《日程》山の駅たかはら9.10〜咆吼霹靂10.12〜雷歴の滝11.22〜二俣12.07〜大擂鉢12.55/13.36〜山の駅たかはら14.10 《本文》集合時間を山の駅たかはら9時に待ち合わせをする。平日なので人も少なく、沢に向かうのは我々だけである。休憩 なしで咆吼霹靂まで1時間でついた。沢靴に履き替えスムースに霹靂を直登する。登れば滑と小滝が連続で現れる。ここは各 自自由に好きなところを進む。初心者の入門には適したところで楽しさを知る沢になるだろう。茹だるような暑さの下界から 天国の気分となる。右岸から滝をかけた沢が一本入ってくる。まもなく磨かれた岩肌の紋様が浮き出ている箇所に出くわす。 紅葉時期にもう一度遡行しようと思いながら歩く。ハイキング道の吊り橋をくぐると、温泉掘削地だ。八方ヶ原「のんびり」 の温泉はここから引き湯していたのだ、今でも温い温泉が流れ出ている。この付近から大岩がでてくる、右に左にルートを探 しながら行く。やがて前方にライレキの滝が現れて、しばし休憩とする。今日は水量が多いので右岸ぎりぎりを登る。押し戻 されそうな水圧である。カミサン登れなくてザイルを投げる。そろそろ昼に近いが大擂鉢まで頑張ることにする。二股で水が 涸れ?あるきづらい沢床を進む。水がちょろちょろ出てきたところに、ウスヒラタケが少し出ていた。まもなく待望の大擂鉢 につく、釜には満々と水を湛えているが、期待の滝は落ちていない。ここでお昼にする。この滝は「雨乞い」の滝と言われ数 年前にも一度「雨乞い」の儀式が行われたという。聖地の滝であるので不浄の者が泳ぐなどは決してしてはならない?10分ほ ど藪をこげば八方道路に飛び出る。山の駅まで30分の位置である。 ■八ヶ岳(赤岳・縞枯山)山行報告 《山行日》2007.8.17(金)〜19(日) 《参加者》君島知男、久保周二 《日程》 〔第1日〕事務所18:25−セブンイレブン駐車場23:30 〔第2日〕セブンイレブン駐車場7:00−横岳登山口7:25−横岳分岐12:40−赤岳天望荘13:20(昼食)− 赤岳山頂14:10−赤岳天望荘14:45−横岳分岐16:00−横岳登山口19:05 〔第3日〕テント6:40−麦草峠駐車場7:15−大石峠分岐7:30−中小場7:50〜8:00−茶臼山8:45− 展望台8:48〜9:05−茶臼山−展望台その2−縞枯山9:45〜10:05−五辻(昼食)11:00〜12:05− 出逢ノ辻−麦草峠駐車場13:10−入浴14:20〜15:00−事務所20:30 《要約》今回は、本来は北岳を2年越しで目指していたのですが、天候の心配もあり、1ランクレベルを下げて、八ヶ岳にし ました。 《本文》 〔第1日〕午後6時25分に事務所を出発し、一路八ヶ岳を目指しました。東北道、国道50号、北関東自動車道、関越自動 車道、上信越自動車道、国道141号と走り続けて、11時30分ごろにほぼ到着しました。ほぼというのは、登山口近くの 国道沿いのセブンイレブンの駐車場に着き、そのまま車の中で軽く一杯やってから寝ました。すぐ脇に大型トラックが2台同 じように停まっていました。 〔第2日〕朝、5時すぐに起きて、セブンイレブンで朝食と昼食を購入して、登山口に向かいました。最初は、湯元本沢温泉 経由で赤岳を目指す予定でしたが、林道歩きが往復4時間程度かかるため、午前7時25分に横岳登山口から杣添尾根から赤 岳を目指しました。別荘地の中の駐車場に車を停め、歩き始めました。30分ほどで、山並みが見える沢沿いに出まました。 小休止の後、再び歩き出しました。シラビソを中心とした常緑樹の樹林帯の中を稜線の見えるところまで、ところどころで小 休止をはさみながら、ひたすらもくもくと歩きました。途中すれ違う人もほとんどなく、曇り空でそれほど暑くもなく、傾斜 も緩いため、時間の長さをあまり感じないで登りました。横岳分岐の少し手前でようやく稜線が見えました。ようやく八ヶ岳 に来た感じになりました。分岐から登り下りを繰り返しながら、赤岳天望荘にようやくたどり着きました。午後1時30分に やっと昼食にしました。昼食後、ザックを置いて、急登の中を山頂を目指しました。途中から私は、生あくびが出るようにな り、調子が悪くなりました。どうにか、山頂にたどり着きました。展望は、あまり得られませんでしたが、久しぶりの高山と いう感じがしました。帰路も横岳分岐までは、生あくびが出て調子の悪いまま下りました。樹林帯に入る頃にはようやく調子 が戻り、ゆっくりと登山口に向かいました。結局、車のところに戻ったのは、午後7時5分になってしまい、真っ暗な中の登 山終了なりました。とにかく、本当に長い時間歩きました。その後、入浴後、例のセブンイレブンでお酒を買って、松原湖の 町営駐車場にテントを張って、夜の宴会としました。 〔第3日〕朝、5時少し過ぎに目を覚ましました。8月ですが、標高が高いせいか、とても涼しく栃木のあの暑さがうそのよ うです。前日の残りの食料で朝食を済ませ、テントをたたみ、再び、例のセブンイレブンに向かい、今日の食料(ビールを含 む)を買い込んで、麦草峠に向かいました。松原湖からは30分程で着きました。麦草ヒュッテへ行くと利用者以外駐車禁止 の看板があったので、辺りを見回すと道路沿いに砂利の駐車場があり、マイクロバスと車が10台ほど停まっていました。 身支度を整え、7時15分に茶臼山経由で縞枯山を目指しました。樹林帯の木道を進むうちに、程なく大石峠分岐に着きまし た。さらに、視界のまったくない道を進み、次第に大きな石を飛ぶように歩く道となり、中小場に着くと視界が開け、周囲の 山々が見渡せました。空が澄み渡り、風があり心地よい中で、小休止にしました。さらに進み、傾斜はあまりきつくなく息が 切れることもなく、淡々と歩きました。途中、樹林帯が切れ、振り返ると八ヶ岳が見えるところを過ぎると登り始めてから1 時間ほどで、茶臼山山頂に着きました。展望はなく、つまらない山頂でしたが、左手に3分ほど行くと、大パノラマの展望台 がありました。夫婦連れの先客がおり、景色のすばらしさに驚嘆の声をあげていました。私たちも写真を撮ったり、絶景を展 望の周囲の山々に見入っていました。北アルプス、南アルプス、秩父山系の山々、そして浅間山など四方の山が見渡せました。 風もあり、とてもさわやかで、気持ちがよくゆったりとしました。茶臼山まで戻り、さらに行くと少し下って上り返すと再び、 登山道から少し右に入ったところに大展望台があり、また眺望を楽しみました。さらに、15分ほど登ると縞枯山の山頂に到 着しました。山頂は、あまり眺望は良くないものの、枯れ木の間から遠くの山々がところどころに見えました。頂上で小休止 の後、昼食を予定している五辻のあずまやまで一気に下りました。待望の昼食は、いつものビールで乾杯しました。ほんとう にさわやかで、昼寝をしたいような気分になりました。その後、出逢ノ辻、狭霧苑地を経由して、麦草峠に戻りました。途中、 何度も来年の秋の登山教室にお勧めだと話しながらの山行でした。その後、麦草ヒュッテで山葡萄のジュースを飲み、帰りに 八峰の湯で汗を流しって、途中、雷雨や高速の渋滞に遭いながら岐路に着きました。 ■常念岳&蝶ケ岳 《山行日》07/08/16(木)〜07/08/18 《参加者》岸ズ 《日程》 08/16(木)壬生IC(北関東自動車道)15:00==豊科IC(長野自動車道)==18:40ほりでーゆ四季の郷(テント泊) 08/17(金) ほりでーゆ四季の郷 ほりでーゆ四季の郷6:25==三股登山口駐車場ゲート7:05〜7:20常念・蝶分岐〜12:30前常念 〜岩稜(休憩・昼食)〜13:55常念山頂・小屋分岐〜14:45常念小屋(総行動時間8時間20分) 08/18(土) 常念小屋4:50〜6:25常念山頂〜10:20蝶槍〜11:11蝶ケ岳ヒュッテ(休憩)〜11:30蝶ケ岳山頂〜蝶ケ岳ヒュッテ (昼食)13:00〜14:20まめうち平〜15:30三股登山口駐車場ゲート(総行動時間10時間40分)※上記、小休止時間省略 《要約》のんびりと楽しめた北アルプス! 《本文》 【16日】高速道路等お盆休みの影響を少々懸念していたが、予想外に順調に走れて希望の時間に到着できた。当初はキャンプ 場にテントを張るつもりだったが幸運にも駐車場にテントを張ることの了解を得られたので『ささやかな前夜祭』の後は車の 横にテントを張り、満天の星空の下にて就寝。 【17日】快晴で抜けるような青空に山がクッキリとそびえ気分は最高潮に。昨年の林道崩壊の為、タクシーで三股の駐車場へ 向かう。通常は手前のまゆみ池までしか行けずそこから2.6kmの林道歩きがあるはずだったが、お盆で工事車両が入らないた めタクシーで駐車場まで行けた。(2,900円) 駐車場のゲートで遭対協の方から登山届を渡され記入しながらの雑談の中でいろいろコースについて詳しい説明をして頂いた おかげで蝶ケ岳ヒュッテを目指す予定を急遽常念小屋に変更。2日目の行程を考えてのアドバイスに従ったのだが前常念を歩き ながら『変更して正解だった』と二人でしみじみと感じた。 快晴で暑くなりそうだったので歩きだしからコンスタントに小休止を入れ水分補給を心がけ、写真を撮り景色を楽しみながら のんびりペースで歩いた。 高所恐怖症の二人にとっては岩稜のあたりは緊張の連続だったが、時間的なこともあり休憩がてら軽く昼食を摂ることにした。 ガスが出始めたと思ったら急に晴れ渡りの繰り返しでそろそろ疲れも感じてきた頃に小屋の屋根が見え少し元気を取り戻した が小屋は見えているのに近づけない・・遠い・・・ 小屋の混雑も予想に反して夫婦の方々と我々の4人部屋でこの日も幸運の寝床をゲット!一安心して小屋のテラスで槍ケ岳を眺 めながら生ビール(至福の時)。宿泊者達が次々に到着してきては山談義・武勇伝・アドバイスに花が咲き各県の方と楽しい ひと時が過ごせた。これが小屋の良いところだ。夕食までの時間、散歩にでたらブロッケン現象に遭遇。そこにいた人達と 『アルペン踊り』を! 【18日】予定通り4:00にはザックを背負い外にでると、みごとな雲海を上り始めた陽が紅く染めて幻想的な一日の始まりとな った。でも寝起きの体にいきなりの登りはきつく、ゆっくりと歩を進めては立ち止まりの繰り返し。 空腹感もでてきたので軽く朝食をとることにし座って休憩。体も目覚めてきたのかそれ以降は軽やかに常念岳の山頂を目指せ た。山頂では写真を撮ったり、何処かの山岳会の会長さんという方に周りの山々の説明をして頂き、充分過ぎるほどの時間を 過ごした。天気は快晴で気温も高く肌をジリジリとさす陽射しはきつかったが、あこがれの穂高を眺めながら蝶ケ岳に向かう 時間は夢のような最高の気分だった。しかし槍ケ岳だけは朝からスッポりと雲をかぶりついにこの日は一度も姿を現せては貰 えなかった。二人でゆっくりと歩いていると昨日、小屋で一緒になったパーティーと何組か追いついたり追い越したりしなが ら声をかけたり一緒に小休止をしたり・・・とすっかり仲間になったような錯覚もあった。蝶ケ岳の山頂を踏んだ後、ヒュッ テで昼食をしていると小屋で一緒だった男性3人グループとまたもや合流したので、再会を祈って乾杯をした。 今回の山行も終盤になり少しの淋しさと最後まで気を抜いてはいけないと言う気持ちで下山を開始。ゲートまで休憩もなく軽 やかに下りてくることができたが林道では少々疲れがではじめた。ところがゲートの所で待っていてくれたタクシーを見つけ たら急に元気が出てタクシーの運転手さんが神様に見えた。 今回は初めて二人だけの計画だったので不安と期待の両方がかなり大きかったが結果的には予想以上の満足感が得られた。 無事の下山を祝して(?)急遽、旅館に一泊をすることにし温泉と料理をしみじみと味わった。
平成19年9月8日受付
07/9/1(土)〜9/2(日) 那須クリーンキャンペーン 撮影:植木 写真は「山岳写真館C3」をご覧下さい。
平成19年8月31日受付
07/8/22(水)〜8/25(土) 赤石岳、荒沢岳・縦走 撮影:植木
■赤石岳、荒沢岳・縦走 写真は「山岳写真館C2」をご覧下さい。 《参加者》植木 《日程》→は電車バス、--は一般道路、==は高速道路、〜は登山行動 8/21(火)矢板13:15→宇都宮→大宮→小田原→熱海→静岡19:32(泊) 8/22(水)静岡6:00/8:15→畑薙第1ダム11:30/12:00→椹島12:50/13:10〜赤石小屋17:20(泊) 8/23(木)赤石小屋5:00/9:05〜富士見平9:45〜北沢源頭10:50〜赤石岳12:30(泊) 8/24(金)赤石岳5:00/6:30〜小赤石岳7:05〜大聖寺平7:50〜荒川小屋8:30/8:45〜中岳10:40〜東岳(悪沢岳)12:00〜 丸山12:25/12:50〜千枚岳13:30〜千枚小屋13:55(泊) 8/25(土)千枚小屋4:30/5:35〜椹島9:50/10:30→畑薙第1ダム11:25/12:30→静岡15:57/16:15→上野19:55/20:17→矢板22:34 《要約》平謙さんからのお誘いにのって南アルプス。天気と眺めに恵まれた「花の山旅」を満喫できた。 《本文》 8/21(火)午前中で仕事を終わりにして青春18切符を活用、静岡に向かう。6時間と少しで到着した。今朝までの5:30発がなく なったので明日朝は8:15。バス停の下見をしてゆっくりしました。 8/22(水)近くのファミマでお茶とビールを購入。バスに乗る。途中で2階休憩しての3時間の乗車。畑薙ダム手前で降車。そこ から20分ほど歩いてダムサイトまで。待っていた東海フォレストのバスにすぐに乗り継ぐ。ギューギューだ。茶臼に行く人が 長い吊橋を渡っていった。赤石ダム付近から聖が見えるということだがガスの中。その先の沢筋から赤石が見えるはずだが同 様。椹島ヒュッテに下らずに赤石登山口で降ろしてもらう。水をタンクのしずくで満タンにして出発。 梯子を登るとそこから急登のつづら折。ゆっくりと進む。尾根に出て緩やかになると雨が降り出した。林の中なので初めは体 がぬれなかったが、それでも傘がいるようになった。ほとんど人に会わずにポコッと赤石小屋に出た。受付をして水をもらい テントを張ると雨が本格的になった。夜遅くには雷が近くで落ち雨が強いときが2時間くらい続いた。 8/23(木)明け方も雷があり大雨。2度寝を決め込む。明日の予報は晴れ。明日の稜線歩きを楽しみにきょうは赤石避難小屋まで と決める。8:00ごろには落ち着いたのでテントを撤収して9:10に出発。北西の風が強い。富士見平に出てみると360度の展望! 天気は回復方向だ。北沢源頭で顔を洗う。気持ちいい。稜線に出ると眺め最高。北の仙丈、間ノ岳などが良く見える。頂上に 着くと南方面がドバーンと。聖、光が見える。一つ一つの山がとても大きい。小屋の風下でテントなどを乾かしながら管理人 さんと2人で日向ぼっこをして昼からやる。気持ちいい。 8/24(金)きのうの夕方からガスガス。それに強風。今朝も同じ感じ。ガスが晴れるのを待っていると千枚小屋に行けないので 諦めて6:30に出発する。荒川小屋に着くとガスが晴れた。小屋のすぐ上からお花畑が広がっていた。マツムシソウとトリカブ トがきれい。そよ風が吹く眺め最高の稜線を歩くこの幸せ。せっかくだから中岳にも寄る。東岳周辺にはシコタンソウも多い。 頂上西側の斜面ではマツムシソウとトリカブトとナデシコ、さっき以上のお花畑!!千枚岳周辺にはタカネビランジが満開。 ポコポコ下って謙ちゃんの待つ千枚小屋に到着。その後テントでスキーの話をして寝る。 8/25(土)5:30には椹島に向けてあわただしく出発。お世話になりました。だらだらと下るばかりだと思っていたら最後にトラ バースルート崩落に伴うルート変更。いやあ、参りました。そんなこんなで椹島に到着。シャワーを浴びてさっぱりしてバス に乗車。光からの縦走ツアー客と同乗。5泊だそうだ。忙しいらしいそして高いらしい(\108,500)。畑薙ダムで1時間待ち。 お昼(おいなり)がおいしい。井川でのトウモロコシもおいしい。ホント、花がきれいな南アルプスだった。あの山並みをど こまでも歩く人の気持ちがわかった気がする。
参加者 吉野、梅原、為口、小川、山岸、野中、稲葉ズ、小川琢、磯飛(見学) ■■山行報告 07年8月22日■■ ■那須、隠居倉 《山行日》2007/08/19 《参加者》溜口一之 《日程》自宅8:30---峠の茶屋9:50/10:05---峰の茶屋---朝日の肩---熊見曽根---隠居倉12:10/13:00---三斗小屋---延命水 ---峰の茶屋--峠の茶屋16:30 《要約》雨の予報がはずれそうなので、花がありそうな隠居倉にいってみました。那須は、秋を感じさせました。 《本文》天気を気にしながら、うつらうつらしていたが、なんとかもちそうなので、那須に花を求めて出発した。お盆後な ので那須もすいているだろうと思っていたが、料金所に、ロープウェイ駐車場付近渋滞の看板があった。行ってみると渋滞 はなく、峠の茶屋駐車場もあいていた。そそくさと身支度をし歩き出した。すいているとはいえ、さすがに那須、人はたく さんいる。ひとのなか、黙々と朝日の肩まで行く、分岐を過ぎると、ひとが少なくなる、熊見曽根を過ぎると、だれもいな くなった。写真を撮りながら隠居倉に着く。そこにはのんびり昼寝をしている人がいた。鹿沼の方だそうで、しばらく山の 話を交換した。食事を済ませ、三斗小屋経由で、峰の茶屋から駐車場に戻った。リンドウが咲き、カリヤスモドキが風にな びき、もうそこまで秋が来ているのを感じた。 ■小安(おやす)沢・沢登り 《山行日》07/8/18(土)〜8/19(日) 《参加者》吉野、齋藤常、稲葉昌、植木 《日程》 8/17(金)岳友会本部19:00--西那須野塩原I.C.==長者原S.A.23:20(泊) 8/18(土)長者原S.A.5:20/6:00--小安小学校付近8:20/8:45〜入渓9:15〜栩湯13:20(泊) 8/12(日)栩湯5:20/7:15〜小安岳11:25/11:55〜泥湯13:30/15:00〜古川I.C.17:00==那須塩原I.C.21:00--岳友会本部21:20 《要約》前線南下のため中津川から転戦した小安沢。意外に手ごわかった。でも、温泉を楽しめ?た。 《本文》 8/17(金)東北北部にあった停滞前線が南下するとの予報で中津川ではなくもっと北の沢ということで急遽小安沢に行くこ とにする。沢の途中に温泉があるのが気になっていたのもある。東北道は雨。でも福島から北では雨が上がり長者原ではぬ れずにテント泊ができよかった。 8/18(土)朝起きるとくもり。長者原S.A.からETCで出て小安峡をめざす。入渓地点まで車で下見をした後、国道に戻り準備 する。 今年度から廃校になった小学校の脇を通り入渓。堰堤が3つほどあり最後の堰堤を越すのに難儀した。メジロが出てくる。 はじめは少ないかと思ったが結構多い。その後は左右の崖の高さがすごい中を行く。夕立でもきたら大変な場所だ。いつま で歩いても深い谷底には変わりがない。左右から流れ込む沢はとても高い滝となっている。雨がぱらつくがすぐにやんだ。 両岸が低くなり沢が右に曲がった。ここは温泉マーク付近。 右岸の沢に入ってみると湯気と共に温泉が湧き出していた。その下には木の枠がある。浴槽の縁だ。ヘルメットはコッフェ ルで中の泥をかき出し何とかした。テントを立てるべく本流に戻ると大雨が降り出した。あーあ。全員全身ずぶぬれでテント に入る。焚き火はできず、ご飯は炊けず。酒を飲んで寝てしまう。今回はトレパンなのでなかなか乾かない。朝までずっとび しょびしょのまま。あーあ。 8/19(日)明け方ころには雨は止みテントから顔を出すと青空が見える。せっかくなので昨日の温泉に入りに行く。温泉のお 湯は澄んでいた。お湯に入ると泥が湧き出したが、冷えた体には気持ちいい。目の前には緑と雲間の青空がきれいに広がる。 この温泉に入れてよかった。 テントを撤収して出発。今日は雨に合わないで済みそうか?ポコポコ歩いていくと斜滝。右から常さんが巻く。結構厳しい。 常さんの突破力に敬服。左俣に入ってまた滝が出てきた。これは左から巻く。これもヌルヌルで厳しい。強い雨が降り出しカッ パを着込む。結構冷たい雨だ。次の滝は巻かずに何とか登った。最後の詰めは40分の藪漕ぎ。常さんが、「道路に出たー」。 小安岳の頂上近くだった。もしかして登山道と平行して藪をこいでいた??。頂上で小休止(ビール休憩)をしているとまた雨 がザー。 靴を履き替えて泥湯に向けて下る。ブユがすごい。ブナ林もすごい。泥湯にたどり着きホッとする。泥湯の小椋旅館で湯を 楽しみ、帰路に着く。安積S.A.で休みながら天気図を見ると、んー??。前線が秋田付近に停滞しているということは前線の まっただ中を歩いていたことか。 ■桜沢 《山行日》:07/8/16 《参加者》:小林 宮内(報告者:宮内) 《日 程》:山の駅高原7:00/7:15〜雷霆の滝8:03/8: 15〜砲哮霹靂の滝8:30/8:45〜雷霆の滝9:30〜大摺鉢1 1:05/11:35〜八方 道路11:45〜山の駅高原12:15 《要 約》:涼を求めて桜沢へ、予想以上に水量も豊富でたっぷりのマイナスイオン&なめ歩きを堪能。 《本 文》7:00に山の駅高原で前夜からテント泊の小林さんと合流、身支度を整え早速出発する。遊歩道を下りながらキノコ を探すがそれらしき物は発見出来ず、一路咆哮霹靂の滝を目指す。 途中雷霆の滝で小休止、さらに遊歩道を下り砲哮霹靂の滝に到着、しばし涼を堪能する。汗も引いて来たので沢靴に履き替 え遡行開始、 まずは右側の咆哮の滝を登る。登りきるとそこは別世界、木漏れ日の下で一枚岩の滑がキラキラ輝いている。のんびりと滑 歩きを楽しむ。吊り橋を潜り大きな石を乗り降りしながら進むと雷霆の滝が現れる、去年は巻いたが今年は直登を試みる。登 りきる手前で左手が滑る、冷たい汗が流れる。二股を右へと進み枯れ沢を歩き大摺鉢で昼食、小林さんが用意してくれた素麺 を食べる。大休止の後、八方道路へ出て山の駅高原へと戻る。お盆休みの最終日、遅ればせながら今年初の沢登りでしたが沢 の雰囲気を満喫できた1日でした。 ■加藤谷川・ニゴリ沢/沢のぼり 《山行日》07/8/16(木) 《参加者》西尾(樂稜)・稲葉昌(報告:稲葉昌) 《日程》大峠林道・標高1003m付近(駐車)8:30…ヨロイ沢出合(沢取付点)8:47…ニゴリ沢入口9:08…F1(二条8m)9:20… F2(二段10m)9:46…二股10:35…登山道12:10…(大峠林道下る)…駐車地点13:35 《要約》秋の気配を感じながらの沢登りでした。 《本文》駐車地点から古い林道とそれに続く踏み跡をたどると、ヨロイ沢出合に降りられ、ここから入渓。加藤谷川本流を分 けてニゴリ沢に入る。F1は右岸から登れるが、最初の滝なので少し緊張した。ザイルを出した方が安心だったかも。F2は右岸 のバンドから一段目を越し、二段目は左岸を落ち口に向かって登る。「難しい」と某案内書にあったので、ここでザイルを使 用したが、思ったほどでもなかった(古いフィックスロープあり)。あとは問題となるような箇所はない。二股を過ぎると小 滝が連続して楽しいが、まもなく平坦となって、ここからが長い。水が少なくなると両側から笹に覆われてくる。水が消える あたりの笹に覆われた二股でうまく左に入れば、少しの藪こぎで登山道に飛び出す。帰路の林道歩きは、日差しが強いとつら いところだが、今日は涼しい風が吹いていたので助かった。 ■北アルプス・鹿島槍ヶ岳 《日程》2007/8/15(水)〜18(土) 《参加者》野中、他3名 《行程》8/15(水)矢板16:20---佐野---伊勢崎IC===東部湯の丸IC---松本---大町---道の駅白馬0:15(車中泊) 8/16(木)道の駅白馬5:30---八方尾根ゴンドラ乗り場5:50/7:10---八方池山荘7:50/8:00〜唐松岳11:50/12:40〜牛首 〜五竜山荘15:15(泊) 8/17(金)五竜山荘5:10〜五竜岳6:10/6:30〜北尾根ノ頭〜キレット小屋9:50/10:20〜八峰キレット〜鹿島槍ヶ岳北峰 12:05〜南峰12:40/13:00〜布引山13:40/13:50〜冷池山荘14:40(泊) 8/18(土)冷池山荘7:00〜爺ヶ岳〜種池山荘9:30/10:00〜柏原新道〜扇沢登山口11:45/12:00---大町---小川村---更埴 JCT===伊勢崎IC---太田---佐野藤岡IC===鹿沼IC---宇都宮---矢板21:35 《要約》ガス・ガス・ガス・ガスの中。。。。 《本文》 佐野でラーメン・餃子の夕食を済ませ、その後はひたすら長野県を目指す。夜中に道の駅白馬に到着すると、すでに駐車場 はほぼ満杯。テントは持参しているものの面倒なので、マットを寝袋を敷いて道の駅のベンチで就寝した。これが風が心地良 くなかなか快適だった。起床してすぐに八方尾根ゴンドラ乗り場まで移動、始発は7時なので、ゆっくり朝食を摂り荷物の整理 をする。今回はテント泊1名、小屋泊まり3名の予定。荷物の重量でリフト料金が違うので量ってみると、小屋泊まり予定の私 のザックは14.8`もあり、超過料金となった。ちょっとびびったが食料がだんだん減って軽くなるし、なんとかなるかなと思 った。 扇沢までの車の回送手配(8,000円)を済ませ、いよいよ出発。ゴンドラから眺める白馬三山と五竜・鹿島槍に気分もどんどん 高まってくる。リフトを降りて歩き出すとさすがにザックが重く、汗がナイアガラの滝のように流れてくる。かなり、いや非 常に後悔。それでも八方尾根のお花畑の素晴らしさに励まされて一時間も歩くと、ザックの重さに体が慣れて来たようだ。出 発して3時間余りで唐松岳に到着、持参のビールで乾杯する頃になると、ガスがどんどん湧いてくる。あっという間に頂上は 白一色に。眺望は諦めて登山道に戻り、牛首の岩場を慎重に通過して稜線上を本日宿泊予定の五竜山荘を目指してひたすら歩 く。予定時刻に山荘に到着し、またまたビールで乾杯。夕食は自炊し、餅鍋と持参のワイン、これで1`の荷物減量か? 二日目は4時に起床し、五竜山荘を出発する頃に日の出となる。小屋の前からは富士山も見えていたのに、五竜岳に到着する 頃にまたまたガス発生。稜線上はすっぽりガスに包まれてしまい、立山方面は真っ黒い緞帳を下ろしたようで幕は開きそうも 無い。今日は行程が長いので、頂上で朝食のパンを食べ先を急ぐことにする。ガレ場の急坂を下り、G4、G5と危険地帯を落石 を起こさないように慎重に進んで行く。クサリやハシゴの連続を越え、ようやくキレット小屋に到着。この先が八峰キレット なので、ここでカップヌードルを購入(300円)、しっかり腹ごしらえをする。気合を入れ直して出発するとすぐにキレットの ハシゴがあった。ところが、期待したキレットは2本のハシゴとクサリだけであっという間に通過してしまった。後は鹿島槍ま でガレ場をだらだら登っていく。 残念ながら北峰、南峰ともガスの中だった。ガスと風も強くなり、写真だけ撮ると早々に下りることにする。歩き出しから 9時間余りで冷池山荘に到着した。さっそく、生ビール(900円)で乾杯、今日は小屋の食事を食べることにする。8人部屋に8 人、布団は1人一枚あったが、明日の土曜日は定員150人以上の予約があり、1人一枚の布団は無理だそうだ。早々に就寝したが、 みなさんのいびきがすごく熟睡出来なかった。 三日目は朝から深い霧だっだ。今日は行程も短く危険個所も無いので余裕ではある。晴れていれば気持ちの良い稜線歩きの はずの爺ヶ岳もやっぱりガスの中。富山側から吹きつける風が寒くてフリースを着る。種池山荘でコーヒーブレイク。そして、 柏原新道を下ると一気に下界に到着した。 