平成11年度4月から9月分山行報告
山行記録・例会議事録 (9月27日更新)【日時】9月22日(水)午後8時から 岳友会事務所にて 【出席】小林、池田、浅川、東、斎藤、稲葉、植木、佐藤(一)、平山、野澤、梅原、 尾上(計12人) 【議事】 台風一過の後は、爽やかな秋晴れが続きます。たんぼの稲もたわわに実り、秋ののどかな 田園風景が目を楽しませてくれる今日この頃です。今年の紅葉はどうでしょうか?山登りを 楽しみましょう。
山行報告 1)9月18日(土) ・有澤さんの送別会 写真あり ・岳友会事務所 ・小林、池田、蓮實、吉野、斎藤、稲葉、漆原、植木、印南、川嶋、佐藤(一)、高橋、 佐藤(一)、渡辺、東、久保、野澤、梅原(18名) ・今月一杯で退職され、実家富山に帰られる有澤さんの送別会が小林会長の自宅で行われ ました。会長 の挨拶、有澤さんの挨拶、花束贈呈で始まったこの会に涙はなし。 みんな本当は寂しくなるのですがこの日は昔話に花を咲かせ遅くまで、笑い声が絶えま せんでした。国体に4年連続して出場し、頑張ってきた有澤さん。富山に帰ってもきっ と頑張って山登りや仕事、趣味などなどを続けられる事と思っています。また嬉しい事 に(?)、矢板岳友会富山支部が本日設立されました。勿論支部長は有澤さんです。 ・・最後に有澤さんのご多幸を岳友会会員一同心からお祈り申し上げます。お幸せに・・ 2)9月11日(土)〜12日(日) ・日光 錫ケ岳 ・浅川 ・当日の天気はあまりよくなくぱっとしなかった。登山道は一般ルートがきちんと整備さ れており、もう少し険しいかと思ったが、拍子抜けした。非難小屋から往復で早足で 5時間30分くらいであった。 3)9月12日(日) ・田代山 ・小林 ・ちたけが沢山とれた。帰って食べたけれどおいしかった。 4)9月11日(土)〜12日(日) ・北アルプス 乗鞍岳、焼岳 ・蓮實、稲葉と他5人 ・蓮實先生の職場の方々5人と北アルプス、乗鞍方面に出掛けた。乗鞍は頂上近くまで車 で行ったが、焼岳も中の湯の上の方まで車で行った。 5)9月18日(土)〜19日(日) ・尾瀬ケ原 ・尾瀬に写真を撮りに行った。三条の滝では新たに展望台ができていた。今年は暑かった せいか草紅葉も今一つでパッとしなかったようだ。
【日時】9月8日(水)午後8時から 岳友会事務所にて 【出席】小林、池田、浅川、東、斎藤、稲葉、植木、佐藤(一)、久保、尾上(計10人) 【議事】 9月もそろそろ中頃に掛かるというのに、相変わらず残暑の厳しい毎日が続きます。しかし 山の上はすでに秋の装いで、エゾリンドウなどの可憐な花々が登山者の目を楽しませてくれま す。それぞれの秋の山行を楽しんで下さい。 山行報告 1)8月29日(日) ・四阿山(登山教室) ・登山教室参加者:35名、岳友会:小林、池田、浅川、稲葉、柏木、植木、野澤、薄井 、尾上、梅原 ・早朝4時過ぎに矢板を出発し、百名山である四阿山へ行ってきました。皆さんの日頃の 行いが良かったせいか、着いた時は快晴。しかし登るにつれて雲が湧いてきました。 頂上からは遠く北アルプス(槍、穂)までが雲海の中から頭を出し、360°の景色を 堪能する事ができました。夏休み最後の日曜日という事で、帰り道が少し混みましたが、 満足の行く一日でした。 2)8月30日(月) ・北八ケ岳(麦草峠→白駒池→高見石) ・稲葉夫妻 ・登山教室に奥さんと2人で自家用車で参加した稲葉さん・・。せっかくここまで来たの だからと翌日は北八ケ岳へ行ってきました。 3)9月1日(水) ・吾妻山(天元台→人形石→西吾妻山→若女平) ・小林、斎藤 ・10月の市民登山教室の偵察で西吾妻山に行ってきました。登りは天元台のリフトを使 いました。 4)9月4日(土)〜5日(日) ・那須クリーンキャンペーン ・前日組:小林、浅川、植木、蓮實 当日組:平山、印南、川島 ・那須クリーンキャンペーンで南月山方面にごみ拾いに行きました。前日組と当日組の2 組になりましたが中でも、植木さんは前日おいしいお酒を飲めて大満足!?でした。
1999/8/21〜22 北アルプス 「双六岳と三俣蓮華岳」
注)今回、雨で写真を撮っていないため、DAN杉本 (SUGIMOTO Tomohiko) 氏の 山岳展望作成ソフトである「カシミール3D」(フリーソフト)を使ったCGを 添付しました。たぶん、晴れていればこんな景色が見えたはずです。 なお、描画に当たっては、国土地理院発行の50mメッシュの数値地図(標高) 「日本−U」を使用しました。
1 山行月日:平成11年8月21日(土)〜22日(日) 2 山行者 :飛島、水上(画像作成 水上) 3 コース : 21日(曇)新穂高温泉〜鏡平〜双六小屋 22日(雨)双六小屋〜双六岳〜三俣蓮華〜双六小屋〜新穂高温泉 4 記 録 仕事の都合でなかなかまとまった休みが取れない関係で、1泊程度で登れる北アルプ スのコースを探していたら、このコースを見つけた。北アルプスというと、何日かかけ ての縦走しか頭になかったため、前回の燕岳同様、1泊程度で楽しめるこのコースに気 がついたときは、正直言って新鮮な驚きだった。 新穂高温泉には安房トンネルを利用すれば、ゆっくり走っても松本から1時間30分 ほどしかかからない。私は、金曜日の夜、新穂高温泉の駐車場で夜を明かすべく飛島さ んを拾って夜の安房トンネルを越えた。 新穂高温泉では、バスターミナル手前のスノーシェッド脇から入る無料駐車場に車を 止めた。この駐車場は、上宝村村営で収容台数も100台以上あろうかという大きな駐 車場だ。夏のハイシーズンは過ぎてしまっていたが、駐車場にはかなりの台数が止まっ ていた。久しぶりの車中泊だったが、涼しかったせいもあり熟睡してしまった。 翌日、5時30分出発。駐車場奥の「連絡遊歩道」を通ってバスターミナル前広場へ。 ここには、トイレや無料の公衆温泉もある。すでに登山者も多く見られるが、大半は西 穂高に登るべくロープウェイ方向に流れていった。ここから約1時間30分、ワサビ平 の小屋までは林道歩きだ。単調な道ではあるが、右手の穴毛谷の崩壊や山頂付近から崩 れ落ちている沢を見ているとあまりのすごさに驚いてしまう。途中、橋脚が傷んだ中崎 橋を渡って沢の右岸に移る。笠新道を見送りしばらくすると、ワサビ平小屋につく。こ こでは集団登山の中学生が、送迎のバスから降りて準備体操を行っていた。私たちは、 この中学生の集団に飲みこまれないように、トイレを済ませるとすぐに歩き始めた。 ワサビ平からしばらく歩くと林道は再び沢の左岸に渡るべく橋に出会うが、登山道は、 橋のたもとを沢の中を通っていく。登山道左手は大きく崩れた崩壊壁で、崩れの大きさ にまたもや驚いてしまった。道は、左から降りてくるガレた大きな沢の中を石畳の道が 続いている。よく整備された道で非常に歩きやすい。 ワサビ平から1時間、8時に秩父沢に着いた。ここは、水場となっているところで、 休憩には良いところだ。ここからは穂高連峰を望むことができる。飛騨側からの穂高は いつも見ている並びとは反対で、いつもは左から西穂高、前穂高と続くのに、今日は、 右から続いている。見慣れていないせいか、少しおかしな感じがする。 秩父沢から樹林を過ぎる、イタドリが原と呼ばれる斜面を登る。夏の最盛期にはいろ いろな花々が咲いたのだろうが、8月も終わりに近づくとその残骸を見せているだ け だ。ここは、広々とした明るい沢状の地形で、晴れている後ろから日に照らされるが、 今日は曇り。しかし、体調不良のせいか妙な汗をかいてしまい、鏡平への大曲であるシ シウドが原では、思い切り水を飲んでしまった。鏡平へはシシウドが原から右手の尾根 を回りこんで隣の沢を登る。ここも、イタドリが原同様、明るい。やがて傾斜がゆるく なり木道が出てくると池があり、すぐに鏡平の小屋に着いた。秩父沢から2時間かかっ た。 鏡平の小屋はきれいな2階建ての小屋で、かき氷もある。もっとも、今日は氷が切れ ているとのことだったが・・・。ここからの展望も素晴らしかった。秩父沢同様、穂高 連峰が見られるとともに槍ヶ岳から樅沢岳までの裏銀座の稜線がぐるっと見渡せる。後 から聞いた話しだが、ここは小屋前の池に槍ヶ岳が写り、写真を撮るにはよい場所なの だそうだ。しかし、天候はゆっくりと悪くなりつつあり景色が開けたのも一瞬だった。 鏡平の小屋からは池を橋で渡り、尾根を登っていく。そして、1時間ほどで樅沢岳と 笠が岳を結ぶ稜線に出た。ここからは後1時間で双六小屋である。多少アップダウンの ある稜線を30分ほど歩くと、道は次第に尾根の西を巻くようになる。すると、大きな 山体の双六岳と樅沢岳との大きな鞍部に双六池と双六小屋が見える。広々とした鞍部の 向こうには山体に行く筋もの崩れた赤い筋を見せている鷲羽岳が見える。この山は燕岳 からも見ているが、見た感じがまるで違う。その崩れた赤い沢筋は大きなつめで引っか かれたようで痛々しい。 双六池は水が少なかった。梅雨明け頃ならばまだ豊富な水をたたえていたのかもしれ ないが、アルプスの少女ハイジに出てくるよな山上の池とは少し趣が違った。双六小屋 は、池側に石を積み上げて風除けにし、正面を鷲羽岳に向けている。私たちは、小屋前 のベンチで昼食を取ることにした。今日の予定はここまでとなっているためゆっくりす るはずだったのだが、ポツポツと雨が降ってきた。急いで小屋の受付をして中に入った。 すると、しばらくして雨は本降りとなった。そして、これが鷲羽岳などの見納めになっ てしまった。 雨は次第にひどくなった。集団登山の中学生たちもずぶぬれになって小屋に入ってき た。こんなときは、引率の先生も大変だ。4つの班に各20人ほどの中学生だ。遅い班 は3時過ぎになって小屋到着だ。それ以外にも、たくさんの客が小屋にあふれていた。 自炊する飛島さんとは別に、私は小屋で食事を取った。メニューは、鶏肉のフライ2 切れ、かぼちゃ等野菜のてんぷら、マカロニサラダ、キャベツの千切りが一つの皿にの り、そのほかに、そうめん、煮豆と切干大根、漬け物にご飯と味噌汁。ご飯が少しうま く炊けていなかったけれど、おかずはおいしかった。最近の山小屋の食事はいいですね。 翌朝、誰かの時計の目覚ましの音で目が覚めた。