■古賀志山・トレイルラン 《山行日》07/03/24(土) 《参加者》斎藤俊、渋谷 《要約》2コースを走りました。 ■三ツ岩/山スキー 《山行日》2007/03/24 《参加者》植木、増渕、片柳、鍋島、水戸部、西郡、石田、稲江(報告者:稲江) 《日程》大戸沢スノーシェッド8:30〜山頂12:30〜沢滑降〜スノーシェッド14:00 《要約》やっつけられたけど『えがった』です!! 《本文》1泊で燧ヶ岳に行く予定だったが、天気が期待できない為、日帰りスキーに変更。高畑スキー場に集合して行き先 を検討した。多数決で三ツ岩に決定。雪は少ないものの先週降った雪が残っており渡渉は楽だった。稜線に出たあたりから 風が強くなり、いかにも雨が降ってきそうな怪しい空になったが、どうにか天気はもってくれた。サクサク登って4時間で 山頂到着。山頂は強風で休んでいられず、さっさと準備をして滑降開始。沢を滑ってみるものの…。なかなか手強い雪質。 思い雪に足がパンパンになり、いつもなら出合まで『あっ』と言う間に滑り降りるのに、今日は遠く感じる。何度も立ち止 まって足をたたいて疲れを取って…を繰返し滑り降りた。出合いの安全な場所で休憩を取る。皆で『やっつけられてけど、 これぞ山スキー。楽しかったね』と喜びを分かち合った。 ■鳴神山(979.7m) 《山行日》2007/03/21(水) 《参加者》稲葉(昌)単独 《日程》樹徳高山荘(登山口)10:10---鳴神山頂11:25〜11:35---鍋足沢の頭(1059m)13:00〜13:10---座間峠14:15---林 道14:50---登山口15:40 《要約》前夜飲み会だったので早起きできず、朝起きてから行き先を決めた。先月の冬山講習会以来、約1ヶ月間ぶりの山 歩きとなった。 《本文》登山口から杉林を登る。今日は春の割には空気が澄んでいて、頂上からは男体山、白根山、赤城山、袈裟丸山、上 州武尊などがはっきり見えた。頂上から先はアップダウンが多く思ったより時間が掛かった。途中、草木湖が見下ろせた。 ■大戸沢岳・山スキー 《山行日》07/03/21(水) 晴れ 山頂2度 《参加者》増渕 《日程》大田原5:30--下大戸沢スノーシェッド7:30/8:00〜1386P−9:30〜森林限界11:00〜山頂12:15/13:00〜北北東沢 から三つ岩沢会い13:30/14:00〜下大戸沢スノーシェッド14:30 《要約》快晴の中山スキーを楽しんだ。心配したラッセルもたいしたことはなかった。 《本文》今日は一人寂しく山スキー。誰か知り合い居るかなーと思いつつシェットに到着。野田ナンバーが一台のみで知り 合いは居なかった。先行者も単独のようだが先日の強風で尾根は雪がほぼ吹き飛ばされていてラッセルはなし。1386P 過ぎたあたりで先行に追いつき、せっかくなので話をしながら一緒に登った。今シーズンも数回きているとのことで、そー 言われれば拝見したこと有ります。話を聞いてびっくりしたのは、以前、文登研で講師をしていて、最近話題の早川先生に 冬山や山スキーを始めて教えたとか。その他もろもろの楽しい話を聞きながら、あっという間に山頂到着。最後のコルから 山頂までは、すこし重めのすねラッセルですんだ。大休止のあとは北北東沢へ突入。やっぱり期待通りの吹き溜まり。柔〜 い汲み上げ豆腐に包丁的。スプレーもほどよく上がりスピードも乗ってサイコー。滝もつるんとしていて雪は重くなってき たが普通に滑れる。二股の台地で大休止。沢床も軽くやられながらもそこそこ快適に滑り、ブリッチも成長していたのでス ムーズにシェットに到着。野田の方と一緒に湯の花に寄って帰宅した。天気と雪と人に恵まれ本当に楽しい山スキーでした。 ■大戸沢/山スキー 《山行日》2007/03/18 《参加者》稲葉ズ、藤井(遠峰)、野村、西尾(楽稜)(報告者:稲江) 《日程》大戸沢スノーシェッド8:00〜1500p10:00〜1386p地点まで戻る〜北面滑降(1本目)〜スノーシェッド〜登り返し〜 1386p13:00〜北面滑降(2本目)〜スノーシェッド14:15 《要約》かなりの悪天候だったが、雪質に恵まれ深雪を堪能した。 