登山口にはちゃんと車が回送されていて、さっそく大町で温泉とお蕎麦を堪能する。帰りは小川村でおやきを購入し、帰栃 した。今回の山行は天気には恵まれなかったが、重いザックを背負っての縦走でも余力があり自分に少し自信が持てたようだ。 ■那須朝日岳・三本槍岳 《山行日》07/8/15(水) 《参加者》斎藤×2 《日程》峠の茶屋6:25〜峰の茶屋7:15〜朝日岳分岐8:00〜朝日岳8:10〜熊見曽根8:45〜清水平9:10〜三本槍岳9:50/10:00〜 清水平10:35/11:25〜熊見曽根11:55〜朝日岳分岐12:05〜峰の茶屋12:50〜峠の茶屋13:20 《要約》快晴の中の那須は涼しく、りんどうが咲き始めていました。 《本文》登りたいと思っていながらなかなか行けなかった那須朝日岳・三本槍岳。この日は風もいつもよりは弱く、ようやく 念願かなって登頂できました。この山(朝日岳)を登ろうと思ったのは3度目。前2度とも峰の茶屋で強風に遭い、ルート変更 したので思い入れは強い。 今日は大丈夫だろうと思うぐらいのピーカン。下界はスゴイ熱帯らしいが気温25℃。時折吹く風が最高に気持ちいい。思いの 外登山客は少なく、峰の茶屋を過ぎたところにりんどうが咲き始めているのを見つける。風が強くなってきたが問題なく朝日 岳登頂。山頂から見る那須岳、反対は熊見曽根に続く尾根道が素晴らしかった。 熊見曽根を越え、清水平へ出ると白くて小さな花がいっぱい咲いていた。(さて何という花だろうか?)帰りはここで食事だ なと考えながら三本槍岳を目指す。 三本槍岳はあいにくガスがかかり景色は見えなかった。すぐさま折り返し清水平へ向かう。いい感じで汗がでてビールがうま い。熊見曽根や花々を見ながら大休止。しばしまったりした後、重い腰を上げ下山の帰路へ。 往路では見つけることが出来なかったりんどうがあちこちに咲き始めていた。登った朝日岳を見ながらゆっくり下山。標高が 低くなるにつれ、だんだん暑くなっていくのが分かる。下界に戻りたくないなぁと思いながら峠の茶屋に到着。ここで既に 28℃。今年の夏は山が最高のようだ。 ■女夫渕温泉から手白山(1849.2m) 《山行日》07/8/14(火) 《参加者》稲葉昌 《日程》女夫渕温泉7:05…八丁の湯8:08…加仁湯8:18…手白沢温泉8:55…手白峠0:25…手白山10:59…(往路を戻る)… 女夫渕温泉14:05 《要約》S文社の登山地図の最新版では廃道になっている噴泉塔への道は…まだ大丈夫でした。 《本文》10数年ぶりに訪れた女夫渕温泉の駐車場は、お盆休みで満車。奥鬼怒歩道を1時間ほど歩くと八丁の湯の立派な建物 が現れる。さらに加仁湯では建物のそばに裸の人が群れているので、露天風呂でも出来たのかな?と思って近づいてみると、 何と春日野部屋の力士が合宿稽古の最中。手白沢温泉もすっかり新しくなっていた。手白沢温泉から先は「通行禁止」の表示 があるが、道は細いものの特に問題なく歩ける。しかし歩く人は少ないようで、このままでは徐々に消えてしまうかも。手白 示板があり、結構登られているようだ。展望はないが、樹間から太郎山、高薙山方面が見えた。加仁湯まで戻ると、力士がT シャツとジャージ姿でリラックスしていた。 ※ 女夫渕温泉から手白峠・手白山を目指す場合、奥鬼怒歩道経由では遠回り。手白峠付近に突き上げるイノマタ沢、または 小湯沢をアプローチにした方が合理的。 ※ 小湯沢は滝もほとんど無い簡単な沢。イノマタ沢は行ったことがなく、手元には古い記録しかないので、新しいのを知っ ている人は教えてください。 ■日光連山トレイルラン 《山行日》07/8/14(火) 《参加者》斎藤俊 《日程》裏見の滝駐車場5:00〜馬立6:55〜唐沢小屋7:40〜女峰山8:00〜帝釈山8:35〜小真名子山9:45〜大真名子山10:40〜 志津峠11:25〜馬立12:15〜裏見の滝駐車場13:40 《要約》一度計画倒れになったためどんなものか走ってみました 《本文》どんなコースなのか?トレランマニアの中でも屈指の難易度、また最高の展望と言われるこのコース。 ササヤブがあるとの情報は知っていたがこれほどまでかと思うほど背丈があるササが登り始めてすぐから2時間近く続きまし た。朝露で全身びっしょり濡れ、足下も見えないのでとても走れる状態ではなかったが、木々の間から朝日がこぼれる景色を 一人占めしている優越感は何ともいい感じ。 馬立からはトレイルもしっかりしているためペースを上げる。途中本日初の登山客と会った。「速いね、トレイルランかい?」 と聞かれ少し会話をし別れた。 水辺で顔を洗い脚を冷やし小休止。ここから唐沢小屋へ向かう勾配では結構脚を使った。息が上がり、付けてた心拍計を見る と180まで上がっていた。 女峰山山頂はピーカンで雲海から富士山が顔を出していた。一人感動をしていると一人の青年がジーンズ姿で登ってきた。何 でもペルセウス座流星群を見に真岡からチャリで霧降まで来て、星を見終わって日の出と共に登ってきたらしい。ちょと変わ った感じだったがそれはお互い様のようだった。 女峰山を後にし帝釈山を通過、富士見峠まで降りてくると気温が幾分違う。ここからガレ場を登るが勾配がきつく手を使って 登りきる。小真名子山を通過し鷹の巣まで一気に下る。大真名子山に着いた時は予定の時間より1時間遅れ。男体山までは厳し いかなと思いながら座王権現の銅像に手を合わせ後にした。志津峠までの下山ルートは難所のためゆっくり足場を確認しなが ら下りてきた。 男体山はどうする?考えること5秒(速効)。時間もそうだが体力的にも、また用意した水も少なくなっているのでまたの機会 にすることにした。 炎天下の志津林道をさっき登った女峰山を見ながら走る。馬立からはまたササヤブを…。 裏見の滝まで来た頃は気温も30℃を越えていたので滝下の沢でアイシングの水浴び。 次は男体山も走破するぞと思いながらも、結構キツイコースを無事走り終えた充実感でいっぱいでした。 ■黒部川・上ノ廊下 《山行日》07/8/12(日)〜8/15(水) 《参加者》植木、石田 《日程》 8/12(日)黒部ダム11:05〜ロッジくろよん11:40〜平の小屋14:55/17:05〜針の木谷17:20〜奥黒部ヒュッテ19:00(泊) 8/13(月)奥黒部ヒュッテ6:00/7:40〜下の黒ビンガ9:25〜口元のタル沢上のゴルジュ10:45〜スゴ沢出合左岸16:00(泊) 8/14(火)スゴ沢出合左岸6:00/8:10〜上の黒ビンガ8:30〜金作谷上ゴルジュ10:00〜美しい滝15:50〜テン場16:45(泊) 8/15(水)テン場5:20/7:15〜溯行終了9:00〜薬師沢小屋10:40〜太郎平小屋13:10/13:35〜折立15:15--有峰口--立山 《要約》チンネの後半戦、上ノ廊下。これまた天気に恵まれ溯行できた。 《本文》 8/12(日)お盆の後半戦、上ノ廊下に向かう。まずは黒部ダムから平の渡しへ。コースタイムの計算を間違うわ、コースがき ついわで14:00の便に間に合わず、17:00の便に。せっかくなので平の小屋でゆっくりする。そういえばここんとこ全然ゆっく りしてなかったなぁ。風が気持ちいい。おかみさんにとうもろこしをごちそうになる。ありがとうございました。渡し舟の中 で名前を書き、渡った後はペースをあげる。丸太を組んだ独特の道がすごい。きょうはゆっくりの日のはずなのになぜか忙し い。思った以上に早く奥黒部ヒュッテに到着。上ノ廊下の名手のkaさんからいろいろと教えていただく。 8/13(月)いよいよ上ノ廊下に入渓する。まずは広い河原状。kaさんから得た情報を元にどんどん進む。下の黒ビンガ手前は 水流の中をどんどん進み突破。一番の核心という「口元のタル沢上のゴルジュ」はへつりと泳ぎ、へつりで突破。次の渡渉は 作戦に時間がかかった。結局、空荷で飛石を伝って左岸に渡り、ザイル渡渉する。それから右岸に戻るのにこれまた手間取る。 へつってから流心を飛び越えて泳ごうと思ったがおぼれてしまい撤退。どうしようかと思っていたところ「何かを探している 部隊」が突然上流から現れ、流れてきたビデオカメラを回収。一瞬の出来事だった。渡渉は赤レンジャーにバトンタッチ。 クロールで鮮やかに突破。一段落しているとさっきの部隊はカヌーで鮮やかに登場。すばらしい。そこから少し上のゴルジュ は水中の岩を伝って突破。その上からは広河原状態。レンジャー部隊は明日戻るとのこと。俺たちはもう少し先に行き、スゴ 沢上左岸で幕とする。昨夜、kaさんは「金作谷まで、君らなら立石まで行けるんじゃないかな」。そんなの無理っス。 8/14(火)きょうはゆっくりスタート。まずは上の黒ビンガ。渡渉が大変だがそれほどでもなくクリアー。左岸からの滝がき れい。下降部隊とすれ違う。高天原からだそうだ。その後も続々下降パーティーが現れる。単独もいる。渡渉が難しそうだが 自分でやってみると流されながらが安心で楽しい場合が多い。 程なく金作谷。雪渓がまだ残っている。この上が第2の核心とのこと。まずはへつり、へつり、石田さんのリードでへつって から泳いで流心突破、すばらしい。そして大釜の吸い込まれそうなへつりで突破。自前のウェットスーツをもってしても体が 冷えてしまい日向で体を温める。ほっとして河原状を行く。先行パーティーに追いついた大きい淵は石田さんがリード。右岸 からへつって行きクリアー。すると立石。苔のテン場を探したが残念ながらわからなかった。その先も淵がありドンドンへつ る。立石奇岩で先行パーティーが幕としている。ちょいうらやましいが先に行く。いくつかのテン場があるがこれといった物 件はない。ガレ場を過ぎるとそこには…。石田さんの予言どおりにありました、今回最高の物件です。ゆっくり休みました。 8/15(水)きょうが最終日。ここまで毎日快晴。こんな天気は今までで初めて!感謝。遅くなく早くなく出発。しばらくは河 原状だがそこは上ノ廊下、まだまだ腰までのへつりがある。それでも昨日までとは違い安心だ。大きい淵を左岸から巻いてい くと先行パーティーが懸垂中。ということはこれで終了?右岸を見ると登山道の丸印。「やったー終了だー」。最後の飛び石 に失敗し石田さんに助けられながらもがっちり握手。ご苦労様でした。 その後は薬師沢小屋のほとりで小休止。太郎平小屋まで登り。振り返ると黒部五郎、水晶、雲の平、薬師岳がきれい。太郎 平小屋でサントリーモルツ プレミアムの生を一気飲み。1000円ととても高いがそれ以上にとてもおいしい。念のため小屋でバ スの時間とタクシー料金を確かめる。バスの時間まで2:20、タクシー料金16,050。すかさず判断、ダッシュすればバスに間に 合うと下山を開始する。1:45で折立に下りきる。はー。水浴びをしてバスを待つ。バスで爆睡して電車で立山に戻り、温泉と 富山のすしを堪能し矢板に戻る。 「チンネと上ノ廊下」やり遂げました。 ■戦場ヶ原 《山行日》07/8/11(土) 《参加者》斎藤×2、プラス1人 《日程》赤沼駐車場7:00〜戦場ヶ原〜湯滝〜湯ノ湖9:00 《本文》山歩きをしたことがないという前の職場の先輩を連れて、ゆっくり2時間弱歩いてきました。天気がよく戦場ヶ原から 見える太郎山・山王帽子山・男体山がとてもきれい。ちょっと見頃を過ぎた感じだがホザキシモツケが一面に咲きピンク一色 の戦場ヶ原には結構癒されました。 ■劒岳・チンネ左稜線 《山行日》07/8/10(金)〜8/12(日) 《参加者》植木、石田、Fujiさん、Annさん 《日程》 8/10(金)立山6:00/6:40--室堂7:50/8:20〜別山乗越10:45/10:50〜劒沢小屋11:15/11:55〜長次郎出合13:15/13:30〜熊の岩 15:30(泊) 8/11(土)熊の岩3:40/4:45〜池ノ谷乗越5:30/6:10〜三の窓6:40/7:00〜取付7:10/7:30〜T1〜T512:00/12:20〜チンネの頭 14:50/15:20〜池ノ谷乗越16:10〜熊の岩17:00/17:45〜長次郎出合18:25/18:50〜劒沢テン場21:25(泊) 8/12(日)劒沢テン場5:00/6:15〜別山乗越7:05/7:10〜室堂8:55/9:55--黒部平--黒部ダム11:05→上ノ廊下へ 《要約》久しぶりの岩、天気とメンバーに恵まれ左稜線を登ることができた。 《本文》 8/10(金)緊張しているから6:00に目覚める。駐車場は9割がた埋まっている。チケットを買いに行くとガラガラでいつの時間 でもOK とのことなので6:40の便にする。上ノ廊下の荷物をロッカーに入れ警察に登山届けを出し出発する。 寝不足のはずなのに眠くないのはテンションが上がっているからなのか?別山乗越まで以外に疲れずに歩けている。ゆっく りのペースとなんていっても荷物が軽い。ロープなし、酒ほとんどなし、食料最小。これで16kg。 劒沢小屋で休む。熊の岩までもゆっくりのペースで登り無事到着。先行の2人、FujiさんとAnnさんに合流する。夕ご飯は贅 沢にうなぎ飯。石田さんごちそうさま。 8/11(土)昨夜のアナウンスが効き、5パーティーのうち3パーティーがすでに出発している。朝がきれい。雪渓は固くアイゼン がよく効く。傾斜が増してきて緊張する。何とか1時間で池ノ谷乗越にたどり着く。ガリーを下り久しぶりのチンネ。ゆっくり 準備をして取付に移動、前のパーティーを待ちFujiさんがリード。ほんとに久しぶりの岩なので勘が全く戻ってこない。1p:難 しくないはずなのに結構緊張してしまう。2p:こんなに難しかったっけ??というほとショッパイ。A0しまくりで何とかクリア。 上のテラスから下を見てみると難しいほうのルートだった。4p:俺がピナクル奥からリッジへのリード。ピンがないのが不安だ が、ホールドがしっかりしており快適なリッジ。前回はガスってきてしまったが今回はピーカンのまま。眺めと高度感がすごい。 T1で大休止。4人でロープ3本なのでシステムが悪く手間取っていたが、少しずつ慣れてきた。40mのロープなのでピッチを途中 できることもあり大変。リッジのリードは高度感があって怖い。左のハイマツでビレイする。そこから快適なフェースを登り、 見えてきました核心。T5でこれまた大休止。口数が少なくなってしまう。前のパーティーは核心下からアブミを出している。 俺はほんとに登れるのだろうか?? このピッチはもちろんFujiさんがリード。中指が調子悪いのに「どこが核心なの」というようにフツーにリード。信じられ ないクリアの突破力に脱帽です。それに静かで落ち着いている人で信頼できる。Annさんはアブミで越える。俺の番。出だしの 一歩からうまくいかない。あせる。何とかレイバック気味に持って行き核心の下へ。左のスタンスに左足を乗せ両手でチョッ クストン気味のホールドもつかめた。右手は奥のガバもつかめた。これで上がれると思ったが腕の力を使い切ってしまっており、 あえなくA0そしてAnnさんのアブミでA1。残念だがこれが実力。その後は快適に登攀し頭へ。みんなで握手をする。Fujiさん Annさん石田さんありがとうございました。 懸垂して石田さんと俺はテントに向かう。今日中に劒沢に行っておかないと明日がきつい。といってもきょうもきついけど。 池ノ谷乗越からはシュルンドを歩く。安全で速い。雪は緩んでおり緊張する。クレバスの下から67のコルまでもシュルンドが 歩けた。熊の岩に戻り撤収していると2人が帰ってきた。長次郎を下る。とことこ歩いて劒沢の出合。昨夜仕込みの五目ご飯を 食べる。劒沢の天場に着いたのは21:00をまわっていた。バームを摂って寝る。長い一日だったが充実した。体力的には何とか なった。荷物の重さが決定的だと改めて感じた。 8/12(日)きょうは移動日。3:00ころからうるさくなり、4:00にはすごい足音。それでも寝ている。朝はコーヒーを飲んでゆ っくりする。それでも渡し舟の時間があるので、それなりに。きょうもゆっくり歩く。これが一番。時間的にみくりが池温泉 は無理で、地獄谷で足湯ならぬ「手湯」。結構効き目あった。室堂に3時間かからずに着く。ロッカーを開け、沢の準備をし、 岩の装備をペリカン便で送り黒部ダムを目指す。黒部平で大休止。串カツカレーとビールで栄養を補給する。黒部ダムに到着 し、後半の「上ノ廊下」に向かう。 ■会津駒ケ岳 《山行日》07/08/10 《参加者》小川*3 《日程》自宅4:15===6:35登山口6:50---10:05駒ノ小屋10:25---11:00中門岳11:25---12:10駒ノ小屋13:00---13:40水場14:00 ---15:20登山口===弘法の湯===19:00自宅 《要約》花はまだ残っていたが.... 《本文》前夜は飲み会。山行のことなどすっかり忘れ、しっかり飲んでしまった。3時過ぎに起こされ急いで荷造りし、さて出 発。と思ったら山行計画がまだだった。いそいでpcをひらき、バタバタと出発。何とか時間どおりに登山口に到着しました。 身支度を済ませ登山開始時間は?。しまった。時計忘れた!それでも天気も上々、いつもどうりの楽しい登山でした。上ではも う遅いかなと思われたハクサンコザクラも、コバイケイソウもまだ何箇所か残っていました。特に中門岳巻き道付近の池塘の周 りを赤くふちどったモウセンゴケが印象的でした。さて撮影。と思ったらカメラの電池残量がない。なんと忘れ物だらけの山行 でした。準備はゆとりを持ってしっかりとしなくてはいけませんね。 ps.小川*2の予定でしたが、夏休みで帰ってきていた息子が急遽同行し、なんとなくうれしい山行でした。 ■金精峠から根名草山(2329.7m)・大嵐山(2304m) 《山行日》07/8/8(水) 《参加者》稲葉昌 《日程》金精トンネル5:35…金精峠5:58…温泉ヶ岳分岐6:44…念仏平避難小屋7:20…根名草山8:23…大嵐山8:50… (往路を戻る)…根名草山9:24…金精峠11:21…金精トンネル11:45 《要約》高曇りで適度に風があって快適でした。 《本文》金精峠まではかなりの急登。峠から温泉ヶ岳付近までは所々笹が登山道に掛かっている。特に、温泉ヶ岳東面の巻き 道部分が歩きにくい。朝露がついていたので、下半身がずぶ濡れになった。温泉ヶ岳の巻き道が終ると、以降はよく駆り払わ れていて快適。避難小屋は古いものの、まだまだ使える。近くの沢の水量も十分。根名草山にかなり早く着いてしまったので、 隣にある大嵐山によってみた。登山道を離れて、赤布の下がる切り開きを辿れば直ぐである。 ■平ケ岳 《山行日》07/08/05(日) 《参加者》梅原、君島、野中、岸(報告者 岸) 《日程》 08/04(土)事務所17:15===20:05鷹巣登山21:30(就寝) 08/05(日)鷹巣登山口4:03---4:59前山5:04---6:20下代倉山6:31---7:26台倉山7:31---7:42台倉清水---8:25白沢清水--- 9:42姫の池9:48---10:15平ケ岳山頂11:02---11:50玉子石12:02---12:24姫の池12:32---13:13白沢清水---13:48台倉清水14:03 ---14:42下台倉山14:47---15:30前山---16:10鷹巣登山口16:30===17:15燧の湯17:45===蕎麦===20:20事務所 (総行動 時間12時間7分) 《要約》耐久登山に挑戦! 《本文》かねてから希望していた平ケ岳への長時間登山がいよいよ実現することになった。半分以上は不安だったが無事に下 山したときの達成感を想像し不安を払拭。ヘッドランプをつけて取り合えず気合だけは充分で出発。登山口に『平ケ岳山頂 10.5q』の看板がありさらに気合と不安が・・・ 薄暗いなか歩き始め一時間位ですでに汗だく状態。やっと辿り着いた気分の下台倉山で休憩。『平ケ岳山頂 7.2q』の道標に これからの長い道のりを覚悟した。しかしここから先は体が慣れてきたせいか淡々と足が前に出て行く感じで池の岳手前まで 進めたが、池の岳の登りはみんな最後の力を振り絞ることになった。視界が開けるのを期待してひたすら歩くと今までの苦し さが全て吹き飛ぶような姫の池に到着!ヨレヨレ状態の私達に余裕の笑顔で「今朝は何時に歩き始めたの?」と聞いてくるお じさんに複雑な気分。多分『違うルート』から来たのでしょう。でもあの素晴らしい景色はたくさんの人に感動を与えなけれ ば勿体無い。姫の池の感動もそこそこに山頂を目指し歩くこと25分で念願の山頂到着。ホッと一息を入れ《二人娘》は少し木 道でお昼寝タイム。下山の体力を充電。名残惜しい気分で平ケ岳を後に玉子石に向かう。予想以上に遠く感じながらも周りの 山々に見とれシャッターを押しながら玉子石に到着。 お約束通りゆで玉子を堪能しチョットだけお遊び気分を味わう。さて気持ちを引き締め下山。かなり疲れているはずだし、ヤ セ尾根もあるし・・・等などと思いながら慎重に往路をひたすら下山。 登山口に着いた時は達成感というより『無事に戻ってこれた〜』というすごく単純な感想。(翌日くらいからフツフツと達成 感と喜びが沸いてきた) 貴重な経験は、梅原さんのリードと皆の励ましの賜です。ありがとうございました。 ご同行のみな様お疲れさまでした。 ■その他:連絡事項 来年度のカレンダー申込み期限今週中 担当吉野
山行報告 平成19年8月20日受付
2007/08/19 那須、隠居倉 撮影:溜口
■那須、隠居倉 写真は「山岳写真館C1」をご覧下さい。 《参加者》溜口一之 《日程》自宅8:30---峠の茶屋9:50/10:05---峰の茶屋---朝日の肩---熊見曽根---隠居倉12:10/13:00---三斗小屋--- 延命水---峰の茶屋--峠の茶屋16:30 《要約》雨の予報がはずれそうなので、花がありそうな隠居倉にいってみました。那須は、秋を感じさせました。 《本文》天気を気にしながら、うつらうつらしていたが、なんとかもちそうなので、那須に花を求めて出発した。お盆後なので 那須もすいているだろうと思っていたが、料金所に、ロープウェイ駐車場付近渋滞の看板があった。行ってみると渋滞はなく、 峠の茶屋駐車場もあいていた。そそくさと身支度をし歩き出した。すいているとはいえ、さすがに那須、人はたくさんいる。ひ とのなか、黙々と朝日の肩まで行く、分岐を過ぎると、ひとが少なくなる、熊見曽根を過ぎると、だれもいなくなった。写真を 撮りながら隠居倉に着く。そこにはのんびり昼寝をしている人がいた。鹿沼の方だそうで、しばらく山の話を交換した。食事を 済ませ、三斗小屋経由で、峰の茶屋から駐車場に戻った。リンドウが咲き、カリヤスモドキが風になびき、もうそこまで秋が来 ているのを感じた。
>山行報告 劒岳・チンネ左稜線 撮影:植木 平成19年8月17日受付
■劒岳・チンネ左稜線 写真は「山岳写真館C0」をご覧下さい。 《山行日》07/8/10(金)〜8/12(日) 《参加者》植木、石田、Fujiさん、Annさん 《日程》 8/10(金)立山6:00/6:40--室堂7:50/8:20〜別山乗越10:45/10:50〜劒沢小屋11:15/11:55〜長次郎出合13:15/13:30〜熊の岩 15:30(泊) 8/11(土)熊の岩3:40/4:45〜池ノ谷乗越5:30/6:10〜三の窓6:40/7:00〜取付7:10/7:30〜T1〜T512:00/12:20〜チンネの頭 14:50/15:20〜池ノ谷乗越16:10〜熊の岩17:00/17:45〜長次郎出合18:25/18:50〜劒沢テン場21:25(泊) 8/12(日)劒沢テン場5:00/6:15〜別山乗越7:05/7:10〜室堂8:55/9:55--黒部平--黒部ダム11:05→上ノ廊下へ 《要約》久しぶりの岩、天気とメンバーに恵まれ左稜線を登ることができた。 《本文》 8/10(金)緊張しているから6:00に目覚める。駐車場は9割がた埋まっている。チケットを買いに行くとガラガラでいつの時 間でもOK とのことなので6:40の便にする。上ノ廊下の荷物をロッカーに入れ警察に登山届けを出し出発する。 寝不足のはずなのに眠くないのはテンションが上がっているからなのか?別山乗越まで以外に疲れずに歩けている。ゆっ くりのペースとなんていっても荷物が軽い。ロープなし、酒ほとんどなし、食料最小。これで16kg。 劒沢小屋で休む。熊の岩までもゆっくりのペースで登り無事到着。先行の2人、FujiさんとAnnさんに合流する。夕ご飯は 贅沢にうなぎ飯。石田さんごちそうさま。 8/11(土)昨夜のアナウンスが効き、5パーティーのうち3パーティーがすでに出発している。朝がきれい。雪渓は固くアイ ゼンがよく効く。傾斜が増してきて緊張する。何とか1時間で池ノ谷乗越にたどり着く。ガリーを下り久しぶりのチンネ。 ゆっくり準備をして取付に移動、前のパーティーを待ちFujiさんがリード。ほんとに久しぶりの岩なので勘が全く戻ってこ ない。1p:難しくないはずなのに結構緊張してしまう。2p:こんなに難しかったっけ??というほとショッパイ。A0しまくり で何とかクリア。上のテラスから下を見てみると難しいほうのルートだった。4p:俺がピナクル奥からリッジへのリード。 ピンがないのが不安だが、ホールドがしっかりしており快適なリッジ。前回はガスってきてしまったが今回はピーカンのま ま。眺めと高度感がすごい。T1で大休止。4人でロープ3本なのでシステムが悪く手間取っていたが、少しずつ慣れてきた。 40mのロープなのでピッチを途中できることもあり大変。リッジのリードは高度感があって怖い。左のハイマツでビレイする。 そこから快適なフェースを登り、見えてきました核心。T5でこれまた大休止。口数が少なくなってしまう。前のパーティー は核心下からアブミを出している。俺はほんとに登れるのだろうか?? このピッチはもちろんFujiさんがリード。中指が調子悪いのに「どこが核心なの」というようにフツーにリード。信じら れないクリアの突破力に脱帽です。それに静かで落ち着いている人で信頼できる。Annさんはアブミで越える。俺の番。出だ しの一歩からうまくいかない。あせる。何とかレイバック気味に持って行き核心の下へ。左のスタンスに左足を乗せ両手で チョックストン気味のホールドもつかめた。右手は奥のガバもつかめた。これで上がれると思ったが腕の力を使い切ってし まっており、あえなくA0そしてAnnさんのアブミでA1。残念だがこれが実力。その後は快適に登攀し頭へ。みんなで握手をす る。FujiさんAnnさん石田さんありがとうございました。 懸垂して石田さんと俺はテントに向かう。今日中に劒沢に行っておかないと明日がきつい。といってもきょうもきついけど。 池ノ谷乗越からはシュルンドを歩く。安全で速い。雪は緩んでおり緊張する。クレバスの下から67のコルまでもシュルンド が歩けた。熊の岩に戻り撤収していると2人が帰ってきた。長次郎を下る。とことこ歩いて劒沢の出合。昨夜仕込みの五目ご 飯を食べる。劒沢の天場に着いたのは21:00をまわっていた。バームを摂って寝る。長い一日だったが充実した。体力的には 何とかなった。荷物の重さが決定的だと改めて感じた。 8/12(日)きょうは移動日。3:00ころからうるさくなり、4:00にはすごい足音。それでも寝ている。朝はコーヒーを飲んでゆ っくりする。それでも渡し舟の時間があるので、それなりに。きょうもゆっくり歩く。これが一番。時間的にみくりが池温泉 は無理で、地獄谷で足湯ならぬ「手湯」。結構効き目あった。室堂に3時間かからずに着く。ロッカーを開け、沢の準備をし、 岩の装備をペリカン便で送り黒部ダムを目指す。黒部平で大休止。串カツカレーとビールで栄養を補給する。黒部ダムに到着 し、後半の「上ノ廊下」に向かう。
山行報告 黒部川・上ノ廊下 撮影:植木 平成19年8月17日受付
