平成16年4月から9月の報告(平成16年10月30日移動)
山行報告 9月25日受付分
2004/9/18〜20 大幽西の沢 撮影:植木 写真は「山岳写真館ZA6」をご覧下さい。
山行報告 9月24日受付分
博士山(1.482m) 撮影:小林会長 写真は「山岳写真館ZA5」をご覧下さい。
月日 平成16年9月19日 メンバー 小林 充、久保 周二、岸 えつこ コースタイム 登山口9時56分=水場10時09分=シャクナゲ洞門11時07分=近洞寺コース分岐 11時27分=社峰12時00分=博士山山頂12時17分〜13時00分近洞寺コース分岐 13時30分=近洞寺跡13時47分=林道15時00分=登山口15時21分 9/19 矢板6時40分発、西那須野町久保宅に寄り、国道400号で昭和村へ、401号の喰丸トンネル を抜けたら直ぐに、博士山方面に左に曲がる。こんな山の中でも道路は立派で快調に走る。 道が狭くなってくると大成沢部落、林道の入り口に博士山登山口の標識が大きく掲げてあ る。曲がりくねった舗装道路を登っていくと、黄金色に染まった水田が現れてきた。雨の 降る中 村人が数人、道路脇の草刈りをしている。拡張工事の道路にでて左に曲がると 登山口があった。広い駐車場の片隅には工事事務所とトイレが設置してあり、先着の車が 2台停まっていた。支度をしてから雨宿りをしていたら、キノコ取りの連中がおりてきた。 「どうですか、取れましたか? 」「駄目だツキヨタケばっかりだ?」 小雨の中を歩き出す。笹狩りがしてないので膝下はびっしょり、最後の水場のところで これから登る洞海泣き尾根 の準備をする。たしかに泣き尾根と言うだけに登りは急斜面だ。 木の根、トラロープを頼りに登るしかない、汗は拭う暇もないほど吹き出る。 ブナの倒木にツキヨタケ、ムキタケ、ブナハリタケを見つけるが、多分下りにもあるだろ うからと、横目にしながら登る。枯れた檜の大木のところで水分補給。 危険の張り紙と ロープで囲ったトンネルがシャクナゲ洞門と言うらしい。屋根はシャクナゲが覆っている。 洞門をすぎると斜面がおとなしくなってきた。やっと近洞寺コースの分岐に到着する。 山頂は左、鼻歌が飛び出そうな明るい道となってきた。尾根は細く左斜面はすっぱりと 切れているので、要注意。遙か下の広場が眺められる。ウメバチソウを見つける。 「社峰」と書いてあるピークに着く。ここには社殿があったそうだが、痕跡は何もない。 藪こぎをするような感じで枝をかき分ける。一度下ってから登ると一等三角点のある 博士山山頂に飛び出す。我々3人だけの静かな山頂だ。記念写真を撮り、待望のお昼。 雲が多くて展望はあまりない、会津盆地の水田が少し眺められるだけだ。 ここにも黒羽山の会の看板があった。トイレの文字があるので見に行ったら青いシートの 小屋が出来ていた。10月の声を聞くと山も紅葉で素晴らしいだろうに?と思いながら 下山開始。分岐までの早いこと、近洞寺コースは檜の太いのが多いと言われているが 確かに多い。右に左にかわしながら歩く感じである。近洞寺跡のピークからは下り一方 単独では心細いような道を下る。キノコを探すが一つもない、諦めた頃、山栗の落ちてい るのを見つける。キノコの代わりに栗拾いが始まった。太い栗の木が何本もあるので、 道には「栗のいが」が一杯落ちている。まだまだ拾いきれないほどあるのだが、 先があるので切り上げる。最後の水場の標識があったので寄ってみる。水量は少ないが 冷たい水が流れている。小沢を下っていくと草深い植林地に出た。やがて林道に飛び出る が、入り口は標識もないので登るときにはかなり苦労するだろう。拡張した林道は 右に行くことになるが、丁字路をまっすぐ 進むと登山口の駐車場に帰り着く。
平成16年度9月第2回例会報告
平成16年9月15日(水) 9月第2回例会報告 参加者:小林、尾上、野中、岸、村上、小川、君島、五月女、溜口、池田、植木 ●● 山行報告 ●● ●7/17〜19 北岳 尾上 他1 雲の平からの転進でしたが、やはり南も悪天でした。肩の小屋に着いたもののずっと停滞でした。広河原に降り たとたんに「みなさん、3日ぶりに北岳がみえまーす」と停留所でのアナウンスがありました。次に来たときは 山頂で晴れて欲しいです。 ●8/22 釈迦が岳 村上 朝早く自宅を出発し、大間々から登りました。天気は良くなかったのですが、頂上には最初に着いて独り占め でした。そして焼きそば&ビール。下り道では増渕さんに会い、お互いびっくりしました。 ●8/29 鬼怒沼 尾上 他1 静かな山でした。 ●9/11 富士山 尾上 他1 富士の宮口から登りました。測候所が撤退の日で荷物運びがすごかったです。その荷物の中に古い「山渓」が ありました。頂上で泊はできませんでしたが、せっかくだから泊まりたかったです。頭が痛くならずに済み ホッとしました。これで高さに自信がつきました。 ●9/11 西の湖 小林、野中*2、本間朝子 キノコを目指しましたが、少しだけしか残っていませんでした。それでも、マスタケ、クリタケ(アカンボ)、 ツバタケを採ってきました。ミツバチ採りの熊の爪跡が怖かったです。西の湖は溢れんばかりの水量でびっくり しました。紅葉がはじまりそうな感じでした。 ●9/11 井戸沢 小川、田上、植木、大野 小川さんの沢デビュー「滝だ、滝だー。また行きたいです。」と感激のお言葉でした。大野さんは長年のブラ ンクを感じさせずに気持ちよいピッチで登っていました。天気はさほど悪くならずに済みました。なぜか井戸沢 は稜線にデルとガスってしまいます。ツバタケをゲットしました。 ●9/12 白水沢 溜口、君島、植木、大野 朝起きてみるとピーカンの日本晴れと天気に恵まれました。想像した以上に楽しい沢でした。キノコがたくさん 取れました。右俣右沢の3段30mは落口の直下で水流の中のホールドを使って登りました。高度感とあい まってけっこう緊張しました。稜線に出た後、眺めのよいところでツバタケ、シイタケを入れたチタケうどんを 食べました。君島さんご馳走様でした。もちろんブナハリもゲットしました。山行報告というよりキノコ報告に なっていますね。
平成16年度9月第1回例会報告
平成16年9月1日(水) 参加者:小林、久保、植木、梅原、溜口、中村、小川、増渕、早乙女、野中 今年は台風の当り年の様で、既に何度も上陸し、各地に被害を与えています。特に山間部 などでは、土砂崩れなどの大きな被害も相次ぎ、地形的にも大きく変わった所もあると思 われます。これから、秋山のシーズンとなりますが、気象情報や現地の情報には十分注意 し、安全登山で各自の山行をお楽しみ下さい。 ●● 山行報告 ●● ● 高原山特集 8/21 釈迦ケ岳 梅原、中村 7時45分に大間々台から登り始めました。雑木林を登り切ってから八海山神社へと続 く尾根筋からは、矢板市内が一望でき、まずまずの天気でしたが、頂上に近ずくに連れて 雲が多くなり、頂上での遠望は効きませんでした。また、頂上には真新しい現代風のお顔 をしたお釈迦様が座っていました。この後、沢山の人とヨークシャテリアまでが登って来 ました。 8/22 剣が峰 増渕*3 夏休み最後の日曜日と言うことで子供達にせがまれて剣が峰まで行ってきました。下の 子は幼稚園にも関らず本当に良く歩きました。 天気は生憎の曇り空でした。 8/22 西平岳〜釈迦ケ岳 溜口 今年はきのこの当り年の為、それを狙って西平岳を歩いて来ました。収穫は思ったより 少なかったけれどその日に食べるには十分でした。 8/25 釈迦ケ岳 小林 釈迦ケ岳山頂で鶏頂山の方から登って来た塩原の人と行き合い話を聞きましたが、鶏頂 山への登山道はかなり笹が深くなっているようです。大間々台からのルートもかなり笹は 伸びてきており、そろそろ笹刈りが必要な様です。 8/28 西平岳〜釈迦ケ岳 増渕 雨が降ってきたので、KAZUさん情報の「柳の下のどじょう」を狙って西平岳に行って来 ました。結果は、いろいろと袋一杯に採れた様です。 ●低・中・高山特集 8/21 那須 三本槍〜茶臼〜南月山 小川 朝早起きして、那須に行って来ました。最初は大峠に下るつもりでしたが、午前中は天 気が良かったので、尾根道を歩く事とし、茶臼から南月山まで歩いて来ました。 8/22 会津駒ケ岳・中門岳 君島、岸 夏のなごりの、ニッコウキスゲ、ワタスゲ、ハクサンコザクラを見る事が出来ました。 山は秋の気配です。草紅葉が始まっていました。 8/28〜29 大曲花火大会・焼石岳 小林、久保、野中、関 北上までは混まなかったが、徐々に混み始め、湯田までは大混雑でした。