《本文》今日は山頂を目指すぞ!!と張り切って登り始めたが、昨日より悪天候だった。1500p地点で『これ以上、登っても …』と言う話になって1386pまで戻り北面を滑る事にする。昨日からの強風で吹き溜まりがあり、雪質◎、深雪で楽しい。 雪質◎だと滑るのは『あっ』と言う間。もう一本滑ろう…と言う話になったが、雪が深いので北面の登り返しは無理である。 沢を渡渉し、スタート地点に戻り登り帰した。何パーティーか大戸沢に入っていたが、登り返しているのは私達だけだった。 天気は回復するのか?と期待したが、強風はおさまるどころか強くなり、1回目に登ったトレースが全く無い。気温も低く、 ホッペタに風が当たって痛い。やっとの思いで1386p到着。凄く遠く感じた。滑りは2本目も十分に楽しめた。かなりの悪天 候だったが、雪質に恵まれ深雪を楽しんだ。 ■大戸沢岳・山スキー 《山行日》2007/03/17 《参加者》稲葉ズ(報告者:稲江) 《日程》大戸沢スノーシェッド8:30〜1386p9:50/11:30〜北面滑降(1本目)〜登り返し〜1386p13:00〜北面滑降(2本目) 〜スノーシェッド14:15 《要約》稲葉ズの心は折れ、1386pで遊んでいた。 《本文》皆と(溜口さん、東さん、水戸部さん、西郡さん)一緒に登りはじめたが、あまりの強風に稲葉ズは心が折れて1386 pにて皆とお別れ。北面を滑る事にした。雪質はまずまず良い。中間まで滑り降りると、二人組みが北面を登り返していた。 いつものキャノンの二人だった。『他のメンバーは山頂に向かった』と伝えると『山頂も考えたが、この強風で1386pで遊 んだほうが良いかと思って予定を変更した』との事。風は弱くなる気配がない。『皆はどうしたかなぁ〜』と心配になった。 北面を滑り降りて『もう一本』滑るかどうか迷ったが、北面が登り返えせるから…という話になり、トレースを使わせても らって登り返し。約1時間で1386pに到着。2本目の方が雪質が良かった。スノーシェッドまで戻ると、既に皆の車が無かっ た。『山頂まで行ったのかな?』と疑問に思ったが、無事に下山しているようで安心した。(←後の報告で分かりましたが、 山頂まで行ったとの事)その後、ちょっとだけ高畑スキー場でスキーの練習をして温泉を楽しんで、その日は終了した。 ■大戸沢岳・山スキー 《山行日》2007/03/17 《参加者》東、稲葉ズ、溜口、水戸部、西郡(報告者:溜口) 《日程》大戸沢スノーシェッド8:30---1386mp9:50---森林限界11:30---山頂12:30/13:00---大戸沢スノーシェッド1 3:50 《要約》天気には恵まれず、風、ガスに悩まされたが、気温が低く下の滝までは、最高の雪に恵まれた。 《本文》下大戸沢スノーシェッドに着いたときは、まあまあの天気で期待にわくわくした。いつものルートで沢から登りだ した。沢から尾根に取り付くと、雪が思ったより手強い、気温が低く風が出てきたので、雪がサラサラでシールがきかない。 ちょっと油断するとズッコケル。一歩一歩慎重に踏みしめて登る。1386mpを過ぎたところで先に歩き出した水戸部さんに 追いつき、休息した。休息後、稲葉ズさんと別れ山頂をめざした。相変わらず、風とガスはある、1500から1800mまでは風 があたらず快適に登った。最後の休息場所に着くと相変わらず、風とガス。天気の悪さにみんな無口。最後の登りはふきっ さらし、がっちり身支度、今年一番のフル装備、持っているものを全部着込み、50分もくもくと登った。山頂に着いたが、 相変わらずの天気、風の弱いところで下る準備をしながら、いつもの温かい物をいただく。ほとんど視界がきかないまま滑 り出す。滑っているうちに平行感覚がずれてくる、止まると目が回り出す、止まっているのか、滑っているのかわからない、 気分が悪くなる。そうこうしているうちに、いつものダケカンバがボンヤリとみえた。雪質は最高のパウダーだ、もうこっ ちのものだ、軽快に飛ばし滑る。