■黒部川・上ノ廊下 写真は「山岳写真館B9」をご覧下さい。 《山行日》07/8/12(日)〜8/15(水) 《参加者》植木、石田 《日程》 8/12(日)黒部ダム11:05〜ロッジくろよん11:40〜平の小屋14:55/17:05〜針の木谷17:20〜奥黒部ヒュッテ19:00(泊) 8/13(月)奥黒部ヒュッテ6:00/7:40〜下の黒ビンガ9:25〜口元のタル沢上のゴルジュ10:45〜スゴ沢出合左岸16:00(泊) 8/14(火)スゴ沢出合左岸6:00/8:10〜上の黒ビンガ8:30〜金作谷上ゴルジュ10:00〜美しい滝15:50〜テン場16:45(泊) 8/15(水)テン場5:20/7:15〜溯行終了9:00〜薬師沢小屋10:40〜太郎平小屋13:10/13:35〜折立15:15--有峰口--立山 《要約》チンネの後半戦、上ノ廊下。これまた天気に恵まれ溯行できた。 《本文》 8/12(日)お盆の後半戦、上ノ廊下に向かう。まずは黒部ダムから平の渡しへ。コースタイムの計算を間違うわ、コースが きついわで14:00の便に間に合わず、17:00の便に。せっかくなので平の小屋でゆっくりする。そういえばここんとこ全然ゆ っくりしてなかったなぁ。風が気持ちいい。おかみさんにとうもろこしをごちそうになる。ありがとうございました。渡し 舟の中で名前を書き、渡った後はペースをあげる。丸太を組んだ独特の道がすごい。きょうはゆっくりの日のはずなのにな ぜか忙しい。思った以上に早く奥黒部ヒュッテに到着。上ノ廊下の名手のkaさんからいろいろと教えていただく。 8/13(月)いよいよ上ノ廊下に入渓する。まずは広い河原状。kaさんから得た情報を元にどんどん進む。下の黒ビンガ手前 は水流の中をどんどん進み突破。一番の核心という「口元のタル沢上のゴルジュ」はへつりと泳ぎ、へつりで突破。次の渡 渉は作戦に時間がかかった。結局、空荷で飛石を伝って左岸に渡り、ザイル渡渉する。それから右岸に戻るのにこれまた手 間取る。へつってから流心を飛び越えて泳ごうと思ったがおぼれてしまい撤退。どうしようかと思っていたところ「何かを 探している部隊」が突然上流から現れ、流れてきたビデオカメラを回収。一瞬の出来事だった。渡渉は赤レンジャーにバト ンタッチ。クロールで鮮やかに突破。一段落しているとさっきの部隊はカヌーで鮮やかに登場。すばらしい。そこから少し 上のゴルジュは水中の岩を伝って突破。その上からは広河原状態。レンジャー部隊は明日戻るとのこと。俺たちはもう少し 先に行き、スゴ沢上左岸で幕とする。昨夜、kaさんは「金作谷まで、君らなら立石まで行けるんじゃないかな」。そんなの 無理っス。 8/14(火)きょうはゆっくりスタート。まずは上の黒ビンガ。渡渉が大変だがそれほどでもなくクリアー。左岸からの滝が きれい。下降部隊とすれ違う。高天原からだそうだ。その後も続々下降パーティーが現れる。単独もいる。渡渉が難しそう だが自分でやってみると流されながらが安心で楽しい場合が多い。 程なく金作谷。雪渓がまだ残っている。この上が第2の核心とのこと。まずはへつり、へつり、石田さんのリードでへつっ てから泳いで流心突破、すばらしい。そして大釜の吸い込まれそうなへつりで突破。自前のウェットスーツをもってしても 体が冷えてしまい日向で体を温める。ほっとして河原状を行く。先行パーティーに追いついた大きい淵は石田さんがリード。 右岸からへつって行きクリアー。すると立石。苔のテン場を探したが残念ながらわからなかった。その先も淵がありドンド ンへつる。立石奇岩で先行パーティーが幕としている。ちょいうらやましいが先に行く。いくつかのテン場があるがこれと いった物件はない。ガレ場を過ぎるとそこには…。石田さんの予言どおりにありました、今回最高の物件です。ゆっくり休 みました。 8/15(水)きょうが最終日。ここまで毎日快晴。こんな天気は今までで初めて!感謝。遅くなく早くなく出発。しばらくは 河原状だがそこは上ノ廊下、まだまだ腰までのへつりがある。それでも昨日までとは違い安心だ。大きい淵を左岸から巻い ていくと先行パーティーが懸垂中。ということはこれで終了?右岸を見ると登山道の丸印。「やったー終了だー」。最後の 飛び石に失敗し石田さんに助けられながらもがっちり握手。ご苦労様でした。 その後は薬師沢小屋のほとりで小休止。太郎平小屋まで登り。振り返ると黒部五郎、水晶、雲の平、薬師岳がきれい。太 郎平小屋でサントリーモルツ プレミアムの生を一気飲み。1000円ととても高いがそれ以上にとてもおいしい。念のため小屋 でバスの時間とタクシー料金を確かめる。バスの時間まで2:20、タクシー料金16,050。すかさず判断、ダッシュすればバス に間に合うと下山を開始する。1:45で折立に下りきる。はー。水浴びをしてバスを待つ。バスで爆睡して電車で立山に戻り、 温泉と富山のすしを堪能し矢板に戻る。 「チンネと上ノ廊下」やり遂げました。
山行報告 朝日、雪倉、白馬、縦走 撮影:溜口 平成19年8月16日受付
写真のみです。 「山岳写真館B8」をご覧下さい。
平成19年8月8日(水) 8月度 第1回例会例会報告8/12掲載
《出席》小林、吉野、斉藤常、稲葉、溜口、君島、東。池田、小川、近藤、野中、山岸、小川琢、 《報告》1)9/1那須クリーンキャンペーン(前夜祭) 前夜祭参加1.000円 9/2 各会でコースを決めて流解散(ゴミは持ち帰り) 2)参与会員の募集 3)カレンダー申込み、世界の山、日本の山(各1.000円) 次回例会(8/22)取りまとめ 担当吉野 ■■山行報告 07年8月8日■■
■桜沢・沢登り 写真は「山岳写真館B7」をご覧下さい。 《山行日》07/8/4(土) 《参加者》稲葉昌、齋藤常、植木 《日程》8/4(土)矢板7:20--学校平7:50/8:00〜咆哮霹靂の滝9:05/9:20〜雷霆の滝9:55〜大岩10:05/10:40〜釜の滝11:20/11:30 〜道路11:50/12:05〜学校平12:30 《概要》こんな足元にこんなにいい沢があったとはっ! 《本文》学校平で準備して遊歩道を下ります。咆哮霹靂の滝につくとその大きさにびっくりしました。さっそく沢靴に履き替え て登ります。大きいところは直登不可能なので右の小さいところを直登しました。するとナメナメナメ!!こんなにいい沢がこ んなに近くにある幸せ。遊歩道の橋まで続いていました。そこからは巨岩帯を越しすると雷霆の滝が現れました。ここは楽しく 直登しました。その上の大岩の上で大休止にしました。 そこからは巨岩帯を行き、右に入ると水はなくなりましたがその上にきれいな釜を持つ滝がありました。信じられないくらい きれいな釜です。その上は水がなくなりポコポコ歩いて道路に上がりました。短いながらとてもきれいで感動的な沢でした。
■飯豊・大ー尾根 写真は「山岳写真館B6」をご覧下さい。 《山行日》07/8/2(木)〜8/3(金) 《参加者》植木 《日程》 8/2(木)飯豊山荘4:15/4:55〜吊橋5:40〜長坂清水7:20/7:35〜休場の峰8:30〜宝珠山の肩11:10〜本山14:00/14:10〜本山小屋 14:25(泊) 8/2(金)本山小屋4:10/5:25〜御西小屋6:55/7:05〜梅花皮小屋9:55/10:00〜扇の地紙12:00〜五郎清水13:15/13:45〜湯沢峰 14:45/15:00〜飯豊山荘16:05/17:35 《概要》大ー尾根を登ってきました。天気は上々、花も上々でした。 《本文》8/2 眼が覚めると4:10。涼しい林道を進むと後ろからペースの速い男の人が「石転びですか?大ーですか?」と聞いて きました。大ーですと答えると私もですとのこと。1人じゃなくて安心しました。しかしこの男の人はペースがすこぶる速いのに 驚きです。あっという間に視界から消えてしまいました。温見平で石転び方面を見ると雪渓がきれいに見え気持ちよかったです。 林道を進むと吊橋が見えてきました。ここで水を補給しザックはますます重くなりました。 吊橋を渡ると急登です。急登はどんどん続いて汗が噴き出してきました。ペースはゆっくりに心がけます。少し傾斜が緩むと 長坂清水です。ロープで下ると冷たい水が湧いていました。顔を洗うと気持ちよかったです。尾根に戻りおにぎりを食べ力をつ けます。そこから休場の峰までは意外に近かったです。眺めは最高!主稜線が丸見え!大ー尾根も丸見え!本山が遠くに見えま した。遠い・・・。そこからは体力勝負ですが、どんどんスタミナはなくなりペースはがた落ち。宝珠山の肩に到着するころに は本当に遅いペースになってしまいました。それでも花々に助けられ進むことができました。マツムシソウやナデシコ、クルマ ユリ、ハクサンコザクラそれになんといってもヒメサユリ。本山が近くに見えると気分がよくなりました。御西からの稜線が気 持ちよさそうです。本山手前のガレにはウスユキソウやチシマギキョウがかわいらしく咲いています。 本山に到着すると大ー尾根を振り返りながら「やった〜!」と叫んでしまいました。本山小屋は空いていました。水場でもち ろんビールを冷やしました。小屋の前の広場で大日岳を見ながらゆったりとすごしました。 8/3 外を見るとガスはなくいい天気!気分よくラーメンを煮て出発準備をしました。天気予報によると「台風5号は北東方向に 進み、明日朝に東北地方に最接近」とのことなので、今日中に降りようと決心しました。大ー尾根を降りるのはもったいないの で御西経由で梶川尾根を降ります。 朝日を背中に浴び稜線を気持ちよく進みます。キスゲ、シラネニンジン、コバイケイソウ、チングルマがきれいです。花に見 とれながら稜線を歩くこの幸せ!!ミヤマキンポウゲと一緒に大日岳を写しました。風が気持ちいいです。コバイケイソウは大 当たりのようです。烏帽子岳付近のお花畑ではトウウチソウが風になびいてかわいかったです。北東の朝日連峰がきれいに見え ましたがその奥に月山と鳥海山が見えたのにびっくり!そして眼を北西に転じてみると「あれ?あそこに見えるのは佐渡、そし て粟島!」。視界がすこぶるいいのに改めてびっくりしました。 梅花皮小屋では水場でゆっくりしました。さすがこの水場は最高です。北股からの下りはマツムシソウが主役。かわいい花に 見とれてしまいました。門内に近づくと雲がきれい。それに粟島がよりはっきりと見えてきました。月山もはっきりと見えてき ましたが、鳥海山は雲に隠れてしまいました。扇の地紙ではツアー客が大休止中で落ち着かなさそうなので、梶川峰まで下り休 むことにします。 そこからは風に通りにくい尾根をどんどん下ります。汗が噴出してきました。米沢では37℃とのこと。暑いはずです。五郎清 水で大休止。そこから一段とペースを下げてゆっくり下りました。湯沢峰でも大休止。梅花皮の大滝を眺めました。もうすぐ登 山口付近でこれまたチタケをゲット。ニコニコして車に到着しました。飯豊山荘でお湯に浸かると首の後ろと腕の日焼けがひど いことに気がつきました。大ー尾根を下ってきたご夫婦の無事を確認してゆっくり下道で帰ってきました。たくさん歩き疲れま したが、とても楽しく充実した山行でした。縦走もいいと改めて思いました。 ■会津駒ケ岳 《山行日》07/07/29(日) 《参加者》吉野、梅原、溜口、君島×2、岸、野中(報告者 野中) 《日程》 事務所4:05===塩原・道の駅合流===6:20登山口(木の階段)/6:40---8:05 水場8:20---9:15森林限界見晴らし/9:30---9:45駒の池---10:15駒ケ岳頂上---10:40 中門岳/12:02---12:43駒の池/13:05---14:08登山口(木の階段)===燧の湯===18:30 事務所 《要約》楽園にてHappy Birthday 《本文》 急遽参加者が増えて総勢7名で、会津駒ケ岳に行って来ました。 尾頭トンネルを抜けた辺りで、山にはガスがかかって来ました。どうやらお天気は下り坂のようで、すこし心配です。登山口に 着くと駐車場はほぼ満杯でしたが、なんとか2台分は確保出来ました。今回、梅原さんと岸さんは夏山縦走のためのボッカ訓練 を兼ねての参加です。そのため二組に分かれての行動になりました。最初の水場まではゆっくり登りますが、いきなりの急登で 汗をかきます。冷たい水で喉を潤し、再び樹林帯を歩き出します。森林限界を越えると目の前に、熊笹と緩やかに伸びる木道が 飛び込んで来ました。足元では、ツマトリソウ、ミツガシワ、コバイケイソウ、ワタスゲ、チングルマ等の花が歓迎してくれて います。駒の池まではもうひと頑張りです。木の階段の一歩一歩が楽園へのプレリュードのようで期待が高まります。ついに楽 園の入り口、駒の池に到着しました。期待以上の光景に皆から感激の声が上がります。池の周りは一面ハクサンコザクラのピン クの絨毯で敷き詰められていました。そこから、駒ヶ岳頂上を越えて中門岳までずうっとずっとずうっ〜とピンクの絨毯が続い ています。中門岳までの長い木道も左右のお花を眺めながら歩くとあっという間です。梅原さん達と中門岳で合流し、お昼は梅 原さんと岸さんの合同お誕生会で盛り上がりました。楽園ではゆるやかに時間が流れていきます。そろそろ重い腰を上げて下山 にかかります。名残惜しいので、来た道をゆっくり戻ります。たおやかな緑の稜線にうねうねと続く一本の木道、そのまま切り 取って持って帰りたいほど清々しい風景です。駒の池でしばし休憩し、最後は楽園から下界に向けて、一気に駆け下りました。 心配したお天気も一日もち、同行の皆さんにも恵まれ、楽しい山行となりました。 ■大峠から三本槍 《山行日》2007/07/28 《参加者》溜口一之 《日程》林道終点8:50---大峠9:20---流石山の中腹10:10/10:30---大峠11:00---三本槍13:00/14:00---鏡ヶ沼14:40--- 林道終点15:40 《要約》今年は、一度もキスゲを見られなかったので、最後に期待し流石山に行ってみた。もう終わりかけてはいたが、何とか キスゲを楽しめた。 《本文》天気予報が悪かったので、前日には、どうしようか迷っていたが、朝になって、何とか、もちそうなので出かけること にした。駐車スペースに着くと、車が沢山あった。すぐに身支度をして、登り始めた。大峠に着き、山を見上げると、キスゲの 姿は全然見えない、ああ、やっぱり遅かったかなと思いながらも流石山に向かって登る。徐々にキスゲが姿を見せ始めて、後半 ではあったが、まだまだ見頃であった。しばし写真を撮りながら、キスゲや、その他の花を楽しんだ。時間がたっぷりあるので、 三本槍に行くことにした。大峠まで下り、三本槍めがけて、登りだした。久しぶりの尾根歩きで、足がなまってしまっているの を感じる。だましだまし、ゆっくりと歩いた。途中ゆっくりと昼食をとり、三本槍には13時頃着いた、廻りの山を見ながら30分 ほどすごし、下山した。せっかくなので、鏡ヶ沼回りで下山した。縦走路から分岐すると、沼への道は刈り払いがされていなか った。沼に下りそのまま車に向かった。車に戻ると、あんなにあった車が、ほとんどなくなっていた。久しぶりの山行だった。 ■釈迦ヶ岳 《山行日》07/07/28(土) 《参加者》小川 《日程》大間々10:10−−−12:20山頂1:15−−−3:00大間々 《本文》 夏山縦走に備え、荷に慣れておくために釈迦に行ってきました。ザックに重そうな果物やら、水やら、ビールやらどんどん詰め 込み、とりあえず16kgで登ってみました。ゆっくり、ゆっくり登りましたが、慣れないせいもあり最後の登りはかなりきつか ったです。頂上でかなりの重さを腹に収めたせいか、まあこんなものかなぐらいの感じで下山しました。駐車場に着くと同時に、 雷が鳴り出し、すべりこみセーフでした。これから雷の季節。注意、注意。 ■井戸沢・沢登り 《山行日》07/07/28(土) 《参加者》増渕 (報告者 増渕) 《日程》 07/28(土)大田原6:00〜三斗小屋宿8:15〜井戸沢遡行〜F1 8:45〜二俣9:30〜稜線10:50/11:20大峠12:25〜三斗小屋宿14:00 《要約》井戸沢一人占め。天気も最高。キスゲも見頃。お花畑も良かった。 《本文》最近あまり歩いていないので、トレーニングに車止めから歩った。天気も良く朝の涼しい時間に林道を歩くのは気持ち がいい。沢靴に履き替え沢に入る。一人なのでのんびりとスローぺース。F1は念のため巻き道を登り、そのあとの滝も適度な緊 張感のもと順調にこなした。ナメの連続で大休止、ひとり寂しくパンをかじったがたまにはこれもいいもんだ。太陽が照りつけ るが、途切れなくそよ風が吹きとても心地よい。二股から先もゆっくりと数歩登っては振り返りながら行く。その数歩でも景色 が変わり確実に高度が上がっている事が感じとれうれしい。あたりはお花畑、稜線を見上げるとキスゲも一面に咲いているのが わかる。登山道にでると多くのハイカーがいた。下山ものんびり時折立ち止まり花を眺めながら帰った。天気に恵まれとても楽 しい山行だった。 PS、中街道は一人で歩くとあまり気持ちのいいものではなかった。誰か刈り払いしてくれないかな?どうですか? まるみやさん??? ■北アルプス穂高周辺/マッタ−ホルンに向け、長時間岩稜を歩く 《山行日》2007/7/27〜29 《参加者》稲葉ズ、櫻井(遠峰山岳会) 合計 3名(報告者:稲江) 《日程》【27日(金)】起床7:00〜沢渡P出発8:15〜帝国H8:45/9:15〜西穂山荘12:15 【28日(土)】起床1:00〜穂高山荘3:00〜独標4:00〜西穂高岳5:30〜天狗のコル8:10 〜ジャンダルム9:40〜奥穂高岳11:00〜紀美子平13:00〜岳沢15:30〜上高地18:30 《要約》ヨーロッパ遠征最終調整で穂高へ。2日目は行動時間15時間を越え、ヘロヘロになった。 《本文》【27日(金)】初日の行動時間は3時間とかなり少なかったが、天気が良すぎてかなり暑かった。汗だくになってテン場 に到着。こんなに早い時間にテン場に着くなんて久しぶりだ。しかも整備されているテン場も久しぶり。昼寝をしたり、各自の んびり『ボケー』っとして時間を過ごす。予想以上に虫が多く、蚊やブヨに沢山刺された。3時過ぎになると、小屋を利用する 人がどっと押し寄せてきて、小屋は大混雑。私達は早目の夕食を済ませ、日暮れと共に眠りについたが、必要以上に騒がしい グループがいたりして、小屋が静かになる気配が無い。結局、9時過ぎませ騒いでいる人がいて、マナーの無さを感じた。 【28日(土)】ヘッドランプの灯りを頼りに、暗いうちから出発。独標までには日が出るだろう…と思っていたが、結局、明るく なったのは西穂につく頃だった。天気は何だか怪しげな雲の多い空。風も強く、肌寒い。最後まで天気はもってくれるのだろう か…と心配になった。西穂を越えるとすぐに痩せ尾根になり、全身を使わないと上り下りできない急な岩壁が出てきた。浮き石 がないかどうか慎重に確認して進む。核心部につけたれた鎖は予想以上にガッチリついていたので安心して使えた。間ノ岳から の下降は鎖も無く、高度感満点の場所をクライムダウン。天狗のコルからコブの頭までは登りが続き、重いにもつが肩に食い込 み息が切れた。雨は降らないものの、霧が深く、全身が濡れてくる。荷物も水分を含んで重くなり、岩もだんだんと湿っぽくな っている。深い霧で、岩に描かれた印(○や→)が見えづらく、ルートが分かりづらい。ルートを外さないように、浮き石をつか まない(踏まない)ように、緊張は続く。ジャンダルムを超え、馬の背に出るまでの間に、道に迷った人に会った。深い霧で右も 左も分からなくなったようだ。私達はルートを見失うことなく、慎重に進む。ロバの耳の下降で嫌らしい部分があり、下降に一 瞬躊躇したが、安全に超え、最後の馬の背へ。痩せた稜線を登って奥穂高山頂へでた。 思ったより早く稜線に出れたのと、天気が良くなかったので、岳沢まで下ることにして出発。ここからが長い長い道の始まりだ った。吊尾根中間地点で強い雨に降られた。一般道と言えども、すっかり濡れてしまった登山道では気が抜けない。重太郎新道 は2時間近く急な坂道の下りが続く。全身を使わないと降りれない。ハシゴも沢山あり、濡れていて嫌らしい。疲れが溜まって きたのか、体がギクシャクしてきた。やっと岳沢に到着。雨に濡れた体が下界を恋しくなって『一気に上高地まで下山しよう』 という話になり、再び出発。岳沢からの道はほとんど平らに近い登山道だが、疲れた体は思うように動かず、ペースが徐々に落 ち始めた。最後はほとんど気合と集中力で歩いたような感じだったが、どうにか歩ききり、上高地に到着。タクシーで沢渡Pま で戻り、温泉に入り疲れを癒した。長かった一日が終わった。 ■早池峰山 《月日》07/07/27 《参加者》野中ズ、小林、関、 《コース》河原坊登山口4:59〜頭垢離6:00〜打石7:13〜早池峰山頂8:05、8:59〜小田越え10:55〜河原坊登山口11:30 《報告》山仲間のSさんから、今年のハヤチネウスユキソウは凄いよと情報があったので、昨年のリベンジを兼ねて出かけてき ました。矢板を前日夕6:30出発して河原坊には11:15に到着した。テントを張り、4時起床を約束して寝袋に入る。朝飯はお稲 荷さんを頂いて、5時に出発する。太陽が背中に当たる前に少しでも高いところまで行きたいと頑張る。最後の水場についても 未だ太陽は尾根に隠れて見えない。汗も程ほどで心配した体調もすこぶる良い。天気快晴の中、早くもハヤチネウスユキソウが 姿を見せる。隣の薬師岳は太陽の光が当たって綺麗である。小田越えの登山道にも人影が見えてきた。写真を撮るのに忙しくな ってきた。太陽もやっと当たるようになってきた。チングルマの花柱が風にゆれて今にも飛びそう。私は三度目の早池峰参りで あるが、今日は一番 花が多いと感じる。ハヤチネウスユキソウの星型の綿毛 なんと気品ある姿なんだろう!花ばかり眺めて いると足元が心配?がれ場は山頂まで続くので慎重に慎重に細心の注意が必要である。やがて山頂に到着した、岩手山を遠くに 望む「どんど晴れ」。広場には地元より遠距離の登山者が多いようである。賑やかな一団は大阪の連中である。ユックリ休憩し たので下山にかかる、お昼には早すぎるので下までお預けである。避難小屋前に「トイレ」があり、但し書きを読むと、携帯ト イレ300円を払って専用のトイレで用を済まして持ち帰りするようにとの事でした。お田植え場のお花畑は最高の眺め、苦労 して登ったものだけが眺めることができる天園である。いつもは渋滞の憂き目にあう、梯子もスムースに下ることが出来た。丁 度、監視員が居たので花の名前を聞いたら、〇〇〇〇〇〇と答えてくれたが、なまり気味で良くわからなかった。林道を救急車 がサイレンを鳴らしながら上ってくるのが見える。登って来た登山者に訳を聞いたら、転んで大怪我したんだという、現場に血 の跡があるよと教えてくれた。早池峰山は「蛇紋岩」なので、凄く滑りやすいのが特徴、至仏山も同じ岩なので気をつけないと ・・・・・長い下り道に厭きが来た頃、やっと小田越え到着する。河原坊まで30分の道のりでお昼タイム、雑煮を作って食べ る。今日見た花はミヤマオダマキ、ハクサンチドリ、ヨツバシオガマ、ハクサンシャジン、イワウメ、ミヤマアズマギク、ナン ブトウウチソウ、ハヤチネウスユキソウ、チングルマ、キンロバイ、ホソバツメクサ、チシマフウロ、タカネヤハズハハコ、 サマニヨモギ、ミヤマアケボノソウ、イブキジャコウソウ、タカネナデシコ、イワカガミ、センジュガンビ、など。 一緒に同行された皆さんお疲れ様でした、運転手さん本当にご苦労様でした。 ■流石山 《月日》07/07/24 《参加者》 小林ズ 《コース》 矢板6:30〜大峠登山口8:30〜大峠9:03〜稜線9:57〜流石山10:3011:40〜大峠12:49〜 登山口13:30 《報告》 井戸沢遡行組から、ニッコウキスゲが満開という情報を得たので早速出かけてきました。 登山口で「小林さん」と大声で呼ばれたので、だれだろうと思いましたら、「栃岳会長」の小島さんでした。久しぶりの対面で した。滝の原山岳会、その他のメンバー20人ほど引き連れての山行でした。大峠の登山道は新道と旧道に分かれますが、旧道 の方が道がしっかりしていて歩きやすい。大峠から花が現れてきました。稜線まではじっくりと登るのが後半楽なので、花を観 賞しながら登ることにしました。ニッコウキスゲの満開の中を真っ直ぐな道が続いています。天候は晴 周囲の展望を楽しみな がら登る。遠く飯豊の山も見える、未だ雪がべったりとついているようだ。流石山山頂には先行パーテイが歓談していたので、 井戸沢の終了点まで行くことにした。お昼は展望の優れたお花畑の中に広場があったので其処でお昼。流石山の稜線散歩は1800 mとは思い無い素晴らしいところである。花々を堪能した一日であった。 今日見た花。アカバのシモツケソウ、シモツケ、ミヤマシャジン、タテヤマウツボグサ、ウサギギク。ニッコウキスゲ、ミヤマ コウリゾナ、イワオトギリ、マルバダケブキ、カラマツソウ、マルバシモツケ、ウスユキソウ、ネバリノギラン、
平成19年7月25日(水) 7月度 第2回例会例会報告7/26掲載
■北アルプス・乗鞍岳・焼岳 《山行日》07/7/21(土)〜7/22(日) 《参加者》梅原、近藤 《日程》7/21 矢板5:15==一般道==12:10乗鞍バスターミナル13:00===13:50畳平13:53---14:59乗鞍山頂15:05--お花畑経由 --15:50畳平16:10===17:03バスターミナル===17:45沢渡(幕) 7/22 沢渡4:55==タクシー==帝国ホテル前---5:15田代橋5:19---7:27焼岳小屋---8:40焼岳9:05---9:40焼岳小屋9:48- --11:08田代橋===11:55沢渡12:30===15:05蕎麦屋15:45===19:02矢板(行動時間:5時間49分・・・〜田代橋、 全走行距離600km) 《概要》乗鞍・焼岳共に天候に恵まれた楽しい山行が出来ました。 《本文》 7/21・・・乗鞍岳 先週の三連休、台風の影響で山行が出来なかった為、悪い天気なりに山行を決定。車を西へと走らす内に、西、南は晴れ間 が出て青空が広がる。これを見て乗鞍に向かう事にする。 バスターミナルについたのは12時過ぎだったが、発車、降車時間を確認し、十分時間がある事から、13時のバスで畳平を目 指す。途中は陽射しも出て眩しい位だったが2700mの畳平ではガス・ガス。しかし、道ははっきりしているので花を見ながら ゆっくり歩く。いきなりイワカガミの群生・・・他で見るのとは桁違いに群生している。 肩の小屋から本当の登山道となる。ハクサンイチゲの群生ややキバナシャクナゲなどを見ながらゆっくり登る。汗もかかず、 かといって寒くもない状況で1時間余りで山頂に着く。展望はないが、3000m越えの山頂に立つのはやはり気分が良い。しかし、 時間もないので早々に下山とする。 下山は、肩の小屋までは脇目も振らず駆け下りる。時間的に余裕が出来たのでお花畑経由で下山する。ここで、ハクサンイ チゲの群生に会う。凄い、こんなに群生しているとは全く想像もしていなかった。この景色を堪能し予定よりも1本早いバス でターミナルまで戻る。明日は、焼岳に行く事とする。 7/22・・・焼岳 沢渡のバスの始発が5時の為、少し早めに駐車場に入り身支度をする。とタクシーの呼び込みが掛り、蝶に行く人と4人で沢 渡を出る。帝国ホテル前で降ろしてもらい、田代橋へ向かう。ここから穂高が良く見える。時折空の雲も切れ青空が覘く。最 初は林道を行き、緩やかな山道へと入って行く。昨日、刈り払いがされたばかりの様な登山道で歩き易い。 沢を2つ越えた頃から傾斜が増す。梯子場を越え、焼岳展望台を巻く様にその鞍部に出た所に焼岳小屋があった。ここから 10分で展望台。真正面にガスで見え隠れする焼岳の姿が見える。登山道は鞍部まで一旦下がる。この頃から、焼岳の後方に青 空が広がる。最後の急な登りに掛かる。ガレ場をゆっくりゆっくりと登る。8時40分、焼岳山頂到着。昨日登った乗鞍が雲の 上に浮かんでいる。ガスで見え隠れする穂高連峰が目の前にある。最高の山行となった。我々以外誰もいない山頂で静かな時 間を過ごす。 そして、『来て本当に良かった』という気持ちで一杯だった。