三又で夕食を 摂った後、横手から電車で行ったが、何しろ4万人そこそこの街に60万人もの人が集ま るのでどこも大混雑、でした。 明くる日は、秋田側登山口から焼石岳を目指しました。登り始めてから風と霧の天気で、 展望は得られませんでしたが、花はきれいでした。正午には頂上に着き、下山は岩魚の手 掴みにトライしましたが捕まえる事は出来ませんでした。それでも、でっかいチタケを3 個、ゲットしました。 8/29 二岐山 溜口 8/28に二岐山に行きましたが、登山口で降り続く雨に断念し、翌日、再度行って来まし た。この日は、近くはガスっていて見えないのですが、遠くの方は良く見えて、飯豊が一 望出来ました。 8/27〜28 南アルプス 甲斐駒ケ岳・仙丈岳 早乙女 戸台口6時のバスで7時10分には北沢峠に着きました。テント場には15張程度で、 二子山の方から登り、11時50分に頂上に着きました。その頃からガスが出始め、摩利 支天は見えにくくなりましたが、仙水小屋を回って15時30分に戻りました。 明くる日は、小仙丈を経由して仙丈ケ岳に登りました。途中までは、かなり風が強かっ た様ですが、頂上付近では風も収まり良い天気になりました。 ●沢特集 8/21〜22 三国川・五十沢川・下の滝沢 植木、弘田、上野 裏巻機(八海山側)の沢へ行って来ました。この沢はアプローチと巻き(ヤブコギ)と下山 の3つの大変な要素を持つ沢でしたが、その大変さを差し引いて余りあるほど素晴らしい ナメが源頭部に広がる素晴らし〜〜い沢でした。行って見てとても良かったです。
平成16年度8月第2回例会報告
お盆を過ぎて空気が入れ替わったようです。もう夏は終わりでしょうか? と思っていると今日は台風の影響で暑かったですね。 参加者:小林、溜口、梅原、中村、君島、早乙女、野中、小川、植木 ●● 山行報告 ●● ● 低山特集 ☆8/12 南月山 小林 峰の茶屋から5:00に出発したのに人はいっぱい。びっくりです。リンドウが咲き出していました。 コケモモの実が真っ赤でした。イワインチンがきれいでした。 ● 中山特集 ☆8/12 越後駒ケ岳 君島 枝折峠から登りました。天気がよくて暑くて参りました。頂上からは大パノラマ。荒沢岳がよく 見えました。頂上に10人ぐらいと思ったより少なかったです。 ☆8/11 奥白根山 早乙女 5:30に菅沼を出発し7:30に頂上に着きました。コケモモが真っ赤できれいでした。五色沼に行っ てみるとトリカブトがきれいでした。快晴で眺めがよかったのに頂上は誰もいませんでした。こ の展望が独り占めでした。 ● 高山特集 ☆8/13〜8/16 奥穂高岳 野中*4 前回5年前は9月のとき吹雪で登れなかった奥穂高岳への挑戦です。涸沢ヒュッテでは夕ご飯は2回 転だけ。思ったより人は少ないようです。翌朝は暴風雨。少し待ってから出発し穂高岳山荘に10: 30に着きました。それから奥穂高岳を往復しました。鉄はしごの渋滞を心配しましたが、それはな く、順調でした。全体では小休止中に涸沢岳も往復してきました。ザイデングラードのウラジロタ デとトリカブトがきれいでした。涸沢ヒュッテではビール500mlは700円、奥穂高では750円でし た。帰路の新宿では最終にむけてダッシュしました。 ☆8/12〜15 南アルプス 赤石岳・聖岳 梅原、薄井、溜口、村上 1日目 矢板を朝出発し清水i.c.から畑薙第2ダムに向かいました。そこから東海フォレストバスに乗 り1時間で椹島(さわらじま)に着きました。明日の登りに備えてテントで眠りました。@3 000のバス往復券は東海フォレストの小屋代に充当されます。帰りのバスのために3000円半 券と引換券を失くさずに。 2日目 3:00/5:00 天気は快晴。樹林の下、歩きやすい道でコースタイムより早く登れました。赤 石岳に14:30に着きました。標高差2000m。本当にきつかったのは最後の1時間。頂上小屋は 避難小屋なので水場がありません。水を担いだからきつかったのかも知れません。空気は乾い ていて気持ちよかったです。残念ながら夕方はガスがかかってしました。小屋は3500円でし た。つまり+500円。体力のない方、高齢の方にはうどんそば(900円)を出してくれるそう です。 3日目 3:50/4:45 頂上で御来光。富士山が紫色になっていてきれいでした。5:15出発。百間洞で いい水が出ていました。ここまでが下り。ここからがきつい登り。南アルプスはひとつひとつ のピークが大きく、縦走というより山登り・降りという感じでした。みんなで手をつないで聖 岳に登頂しました。感激です。少し下って聖平小屋(旧小屋)に泊まりました。旧小屋のほう が人が少なく快適でした。縦走路にはほとんど人がいませんでしたが、百名山の影響で赤石・ 聖の山頂のみ人が多かったです。 4日目 4:00/5:00 出発の頃は雨になってしまいました。このエリアでは昭文社のコースタイムが まちまちのように感じました。 ● 沢特集 ☆8/8 緑沢 増渕、溜口、岸、鍋島、植木 前日は激しい雷雨。止めといて正解でした。沢は簡単できれいな沢でした。ナメがきれいでした。岸 さんはどんどんうまくなっていますっ! ☆8/12〜8/13 釜川右俣 鍋島、植木、鍵山 3つ釜が思ったよりずっと大きかったです。清水沢周辺の巻きは3+ありザイルを出しました。そこか らは泳ぎまくり突破しました。沢4級ということでしたがせいぜい3級程度にかわったようです。 ☆8/16 大沢 増渕、鍋島、植木 左俣を登り右俣を下降しました。F2は黒磯の佐藤さんがリード。助かりました。ありがとうござい ました。 ●鍋島さん送別会 8/9 鍋島、小林、吉野、梅原、薄井、君島、増渕、小川、植木 「静岡支部開設おめでとう」冬にはスキーに来てくださいね。
山行報告 8月16日受付分
南アルプス赤石岳・聖岳縦走 撮影:梅原 写真は山岳写真館ZA4をご覧下さい。
日時:8月12日(木)〜15日(日) 山行:赤石岳(3120M)・聖岳(3013M) メンバー:溜口、梅原、薄井、村上 コースタイム:椹島〜赤石小屋〜赤石岳〜百間洞〜聖岳〜聖平〜椹島 12日(木)岳友会事務所6:30===14:30畑薙ダム駐車場15:50===16:50椹島キャンプ場(幕) 13日(金)椹島5:20---9:45赤石小屋10:50---12:25水場12:45---14:17赤石岳山頂14:50---避難小屋(泊) 14日(土)赤石岳5:10---6:55百間洞7:15---10:30兎岳10:40---11:10聖兎コル12:00---13:27聖岳14:07 ---15:45聖平小屋(泊) 15日(日)聖平5:00---6:05滝見場6:10---8:45聖岳登山口8:50---9:20椹島11:00===21:20矢板 記録 お盆の渋滞はある程度覚悟はしていたが、首都高でいきなり渋滞に掴まる。東京インターを通過した頃が そのピークだったが、12時過ぎには清水ICを降りる。その後の林道が長かったが結果的にはほぼ予定通り 畑薙ダムの駐車場に着いた。そこから椹島ロッジの送迎バスに1時間程揺らり揺られてキャンプ場に到着する。 満天の星空に包まれ、就寝・・・。 明くる日は予想通りの快晴。椹島ロッジ上の林道からいきなりの登りとなる。雲一つない天気だが樹林 帯に囲まれ、時折吹く風に心地良さを感じ、軽快に登る。赤石小屋で早めのお昼と休憩を十分に取り、 これからの登りに備える。 この辺りから展望が開け始め、富士見平からは荒川三山、赤石、聖と360°の展望が楽しめる。富士山 も雲の上から顔を出している。ここまでは快調に登って来たが、真夏の日差しがじりじりと照らし、少 しずつ少しずつ体力を奪って行く。 稜線への最後の急登となる水場で少し長めに休む。今日は、赤石岳頂上直下の避難小屋泊りだが、水 がないのでここで明日の分まで水を補給する。荷物がぐっと重くなり、日差しが更に強くなり、ここま での疲れも出てペースがガクンと落ちる。苦しいのはここだけ・・と思い、一歩一歩確実に足を前に進 める。やがて稜線がだんだんと近くなり、目の前の青空がどんどんどんどん広がって、最後はポーンと 稜線に躍り出た。 一息入れた後、赤石岳の最後の登りを一気に登り切る。頂上だ!。椹島から赤石まで標高差2000mを 登り切った満足感が体を包む。多少雲は増えて来たものの相変わらずの快晴の天気・・・北を見れば、 荒川三山から塩見、間ノ岳を経て仙丈へと連なる山々が、西には中央アルプス、御岳、恵那山、南には 聖、光へと続く縦走路が、そして東には富士山の堂々たる姿を見ることができる。 