その後は樹林の中のパウダーを存分に楽しむ。下の滝に着くと今回の雪で、大きな雪崩が 出たようだ、三岩沢の出会い付近までデブリが残っていた。おかげで滑りにならない。足をパンパンにしながらスノーシェ ッドに戻った。車に戻ると、先に下りた稲葉ズさんが戻っていない。1386mp2本かな?と話したが、心配なので待つか。 なら、駒ノ湯に行って戻ってこようと言うことになり駒ノ湯に向かった。そしたら、キャノンのいつもの二人がいて、自分 たちは、1386mp3本やったが、稲葉ズさんは、2本目に行っていると情報を得て、安心して駒ノ湯に向かった。駒ノ湯でゆ っくりと、お湯につかり帰宅した。所用があってしばらく山に行けません。自分にとって今シーズン最後のパウダーになる でしょう。今年は、雪が少なく、出足も遅れたのですが、ジュウブン楽しめました。次回からは、春山ですね。今日は、厳 冬期のまっただ中でした、寒かった。 ■大戸沢岳・山スキー 《山行日》07/03/10〜11(土、日) 晴れ〜薄曇り 《参加者》溜口、稲葉ズ、増渕、(石田)(斉藤、梨本) 報告 増渕 《要約》石田さん達とセッション。雪も軽くサイコーだった。 《本文》今回は石田さんと東京よりお初の2名が参加で、高畑で待ち合わせスノーシェットへ向かう。水戸部さんと西郡さ んは三つ岩へ。登りはさほどのラッセルもなく先行者のトレースもあったのでサクサク4時間15分で山頂へ。途中三つ岩 の尾根を行く水戸部さん達が見える。ほぼ同時に山頂へ着いたようだ。滑り出しもほぼ同時、しばし眺めていたが、向こう は雪の状態が悪いのか?さぐりながら刻んではトラバースを繰り返している。(後で聞いたら、クラストしていたそうな) 対してこちらは、程よいパウダー。一部サンクラストしていたがラインを変えながら快適に降りてゆく。三つ岩沢出会いで 大休止、もう水戸部さん達は下っていったようだ。滝から下はやられる覚悟をしていたが、なんとサイコーのざらめですこ し拍子ぬけした感じ。と思うのは私だけか?とにかく自由自在にターンができる。所々小沢が顔をだしスキーをぬいて渡っ た。ここを下ってこられるのも来週が最後かなー?と思うほど雪解けが進んでいた。 11日は朝方雨が降りその後吹雪く予報だったので、無理をせず高畑へ。西郡さんと石田さんがテレマークの練習をすると言 うので私もお付き合いした。 ■古賀志/岩トレ 《山行日》2007/03/09 《参加者》平石、稲葉ズ(報告:稲江) 《日程》林道P11:00…マラ岩…林道P14:00 《要約》久しぶりの岩トレ。静かな岩場で短時間集中で練習した。 《本文》『冬の間も月1回は岩を登ろう』と思っていたが、冬はスキーに夢中になってしまい気がついたら2ヶ月も間があ いてしまった。『登れなくなっていて凹むんだろうなぁ〜。』と思い、恐ろる恐ろる岩に登ってみる。でも思ったよりも登 れて一安心。何回も同じルートに取り付いて、スムーズに登れるようになるまで登る。各自の課題ルートを何回も登り、短 時間ではあったが充実した内容の岩トレが出来たと思う。そろそろ本格的に岩トレをして、レベルアップしたいなぁ〜と思 いました。 ■街道散策シリーズ ・日光北街道 2/27 矢板〜大田原 小林、白石、坂本 3/14 今市〜船生 小林、白石、馬場、坂本、井上 ・会津西街道 1/31 今市〜高徳〜下高徳 小林 3/7 芦場新田〜大宮〜さくら市 小林 ・日光街道 3/18 日本橋〜千住〜竹ノ塚 小林、富岡ズ、宝谷 3/22 竹ノ塚〜草加・越谷〜千間台 小林 3/27 千間台〜春日部・幸手〜南栗橋 小林