時間は3時台。しばらくすると何人 かが起き出したのか天気の話しをしている。しかし、その声が聞こえなくても天気はわ かった。雨だ!時折激しく雨が屋根を叩く音が聞こえる。昨日からの雨はやんでいない。 今日は、三俣蓮華往復して後はのんびりする予定だから、7時ないしは8時ごろまでに やんでくれればいい。そうは思っても、やはり気がかりだった。 宿泊客が起き出して、小屋の朝食が始まった。私たちも、自炊場で朝食を取る。自分 は、面倒だったのでコンロを持ってこなかった。当然、コッフェルも持ってきていない。 ということで、飛島さん持ってきたものを借りて紅茶を飲む。起き掛けの朝食はなかな か進まないものだが、紅茶にパンを浸して食べた。その昔、小学校の給食でパンに牛乳 をつけて食べていた奴がいたけれど、あれだけはできなかった私でも、紅茶に浸して食 べるパンはうまかった。 天候は回復の兆しはなかったが、とりあえず、出発。小屋から双六岳までは、初め、 少々急な坂を登るが、巻き道の分岐までくれば、後はそれほどでもない。頂上台地の一 角に上ってしまえば、広々としたなだらかな斜面が続いている。もっとも、ガスと雨で 周辺がどうなっているのかまったくわからなかったが。 双六山頂から稜線沿いに三俣蓮華に向かう。それほどのアップダウンもなく、晴れて いれば鷲羽岳や黒部川源流域の山々を眺めながら歩くのだろうが、雨ではどうしようも ない。雨も次第にひどくなってきた。風は、南側から吹いていた。そのため、尾根筋や 稜線の南側を歩いているときはまともに雨を受けた。反面、北側に来ると雨・風とも弱 くなり「すわ、天候回復か?」とも思えたが、実際はそんなことはなく歩き出したとき よりも雨・風とも強くなっていた。 三俣蓮華山頂もガスの中。初老の人が一人いただけだった。巻き道を通ってきたそう だ。巻き道分岐までいっしょに降りて分かれた。その初老の人は三俣山荘方向に歩いて いったが、私たちも時間さえあれば、雲の平まで行きたかった。あぁ、休みが取れれば ・・・。分岐からの巻き道は、「これが巻き道?」と思うほどなだらかな斜面で、広々 とした道は、気持ちが良かった。最盛期には、お花畑になるのだろうと思える道を進む。 稜線と違って山頂等の目印がなく、また、周囲も見えないため、自分がどこらを歩いて いるのかよくわからない。時計で時間を見ながら自分の位置を想像するのみだ。 6時30分に双六小屋を出て、2時間で三俣蓮華、そしてまた2時間で三俣小屋に戻 ってきた。天候は回復の目立った兆しがない。ただ、出掛けには暖かだった気温も心持 ち冷えてきている。天候は回復傾向らしいが、いつになったら晴れるのか想像すらでき ない。自分としては、小屋に戻る頃までに雲の切れ目や青空が見られたら、小屋に停滞 して午後にかけようと思っていたのだが、双六小屋に着いても雨は強かった。しばらく 待ってみようとも思ったが、小屋で何もすることなく停滞しているのも嫌だったし、こ こでじっとしているのも寒くて、しかたなく下山することとした。それでも、鏡平への 下りになるまでに晴れれば、双六小屋に引き返そうと思っていたが、天気の回復はなか った。 そして下りついた鏡平も雨。未練も完全に吹っ切れて、鏡平で雨の中で昼食。小屋で は、停滞している人たちが何人もいたが、時間を考えると双六に登るには十分過ぎるほ どの時間がある。この人たちは、小屋前からの槍ヶ岳の写真を狙っているのだろうか? 秩父沢に下りてくる頃には、空には晴れ間がのぞき、少し悔しい。地元の飛島さんは 「また来ればいい」というが、そう簡単にいかない自分としては悔しくてたまらなかっ た。もう1日休みがあるのだから停滞していても良かったけれど、下りてきちゃったか らね・・・。 新穂高についた頃には雨は上がっていた。後は、風呂に入って帰るだけだ。今回の計 画でも入ろうと考えていたバスターミナル前にある無料温泉は、4時で終了。現在、4 時10分。当然入れない。しかたがないので、川で汗を流した。そして、駐車場につく と、また雨。これで、本当にあきらめがついた。ここで晴れていたら、あきらめがつか なかったからね。 「まあ、また来ればいいや。」この駐車場の雨でそう思えた。今度は十分に休みを取 って晴れた日の雲の平へ行こう!
'99.08.25(水) 8月度第2回例会(8月第1回報告の焼石岳、双六〜槍〜燕は山岳写真館で) お盆明けからずーーーーつと暑い日が続いていましたが、ここへ来て幾らか涼しい夜を迎え られる様になりました。お盆中は山で雨にたたられた方も多かった事と思いますが、最近は 好天が続いています。天候には十分注意して山行を楽しみましょう。 【1】出席者 小林,池田,蓮実,梅原,斎藤,浅川,柏木,佐藤(一),平山,尾上,野澤(11名) 【2】新入会員来る 西那須野町在住の尾上桐子さんが入会されました。関西出身の非常にかわいい方です。 今後の活躍を期待しています。 【3】山行報告 (1) 8/16〜19 朝日連峰 平山,植木 三面から入りましたが、吊り橋がすごかった。 (2) 8/9〜11 飯豊連峰 平山 またまた素晴らしい写真がとれました。今年は本人にとって最高の夏でした。 (3) 8/12 南会津・三ツ岩岳 蓮実,他 仲間がすずめ蜂に足の裏を刺されて途中断念した。蜂は黒いものを追いかけて くるようだ。 (4) 8/20〜22 針ノ木岳 蓮実,稲葉 連日雨にたたられました。 (5) 8/22〜23 北アルプス・乗鞍岳 池田,他 (6) 8/22 奥白根山 小林 丸沼スキー場からゴンドラを利用してみる。 駅から山頂まで2時間程掛かった。 (7) 8/25 那須・朝日岳 小林 登山客が一杯でした。 (8) 8/10 八溝山 梅原 休み中「一日一山」を目標に行きました。 (9) 8/11 古賀志山 梅原 (10)8/12 日留賀岳 梅原 でっかいすずめ蜂に40〜50分も追われました。(さされなかって良かった。) (11)8/13 奥鬼怒沼〜鬼怒山 梅原 鬼怒沼は花も多くまた静かでした。しかしその奥の鬼怒山はもっと静かでほと んど人の訪れもないと思われます。しかし道は笹が刈られ整備されています。 (12)8/15 茨城・加波山 梅原夫妻 ここでもすずめ蜂に追われました。今年の夏は多かった?
毎日暑い日が続きます。皆さんそれぞれの山を楽しんでおられる事と思いますが、くれ ぐれも天候や体調には十分注意され、有意義な山行を、休日をお過ごし下さい。 【1】出席者 小林,浅川,斎藤,稲葉,池田,平山,蓮実,佐藤(一),梅原,佐藤(有)(10名) 【2】山行報告 (1)7月25日(日) 前回報告(写真、報告有り) ・四阿山(あずまやさん) 百名山 (佐藤(一)、佐藤(有)、梅原) ・登山教室の下見で四阿山(2354M)へ行ってきました。上田から鳥井峠を越えて嬬 恋に入りましたが、渋川を抜けた方が近かったようで、かなり遠回りをしました。 ゴンドラを使うと、登りらしい登りはないのですが頂上からの展望は素晴らしかった。 (2)7月24日(土) ・帝釈山、田代山 (蓮實+2名) ・前回は雷により途中引き返したが、今回はルートを変えて再挑戦しました。コースは 桧枝俣から船俣林道を登りましたが、峠付近にはオオバグサが一面に咲いていました。 (一属一種で珍しい)峠から40分ほどで帝釈山に着きましたが、最高の天気で最高の 山でした。県外の車が多かった。 (3)7月24日(土)〜25日(日) 写真が届きました(8/28更新) ・焼石岳 (小林、植木) ・天気が悪く、出発を一日ずらしたにもかかわらず、天気は悪かった。しかし三俣温泉 の民宿は料理が16品付き、岩魚の骨酒も頂き、これでなんと7500円!最高でし た。また帰りにはそば街道のそばやをはしごし満足の行く山行でした。 (4)7月25日(日) ・皇海山 (稲葉) ・松木沢から入りましが、登りは5時間位でした。帰りは紅葉尾根を下りました。天気 は良かった。 (5)7月23日(金)〜26日(月) ・南アルプス 北岳〜塩見岳 (平山) ・23日広河原から入りました。この日は広河原で泊り、翌24日は北岳(快晴)。 25日は間ノ岳から北荒川岳。最終日26日は塩見岳を経て三伏峠へ抜けました。 山行中天気は良好でした。(例によって平山さんの撮られた写真を見せて貰いました が素晴らしいものでした。) (6)7月28日(水)〜8月1日(日) ・北アルプス 双六〜槍〜燕 (浅川) 写真が届きました(8/28更新) ・28日、新穂高から入りました。初日は双六小屋に泊り(盛況)、翌日は槍ケ岳を登 り、肩の小屋に泊まりました。この時、北鎌を登ってくる2人の女性を見ましたが、 そのパワーに感心させられました。31日は東鎌尾根から大天井を経て燕岳(泊り) へ向かいましたが、途中30kg以上の荷物を担いだ女性と出会い、またまたそのパ ワーに感心させられました。1日には中房温泉に下りました。 (7)7月30日(金)〜8月3日(火) ・北アルプス 薬師岳 (蓮實+3名) ・30日、矢板から東北自動車道で北へ向かい、郡山から磐越西線で新潟へ、そこから 北陸自動車道で立山まで6時間で着きました。(高速代は9000円ですが4人の割 り勘なら安い!) 31日は室堂から浄土山を経て五色ケ原(泊)へ行きましたが雲一つない快晴の天気。 1日は五色ケ原からスゴ小屋(泊)まで、この日もまたまた雲一つない快晴。 2日は巨大な薬師岳の登りで太郎小屋(泊)まで、朝から雲一つなし。 最終日は整備された木道を折立まで下りました。この日も含めて朝からずーーっと快 晴の素晴らしい山行でした。 (8)7月31日(土)〜8月3日(火) ・北アルプス 唐松岳〜白馬岳〜朝日岳 (平山) ・30日、高速代を浮かす為、只見から長岡を抜け、白馬へ。31日、八方尾根から 唐松岳(泊り)。 キレットを越え、杓子を経て白馬岳(泊り)。更にここから北へ、雪倉岳を越え、 朝日岳(泊り)。 最終日は蓮華温泉に下山。 (9)8月1日(日) ・高原山 笹刈り 小林、斎藤 ・笹の伸びが目立ってきたので、特に伸びのひどい剣ケ峰から最低のコルまでの笹刈り を行なった。 (ご苦労様でした。) (10)7月23日(金)〜25日(日) ・国体(関東ブロック予選)秩父山峡 有澤 ・急遽、代役として出場しましたが、残念ながら予選落ちでした。(ご苦労様でした。) 【以下 有澤からの報告】 ●7月23,24,25日 秩父周辺での関東ブロック大会は無事に予選落ちで、終わりました。 トレーニング不足で初めてのコースということもあり、道は間違えるし、バテるし、 大変でした。取敢えず任務終了。 ●8月4日は、谷川岳 湯檜曽川 大倉沢でした。他3名 前日に土合で仮眠。5時出発して、長い林道歩き。 7時に沢出合。 比較的登りやすい。沢も直登できる。 高巻き箇所にはハーケン、へつり箇所には残置ロープあるが、2回ほどザイルのお世話 になる。 スノーブリッヂや雪渓が何箇所か残っており、感嘆しつつも、崩れ落ちる恐怖感におの のく。 13時に朝日岳着。8時間も費やしてしまったのは、私のペースの遅さが原因か?沢歩き は難しい。 山頂付近の登山道には、お花がいっぱい。名称不明。 休憩の後、白毛門経由して17時に土合へ到着。 下山路は、急な下り。次の日の筋肉痛に注意。