しばらくの間、周りの景色を楽しんだ後、避難小屋へと下る。一息入れた後、早めに食事を済ませ、 早々に横になる。明日は長丁場だ・・・。 2日目、4時40分頃小屋を出て、再び山頂に立つ。日の出と雲に浮かぶ富士山、そして薄赤く染ま る山々の景色を楽しんだ後、出発する。 朝の爽やかな風の中、百間洞に向かうが下る事、下る事・・おおよそ600mは下っただろうか?結局 沢沿いの百間洞山の家まで、まるまる下ってしまった。ここで一息入れ、いよいよ聖を目指す。ここか らはアップダウンの大きなコースとなり、また進むに連れて、昨日同様日差しがどんどんどんどん強く なってくる。 中盛丸山、小兎、兎岳とピークを幾つか越える。兎岳からは聖岳の堂々たる姿が目前に見える。聖兎 コルまでまたまた、どんどんどんどん下る。ここで腹こしらえをし、休息を取った後、最後の登りに掛 かる。ここまでの疲れなのだろうか?それとも高度の為なのだろうか?足腰への酸素が不足してくる。 足が重い・・思った様に足が出ない・・それでもここだけ、と言い聞かせ上を目指す。最後は山頂手前 で四人手を繋いでゴール・・・結構長かったなあ・・・ 頂上に着いた頃から、どんどん雲が広がる。明日は予報通り天気が崩れそうだ・・などと思いながら 眼下に見える今日の宿泊地の聖平まで、700mを一気に下る。小屋に着いた後に飲んだビール・・・・ 本当に旨かった! 最終日、前日までとは打って変わって霧雨の天気・・・椹島ロッジを目指して、とにかくひたすら下る。 滝見場を過ぎ、聖沢に掛かるつり橋を渡り、聖沢沿いの水平道から最後の下りまで、もくもくと歩く。 やがて木々越しに車が通るのが見えたかと思うとポーーンと林道に飛び出た。 それから暫くして、畑薙ダム近くの温泉で3日分の汗を流す。つるつるの温泉に浸かりながら、今回 の山行は自分にとっては少しきつかったかもしれないが、3日間同行してくれた仲間達に心の底から 『ありがとう・・・』『お疲れ様でした・・・』と言っていた。m(__)m
山行報告 8月14日受付分
釜川右俣の写真報告です。(撮影:植木) 写真は山岳写真館ZA3をご覧下さい。
山行報告 8月10日受付分
緑沢の写真報告です。(撮影:植木) 写真は山岳写真館ZA2をご覧下さい。
平成16年8月4日(水) 8月第1回例会報告
参加者:小林、溜口、早乙女、村上、増渕、野中、池田、鍋島、梅原、小川、植木、薄井 ● 低山特集 ☆7/25 南月山・白笹山 村上 沼原から登りました。熊がいそうで怖かったです。蛇を多く見かける山行でした。 姥が平からはよい風景は見られませんでした。 ● 中山特集 ☆7/17〜18 早池峰山 村上 往復830kmあまりと遠かったです。岳Pで泊の翌朝、小田越避難小屋に7:00につき ましたが、その日は暴風雨のため停滞。翌朝雨が弱くなったので5:00発。ものす ごい風でした。山頂は一番乗り。 山頂からの展望は0。下山にかかると山が見え出しました。岩と緑がきれいでし た。天気がいいとき、また行きたいです。 ☆7/22 安達太良山 君島*4 トンボがたくさんいました。 ☆7/24 会津駒ケ岳 溜口 コバイケイソウは?大はずれでした。他の花もそれほどではありませんでした。 ワタスゲが少しだけでした。帰りのアンテナで越後駒の小屋番の人とすれちが いました。燧ケ岳が見えないくらいの視程でした。 ☆7/27 鳥海山 小林 他1 前夜発。翌朝天気がよい中、祓川から登りました。康新道(祓川ヒュッテの人が つくった)で七高山を目指しました。頂上では湯沢高校スキー部の方々にメロン ・ビールをいただきました。そしてまた、降りてくるとスイカも。本当にあり がとうございました。 そして締めは、でました!三叉温泉 ☆7/28 真昼岳 小林 他1 鳥海山に引き続き、横手から登りました。1900mで森林限界。900mまで林道。 ブナ林を登っていきましたがキノコがよさそうでした。林道は工事中でしたが とてもよい道でした。 そして締めは、いつもの蕎麦街道行脚。 ☆7/24〜26 飯豊 吉野、斉藤、梅原、薄井、岸、小林(弘) 川入〜一の王子(泊)とにかく暑かったです。三国小屋から切合が時間かかり ました。 〜本山〜大日往復〜梅皮花小屋(泊) 御西から梅皮花に向かうと雷が!怖かったですが襲われませんでした。 〜梶川尾根〜飯豊山荘 岸さんのお友達、ありがとうございました。 ● 高山特集 ☆7/23〜24八ヶ岳 野中 快速ムーンライト信州+指定券 青春きっぷ有効活用です。 硫黄岳〜横岳〜赤岳 硫黄岳のコマクサ大群落が素晴らしかったです。 中学校登山*2のため頂上は大渋滞! ● 沢特集 ☆8/2 大滝沢 鍋島 せっかくなので百名谷。 トンボがたくさん飛んでいました。アブはいませんでした。 ● クライミング特集 ☆7/23〜25 北岳バットレス4尾根 植木、稲*2 97年秋からの課題。やっと完了です。 ● 登山教室特集 ☆8/1 登山教室 月山 小林、池田、梅原、溜口、君島、野中、村上、印南、 川島、植木、稲江 一般参加者34人でした。皆さんお元気でこちらが負けてしまいました。 那須や尾瀬では全滅のニッコウキスゲが姥ヶ岳できれいでした。 頂上ではガスでしたが全般的に天気はよかったです。
山行報告 8月2日受付分
8/2に報告が届きました。(掲載は8/8)
真昼岳の報告です。 写真は山岳写真館ZA1をご覧下さい。 撮影は小林会長
真昼岳登山報告 (1060m) 月日 平成16年7月28日 メンバー 小林 充、関 正夫 コースタイム 峰越峠登山口9.35〜北真昼岳肩10.34〜赤倉コース分岐10.56〜真昼岳山頂 11.12〜11.33.峰越峠登山口13.02 宮沢賢治の「なめとこ山」を調べているうちに、偶然に面白い名前の真昼岳を見つけた。 横手市からそんなに遠いところでもないので、いずれそのうち三つ又温泉に泊まった帰りに でも登ろうかなと計画を温めていた。 秋田県千畑町に峰越林道について問い合わせをしたところ、先日の大雨で路肩が崩れ林道が 通行止だと言う。28日は通れますかと聞くと、現在 整備中で注意すれば大丈夫の話で、 先ずは一安心? 宿の朝飯を7時に用意してもらい、登山口に車を走らせた。一度道を間違 いたが無事に峰越林道に入ることが出来た。16qほど走ると車20台は置けるような峰越峠 に到着した。支度を整え先ずは北の股岳を目指す。 山の麓はブナ林が多いが海抜900mの峰越峠は森林限界に近く、稜線はお花畑の様相である。 登山道は草が伸び放題で、かき分けるようにして歩く。北の股岳直下は巻き道が出来 ていたので、難なく通過する。北の股岳の下りに、10個ほどのオレンジの花をつけたクルマ ユリを見つける。尾根がナイフリッジとなり、ヨツバヒヨドリ、クガイソウ、ミヤマシシウド、 などをかき分けて行く。1.000mほどの山なのに上り下りが多くてかなり汗をかく。笹が現れ てくると、右手からの赤倉コースが合流する。登り切ると赤倉山で、本命の真昼岳はもう一 つ先のようだ。山頂に小屋が見えてきた、最後の一登りで新しい社殿と方向盤のある1.060m の真昼岳山頂である。 展望は欲しいままの筈だが、今日はガスってて駄目のようである。和賀岳がかすかに眺めら れる。記録を読むと秋には紅葉とキノコの山だそうだが、機会があったらもう一度登って見 たいと思いながら、登った時間と同じ時間をかけて峠に下った。北の股岳から湧き出る延命 水を補給して長い林道を下った。山の名前に負けず一押しの真昼岳山行でした。
山行報告 7月28日受付分
北岳バットレスの報告写真 撮影:植木 写真は山岳写真館Z10をご覧下さい。
山行報告 7月28日受付分
日光の沢、柳沢の報告写真 撮影:植木 写真は山岳写真館Z9をご覧下さい。
>山行報告 7月28日受付分