■井戸沢・沢登り 撮影:植木 写真は「山岳写真館B5」をご覧下さい。 《山行日》07/07/22(日) 《参加者》植木、西尾、野村(報告者 植木) 《日程》 07/22(日)三斗小屋宿8:20/8:45〜井戸沢遡行〜F1 9:05〜二俣10:05〜稜線11:00/11:20〜齋藤さん君島さんと合流12:00/13:05 〜大峠13:25〜三斗小屋宿14:40 《要約》天気はまあまあ、花は上々でした。 《本文》天気はまあまあというか上々なので野村さんと西尾さんとで井戸沢に出かける。車を走らせると那須山麓は霧の中で 運転は慎重に。それでも宿に近づくとガスは晴れうれしい予感。宿には10人以上のパーティーがいて準備をしていた(練馬ナ バー)。俺たちはいつものところで支度をして出発。 井戸沢は出合から水が出ている。前回と同様水は多いようだ。それでも沢は楽しい。やっぱり来てよかった。F1はシュリン ゲをつかんで恐る恐るフリーで登る。そこからもペースは上々で階段状滝下で大休止をする。野村さんはこの夏最後の沢泳ぎ。 ついでに俺も。キンモチイー!!やっぱり沢はこうでなくっちゃ!!二俣でも休まずにどんどんいく。シナノキンバイやカラ マツソウ、ウサギギクなどの花々がきれいに咲いているのを見るのはうれしい。もしかして稜線のニッコウキスゲは??と期 待が高まる。 稜線で小休止の後歩き出すと。。。ヤッパリでました、ニッコウキスゲ。ガスが湧いているものの結構いい感じで咲いてい ます。昨シーズンはほとんどダメだったので余計にきれいだと感じる。花を愛でながら下ると下から「常さんと君島さんの登 場」。キスゲのお花畑の真ん中で豪勢なお昼をご馳走になる。ごちそうさまでした。 そこからもキスゲは満開で大峠まで。そこで常さんと君島さんと別れて宿に向かう。天気と仲間と花に恵まれてよい1日で した。 ありがとうございました。 ■筑波山 《山行日》07/07/16(月) 《参加者》久我 《日程》自宅7:40--筑紫湖P8:55/9:10〜蜜柑園9:30〜展望岩11:15/11:30〜自然研究路〜男体山〜御幸が原12:05/12:40〜YH跡 13:04〜林道・薬王院コース分岐13:40〜薬王院14:15〜筑紫湖P14:30--自宅16:00 《要約》敬遠していた夏の筑波山。やっぱり暑かったけどいい汗爽快! 《本文》短めのコースを歩く予定だったが筑波山に近づくにつれ青空が!急きょコースを変更し筑紫湖へ向かう。秋から春に かけて何度も歩いたことがあるが、夏の緑濃い筑波山は初めて。「西の富士、東の筑波」と称されるとおり本当に美しい山容。 運転しながらうっとり・・・。 筑紫湖の駐車場は釣り客でにぎわっていた。準備をして林道を歩く。陽射しが強く、暑くなってきた。登山道に入り徐々に 高度をあげて行く。前日大雨が降った割にはぬかっていない。ふかふか落葉で歩きやすい。林の中を延々と歩く展望のないコ ースだが時折吹く風が心地よい。登山道脇の花は少ないもののトンボソウやシモツケの花、真っ赤なタマゴダケなどに出逢う 。台風の影響か所々倒木があった。あともう少しというところで急登が待ち受けており展望岩につくころには結構バテバテ・・・ 展望岩からは田園風景が広がり、空の青さと白い雲がなんとも美しい。遠くは霞んでいたものの東京のビル群までみえた。 少し休んで自然研究路から男体山山頂を経由して御幸が原へ。残念ながら日光那須方面は見えなかった。御幸が原ではたくさ んの人で賑わっていた。女体山へ向かう途中の木陰のベンチで軽く食事をとる。風がそよそよ、そしてうとうと・・・ 幸せ なひととき。 復路は自然研究路が一部立入り禁止になっており、YH跡まで下り、林道を歩くことにする。途中林道から薬王院コースの登 山道に入ると・・・ギャー蛇!!!蛇もびっくりしたようでスルスルと逃げていった。薬王院では紫陽花が色鮮やか。無事を 感謝し竹林の小道を歩いて筑紫湖へ戻った。 いい汗爽快なり♪ ■ミツモチ・岩場下見 《山行日》07/07/16(月) 《参加者》増渕、植木(報告者 植木) 《日程》 07/16(日)矢板8:00/8:20--大間々9:00/9:25〜ミツモチ岩場11:00/13:00〜大間々14:00/14:15--矢板15:00 《要約》5月に下見したミツモチの岩場に登りに行った。ヌルヌルだった。 《本文》この3連休に台風4号が直撃しどこにもいけないのもなんだから、増渕さん提案のミツモチの岩場に向かう。大間々は 涼しいくらいだ。やしおコースを歩きミツモチ山頂で小休止して岩場に向かう。 岩場に到着し増渕さんは「けっこういいんでない?」と満足そう。とりあえず下まで降りて岩場全体の下見をする。岩の上 に立ち、「俺たちが登れそうなのはここしかないね」とスラブ状の岩を登ることにする。上の木に支点をとりそこから懸垂し て登り返そうと思う。 俺が懸垂しだすと、「ヌルヌル」にびっくり。それに振られてしまって右のルンゼ状のブッシュにはまってしまった。あー あ。増渕さんに上の支点を左に移し変えてもらい登りだすと思った以上にヌルヌルだ。最後はお助けを出してもらいごぼうで 登る。「岩が乾いていれば快適なんだけど」。 次は増渕さん。やっぱり懸垂しだすと「ヌルヌル」にこれまたびっくり。でも何とか左気味に登ってきた。さすが。2人とも これで十分満足し大休止に移行、帰りは見晴らしコースをポコポコ歩きながら「来シーズンのスキーは何にする?」と話して 大間々に戻った。 ■富士山/高所順応トレーニング 《山行日》2007/7/7〜7/8 《参加者》稲葉ズ(報告者:稲江) 《日程》【6日】さくら発19:00⇒富士宮口五合目P【7日】富士宮五合目登山口11:00〜富士山頂15:20…お鉢巡り…頂上泊 【8日】頂上発6:00〜五合目登山口8:00着 《要約》3回目の高所トレーニング。梅雨の中休みで天気に恵まれた。 《本文》8月のヨーロッパ遠征に向けての高所トレーニングも、6月中旬より始めて今回で3回目。梅雨の真っ只中・・・と言 うこともあって天気は期待出来なかったが『雨でも風さえ強くなければ登ろう!!』と心が折れることなく富士宮登山口に向 かった。富士宮登山道は8合目以上の小屋は営業していないとの事だったが、それでも沢山の人が来ていた。7日、目覚めてみ ると予想通り雨だった。『早く着いても濡れるからのんびり出発しよう』と車でのんびりして出発時間を遅らせた。この判断 が良かったのか、出発する頃には雨が弱まり、8合目を過ぎたあたりから太陽が顔を出した。9合目付近ではすっかり晴れてお り別世界。下界は雨が降っているようだが、雲の上に出たら良い天気。山頂に到着し濡れることなく快適にテントをはれた。 時間があったのでお鉢巡りをした。3回目の高所トレという事もあって、体は大分慣れているようだ。お鉢巡りの途中で雲海に 沈む夕日を見る事が出来た。富士山は御来光が有名だが、夕日も素晴らしいと思った。夜は風が無く、本当に静かな夜だった。 次の日の朝、沢山の登山客が御来光目宛で登ってきていた。天気は良く御来光を見る事が出来た。今回の天気は当たりだった なぁ〜。 あまりにも人が沢山登ってきているので、さっさとテントを撤収して下山することにする。8合目までは雪渓を下る。登山客が 多すぎて落石が何度もおきていた。落石に注意しながら、さっさと下る。雪渓を下ったので2時間で下る事が出来た。駐車場も 沢山の人。すっかり夏山、富士登山の季節
山行報告 ■富士山/高所順応トレーニング 平成19年7月10日受付
■富士山/高所順応トレーニング 《山行日》2007/7/7〜7/8 《参加者》稲葉ズ(報告者:稲江) 《日程》【6日】さくら発19:00⇒富士宮口五合目P 【7日】富士宮五合目登山口11:00〜富士山頂15:20…お鉢巡り…頂上泊 【8日】頂上発6:00〜五合目登山口8:00着 《要約》3回目の高所トレーニング。梅雨の中休みで天気に恵まれた。 《本文》8月のヨーロッパ遠征に向けての高所トレーニングも、6月中旬より始めて今回で3回目。梅雨の真っ只中・・・と言う こともあって天気は期待出来なかったが『雨でも風さえ強くなければ登ろう!!』と心が折れることなく富士宮登山口に向か った。富士宮登山道は8合目以上の小屋は営業していないとの事だったが、それでも沢山の人が来ていた。7日、目覚めてみ ると予想通り雨だった。『早く着いても濡れるからのんびり出発しよう』と車でのんびりして出発時間を遅らせた。この判 断が良かったのか、出発する頃には雨が弱まり、8合目を過ぎたあたりから太陽が顔を出した。9合目付近ではすっかり晴れ ており別世界。下界は雨が降っているようだが、雲の上に出たら良い天気。山頂に到着し濡れることなく快適にテントをは れた。時間があったのでお鉢巡りをした。3回目の高所トレという事もあって、体は大分慣れているようだ。お鉢巡りの途 中で雲海に沈む夕日を見る事が出来た。富士山は御来光が有名だが、夕日も素晴らしいと思った。夜は風が無く、本当に静 かな夜だった。次の日の朝、沢山の登山客が御来光目宛で登ってきていた。天気は良く御来光を見る事が出来た。今回の天 気は当たりだったなぁ〜。 あまりにも人が沢山登ってきているので、さっさとテントを撤収して下山することにする。8合目までは雪渓を下る。登山 客が多すぎて落石が何度もおきていた。落石に注意しながら、さっさと下る。雪渓を下ったので2時間で下る事が出来た。 駐車場も沢山の人。すっかり夏山、富士登山の季節なんだなぁ〜と感じた。今回も充実した良いトレーニングが出来たので 良かった
平成19年7月11日(水) 7月度 第1回例会例会報告 >7/15掲載
■平標山・登山教室 《山行日》07/7/8(日) 《参加者》池田、久保、梅原、近藤、君島、野中、宮内、山岸、登山教室参加者26名 《日程》市役所4:10--==--平標登山口7:43/8:12〜平元新道登山口9:20/9:25〜平標山の家10:46/10:57〜平標山頂11:58/12:40 〜松手山13:48〜平標登山口15:16/15:45--==--市役所20:15 《概要》天気に恵まれて、花も沢山咲いていて、充実した登山教室になりました。 《本文》朝4時過ぎに市役所を出発。予定時間よりも早く登山口に着いた為、余裕が出来ました。準備運動をした後、岩魚沢 林道から平元新道を登ります。今日の標高差は約1000m。初めての方も参加されていたので、林道も休みを挟みゆっくり行き ます。後から珍しく『林道ぐらい速く行け!』の声が掛かるも、今日はゆっくり登ると決めペースを作ります。平元登山口で 一息入れ、更にギアをLowへチェンジ。汗もほとんど出ず顔を撫でる微風が心地良く感じます。天気も快晴で期待が膨らみま す。しかし、稜線に出るといきなりガス・ガス・ガス。真新しい山の家で少し長めに休憩を取り、山頂を目指します。そこへ 花々が歓迎のお出迎え・・・。ここまでかなり体力を使って来たものの、花々に励まされ、後一踏ん張りです。12時前、平標 山頂に到着。生憎ガスが出て仙ノ倉方面の眺望は得られません。ここでゆっくりお昼とします。下山は松手山コース・・・。 急坂もあり、参加者の疲労も見え隠れします。下りの辛さも回りの花々に励まされ、多少時間は掛かった物の、全員無事ゴー ル!登山教室としては標高差のあるコースでしたが、さすがは花の平標・・・。疲れた様子の中にも、それ以上の満足感を感 じた登山教室でした。参加された皆様、またサポートされた会員の皆様、お疲れ様でした!
■安達太良東面 湯川・沢登り 写真は「山岳写真館B4」をご覧下さい。 《山行日》07/07/08 (日) 《参加者》稲葉昌弘、植木(報告 植木) 《日程》矢板6:20--塩沢温泉9:00/9:20〜遡行開始9:40〜三階滝10:50〜二俣11:30〜左俣偵察ゴルジュ滝11:40〜二俣11:50/ 12:10〜霧降の滝12:35/12:50〜僧悟台13:10/13:20〜塩沢温泉14:30/14:50--矢板17:20 《要約》梅雨の晴れ間、安達太良の湯川は思った以上に楽しめた。 《本文》風邪引き復帰の稲葉昌弘さんと出かける。天気の回復が遅いのに合わせて結局二本松まで下道で行く。本宮の松屋で 朝食。塩沢スキー場駐車場にて準備をして、早速沢に降りるが暗いので登山道に戻る。橋のところから沢に入っても暗いのが 続く。へつりが楽しい。明るい場所で小休止、このまま終わってしまうのかと思ったところ三階滝!!デカイ!ここは巻き道 がしっかりしており安心。登山道からの観瀑コースがきている感じ。その上はナメと滝の連続で飽きることがない。二俣にき れいな八幡滝がかかる。お休み前に左俣を下見する。ゴルジュの中に直瀑があることを確認して二俣に戻りスダレ状の八幡滝 を眺めながらの大休止。やっと右俣に入り歩き出すとその上はナメナメナメ。信じ切れないぐらいにきれいなナメである。最 後の直瀑から登山道を歩き塩沢スキー場に戻る。
■甲子山・南沢 写真は「山岳写真館B3」をご覧下さい。 《山行日》07/07/07(土) 《参加者》植木孝・齋藤常栄(報告齋藤常栄) 《目的》沢登り ? 《行程》矢板発6:20--入渓地点8:00〜F18:30〜縦走路12:30(時間はおおよそ) 南沢は数年前、植木さん等と登り、甲子山頂で縦走中の女性2人パーティと意気投合し一緒に下山しました。「もう一度、 あの人とめぐり逢いたい。」と思い出かけました。「七夕でもありますし」。 入渓地点には川遊びのパーティが来ていて、そのなかの1人はいい装備だ。 南沢は、先々週の井戸沢と違い、暗いイメージ。F1は難なく越せるが、F2、F3はザイルを出し、植木さんにトップでい ってもらう。F3のトラバースがうまく越せない。一歩登ったが、身体がぐらっと来そうになったので一歩下がる。植木さん に「ダメだ」と言う。再度挑戦、スタンスの位置を少し上げたらホールドもあり、どうにか越すことが出来た。他は水しぶき のなかの直登、ブッシュを頼りにした高巻、最後は30mの大滝と変化に富んだ南沢を登ることができ、12時30分縦走路に着く。 植木さんありがとね。 運動靴に履き替え急ぎ甲子山頂へ、即乾杯。狭い山頂は4パーティで大賑わい。南沢から山頂へ直登して来た2人パーティが 現れる。ヘルメットが真新しい、ハーネスもいい。他のパーティがすごい、すごいの連発。我々には冷たい視線が感じられる。 数年前の、「もう一度、あの人とめぐり逢いたい。」という願いはかないませんでした。15時頃入渓地点に下山し矢板に帰る。 後日、写真提供は植木さん。「スーツ着た僕のしゃしん、しゃしんをみてくれ〜」(木綿のハンカチーフ)より ■沼原から南月山 《山行日》07/07/01(日) 《参加者》野中姉妹、小林 《行程》駐車場7:37〜沼原8:09〜姥が平9:53/9:15〜牛首10:43〜日の出平10:59〜南月山11:25/12:00〜白笹山12:35〜駐車場13:53 野中姉妹から登山教室のトレーニングに行きたいと誘われたので、沼原のニッコウキスゲを見たいので南月山に登ることにし た。沼原は花の時期なので沢山の車が止まっていた。ニッコウキスゲは丁度!見頃なのでカメラマンが大勢いた。コバイケソ ウ、トキソウ、ニッコウキスゲが咲き、沼にはオタマジャクシがうようよ泳いでいた。一回りしたので、サァ!これから登山 開始だ!と思ったら?帰り道が解らない観光客がいて案内する。なだらかな登山道は三斗小屋温泉に行く道で最初は歩きやす い? 日出平分岐を過ぎると、今日 一番の登り。俺ならこうゆう風に登山道を作ると考えながら登る。ロープが下がってい るが邪魔なだけである。鈴音が聞こえてきて昨夜泊まった登山者が下ってきた。「露天風呂、最高でしたよ!」 ウァ!入りたい・・・・・姥が平でハクサンシャクナゲが一輪咲いていた。ひょうたん池に映った茶臼岳は何時見ても素晴ら しい!一本立ててから登りにかかる。一歩一歩頑張って牛首に到着、誰も居ない静かな日もあるもんだ。ミネザクラも終わっ て見る花も少ない、途中で姫イワカガミが有ったよとルンルンさんの元気な声。ザレの道を登って南月山についた、すこし早 いけどここでお昼にしよう。早速ルンルンさんお手製の「タケノコ入りのスープ」が出来上がった、美味しい。白笹山への道 は笹刈りがしていない、そして途中 大木だが二本 根こそぎ倒れていた。ごぼう根が出来ていないから強風には弱いのだろ う。展望のない山頂を過ぎると、笹刈りがおざなりだけどしてあった。一箇所 文句の言いたいところがあった。転んだら大 怪我の元 是非 てがけてほしいです。駐車場に戻ってきたら満車状態でした。トレーニングの成果を期待しましょう。 ■太郎山・日光清掃登山・ボッカ訓練 《山行日》07/07/01(日) 《参加者》梅原・近藤・津久井・岸(報告 岸) 《日程》ビジターセンター受付7:00〜新薙登山口7:55〜お花畑〜太郎山往復(行動時間 登り2時間・下り1時間) 《概要》待ち合わせ場所の日光消防署駐車場では小雨が降り、山の方はガスで真っ白。お天気を気にしながらもいろは坂を登 りきった頃には陽が射し、山が近づいてくると気持ちが逸る。梅原さんと近藤さんは『体慣らし』と称してボッカ訓練とか。 私はこのお二人との山行だけでかなりプレッシャーなので、荷物は普段より少しだけ重くしただけに止めた。(もちろん目的 は清掃登山です?!) 気持ち良く歩き始め急な登り終わると目の前には男体山・大真名子山・小真名子山、足元に目を移すと中禅寺湖を見ること ができ絶景。崩れ落ちているような所をトラバースする時には落石に気を遣ったが、火口のお花畑にでると花は少ないが広々 としていて癒された。その後一息で頂上に着いた。当初は小太郎山まで行く予定だったが、急にガスが出始め展望が期待でき ないと判断し予定変更。軽く昼食をとり下山することにした。案の上、近藤さんはあっという間に姿が消え、梅原さんもリズ ミカルに飛んで行ってしまった。私も『ゆっくり速く』汗だくで下った。 今回の山行はトップを歩くペースの練習やルートの捜し方等いろいろ教えて頂きました。なので行動時間が短いわりにはと ても充実感があったのと同時にかなり体力も使った気がします。密度の濃い山行になりました。梅原さんいろいろ教えてくだ さりありがとうございました。近藤さんワンポイントアドバイスの数々をありがとうございました。 ■栗子山・沢登り 《山行日》07/06/30(土)〜7/1(日) 《参加者》吉野、植木(報告者 植木) 《日程》 6/30(土)矢板6:20--那須塩原I.C.==福島西I.C.--吉野宅--東栗子トンネル9:10/9:30〜沢の橋11:00〜滑谷沢下降〜二俣 13:05/14:00〜右俣左俣の二俣下15:55(泊) 7/1(日)二俣下4:50/7:30〜裏見の滝二俣8:25〜栗子山11:00/11:30〜裏見の滝二俣13:15/14:05〜林道15:00〜東栗子トン ネル16:55--福島飯坂I.C.==西那須野塩原I.C.--矢板19:40 《要約》梅雨の晴れ間に滑谷沢のナメを楽しみ栗子山の藪をこいだ。 《本文》・6/30(土)前々から暖めていた「滑谷沢」に行けることになった。前日、北陸東北地方には大量の雨が降り山都で は通行止めがあるほどだったそうで、入山口の林道もすごいことになっていた。 それでもそそくさと出発し、かつての「万世大路」を進むと二つ小屋トンネルが現れる。思った以上に大きく立派だ。トン ネルに入ると風が冷たくおどろおどろしい雰囲気だ。向こう側に出るとまぶしさとエゾハルゼミの大音量にクラクラした。そ こから程なく沢にぶつかり下降を始めた。 河原いっぱいに広がる穏やかな流れだ。踏み跡がとてもしっかりしている。それだけ釣り人が多いのだろうか。残念ながら 魚影はない。前日までの雨で水量がとても多い。二俣まで3〜4箇所に滝がかかりとてもきれいだ。途中2人の釣り人とすれ違う。 ポコポコ歩いて二俣に着き大休止とした。 右俣に入ると渓相は一転、ナメと釜が現れだした。水量が多く迫力がある。もう結構歩き疲れてきたので右岸の台地に幕と した。結局そこは二俣直下の場所だった。 ・7/1(日)足先と肩口が寒く夜中に眼が覚めた。上流からの冷たい空気のせいだった。焚き火はもう消えてしまっている。 5時前に吉野さんが起きだし焚き火を起こしてくれた。早速薪集めに行き焚き火も本格的に。 左俣を進む。程なく裏見の滝を越え地形図を確認すると栗子山に行くにはさっきの右からの沢に入ることがわかりそっちに 行くと・・・どどーんと素敵なナメが広がっていたっ!そこをひたひたと歩きたいが水量が多かった。栗子山に登るルートを 右に、下りを左とする(これが大正解)。右は小滝とナメの連続、ナメが終わると滝そして巻き。ここを下るには時間がかか るわなぁ。左を下る予定だが大丈夫なのだろうかとの不安が高まりながら高度を稼ぐ。詰めは間違わずに栗子山に出た。しか しやぶやぶで三角点はわからなかった。先々週の城郭朝日岳と同じで2日目が大変だ。 今度は下降。地形図と磁石で下る方向を数回確認する。藪の中を歩っている間に進行方向が90度ずれていたのに驚く。勾配 が急になりこの先は滝かも?と思うがそれほどでもない。そうめんをゆでたいがこの先に滝があったらと思うと不安なのでど んどん下る。するとポコッと二俣に出る。「滝がなくてよかった〜!」安心してナメを下り裏見の滝上で大休止にした。ここ で安心して乾杯。 重い腰を上げ帰ることにする。少し歩くとナメが広がり気持ちいい。踏み跡をポコポコ歩き、林道に出る。もう足が重くな ってきた。長い林道を歩き車に戻った。先々週ほどではないが長い行程だった。 ■流石山 《山行日》07/06/27 《参加者》 小林(単独) 《コース》駐車場8:17〜大峠9:07〜流石山10:29〜大峠11:21、12:18〜駐車場12:59 井戸沢の報告を聞いて、花が咲き出したというので出かけることにした。駐車場には車2台、奥の方に3台あった。鏡沼の分岐 をすぎて会津中街道の一里塚の写真を撮る。途中から新道を行くが以外と歩きづらい。大峠について周りを見渡すと、山頂は ガスで覆われているが天気の心配はなさそう。先行パーティが急斜面を登っているのが見える。登りはユックリユックリ!花 はウサギギク、コケモモ、イワカガミ、ウラジロヨウラク、ウスユキソウ、ニッコウキスゲ(一輪)ハクサンチドリ、コバイ ケソウ、アカモノ、ミヤマカラマツソウ、シナノキンバイなど。遠くの展望は効かず仕方なく、山頂で一息入れてから下りに かかる。三々五々登ってくる人がいる。登山道は綺麗に刈られているので歩きやすい。これは7月の山開きの準備なのだろう か?後 10日も過ぎるとニッコウキスゲの黄色の絨毯が期待できそう?大峠上のお花畑で1人 早めのランチタイム。暑くもな く寒くもなく、絶好の登山日和となった。戊辰戦争の塹壕跡を写真に収めてから下山開始。笹は多いが旧道を歩いて車にもど る。 ■足尾山系・庚申山 《山行日》07/6/17(日) 《参加者》梅原、岸*2、野中、君島、久保*2、久我 《日程》事務所6:10--銀山平8:13〜一の鳥居9:17/9:30〜庚申山荘10:44/11:05〜庚申山頂12:24/14:00〜庚申山荘14:53/15:03 〜一の鳥居15:53/16:09〜かじか荘17:03 《概要》今日は庚申山Grと袈裟丸Grとが一緒になってコウシンソウを見に庚申山に行ってきました。天気良し、花良し、○○ 良しと最高の山行でした。 《本文》朝6時、庚申Grと袈裟丸Grの各4人で協議・・・折角だから一緒の所に行こうと言う事になり、多数決?で庚申山に8人 全員行く事になりました。と言う事で出発〜〜。梅雨が嘘の様な晴れの天気・・・かじか荘から歩き始めます。それにしても 長い事、長い事一時間掛かって一の鳥居に到着。ここから先は新緑の中をゆっくり登ります。庚申山荘でクリンソウに出会い、 この後も、ハクサンコザクラやヤシオツツジなど花々を楽しみながら急登を行きます。頂上近くの岩場では待望のコウシンソ ウとご対面・・・。まだうつむき加減でしたがもう少したつと反り返ってくるとの事・・・。コウシンソウの撮影会が終わっ た後は山頂でいつものまったりとした時間を過ごします。ここでもハクサンシャクナゲが可愛い姿を見せてくれて大満足の山 行でした。
山行報告 平成19年7月2日受付
■栗子山・沢登り 写真は「山岳写真館B2」をご覧下さい。 《山行日》07/06/30(土)〜7/1(日) 《参加者》吉野、植木(報告者 植木) 《日程》 6/30(土)矢板6:20--那須塩原I.C.==福島西I.C.--吉野宅--東栗子トンネル9:10/9:30〜沢の橋11:00〜滑谷沢下降〜二俣 13:05/14:00〜右俣左俣の二俣下15:55(泊) 7/1(日) 二俣下4:50/7:30〜裏見の滝二俣8:25〜栗子山11:00/11:30〜裏見の滝二俣13:15/14:05〜林道15:00〜東栗子ト ンネル16:55--福島飯坂I.C.==西那須野塩原I.C.--矢板19:40 《要約》梅雨の晴れ間に滑谷沢のナメを楽しみ栗子山の藪をこいだ。 《本文》・6/30(土)前々から暖めていた「滑谷沢」に行けることになった。前日、北陸東北地方には大量の雨が降り山 都では通行止めがあるほどだったそうで、入山口の林道もすごいことになっていた。 それでもそそくさと出発し、かつての「万世大路」を進むと二つ小屋トンネルが現れる。思った以上に大きく立派だ。 トンネルに入ると風が冷たくおどろおどろしい雰囲気だ。向こう側に出るとまぶしさとエゾハルゼミの大音量にクラクラ した。そこから程なく沢にぶつかり下降を始めた。 河原いっぱいに広がる穏やかな流れだ。踏み跡がとてもしっかりしている。それだけ釣り人が多いのだろうか。残念な がら魚影はない。前日までの雨で水量がとても多い。二俣まで3〜4箇所に滝がかかりとてもきれいだ。途中2人の釣り人と すれ違う。ポコポコ歩いて二俣に着き大休止とした。 右俣に入ると渓相は一転、ナメと釜が現れだした。水量が多く迫力がある。もう結構歩き疲れてきたので右岸の台地に 幕とした。結局そこは二俣直下の場所だった。 ・7/1(日)足先と肩口が寒く夜中に眼が覚めた。上流からの冷たい空気のせいだった。焚き火はもう消えてしまっている。 5時前に吉野さんが起きだし焚き火を起こしてくれた。早速薪集めに行き焚き火も本格的に。 左俣を進む。程なく裏見の滝を越え地形図を確認すると栗子山に行くにはさっきの右からの沢に入ることがわかりそっ ちに行くと・・・どどーんと素敵なナメが広がっていたっ!そこをひたひたと歩きたいが水量が多かった。栗子山に登る ルートを右に、下りを左とする(これが大正解)。右は小滝とナメの連続、ナメが終わると滝そして巻き。ここを下るに は時間がかかるわなぁ。左を下る予定だが大丈夫なのだろうかとの不安が高まりながら高度を稼ぐ。詰めは間違わずに栗 子山に出た。しかしやぶやぶで三角点はわからなかった。先々週の城郭朝日岳と同じで2日目が大変だ。 今度は下降。地形図と磁石で下る方向を数回確認する。藪の中を歩っている間に進行方向が90度ずれていたのに驚く。 勾配が急になりこの先は滝かも?と思うがそれほどでもない。そうめんをゆでたいがこの先に滝があったらと思うと不安 なのでどんどん下る。するとポコッと二俣に出る。「滝がなくてよかった〜!」安心してナメを下り裏見の滝上で大休止 にした。ここで安心して乾杯。 重い腰を上げ帰ることにする。少し歩くとナメが広がり気持ちいい。踏み跡をポコポコ歩き、林道に出る。もう足が重 くなってきた。長い林道を歩き車に戻った。先々週ほどではないが長い行程だった。