日時:7月25日(日) 山行:四阿山(2354M)(群馬/日本百名山・・・矢板市民登山教室下見) メンバー:佐藤一博、佐藤有紀、梅原浩 コース:矢板5:10−9:40バルコール嬬恋10:00=10:12ゴンドラ終点 10:15・・・11:25分岐 ・・・11:45四阿山頂上(昼食)12:35 ・・・13:45ゴンドラ13:50・・・14:35野地平・・・15:12 バルコール嬬恋16:35−21:40矢板着 7月25日(日) 5時に矢板岳友会事務所に集合し、5時10分に出発。一路南を目指す。佐野インター で高速を降り、50号線を前橋に向ってひた走る。50号に入ってから、途中コンビニで 食糧などを買い求め、何と1時間40分掛かってやっと関越自動車道に乗る。ここから東 京方面に向かい藤岡から長野自動車道に乗り換える。上田で高速を降り、四阿山を反時計 回りにぐるーーーと回って、矢板から4時間30分(約300km)かかってキャベツ畑 の続く嬬恋村に到着した。 バルコール嬬恋からはゴンドラで一気に2000mまで登る。ここから四阿山頂上まで はなだらかな尾根道を1時間30分程度歩く。梅雨明け後の照り付けるような夏空。南東 に浅間山の雄大な姿、またその東には浅間から続く浅間隠山、その遠方には榛名連山、ま た北側には草津白根山の山々が見渡せ、素晴らしい眺望が得られる。 頂上で小1時間程、昼食休憩を摂った後、来た道を引き返す。ゴンドラ付近まで来てか ら、北の方から雲が湧いてきた。野地平に付く頃には、一面曇り空となり、遠くでカミナ リが鳴った。山の天気は崩れ易い。急いで下山し、3時過ぎには出発点である、バルコー ル嬬恋に戻った。それとほぼ同時期に強い夕立が降り始めたがそれもすぐに上がって、大 きな虹が掛かった。それを風呂から眺めながら、サウナで汗をたっぷりと流し、一日の疲 れを落とした。 帰りは沼田でそばを食べ、奥日光金精峠を回ったが、実走行距離は200km、実走行 時間は4時間強で矢板に着いた。
水上@静岡 の「山行報告」です。 1 日 時 平成11年7月24(土)、25日(日) 2 場 所 燕岳、大天井岳 3 コース 7月24日 中房温泉登山口−合戦尾根 −燕山荘−燕岳 -燕山荘 25日 燕山荘−大天井岳−燕山荘−中房温泉登山口 4 山行者 飛島、水上 5 雑感等 ・ 登山口の駐車場は、無料と有料があり、無料50台程度、有料30台程度おける。 ただし、無料は朝7時30分には満杯で、路肩駐車を余儀なくさせられた。 ・ 有料駐車場は、登山口すぐだが、無料は10分程度歩く(登山口手前)。 有料の料金は、未確認。 ・ 合戦尾根は、急登といわれるが、傾斜が一定なのでリズムに乗れば調子よく登れる。 ・ 稜線からの眺めは良く、剣、針ノ木から槍、前穂高、富士山まで見渡せる。さすが、 表銀座! ・ 学校等の集団登山が多いため、時間があれば大天井岳付近の小屋に泊まるのが良い。 ・ 燕山荘の宿泊代は、1泊夕食付きで7,600円、テント代は、1人500円。 ・ 燕山荘の従業員教育は素晴らしいものだった。小屋は満員だったけれど、 気持ち良かった。 ・ 合戦小屋ではスイカを売っていた。1/8個で800円。高いか、安いか。よく売 れているのか、たくさんのスイカが冷やされていた。(コーヒー500円。) ・ 燕山荘の生ビール大ジョッキは、1,050円。結構売れてた。 (缶ビールは確か530円だったか・・・。) ・ 燕山荘の外からはIDOの携帯電話(飛島さん所有)が繋がった。大天井岳でも3本 の矢が立つ場合があったが、うまく繋げられなかった。ちなみに、電話した相手は、 印南さんでした。 ・ 中房温泉の入浴代は、1人700円だった。(銭湯と呼んでいた。) 以上です。 PS 合戦尾根の登りよりも、静岡までの帰りが眠くてつらかったです・・・。
今日辺り『梅雨明けかな』とも思われましたが、所謂、戻り梅雨でパッとしないお天気の日が続いて います。しかし、今週末からは間違いなく梅雨も明け、待ちに待ったあつーーい夏が来ると思います。 この所、特に中高年を主とする山の事故が続いていますが、くれぐれも事故には気を付けられて、 それぞれの『夏山』を存分に楽しんで下さい。 【1】出席者: 小林,浅川,斎藤,稲葉,植木,平山,蓮実,佐藤(一),梅原,野澤(10名) 【2】山行報告 (1)7月11日(日) 前回報告(写真、報告有り) ・登山教室〜雄国沼・雄国山 参加者47名+岳友会員8名 ・ニッコウキスゲは若干盛りを過ぎていましたが、梅雨の晴れ間で快適な登山を楽しみました。 (2)7月20日(火) ・月山 小林夫妻 ・姥沢から姥が平方面へ行く。まだ残雪多く滑り易かった。 (3)7月18日(日)〜20日(火) ・秋田駒ヶ岳〜モリヨシ山〜八郎潟 稲葉ファミリー ・八郎潟は海面より低く、盛り土で作った企画物の山が有り。 「日本一低い、海抜0メートルの山」だそうだ。 (4)7月12日(月) ・田代山(湿原) 蓮実+2名 ・当日天気が悪く雷が鳴り響く。その為予定の帝釈山まで行けずに引き返す。 花は日光キスゲが満開であった。途中野ウサギと見詰め合う場面も有り。 (5)7月18日(日) ・福島・檜山(ひやま) 蓮実(単独) ・最近流行の温泉で¥1000も取られてしまった。 (6)6月30日(水)〜7月9日(金) ・北海道(詳細は以下の通り) 平山(単独) ・天候:6/30〜7/4まで天候悪し。7/5〜9まで快晴 1)7/2:礼文島へ。とにかく花が沢山咲いていた。礼文薄雪草がきれいだった。 2)7/5:白雲岳 3)7/6:東大雪 平日の為か人が少なく、往復で二人しか会わず。 4)7/7〜8:日高・幌尻岳 アプローチする道が無い為必ず沢から入る必要が有り、 2時間ほどの渡渉を含めて3時間半で山小屋に着く。 小屋には30人程居たが、皆北海道以外の人達ばかりで 最近の100名山流行の影響がうかがえた。 5)7/9:羊蹄山 天気は良かったがガスの中を登る。 頂上は雲海であったが、周辺の山が全部雲に隠れて雲しか見えなかった。 (7)7月17日(土)〜19日(月) ・飯豊連峰 大日岳から御西岳 浅川(単独) ・実川林道−湯の島小屋−大日岳−御西小屋(往復) ・天気が悪かったので、御西小屋まで行って、本山には寄らずに戻った。御西小屋は 本山小屋が改修中の為か非常に人が多く(120人位)超満員であった。天気は悪 かったが、飯豊連山はよく見えた。帰りは誰とも合わなかったが荷物が多く(22kg) 結構大変であった。 (8)7月18日(日)〜19日(月) ・飯豊連峰 切合から本山 斎藤(単独) ・川入−横峰−三国小屋−切合小屋(幕)−本山(往復)−川入 ・矢板を5時に出て、10時半頃に着いた。この日は飯豊の山開きの日で既に皆、出発した 後であった。雨の中、最後尾の人には横峰で追いつき切合小屋に着いたのは4時位であった。 ここも大変混んでいて100人位の人が泊まっていた。切合小屋のビール(800円)が 効きすぎて、剣が峰はフラフラしながら下ったが、途中、ヒメサユリやキスゲ、シラネアオイ などが咲いていた。午後3時無事下山。 (9)7月18日(日) ・安達太良山 梅原夫妻 ・岳温泉−ゴンドラ−山頂−牛の背−くろがね小屋−岳温泉 ・雨の中、登りは少し楽をして、安達太良山を歩きました。小雨の為か、雲が少なく近くの景色 は結構楽しめた。ハクサンシャクナゲが雨の中できれいであった。沼の平を含む、硫黄が吹き 出している登山道は立ち入り禁止となっており、注意が必要。 (10)7月20日(火) ・高原山 釈迦ケ岳 梅原 ・梅雨が開けきらず、山が全く見えない中でしたが、八方が原から大間々台まではすごい霧であ ったが、それより上は晴天でした。釈迦ケ岳頂上からは雲海の上に飛び出した山々を見る事は できたが雲が多く、今いちでした。
山行報告 (7月17日受付分)
雄国沼、雄国山(1270M)(裏磐梯・・・矢板市民登山教室)
日時:7月11日(日) 山行:雄国沼、雄国山(1270M)(裏磐梯・・・矢板市民登山教室) メンバー:登山教室参加者48名 岳友会:小林、吉野、斎藤、浅川、梅原、野澤、佐々木、平山 8名 コース:雄子沢口9:00=10:20雄国沼休憩所10:35=遊歩道周遊= 11:35雄国沼休憩所(昼食)12:30=13:00雄国岳13:10= 14:50ラビスパ裏磐梯 7月11日(日) うっかり寝坊してしまい、バスの出発を遅らせてしまったが、梅雨空の中、午前6時 15分に矢板を出発した。西那須野から高速に乗ったが、東の空は案外明るい。栃木県 境を越える頃には北の方も明るくなり、猪苗代湖についた頃には、磐梯山もゴールドラ イン付近まで見渡せるほどに、天候が回復していた。 雄子沢口から登山道となるが、人気のハイキングコースとなっているのだろうか、マ イカーが結構多い。雄国沼までは沢添いの山道を歩く事になるが、前日の雨の影響か、 足もとは悪い。しかしなだらかな道なので、終始、おしゃべりを楽しみながら1時間 20分ほどで雄国沼の休憩所についた。 ここで小休止をした後、雄国沼の周遊コースを歩く。天気は完全に回復し、夏空の下 で、沼面を渡る爽やかな風が一息の清涼感を与えてくれる。また沼の周辺のあちこちに はニッコウキスゲの群生が見られ目を楽しませてくれる。休憩所に戻り少し早めの昼食 を摂る。雄国山へは30分の登りで、後は下山してのんびりお風呂にでも・・・と鷹を くくっていたら意外と下りは長かった。途中で強風が吹いたり、時折ぱらついたりしな がらも1時間40分掛かってラビスパ裏磐梯にゴーーール。この手前にラビスパ東口ま で1.3kmとラビスパ西口まで1.5kmの道標のある分岐があるが、「急がば回れ」で 遠い方の西口を選びましょう。ラビスパにはこちらの方が近くなっています。 最後に、温泉に入り一日の疲れを落とし、ビールで乾杯・・・お疲れ様でした。 (2班リーダー)