山行報告:飯豊連峰縦走 撮影:梅原 写真は山岳写真館Z8をご覧下さい。 日時:7月24日(土)〜26日(月) 山行:飯豊本山・大日岳 メンバー:吉野、斉藤、梅原、薄井、岸、小林(弘) コースタイム:川入〜三国岳〜切合〜飯豊本山〜大日岳〜烏帽子〜梅花皮〜梶川尾根〜飯豊山荘 23日(金)岳友会事務所21:00===24:00川入御沢キャンプ場(幕) 24日(土)キャンプ場5:40---横峰8:18---三国岳10:30---12:40切合13:40---15:50一ノ王子テント場(幕) 25日(日)一王子6:20---飯豊山6:45---7:55御西8:05---9:00大日9:10---御西10:10---13:40梅花皮(幕) 26日(月)梅花皮5:45---北股岳6:10---門内7:00---9:50湯沢峰9:55---11:05飯豊山荘==川入==矢板 記録 数日前の大雨で川入への道路が崩壊したが前日復旧したとの事で予定通り川入へと向かう。予定では 栗の沢へ入るつもりだったが林道工事中で通行止の為、御沢キャンプ場で幕営とする。軽〜く喉を湿し た後、明日に備えて早々に眠りに着く。 明くる朝、周りの物音で目を覚ます。昨日、東北地方も梅雨明けしたとあって朝から夏の日差しが眩 しい。キャンプ場を出て暫くは林道を行き、御所小屋跡から本格的な登りとなるが直ぐに汗が噴出して くる。担ぐ荷も重く、下15里、中15里と小刻みな休憩を取りながら横峰を目指す。 地蔵山をトラバースしてから前半の核心である三国岳の登りに掛かる。真夏の暑い日差しがジリジリ、 ジリジリと身体を照らす。剣が峰に掛ってからガスが少し出たが、この岩場を登り切った三国岳頂上に はまたまた真夏の暑〜い暑〜い日差しが待っていた。 『あぢ〜〜い!』と声を上げながらも、種蒔山を越え切合の小屋が見えた時は正直、ほっとした。 切合でお昼と休憩を取った事で体力も回復し、今日の幕営地である一ノ王子を目指す。最後の登りに掛 った頃は何故か皆余裕が出て来た様だった。この日は初日の疲れもあってか早々に就寝する。 2日目、少し朝寝坊をしてしまい出発が遅くなる。しかし、この日の予定は余裕があり、皆ルンルン 気分で本山を目指す。飯豊本山では先客が沢山いたので記念写真だけを撮って先を急ぐ。本山から御西 へと続く斜面には大きな雪渓が残っておりいつ来てもきれいな所だ。 御西小屋にザックをデポし大日岳を往復する。この辺りまでは非常に天気が良かったが、本山の方か らどんどんどんどんガスが湧き上がってくる。それがやがて黒い雲へと替わり、天狗の庭を越えた頃か ら雷鳴が聞こえる様になる。『やばい!』と思う分、自然に足が速くなる。暫くは『その雷鳴』をバッ クグランドミュージックとして何とも良い気持ちのしない時間が過ぎる。 幸い雷鳴もそれ以上大きくならず、雨もパラツイただけで、烏帽子の方を見ると青空が広がっている。 ほっとした気分で昼食を取り、烏帽子の最後の登りに掛かる。どうやら雷は本山の方だけだった様だ。 最終日、朝日と共に起床する。昨晩は雨がかなりテントを叩いた様だったが、今朝は天気予報通り夏 空が戻って来た。しかし早朝とあってか気温は幾分低めで歩くペースは快調そのもの・・・周りの花々 や景色を楽しみながら軽快に歩く。 門内を越え、梶川尾根に掛かる。振り返ると、北俣岳から梅花皮岳、烏帽子、本山へと続く飯豊連峰 が一望できる。少し名残り惜しい気もしたが、最後の長い長い下りを一気に下る、下る、下る。やがて 飯豊山荘が見えるようになり、それがどんどん大きくなって、最後の急坂を下ると舗装された林道に、 ポーーンと飛び出た。『お疲れ様でした・・・』、山にもそして同行して下さった仲間達にも心から、 そう言っていた。 本当にありがとうございました。m(__)m
平成16年7月21日(水) 7月第2回例会報告
参加者:小林、溜口、早乙女、君島、岸、梅原、鍋島、池田、植木 ●● 山行報告 ●● ● 北海道特集(再掲) 7/2〜5 羅臼岳・斜里岳・雌阿寒岳・阿寒富士 早乙女 天気に恵まれてよかったです。たくさんの花が咲いていました。 羅臼岳は雪がたくさん残っており、頂上は寒かったです。知床 五湖がきれいに見えました。斜里岳は頂上からオホーツク海が よく見えました。知床五湖ではえさをばらまいて熊を撮る写真 家がいるようでとんでもないです。雌阿寒岳は野中温泉から登 りました。阿寒富士は軽石みたい登山道で富士でした。コマク サがきれいに咲いていました。 ● 低山特集 7/18 釈迦が岳 君島 大間々から登りました。残念ながら頂上は雨でした。 ● 中山特集 7/9 前白根山 小林 湯元から外山尾根で登りました。岩登りだか木登りだか。五色 山から中曽根尾根で降りてきました。ヤブでした。コマクサが きれいでした。お昼過ぎから雨でしたが早めに下山したので間 にあいました。 7/19 岩木山 池田 いかさま登山?。車&リフトで行きました。観光バスが6・7台。 じいさま&ばあさまがすごい!やっぱり遠かったです。 7/18 武尊岳 梅原、溜口、薄井、岸、小林弘 川場谷キャンプ場から前武尊・家の串・沖武尊の往復でした。 丸いものをしょっていきました。おいしかったです。スキー場 からの人はたくさんいましたが、自分たちのコースを歩ってい る人は少なかったです。 ● 沢特集 7/8 白水沢 鍋島 出だしの堰堤にたどり着くのが大変でした。下のほうはきれい でしたが、上のほうは崩れて埋ってガラガラしていました。 7/11 井戸沢 君島、淺川、村上、植木、稲×2、桜井 寒かったです。稜線は12℃でした。頂上で平茸の味噌汁をご 馳走になりました。ニッコウキスゲが満開でした、4個。。。。 7/19〜20 柳沢 植木、稲×2、野村、西尾、二本松 赤岩滝は大きかったです。崩壊が進んでいましたが、ナメはき れいでした。 ● クライミング特集 7/10 古賀志 植木、稲×2 初めての早朝クライミング。充実しました。
山行報告 7月20日受付分
早池峰山 撮影:村上 写真は山岳写真館Z7をご覧下さい。
メンバー:村上 晃一(1名) 日程:平成16年7月17日〜7月18日 山域:岩手県・早池峰山 <記録> 岩手県、早池峰山に登って来ました。 17日は自宅を出るときから生憎の雨でしたが、 東北道を北上するに従い梅雨前線の影響で更に物凄い大雨です。 夜中の一時に自宅を出発して約五時間半で岳に到着。 シャトルバスに乗る前からレインウェアに身を包み、 自分一人を乗せたバスは大雨の中、小田越へと向かいます。 小田越の監視所で話を聞くと、既に山に入ったグループも この雨で下山をしてきているとの事。 その日は登るのを諦め、小田越山荘にて丸一日寝て過ごしました。 翌朝、雨が小降りになったのを見て五時に登山を開始。 中腹では風速10Mはあろうかという突風と雨が吹き荒れて大変な目に遭いました。 ハシゴ場を越えて稜線まで出ると、雨風共に収まってホッと一息です。 山頂からはガスで何も見ることは出来ませんでしたが、 撮り合えず記念写真を撮り一時間の休憩の後に下山を始めました。 帰りも中腹までは強風が吹いていましたが、ようやく天候が回復して 遂に早池峰の姿を目の当りにする事が出来ました。 岩峰と緑の雄大な山容、日本百名山に相応しい素晴らしい姿でした。 今回は少し残念な登山になってしまいましたが、また機会があれば| 是非訪れてみたいと思います。 |
平成16年7月7日(水) 7月第1回例会報告
参加者:小林、久保、梅原、溜口、増渕、早乙女、村上、野中 連日30℃を越す真夏の天気が続き、まるで梅雨明けを思わせる暑さです。何かと体調を 崩しやすい時期を迎えていますが、各自健康に注意し、安全登山でそれぞれの夏山を楽し みましょう。 ●● 山行報告 ●● ● 低・中山特集 6/19 秋田駒ケ岳 久保 生憎の雨で視界は利きませんでしたが、あちこちに花は沢山咲いていました。入山規制 の為、車はスキー場に置きました。 6/26 雄国山 久保他3名 職場の仲間達とアビスパ裏磐梯から雄子沢を歩きました。雄子沢付近は車が路肩に一杯 駐車しており沢山の人でしたが、残念ながらキスゲは霜で壊滅的な状態でした。 6/27 日光・高山・登山教室 小林、吉野、斉藤、池田、梅原、溜口、君島、増渕、村上 他参加者21名 予定を変更して日光の高山に行って来ました。矢板を出発した頃は、天気も悪かったの ですが、いろは坂を登るにつれ天候が良くなりました。菖蒲ケ浜から西ノ湖を往復し、 クリンソウを見に行きましたが、花のピークは過ぎていた様です。帰りは温泉にゆっく りと入り、一日の汗を流しました。お疲れ様でした。 7/2〜5 北海道・羅臼岳・斜里岳・雌阿寒岳・阿寒富士 早乙女 北海道に行って来ました。3日間共快晴の天気で特に羅臼からは国後島がはっきり と見え 感激しました。残念な事に、知床はヒグマがウロウロしており立ち入り禁止になっていま した。帰りには、カムイ・ワッカナイ温泉で山の汗を流しました。 7/4 岩手山 小林、野中×2、関 岩手山・柳沢コースを登りました。大駐車場は車で一杯の状態でした。 7/4 日光・清掃登山 東、梅原、溜口、岸、村上 丸沼からゴンドラを利用して、奥白根〜避難小屋〜前白根〜湯元のコースを歩きました。 登山道脇や特に休憩適地やテン場に近い所などではまだまだ古い缶やビンなどが埋まって いる様です。この日は、栃木の多くの山仲間が清掃登山に参加し、気持ち良い汗を流しま した。 ● クライミング特集 7/3〜4 松木・ジャンダルム 植木、増渕、遠峰5名 松木ジャンダルムに行って来ました。まっさんと遠峰の3名はジャンダルムは初めて でした が2日間楽しく登る事が出来ました。良かったです。 7/6 古賀志 増渕 時間が取れたので急遽、古賀志に行って来ました。さすがに平日とあって人はほと んどいま せんでしたが、ちょうど単独の人がいたので一緒に登りました。