■■山行報告 07年6月27日■■ ■井戸沢・沢登り 《山行日》 07/06/24(日) 《参加者》 吉野、斎藤常、梅原、溜口、増渕、君島、平石、植木、鍵山(ホンダ)、石田(鹿島)(報告者 植木) 《日程》6/24(日)三斗小屋宿8:00/8:15〜井戸沢出合8:20〜F1 8:50〜二俣10:10/10:35〜稜線11:30〜流石山11:50/12:50〜 大峠13:30〜三斗小屋宿15:35 《要約》今年の井戸沢始め。多くの参加者で楽しく登った。梅雨の晴れ間、気持ちよい風に吹かれた。 《本文》今年初の井戸沢、参加者は合計10名。三斗小屋宿の奥でしっかり準備をして歩き出す。井戸沢は水が流れていた。 水量が多いということだ。初めの2m滝をいつものように右から越える。ちょっとぬれて楽しい。F1に到着。先行パーティー が取り付いていた。我々はさっさと巻く。 そこから上は楽しく美しい沢登りを満喫。雪は全く残っていない。平謙さん感激の様子。でも水は冷たい。コケのナメ滝 を登ろうとしたら足ダムによるものだった。足ダム決壊後左に退散。階段状も足ダム。いきなりのシャワークライミング。 背中が冷たいが楽しい。二俣で小休止。後に2人パーティーが見える。 そこからも気持ちよく登る。停滞前線が南に下がり涼しく乾いた空気がここちよい。いつものように藪こぎなく稜線に出 る。流石山に到着すると先着はさっさと始めている。もうベタ踏み状態だ。今年の斎藤さんはギョーザではなく、味噌汁。 すばらしい。せっかくなのでそこにうどんを投入。すばらしすぎるっ!そしたら次は新品の網を使っての餅とホッケ。これ またすばらしい! 大きく休んだあと結構なペースで大峠へ下る。三斗小屋宿への道は昨年以上に笹がかぶさってきてつらい。残念。今年も 気持ちよく井戸沢初めができ、とてもうれしい。戻ってくるとちょうど雨が降り出した。 ■男体山 《山行日》07/06/24(日) 《参加者》野中(単独) 《行程》自宅5:00--二荒山神社6:30/6:05〜三合目7:20/7:05〜五合目7:40〜七合目8:30〜男体山頂上9:40/10:05〜志津小屋 11:18/11:55〜三本松13:20/13:25〜竜頭滝14:00/14:05〜二荒山神社15:10--自宅17:05 《要約》2年越しの計画、とりあえず、念願の完歩です! 《本文》昨年は早起き出来ず断念した2年越しの計画です。梅雨の晴れ間を狙って再挑戦しました。気合を入れて4時に起床、 いなり寿司を作って、予定通りに自宅を出発し、一路奥日光を目指します。道路はガラガラ、あっと言う間にいろは坂を登 りきり、二荒山神社に到着しました。ここで登拝料500円を支払い御守りを頂き、いよいよ出発です。 最初から急登なので亀のようにゆっくりゆっくり登ります。三合目で朝食にし、エネルギーを補給して再び歩き出します。 途中にはシロヤシオの木がたくさんあり、名残の花が励ましてくれます。八合目を過ぎるとガレ場になり、亀さん歩行の面 目躍如で、先行していた登山者達をどんどん追い抜いていきます。3時間足らずで男体山頂上に到着しました。さすがは百 名山、東京からの団体ツアーもいるようで、頂上は大賑わいです。眺望を楽しんだ後、早々に下山にかかりました。 一気に志津小屋まで降りましたが、頂上付近にはミネザクラが咲いており、登山道脇には濃いピンクのコイワカガミと白 いミツバオウレンが競い合うように盛りを迎えていました。男体山の花は期待していなかったのに、充分楽しめました。 志津小屋でゆっくり昼食を取り、あとは志津林道をひたすら下ります。さすがに歩いている人は見かけません。戦場ヶ原 付近のたくさんの観光客を横目にどんどん歩きます。竜頭滝で雨になり、傘をさして中禅寺湖周遊歩道を歩き、予定より一 時間半早く二荒山神社に戻ってきました。登り3時間、下り1時間10分、林道3時間の長〜い一日でした。 ■高原山・ハイキング 《山行日》07/06/19(火) 《参加者》稲葉(昌) 《日程》釈迦ヶ岳開拓・西平岳登山口(駐車)10:00〜西平岳11:40〜中岳12:10〜釈迦ヶ岳12:40〜前山13:30〜釈迦ヶ岳林道 14:00〜西平岳登山口14:20 《要約》梅雨とは思えない快晴の中、静かな山行であった。 《本文》昨日は帰宅が遅かったので、近場に行こうと思った。釈迦ヶ岳開拓からの周遊コースは初めてだが、いいコースと 思う。花の時季や紅葉の時季も良さそうだ。 ■流石山 《山行日》07/06/17 《参加者》溜口一之 《日程》林道終点9:50/10:00〜流石山12:00/13:00〜林道終点13:50 《要約》快晴の中、静かな山行であった。 《本文》予定していた用事がなくなり、どうしようかと思っていたが、天気が良さそうなので、尾根歩きの流石山に行くこ とにした。田島を過ぎ、山にはいると、山菜を求める人たちが、あちこちに車を止めていた。林道終点近くまで車をい入れ、 すぐ歩き出した。さすがに何もない時期なので登山者は少ない。ずっと、ポコポコ歩き、茶臼が綺麗、緑の中に、岩と煙。 飯豊には、まだ雪がタップリついている。日光の山も、青く目に入る。花は少なめ。7月15日が山開きの予定です。そのころ は、キスゲがいいでしょうね。 ■恵羅窪山・城郭朝日岳 沢登り 《山行日》07/06/16(土)〜6/17(日) 《参加者》○吉野、植木、平石、稲葉昌弘(報告 植木) 《日程》06/16(土)晴れ 矢板岳友会本部7:00/7:20--黒谷--黒谷川広河原沢出合10:10/10:45〜広河原沢遡行〜大休止13:20/14:30/15:20〜下降〜 広河原沢出合17:00/17:30--小幽沢出合17:50(泊) 6/17(日)晴れ 小幽沢出合5:00/7:00--城郭沢出合7:15/7:40〜二俣9:20〜8m滝9:40/10:00〜沢形終わり12:00〜城郭朝日岳13:00/13:20〜 沢形終わり14:00〜二俣16:35/17:15〜城郭沢出合18:00--矢板岳友会本部 《要約》平謙さんの沢デビュー。沢と山菜の2本立て。城郭朝日岳は遠かった。 《本文》06/16(土) 晴れ梅雨に入って1週間。土日は天気が回復しそうなので沢に泊で行くことにする。昨年お世話になった恵羅窪沢に、吉野 さんと平謙さんを連れて行く。沢デビューの平謙さんはチョット興奮気味。適当なところでそうめんを食する。んまい!チョ ット上流まで様子を見てきて下ることにする。充実した1日だった。小幽沢出合の天場は水が低くロープでくみ上げた。焚き 火が楽しい。日が沈むと寒くテントに入ったが、すぐに爆睡。夜は寒かった。 6/17(日) 寒くて眼が覚めた。せっかくなので焚き火を起こすが小さいのでテントに戻りぬくぬくする。すると稲葉昌弘さん登場。 城郭沢出合に移動する。準備をし踏跡を行く。本流が歩きやすいと流れを歩き出すとスノーブリッジが。何とか越えると突 破不可能なゴルジュとスノーブロック。戻って昔の林道らしきものに上がり進む。下の本流を見るとすんごいスノーブリッジ。 不可能。この道があってよかった。二俣までの林道跡にも危ういスノーブリッジが架かっているほど今年の雪は多いのだった。 二俣から左に入ると少ししてとても高い堰堤。ごぼうで左を巻き二俣を右で8m滝。取り付こうとしたが無理で戻って高巻く。 そこからは小滝がきれいで二俣。右の平凡な流れをどんどん行き右に曲がると傾斜が緩み沢形がなくなる。ここからのやぶ 漕ぎがすごかった。早めに左の稜線に取り付いたのがいけない。稜線はツルとツゲなど手ごわかった。それでも三角点にた どり着き、雪が残る飯豊や窓明・丸山・朝日岳方面の眺望を藪を通して眺める。休憩も早々に下ることにする。左の沢に入 らないように右右で進み、先ほどの沢形に出る。二俣で大休止をして車に戻る。なんだかとても遠い城郭朝日岳だった。 ■高山から千手が浜 《山行日》07/06/12 《参加者》小林 《コース》竜頭の滝7:35〜登山口7:47〜高山山頂9:00/9:15〜分岐9:33〜熊窪9:59〜千手が浜10:13〜クリンソウ群生地 10:21/10:41〜竜頭の滝12:05 《要約》クリンソウとシロヤシオツツジ 《本文》自宅を6時発して一路 竜頭の滝を目指す。遅い車を追い越していろは坂を上りきる。ひんやりとした朝の空気は、 さすが日光。駐車場に到着、出発の用意をしている先着の車は2台。竜頭の滝の両岸には忘れ残りのトウゴクミツバツツジ とシロヤシオツツジが咲いていた、ヤマツツジは今が盛り!日陰の登山道は涼しくて気持がいい!ズミの花が咲いている、 蕾は赤いが花は真っ白となる。稜線に出ると中禅寺湖から心地よい冷風がきて、汗ばんだ肌を冷やしてくれる。最近、登山 者が多いのだろうか?かなり道は荒れている。期待したシャクナゲはとうに終わり、花びらが地面に落ちていた。高山山頂 には一組の登山者が休んでいた。周辺はシロヤシオツツジが満開である。写真を2〜3枚撮って直ぐ下り道にかかる。トウゴ クミツバツツジは終わりに近い。この下り道は以外と歩きづらいので慎重に歩を進める。戦場ヶ原の分岐まで来れば道もよ くなる。エゾハルゼミが一段と賑やかである。ひたすら下ると足元に小さな「クワガタソウ」が咲いている。熊窪まで来る とハイカーが何人も休んでいる、皆クリンソウが目当てなのか?千手が浜は観光客で凄い人出。登山靴が恥ずかしいくらい である。クリンソウの群生地入口には、「熊は居ませんので鈴は外してください」の張り紙がある。接待の無料サービス コーヒーもある。花は満開に近いが年々数を減らしているように見受けられる。鹿の被害なのか? 大型の三脚持参のカメ ラマンが多くて、場所取りをしていて邪魔そのもの。ひと回り楽しんだので湖岸に出て休憩する。でっかい山容の男体山山 頂は雲の中!涼しさを通り越して寒くなってきた。化粧柳の綿毛が風に舞ってまるで吹雪のようである。帰りは中禅寺湖北 岸をワンピッチで竜頭の滝に戻る。 ■富士山/高度順応トレーニング 《山行日》2007/06/09 《参加者》稲葉ズ、(遠峰山岳会より 藤井、中舘、黄、山際、平野)合計7名(報告者:稲江) 《日程》富士宮口〜7合目付近〜雷が鳴り下山開始〜富士宮口 《要約》高度順応トレーニングの為、富士山へ。 《本文》最近荒れた天気が多く、大気の状態が不安定。天気が心配だったが、とりあえず行ける所まで行ってみよう…との 事で出発。驚くことに6合目から雪で6月とは思えないような天気。普通に冬山登山をしているような感じ。雪には負けず登 り続けたが、7合目付近で雷が鳴った。この時点で引き返すことにした。標高を下げていくと雪が小降りになり、5合目付近 では雪は全く降っていなかった。ちょっと標高が変わるだけで、こんなに天気が違うのか!?と思うような天気でした。さす が恐るべし富士山といった感じでした。 ■松木沢/ウメコバ沢中央岩峰 《山行日》2007/05/26〜2007/05/27 《参加者》稲葉ズ、櫻井(遠峰山岳会)(報告者:稲江) 《日程》【26日】銅公園P発(10:00)〜堰堤CS(12:00)…ジャンダルム中央壁直上ルート3P…マングース〜CS(19:30) 【27日】CS発6:30〜ウメコバ沢出合7:30…大凹角ル−ト登攀開始8:30…登攀終了(12:00)〜ウメコバ沢出合(14:30)〜 CS(15:30)〜銅公園P着(16:30) 《要約》ずっと目標にしていた大凹角を登ってきました。予想より浮石も見られず、核心の2・3Pはカッチリした凹角・カン テが続き素晴らしかった。 《本文》【26日】前日の雨で岩が濡れていると予想して、早朝からの出発を取りやめてゆっくり自宅を出発した。今日は ジャンダルム、中央壁直上ルートの掃除と2P目の終了点作成にボルトを打つ予定。銅公園に着くと大型バスが何台もゲート をくぐっている。イベントがあるようだ。風が強く岩は早く乾いてくれそうと期待しながら、林道を進む。すっかり太陽は 真上から照り付けているが、5月の爽やかな陽気。清清しい。林道終点を過ぎていつものテン場に到着。2人用テントを設営 してジャンダルムに向かう。ガレ場帯直下の終了点から確保を取りRCCを一本打った。2本打ち込む予定だったが、1本打ち 終わったところで疲れたので2本目は次回に持ち越す。右壁エリアに移り、いつものお約束の左上ルートとマングースを登っ て帰る。明日に備えて早く就寝。 【27日】5:00に起床しコーヒーを飲みながら桜井さんを待つ。今日も快晴だ。ずっと目標にしてきた大凹角ルートに向かっ た。稲龍オールリード、櫻井、稲江はオールセカンドで登る。 ・1P(W+ 25m)「JMCC右ル−ト」を見送って藪の中に入ったところが取付き。下から見る傾斜はそれほど感じないが段 々の乗っ越しにパワーがいる。ステミングが楽しい。全体的に残置が少なくすっきりしている。 ・2P(X- 20m)出だしに凹角らしきものは見えず、ルート取りに迷う。検討した結果、ハーケンのある右壁を登る事にして トラバースをかけるが結構悪い。ムーヴをかなり考えた。思ったより傾斜がキツク剥がされそうになる。ランナアウトしたが、 稲龍が落ち着いてリードして私達も後に続く。 ・3P(X+ 45m)出だしから細かいフェース。頭上のリングまで結構遠い。途中ハーケンがあったがハンマーで確認したら音 も無くもげた。非常に支点が取りづらい。NP本ちゃんの難しいところである。ステミングを上手く利用して登る。正味10m のフェースだがここが核心。稲龍が核心を越えたところで振り返りガッツポーズをした。よほど『しびれた』らしい。そこ でピッチが終わるのかと思ったら、そこからも手強いピッチが続く。凹角が狭くなり、右はフェース、左はカンテを使って 登る。残置ハーケンが多く目に付くがどれも古いのでナッツを使用して登る。ザイルがかなり伸びてしまい、稲龍に合図し たが終了点につかえそうな場所がなかなか見つからないようだ。ザイルをいっぱいに伸ばして、クラックにフレンズ×3でビ レイ点を作成しピッチをきる。どうやら核心が終わったみたいだ。稲龍のナイスリードに助けられた。 ・4P(W+ 45m)急な出だしをこなすと傾斜の落ちた階段状の凹角に変わる。傾斜が落ちた為か浮き石が多くなる。左右の フェースの方がカッチリしていて快適そうだ。またもやザイルいっぱいの所でやっと大岩の終了点に到着した。終了後、パン を食べながらしばし満足感に浸った。 終了点から中央岩峰の頭へは1Pくらいありそうだったが、そのまま歩きカンテを左に巻き進んでいくとちょうど下降ポイ ントに出た。ルンゼの下降は残置FIXを使って降りた。帰る途中、スーパーフレークに4人が登っていて、良く聞いたら去年 の秋に会った人だった。しばし情報交換して帰路に着く。時間が余ったらR6もと考えていたが、良い時間なので下山する事 にする。今回は天気、コンディションに恵まれ、充実した山行となりました。「大凹角ルートは良いルートだなぁ」と感じ ました。何回登ってもいいなと思えるが、自分がリードで登るのにはまだまだ練習が必要だ…と思いました。またまたウメ コバの良さを再認識した山行でした。
■恵羅窪山・城郭朝日岳 沢登り 写真は「山岳写真館B1」をご覧下さい。 《山行日》07/06/16(土)〜6/17(日) 《参加者》○吉野、植木、平石、稲葉昌弘(報告 植木) 《日程》 06/16(土)晴れ 矢板岳友会本部7:00/7:20--黒谷--黒谷川広河原沢出合10:10/10:45〜広河原沢遡行〜大休止13:20/14:30/15:20〜下降〜 広河原沢出合17:00/17:30--小幽沢出合17:50(泊) 6/17(日)晴れ 小幽沢出合5:00/7:00--城郭沢出合7:15/7:40〜二俣9:20〜8m滝9:40/10:00〜沢形終わり12:00〜城郭朝日岳13:00/13:20〜 沢形終わり14:00〜二俣16:35/17:15〜城郭沢出合18:00--矢板岳友会本部 《要約》平謙さんの沢デビュー。沢と山菜の2本立て。城郭朝日岳は遠かった。 《本文》 06/16(土) 晴れ梅雨に入って1週間。土日は天気が回復しそうなので沢に泊で行くことにする。昨年お世話になった恵羅窪沢に吉野 さんと、平謙さんを連れて行く。沢デビューの平謙さんはチョット興奮気味。適当なところでそうめんを食する。んまい! チョット上流まで様子を見てきて下ることにする。充実した1日だった。小幽沢出合の天場は水が低くロープでくみ上げた。 焚き火が楽しい。日がかげると寒くテントに入ったが、すぐに爆睡。夜は寒かった。 6/17(日) 寒くて眼が覚めた。せっかくなので焚き火を起こすが小さいのでテントに戻りぬくぬくする。すると稲葉正弘さん登場。 城郭沢出合に移動する。準備をし踏跡を行く。本流が歩きやすいと流れを歩き出すとスノーブリッジが。何とか越えると 突破不可能なゴルジュとスノーブロック。戻って昔の林道らしきものに上がり進む。下を見るとすんごいスノーブリッジ。 不可能。この道があってよかった。二俣までの林道跡にも危ういスノーブリッジが架かっているほど今年の雪は多いのだ った。二俣から左に入ると少ししてとても高い堰堤。ごぼうで左を巻き二俣を右で8m滝。取り付こうとしたが無理で戻っ て高巻く。そこからは小滝がきれいで二俣。右の平凡な流れをどんどん行き右に曲がると傾斜が緩み沢形がなくなる。 ここからのやぶ漕ぎがすごかった。早めに左の稜線に取り付いたのがいけない。稜線はツルとツゲなど手ごわかった。 それでも三角点にたどり着き、雪が残る飯豊や窓明・丸山・朝日岳方面の眺望を藪を通して眺める。休憩も早々に下るこ とにする。左の沢に入らないように右右で進み、先ほどの沢形に出る。二俣で大休止をして車に戻る。なんだかとても遠 い城郭朝日岳だった。
■■例会報告■■平成19年6月13日 参加者:小林、吉野、齋藤常、池田、溜口、増渕、野中、君島、宮内、稲江、小川、平石、齋藤俊、津久井、山岸、植木。 (16人参加) ■椀名條山〜氷室山・ハイキング 《山行日》07/06/08(金) 《参加者》稲葉(昌) 《日程》みどり市の黒坂石(駐車)8:23…椀名條山9:44…氷室山10:47…県境の林道11:17…(大岳沢林道)…黒坂石14:10 《要約》代休日にのんびりと。 《本文》椀名條山の登山口の表示を信じて沢沿いに登ったところ、やがて道が消えてしまった。そのまま沢をつめて稜線に出る と、明瞭な道があった。稜線にはシロキの大木が何本もあったが、既に葉が開き収穫は出来なかった。(山菜取り禁止の表示も ある。)椀名條山を過ぎると南面が広く伐採されており、根本山方面がよく見えた。10時ごろから曇り始め、氷室山頂はガスの 中。県境の林道に出て地蔵岳方面に進んだが、いつの間にか大岳沢林道に入り県境を離れてしまったため、そのまま下山した。 早めの下山だったが、家につく頃には雷雨になっていたので正解だったと思う。 ■大入道・古希登山 《山行日》07/06/03 《参加者》梅原、溜口、君島、高橋、岸、野中ズ、津久井、小林ズ、馬場、白石+2、石川+2 《要約》小林の古希登山と山歴50年記念 《本文》ヤマツツジの咲く小間々に 7時30分集合して、大間々に向う。筑波から高橋が久しぶりに来てくれた。梅原は荷物が多 くて背負子姿である。大間々にはトウゴクミツバツツジとヤマツツジが祝福するがごとく迎えてくれた。見晴らしコースを登っ て八海山神社までくるとシロヤシオツツジが満開である。矢板市最高点付近にはオオカメノキの花が咲いていた。剣が峰の下り ではシロキノメを採り、宴会の準備をする。進む尾根には一昨年には見劣りするが右に左にシロヤシオツツジが咲き、感嘆の声 が上がる。途中で白石達と逢い、大入道を目指す。山頂の広場に到着すると、「祝 古希登山」の横断幕が掲げられ、シャンペ ンで乾杯!ケーキの蝋燭を消すという!大宴会が開かれた。飲みすぎで千鳥足も出る始末だが、今日は大目に見よう。私にとっ て今日は古希登山と共に、山を始めてから50年の月日が経つという記念すべき日なのである。いつもは6月1日に 1人山頂に立つ のであるが、節目の今年は仲間と賑やかに歩きたいと考えていたので大感激である。50年細々と歩いてきたがこれも家族、岳友 の協力があればこそ成し得た事であろう。今回計画してくれた梅原そして参加してくれた仲間に感謝の言葉を述べたい、ありが とうございました。 ■月山・山スキー 《山行日》07/6/2(土)〜6/3(日) 《参加者》齋藤常、増渕、植木 三谷、木田、藤本(増渕知り合い) 《日程》6/1(金)矢板20:00--姥沢1:15(泊) 6/2(土)姥沢4:30/8:00〜姥ヶ岳〜滑降2本〜姥ヶ岳〜姥沢--西川(泊) 6/3(日)西川5:30/8:30--姥沢〜姥ヶ岳〜月山南西面雪渓〜姥ヶ岳〜姥沢--矢板 《要約》先週の燧ケ岳に気を良くし、月山で滑り納め。 《本文》・6/2(土) 田島で買出しの後、姥沢には1時過ぎに到着した。翌朝は晴天。気持ちよく出発する。15分待ちでリフト に乗り、上駅では増渕さんつながりの三谷さんたちと合流。姥が岳を目指す。天気が気持ちいい。そして風が気持ちいい。 さっそく左尾根気味のラインを滑る。やっぱり山スキーは気持ちいい。でも、立て溝が気になる。もう一本と登り返す。ん〜っ 最高。次は直下の斜面。こっちの方が立て溝が少ないかも。そして登り返す。姥ヶ岳に着くともう14:00。 きょうはこれまでと 大斜面を滑り、ポールの脇をとおり、コブにヤラレ気味で駐車場に戻る。 そこからは三谷部隊の後について、ルピナスとマーガレットがとてもきれいに咲くすこぶるいいキャンプ場に移動する。夜中 に目が覚めると満月がきれい。 ・6/3(日)5:30。日曜なので地元の人たちが公園の草刈だ。朝から食べすぎ、ゆっくり出発する。姥沢Pはすんごい数の車。昨 日と同じところに停める。昨日よりも天気がよいので日差しが痛い。リフト乗り場で斉藤敦さんに出会う。昨日は鳥海山千蛇谷 だったそう。きょうは昨日狙った斜面行こう。昨日よりバッチリ混んでいるリフトに乗り、まずは姥ヶ岳まで登る。そして三上 さんたちに見送られながら大移動、斜面の基部へ。登りだすと対岸で見たよりも斜度は低く登りやすい。ただ、大きなクレバス が気になる。下るときには気をつけよう。雪の一番上に着くと先行の 2人が休んでいる。その脇でゆっくり休む。ん〜、気持ち いい。この角度から姥ヶ岳や朝日連峰を見るのはなかなかないのでそれもきもちいい。いつまでもここにいたいがそういうわけ にも行かず、滑り出す。雪が程よく緩み、滑り出しは気持ちよい緩斜面だ。途中の中斜面もいい。そして最後の緩斜面も最高。 登った甲斐があったいい滑りを楽しめた。そこから姥ヶ岳にながーく歩いて登り返しゆっくりする。本当に月山にきてよかった。 最後は思い思いにラインを取り車に戻った。昨日と同じ温泉に入り、下道を通って馬刺し定食を頂き帰る。まっさん、運転あり がとうございました。これまでで1番の月山だったかも知れません。 ■ たかはら学園ボランティア(八方ヶ原組) 《山行日》07/6/1 《参加者》小林×2 市役所職員×2 《要約》たかなら学園ボランティヤ 《本文》たかはら学園Cコースは参加者総数44名で1班と2班に分かれて、八方湖を目指して「山の駅たかはら」 9時スタートす る。レンゲツツジも咲き出して絶好のハイキング日和となる。午後にわか雨予報が出ているが大丈夫だろう。牧場一周コースを 左回りで八方湖に予定していたが、約束したゲートが開いていないので、ストーンサークル経由で展望台に向う。足元にはハル リンドウが咲き乱れている。展望台で休憩したあと、 1班は八方湖まで行くことにした。ヤマツツジが満開、静かでいいコース である。 牧場には黒牛が放牧されていて、呼ぶと近くまで寄ってきた。湖で記念写真をしていたら、牧場の管理人が来て、ゲートを開け るのが遅くなって申し訳ないと言ってきた。お昼は展望台でするつもりなので、そのまま来た道を引き返す。 1班の生徒はお腹 が空いて元気がないが、登り坂も難なくこなして展望台に12時15分到着。待望のお昼、 2班はお昼を済ましていたので先に下山 する。霧が出てきて少し寒くなってきた。雨がポツポツと落ちてきたが直ぐ止んだので一安心する。学校平方面は視界がなくな ってきたので下山することにした。山の駅たかはらに無事到着。道もよく整備されて歩きやすく来年もお薦めしたいコースであ る。 ■たかはら学園ボランティア(ミツモチ山組) 《山行日》07/06/01 《参加者》吉野、浅川、小川、平石(報告) 《日程》大間々8:50〜ミツモチ山10:40/12:00〜大間々13:50 (往復:あおぞらコース) 《要約》大間々からミツモチ山の往復ハイキング。 《本文》ここ数年は雨天が続き久々のハイキングだったとの事ですが、しっかり歩けていました。 早めに集合できていたので集合時間より早めに出発する。久々ということで往復あおぞらコースでしたが、ヤシオコースでもい けそうな感じでした。特に問題なくミツモチまで全員歩けた。ミツモチ付近で食事を取りゆっくりしていると、ガスが濃くなり 気温も下がってきたので出発する。怪我等もなく、無事に終了した。 ■たかはら学園ボランティア(那須組) 《山行日》07/05/30 《参加者》浅川、近藤、稲江、平石(報告) 《日程》峠の茶屋集合7:30〜待機〜ロープウェイ8:30〜ロープウェイ山頂駅周辺散策〜ロープウェイ山麓駅10:00 《要約》天候不良のためロープウェイ往復での散策となった。 《本文》朝からガスが濃く、山頂付近は風もあるということでロープウェイで上まで行ってみて天候を見ながら行ける所まで行 くということになる。ロープウェイを降りるとやはり風が強く、いける所まで行って戻る。天気がよければ頂上を目指せたと思 うので残念だった。 ■座間峠から残馬山・ハイキング 《山行日》07/05/28(月) 《参加者》稲葉(昌)単独 《日程》草木ダム付近・童謡ふるさと館(駐車地点)10:10---座間峠11:40---岳山(1070m)12:11---残馬山(1107m)13:23〜13:30 ---三境トンネル14:12---(三境林道)---童謡ふるさと館15:25 《要約》休日出勤の代休日に出かけた。この春から何度か足を運んでいる、渡良瀬川流域の山である。 《本文》童謡ふるさと館から座間峠までは植林の中。稜線上には自然林もあるが、葉が茂り見通しは悪い。踏み跡の薄いところ もあるが、下草はほとんどなく、尾根をはずさなければ問題ない。この日は涼しかったこともあり、快適に歩けた。三境山の手 前で稜線を離れて三境トンネルに下り、林道を歩いて車を回収した。花はヤマツツジが少々だった。時季をみて、あと2〜3回は この周辺を歩いてみようと思う。 ■ 箱根トレイルレース「エンデュランスラン OSJ ハコネ 50k」 《山行日》07/05/27(日) 《参加者》斎藤俊 《日程》箱根湯本駅周辺6:00〜塔ノ峰〜明星ヶ岳〜明神ヶ岳〜金時山9:30〜長尾峠〜三国山〜海ノ平〜(湖畔トレイル)〜湖尻 〜神山16:50〜早雲山〜強羅〜彫刻の森美術館18:00(距離55km) 《要約》初のトレイルレースはとんでもなくキツかった 《本文》 箱根湯本駅先周辺をスタートし、明星ヶ岳、明神ヶ岳、金時山、丸岳、三国山、山伏峠の古期外輪山を経て、芦ノ湖畔のトレ イル、そして駒ケ岳、箱根山最高峰の神山を越え、強羅から彫刻の森に至るという箱根山系の名所を巡る最高のロケーションの 中で行なわれたこの大会。