平成11年7月(第1回)矢板岳友会 例会 議事録より
【日時】7月7日(水)午後8時から 岳友会事務所にて 【出席】小林、池田、浅川、蓮實、斎藤、稲葉、植木、佐藤(一)、野沢、梅原(計10人) 【議事】 今日7月7日は、いわゆる七夕で一年に一度、織姫と牽牛が出会う日。毎年、七夕は雨が 多いが今日は昼間から夏本番を思わせる暑い一日で快晴。しかし、夜空を見上げると雲が掛 かって星一つ見えない。我々下界人が二人のじゃまをしちゃいけない!って事か・・・。 話は変わって、広島などに被害をもたらした先週までの豪雨も一段落し、そろそろ梅雨も 開けたかなと思わせる好天の日々が続く。 これから夏本番!本格的な夏山シーズンの到来・・・と行きたい所。皆さん山に行きまし ょう。でも事故にはくれぐれも気をつけて下さい! 山行報告 1)6月6日(日) ・安達太良山 ・稲葉昌弘他1名 2)6月19日(土)〜20日(日) ・会津駒ヶ岳 ・浅川浩三 ・花の様子を見に、会津駒ヶ岳へ行って来ました。(詳細は前回報告済み) 3)6月21日(月) ・東北の山 焼石岳 ・稲葉昌弘他1名 ・岩手と秋田の県境の焼石岳(夏油温泉の近く)に行って来ました。 4)6月26日(土) ・福島の山 霊山 ・蓮實淳夫 ・福島県相馬市に向って10数kmほど行った山。地元の山岳会の記事を見て行ってみた。 山そのものは低いが、岩と紅葉(少しばかり早すぎたが・・・?!)の配色がバツグン のガチャガチャした山です。 5)6月26日(土) ・尾瀬 駒止湿原、高清水高原、裏燧林道 ・小林充、斎藤常栄 ・尾瀬の裏燧に写真を撮りに出かけました。ヒメサユリの群生が素晴らしい。 6)6月26日(土)〜27日(日) ・吾妻山 谷地平 ・浅川浩三 ・谷地平へ出かけました。 7)6月27日(日) ・谷川岳 ・植木孝 ・岩登りの予定でしたが、雨で敗退でした。 8)7月3日(土)〜4日(日) ・尾瀬 ・浅川浩三 ・広沢田代へ写真を撮りに行きました。 9)7月3日(土)〜4日(日) ・日光 奥白根山 清掃登山 ・蓮實淳夫他1名 ・生憎、天気は悪かったけれど、本当はもっと多くの会員が行く予定でした。しかし・・・。 その替わり に蓮實先生が通常の2倍以上の空缶やごみを集めました。 10)7月4日(日)〜5日(月) ・今市スポーツセンター クライミングボード ・植木孝 ・今スポでクライミングボードを練習しています。若林さんが丁寧に教えて下さるのですが ちょっと多めについたお肉と、持ち前のクライミングセンスの為に?悪戦苦闘・・・でも これくらいではへこたれない植木さんでした。有澤さんも時々登っています。皆さん時間 があればご一緒に・・・。 11)7月5日(月)〜6日(火) ・秋田駒ヶ岳 ・小林充 ・秋田駒へ出かけました。天気も良かったし、花は最高でした。雪渓はかなり小さくなって きていますが、コマクサやシナネアオイの群生など素晴らしかった。 12)7月7日(水) ・尾瀬 裏燧林道 ・浅川浩三 ・例会の日(本日)出掛けてきました。(天気は最高)
山行報告 (6月22日受付分)
期 日 :’99年6月19、20日 行 先 :会津駒ヶ岳 メンバー:浅川浩三(単独) 花の様子を見に会津駒ヶ岳に行って来ました。 6月19日(土)霧のち雨(夜) 前日、泊まりがけの宴会があったので出発するのが遅れ、自宅を出たのは10時45分 になってしまった。梅雨なのである程度の雨は覚悟していたが、登山口に着いてみると幸 いにも雨は上がっていた。翌日キリンテに下山する予定であったが、遅くなってしまった ので登山口前に車を置いた。昼食を済ませ1時35分に出発した。出発前に、最近必ず3 00円のビタミン入りのドリンク剤を飲むことにしている。300円でも私の安い体には 効き目抜群で出だし快調となる。中高年の諸氏、一度試してみてはいかがなものだろう。 出発して20分もしないうちに汗が噴き出してきた。梅雨寒となっていたので長袖シャツ にチョッキを着ていたためだろうか。厳冬期でも風がなく天気が良ければシャツ1枚で歩 けるのだからしかたがない。さっそくTシャツ1枚となった。 ヘリポート跡あたりまでは既に新緑は終わり濃い緑の森となっていた。ムシカリやタム シバの花は既に終わり、いよいよ夏山を思わせる装いを見せている。水場近くまで来ると 新緑の森に変わってきた。水場までは、何時きてもブナの美し原生林にため息がでる。今 日はブナの森に霧が流れ特別に趣がある。しかし、撮影技術の未熟な私には、林床のササ と灌木に邪魔され、まともな撮影をすることができなかった。 水場には3時20分に着いた。水場に下りてみると残雪近くに、ひっそりと一輪のシラ ネアオイが咲いていた。水場からしばらく行くと残雪がところどころ現れ始めた。霧はか かっていても、新緑がまばゆいばかりになってきた。食べ頃のコシアブラの芽があちこち に芽吹いていた。今夜の晩酌のつまみにと少々採取した。霧の中にムラサキヤシオが幻想 的に咲いていた。樹林帯を抜けるといよいよ湿原に入った。木道はところどころ出ている が湿原は下部でやっと現れているだけで雪の下だった。現れている湿原は雪が解けたばか りで、わずかにイワイチョウの葉が芽吹き始めたばかりである。駒の小屋に5時10分に 着いた。小屋の前のベンチは雪がすっかり解けて現れていた。しかし駒の池はまだ2m以 上もの雪が覆っているようだ。 受付をして急ぎ夕食とした。早速、コシアブラの芽のお浸しを作り晩酌のつまみとした。 水は小屋のすぐ下の木道の現れているところに雪解け水が流れていたのでこれを利用した。 家から持ってきた水と、水場で汲んできた水は不要であった。結局500ccのペットボ トルの水2本は家まで封を切らず持ち帰ることにした。この日、駒の小屋に泊まった登山 客は7名であった。8時には全員寝床に入り、イビキをかく者もなく快適な夜を過ごすこ とができた。 6月4日(日)曇りのち霧 昨夕、霧が晴れて遠くの山も見えて、今日は良い天気になるかと内心期待していたが、 やはり梅雨である。夜中に随分雨が降ったようだ。しかし、朝起きてみると辛うじて雨は やんで、霧は消えていた。天気がぱっとしなかったので、起床は5時とした。9時間寝た ので気分は爽快であった。駒の小屋を6時40分に出発した。階段の登山口に車を置いて 来たので、下山してから再度登山口まで戻るのは面倒なことと思ったが大津岐峠経由キリ ンテに下山することにした。 出発まもなく霧がかかってしまい。遠くの視界がなくなった。小屋から少し下ったとこ ろで少し待ってみたが、霧の晴れる様子がなかったので先に足を進めることにした。 この尾根筋は西側がアオモリトドマツの樹林に覆われ、東側が開け、ところどころ登山道 は樹林の中を進むことになるが、樹林の中に咲き遅れたアズマシャクナゲが咲いていた。 今年こそは宇都宮ハイキングクラブが出版した登山ガイドブックに記載されているシラネ アオイの群生地を探そうと注意深く尾根道を辿った。しばらく行くと登山道沿いの東側に シラネアオイがぽつりぽつりと現れ始めた。東斜面30mぐらい下にそれほど大きな群生 ではなかったが見事なシラネアオイの群落を見つけることができた。一カ所に50本ぐら い花が密生して咲いている所もあり、日光白根山の五色沼で見て以来始めて群落らしいシ ラネアオイの群落を見ることができた。花は霧に濡れて殆ど開いていなかったが、霧の中 のシラネアオイは更に上品に見えた。シラネアオイを後に更に足を進めた。尾根筋の登山 道は半分ぐらいは雪に隠れていた。途中、雪の解けた小さな湿地に一カ所だけハクサンコ ザクラが咲いていた。 大津岐峠に8時半に着いた。昨年作ったのだろうか、大きな登山標識が立っていた。峠 の北西は雪に覆われていたが、東側は雪がすっかりなくなっていた。いい撮影ポイントは ないかと目を凝らしながら下山したが、結局シラネアオイに出会ってからカメラを出すこ とはなかった。途中3人のグループと会っただけで他に誰にも会わなかった。尾瀬の熊騒 動以来、単独で深い原生林の中を歩いていると、ちょっぴり不安になった。登山道沿いの ツバメオモトは既に盛りを過ぎていた。キリンテには10時に着いた。キャンプ場のバス 停に行くと昨夜駒の小屋で一緒だった5人のグループがいた。彼らの車に檜枝岐の温泉入 り口まで同乗させてもらった。車から降り、5分も歩かないうちに駒の小屋の主人が、裏 から軽トラックで来て声をかけてくれた。ついていることに登山口まで送ってくれた。 予定より早く下山したので裏燧の傾斜湿原、横田代まで行ってみた。ヒメシャクナケ゛ が満開となり見事だ。例年より花付きが良いようだ。ワタスゲも昨年より多いようで、あ と1週間もすればあの白い綿毛が美しく風に揺れることだろう。レンゲツツジもまだ少し 早い。タテヤマリンドウは雨のため花は閉じていた。御池の駐車場は尾瀬のミズバショウ が終わってしまったためか、ガラ空きだった。しかし、駐車料金1000円は自動機でき っちり支払はねばならなかった。横田代から下山途中、とびきり太目のネマガリダケを晩 酌のつまみに採取した。 帰路、檜枝岐の温泉で2日間の汗を流した。腹が空いていたので「かどや」で醤油ラー メンを食べて、今回の山行のしめくくりとした。自宅に6時半に着いた。 [反省] ・無雪期にストックを携帯したことはないが、今回程度の残雪があった場合は、バラン スを取るためストックがあった方が良い様に思われた。また、今回のように登山者の 少ない深い原生林のコースでは、単独の場合、熊除け鈴を持った方が安心感があるの ではないかと思われた。 ・駒の小屋から2月、4月とも携帯電話の通話ができなかったが、再度試してみたが簡 単に通話ができた。 万一のため携帯電話は持って行くべきであろう。 [コースタイム] 6月19日 登山口(1:35)→ヘリポート跡(2:10)→撮影(:30)→水場(3:20)→コシアブラ採取 (:20)→ 駒の小屋(5:10) 6月20日 駒の小屋(6:40)→撮影(:30)→大津岐峠(8:30)→キリンテ(10:00) 以上報告いたします。