山行報告 7月6日受付分
7月4日日光清掃登山 撮影:梅原 写真は山岳写真館Z6をご覧下さい。
メンバー:東、梅原、溜口、岸、村上 撮影:梅原 記事: いつもの様にいつもの場所で今年も前夜祭がありましたが、『久保○』や『越○寒梅』 などの美味し〜いお酒に大・大満足でとっても良〜い気持ちで、明日に備え?ます。 明くる朝、雲一つない晴天・・・まさに真夏の天気です。ビジターセンター前には黒磯 や渓嶺、樂稜、遊雪など多くの山仲間が集まります。我々は昨年同様ゴンドラから白根山 前白根へのコースを歩く事にします。高度を上げるにつれ武尊や谷川、燧や至仏の山々を 眺める事ができます。山頂駅から奥白根山までの登山道は比較的新しいせいかゴミも少な く、我々は頂上を目指します。 頂上に登り早めの昼食を摂ってから避難小屋を目指しますがここからがゴミ拾いの本番 です。休憩しやすいポイントを良く眺めると、古〜い空き缶がゴロゴロ出てきます。土を 掘り起こせば一杯一杯埋まっているのでしょう。目につくものだけを拾いながら前白根に 向かいます。頂上についた頃、ガスが出始めましたが、そこで背負子に山の様に空き缶を 積んだ渓嶺の方々と出会いました。本当にご苦労様です。 一息入れた後、我々は天狗平から白根沢(旧道)を下山しましたが、やはり途中ポツポツ と空き缶が落ちていました。白根沢の合流点では一部崩壊している所があるので注意が必 要です。最後は、はるにれの湯につかり汗を流し、締めは原宿の蕎麦で満足・・・の一日 でした。
山行報告 6月27日受付分
6月20日の南沢 撮影:溜口 同行者は、植木さんと、鍋島さん 写真は山岳写真館Z5をご覧下さい。
山行報告 6月27日受付分
6月19日 白水沢 右俣 大白森沢 撮影:増渕 写真は山岳写真館Z4をご覧下さい。
平成16年6月第2回例会報告
参加者:小林、吉野、池田、君島、梅原、溜口、増渕、早乙女、村上、 田上、野中、植木 ●● 山行報告 ●● ● 低山特集 6/10 南月山 小林 イワカガミとヒメイワカガミ(浅川さんのいうコイワカガミ)はよかったです。 6/15 大入道 小林×2 ボッカ訓練に行きました。人が少なく静かでいい山でした。 6/19 庚申山 村上 他全27名 (ワイルドワンのイベント) 山頂付近にコウシンソウがあり、始めた見ることができよかったです。とても 小さいのでびっくりしました。ダブルストックで初めて歩きました。 (ダブルストックは歩きやすく疲れにくいのですが、登山道の両側が どんどん崩れ、登山道の崩壊がすすみます。ストックは雪の上だけ で使うようにしましょう。) ● 中山特集 6/6 女峰山 村上 志津から登りました。人は思ったよりいました。登りは樹林帯で眺めはよくな かったです。頂上についた時は何とか見通しがきく程度でしたが帝釈山までく ると、見通しがよくなり思った以上に見渡すことができました。帰りの林道歩 きが2時間と長かったです。 6/13 日留賀岳 小林、岸、久保 8:00ぐらいに登りましたが私たちのパーティーがラストでした。皆さんは早か ったようです。塩那スカイラインが痛々しいパノラマ写真はごらんになったで しょうか?林道マニアのおじさんがいました。無事に歩けたのか心配です。 6/16 奥白根山 君島 天気がよくて気持ちよかったです。金精峠から歩き出しました。奥白根には思 ったより人がいました。 6/18 月山 小林 4:00に矢板を出発し8:00に姥沢リフト乗り場到着。姥が岳までは雪の急登後、 尾根道はたくさんの花にめぐり合うことができとてもよかったです。クロユリ は咲き出し。頂上では雨が…。帰りのトラバース道は雪がべったりでした。 6/20 奥白根山 君島 シラネアオイを見に行きました。去年は五色沼あたりにたくさん見ることがで きましたが、今年は残念な感じでした。 6/20 女峰山 小林2、岸、梅原 ボッカ訓練で東照宮裏から登りました。標高差1700m、みんな筋肉痛はあり ませんでした。夏の飯豊に向けて皆さんもトレーニングしましょう。 ● 沢特集 6/12 井戸沢 斉藤、梅原、溜口、薄井、増渕、片柳、鍵山 岳友会の沢開きです。台風が心配されましたが、問題ありませんでした。昨シ ーズンと違い、雪がまったくありませんでした。タケノコはもとより、なんと 大量のヒラタケをゲット!!いやぁたまらんでしたー。おいしかったです。 6/19 白水沢 大白森沢 増渕、植木、渡部 思ったより天気がよかったです。初めての大白森沢、気を抜いていたところ大 きな滝が現れびっくりしました。10m滝は左岸を巻きましたが思ったよりもろ く、懸垂で降りました。続く20mは左岸を登りました。つめのヤブこぎはなく 新甲子峠に出ました。水は鉄鉄していました。 6/20 南沢 溜口、鍋島、植木 昨日以上によい天気でした。しょっぱいところのあるF2は鍋島さんが、その次 の滝は溜口さんがリードしました。右俣に入って左に曲がるとどどーんと30m 大滝。左に下がった黄色いシュリンゲが怖さ倍増でした。その実、こわくないで す。つめは右を行き頂上直下まで藪をこぎました。温泉は入りませんでした。
山行報告 6月19日受付分
庚申山 撮影:村上 写真は山岳写真館Z3をご覧下さい。
〜WILD-1・庚申山トレッキング〜 メンバー:村上(個人参加)他21名(内スタッフ5名) 日程:平成16年6月19日 山域:庚申山 <記録> WILD-1主催のイベント、庚申山トレッキングに参加してきました。 どちらかというと中高年層向けのイベントで、20代では唯一の参加です。 ピークを踏むのが目的ではなく、山頂付近に咲くコウシンソウの見学が メインのツアーでした。 天気は曇りのち晴れで、まずまずのコンディション。 のんびり登山で気持ちの良い汗をかいてくる事ができました。 イベントのプログラムの一つにダブルストック体験というものがあり、 自身も初めてダブルを経験させていただきました。 そのせいか山頂まで足が全く疲れる事もなく、快適に登る事ができました。 コース上には眺望はほとんどありませんが、高度感は随所で感じられ、 樹林帯ながらも変化に富み、面白いコースです。 山頂も近くなった岩場にコウシンソウはひっそりと咲いていました。 時期的には終わりに近づいていましたが、写真に収めてくることが出来ました。 山には5〜60名の登山者が入っていて、すれ違いで時間が掛かることも ありましたが、一人の怪我人も出さずにイベントは無事終了いたしました。
山行報告 6月13日受付分
井戸沢 撮影:梅原 写真は山岳写真館Z2をご覧下さい。
日時:6月12日 山域:井戸沢 メンバー:斉藤、梅原、薄井、溜口、増渕、片柳、鍵山 撮影:梅原 記録 台風4号の影響で天候が心配されましたが、岳友会の今年初沢登りに 井戸沢へ行って来ました。 朝矢板を出た頃は霧雨まじりの天気でしたが、那須に近ずくにつれて どんどんどんどん天候が回復し、深山ダムに着いた頃には青空も広がり ました。 この日の天候は薄曇りで寒からず暑からず、さほど蒸し暑さも感じま せん。入渓ポイントでは例年通り伏流水となっていますが、直ぐに水流 が現れます。まもなくしてF1に達しますが、水量はやや多そうです。こ の為、行く先々でシャワークライミングを楽しみます。 既に雪渓は消えており、顔に掛かる水しぶきは心地良さを感じます。 また途中からはウルイやウドなどの山菜採りモードに突入・・・核心部 である『たけのこ採り』に至までにザックがどんどん膨らんで行きます。 流石の山頂でお昼とし、大峠へと下りますが、心なしかペースが速く なっている様です。大峠を過ぎると、みんなそれぞれのヤブに突入!! まるで子供の頃に帰った様に時間の経つのも忘れ、袋一杯にたけのこ採 りに没頭します。 そして最後は『おまけ』、というよりなにかの『ご褒美』と言った方 が良い様な『平たけ』の大群生に出会います。みんなで一生懸命採りま したが、とてもとても採り切れる量ではありません。袋一杯になった平 たけを持って、みんなにこにこ顔で帰路に着きました。