■三つ岩岳・山スキー 《山行日》07/03/03(土) 写真は山岳写真館A4をご覧下さい 《参加者》植木、溜口、稲葉江美、水戸部、勅使河原(宇都宮渓嶺会)(報告:植木) 《日程》矢板岳友会本部5:20--下大戸沢スノーシェッド7:50/8:20〜尾根の取り付き9:40〜最終カンバ上11:30/12:30〜三つ 岩岳山頂13:25/14:00〜沢の合流14:35/15:05〜下大戸沢スノーシェッド15:40--窓明の湯--檜枝岐(泊) 《要約》会津駒ケ岳に下見のつもりが三つ岩岳に来てしまった。風を待った後晴天になり、三つ岩沢を気持ちよく滑降した。 《本文》 07/03/03(土)晴れのちくもりのち晴れのちくもり 風強し次第に弱し 来週に予定してある「山スキー講習会」の下見で会津駒ケ岳に登るつもりだったが「先週の状況をよく聞いた」ので下見 は完了したことになった。となると…今シーズン初の三つ岩岳を目指すことにする。 晴天の下歩き出したが、次第にくもりになり風が強くなってきた。登りルートの尾根に取り付くころにはビュービューで、 バーンは硬くなってシールで登るのは危険な感じ。メンバーは早速スキーアイゼンを装着。私は持っていないのでツボ足で 登る。水戸部さんがザックにスキーをつけてくれたおかげで安心して登りだす。スキーに風が当たり結構バランスを崩す。 それほど風が強い。稜線に出たところのダケカンバの上の黒木のところでブロックを積んで小休止とした。ここから引き返 そうか、との話のが出たが歩き出してみると風は弱まり日が差してきた。頂上には先客3人がいた。先週の那須ほどではな いが、山々がきれいに見えて気持ちがいい。小休止のあと滑り出す。 三つ岩沢の尾根状を行った溜口さんたちは「さいこー」、水戸部さん曰く「これまでの三つ岩沢の中で一番いい雪質」と のこと。俺は右に大きくトラバースをしてまっすぐ下れるラインを狙ったが雪がグサグサで大失敗。斜度の落ちた沢床を思 い思いに滑る。 右岸への渡渉ポイントに雪を載せて強くする。来週もと願う。下の安全なところでこれまた小休止。滑ってきた斜面を振 り返る。まさにいい斜面だ。ふと見ると大戸沢岳の沢ラインにシュプールが残っている。滝は埋まっているのだろうか?最 後の渡渉はやめて左岸を巻いてスノーシェッドに戻る。きょうもいい一日だった。 ■会津駒ケ岳・山スキー 《山行日》07/02/25(日) 拡大写真は山岳写真館A3をご覧下さい。 《参加者》増渕、溜口、稲江、(水戸部、西郡) 報告者:稲江 《日程》大田原5:45⇒滝沢橋手前P8:30〜電波塔10:15〜森林限界11:50〜頂上13:00〜源六郎沢滑降〜登り返し〜滝沢 橋手前P16:30⇒帰宅 《要約》無風快晴。天気と雪質に恵まれて今日も楽しい山スキーとなった。 《本文》集合場所の大田原に行ってみると、参加予定でなかった○○さんがいた。あれ?予定は?どうにか都合をつけたら しい。昨日の嵐がウソのように今日は無風快晴。昨日のリベンジで会津駒に行く事にした。森林限界を抜けたあたりから風 が吹くかな…と思っていたけど、全く風は吹かなかった。展望も良く、遠くの山まで良く見える。各自のカメラで撮影大会 が始まる。ポカポカ陽気だったので山頂にて、最高の景色を眺めながらのんびりする事が出来た。雪が少ないので沢を滑る のは無理かと思っていたが、大丈夫そうなので源六郎沢を滑る事にした。上部の部分は最高の雪質。段々との雪質が難しく なるものの、十分に楽しんで滑る事が出来た。沢が徐々に狭くなってきて、ターンをするのが難しくなる。所々、段差の激 しい部分もあり、降りるのに注意が必要。足がものすごく疲れる。いつもの登り返し地点まで滑り降りるのは危険と判断し て、途中から急斜面を登り返した。尾根に戻り、電波塔からは堰堤を滑り降りたが、既に雪がクラストしていてかなり難し い状態になっていた。雪にやっつけられながら『これも山スキーの醍醐味の一つだね』と思い、山を思う存分楽しみました。 ■会津駒ケ岳・山スキー 《山行日》07/02/24(土) 《参加者》溜口、稲江、(水戸部、西郡) 報告者:稲江 《日程》道の駅6:00⇒滝沢橋手前P8:30〜電波塔10:15〜森林限界11:50〜尾根滑降〜林の中で休憩〜滝沢橋手前P14: 15⇒弘法の湯⇒帰宅 《要約》カリカリパウダー満喫。予想より雪が良く、滑りは楽しめました。 《本文》高畑スキー場で水戸部さん、西郡さんと合流。雪の状態を判断して行き先を検討する。大戸沢に行く予定だったが、 思いっきり硬いアイスバーンの上にサラサラ雪が積もってしまった為、登りが難しいのでは…という判断で、会津駒に変更 した。