平成11年6月(第2回)矢板岳友会 例会 議事録より
1999.06.16(水) 記:野澤 (1)出席者 小林,蓮実,浅川,植木,平山,野澤 計6名 30周年式典終了後、例会出席者は一人減り二人減り...。 (2)山行報告 @.6/6(日)会津・志津倉山 写真あり 吉野,斎藤,梅原,平山 山開きに参加するも、抽選に当たったのは二人だけ。 おまけに本部を午前4時に出たら早く着き過ぎて、登山口で2時間待ち。 登れば頂上で抽選開始まで1時間待ちの状態。 ブナの巨木が印象深い、静かな山だが、どうも山開きは今一つであった。 A.6/6(日) 高原山 写真あり 蓮実 前山〜釈迦が岳〜西平〜林道までの周回コースを歩く。 計6時間、結構疲れた。西平の山頂周辺はまるで白ヤシオの群生地 の様に花が咲いていた。 B.6/4〜6 朝日連峰 浅川 C.6/12(土) 那須・大倉山 浅川 D.6/5(土) 安達太良・黒鉄山 平山 E.6/13(日) 日光・白根山 平山 菅沼〜奥白根〜五色沼を巡って来る。 F.6/12〜13 平標山・仙の倉山 写真あり 蓮実,稲葉,他4名 三国峠から入り、三国山〜大源太山〜平標山〜仙ノ倉山〜松手山を歩く。 天気が良く、尾根には白根アオイがところ狭しと咲き乱れ、 白山小桜の大群落にも出会う気分の良い山行であった。 三国〜平標まではあまり人が入っておらず、静かな良い山の印象だったが、 平標の山頂へ着くとそこは人が多くて驚いてしまった。 山行途中『熊』と出くわす。こっちも驚いたが、あっちも驚いたらしく 逃げてしまった。ああ、良かった。 G.6/12(土) 月山・山スキー 植木 H.6/12(土) 泉公民館主催・チャレンジ教室〜那須 斎藤,野澤 小学5・6年生と一緒に那須の無間地獄をぐるりと回って来る。 総勢70名弱。天気も良く、怪我人も出さず無事帰って来る事が出来た。 I.6/4(金) 那須・遭難者捜索ボランティア 小林 高原学園の生徒は無事発見される。 (3)他 @.登山教室・打ち合わせ 6月21日 pm7:30〜池田,梅原,植木 A.7月例会日:7/7(水),7/21(水) 以上
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以下は例会議事録以外の個別山行報告です。
平成11年6月18日 山行報告
6月13日に苦戸川支流 井戸沢に行ってきました。 ○メンバー 片柳(古河電工)有澤(記録:有澤 朱美) ○行程:三斗小屋宿跡(6:45)〜井戸沢分岐(6:50)〜 右俣(8:20) 〜尾根に出る(9:30)〜流石山(9:40)〜大峠 〜 三斗小屋 (12:00)〜三斗小屋宿跡(13:20) 車は三斗小屋宿跡に駐車。釣りと思われる車もたくさん駐車している。 沢分岐はすぐそこ。伏流水のため30分ほど乾いた石上を進む。 沢は2回目ということもあり、足元がおぼつかない。 まず難関の15mの滝。 久しぶりに足元から目線を離し、しばし、滝に見とれる。見上げると空も青く晴れ 渡っている。 滝横のリッジを残置シュリンゲを使って登る。 その後は、階段状の滝が続き、軽快かつ(私は)慎重に進む。 最後は藪こぎして登山道に出る。 流石山で休憩していると、三倉・大倉山へ向かうハイカーが数組通り過ぎていく。 三斗小屋からの下山は、筍取りで忙しい。 私のように初心者でも楽しめる沢登りコースでした。
平成11年6月14日 山行報告
山行報告 植木 孝 期 日 :’99年6月12日 行 先 :月山 メンバー:植木 孝(単独) 姥沢525 −− リフト上駅630 −− 鍛冶小屋812−− 月山神社825/850 −−清川小屋910/930−− 月山頂上付近ヤブこぎ1120/1145 −−リフト上駅 1225 朝からピーカンでした。その中をひたすら登りました。その内、少しガスって来たので 「大雪城に行けないか」と焦りましたが、頂上に着いたころにはガスも晴れていい感じ になってきました。 早速滑降開始。 思ったよりは起伏があって滑りづらかったですが、気持ち良いです。大雪城だけを滑る つもりが、1750m当たりで雪が切れかけているものの、一気に下ってしまいました。 気がつくと清川小屋が見えるまで下っていました。いっそのことと清川小屋で小休止。 とても良い小屋でびっくりしました。(高松宮様のおかげと後で判明) ゆっくりと頂上付近まで登り返すものの、さぼってヤブこぎするものの余計に時間がか かってしまい失敗しました。そこからはゆっくりと牛首ゲレンデを滑って終了。 今シーズンの山スキーはこれで終わりかなあ。 6/13は月山スキー場でコブを楽しみました。 おかもとじゅんこさん、月山の情報をありがとうございました。
平成11年6月8日 山行報告
山行報告 浅川浩三 写真あり 期 日 :’99年6月4〜6日 行 先 :朝日連峰・寒江山、西朝日岳 メンバー:浅川浩三(単独) 朝日連峰のミネウスユキソウを見に行きましたが、開花には一週間ほど早すぎました。 6月4日(金)雨のち晴(夕) 自宅を4時45分に出発したが、朝食及び昼食の調達等を済ませ登山口に着いたのは10 時近くになった。登山口には日暮沢小屋という昨年建て直したばかりの三階建ての立派な山 小屋がある。日暮沢小屋に着くと雨が次第に強くなり、予定より随分遅れていたので今日の 登山は中止することにし、この小屋に泊まり翌早朝出発することにした。晩酌のつまに小屋 の周辺でフキ、ウド、ネマガリダケ、タラの芽を採取し、料理した。後から来た登山者にも わけてあげた。この日は5人の登山者が泊まった。 6月5日(土)くもり 雨にはならなかったが、昨夕の晴天は続かなかった。3時起床、4時45分出発する。 30分位してカモシカに出会う。10m位まで近づいても逃げなかった。雪は標高950m 地点で始めて現れる。雪の中のブナ林の新緑は美しかった。タムシバ、カタクリ、ムシカリ 、ムラサキヤシオ、ツバメオモト、シラネアオイ、イワカガミ等々ところどころ登山道沿い に咲いていた。 竜門山までは登山口から標高差にして1,000mそこそこだがアップダウンが何度もあ り結構きつい。しかも残雪が消え隠れするところに行くと、大きなブヨが無数に集まり閉口 した。昭文社の地図のコースタイムでは4時間となっているが、荷が重かったためか、竜門 小屋まで5時間少々かかってしまった。小屋は二階建ての立派なものだ。しかし、昨年秋の 強風で外壁のブリキ板の一部が吹き飛ばされ応急処置がしてあった。 昼食休憩をし、夕食のため雪で水作りをしてから北寒江山まで花の偵察に行くことにした。 多くの高山植物の開花までにはまだ一週間以上早いように見えた。しかし、主稜にはミヤマ キンバイ、ハクサンイチゲ、シラネアオイが時を得た様に咲いて、ミネザクラはもう終わり に近かった。今回の山行の最大の目的であったミネウスユキソウの開花はまだ始まったばか りで、盛りになるにはあと一週間はかかる様に思われた。南寒江山の山頂近くが最も群落の 発達した所だろう。 雪の状態は主稜の東側にはまだ豊富な残雪があったが、西側は深く切れ込んだ谷に残雪が 見られる程度であった。尾根筋の登山道には殆ど雪がなかった。北寒江山からの以東岳は 1,800mにも満たない山塊だが立派な山容をしていた。雪屁の残骸か、尾根の東側に巨 大なクレパスがところどころ目に付いた。撮影しながらの尾根歩きだったので小屋に戻った のは7時を過ぎていた。私の他に5人の登山者がいたが、既に夕食を済ませ寝袋に入ってい た。 急ぎ晩酌と夕食を済ませ寝袋にもぐり込んだ。9時近であった。 6月6日(日)快晴 快晴とは云っても靄がうっすらとかかった天気で撮影にはあまり良い条件とは言えなかっ た。今日は西朝日岳まで行ってみることにした。西朝日岳山頂近くのイワウメの咲き具合を 見に行くためである。3時に起床して4時少し過ぎに小屋を出発した。日の出は4時15分 頃だったろうか。靄が濃いためか日の出直後の太陽の光は弱く、山が赤く染まることはなか った。西朝日岳の南西にあるピークへは登山道はないが、かすかな踏跡があったので足を延 ばしてみたが、飯豊連峰がぼんやりと見えるだけで良い写真構図を得ることができなかった。 西朝日岳山頂手前でイワウメの群落を確認できたが開花にはまだ早かった。一つ二つの蕾が 絨毯のような葉の中から頭を出し始めているにすぎなかった。 大朝岳の山容は西朝日岳からの眺めが最高である。しかし、早朝では大朝日岳の西面に日 が射し込まず良い写真にはならないと思い、しばらく待つことにした。待っている間、中岳 と西朝日岳の鞍部まで往復した。北東には月山と鳥海山がぼんやりと見えた。日が高くなる とぐんぐん気温が上昇し真夏のようになった。 竜門小屋に11時少し前に戻り、急ぎ昼食を取り下山することにした。小屋で地元の山岳 会の人と知り合いになり、下山をともにした。72歳になると言う彼の体力には敬服した。 若いときにマタギと共にした熊撃ちの話は面白かった。日暮沢小屋から竜門山に行く途中の 尾根に「ユウフン山」という朝日連峰の主峰が展望できるピークがあるが、彼の話によると この山の名前は「ユウフン山」、漢字で書くと「熊糞山」だそうで、あまりに汚い言葉なの で最近「ユウフン」と読ませるようし、地図にはカタカナで「ユウフン」と表記するように なったとのことである。また、このピークは春先いち早く雪が解け草が芽吹くそうで、冬眠 から覚めた熊がこの中から下剤となる草を食べて、冬眠中の腹の中の老廃物を排泄し体調を 取り戻すのだそうだ。事実、4月下旬頃ここに来てみると今でも熊の糞が沢山あるというこ とだ。 重い荷の急坂の下りはきつく、膝が少々痛くなった。それでも竜門小屋から3時間半で下 山することができた。帰路、下山を共にした彼から聞いた「柳川温泉」で汗を流した。自宅 には着いたの10時を少し過ぎていた。 [反省] 食料に不足はなかったが、ぎりぎりで持っていった食料は全て食べ尽くした。冬山でな くとも、あと二食程度は余分に持って行くべきであった。 以上報告いたします。