>平成16年6月第1回例会報告
関東地方も例年より数日早く梅雨入りしました。これからは青空が恋しい季節となります が、夏山に向けたトレーニングや梅雨の合間をぬってそれぞれの山行を楽しみましょう。 また山に行かれる時は、天候やその地の情報を事前に収集し、安全登山に心がけまし ょう。 参加者:小林、吉野、池田、久保、植木、梅原、溜口、増渕、小川、早乙女、村上 ●● 山行報告 ●● ● 低山特集 5/22 那須 朝日岳〜三本槍 久保、他5名 この日は、羽田空港集合バスツアーとか小学生の団体など大型バス7台が来ており沢山 の人で、山は一杯でした。羽田空港集合バスツアーに参加した人はさすがに、『この山 は良い山だ!』と言っていました。 5/30 大入道山開き 小林、吉野、斎藤、淺川、池田、久保、植木、梅原、薄井、岸、君島 増渕、他参加者約60名 天気予報とは反して、朝から快晴の天気となり爽やかな山歩きを楽しめました。学校平 から小間々台、大間々台にかけては、ヤマツツジやヤシオツツジの鮮やかなオレンジが 新緑に映え、まるで花のトンネルを歩いているような気持ちでした。剣が峰からのシロ ヤシオは盛りを少し過ぎていましたが、トウゴクミツバツツジなどを楽しみながら、爽 やかな汗を流した一日でした。 6/2 千手ケ浜 小林*2、他1名 西ノ湖から千手ケ浜へ行って来ました。クリンソウがとてもきれいでした。(トップ頁) 赤沼からバスで行きました。 6/4 那須・高原学園ボランティア 小林*2、淺川、本間、井上 マウントジーンズに行ったが花は終わりかけていました。一組は北温泉に下山し、もう 一組は来た道を戻りましたが、天気が良くて最高でした。地竹がちょうどいい具合でし たが誰も取りませんでした。 6/5 根名草山 尾上、他 「日光でトップクラス」のシャクナゲの記載に惹かれて行きましたが、まだ咲き始めで 「日光でトップクラスのつぼみ」(同行者談)を鑑賞してきました。でも、手頃な山で 人も少なく、歩きながらの眺めもとてもいい感じでした。 6/5 三島街道整備 久保、他 塩原から横川へと抜ける三島通痒の作った道の第1期整備工事に参加しました。今回の区 間は横川から桃ノ木までで既に4回位実施しており、この区間の整備がほぼ完了しました。 6/6 大嵐山山開き 小林、植木、溜口、君島 前回行った時は『ふるまい』が多かったので、今回もと思っていたが、そうでもな かった。 登りは結構厳しいが、頂上からの展望は良かった。あまり取らなかったけれど山菜が一杯 ありました。山頂で飲み過ぎて途中で寝ながら下山?した人もありました。 6/6 七ケ岳山開き 梅原*2 黒森登山口(台鞍スキー場側です)から沢コース(ゴマ滝)を登り、尾根に出てからは七ケ岳 から下岳のアップダウンを歩きました。最後は30分強の林道歩きでしたが、変化に富んで 面白いコースでした。 6/6 黒滝山山開き 増渕、他 栃木百名山の新聞記事を見て来た人で結構沢山の人が参加しました。シロヤシオやシャク ナゲの花が見頃を迎えていました。地竹が一杯出ており、登り道で採り、頂上で食べて、 残りはお土産にしました。 6/7 那須・高原学園ボランティア 小林*2、淺川、本間、井上 一組は茶臼方面に、もう一組はマウントジーンズ方面に行きましたが、この日は風が強く ロープウェイが動きませんでした。それでも園生が自分達の顔を良く覚えていてくれてて 『山岳隊の先生』だと言ってくれるのがとても嬉しかった。また来年も頼まれるかもしれ ないけれどいいんじゃないですか! ● クライミング特集 6/5 古賀志 植木、溜口、増渕、中村、尾上 とりあえず半年ぶりの古賀志を楽しんで来ました。午前中は久々だという事もあり、軽く 登って、午後からはセルフレスキューをやりました。中村さんも元気そのものでし た。また 午後からは尾上さんも参加された様です。
山行報告 6月8日受付分
たかはら学園ハイキング 撮影:浅川
写真は山岳写真館Z1をご覧下さい。
6月4、7日、たかはら学園のハイキングにボランティアとして参加しましたので報告します。
山友会の本間さん、井上さん、岳友会のお願いに応えて下さいまして大変有難うございました。
参加 矢板岳友会 小林会長ご夫妻、浅川
山友会 本間さん、井上さん
参加内容
6月4日(Cグループ)Mt.ジーンズ山頂駅周辺ハイキングサポート・・・・小林会長ご夫妻
(Bグループ)Mt.ジーンズ山頂駅〜北温泉駐車場ハイキングサポート・・・・本間さん、井上さん、浅川
6月7日(Dグループ)Mt.ジーンズ山頂駅周辺ハイキングサポート・・・・小林会長ご夫妻
(Aグループ)茶臼岳登山サポート・・・・本間さん、井上さん、浅川
6月7日は天候悪化のため予定が一部変更になりました。
山行報告 6月7日受付分
女峰山初登山 撮影:村上 写真は山岳写真館Y9をご覧下さい。
メンバー:村上 晃一(1名)
日程:平成16年6月6日
山域:女峰山、帝釈山
<記録>
6月最初のトレッキングです。
女峰山にはまだ登った事がなかったので、2週間程前に計画を立て6月最初の日曜に
女峰行きを決めて出かけました。
梅雨入り真近の天気予報も外れ、朝は太陽が顔を出してまずまずの天気です。
裏男体林道の道幅の狭さには閉口するけど、予定通りに6時前には志津乗越へ到着。
体をほぐし、準備を済ませると早速歩きに掛かりました。
馬立登山口までのアプローチが長いけど、足慣しと思って黙々歩き続ける。
荒沢出合を過ぎると完全に樹林帯になってしまうので、展望は全くありません。
水場で喉を潤すと、一登りでようやく唐沢小屋へ到着です。
ここで一息入れて最後の登りに掛かり出す。
ガレ場の直登はさすがにキツイけど、どうにか女峰山頂に到着。
展望はぐるり360度、男体山・大真名子・小真名子、白根に皇海、群馬の山々など
全てが見渡せました。
1時間程休憩をして帝釈山へ向かう。
痩せ尾根を歩いている時に限って、風が出て吹き飛ばされそうになるけど、帝釈山頂
ではピタリと風が止み、青空が広がりました。
記念写真を撮ると早速下山に掛かり、富士見峠を経由して志津まで戻ります。
富士見からの林道歩きが約2時間、途中から雨が降り出しはしたけど予定通りの時間で
無事下山してきました。
山行報告 6月6日受付分
七ケ岳山開き 撮影:梅原 写真は山岳写真館Y8をご覧下さい。
日時:6月6日 山行:七ケ岳山開き メンバー:梅原*2 撮影:梅原 記録: 前々から七ケ岳に行って見たいと思っていたので、山開きの日に行こうと 決めて、今日出かけました。 集合場所は台鞍スキー場の近くの黒森登山道でした。開会式が始まり、神事 の後の来賓挨拶まではどこでも見られる光景でしたが、その後は登山道の テープカット(写真参考)が行なわれました。 全てが終わり、お神酒を頂いてから私達は最後尾をゆっくりと歩きます。 1時間も歩くと登山道は沢筋となり、ゴマ滝を越える事になります。滝らしい 滝はここだけなのですが、取り合えず今年の初登り・・・新緑と水しぶきが心地 良く、さあ今年もスタートだね!という気分になります。 稜線に出て、七ケ岳の山頂付近はさすがに人、人、人で混んでいました。百人位 の人が登ったのでしょうか!? 頂上からは、日光の山々や燧ケ岳、会津駒などが良く見えます。頂上で十分休んだ 後、下岳を目指して、七ケ岳の縦走が始まります。アップダウンは当然予測していま したが、歩いてみると思っていたより疲れを感じた様です。今年は冬の間、歩くのを サボっていた性なのでしょう!そろそろエンジンを掛けなきゃなあ、と思いながら、 黒森登山口を目指して下山しました。
平成16年5月第2回例会報告
参加者 小林、溜口、君島、梅原、鍋島、池田、早乙女、植木 ●● 山行報告 ●● ● 低山特集 5/15〜16 芝倉山 吉野、斎藤、梅原、薄井、溜口、岸 山菜がとてもおいしく、満足しました。浅草岳がきれいに見えま した。シオデ、タラボ、シロキ、フキノトウ 他です。 5/15 大入道 本間、小林 あんまりむかしのことなので忘れてしまいました。 5/18 小田代が原 小林×2 他1 泉門に餌付けされた鹿の親子がいてサルの二の舞を思いました。 石をぶつけて「人間の怖さ」を教えたいが観光客が「かわいそう」 といい、レンジャーも困っています。奈良公園の鹿になるのも近 いです。 5/21 千手が浜 小林 中禅寺湖南岸を菖蒲が浜から歩きました。シロヤシオとトウゴク ミツバツツジが見頃でした。 5/26 大入道 小林 最終チェックで行きました。平日なのに30人くらいの大人数!! 団体さんでいっぱいでした。「新ハイキング」の影響でしょう。 シロヤシオが今が見頃。今度の日曜には散り始めるような予感が。。。 ● 尾瀬特集 5/22 尾瀬沼 梅原×2 水芭蕉が咲き始めていました。今頃がちょうどいい感じ。咲き始 めると大きくなってしまうので、ホントに今が見頃の感じです。 土曜日なので御池からバス。520円。まだ人は少ない。 フキノトウ取りまくれる可能性あり。 ● 山スキー特集 5/8 燧ケ岳 鍋島 天気はピーカン。毛塚さんに会いました。GWあけの割には人は 多かったです。熊沢田代で1回スキーは脱ぎました。