今回、目標タイムは10時間以内に設定してみたが考えが甘かった。 初のトレイルレースということもあり自分の力が参加者中どの程度なのか分からず、「始めはゆっくり行けばいいや」ぐらい でスタート位置を最後方にとったのが大間違い。結局この位置が最後まで響いた気がする。 号砲が鳴りゆっくり歩くようにスタート。トレイルに入る手前で大渋滞が…。全く動かない。終わったかな?と思うぐらいの 完全フリーズタイムは40分以上。 ようやく動き始めてもとても走れない、それどころか速く歩けない。 1時間ぐらい経ってようやく走ったり出来るようになっ たが、シングルトラックはすぐ集団になりなかなか先を抜けない。心拍数も落ち着かないしイライラし出す。落ち着け!タイム はもういい。楽しもう。そう思うことにし前のランナーに付いていくことにした。 景色はさすがに素晴らしい。明神ヶ岳から金時山を見ながらの下りから除々にペースがつかめてきた。トレイルランの楽しさ を感じられるようになり、このレースに参加出来ている幸せを感じられる。金時山山頂で水とコーラを購入し、水 500mlはハイ ドレーションに給水し、コーラをガブ飲み。雲上に富士山、眼下に箱根の町並みがとても良く、しばらくゆっくりしたかったが ロスタイムを少しでも縮めたかったので先を急いだ。このあたりから再びタイムを気にし出した。 13:00封鎖の第一関門は11:00頃通過。シューズを脱ぎ、足を軽くマッサージ。少し食べておこうとザックからカロリーメイト やパンを出し食べたがモサモサし美味しくない。水で流し込みさっさと先を急いだ。 犬伏峠を越えた下りで最初のピンチが訪れた。下りで足をくじいたのだ。バキバキッ、変な音と共に痛みが走った。ウッ、こ れはやばいと思いコース脇に外れ、天を仰いでゆっくり患部の右足部を回した。あれ?回るぞ。痛みは少し残るが歩けるし、少 し経つと走れるようになった。この後は細心の注意を注ぎ、勾配の急な下りはスピードを抑えた。箱根旧街道の石畳はこけそう なので抑えに抑え、その後の湖畔トレイルを飛ばしてみた。 17:00封鎖の第二関門は15:00頃通過。 17:00までゴールできるか なぁ? スタートから既に9時間以上経過し疲れも出てきていたが前半の遅れを取り戻したくここまであまり食べていなかった。これが 最悪の状況になった。 最後の難関の神山への登りで数人抜きながら登り詰めていくと身体に異変が出てきた。まずは軽い頭痛。ピークに出るまで休 憩は我慢しようと踏ん張って登っていくが結構険しい。周りのランナーは次々と脱落していくがタイムが気になり休む勇気がな かった。そうしていると木に頭を激打した。このままではやばいと認識したのが遅かった。脇に寄って食料を食べた。寒気がし 出した。タイムを気にして山の基本をすっかり怠っていた自分に腹が立つ。ゼリーやジェルを口に入れるが胃が受け付けないの で一緒に胃薬も飲んだ。随分前に抜いてきたランナー達が追いついてきた。何とか寒気がおさまり登り始めるが視点が前にいか ず木に数回頭を打ちサングラスが吹っ飛んだりもした。 ようやくピークまで辿りつく頃に食べたものが身体に巡ったのか普通に動けるようになった。 あとは下るだけだ。山は暗くなり始めた。何とかライトを使わない時間に下山したいと思い急いだ。脚は動くし大丈夫だ。下 りで数人抜き、長かった登山道が終わるとあと2km。時間は17:52。キロ4分を切れば11時間台でゴール出来る。ここにきてもまだ タイムのことを考えていた。全力で走った。彫刻の森への沿道は観客の声援が嬉しく手を振り走った。全身の疲れがピークを超 えていたが構わず。ゴールの瞬間は自然にガッツポーズが出たようだ。その後は倒れ込んで動けなかった。あんなに気にしてい たタイムのことは頭から全くなくなりゴールしただけで満足になった。しばらくの間はそんな充実した時間が流れていた気が…。 ただその時は「しばらくはもう山は走りたくないと」感じていた。それぐらいキツかった。が、レースの翌日には「次はどのト レイルレースに出ようか」など考えてしまう。それぐらい魅力のある素晴らしいレースでした。 記録12時間1分22秒 ■燧ケ岳・山スキー 《山行日》07/5/26(土) 《参加者》齋藤常、植木 《日程》矢板6:00--御池8:30/9:00〜雪つながり9:40〜広沢田代10:00/10:10〜熊沢田代10:55/11:15〜頂上12:10/12:35〜硫黄沢 源頭部滑降〜頂上13:10/14:25〜熊沢田代14:40/15:00〜上田代15:25/15:40〜御池田代16:00/16:10〜御池16:30/17:00--矢板 《要約》天気の回復が早く、燧ケ岳の滑り納め。 《本文》 週半ばの天気予報では「土曜日は雨」との予報だったが、この雨は上がるとの予報に変わったので常さんを誘って燧ケ岳滑り 納めに行こうと決める。御池に着いてみるとスキー客はいない。登山者もまばらなほどしかいない。 やぶやぶなので夏道を歩き出す。兼用靴で歩くのはバランスがとりづらく、なんだかやな感じ。登山客は他にいない。とても 静かな山で落ち着く。広沢田代下の急斜面でやっと雪がつながり広沢田代からはシールで進む。熊沢田代のトラバースはやぶが 出ており上まで登った。燧の斜面には誰もいない。北からの風が強く沢状に降りて小休止を取った。最後の登りはいつもつらい がきょうもつらい。それでも何とか登りいつもの頂上直下広場で休む。せっかくなのでと頂上に行くと15〜20人と結構人がいる のにびっくりし、さっさと静かな広場に戻る。 燧最後ということでせっかくだから、硫黄沢源頭部を滑る。一番広いところはブッシュが出ており、その左を滑る。常さんが まず行く。今シーズン一段とその腕を上げた滑りがすばらしい。今度は俺の番。ナイスザラメで気持ちよい。下のカンバまで滑 ってしまった。登り返して大休止をとる。 ではそろそろ滑りますかと。これまたナイスザラメで気持ちよい。熊沢田代で広沢田代方面を見るとなんだか下山が大変そう。 左を見ると上田代方面は雪がつながっていそうだし、木道歩きで下山も楽そうと判断しその方面に滑り込む。やぶだが何とか雪 をひろって横田代に出る。木道を歩く登山者がびっくりしていた。頂上を見ると少しガスってきたようだ。いいタイミングで滑 り降りた。御池田代ではミズバショウとリュウキンカが見ごろ。ポコポコ歩いて御池に着いた。あまり期待していなかった分、 とても楽しい燧ケ岳滑り納めだった。 ■猫魔ヶ岳・磐梯山 《山行日》07/05/12 《参加者》平石謙太郎、佐藤(平石友人) 《日程》雄子沢駐車場7:00〜雄国沼7:40〜猫魔ヶ岳9:30/9:50〜磐梯山ゴールドライン八方口10:30/10:45〜弘法清水12:00〜 磐梯山山頂12:30/13:30〜弘法清水14:00〜噴火口分岐〜裏磐梯スキー場登山口16:00〜雄子沢駐車場17:10 《要約》喜多方の友達と時間があったので久々に二人で山歩きに行ってきました。 《本文》登山口6:00予定だったが昨日の宴会で7:00と遅れて出発する。ガスがかっていたが、涼しく気持ちよく歩けた。雄国沼 周辺は水芭蕉が盛ってました。ここから猫魔ヶ岳への登高になるが心配していた残雪も適度で一般ルートが数メートル途切れる 程度ですみました。人のいない残雪の上を歩いて気持ちよかったです。寝ぼけてた佐藤君のテンションも上がるに連れてガスも 晴れ青空が出てきてペースも上がる。猫魔ヶ岳からアルツと猫魔スキー場を見下ろしながら磐梯山ゴールドラインの八方口登山 口まで歩く。休日で八方登山口から猫魔ヶ岳に上がってくる人もちらほらといた。陽が出てきて暑い上に二人とも日頃の運動不 足がたたってバテバテで歩く。。へとへとになりながら磐梯山山頂直下の弘法清水へ。。家で冷やしていたビールを忘れてきた ので仕方なく小屋でビールを買いさらにテンションを上げて頂上へ向かう。頂上からは福島の山の他、薄もやの中に月山も見る ことができました。 頂上でゆっくりして一気に下る。噴火口分岐まで急な斜面が続き どうにか裏 磐梯スキー場まで戻ったのですが、乗車予定だったバスに間に合わなかったので仕方なく車道を歩くはめに・・・。 ここが一番きつかったです(>_<)。正直、コースタイムで予定していたので、一時間くらいの遅れは取り戻せると思ったのですが 甘かったです・・・。とにかくトレーニングデイでした。
山行報告 平成19年6月5日受付
■月山・山スキー 写真は「山岳写真館A9」をご覧下さい。 《山行日》07/6/2(土)〜6/3(日) 《参加者》齋藤常、増渕、植木 三谷、木田、藤本(増渕知り合い) 《日程》6/1(金)矢板20:00--姥沢1:15(泊) 6/2(土)姥沢4:30/8:00〜姥ヶ岳〜滑降2本〜姥ヶ岳〜姥沢--西川(泊) 6/3(日)西川5:30/8:30--姥沢〜姥ヶ岳〜月山南西面雪渓〜姥ヶ岳〜姥沢--矢板 《要約》先週の燧ケ岳に気を良くし、月山で滑り納め。 《本文》 ・6/2(土) 田島で買出しの後、姥沢には1時過ぎに到着した。翌朝は晴天。気持ちよく出発する。リフト乗り場で斉藤 敦さんに出会う。昨日は鳥海山千蛇谷だったそう。15分待ちでリフトに乗り、上駅では増渕さんつながりの三谷さんたちと合流。 姥が岳を目指す。天気が気持ちいい。そして風が気持ちいい。 さっそく左尾根気味のラインを滑る。やっぱり山スキーは気持ちいい。でも、立て溝が気になる。もう一本と登り返す。 ん〜っ、最高。次は直下の斜面。こっちの方が立て溝が少ないかも。そして登り返す。姥ヶ岳に着くともう14:00。きょうはこれ までと大斜面を滑り、ポールの脇をとおり、コブにヤラレ気味で駐車場に戻る。 そこからは三谷部隊の後について、ルピナスとマーガレットがとてもきれいに咲くすこぶるいいキャンプ場に移動する。夜中 に目が覚めると満月がきれい。 ・6/3(日)5:30。日曜なので地元の人たちが公園の草刈だ。朝から食べすぎ、ゆっくり出発する。姥沢Pはすんごい数の車。昨日 と同じところに停める。昨日よりも天気がよいので日差しが痛い。きょうは昨日狙った斜面行こう。昨日よりバッチリ混んでい るリフトに乗り、まずは姥ヶ岳まで登る。そして三上さんたちに見送られながら大移動、斜面の基部へ。登りだすと対岸で見た よりも斜度は低く登りやすい。ただ、大きなクレバスが気になる。下るときには気をつけよう。雪の一番上に着くと先行の2人が 休んでいる。その脇でゆっくり休む。ん〜、気持ちいい。この角度から姥ヶ岳や朝日連峰を見るのはなかなかないのでそれもき もちいい。 いつまでもここにいたいがそういうわけにも行かず、滑り出す。雪が程よく緩み、滑り出しは気持ちよい緩斜面だ。途中の中斜 面もいい。そして最後の緩斜面も最高。登った甲斐があったいい滑りを楽しめた。そこから姥ヶ岳にながーく歩いて登り返しゆ っくりする。本当に月山にきてよかった。最後は思い思いにラインを取り車に戻った。昨日と同じ温泉に入り、下道を通って馬 刺し定食を頂き帰る。まっさん、運転ありがとうございました。今までで1番の月山だったかもしれません。
参加者 小林、吉野、齋藤常、池田、増渕、野中、宮内、小川、久我、平石、植木。(11人参加) ■■山行報告■■ 07年5月23日(水) ■大入道・搬出訓練 《山行日》07/5/20(日) 《参加者》増渕、小林、齋藤常、稲葉昌弘、久保、溜口、君島、岸、齋藤俊、平石、植木 《日程》岳友会本部7:20--小間々8:00〜桜沢水場付近9:00/11:30/12:30〜小間々14:30--岳友会本部15:00 《要約》軽い引き揚げと背負い搬出を行った。たくさんの課題が分かり有意義だった。 《本文》前々からやろうと言っていたが昨年度は実現できなかった「搬出訓練」ですが、増渕さんのリーダー シップ発揮のおかげで実現できた。重ねて増渕さん、ありがとうございます。 前日までのメールでは参加者は6人程度と少なかったので「背負い搬出だけかなぁ」と話していたが、当日朝 になってみると合計11名が参加。この参加率すばらしい。皆さんの意識が高いことが分かる。こんな感じだっ たら岳友会はますます素晴らしくなると予感です。 小間々で早速ゲットした後、大入道に向かう。桜沢の水場のところで「登山道から転落した人を救助する」 という設定で行った。 ○時間の流れと内容 │□課題 他 │ 滑落事故発生 │ │具体的なけがの程度を決める けがの程度確認 │ 自力で上がってこられるか │リーダーの選定とともに 補助があれば自分で登れるか │メンバーで話し合って判断する。 背負い搬出になるか │ しばぞり搬出になるか │ 自分たちの力では │ 搬出できないと判断するか│ │ 救助リーダーの選定 │ けがの程度確認とともに │リーダー個人ではなく、 搬出救出のシナリオ決定 │メンバーで話し合って判断する。 │ 緊急事態の共通認識 │ 「緊急事態である」と宣言 │ このことで「全員が救助者」の意識│ │ 装備の確認 │ 患部固定用 │タオルでやったが手ぬぐいのほうが 要救助者固定・安定保護用 │締まって固定できるように思う。 おんぶ者固定・安定保護用 │シュリンゲ2本は必要 引き揚げ支点用 2ヵ所は必要 │シュリンゲとカラビナ │そしてロープ │ けが人の確保とけがの程度・救出の判断 │この判断が難しかった。 │上記のけがの程度確認を参照 │つまり、けがの程度と │ 自分たちの装備と状況と力量 │ 引き上げシステムの構築 │両脇で抱えるより、おんぶのほうが有効 │支点の作り方確保の仕方に不安あり │ロープ操作の習得 実際の引き上げ │ 下と上との呼吸が合わない │引き上げが速いと詰まる │おんぶしている人のペースに合わせるべし │ 要救護者に7, │この時のサジ加減が難しい おんぶしている人に3のテンション │ │ 登山道での安全確保 │登山道に出てきて無事終了。 │ 搬送訓練 │ カッパで │患部にもよるが、 そして棒で │棒の搬送はよかった。 │ ■松木ジャンダルム・岩登り 《山行日》2007/5/19〜20 《参加者》稲葉ズ、桜井(遠峰山岳会)(報告者:稲江) 《日程》(5/19)7:00〜古賀志へ転戦〜14:00 (5/20)銅公園8:00〜チョックストン10:00〜登攀開始〜終了12:00〜PMはマングース、左上ルート〜銅公園〜16:00 《要約》2日間、良く登りこめて良かった。 《本文》(19日)2日間、松木の予定だったが朝出発してみるとどんより曇っていて今にも雨が降りそうな気配。 古賀志へ転戦することにした。貸切のマラ岩で5本登る。冬からの課題であったマラ岩クラックをRP出来た。 稲龍もRP。非常に嬉しかったが、もう一度登ってみると登りに余裕がない・・・。完璧にムーヴがマスター できていないらしい。もう少し登りこむ必要があるようだ。稲龍、櫻井は冬場もバリバリ登攀をしていた為、 クライミングレベルもUPしていた。私も負けてはいられない練習しよう!! マラ岩の後に南稜に移動したものの1本登った所で雷様登場。急いで撤収したおかげで雨にはほとんど濡れず に済んだ。暫くして豪雨来襲。松木へ行かなくて本当に良かったと思った。夕方より銅公園へ移動し、車内で 宴会して22:00就寝。 (20日) 朝起きてみると山が時雨れている。パラパラと時折、雨。そしてメチャクチャ寒い。6:00出発を予 定していたが、この寒さでは厳しいな〜とベンチでゆっくりコーヒーブレイク。一時は古賀志へ…心が負けそう になったが8:00頃より暖かくなってきたので出発。川の渡渉ポイントは上流の大規模な落石で飛んで越えれる。 午前中は稲龍とツルベでチョックストンルートへ行く。岩も冷たいし風もビュービューで冬山のような感覚。私 は久しぶりのマルチでザイル操作がスムーズに行かないし、ザックを背負っての登攀のバランス感覚がイマイチ で反省点が沢山出来てしまった。午後はフリールート、マングース、左上ルートを登る。2日間登りこんだら指が パンパンに腫れた。まだイマイチ感覚が戻らなくて不安要素もあるが、登りこんで自信を持って登れるようにな りたいと思う。 ■ 釈迦ケ岳 《山行日》07/05/13(日) 《参加者》君島 《日程》大間々駐車場8:45〜八海山神社9:25〜釈迦ケ岳山頂10:55〜山頂11:45〜大間々駐車場14:10 《要約》足慣らし登山。 《本文》朝起きたら天気がまあまあなので、なぜか山に行きたい衝動にかられ、準備に掛かる。早速車を走らせ 大間々駐車場に着くと、先客の車が7〜8台あった。身支度をしていると間もなく、途中で追い抜いたマイクロバ スの団体さんが到着。団体さんより先に歩きたいと急いで準備。 八海山神社まで道のりで、真新しい道標が目に付いた。大量の汗をかきながら八海山神社に着き、小休止。下 からガスが沸きだし雲海を形成。雲海の上に少しの残雪を残した釈迦ケ岳の頂きを見ることができた。劒ケ峰分 岐から山頂の途中でアカヤシオを堪能、ミツモチ山のリベンジが出きた。山頂に着くともう4〜5人の登山客がい た。山頂はガスがかかり、期待してた展望がなく、また風が吹き出し肌寒くなってきた。でも、そんな中まずは ビールを飲み出す。そして、単独と寒さのためウイスキーを飲む。 昼食を楽しんでいると、突然、お札が山頂にいた登山者に配られる。これは何かと訪ねると、塩谷町の高原山 神社の登拝記念のお札との事。高原山の開山祭が通常は15日に行われるが、今日、山頂に居る人たちに配り、安 全登山にこころがけて下さいとのメッセージを残して下山していった。初めての出来事。山頂でお札を頂けるな んて感激です。団体さんが到着したので、こちらも下山準備に架かる。 飲み過ぎ下山となる。日頃の疲れも重なり、眠気が襲う。笹狩りの休憩時に使う石の後ろで昼寝タイム。寒さ で目が覚める。30分くらい寝てしまったようだ。いそいそと歩き出す。やはり劒ケ峰から登り返しがきつい。大 間々に到着すると多くの人、車に驚きました。山頂でお札を頂き、今年は何か良いことがありそうな予感を感じ た登山でした。 ■燧ケ岳・山スキー 《山行日》07/5/13(日) 《参加者》増渕 《日程》自宅5:45--御池7:45/8:15〜熊沢田代9:45/9:55〜山頂10:50/11:45〜森林限界まで滑降/登り返し頂上12:30 〜熊沢田代〜御池14:00--温泉--自宅 《要約》上部はガスっていたが、ナイス粗目で楽しめた。いい滑り納めができた。 《本文》前線の通過で天気が思わしくない。朝まで悩んだが、とりあえず出発。道中の新緑が綺麗だ。舘岩から の山桜もまだまだ見頃。まだ晴れていて真っ白な大戸沢の山頂が見える。キリンテを過ぎるとヒウチもはっきり 見える。きてよかった。駐車場は料金ゲートが付いている。水戸部さんの車を発見、もう出発している。私も準 備をして登り始める。熊沢田代あたりまで来るとうっすらガスがかかってきた。みるみるうちに山頂が見えなく なってくる。森林限界を過ぎると視界もない。が、雪面が黄砂で汚れているのでホワイトアウトにはならない。 山頂は多分こっちかナーと、慣れた場所なので不安はない。視界の無い中山頂に着くと水戸部さんと渡部さん達 が談笑している。挨拶をして話に混ぜてもらう。思いのほか雪が多く山頂までシールで行ける。時折、青空がの ぞくがほんの一瞬。あきらめてとりあえずガスの中を森林限界まで空身で一本。ナイス粗目で楽しい。ガスの中 から、突然登行者が現れるので気をつけて滑った。山頂に戻ると水戸部さんと会津山岳会のみなさんが滑降準備 をしているので、急いでシールを剥がしザックを背負う。一緒に下る事にした。ガスの中まとまって、時折人数 確認をしながら滑り降りた。会津山岳会の方は皆、スキーがうまい!登山靴の人も数人いたが何事もないように スムースに滑って行く。年季の違いを感じた。ポツポツと雨が落ちてきたが、本降りにはならない。熊沢田代か ら下はガスも薄くなってきて快適に急斜面をこなす。とても滑りやすい雪質である。下の方の雪がつながってい るのも今週が最後かな?という感じ。御池に到着し、水戸部さんに、また来シーズンも。。。。。とあいさつを して帰路についた。 今シーズンも怪我もなく滑り納め(まだ、何処かへ行くかもしれないが?)が無事に迎えられてほんとうに良 かった。これも岳友会の皆様をはじめ、いつも一緒に滑って(ラッセルはしてもらっている?)くれる仲間がい るからです。本当におかげさまです。また雪が降ってくれるのが待ち遠しい。皆さん、来シーズンも山スキーに 行きましょう!! ■燧ケ岳・山スキー 《山行日》07/5/12(土)快晴 《参加者》溜口、齋藤常 報告(齋藤) 《日程》塩原道の駅6:00--御池8:30〜燧ケ岳山頂11:05〜硫黄沢上部滑降〜山頂11:45/13:10〜御池14:00 《目的》会津山岳会の夕方泊まるとのことなので、知った人に逢えるかと思い出かけました。 《本文》気温も高く半袖で登れるポカポカ陽気、溜口さんと二人で登りました。熊沢田代のピークを巻き森林限 界へ、山頂直下の登山者を見て「あの登り方は水戸部さんに似ている」とのこと。山頂に着く、と案の定「水戸 部さん」飲む前に一本滑るとの事、私は登り返しがきついから途中までと思ったが一緒に滑ってしまった。山頂 で3人で乾杯、ほろ酔い気分のなか、御池に向かって滑降、ビデオを撮ることとしたが一番言い斜面は取り損ねて しまった。何度かビデオ撮影して下山、駐車場で水戸部さんのビールと焼肉で乾杯。福島ナンバーで泊まりそう な気配の二人に「会津山岳会の方ですか」と尋ねたら、「郡山山岳会です。会津山岳会は7時ごろしか来ない」と のこと、話しているうちに水戸部さん、溜口さんと一緒に滑ったことがあるとのことでした。 ■ミツモチ・ハイキング 《山行日》07/05/09(水) 《参加者》平石謙太郎 《日程》県民の森・育樹祭駐車場10:00〜ミツモチ山山頂〜第2展望台〜第1展望台〜育樹祭駐車場13:30 《要約》天気もよかったので初めてミツモチに行ってみた。 《本文》いまだ、高原山エリアの山に行ったことがなかったので、大間々から劒が峰の方に行ってみようと思っ たが、出発直後植木さんから電話があり、ミツモチ山に変更。地図で登山口を探しながら八方方面に向かう。よ くわからないまま育樹祭駐車場に車を止めて登り始める。夏の山小屋アルバイトからゴミ拾いの癖がついていて、 本日も火箸片手に歩いた。ゴミは少なく感じたが、山頂周辺はやはり多かった。微々たる行動だが続けていこう と思う。 以前から聞いていたが、高原山エリアは林道も多い上に一般登山道も多く、わかりづらかった。山頂では登山 客でにぎわっていたが岳友会ご一行は見当たらず、仕方なく下山する。 初めて歩き、整備された登山道で気軽に歩ける半面、コースの多さから奥の深い山だと思いました。せっかく 近くにこんな良い山があるので暇を見つけて通ってみようと思った。 ■ミツモチ・花見 《山行日》07/5/9(水) 《参加者》小林、植木 《日程》岳友会本部8:10--育樹祭会場上登山口9:23〜ミツモチ10:56〜大丸11:22/13:04〜ミツモチ岩場13:36/14:15 〜登山口15:01--岳友会本部 《要約》アカヤシオは満開、岩場もいい感じ。 《本文》小林さんに頼んでいっしょにミツモチに登ることにする。育樹祭会場で一休みすると新緑と風がキモチ イイ。平謙さんも「たかはらに来る」という。電話してみるとまだ自宅。「剣が峰でなくミツモチにおいでよ」 と伝え、先に出発する。 登山道ははじめヒノキ林を行く。林床にはきれいなスミレが咲いている。少し登ると今度はブナ林だ。まるで 会津の山を歩いているような感じ。新緑が美しい。西には放牧地が見えてきた。アカヤシオがちらほら見え出し た。「きれいですねー」というと小林さんは「まだまだ」。ミツモチの展望台からは少しモヤッているものの眺 めはよかった。なにより風がキモチイイ。 ほんじゃぁ大丸を目指しますかと歩き出す。カタクリの山道を行くとその先は。。。ドドーンとアカヤシオの 群生地!!小林さんがオススメの場所だけあるこの迫力と美しさ。小林さんお気に入りの場所で早めの昼食。堪 能しました。 さてとと、岩場に向かう。前から聞いていた岩場。行ってみると結構いい感じ。簡単なルートも取れそうだし それなりのルートも。表面は佐久の岩場に似ていてフリクションがバッチリ。せっかくだから稜線沿いに登って みる。あらー、いい感じだわこれは。(俺たちのゲレンデにしよう)。岩場を後にいい気持ちで降りてきた。小 林さんありがとうございました。平謙さんと会えなくて残念でした。 ■劒岳・雪稜 《山行日》2007/5/2〜6 《参加者》先発・劒沢パーティ 稲江・伊藤 劒尾根パーティ 稲龍・藤井・櫻井 八ツ峰パーティ 天野・黄・中舘 後発・劒沢パーティ 菅野・横田・平野・小茂田 合計 12名 ※稲江他、遠峰山岳会メンバー 《日程》5/2(馬場島6:10--立山駅7:30/8:00〜室堂9:30/10:00〜別山乗越13:00〜劒沢BC13:30〜テント設営 〜テントに入る16時頃〜就寝20:00) 5/3(起床5:00〜劒沢BC9:10〜一服劒10:10〜前劒11:10〜平蔵の頭12:00〜山頂14:10〜平蔵の頭15:00 〜平蔵谷〜出合15:40〜劒沢BC18:00) 5/4 劒沢BCにてレスト 5/5(起床5:00〜劒沢BC7:00〜一服劒〜前劒〜平蔵の頭9:00〜本峰南壁A3登攀〜山頂12:00〜平蔵の頭〜劒沢BC15:00) 5/6(起床5:00〜劒沢BC7:00〜別山乗越〜雷鳥沢〜室堂10:00) 《要約》登攀技術だけでなく生活技術の重要性など、今回の合宿は学ぶ事が沢山あった。自分達の足跡だけを残 して登った劒は『一期一会』のピュア登山でした。 《本文》(5/2)劒尾根を狙う相棒&仲間達を馬場島まで送り、車を立山まで移動させて立山駅からケーブル&バ スを乗り継いで室堂へ。平日と言うこともあって人は少なめ。室堂から劒沢を目指す。室堂駅を出た瞬間から最 悪な事に吹雪。視界が悪く10m先がやっと見えるような状態。ほとんど休まず無言のまま、劒沢まで進む。劒沢 に着き、テントを設置してのんびり…と思っていたが、更に試練が待っていた。後から合流する仲間の事を考え て、先行して入山するのは2人だったが4人ようのテントを使用する事になっていた。その日は、ものすごい強風 で、なかなかテントが設置できない。しかも2人で4人用を設置するのは飛ばされないように押さえているだけで も大変。 吹雪と言えども5月だし、気温が高めで体がどんどん濡れてくる。やっとテントが設置出来たと思ってもスノー ブロックを作ったり、やる事が沢山ある。そんなこんなでテント設置に2時間30分もかかった。体はすっかり心 までびっしょり。4人用のテントを2人で使用している為、テント内もなかなか温まらず、何だか岩小屋でビバー クでもしているような状況。コッフェルに少量の水を沸かして、底をアイロンの用に濡れている部分にあてる。 蒸気は沢山出るがなかなか乾かない。シュラフに入れば暖かくなるのかと思ったら、自分から浸透する湿気に シュラフも濡れて、寒さのあまり夜はほとんど寝れなかった。『早く太陽が出て欲しい』とあんなに願ったのは、 私にとっては始めての体験となった。 (5/3) 明け方、風がおさまり外に出て見ると霧がすっかり晴れていた。遠くの山々まで見える。日の 出を見る事が出来た。今日は晴れのようだ。良かった。本当に良かった。救われた気分になった。濡れた物を日 に当てて乾かした。太陽の力って凄い。見る見るうちに乾いていく。今日はどうしようか・・・と伊藤君と相談 して、出発は遅くなったけど予定通り別山尾根から劒を目指すことにした。劒御前小屋あたりから全くトレース がなくなって先頭を交代しながらキックステップを雪面に刻む。出発が遅くなった為、雪の状態も悪い場所があ り、腰まで潜る事が何回かあった。かなり体力を消耗する。人を見かける事はなく、とても静かな山だった。一 般道と言えども私も伊藤君も夏も含めて今回登るルートは初めてだったので、何度も地図を見てはルートを検証。 未知の世界でとても新鮮。『トレースがない山はこんなにも登るのが大変なのか』と何度も思ったが、苦労して 登った分山頂に辿り着いた時の達成感と出遭った景色は本当に素晴らしいものだった。平蔵の頭まで戻り、平蔵 谷を下ることにした。尻セードで全て下ったら30分で下れた。スキー並みの早さだ。出合いから劒沢BCまでの登 り返しが地獄のようにしんどかった。前日ほとんど寝ていないし、体は疲れきっており足が全く出てこない。急 に天気が悪くなり雪が降ってくるし・・・でかなり泣きが入ったがどうにかテン場に到着。やっと終わった・・・ そんな気分になった。後で仲間と話して分かったことだったが、平蔵谷の出合いからの登り返しはキツイので、 トレースがあるのならば下山も別山尾根を使うと良いとの事だった。 (5/4) フルフル行動の2日間だった為、体が疲れきってしまい3時起床→5時出発の予定について行けず、 レストする事にして源次郎尾根はパスすることにした。源次郎尾根は行ってみたかった場所だったのでとても残 念だが仕方がない。もっと力をつけてまた来ようと思う。乾いたシュラフで寝れる幸せを感じ、テントで休養。 天気が良く周りの山々が良く見えた。人気ルートの八ツ峰や源次郎は、ガイド登山も集中しているらしく人が沢 山見えた。案の定、八ツ峰、源次郎に取り付いている仲間達と無線交信したら『懸垂するのに2時間待ち』だとか・・・。 昨日の静かな山が夢のようだった。各パーティー予定の行程を終え、劒尾根パーティーがヘッドランプぎりぎり の時間に戻ってきて劒沢BCに全員集合。夜は大宴会となった。 (5/5) 昨日合流した稲龍とザイルを組んで本峰南壁A3登攀を登ることにした。平蔵の頭までの道は、 2日前に私達が苦労して登った道と同じ道とは思えない。すっかり道が開けていて高速道路状態になっており、 何も考えずに登れる。道が開けてしまうだけで、山の趣が違ってしまうなぁ〜思った。平蔵の頭からトラバース して本峰南壁A3に取りつく。予想より、岩の状態が悪く、ちょっと怖い部分もあったが無事2ピッチで終了。つ ないで雪壁を登り山頂へ。岩場は人が全くいなくて、やはり静かな山が良いなぁ〜と実感する。 (5/6) 最終日は生憎の雨。さっさと撤収して室堂目指して出発。こうしてGW合宿が終わった・・・。