平成11年6月(第1回)矢板岳友会 例会 議事録より
1999.06.2(水) 例会議事録 【1】出席者 小林,梅原,蓮実,斎藤,東,柏木,平山,植木,野澤 計9名 【2】山行報告 @.5/29(土) 雄国沼〜雄国山 小林 来る7/11(日)の登山教室の偵察に行く。 雄子沢口から入り、雄国山から新しい登山道でラビスパ裏磐梯(温泉)へ 下る。 登山口から約6km、2時間程歩いたが暑くてマイッタ。 雄国山・山頂からは360°の展望があり、飯豊の山々も眺める事が出来た。 A.5/29(土) 会津・土倉山 稲葉,柏木,平山 またまた秘境、ヤブ山である。 こいつき沢から入るが、予定では山頂まで3時間なのになかなか着かず。 いつのまにか右奥に土倉山が見えてしまった。尾根を間違えた! しょうがないので尾根をグルッと回ったがこのヤブが深く難儀する。 結局着くまで6時間も掛かってしまった。 下りはヤブではなかったが、細尾根ですぐ両側が落ち込んだコース。 結構気を使ってしまった。計8時間の山行であった。 B.5/30(日) 日光・カクレ滝 東,他5名 西ノ湖の近くにカクレ滝と云う滝があるらしい。 植林の道から涸沢を詰めて行くと、なんと本当に滝が有った。 滝壷まで行かないと滝が見えない、まさにカクレ滝であった。 ハイブリットバスにも乗ってみるが、さすが日光、 定員の倍以上の人が乗っている位混んでいた日光で有った。
平成11年5月(第2回)矢板岳友会 例会 議事録より
5月26日(水) 【1】出席者 小林、池田、蓮実、斎藤、浅川、稲葉、柏木、佐藤(一)、平山、植木、野澤 計11名 【2】山行報告 @5/16(日) 岳友会30周年記念式典(写真、新聞の切り抜き有り) ・矢板岳友会創立30周年の記念式典が、5月16日(日)に矢板市内のグランド 平安で盛大に行われた。当日は、現役会員21名に坂口会長を始めとするご来賓 の方々(黒磯、西那須の山岳会からも出席頂いた)、OB会員(遠くは静岡、長野 東京などからも駆けつけて頂いた)など38名が出席し、小林会長の挨拶で幕を 開け、坂口会長などのご来賓からのご祝辞の後、活動報告などを行った。 その後、場所を変え祝宴の席に入ったが、昔話に花を咲かせ、また現在の近況、 これからの夢?などを語りあった。この後、小口さんのギターで雪山賛歌を全員で 合唱したり、岳友会の歌姫トリオによる坊がつる賛歌などに聞き惚れ?楽しい一時 を過ごした。祝宴は2時間余りにも及んだが、名残惜しい、現役・OBメンバーは 場所を岳友会事務所に替え2次会の開演・・・。20人以上のメンバーが一人一人 自己紹介やら近況を話し、時間を超えた『仲間達』の楽しい一時を過ごす事ができ た。 A5/20(木) 釈迦ヶ岳 小林 ・日曜日に開かれる、第1回高原山山開きの下見を大間々台から釈迦ケ岳まで行なっ た。 B5/23(日) 高原山開き行事 (新聞の切り抜き有り) 岳友会員14名参加〜前夜、小間々に9名泊 ・高原山の第1回目の山開きが行われるとの事で、岳友会の先発隊は前夜に小間々台 にテントを張り、いつもの調子で鋭気を養う。明日は、初めて開かれる高原山の山 開きで、事故のないようにサポート隊に徹する?気持ちの面々・・・。 皆さんの日頃の行いが良かった為に、この日は朝から晴天・・・。昨日組みの9人 に加えて総勢14名の岳友会員が頂上釈迦ケ岳に向ったが、この日は何と650名 もの多くの人々が高原山に登ったそうだ。また、これはあくまでも主催者発表?( 岳友会予想)だが、大間々台からは300人近い人が頂上を目指したそうだ。 また、釈迦ケ岳頂上では塩原町町長、藤原町町長、塩那森林管理署矢板事務所長の 祝辞があり、みんなで万歳三唱を行い、晴れの日を祝った。また、参加記念として 第1回山開きと日付けのネーム入りのバンダナが先着500名に配られた。(貰え なかった人はごめんなさい・・・)また、頂上は人・人・人で一杯になり、山頂付 近の笹薮まで人で埋まった。最後に、皆さんが帰る時、さすがに車の渋滞となり、 ずいぶんと時間の掛った人もおられた事と思いますが、一日ご苦労様でした。 C5/22〜23 鳥海山・山スキー 植木,有沢 写真あり
D5/22(土) 釈迦ヶ岳〜西平 浅川 【3】他 県北山岳協議会理事会実施 会長: 黒磯山岳会/梶本氏 副会長:矢板岳友会/小林 が、決まる。 議題は、 @.9月のクリーンキャンペーンの支援(那須) A.顔合わせ山行...等
山行報告 鳥海山
参加者:植木 日 時:5月23日から24日 5/22は百宅から、5/23は祓川から登りました。 【百宅 5/22】 大清水山荘7:25 −−唐獅子小屋10:00/10:30 −−外輪山の一角11:30/12:20 −−唐獅子小屋12:30 −−大清水山荘13:10 5/21夜のうちに車で大清水山荘まで行く。 百宅から大清水(おしず)山荘までの林道は、つい数日前に除雪をしたばかりのよ うで、大清水山荘手前は約1.5mぐらいの雪の壁(小さな雪の大谷)になっていた。 2年前に訪れたときは除雪が全くしていなかったことから比べると、今シーズンの 百宅はラッキーだった。 さて、朝ゆっくりと起きて、大清水山荘からシールをつけてブナ林をシールで登っ ていった。 左手の尾根に出ると、雪がつながっており、唐獅子小屋のすぐ下まで行けた。 しかし、途中は「雪がどのようにつながっているのか」が判らずに、ルートファイ ンディングに少し苦労した。 唐獅子小屋あたりで2分程度藪こぎをした以外は、終始シール登高ができた。 雪質は表面3〜8cmが腐れていてその下は固いバーンで、シールが効くし、滑るのに もちょうど良かった。 外輪山は強風が吹いていたが、天気は良好であった。 小休止の後、唐獅子小屋まで一気にすべる降りてしまった。 この斜面はとても広くどこを滑っても楽しいものであった。 唐獅子小屋から下の斜面も、意外と気持ち良く滑ることができた。 ガスっていたら赤布は必携だと思う。 夜は山菜尽くしのつまみ (ウド、トリアシショウマ、コシアブラ、コゴミ、フキノトウ、イラクサなど) のせいで、酒がすすんでしまった。 ※ フォレスト鳥海 の 温泉は良い。 @500 肌がツルツルするんです。 =================================== 【祓川 5/23】 祓川駐車場8:00 −−七つ釜小屋9:00/9:12 −−七高山10:55/11:35 −−祓川駐車場12:05 夜から朝にかけて強い風が吹いていたが朝方にはおさまった。 祓川のキャンプ場で気持ち良い朝を迎えた。 祓川の駐車場にたくさんの山スキーヤーや観光客がいたのには驚いた。 昨日の百宅とは大違いである。 先々週、祓川に来た時と比べると積雪は1mは少なくなったように思える。 夏道沿いにガシガシ登ることはできず、雪を拾って 気を使って登った。 雪質は昨日の百宅と同様であった。 七高山から南東方向に少しだけ滑降し、帰りのことを考えて、大斜面が終わるあた りで左方向(北方向)にトラバースすることにする。 昨日の百宅の斜面に比べると感激は少ないが、それでも十分に楽しむことができた。 ※ 鷹の湯温泉 の露天風呂は良い。 @630 川沿いの露天風呂が最高です。山行報告(1) 男鹿岳
5月2日 《男鹿岳》 晴れ 参加者 稲葉 柏木 野沢 佐藤(一) 梅原 小林 斉藤 6:15 大川林道(かま沢の橋の手前約600m)標高約1000m 7:05 男鹿沢橋 7:39 大川峠 標高1259m ここより身の丈程の藪をかき分けかき分け頂に向かって ガツガツ進む。標高1400m頃より雪が現れ始める。 9:20 栗石山 標高1701m 10:00 男鹿岳山頂 10:40 山頂発 11:44 大川峠 1:06 大川林道(かま沢の橋の手前約600m)標高約1000m
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山行報告(2) 雨巻山
5月5日 《雨巻山》 晴れ 22度 参加者 柏木 9:15 栗生林道(鎖止め) 10:00 雨巻山山頂 標高533.3m 10:30 山頂発 10:45 三登谷山、栗生分岐 11:05 三登谷山山頂 標高433m 三登谷山からの下りは踏跡がはっきりしておらず ル−トを何度も見失う 12:00 道路へ 12:17 栗生林道(鎖止め) 帰りは、クア益子21で汗を流す。 お湯は、鉄錆色でなんだかとっても 効きそう。しかも270円と激安。 銭湯よりも安いのではないだろうか。================================================================
山行報告(3) 浅草岳 写真あり 撮影:本田技研 鍵山様
日程:’99・4・4(日) メンバー 片柳(古河電工山岳部) 植木、有澤(矢板岳友会) 斎藤(こぶしの会) 鍵山、鎌田(本田技研山岳部) 記録 鍵山 7:35 駐車位置から直ぐにシール登高開始。気温は0℃前後。登り始めはトラバースが多 い。凍った雪面に前日の雪が数cm積もり、シールが効きにくい。途中ブロック 崩壊による大きなデブリがあった。こんなのに当たったらひとたまりも無い。針 葉樹林帯を抜ける辺りから背後に守門岳が見え始める。この山も面白そうだ。 9:10 ムジナ沢は広い沢床で積雪も十分、一ヶ所開いている個所があったが特に問題無し。 9:40 1150m付近の滝の高巻き後、ガイドブックではこの直後の尾根に取り付くとあるが、 ここを登らず沢沿いに二俣まで進む。 10:00 二俣にて休憩 10:20 ここからやや急な斜面を登る。登り切った尾根は樹氷の世界。青い空に樹氷が映 えてとてもきれいだ。1485のピークから山頂までは、どころどころ雪面に亀裂が 入っており、降雪後はこれらが隠れるので要注意だ。 11:40 浅草岳着。今日は視界も良く北アルプス、磐梯吾妻、朝日、飯豊がはっきり見え、 遠く富士山も霞んで見えた。 12:35 滑降開始。前岳まで少し登り返し。前岳からの斜面は広く雪質も良く、最高だ。 (高度差約400m)しばらく滑降すると、沢が狭くなり、往路で休憩した二俣に着く。 13:40 ムジナ沢を離れ再びトラバース。朝は硬かった雪もすっかり腐り、転倒者続出。 14:30 滑降終了。天候、景観、雪質、斜面等全てに恵まれた良い山行だった。