平成16年5月第1回例会報告
参加者 小林、岸、小川、増渕、溜口、久保、池田、中村、植木 ●● 山行報告 ●● ● 低山特集 4/25 ミツモチ山 本間、小林 おととしにできた育樹祭会場からの新しい道を使って登りました。 ヤシオは山頂下までが見頃でした。 4/29 ミツモチ山 久保 他3 管理事務所から登り、展望台方面に降りてきました。第2展望台ではトウゴクミツバツツジが見ごろでした。 4/29 大入道 小林 桜沢に橋をかけました。これでまた一段と歩きやすくなりました。 4/30 ミツモチ山 小林×2、他1 ヤシオツツジが7分咲き。 5/2 ミツモチ山 久保、君島、岸、小林 他1 山菜(しどき、しろき)でお花見をしました。花も?よかったです。 5/6 大入道 小林 草刈りをしてきました。 5/9 大入道 小林×2、岸 雨の中を歩きました。 5/11・12大入道 小林 草刈りをしてきました。学校平ではトウゴクミツバツツジが満開でした。 ● 山スキー特集 4/25 燧ケ岳 増渕、梅原、溜口、植木、鍋島、稲龍×2、氏家楽稜さん ※詳細は報告済み キリンテ橋から歩き出しました。初めは吹雪でしたがブナ平を歩くころには快晴になってしまいました。 この時期にラッセルしました。頂上からはこの時期には大当たりの新雪滑降を楽しめました。滑りは いつもの通り最高でした。しかし熊沢田代の上下はクラスト気味でした。 4/29 燧ケ岳 増渕、溜口、黒磯山岳会さん +ボーダー 天気はかなりよかったです。七入は9:00のゲートがあくまで2時間待ちました。毛塚さん、片柳さん、 鍵山さんもいました。雪は硬かったですが、滑りやすいところを選んで楽しみました。 5/1〜2 真砂沢・雷鳥沢 植木、稲龍×2、伊藤 真砂沢に初めて行きましたが、それはそれはとても広い沢でした。初心者にもお勧めの斜面。絶対、 山スキーにはまります。気に入りました。 5/2〜4 鳥海山 梅原、溜口、吉野、増渕、鍋島、東、水戸部、片柳、鍵山 ※詳細は報告済み 千蛇谷から登り、新山の北面を滑りました。これががまた代代橙大題満足の斜面と雪の状態でした。 登り返しのところはピッケル・アイゼンが欲しいところでした。下ってからはモチロンさかなやさん で打ち上げました。次の日は祓川から七高山を目指しましたが、水場より上がガスっていたのでここ までと滑り出しました。 そこそこよかったです。夜半から雨なので次の日はいつもの通りそば。朝からは飲みませんでした。 溜口さんでも3杯のところを梅原さんは5杯を完食!スキーそば山菜に大満足の鳥海山でした。 5/8〜9 至仏山 溜口、植木、稲龍 他 氏家楽稜、遠峰 土曜日はピーカンでよかったですが、雪が少なく最後は渡渉しました。フキノトウのてんぷらがおい しかったです。日曜は天気が悪く小至仏手前であきらめて登山道沿いを下ってきました。 ● 登攀特集 4/30 八つ峰 下半縦走 植木、稲龍 雪稜デビュー。けっこういい感じでしたが、7峰に雪が少ないので大事を取って5・6のコルでおし まいにしました。そこからフリトレで滑ってきました。雪質が適当でよかったです。 ● クライミング特集 ジムタマ←ジムにたまに行きます。ロストキャニオン、けっこういいです。 何だかんだでけっこうパツパツになりました。
山行報告 5月5日受付分
5/1〜5 鳥海山・山スキー 報告:梅原 写真は山岳写真館Y6をご覧下さい。 メンバー:吉野、東、梅原、溜口、鍋島、増渕、片柳、鍵山、水戸部 今年は日程的に余裕があったので1日の昼過ぎに矢板を出たが、GWの渋滞にも巻き込まれず予定通り 道の駅ふらっとに到着する。明日の事を考え、鉾立まで登ろうと言う事になったが、お約束通りブルー ラインは夜間通行止めの為空きスペースを見つけテントを張る。空に瞬く星達が明日の晴天を約束して くれているかのようだった。 明くる日は快晴、鉾立駐車場まで来ると既に水戸部号はもぬけの空・・7時前だと言うのにもう出発 したようだ。我々も身支度を済ませ後を追う。空は雲一つない快晴の天気・・・青々とした日本海をバ ックに登るこのコースは最高だ。南の方には春霞の上にぽっかりと浮かんだ月山も見える。御浜小屋で 休憩していると、片柳さんと鍵山さんが登ってくる。ますます賑やかになりウキウキしてくる。 10時過ぎ、千蛇谷に降りる為にシールを外す。かなり急な斜面でカリカリだととても降りれない。 滑り降りてから再度シールを付け千蛇谷を登る。相変わらず雲一つなく、快晴の天気・・・水戸部さん はこの谷のトップを歩いているようだった。それから尚も谷を詰め、水戸部さんから30分余り遅れて 全員が新山の頂上に立つ。 山頂から周囲の景色を楽しんだ後、滑るコースを皆で協議・・・今日は天気、雪のコンデションとも 最高との事で、北面を滑るまたとない機会だと言う・・私も多いに悩んだが、頂上のビールを我慢・・ 全員で北面を滑る事になる。 ここから先は標高差約900mの滑降・・雪質は最高・・滑る事がこんなに楽しい事だとは思った事 がなかった。9人の大人数の為に時間は掛かったが、本当に『最高・・・!』だった。一息入れてから シールを付けて登り返す事となる。相変わらず快晴の天気だったが、風も出てきて日陰付近は急速に気 温が下がって来ている様だった。目の前にはかなり急なトラバースが待っている。途中まで進み、全員 板を外しつぼ足に切り替える。今日の中では一番緊張する場面だった。登り返して一息入れてから飲ん だビール・・・喉の奥にしみとおるほど旨かった。『さあ〜って、後は下るだけ・・・』車の所まで、 一気に滑り降りる・・・。 この後、昨年と同じ温泉で汗を流し、今日滑った鳥海山を見上げる・・・本当に楽しい一日だった。 そして、『さかなやさん』のお酒も肴も美味しかった・・・。ご同行頂いた、岳友会の皆様、水戸部さ ん、片柳さん、鍵山さん、お世話になりました。本当にありがとうございました。
山行報告 4月26日受付分
4/25 燧ヶ岳山スキー 報告:梅原 写真は山岳写真館Y5をご覧下さい。 昨日の前線の通過で昨晩は、山沿いでは雪となった。ミニ尾瀬公園駐車場で稲龍さんら樂稜のメンバー5人と 合流し協議した結果、結局燧ケ岳へ行く事となった。 キリンテ橋の先は相変わらず重機でブロックしてあるので、ここから歩き始める事とする。 雪が舞いとても 4月とは思えない様な気温・・・先行きが心配だ。 七入を過ぎた頃から雪がやみ、青空が見えるようになる。ブナ平付近まではほとんど林道を歩き、ここからス キーを付ける。ここら辺りは傾斜も緩く、スノーシューに向いている様だ。御池から沼山峠への林道を横切り、 沢沿いをメラッパシ田代に向かい登って行く。傾斜が段々ときつくなり、昨日の積雪でラッセルも強いられる様 になる。が天気は最高・・・メラッパシ田代で小休止し、快晴の中の堂々たる燧ケ岳を見上げる。 ここから更に沢を詰めた後、いよいよ最後の登りにかかる。風が強くなってくる。所々凍っている所もある。 キリンテを出てから5時間余り、疲労も相当蓄積されている。少し進んでは回りの景色を見る。眼前の駒ケ岳が 励ましてくれる。やがて傾斜が緩くなって長い長〜いトラバースが終わると頂上直下に出た。一息入れてから頂 上に登る。周り360度、素晴らしい眺望が得られる。 腹ごしらえをしてから、滑降に入る。各自思い思いに滑りを楽しむ。下るに連れて雪質がどんどん変わり難し くなってくる。熊沢田代まではあっと言う間に滑り下りる。この先も最中雪に板を取られ、転んでは起き上がり こぼし状態だった。ブナ平付近でスキーをぬぐ。 最後は、お決まりの『フキノトウ』採り・・・中にはとても食べきれない位沢山採った人も・・・でもやっぱ り最後長かったのは林道歩き・・・七入の下りで爪先がインナーに当たる。七入を過ぎてからの林道の長かった 事・・・ でも、本当に楽しい一日だった。ご一緒下さった岳友会、樂稜の皆様、本当にありがとうございました。 また一緒に山へ行きましょう!