参加者 小林、吉野、齋藤常、池田、久保、溜口、野中、斎藤俊、平石、津久井、植木。(11人参加) ■■山行報告■■ ■ミツモチ・花見 (HP掲載に間に合いましたので追加しました。・・・池上) 《山行日》07/5/9(水) 《参加者》小林、植木 《日 程》岳友会本部8:10--育樹祭会場上登山口9:23〜ミツモチ10:56〜大丸11:22/13:04〜ミツモチ岩場13:36/14:15〜 登山口15:01--岳友会本部 《要 約》アカヤシオは満開、岩場もいい感じ。 《本 文》小林さんに頼んでいっしょにミツモチに登ることにする。育樹祭会場で一休みすると新緑と風がキモチ イイ。平謙さんも「たかはらに来る」という。電話してみるとまだ自宅。「剣が峰でなくミツモチにおいでよ」 と伝え、先に出発する。 登山道ははじめヒノキ林を行く。林床にはきれいなスミレが咲いている。少し登ると今度はブナ林だ。まるで 会津の山を歩いているような感じ。新緑が美しい。西には放牧地が見えてきた。アカヤシオがちらほら見え出し た。「きれいですねー」というと小林さんは「まだまだ」。ミツモチの展望台からは少しモヤッているものの眺 めはよかった。なにより風がキモチイイ。 ほんじゃぁ大丸を目指しますかと歩き出す。カタクリの山道を行くとその先は。。。ドドーンとアカヤシオの 群生地!!小林さんがオススメの場所だけあるこの迫力と美しさ。小林さんお気に入りの場所で早めの昼食。 堪能しました。 さてとと、岩場に向かう。前から聞いていた岩場。行ってみると結構いい感じ。簡単なルートも取れそうだし それなりのルートも。表面は佐久の岩場に似ていてフリクションがバッチリ。せっかくだから稜線沿いに登って みる。あらー、いい感じだわこれは。(俺たちのゲレンデにしよう)。岩場を後にいい気持ちで降りてきた。 小林さんありがとうございました。平謙さんと会えなくて残念でした。 ■ミツモチ山ハイキング (HP掲載に間に合いましたので追加しました。・・・池上) 《山行日》07/5/9(水) 《参加者》平石謙太郎 《日 程》県民の森・育樹祭駐車場10:00==ミツモチ山山頂==第2展望台==第一展望台==育樹祭 駐車場13:30 《要 約》天気もよかったので初めてミツモチに行ってみた。 《本 文》いまだ、高原山エリアの山に行ったことがなかったので、大間々から剣が峰の方に行ってみようと 思ったが、出発直後植木さんから電話があり、ミツモチ山に変更。地図で登山口を探しながら八方方面に向かう。 よくわからないまま育樹祭駐車場に車を止めて登り始める。夏の山小屋アルバイトからゴミ拾いの癖がついてい て、本日も火箸片手に歩いた。ゴミは少なく感じたが、山頂周辺はやはり多かった。微々たる行動だが続けてい こうと思う。 以前から聞いていたが、高原山エリアは林道も多い上に一般登山道も多く、わかりづらかった。。 山頂では登山客でにぎわっていたが岳友会ご一行は見当たらず、仕方なく下山する。 初めて歩き、整備された登山道で気軽に歩ける半面、コースの多さから奥の深い山だと思いました。せっかく 近くにこんな良い山があるので暇を見つけて通ってみようと思った。 ■会津駒ケ岳 《日 程》2007/5/5(土)晴れ 《参加者》君島知男、久保周二、ほか1 《報告者》久保周二 《行 程》久保宅5:30−登山口7:45−出発8:00−小休止(数回)−駒ノ小屋11:23(一人のみ山頂往復30分)− 駒ノ小屋(昼食11:23〜12:45)−登山口14:20−駒ノ湯入浴(14:35〜15:35)−久保宅17:25 《要 約》今回の山行は、ゴールデンウィークに100名山である会津駒ケ岳の雪山を登る。 《本 文》久保宅を5時半に出発し、7時45分に登山口に着きました。登山口にはすでにかなりの車がかなり停ま っていました。連休に山スキーや雪山を目的の人が会津駒ケ岳目差していました。幸い車は一番奥の所に停めら れました。身支度を済ませ、8時に予定通り出発しました。階段を登り、急登の中をゆっくりと進みました。登 り始めのところは雪もなく、ところどころ雪解けのため、ぬかるんでいました。次第に雪が現れてきて、いよい よ本格的な雪山になりました。雪は気温が高いせいもあり、かなり解けており、ある程度足が沈むため、アイゼ ンを付けなくても歩ける状態でした。雪はまだ1メートル以上あり、歩きやすく、順調に進みました。細かい小 休止をとりながら、ゆっくりと歩きました。風も少なく、暑いくらいで、周りの山々もややもやっていましたが、 さすがに高度感がありました。 予定よりやや早く、駒ノ小屋に着きました。ゆっくりと歩いているつもりでもどうしても、早く歩いてしまう ものです。(みんなに上りが早いと良く言われます。)友人は初めてのため、山頂に向かいましたが、君島さん と私はいつものビールで乾杯をして、昼食にしました。やや風はあるものの周りの山々を眺めながら、雪の上で の気持ちのいい昼食でした。山頂付近では山スキーを楽しんでいる人たちが見えました。この時期に会津駒ケ岳 に登ったのは初めてで、周りの景色や歩く道も夏道とは違い、新たな感動でした。また、天気も良くて最高の気 分でした。 12時45分に下山をはじめました。下りもアイゼンを付けずに、やや小走りにあっという間に下りてきました。 2時20分に登山口に着きました。それにしても、本当に快晴の中で、気持ちのいい雪山の登山になりました。私 も同行の皆さんのおかげで、途中調子が悪い中でも、どうにか歩けました。帰りは駒ノ湯で汗を流して、ゆっく りと帰ってきました。同行の皆さんありがとうございました。 ■桐生市・梅田の大形山(地形図では城山)〜吾妻山 《山行日》07/05/04(金) 《参加者》稲葉昌弘 《日程》金沢集落(駐車)8:15〜金沢峠(朝食)8:45/9:00〜大形山(681.5m)9:16〜吾妻山(481.2m)10:51〜 水道山11:31/11:47〜西桐生駅12:20--バスと徒歩で車を回収--帰宅 《要約》連休前半は風邪で寝込んでいた。やっと体調が回復してきましたので、足慣らしとして出掛けた。 《本文》この山は、先日登った鳴神山から桐生市内に向かって南下する尾根上にある。桐生市がハイキングコー スとして整備しているため、良い道が続いている。特に吾妻山の山麓や水道山は公園として整備されているため、 これらの頂上は老若男女+ペットの犬で賑わっていた。天気が良くて日なたは暑い。次の山行はもっと標高の高 いところにしたい。 ■高原山トレイルラン 《山行日》2007/5/4 《参加者》齋藤俊 《日程》少年自然の家6:00−ミツモチ6:50〜やしおコース〜大間々7:20−八海山7:40−山頂8:35−8:50−剣ヶ峰 9:20−大入道9:50−小間々10:10−大間々10:30〜林道〜ミツモチ10:50−少年自然の家11:25 《要約》熊の親子との遭遇で心拍数がピークになりました 《本文》久々のトレイルラン。GWということもあり登山客が多くなる前に走ろうとやや早めにスタートした。ミ ツモチまでの行くと帽子のツバから汗がボダボダ、心拍数も程よく上がる。ミツモチのヤジオツツジはまだつぼ み。復路のやしおコースは人が多くなると思い、往路で通過。鳥の囀りが心地よいしコースも走りやすく気持ち がいい。大間々まで誰とも会わなかったが八海山までくると登山客いた。数名に道を譲ってもらい走っていくと 剣ヶ峰の先の尾根沿いに黒い物体発見!小熊だ!小熊がひっくり返り日向ぼっこしていた。距離にして10mぐら いの近距離。親熊は?と思い先に進むのを躊躇していると出た〜!でかいのが現れた。かなりビビった。親熊は 気づいていないようだ。少し経つと沢の方に降りていったが小熊は残っている。途中追い越した登山客が来るま で待った。4人集まったところで手を叩いたり、熊鈴を鳴らす小熊も沢の方へ転がって逃げていった。山頂まで の道のりも時々手を叩いたり音を出しながら逃げるように駆け上がった。山頂は天気もよく眺めは素晴らしかっ た。先に到着していた登山客に熊とのちょっとした武勇伝を語って山頂を後にした。下りは熊との遭遇地点でち ょっとドキドキしながらどんどん駆けた。剣ヶ峰から大入道まではこれまた気持ちがいい。一気に小間々まで駆 け下り大間々まで上り返した。大間々駐車場はすごい数の車になっていた。やしおコースは案の定ハイカーが多 いのでミツモチまでは林道を走り、少年自然の家まで戻った。走行距離は25km。結構脚が重くなったが箱根トレ イルレールは55km。まだ不安なのであと数回同じコースを走りたいが熊が恐い。熊対策は大事さを痛感した山行 (トレイルラン)だった。 ■アカヤシオツツジを見るハイキング 《山行日》07/05/03 《参加者》久保、君島、斉藤常、近藤、小林、関、 一般公募50名 《要約》期待したアカヤシオツツジは開花せず、残念。 《本文》山の駅たかはら主催の「アカヤシオツツジを見るハイク」のガイドとして参加いたしました。天気は快 晴、簡単な挨拶をしてから、1班はバスに乗り大間々まで行く。残った2班が待機中に救急車が患者を乗せて山の 駅に着く。間もなく轟音高らかに防災ヘリ「オオルリ」が飛来、広場に着陸して患者を搬送するのを見物。その 後バスに乗り大間々到着。やしおコースを進むが、足元にはカタクリ、キクザキイチゲが咲いている。沢筋には 残雪も見られる。アカヤシオの群生地「大丸」につくが、期待した花は蕾のまま?後1週間で満開か?というと ころである。下野新聞の記者さんが苦労しながら写真を撮る。やがてミツモチ山頂の展望台に到着する。山座同 定をするが男体山、女峰山がかすかに眺めることが出来た。お昼には少し早めだが、テーブルが空いているので ここで昼食とする。ここにはヤシオの花が5輪だけ咲いていた。帰り道は青空コースを辿って学校平の山の駅ま で歩いていく。途中で先行する1班に追いついたので、時間調整の休憩をする。大間々駐車場は車が満杯状態で あった。レンゲツツジの花芽は少ないが、ショウジョウバカマの花の色が濃くて可愛い。山の駅では豚汁が出て、 お替わり自由なので2杯頂く。期待したアカヤシオツツジが見られず参加者にはお気の毒でしたが、これに懲り ず5月27日のシロヤシオツツジも参加して欲しいと思いました。皆様 お疲れ様でした。 ■月山・鳥海山・山スキー 《山行日》07/05/03〜05/05 《参加者》吉野、東、植木、梅原、溜口、増渕(以上岳友会)、石田、斉藤、水戸部、野村、西尾 《日程》 5/3 矢板5:10==県立自然博物館駐車場9:40/10:05---湯殿山山頂12:09/12:31---県立自然博物館13:13/13:40=== 鳥海ブルーライン16:00 5/4 鳥海ブルーライン吹浦口6:54---御浜小屋8:49/9:20---鉾立(登り返し再滑降)9:48/13:30--シーサイドパーク16:00-- きっちんおさかな17:00 5/5 シーサイドパーク===矢板 《要約》後半は天気が崩れたものの山スキーとアフタースキーを堪能した3日間でした。 《本文》 5/3 ゴールデンウィークの後半がスタートし、高速の下りでは所々で渋滞も見られたがほぼ予定通り月山のネイチ ャーセンターに到着する。身支度を整え、石跳川沿いに湯殿山を目指す。快晴の天気の中、暫くはゆるやかな樹 林を登る。樹林帯が切れた頃から斜度が増してくる。ここを一気に登り、尾根筋に出てからピークを2つほど越 えると山頂だ。少し風があるので窪地でこれを避け、滑りの準備に掛かる。 今回も東面の沢を石跳川に向かって滑る事とする。早速、植木さんが先陣を切る。その後次々と滑り降りる。 『気持ち良〜い』雪質は最高!天気も最高!皆思い思いに滑りを楽しむ。石跳川に出た所で一息入れてから、 ネーチャーセンターへと戻る。短いコースだったが大満足の初日だった。この後、明くる日の行程を考え、鉾立 まで行く事とする。ここで水戸部さんや楽稜の野村さん、西尾さん達と合流・・・総勢が11名となり楽しい夜 となった。 5/4 この日は山頂を目指すべく、7時前に鉾立を出発する。山頂は見えないが天気は悪くない。各自思い思いの ペースで登る。しかし、スタートしてから一時間位経った頃から急にガスが出てくる。ガスの中に入って行った という方が正しい様だ。昨日も鳥海はこの様な天気だったらしい。尾根筋が広いので迷い易い。赤布を外さない 事を考え、皆で固まって登る。2時間弱で御浜小屋に着く。相変わらずガスも濃いが、稜線に出ると更に強風が 吹きつける。今回はここまでとし、滑りの支度に掛かる。滑り始めはガスの為、皆で固まって少しずつ滑る。途 中からガスが切れる。ここからは天気も良好、雪質も上々、皆思い思いに滑りを楽しむ。『やっぱり、山スキー は楽しい!』を実感する。駐車場に戻り、少し休んでから元気組はもう一本滑りに行く。この後はおきまりの コース、鶴泉荘で汗を流し、シーサイドで夕暮れを楽しみながら締めは『きっちん・・・・』昨日同様、大満足 の一日だった。 5/5 夜半に雷がなり、朝から時々雨の天気・・・。今日は滑りは諦めてゆっくりと蕎麦街道を帰る事とする。結局、 今回滑りは2日間だったが本当に楽しい3日間だった。ご同行頂いた皆様、またロングドライブでお世話になっ た東さん、溜さん、石田さん、皆さんお疲れ様でした。またありがとうございました。 ■石裂山 《山行日》07/4/30(月) 《参加者》久我 《日程》自宅5:50--加蘇山神社6:50/7:00〜千本桂7:21〜中の宮跡あずま屋7:38/7:45〜石裂山山頂8:40〜月山山 頂8:57/9:25〜加蘇山神社10:21--自宅 《要約》アカヤシオ山行第2弾! 《本文》 早起きできたので前日の二ッ箭山に続きアカヤシオを見に山へ。加蘇山神社前の駐車場に車をとめ、 身支度を整える。緑深い中、朝のひんやりした空気が気持ちいい。苔むした石段を登り神社へお参りする。この 石段で早くもぜーぜー。 歩きはじめるとすぐに登山道が一部崩落していたので注意して通過する。月山への周回コース分岐をすぎると 栃木県の天然記念物の千本桂があらわれる。神々しく荘厳な雰囲気。あずま屋で一休みし、行者返しの岩を慎重 に登る。西剣ノ峰付近はアカヤシオが満開。青空とアカヤシオのピンクのコントラストがなんとも綺麗だった。 西剣ノ峰から垂直に近いアルミの梯子を数十メートルゆっくり下る。転落事故が多いところでもあり緊張する。 小刻みに足が震えてた。登山者の安全ためこんなに長い梯子をかける作業は大変だったと思う。頭がさがる。や っと下ったかと思うと急斜面を登り返す。登りきると石裂山山頂へ。 石裂山より月山山頂の方が展望があるので休まず月山へ向かう。途中の斜面に・・・あっ、イワウチワ!フリ ルのような花びらがかわいい。時季が遅く一輪だけだったがあまりの可憐さに見入ってしまった。そして月山山 頂に到着。日光連山が綺麗に見える。山頂付近のアカヤシオは見頃をすぎた感じだった。でも昨年来たときはま だ蕾だったので、咲いていてくれただけでもうれしい。食事をとっていると単独の女性が反対まわりで登ってこ られた。GW後半は石鎚、その次の週は中国の黄山へ行くため、トレーニングで石裂山へきたとのこと。短い時 間だったけどいろいろお話ししてくれた。そして風のように去っていかれた。 復路は東に尾根沿いに急降下する。分岐をすぎるとこれから登ってこられる方に次々とすれ違う。神社に再度 お参りし駐車場に向かう。帰るころには気温がぐんぐん上がり夏のような暑さになっていた。早くも夏山が楽し み♪ ■燧ヶ岳山スキー 《山行日》2007.4.30 《参加者》吉野、齋藤常栄、増渕、平石、齋藤俊 《日程》しおばら道の駅6:00…御池8:00/8:20−山頂11:20/50滑降〜登り返し〜大休止12:20/13:30−沼山道路1 4:30−御池15:20…湯ノ花温泉…しおばら道の駅19:00 《要約》快晴の中の山スキー最高でした 《本文》 約1年ぶりの燧ヶ岳。自分にとっては山スキーを初めてやった聖地。暖冬のため、雪が少ないのでは と思いつつも十分な雪があったので初めからシールで登り始めた。新調した板、靴、金具どれも軽い。シールも 雪にビシっと馴染む。それでも出だしの急斜面の登りはキツくすぐに汗が噴き出した。ハァハァ言いながら2度 の小休止をはさみ山頂付近まできた。ここらの景色は素晴らしい。会津駒や日光連山、真っ白な新潟の山々まで 一望できる。景色に励ませられ山頂まで踏ん張る。山頂に到着すると至仏山や雪で覆われている尾瀬ヶ原の景色 を堪能。雪にビールを埋めて軽く1本滑り出す。雪が重くスキーコントロールが難しい。すぐ転けてしまった。 早くビールが飲みたいのであまり滑らず登り返すことにした。再び山頂。宴会が始まった。ビールだけでなくウ ィスキー、焼酎、つまみは何と刺身まで登場した。結構飲んで気持ち良くなったところで滑降開始。突然雪質が 変わったりとゲレンデを滑るより難しいがずっと気持ちがいい。声が勝手に出るし、頭がおかしくなるぐらい楽 しい。ゆっくり滑りながらそれでも下りは1時間で終わってしまった。沼山道路に出るともう一つのお楽しみフ キノトウ取りが始まった。晩の食材をびっしり確保で満足満足。これだから山スキーはやめれない。 ■二ツ箭山 《山行日》2007/4/29(日) 《参加者》君島、岸×2、久我、久保 《日程》久保宅6:30−登山口9:30−〆張場10:10〜10:15(小休止)−男体山−女体山11:15−二ツ箭山山頂(昼 食)11:45〜13:00−月山13:40−登山口14:15−久保宅17:55 《要約》今回の山行は、ゴールデンウィークの前半の休みにアカヤシオと海の見える山をゆっくりと登る。 《要約》久保宅を比較的ゆっくり出て、東北道を通り、郡山まで行かずに、一つ手前の須賀川で降りました。一 般道を通ったせいもあり、予定より登山口には遅く着きました。すでに駐車場は登山者の車でいっぱいになって いました。いわき市で整備したようで案内板、トイレも立派に整備されていました。最近の登山ブームで非常に たくさんの登山客が二ツ箭山を目指していました。バスも留まっていました。集落のなかから杉林の中をゆっく り進みました。途中に月山の修験場があり、白装束の人たちが集まっていました。程なく〆張場に着きました。 ここから沢コースと月山からの分岐になりました。 《本文》 私たちは尾根コースを目指しました。胸突き八丁の急坂を過ぎるとところどころにアカヤシオが見え 出しました。男体山へは後ろ側から回り込み、頂上を目指しましたが、クサリがなく、無理をしないようにとあ きらめました。南側の岸壁で岩登りの練習をしている人がいました。私たちは、南側に一般コースから女体山と の間から女体山へ向かいました。大勢の登山者がお昼を食べていました。そこから上り下りを繰り返し、二ツ箭 山山頂に到着しました。人も少なく、静かな昼食にしました。いつものビールで乾杯し、楽しい昼食タイムにし ました。月山を目指していく中で、反対側の山肌にアカヤシオがたくさん見えました。急坂を一気に下り登山口 につきました。すでにほとんどの登山者は帰っていました。私たちは、帰りに小野町の湯元温泉で汗を流し、磐 越道を経由して帰ってきました。同行のみなさんお世話になりました。 ■第22回 外秩父七峰縦走ハイキング大会 《山行日》 07/4/22 《参加者》 梅原(単独) 《日程》4/21 自宅23:00--1:20つきのわ駐車場 4/22 6:00小川町駅スタート6:30〜7:50官ノ倉CP〜10:35笠山CP〜11:09堂平山CP11:15〜11:27剣が峰CP〜13:47 大霧山CP13:52〜15:15皇鈴山CP〜15:38堂谷山CP〜17:27寄居ゴール--20:40自宅 《概要》 マラソンと同じ距離42.195Kmを歩くハイキング大会に参加しました。 《本文》 この所仕事が忙しく申し込みはしたものの土、日出勤で欠場かな?と思っていたが、土曜日の頑張りで休みが とれ急遽出発・・・。しかしつきのわの駐車場についたのは深夜過ぎ・・・、車の中で仮眠をとる。 小川町駅に着いたのは6時前・・・しかし既に駅前は長蛇の列で改札を出るにも大変な状態。結局駅前から大 通りの道に並ばされる。列が動いたのは6時20分頃か?まああせらず行こうと腹をくくり、コンビニで買い物 をしてから6時30分、いよいよスタートとなる。既に千数百人(勘ですが・・・)はもう出て行っている。それ と皆さん結構早いペースで歩く。しかし、暫くは車道歩きとなる為、人は多くても歩きにくさはない。しかしこ れは甘かった。 山道に入った途端渋滞が始まる。全く動かなくなる。それでもほとんどの人はじっと待つ。中には先を急ぐ人 もちらほら・・・。この渋滞を休憩変わりにする事にし水分補給をしたり、地図の確認にあてる。それでも官ノ 倉のCPまでは随分時間が掛かってしまった。この後も、合流点、下りで渋滞が続く。和紙の里まで来ると多少ば らけてくる。小休止する人も増えてくる。この辺りは調子が悪くなかったので休みは取らずどんどんどんどん先 を行く。 堂平山で始めての食事休憩・・・スタートしてから優に4時間は経過していただろう。エネルギー補給をし得 意の下りを駆け下りる。剣が峰へは丸太の階段・・・ここで大きく足を上げた途端、太腿がつる。腿を冷却し ペースダウンし、これを越える。何とか収まりが付いてきたがまだ20Km地点・・・休みを取りながらゆっくり と歩く事にする。定峰峠では茶店でカキゴオリアイスを食べ、食料、水分を十分にとる。しかしこれが災いした のかこの後の登りで両足が同時につる。歩けない。エアサロンパスで冷やす。ズボンをたくりあげ風を通す。ま るでカメの様なペースでゆっくりゆっくり歩く。人が後から後から抜いていく。でもそんな事は関係ない。自分 のペースで自分のペースでと言い聞かせ負担の少ない歩きを模索する。落ち木を杖変わりにする。やっとの思い で大霧山・・・。山頂でゆっくり休む。回りの景色が勇気つけてくれる。ようし、後は気合と根性・・・杖もぶ ん投げてまずは七峰制覇・・・。最後の登谷山に着いた時はほっとした。さあ後は下るだけ・・・。 ここでもう一度両足を冷却し、靴紐を締めなおし下りに掛かる。登谷牧場で牛乳を頂く。美味い!托しあげて たズボンも元に戻し、日本一水の美味しい水とおしんことミカンを頂き、後は10kmの車道をただただひたす らひたすらゴールを目指す。両足に痛みは感じるが、多分大丈夫、前を向いて歩く。鉢形城跡を過ぎ、橋を渡る と寄居の町・・・。17時30分より少し前ゴールの寄居役場跡に到着する。ゴールした瞬間、体中が一瞬熱く なる。やりとげた、達成感が体を駆け巡る。 途中、歩き通せる自信はなかった。しかし、歩き通せて本当に良かった。暫く休憩して、帰路に付く。日焼け した顔を見た地元の人に声を掛けられ、参加したんだね?また来年も来る?と言う質問に一瞬どう答えようか戸 惑い言葉を濁したが、もう少し土の上を歩きたかった、のが本音だった。今回の縦走大会に色々アドバイス頂い た池田さん、久我さん、本当にありがとうございました! ■ミツモチ山 《山行日》07/04/22 《参加者》溜口一之 《日程》県民の森植樹祭会場駐車場11:00〜ミツモチ山頂12:50/13:30〜駐車場14:40 《要約》登山道にはいると、カタクリの花が現れ、山頂まで続いていた。 《本文》朝、用事が終わったので、どこに行くか悩んだ末、ミツモチに行くことにした。駐車場につくと、車が 2台止まっていた。身支度をすませ、すぐに歩き出した。登山道に入るとすぐにカタクリの花があった。まばら ではあるが、沢山咲いている。花を見ながら歩ける季節になったのかと、しみじみ感じた。登りは展望台の方は 通らず登山道を登った。山頂直下の休憩場で遅い昼食をとり、展望台廻りで下山した。 ■両神山 《山行日》07/4/22(日) 《参加者》久我 《日程》静岡市内4:40--日向大谷口8:40/8:55〜会所9:17〜清滝小屋10:30/10:40〜両神神社11:21〜両神山山頂 (剣が峰)11:48/12:21〜両神神社12:45〜清滝小屋13:18/13:25〜会所14:14〜日向大谷口14:40--薬師の湯--自 宅19:30 《要約》静岡の山は雨で登れず残念でしたが、急きょ両神山に登ってきました。 《本文》土曜は友人結婚式で静岡市内に宿泊し、翌日山伏・大谷嶺を歩く予定!だったが4時に起きると外はど しゃ降りの雨。迷わず中止した。時間が早いが静岡の友人と別れ、のんびり栃木へ帰ることにした。 帰りは山梨経由。富士山は雲の中。霧もでてきた。雁坂トンネルをぬけ埼玉へ入るとあれれれれ、ぱーっと晴 れてきた!車をとめ慌てて秩父地方の天気予報を確認する。晴れのち曇りで雨は夕方から!続けて、登れる山が ないか奥秩父の山地図を広げる。そうだ!両神山に登ろう!!ということで急きょ登山口の日向大谷に向かう。 8時半をすぎていたので駐車場はもう満車かと思った。が行ってみるとラッキー!第1駐車場にとめられた。両 神山荘で残雪の状況を確認し登山準備をして歩き始める。登山道はゆるやかなアップダウンが続く。ちょっとト レイルランっぽく走ってみるがすぐ息があがって続かない。沢を何度か渡り、足元は登山道脇のニリンソウ、ネ コノメソウ、ハシリドコロ、エイザンスミレなどなどかわいい小さな花たちが目を楽しませてくれる。 