風が強く、急斜面に取り付くころには予想通りにバーンは硬くなっていてシールで登るのは危険な感じだった。水戸 部さん、西郡さんはスキーアイゼンを装着。溜口さんと私は持っていなかったので、だましだまし気合と根性で登る。何度 か足を滑らせたものの、滑落する事はなく、どうにか登る事が出来て電波塔までたどり着いた。その後、風が更に強くなる し、地吹雪が何度も起こってホワイトアウトになりつつも登りつづけた。森林限界付近で『これ以上登っても危険だから …』と判断して滑降開始。滑ってみると予想以上に雪質が良く、なかなか楽しい。膝ぐらいまで積もった雪が、雪煙を上げ ている。でも突然、カリカリ…。アイスバーン&パウダーの面白い組み合わせを楽しんだ。視界が悪かった為、滑降中は目 印を注意しながら見ていたものの、途中で見落としてしまって1本隣の尾根を滑り降りてしまった。『見たことのない景色 だ』と気がついて、トラバースをして登山道に戻る。視界が悪いときは十分に気をつけなければ…と反省。風が凌げる林の 中で休憩。美味しいものを頂く。電波塔まで戻り、登ってきた所を滑るか、堰堤を滑るか迷ったが、様子を見に行ってくれ た水戸部さんが『行けそうだよ』との事だったので堰堤を滑り降りた。今年はやはり雪が少ない。堰堤もどうにか滑れると いった感じだった。視界が悪かったものの、雪質は良く、予想以上の楽しい山スキーとなりました。帰りは弘法の湯につか り、明るいうちからの温泉はとても贅沢な気分になりました。 ■指導員研修会と冬山講習会 《山行日》07/02/24(土)〜25(日) 《参加者》稲葉昌弘、吉野、久保、君島、宮内、久我、植木(報告:植木) 《日程》 《要約》土曜日の指導員研修会は強風のため予定を変更してロープワークの確認と搬出を行った。日曜日の冬山講習会は微 風快晴で茶臼岳に向かった。頂上からは多くの山を眺めることができた。 《本文》 07/02/24(土)風強し 東南稜で登攀と搬出訓練を行う予定だったが、強風のために中の茶屋で引き返した。なのでメニューを変更。コンテニア スでのロープワーク確認の後、登山指導センター上の猫山斜面で搬送訓練を行った。 初めて搬送される方になってみた。包まれ始めから開放されるまで1時間05分、思った以上に寒かった(-10℃)。このこ とから次回の課題を考えてみた。 ・リーダーの決定 ・全員の全装備を確認 ・作業順序の確認 ・実際の作業 足と頭を固定 → 団子は下にとってよく締まるように → 要救護者の手は動くように → 要救護者が外が見えるように → 大高さんのところの戻って反省会。 07/02/25(日)微風快晴 前日とは打って変わって微風快晴!朝軽くジョギングのあとがっちり朝食をとる。講習参加者は40名。山スキー、登攀、 アイゼンピッケルワークの3カテゴリーに分かれての講習。岳友会から参加のメンバーはアイゼンピッケルワークに参加。 こんなすばらしい天気なので当初の予定を変更し、猫山から郭公沢の上部をトラバースして茶臼岳に向かう。とにかくいい 天気だ。きもちがいい。猫山の斜面はブッシュが出ている。今シーズンの雪の少ないのがよくわかる。平らなところに出る と風が冷たい。-1℃。風に耐えかねてジャケットを着る。ちょうどいい感じ。夏道に合流し茶臼岳山頂へ。風を避けて南面 でゆっくりする。茶臼岳の頂上からは日光連山をはじめ、いつもの会津周辺・飯豊・吾妻・安達太良がバッチリ見える。大 戸沢を滑っているメンバーが見えそうなほど!!←見えないケド。 峰の茶屋付近の斜面で滑落停止の練習。皆さん、たくさん練習して自信を深めたようだった。それから、峠の茶屋下のあ づまやで弱層の観察を行った。とにかくきょうの天気がサイコー。大高さんのところでゆっくりして帰る。 ■那須岳冬山講習会 拡大写真は山岳写真館A5をご覧下さい。