平成16年4月第2回例会報告 4月23日受付分
矢板ではケヤキが芽吹き始めました。気持ちよい風が吹き ぬける季節になりました。ゴールデンウィークが間近にせまり、 山本番です。また、ブロック雪崩の時期になります。 みなさん、安全登山に心がけてください。 参加者 小林、溜口、吉野、淺川、増渕、池田、佐藤、小川、梅原、久保、 君島、鍋島、薄井、尾上、石岡、岸、田上、植木 ●● 山行報告 ●● ○ 低山特集 4/10 百村山 小林 カタクリには早かったです。現在は身頃。雪は消えていま した。 4/12 大入道 小林×2 倒木を片付けてきました、フー。雪はけっこうありました。 スノーシューのコースを刈り払いして道を作ろうかと思っ ています。 4/15 石裂山 おざくさん 小林×2 ヤシオツツジが満開。途中カモシカが間近なところに昼寝 していました。 4/18 石裂山 おざくさん 尾上 ヤシオツツジがまだ満開。ひとがおおくてこれまた人が満 開。観光バスが…。日曜は避けたほうがよいでしょう。 4/18 那須 朝日三本槍 君島 他1 最高の天気でよかったです。 4/18 古峰ヶ原 3枚石 小林、久保、岸 他1 ヤシオツツジ、中腹以上はつぼみでした。湿原まで車が入 れるようになってしまったことと、休憩小屋ができたこと で、うるさくなってしまいました。残念です。 4/21 ミツモチ山 小林 他1 おととしにできた育樹祭会場からの新しい道を使って登り ました。 ヤシオは1000mまでが見頃。これから徐々に高いところ が見頃を迎えると思います。 ○ 山スキー特集 4/10 大戸沢岳 溜口、増渕、植木、鍵山 北北東尾根、左の斜面を滑ってきました。よかったです。 下部の渡渉が気になりましたが、何とか最後だけで済みほっ としました。 4/11 三つ岩岳 溜口、増渕、梅原、植木、水戸部 梅原さん山スキーデビュー!!こけまくりました。浅川さん は「かっこいいんじゃぁないのぉ」と感激していました。よ かったです。最高でした。植木は高畑スキー場から見える正 面の斜面を滑ってきました。雪崩が怖かったですが、感激し ました。 4/17 会津駒ケ岳 鍋島、溜口、増渕、梅原、水戸部 頂上付近はガスっていました。雪・雨が降ってきました。 上の沢に向かっての斜面を滑りました。沢床に滑り降りたら 頂上付近はガスが晴れていました、なんつーことでしょう。 滝の下まで滑って尾根に登り返しました。よかったです。 4/17 平標山 植木、稲龍 他 フリートレック&皮登山靴デビュー。滑るのがやっとで、 とても不安でした。腹の肉がいつにも増して邪魔でした。 頂上付近は風がとても強かったです。 ○ 登攀特集 4/18 足拍子山 風穴沢マイナーリッジ 植木、稲龍 他 遠峰のみなさん 登山靴ではじめて登攀しました。下山に時間がかかりました。 ○ クライミング特集 祝!!!! 5.11 !!! 4/3 古賀志 かもしかハング 尾上 半年計画のイレブン。登れたときの感動はひとしおでした。 ○ 総会特集 4/16 矢板市体育協会総会 吉野 矢古宇やこうさんが会長です。 国体選手の激励金 @5000 が予算に計上されました。
山行報告 4月19日受付分
会津駒ケ岳・上の沢 写真は山岳写真館Y4をご覧下さい。 溜さん、まっさん、鍋島さんと水戸部さんとで会津駒に行って来ました。 この日の朝は、13〜14℃と気温が高かったもの登るにつれて気温はぐんぐん下がって行きます。 稜線に出た頃にはガスで視界はほとんどなし。直接上の沢を滑る事にします。直下の雪質はこの時期 にしては、上々!晴れていたら『最高だよね!』と言いながら(私はびびっていたかも・・・)各自 思い思いに滑りを楽しみます。滝を越え、ひとしきり下った所から、1748ピークを目指して登り 返します。稜線に戻った所では1800mを越えていたでしょうか。私にとってこの登りは本当にこ たえましたがさすがに皆はまだまだ余裕があります。小休止してから登山口に向かって最後の滑り。 下りきってからは、そこここに芽を出している『ふきのとう』を採りながら車に戻りました。 本当に楽しい一日でした。ご一緒下さった皆様、ありがとうございました。また宜しくお願いします。
|山行報告 4月11日受付分
040411三つ岩岳 黒檜沢上部 写真は山岳写真館Y3をご覧下さい。 |
高畑スキー場から見える三つ岩岳。以前から滑ってみた いと思っていた、その正面の斜面を滑ってきました。 思っていたよりも斜度は低く安心しましたが、雪崩れそ うで怖かったです。左の沢からはとつもないデブリが。沢 が平らになったあたりで左の沢に取り付き登りました。広 くて気持ちいい場所でした。1455mpコルからは重いなが らも楽しめました。
平成16年4月第1回例会報告 4月7日受付分
矢板の桜は満開が間近です。今週末は花見最高でしょう。 となると山は底雪崩の時期になります。みなさん、安全登山に心がけてください。 参加者 小林、溜口、吉野、淺川、増渕、池田、植木 ●● 山行報告 ●● ○ 花特集 4/1 角田山(新潟) 小林×2 オオミスミソウ、カタクリを見に行きました。特にカタクリは 日本一の規模ではないでしょうか?平日にもかかわらず駐車場 は満杯。登りは写真を撮りながら2時間半、下り1時間半でした。 4/6 角田山リターンズ 小林×2、他1 なんと!また来てしまいました。先日同様、またしてもよ かったですが、カタクリはチョット見ごろが過ぎました。 オオミスミソウ(雪割草)は満開でした。佐渡島がよく見 えました。今度は佐渡に行こうと思いました。 ○ 山スキー特集 3/27〜28 吾妻連峰縦走 天元台〜東大顛〜家形山〜吾妻スキー場 吉野、斎藤、石岡、川本 東大顛までガスっていて不安でしたが東大顛を過ぎると晴れ てきました。兵子(ひょっこ)あたりの樹林帯で時間がかか りました。ガスッていたら初めてのパーティーは止めたほう がいいと思います。家形山で幕営。 朝5:30出発。家形からの斜面はけっこう楽しめました。高 湯温泉で汗を流して10:00のバスで福島に帰ってきました。 天気に恵まれ良かったです。川本さん、いい感じでしたよ! 別なパーティーは大沢下りに行ったようです。 3/21 大戸沢岳 鍋島、東、吉野、斎藤、溜口、川本、植木 川本さん、よくがんばりました。頂上からの斜面はよかった です。大戸沢には斜面がたくさんあってしあわせです。でも、 難しい雪でした。。。。もっと練習します。 3/27 会津駒ケ岳 上の沢 鍋島、水戸部 3/28 三つ岩岳 三つ岩沢 鍋島、水戸部 4/3 大戸沢岳1386mp 鍋島、稲龍×2、水戸部 4/4 大中子山 溜口、鍋島、植木、水戸部、稲龍×2、 郡山・会津山岳会のみなさん 初めての山でした。登った尾根は雪が少なく登り辛かったとこ ろがありましたが、滑ると思った以上に楽しめました。郡山・ 会津山岳会のみなさんはスキーがとてもうまいのでびっくりし ました。本当にお世話になりました。 ○ スノーシュー特集 3/28 安達太良山 小林、岸 天気は最高でした。烏川の斜面は滑るとよさそうです。 雪の上を最短距離で勢至平に下ってきました。 これでスノーシューはおしまいです。
山行報告 4月1日受付分
角田山 撮影:小林 写真は山岳写真館Y1及びY2をご覧下さい。
月日 H16年4月1日 場所 新潟県 角田山(481m) 参加者 小林×2 矢板5時30分発、磐越道に入ると雪の表示が現れる。昨日夏用タイヤに交換したので 心配したが道路は乾いており安心。途中のSAで朝飯。巻潟東ICで下車5,400円 巻町を通過、国道460の細い道を行く。角田浜海水浴場の大きな駐車場に9時に到着。 予定では灯台コースを登ろうと考えていたが、登山者の話から周回コースが取れると聞い たので登山口を教えていただいた。標識のない登山口はすでに満車の状態であった。 登り始めてものの15分くらいで待望の雪割草が現れた。カタクリの花も道一杯に咲いて いて、それが山頂まで続いているんだから凄い。花好きなカメラマンなら垂涎の止まらな い場所となろう。ブルーのユキワリソウを撮りたいと狙うが恥ずかしげに向こうばかり見 ている。このコースは桜尾根と言うんだそうで、頂上近くで右から灯台コースが合わさる。 広い山頂からは日本海が目の下に見え、そこかしこで登山者が休んでいる。 下山は灯台コースを取る。三望平を過ぎると浦浜、五ヶ峠コースを左に分ける。 相変わらずカタクリのオンパレードが続きユキワリソウは白色が眼につく。階段が多くて 上り下りも大変なコースである。嬉しいのは佐渡ケ島を見ながら海岸まで下ることだろう。 ナイフリッジの岩場は気を抜けないので慎重に下る。灯台を間近にすれば登山口も近い。 今日は花を見ながら歩きましたが、登り2時間、下り1時間半の回遊コースでした。