見上げ れば青空と新緑が美しい!やわらかい春の陽射しと沢のせせらぎも心地よく、きつい登りも癒される。途中弘法 乃井戸という水場があるがわずかの量だった。祠や石仏などが所々にあり信仰の山を思わせる。ひと登りし清滝 小屋で水を補給し小休憩した。日曜なのにあまり人がいない。 ここからは九十九折の道になり、高度を一気に稼ぐ。息があがり、汗びっしょり。所々鎖場や岩場があり慎重 に通過する。両神神社では狼っぽい狛犬にご挨拶。近くにベンチがあったので座って日焼け止めクリームをつけ なおそうとすると思ったらザックにない・・・落としたかな?あーあ。山頂に近づくにつれ登山道にも残雪があ らわれてきた。軽アイゼンをつけるほどではないがぬかっていて歩きにくかった。最後の岩場を登ると両神山山 頂!誰もいない静かな山頂だった。360度の展望!富士山や北アルプス方面も雲に覆われて見えなかったけど青 空とさわやかな風が心地よい。来月初め頃には山頂のアカヤシオがきれいなんだろうな。まだつぼみがかたかっ た。昼食をとっていると何人か登ってきてお互いに写真をとりあった。 下りは往路を戻る。下山の途中で5、6人グループの方から「これ、あなたのかな?」と日焼け止めクリームを 出してくれた。え?びっくりだった。途中であえると思って拾って持っていてくれたという。その温かさがうれ しかった。男性が「日焼けして真っ黒になっちゃったかと思って心配してたよ〜」とお茶目なお言葉。お礼を言 ってお互いに「お気をつけて」と声をかけ別れた。 下山後は、両神山荘のわんこをなでなでして、おきまり?の薬師の湯でのんびりぬるめの温泉につかり、薬師 そばをいただいて帰った。お花もいっぱいで標高差もあり歩きごたえのある山でした。 ■燧ケ岳・山スキー 《山行日》07/4/21(土) 《参加者》増渕、溜口、植木 《日程》しおばら道の駅6:00--七入8:10/8:35〜ブナ平ヘアピン9:25〜沼山道路10:40/10:55〜メラッパシ田代1 1:40〜東田代12:05〜燧ケ岳14:05/14:25〜熊沢田代14:35/15:15〜沼山道路15:45〜ブナ平道路16:00〜ふきのと うとり〜七入17:40--塩原温泉--塩原道の駅 《要約》燧ケ岳の大斜面を滑った。天気は何とかもった。雪は重かったが楽しめた。 《本文》七入からの燧ケ岳はしばらくぶりだ。総会の後の飲み会では溜口さんは燧ケ岳に備えて早めに上がった。 七入周辺は連年よりかなり雪が少ない。スキーをザックにつけて歩き出す。道端にフキノトウが多く、帰りが楽 しみだ。林道からブナ林に入るところの積雪も少なく簡単に乗れた。しかし歩き出してみると雪がざくざくで膝 まで潜る感じのところもあるので、早速シールで登る。ブナ平ヘアピンを過ぎ例年よりも極端に除雪の量が少な いのでそのままシールで道に沿って歩ける。スノーブリッジのよさそうなところで早速右岸に渡りブナ平を進む。 雪が少ないせいか、細かい起伏がたくさんある。沼山道路を渡るところの積雪も少ない(GWは大丈夫だと思う が)。 いつものとおり東田代まで沢を詰めようとするが雪が少ないのでメラッパシ田代を目指す。東田代までの急登 は雪がグザグサで大変だった。振り返ると会津駒ヶ岳が見える。目指す燧ケ岳はまだ遠い。ここからは沢状を詰 めていく。気温が全く上がらずいつものタイツでは×で、ズボンをはく。1人降りてきた。森林限界からは疲れ が出てきたがさくさく登る。雲行きが怪しい。もしかして雨?と思うが何とかなった。頂上は予想に反して積雪 が多くシールのままたどり着けた。 風が強いので早々に滑降モード。まっさんの知り合いと合流して熊沢田代まで。ドバーンと沢状を大滑降する も4/18に降ったと思われる新雪がべたべたなのでトラバースをかけて尾根状を行くことにする。グサグサのわり にいい感触を味わった。 熊沢田代までくるとあったかくなり大休止。ビールで乾杯する。まだまだシュプールが少ない頂上付近を振り 返り満足する。熊沢田代の南面をやっつけてメラッパシ田代の下にやっつけられて沼山道路まで滑る。早めにブ ナ平に出てフキノトウを採りながらゆっくり下る(登るときより下りのほうが時間がかかっている)。真っ暗な 福渡温泉で疲れをとって帰る。翌朝疲れが残り久しぶりの筋肉痛もどきだ。 ■那須岳(茶臼岳) 《山行日》2007/4/15(日) 《参加者》君島知男、久保周二、ほか1 《日程》 久保宅7:45−峠の茶屋登山口8:30〜出発8:45−峰の茶屋9:35〜9:45−茶臼岳10:45(昼食〜12:00)− 登山口13:25−久保宅14:20 《要約》今回は、今シーズン雪が少なくて、ほとんどスノーシューに行けなくて、また、日曜日も天気が悪い日 が多く、久しぶりの山行でした。 《本文》久保宅に7時30分に出発予定でしたが、やや遅れて出発しました。雪が例年より少ないせいもあり、登 山口にはすでにかなりの車がありました。この時期に那須に登るのは初めてかと思いました。例年早くても、 ゴールデンウィークの時期だったように記憶しています。今年は雪が少なく、スノーシューにほとんど行ってい なかったので、足慣らしに那須にしました。やや風があるものの天気が良くて、ゆっくりと歩き出しました。さ すがに峰の茶屋に着くとかなりの風になっていました。朝日岳へ向かう道には雪が残っており、風の強さで引き 返してくる人たちもいました。休憩後、茶臼岳に向かいました。風の強い中、ゆっくりと進みました。途中、犬 を連れている人や子ども連れの人と擦れ違いながら、頂上に向かいました。頂上付近はそれほど風もなく、南面 の風の当たらないところで、昼食にしました。風があるせいで、周りの山々が良く見える中、いつものビールで 乾杯をしました。人はそれほど多くなく、いつもより長めの昼食をとりました。帰路は、茶臼岳山頂を一周して、 峰の茶屋を経由し、登山口に戻りました。久しぶりの足慣らしの山行をゆっくりと歩いて、早めに帰ってきまし た。それにしても、いつも思うのですが、軽装の人や地図を持たずに道を聞いてくる人、そして、午後から登る 人など相変わらず、無謀な人は多く、困ったものです。
山行報告 平成19年5月6日受付
■月山・鳥海山・山スキー 写真は「山岳写真館A9」をご覧下さい。 《山行日》 07/05/03〜05/05 《参加者》 吉野、東、植木、梅原、溜口、増渕(以上岳友会)、石田、斉藤、水戸部、野村、西尾 《日程》 5/3 矢板5:10===9:40月山ネイチャーセンター駐車場10:05---12:09湯殿山山頂12:31---13:13ネイチャーセンター13:40 ===16:00鳥海ブルーライン 5/4 鳥海ブルーライン鉾立6:54---8:49御浜小屋9:20---9:48鉾立(登り返し再滑降)13:30鉾立===16:00シー サイドパーク==17:00きっちんおさかな 5/5 シーサイドパーク===矢板 《要約》 後半は天気が崩れたものの山スキーとアフタースキーを堪能した3日間でした。 《本文》 5/3 ゴールデンウィークの後半がスタートし、高速の下りでは所々で渋滞も見られたがほぼ予定通り月山の ネイチャーセンターに到着する。身支度を整え、石跳川沿いに湯殿山を目指す。快晴の天気の中、暫くは ゆるやかな樹林を登る。樹林帯が切れた頃から斜度が増してくる。ここを一気に登り、尾根筋に出てから ピークを2つほど越えると山頂だ。少し風があるので窪地でこれを避け、滑りの準備に掛かる。 今回も東面の沢を石跳川に向かって滑る事とする。早速、植木さんが先陣を切る。その後次々と滑り降 りる。『気持ち良〜い』雪質は最高!天気も最高!皆思い思いに滑りを楽しむ。石跳川に出た所で一息入 れてから、ネーチャーセンターへと戻る。短いコースだったが大満足の初日だった。この後、明くる日の 行程を考え、鉾立まで行く事とする。ここで水戸部さんや楽稜の野村さん、西尾さん達と合流・・・総勢 が11名となり楽しい夜となった。 5/4 この日は山頂を目指すべく、7時前に鉾立を出発する。山頂は見えないが天気は悪くない。各自思い思 いのペースで登る。しかし、スタートしてから一時間位経った頃から急にガスが出てくる。ガスの中に入 って行ったという方が正しい様だ。昨日も鳥海はこの様な天気だったらしい。尾根筋が広いので迷い易い。 赤布を外さない事を考え、皆で固まって登る。2時間弱で御浜小屋に着く。相変わらずガスも濃いが、稜 線に出ると更に強風が吹きつける。今回はここまでとし、滑りの支度に掛かる。滑り始めはガスの為、皆 で固まって少しずつ滑る。途中からガスが切れる。ここからは天気も良好、雪質も上々、皆思い思いに滑 りを楽しむ。『やっぱり、山スキーは楽しい!』を実感する。駐車場に戻り、少し休んでから元気組はも う一本滑りに行く。この後はおきまりのコース、鶴泉荘で汗を流し、シーサイドで夕暮れを楽しみながら 締めは『きっちん・・・・』昨日同様、大満足の一日だった。 5/5 夜半に雷がなり、朝から時々雨の天気・・・。今日は滑りは諦めてゆっくりと蕎麦街道を帰る事とする。 結局、今回滑りは2日間だったが本当に楽しい3日間だった。ご同行頂いた皆様、またロングドライブで お世話になった東さん、溜さん、石田さん、皆さんお疲れ様でした。またありがとうございました。
山行報告 平成19年4月26日受付
■第22回 外秩父七峰縦走ハイキング大会 写真は「山岳写真館A8」をご覧下さい。 《山行日》 07/4/22 《参加者》 梅原(単独) 《日程 4/21 自宅23:00===1:20つきのわ駐車場 4/22 6:00小川町駅スタート6:30---7:50官ノ倉CP---10:35笠山CP---11:09堂平山CP11:15 ---11:27剣が峰CP---13:47大霧山CP13:52---15:15皇鈴山CP---15:38堂谷山CP--- 17:27寄居ゴール===20:40自宅 《概要》 マラソンと同じ距離42.195Kmを歩くハイキング大会に参加しました。 《本文》 この所仕事が忙しく申し込みはしたものの土、日出勤で欠場かな?と思っていたが、土曜日の頑張りで休みがと れ急遽出発・・・。しかしつきのわの駐車場についたのは深夜過ぎ・・・、車の中で仮眠をとる。 小川町駅に着いたのは6時前・・・しかし既に駅前は長蛇の列で改札を出るにも大変な状態。結局駅前から大通 りの道に並ばされる。列が動いたのは6時20分頃か?まああせらず行こうと腹をくくり、コンビニで買い物をし てから6時30分、いよいよスタートとなる。既に千数百人(勘ですが・・・)はもう出て行っている。それと皆さ ん結構早いペースで歩く。しかし、暫くは車道歩きとなる為、人は多くても歩きにくさはない。しかしこれは甘か った。 山道に入った途端渋滞が始まる。全く動かなくなる。それでもほとんどの人はじっと待つ。中には先を急ぐ人も ちらほら・・・。この渋滞を休憩変わりにする事にし水分補給をしたり、地図の確認にあてる。それでも官ノ倉の CPまでは随分時間が掛かってしまった。この後も、合流点、下りで渋滞が続く。和紙の里まで来ると多少ばらけて くる。小休止する人も増えてくる。この辺りは調子が悪くなかったので休みは取らずどんどんどんどん先を行く。 堂平山で始めての食事休憩・・・スタートしてから優に4時間は経過していただろう。エネルギー補給をし得意 の下りを駆け下りる。剣が峰へは丸太の階段・・・ここで大きく足を上げた途端、太腿がつる。腿を冷却しペース ダウンし、これを越える。何とか収まりが付いてきたがまだ20Km地点・・・休みを取りながらゆっくりと歩く事 にする。定峰峠では茶店でカキゴオリアイスを食べ、食料、水分を十分にとる。しかしこれが災いしたのかこの後 の登りで両足が同時につる。歩けない。エアサロンパスで冷やす。ズボンをたくりあげ風を通す。まるでカメの様 なペースでゆっくりゆっくり歩く。人が後から後から抜いていく。でもそんな事は関係ない。自分のペースで自分 のペースでと言い聞かせ負担の少ない歩きを模索する。落ち木を杖変わりにする。やっとの思いで大霧山・・・。 山頂でゆっくり休む。回りの景色が勇気つけてくれる。ようし、後は気合と根性・・・杖もぶん投げてまずは七峰 制覇・・・。最後の登谷山に着いた時はほっとした。さあ後は下るだけ・・・。ここでもう一度両足を冷却し、靴 紐を締めなおし下りに掛かる。登谷牧場で牛乳を頂く。美味い!托しあげてたズボンも元に戻し、日本水の美味し い水とおしんことミカンを頂き、後は10kmの車道をただただひたすらひたすらゴールを目指す。両足に痛みは 感じるが、多分大丈夫、前を向いて歩く。鉢形城跡を過ぎ、橋を渡ると寄居の町・・・。17時30分より少し前 ゴールの寄居役場跡に到着する。ゴールした瞬間、体中が一瞬熱くなる。やりとげた、達成感が体を駆け巡る。 途中、歩き通せる自信はなかった。しかし、歩き通せて本当に良かった。暫く休憩して、帰路に付く。日焼けし た顔を見た地元の人に声を掛けられ、参加したんだね?また来年も来る?と言う質問に一瞬どう答えようか戸惑い 言葉を濁したが、もう少し土の上を歩きたかった、のが本音だった。今回の縦走大会に色々アドバイス頂いた池田 さん、久我さん、本当にありがとうございました!
山行報告 平成19年4月23日受付
■燧ケ岳・山スキー 写真は「山岳写真館A7」をご覧下さい。 《山行日》07/4/21(土) 《参加者》増渕、溜口、植木 《日程》しおばら道の駅6:00--七入8:10/8:35〜ブナ平ヘアピン9:25〜沼山道路10:40/10:55〜メラッパシ田代11: 40〜東田 代12:05〜燧ケ岳14:05/14:25〜熊沢田代14:35/15:15〜沼山道路15:45〜ブナ平道路16:00〜ふきのとうとり〜七入17:40--塩 原温泉--塩原道の駅 《要約》燧ケ岳の大斜面を滑った。天気は何とかもった。雪は重かったが楽しめた。 《本文》七入からの燧ケ岳はしばらくぶりだ。総会の後の飲み会では溜口さんは燧ケ岳に備えて早めに上がった。七入周辺 は連年よりかなり雪が少ない。スキーをザックにつけて歩き出す。道端にフキノトウが多く、帰りが楽しみだ。林道からブ ナ林に入るところの積雪も少なく簡単に乗れた。しかし歩き出してみると雪がざくざくで膝まで潜る感じのところもあるの で、早速シールで登る。ブナ平ヘアピンを過ぎ例年よりも極端に除雪の量が少ないのでそのままシールで道に沿って歩ける。 スノーブリッジのよさそうなところで早速右岸に渡りブナ平を進む。雪が少ないせいか、細かい起伏がたくさんある。沼山 道路を渡るところの積雪も少ない(GWは大丈夫だと思うが)。 いつものとおり東田代まで沢を詰めようとするが雪が少ないのでメラッパシ田代を目指す。東田代までの急登は雪がグザ グサで大変だった。振り返ると会津駒ヶ岳が見える。目指す燧ケ岳はまだ遠い。ここからは沢状を詰めていく。気温が全く 上がらずいつものタイツでは×で、ズボンをはく。1人降りてきた。森林限界からは疲れが出てきたがさくさく登る。雲行 きが怪しい。もしかして雨?と思うが何とかなった。頂上は予想に反して積雪が多くシールのままたどり着けた。 風が強いので早々に滑降モード。まっさんの知り合いと合流して熊沢田代まで。ドバーンと沢状を大滑降するも4/18に降 ったと思われる新雪がべたべたなのでトラバースをかけて尾根状を行くことにする。グサグサのわりにいい感触を味わった。 熊沢田代までくるとあったかくなり大休止。ビールで乾杯する。まだまだシュプールが少ない頂上付近を振り返り満足す る。熊沢田代の南面をやっつけてメラッパシ田代の下にやっつけられて沼山道路まで滑る。早めにブナ平に出てフキノトウ を採りながらゆっくり下る(登るときより下りのほうが時間がかかっている)。真っ暗な福渡温泉で疲れをとって帰る。翌 朝疲れが残り久しぶりの筋肉痛もどきだ。
平成19年4月20日 4月第2回例会報告 平成19年4月23日受付
参加者 小林、吉野、齋藤常、池田、久保、東、稲葉昌、梅原、近藤、渋谷ズ+1、溜口、君島、増渕、稲葉江美、斎藤俊、 平石、津久井、植木。(19人参加) ■■山行報告■■ ●4/15(日)那須・茶臼岳 《参加者》久保、君島 詳細は別報告で。 ●4/15(日)日光白根山 《参加者》稲葉ズ 詳細は別報告で。 ■北高尾山稜・花見とハイキング 《山行日》07/04/08(日)晴のち曇 《参加者》稲葉(単独) 《日程》JR中央線相模湖駅9:00--底沢集落--底沢峠11:05--堂所山11:16〜11:25--三本松山11:55--杉沢の頭14:25--JR 中央線高尾駅16:00 《要約》一枚だけ残った青春18切符を使って出かけた。 《本文》相模湖駅周辺は桜が見頃だった。最初車道を歩き、底沢集落から底沢峠に向けて静かな尾根を登る。陣馬山〜高尾 山の稜線に出ると道は広く整備されて登山者が多く、ランナーも見かけた。北高尾山稜に入れば再び静かな尾根道となる。 所々山桜が咲いている。天気がいい割には風が涼しく、余り休憩なしで歩き通せた。帰路、日比谷公園で家族と待ち合わせ、 有楽町で食事をした。子連れとはいえ、山の格好で歩くのはちょっと恥ずかしかった。 ■高原山 釈迦ケ岳〜大入道 《山行日》 07/04/15 《参加者》 梅原(単独) 《日程》 自宅8:30--大間々駐車場9:00/9:17〜八海山神社9:54〜釈迦ケ岳11:05/11:51〜大入道13:22/13:30〜大間々駐車場 14:28/14:35--自宅15:05 《概要》 昨年末以来の高原山を歩いて来ました。 《本文》昨年12月のトレイルラン以来ずっ〜とスキーの週末だったが、来週は外秩父七峰を歩く予定の為足慣らしに高原山 を歩く事にする。いささか遅きの感もあるが久しぶりの山歩きを快晴の天気が迎えてくれた。 例年この時期は残雪がかなり見られるのでミツモチから大入道を歩くつもりで家を出たが、車窓からの高原山は以外と雪 がなさそうに見える。今日の天気と頂上からの展望を考えると釈迦に行きたくなりコース変更をする。大間々で身支度を整 え、林道から山道へと入る。久しぶりの土の感触が心地よい。息を整えながらゆっくりゆっくりと歩く。尾根道に出るとま だ残雪を纏った釈迦ケ岳が目に飛びこんで来る。登山道は東面から北面へと回り込む様につけられており、剣が峰手前から は所々残雪の上を歩く。特に最後の急登はまだまだかなりの残雪が見られたが雪は締まっており快適だった。 11時過ぎに山頂に着く。西には日光、東には那須、目の前には真っ白な会津の山々を眺める。何度となく見てきた風景だ が、久しぶりの山頂からの景色をじっくりと楽しむ。腹ごしらえを済ませ下山に掛かる。このまま大間々に戻るのは早いの で大入道を回る事とする。この辺りまではかなり余裕があった。大入道で一息入れ、急坂を下り小間々を目指す。この下り で太腿が一気に張ってくる。急な下りで、山を歩いていなかったつけが回ってきた。急に『こんなんで来週大丈夫なのか』 と不安になってくる。下り切ってほっとする。小間々から大間々への緩やかな登り返しを歩きながら、ブランクの大きさを 痛感した山行だった。 ■会津駒ケ岳・山スキー 《山行日》07/04/15(日)快晴のち晴れ 《参加者》溜口、植木 報告植木 《日程》しおばら道の駅6:40/6:50--駒ケ岳P8:20/8:40〜階段登山口9:30〜雪つながり〜アンテナ10:10〜燧展望台11:50/1 2:05〜南面滑降〜上の沢12:30/13:10〜登り返し〜水場上14:10/14:30〜アンテナ14:40〜堰堤まで滑降〜階段登山口15:00〜 フキノトウとり〜駒ケ岳P15:55--道の駅17:25 《要約》先週の溜口報告の斜面を滑った。標高差があり、よかった。 《本文》先週の山行報告で溜口さんからの会津駒ケ岳の報告が気になった。そこで溜口さんと一緒に出かけた。植木がまた 遅刻してしまい出発が遅れてしまった。スミマセンでした。それでもスキーシーズンが終わったせいで道路はガラガラ。短 時間で駒ヶ岳Pに到着、さっさと準備をする。 スキーを背負うのは今シーズン初めてなので重さが肩にくる。林道の雪解けがすごいスピードで進んでいると溜口さんが 驚く。上の沢に入るところからシールで登るがヘアピンまで。左からブロックが崩れてきたことと上のやぶがすごいとのこ となので夏道を行くことにする。兼用靴とはいえ夏道を歩くのはしんどい。ぜーはーいいながら登るとアンテナ下の急斜面 からは雪がつながっておりシールで登ることができた。とにかく天気がいい。たくさんのパーティーが登っている。順調に 登高し燧ケ岳が見える地点までくる。ここから頂上まで行き源六郎を滑りあの南斜面を滑るには時間的に体力的にきつそう なので、ここで登高を終わりにしてあの斜面に入ることにする。 溜口さんが先頭でいく。雪が程よく緩み滑りやすい。シラビソをぬいながら快調に高度を下げる。斜度が一定しておりす ばらしい斜面だ。でもチョット違うとのことで右に大トラバースをかけ本来の斜面に入る。ブナの樹間が広いことと尾根で はなく斜面なので、とても気持ちがいい。しかし標高が下がると雪がグサグサ。これはチョット残念だった。程なく上の沢 に出て大休止とする。 ここから登り返し300m。登りやすい沢状を1時間で登り返し登山道のある尾根に戻る。ここからはいつものこなし。アン テナから沢状を入り終了。帰りはフキノトウをとるために林道をゆっくり下る。きょうもいい1日だった。次回は1910mhか ら滑り込むとよい。
山行報告報告 平成19年4月5日受付
■高原山 釈迦ケ岳〜大入道 写真は「山岳写真館A6」をご覧下さい 《山行日》 07/4/15 《参加者》 梅原(単独) 《日程》 自宅8:30===9:00大間々駐車場9:17---9:54八海山神社---11:05釈迦ケ岳11:51 ---13:22大入道13:30---14:28大間々駐車場14:35===15:05自宅 《概要》 昨年末以来の高原山を歩いて来ました。 《本文》 昨年12月のトレイルラン以来ずっ〜とスキーの週末だったが、来週は外秩父七峰を歩く予定の為足慣らしに高原 山を歩く事にする。いささか遅きの感もあるが久しぶりの山歩きを快晴の天気が迎えてくれた。 例年この時期は残雪がかなり見られるのでミツモチから大入道を歩くつもりで家を出たが、車窓からの高原山は 以外と雪がなさそうに見える。今日の天気と頂上からの展望を考えると釈迦に行きたくなりコース変更をする。大 間々で身支度を整え、林道から山道へと入る。久しぶりの土の感触が心地よい。息を整えながらゆっくりゆっくり と歩く。尾根道に出るとまだ残雪を纏った釈迦ケ岳が目に飛びこんで来る。登山道は東面から北面へと回り込む様 につけられており、剣が峰手前からは所々残雪の上を歩く。特に最後の急登はまだまだかなりの残雪が見られたが 雪は締まっており快適だった。 11時過ぎに山頂に着く。西には日光、東には那須、目の前には真っ白な会津の山々を眺める。何度となく見てき た風景だが、久しぶりの山頂からの景色をじっくりと楽しむ。腹ごしらえを済ませ下山に掛かる。このまま大間々 に戻るのは早いので大入道を回る事とする。この辺りまではかなり余裕があった。大入道で一息入れ、急坂を下り 小間々を目指す。この下りで太腿が一気に張ってくる。急な下りで、山を歩いていなかったつけが回ってきた。急 に『こんなんで来週大丈夫なのか』と不安になってくる。下り切ってほっとする。小間々から大間々への緩やかな 登り返しを歩きながら、ブランクの大きさを痛感した山行だった。
平成19年4月11日(水) 4月度 第1回例会例会報告
参加者 小林、吉野、齋藤常、池田、溜口、君島、平石、増渕、稲葉江美、久我、植木。 村永さんが見学にいらっしゃいました。(12人参加) ■■山行報告■■ ■会津駒ケ岳・山スキー 《山行日》2007/04/07 《参加者》増渕、東、溜口、水戸部、(報告者:溜口) 《日程》会津駒登山用駐車場7:20/7:50〜ヘリポート9:20/9:30〜水場10:10/10:30山頂12:10/13:00〜駐車場16:00 《要約》天気に恵まれ、山頂で春を満喫して、新しいルートに入った。斜度38度ぐらい、樹間広い、標高差500m、会津駒 では、いち、にを、争えるぐらいの斜面。遊びすぎた。 《本文》最近、日の出が早くなり、家を出る頃は、すっかり明るくなっている。まっさん、東さんを拾い、順調に駐車場に 着くと、水戸部さんが、シールを取り付けているところだった。今日の天気で、行動パターンは皆、熟知している。おはよ う御座いますのあいさつだけで、そそくさと、準備にいそぐ。さすがに春、雪解けがだいぶ進んでいる、途中スキーをかつ いだ。アンテナまではいつもより時間がかかった。途中、風があったので山頂も風かと思ったが、ほとんどなかった。山頂 では快適な時間をすごした。 下山。源六郎を滑った。新雪が有ったので、引っかかると思いきや、滑る、滑る、たまりません。このまま滑り降りたい が、我慢我慢。トラバースをかけ、新斜面に。。。森林限界から、上の沢に向かってギルランデ、良い斜面が顔を出す。上 の沢に向かって良い斜面が続く。さすがに、大きい山だけある、隠れたところに、こんなに良い斜面があるとは。。。この 後がいけなかった。山頂で良い気分で飲み過ぎ、登り返しのきついこと、死にそうでした。登り返して、生き返り、ぐさぐ さの雪と戦ってきました。今回の斜面は、山頂を目指せない時の斜面にはすごくよさそう。 ■角田山 《山行日》07/03/31 《参加者》小林、関、櫻井ズ(報告:小林) 《日程》矢板5:20--坂下IC=黒崎PA--角田浜登山口9:20…角田山山頂11:30/12:20…五ヶ峠分岐12:36…灯台13:40…駐 車場14:00/14:20〜阿賀野川道の駅〜三川IC=坂下IC--矢板19:00 《要約》ミスミソウを見に遥々 《本文》角田山のミスミソウに会いたくて遥々と出かけてきました。運転は車大好きな関君、同乗者は 茨城県のスノーシ ュー仲間の櫻井夫妻!予定より早めに出発。塩原、田島を越えて坂下ICで高速に乗る予定で車を走らす。本郷まで来たら 前方に、屏風のような飯豊連峰にただウットリ。順調に飛ばして朝飯を阿賀野川SA、熱い味噌汁を期待したが食堂は改築 して11時開店、仕方なく隣のコンビニ弁当となる。 今日の天気予報は午後5時から雨?朝日の射すような期待もあるがそれも運次第の山行である。黒崎PAから高速をおり て一路 角田浜に向かう。土曜日とあって既に数台の観光バスが止まっていた。身支度を済ませて桜尾根の登山口にいく。 5分も登れば「あった!」の歓声があがる、櫻井夫妻は念願のミスミソウとの対面で遅々として登ってこない。花は多いが 近場にないので写真には苦労してしまう。カタクリの花が混じると小高いところに着く。前の方で古賀志の花より!うんぬ んを話すグループが居たので顔を上げたら、「アレ!矢板の方ですね?」と声を掛けられた、またもや偶然にも富士重工の 高嶺会でした。荒海山ではお世話になりましたとご挨拶。全体にミスミソウは満開、カタクリは上部は蕾状態でした。泥ん こ道を頑張って山頂に到着。広場も沢山の人々でごった返していました。昼を済ませて下山は灯台コースに向かいます。 泥道が続き慎重に下ります。五ヶ峠分岐を左に分けると後は海岸まで一本道 階段道と泥んこ道を越せば佐渡島と灯台を 眺めながら、快適な展望コース。ミスミソウもカタクリも多いので足を踏み外して転落をしないように注意を促します。灯 台手前のところで雨が落ちてきました。ラクダの背のような尾根を越えると灯台に到着。佐渡島も雨に煙って見いなくなり ました。雨具を出すことなく無事 車に戻りました。来年は泊まる計画で来たいミスミソウの花の角田山でした。