山行報告
期 日 :’99年3月13日 行 先 :朝日岳(くの字沢)、茶臼岳 目 的 :雪のくの字沢及び茶臼岳東部ガレバ帯の撮影 メンバー:浅川浩三(単独) 朝日岳と茶臼岳周辺を散策してきたので報告します。 ・・・・以下省略・・・・
平成11年5月(第1回)矢板岳友会 例会 【総会議事録より】
【日 時】1999.05.12(水) 【出席者】 小林,蓮実,浅川,梅原,久保,稲葉,小口,植木,佐藤(一),有沢,野澤 計11名 【山行記録】 1)4/24 《白山》 植木 ※残念ながら、敗退でした。 2)4/29〜5/2 《立山〜薬師岳〜双六岳》 植木,有沢,他4名 ※植木さんの報告参照 ※天気は最高だが、五色ケ原から太郎までの一日は結構きつかったようです。 色白な?植木さんと有澤さんが真っ黒に日焼けしていました。 3)5/3 《妙高,火打山》 〃 ※植木さんの報告参照 4)5/8〜5/9 《鳥海山/湯の平〜祓川》 植木 ※植木さんの報告参照 5)4/29 《女峰山/国体予選》 小口 6)5/1〜 《槍ヶ岳》 小口 7)5/7〜5/8 《赤薙山》 小口 8)5/2〜5/5 《大峰山系・八剣山〜大台ケ原》 蓮実,他3名 ※大峰・八剣山(八経ケ岳)は5月2日の行者辻林道で幕営し、明くる日、弥山、八剣 山を目指しました。この日は快晴で見晴らしもよく、景色を堪能する事ができまし た。次の日(4日)は大台ケ原に行きましたが生憎の雨でした。その替わりに登山 者も少なく、静かな山行を楽しむ事ができました。 9)4/29〜5/5 《飯豊》写真あり 浅川 10)5/9 《蒲生岳》 浅川 11)5/1〜5/2 《男鹿岳》 小林,斎藤,梅原,稲葉,柏木 佐藤(一),野澤 ※もう少し早ければ、下から雪があり、もっと楽に行けたように思う。今度は大佐飛を 目指したい。(詳細報告・写真あり) 12)4/29 《燧ケ岳・山スキー》 梅原、他2名 ※初めての山スキー、大変だった。でもおもしろかった。(詳細報告・写真あり) 13)5/9 《燧ヶ岳・山スキー》 有沢
5月例会前の速報 【5/11 (3)から(5)を追記しました。】
(1)燧ケ岳山スキー 日時:4月29日(木)〜30日(金) メンバー:梅原、平田、神谷
コース:4/30御池6:40−7:25広沢田代7:35−8:30熊沢田代8:40− 9:50燧ケ岳頂上10:50−11:25熊沢田代11:35−12:00 広沢田代−12:25御池 ・4/29 ゴールデンウィークは山スキーを楽しもうという事になり、夜の9:00過ぎ に矢板を出発する。桧枝岐を過ぎた頃から外気温が0℃を切り、七入に入ると積雪が ぐっと増えて来た。道端に停車している車のウィンドウガラスが雪で真っ白になって いる。おかしいなと思ったが、後で聞くとこの日は降雪があったようだ。12:00 前、1m以上も残雪の残る御池駐車場に着く。空は雲一つ無く典型的な放射冷却状態。 「寒い!」が車を降りた第一印象。急いで駐車場にテントを張り早々とシュラフに潜り 込んだが案の上寒さで殆ど眠れなかった。 ・4/30 朝5時起床。天気は最高!まさにピーカンで雲一つない100%の青空。朝食を 済ませ、テントを撤収し、身支度を整え出発する。最初は樹林帯を行くが徐々に傾斜 がきつくなる。前日の雪でトレースはほとんどなく、先行パーティーの踏み後が少し 残っているだけである。スキー板と最低限の荷物を背負いキックステップで一歩一歩 登っていく。昨年は雪が殆どなかったが、今年はずいぶん残っている様だ。空は真っ 青、樹木は昨日の降雪で霧氷を纏い、雪面はどこまでも真っ白・・・。最高の山行と なる。 広沢田代で小休止し、越後三山、会津駒ケ岳、日光方面の山々、正面になだらかな燧 ケ岳の穏やかな姿を楽しみながら、熊沢田代へと向かう。今年は広沢田代、熊沢田代 共に白一色の広大なる雪原が続く。 熊沢田代から上は段々傾斜がきつくなり、トレースも少なく、一歩一歩キックステップ で進み9:50に燧ケ岳山頂に着く。 ここからは360°素晴らしい眺望が得られる。眼下には真っ白な上着を纏った尾瀬沼 が(沼はまったく見えない)、また正面には至仏の穏やかな姿と尾瀬が原が、その左 には真っ白な富士山、浅間山、越後三山、会津の山々、飯豊、朝日(よくわからんが) 那須、我が地元の高原山、白根、男体、女峰などの日光連山などなど・・・本当に素晴 らしい景色を楽しむ。 この日は風もなく、頂上で一時間余りも休んだ後、いよいよ本日のメインイベントである 山スキーでの下りに掛かる。私事であるが山スキーは初体験。ゲレンデでは多少の経験が あるのでなんとかなると思っていたが、『あまーーーーい』予想とは大幅に違っていた。 登山靴では足が遊びボーゲンはおろか斜滑降もままならない。登ってくる人々を尻目に スイースイーと下るつもりであったが、立ってはドテン。またまたドテン。と転びっぱな しで、登りであれほど体力が残っていたのに、またたくままに消耗し、何と何と、広沢 田代まで1時間以上もかかってしまった。これじゃ歩いた方がよっぽど早く楽だったかな とも思いながら、初めての山スキーを出来た事には感謝したい。足の骨の2、3本も折れ たかなとも思ったが、難しいのが良く分かった。こんな超初心者にずっと付き合ってくれ た平田君。ありがとう。汗びっしょりで100%体力を使ってしまった。 さすがの?私も、広沢田代から下の樹林帯をスキーを履いて降りるのは無理と判断し、ス キーを脱ぎ捨て2本の足でスタコラスタコラ下だった。 でも楽しい一日だった。ピーカンの天気と真っ白な雪で顔を真っ赤にしながらも、桧枝岐 でおいしいソバを食べ100%満足ーーーーの一日でした。 ======================================== (2)南会津 男鹿岳 日 時:5月1日(土)〜2日(日) メンバー:小林、稲葉、柏木、斎藤、佐藤(一)、野沢、梅原
コース:5/2栗生沢林道6:20−7:40男鹿峠7:50−9:45男鹿岳頂上 10:40−11:45男鹿峠11:50−12:10栗生沢林道 ・5/1 PM4:00岳友会事務所に7名が集合し、2台の車に別れて出発する。 会津田島で夕食を摂り、栗生沢に入る。林道は相当荒れているようだが、小林会長 が偵察にいっており、林道途中の駐車スペースにテントを2張り設営する。 今日は、雲もかなりでており暖かい。外でビール、お酒などを頂き、10時過ぎには 就寝する。 ・5/2 AM4:30起床。年をとると朝起きるのがいくらか早くなる? テントを撤収し、尚も車で林道を詰めるが、石がゴロゴロでてくるため途中で車を置く。 ここから男鹿峠までは何と何と林道を一生懸命歩いて1時間20分も掛かってしまった。 男鹿峠。ここからは道なき道を行く事となる。早く言えばヤブこぎで、最初からヤブの 連続となる。この先一体どうなるんだろうと思っていたが、徐々に雪が出始める。ヤブ 山の残雪は実に素晴らしい。登る方向に倒れている笹をかき分けかき分け進むのと、こ れらの笹を埋め尽くした雪面を歩くのでは雲泥の違いだ。 高度が上がるにつれ、笹は雪に埋もれ我々のピッチも上がり2時間余りで頂上に着いた。 ここからは那須の山々、塩原の山々が一望できる。 頂上でゆっくり休んだ後は、雪面をまたたくまに下り、登りであれほど苦労した笹ヤブ も笹の伸びる方向で苦も無く下山。1時間余りで男鹿峠についた。 しかし、大変だったのはこれからで林道の長い事、長い事・・・。行きは陽も低く快調 だったのに、長い、長ーーーーい林道にあきあきしてしまった。それでも良かった事が 一つ。林道の右、左に顔を出したフキノトウ・・・。歩き歩きそれを取りながら帰った。 家についてから野菜と一緒に早速テンプラに・・・。お酒を頂きながらフキノトウの春 の匂いと歯ざわりを楽しみながら、疲れた体がうとっーーーうとっーーー。グーーー。 ======================================== (3) <日本オートルート> 記録:鍵山(本田研友会山岳部) 日程:’99/4/29(木)〜5/2(日) メンバー:古川電工日光山岳部:片柳、大島 矢板岳友会:植木、有沢 本田研友会山岳部:鍵山、鎌田 コース: 1日目 室堂平→一ノ越→獅子岳→五色ヶ原山荘 2日目 五色ヶ原山荘→越中沢岳→スゴ乗越→薬師岳→太郎平小屋 3日目 太郎平小屋→北ノ俣岳→黒部五郎岳→三俣蓮華岳→双六岳→双六小屋 4日目 双六小屋→弓折岳→左俣谷→ワサビ平→新穂高温泉 4/29 ・9:00 室堂を出発。荷物は自炊用具やビバーク用具を含め1人約20kg。時折薄日が 差すものの基本的にはガスの中の行動となる。28日は雨のち雪の天候だったのか、凍っ た雪面に5cmほど新雪が積もり、歩きにくい。一ノ越手前は新雪も付いておらずほと んどエッジで登る状態。 ・10:35 一ノ越をから御山谷を2500mまで滑りそこから鬼岳に向かう沢へトラバース。こ のトラバースはデブリの上を滑るためかなり疲れた。御山谷を 2400m付近まで下がりそ こから登りかえした方が賢明だったかもしれない。 ・11:50 鬼岳の肩(夏道が通る位置)から獅子岳との鞍部まで下りのトラバース。かなり の急傾斜のうえ、視界が利かず、少しコースを間違える(かなり上を通っていた)。滑 落気味に 50mほど下がり小尾根を巻いてようやく獅子岳との鞍部に到着(12:30)。 ・13:00 獅子岳をシールで登ろうとするがカリカリの斜面のため途中でスキーを担ぎアイ ゼン歩行に切り替える。振り返ると後続のパーティが続々と来ている。 ・14:10 初日のハイライトは何といってもザラ峠への下り。40度近い斜面が300mほど続く。 視界は相変わらず悪いが、新雪が20cmほど積もっており、結構面白い。 ・16:30 山荘へのコースを少し間違えたものの無事到着。ストーブ付きの自炊室や気前の いいおやじさんなど、かなり居心地のよい山荘だ。 4/30 ・5:50 朝から雲一つない快晴。気温は−6℃。昨日の宿泊者21人(計3パーティ)の うち最も大きな中高年パーティ(13人)は4:30に出発したらしい。 ・6:45 鳶山の下りには急斜面のトラバースがあり緊張する。越中沢岳を登り返し再びス キーで下るが、それも2430mh付近まで。そこから板を担ぎアイゼンをつけて下る。 2431ピークのとの鞍部には熊が尾根越えた跡があった。 ・9:55 2431ピークもツボ足のまま登り、少し下ったところからスキーを履いてスゴ乗越 まで滑降。 ・10:45 スゴ乗越着 ・11:10 スゴ乗越を出発。ここから薬師岳まで標高差で700mちょっとの登りだが実に離長 い。 ・16:37 薬師岳着。かなり時間がかかった。 ・17:00 滑降開始。本格的に滑ることができるのは避難小屋から先。気温が低く風が吹い ているため、表面はクラストしている。 2km強(高度差600m)のダウンヒルは斜度も手 頃で快適そのもの。 ・18:30 縦走パーティの中で最初に太郎平小屋に到着。中高年のパーティは 19:30頃全員 が到着。 5/1 ・6:50 今日も雲一つない快晴。先週滑るはずだった白山がかなり近くに見える。北ノ俣 岳まではだらだらの登り。 ・8:20 北ノ俣岳着。雷鳥がひょっこり出てきて気分もなごむ。北ノ俣岳から中俣乗越ま で 2km強の下りのトラバース。黒部源流を眺めながらの滑走に気分も爽快。あまりに長 いので足も疲れる。2578ピークは左を巻いて、黒部五郎岳の登りにかかる。シール歩行 の限界を超えた斜度にカリカリの雪面。この斜面でスキーアイゼンが本領を発揮した。 実に楽だ。 ・10:40 黒部五郎岳着。 ・11:20 黒部五郎カールへ滑り込むため少し戻る。カールへの滑降と黒部五郎小屋までの 斜面が今日のハイライト。一度転んだらそのままカールへ滑落(怪我をするほどではな いがもったいない)する斜面を気分よく滑降。 ・11:50 黒部五郎小屋着 ・14:24 ひたすら登り続け三俣蓮華岳に到着。遠くに立山が見え、良くここまで来たと感 心してしまう。このころから風が強まり、雲が増え始めた。寒いので休憩もそこそこ双 六岳に向かう。 ・15:56 双六岳着。記念撮影後、滑降開始。尾根沿いに進み、小屋に向けてクラストした 斜面を滑降。ここの斜面もまた素晴らしい。 ・16:35 双六小屋着。このころから少し雪が舞う。小屋にはここをベースにスキーに来て いる人など約100名が宿泊。3月末の蓮華温泉で知り合った人とも再会した。 5/2 ・7:35 今日もほぼ快晴。日本オートルートは西鎌尾根を槍まで登り、そこから槍沢を滑 るのが正式らしいが、今回は双六から直接降りることにした。 ・9:10 樅沢岳西面をトラバース後、アップダウンを繰り返し、弓折岳に到着。今回のツ アー最後のピークである。ここからは高度差1100mを一気に下る。 ・9:25 滑降開始。弓折岳から南東に伸びる斜面がまた素晴らしい。『最高!』以外の言 葉は見つからない。小池新道の下部はデブリなどでやや荒れているが特に問題無し。下 から続々と登山者が上がってくる。今日は双六小屋も満員御礼だろう。滑降終了間際に 福井山岳会とも運良く出会う事ができた。 ・10:27 林道の少し手前で滑降終了。下界は暖かい。やはり春だなと感じる。野鳥、植物 観察をしたり、ラーメンを作ったり、のんびりと新穂高温泉までの林道を歩く。 ・13:40 新穂高温泉着。何ともいえない満足感に浸る。 追記 新穂高温泉から高山までバスで行き、列車を乗り継いで車の置いてある立山駅に着いた のが20:30頃。大型連休のためか高山市内の大渋滞でバス30分以上が遅れ、列車を1本乗 り損ねた。 オートルートの核心部(五色ヶ原から太郎平小屋)の通過の条件は何といっても天候で あると感じた。好天が見込めない限り突っ込まないのが賢明である。 ======================================== (4) <火打山> 記録:鍵山(本田研友会山岳部) 日程:5/3(月) メンバー:古川電工日光山岳部:片柳 矢板岳友会:植木、有沢 本田研友会山岳部:鍵山 コース:笹ヶ峰から往復(黒沢経由) 前日までのオートルートツアーが予備日を使わずに終了したので、当初の予定通り火打 山に行くことにした。 ・7:40 やや遅めに笹ヶ峰を出発。天気は曇り、気温3℃。前日までに比べ荷物が格段に 軽くペースが速い。大半の登山者が黒沢を徒渉して夏道を進む中、我々は黒沢沿いに進 む。このコースは斜度も緩くで板を担ぐ必要が無いので、雪が多ければ楽に登ることが できる。 今年は過去2回(‘92、’93)に比べかなり雪が少なく、黒沢沿いのコースが危ぶ まれたが、なんとか雪がつながっている。しかし、あと一週間はもたないと思われる。 途中の滝の高巻きでは20m近く雪壁をツボ足で登ることになった。通常は5mも登れ ば巻けるのだが。 ・9:25 顕著な二俣の先で休憩。ルリビタキ、ヒガラなどいろいろな鳥の声が聞こえる。 時折薄日が差す。ここから緩やかな斜面を富士見平まで登り夏道に合流。富士見平でよ うやく火打山を見ることができる。やはり雪は少なく、所々ハイマツが黒く出ている。 ・10:45 ヒュッテ着。思いのほか登山者は少ない。 ・11:05 中休止後、出発。天気が悪化傾向にあるため、自然とピッチが上がる。 ・12:10 山頂着。南風が強いが北面に回るとまったく風があたらない。直後に一時的だが ガスに覆われる。こんな時でも雷鳥は元気で、山頂付近をつがいで歩きまわっている。 ・12:29 ガスが切れるのを見計らって滑降開始。2300mhまでは往路を戻り、そこから谷へ 標高差300mを滑る。これがまた最高の斜面。1、2回しか休まず一気に滑り降りる。 ・13:19 天狗の庭を登り返し、ヒュッテに到着。ポツポツと雨が降るがすぐに止む。 ・14:00 黒沢岳着。ここから黒沢に向かう斜面もまた最高。何も言うことなし。水流が出 ているところに注意しながら黒沢を滑降。ツボ足で登った滝横の雪壁も横滑りで難なく クリア。 ・14:52 笹ヶ峰着。今日も楽しい1日だった。 帰りがけにコゴミなどの山菜を採っておみやげに。なんとも贅沢な5日間だった。 ======================================== (5) 【鳥海山】記録:植木 【期 間】5/8〜9 写真あり 撮影:本田技研 鍵山様 湯の台 5/8 湯の台標高900m付近7:45--滝の小屋9:20/9:35--伏拝山11:50/11:55--七高山12:35/13:15 --伏拝山13:45/14:00--滝の小屋14:17/14:28--湯の台標高900m付近14:55 朝は天気が悪かったが、登っているうちに快晴となった。宮様コースは下半分はブッシュ がうるさく難儀したが、滝の小屋の上下は雪の台斜面になっていた。そこから心字雪渓を 直登し、伏拝山直下までシールで行ける人もいた。(私は最後はつぼ足であった。) 雪の状態は下はやや腐れ、上のほうはザラメ。 祓川 5/9 祓川P 11:10-- 七つ釜避難小屋12:10/12:30 -- 七高山14:10/15:00 --七つ釜避難小屋 15:10 --祓川P 15:20 本来なら百宅コースに行きたかったが、林道を入ってほどなくして雪のため行けなくなっ てしまったのでした。なもんで、祓川コースに変更した次第である。 風は結構強く西から吹いていたが、頂上は風が吹き上がるためほとんど風がなく快適に過 ごせた。雪はザラメから湿雪で思いのほか快適に滑れた。 祓川Pに着いてみるとスキーヤーはほとんどおらず静かであった。 5/22は百宅を狙っています。
平成11年4月(第2回)矢板岳友会 例会 【総会議事録より】
1.【日時】4月21日(水) PM8:00〜 2.【出席者】 小林、池田、蓮実、浅川、梅原、斎藤、久保、東 稲葉、小口、有沢、柏木、佐藤(一)、野澤 以上14名 3.【総会】 C.Lが小口さんから稲葉さんへ交代となる。他、収支報告等 問題なく承認され本年の総会も無事に終了となる。 4.【山行報告】 @4/18(日)会津・鳥屋山 小林、斎藤 当日は山開きにて、小林会長が抽選で小さい灰皿を当てる。 結構うれしそうである。 天気は今一つだったが、まあまあ楽しめた。 A4/18(日)会津・駒ケ岳、山スキー 有沢、植木、こぶしの会1名 B4/3(土)月山、山スキー 植木、柏木、佐藤(一) 朝から登り始め、頂上からスキー場側へ滑り降りた。 当日は天気も良く楽しめたが、今年は雪が多く、当日 7〜8m程も有った。 因みに月山は当日がスキー場開きであった。 C4/18(日)女峰山 小口 国体予選のトレーニングを目的に、走って登ったが、 笹が多くてちょっと走りにくい所も。 D4/18(日)湯西川・高瀬山 稲葉 E4/18(日)奥秩父・官の倉山〜東武鉄道主催のハイキング大会 池田 約6000名程参加する大規模なハイキングである。 当日、駅前のコンビニの山の様なおにぎりが、30分で無くなる勢いだった。 山は幾つか有るものの、とりあえず一山だけ登って来る。
平成11年4月(第1回)矢板岳友会 例会 議事録より
満開に咲き誇った桜の花びらが、春風に舞い、雪を抱いていた山々も 緑が目立ち始め、そこここで春を強く感じるこの頃です。 【日時】4月7日(水) 【出席者】 小林,浅川,斎藤,稲葉,植木,小口 【山行報告】 1.3/27(土)〜28(日) 山スキー講習会・大博多山(だいはたやま) 東,有沢,植木,他 2.3/20(土)〜23(火) 白馬・蓮華温泉〜雪倉岳 有沢,植木,他4名 3.4/3(土)〜4(日) 浅草岳 有沢,植木,他4名 4.3/28(日) 日向倉山 稲葉 5.3/20(土)〜21(日) 那須・三斗小屋〜県境尾根 浅川 6.4/4(日) 会津・駒ケ岳 浅川 7.3/26(金)〜28(日) 那須・茶臼岳(高体連行事) 小口