《山行日》07/02/25(日) 《参加者》冬山登攀コース:稲葉昌、冬山基礎コース:植木、吉野、君島、久保、宮内、久我 (報告:久我) 《日程》大丸温泉8:30〜茶臼岳〜大丸温泉15:30 《要約》最高の天気と最高の講師に恵まれ、楽しく講習を受けてきました。 《本文》 昨年に続き2回目の参加。昨年の講習会は雨でしたが、今年はピーカンの冬山日和!冬山基礎コースの講師は植木さんと 手塚さんです。植木さんから「折角なので茶臼岳に登りましょう!」ということで茶臼岳山頂をめざします。 わ〜い! はじめはツボ足で歩き、途中でアイゼンを装着します。風もなく歩くとすぐに汗ばんできます。ウェアを調整しながら歩き ます。 空が青く本当にいい天気!途中で斜面を歩く練習をします。山側の足は進行方向に、谷側の足は45度程度に開いて歩き ます。足にばかり意識が集中して下を向いて歩いてしまうので気をつけたいと思います。少し風がでてきても、気持ちよく 歩けました。 茶臼には夏や秋には何度も登りましたが冬は初めて!山頂に到着すると本当にすばらしい眺め!軽く食事をとり、燧ケ岳、 白く空に浮いたような飯豊連峰、安達太良連峰、磐梯山等、見事な眺望を楽しみます。 途中の斜面でピッケルを使って滑落停止の実践!お尻ですべってクルっと向きをかえてピッケルを雪面に突き刺して止め 足を上げる。何度か実践してみますが自分の場合腕がビヨーンと伸びてしまう。ピッケルで停止するとき脇をしめるよう吉 野さんからもアドバイスをいただきながら何度も練習します。 しばらく下ってから、雪崩で遭難した人を救出するときに使用するゾンデ棒や、雪崩の発生メカニズム、弱層の種類につ いて、わかりやすく説明いただきました。スコップで雪をほって、弱層部分を実際に手で触って確かめます。雪崩による遭 難のニュースがあると胸が痛みます。改めて雪崩や冬山を登る上での技術や知識をもっと習得しなければ・・・と思いまし た。 講師の植木さんをはじめ、同じグループの方々のおかげで、とても楽しくそして学ぶことが多い講習でした。帰りはニ ューおおたかでゆったり温泉に入りました。最高の冬山日和でしたね!お世話になりました。
参加者 小林、久保、野中、稲葉ズ、宮内、平石、津久井、野村、西尾、植木。(11人参加) ■第1回 東京マラソン 《山行日》07/02/18(日) 《参加者》齋藤俊 《要約》雨の中TOKYOを走りました。体は動かないものの自己新を記録。応援の方々にただただ感謝です。 《本文》予報的中の天気は雨。 整列は8時半まで、スタートは9時10分。40分以上びっしり冷たい雨を浴びスタート前からずぶ濡れ状態で凍えそうな中、 ランパン、ランシャツの裸同然で柳津の裸祭りを思い出しながらブルブル震えてました。記録どころか無事ゴール出来ない かもとすら思える悪コンディション。スタート前に棄権しようとするランナーも現れたが小出監督が沿道から声援を掛け盛 り上げてくれてました。 スタートの号砲が鳴ると、コース両側から大量の紙吹雪と煙が。こんな大会見たことない。紙吹雪の中を走り抜けていく と声援が…。ここからずっとずっと沿道には途切れることない応援歓声。高齢のおじやんが倒れそうになって大声で応援し てくれて…、嬉しかったです。混雑を予想していたスタート直後、靖国通りの六車線解放は気持ちがいいぐらいスムーズに 走れました。ただ、冷え切った身体はなかなかうまく動いてくれず足の動きを確かめながら走っていくと大学の応援団の迫 力ある応援が迎えてくれました。応援団の真剣な顔を見てジーンと感動。大きな声で「ありがとう」と声を掛けるとウイン クしてくれました。 大都会のコースも新鮮、沿道の応援は凄い。さほど雨は気にならなくなってきましたが手足の先々は確実に冷えてきていま した。 皇居前、ウルトラマラソンで知り合った知人が旗を持って応援してくれているのを発見し接近し手を振る。寒い中、沿道 で旗を立てて応援してくれてた姿に感動しました。日比谷を右折し品川までの道のりは抑えたつもりが寒さのせいかすこし ペースがあがっていたようだ。雨の中でも絶え間ない沿道の声援、こんなことって一生に一度あるのかってぐらいの声援を 浴びながら手を振り「ありがとう!」と声を掛けていると、トップ集団とすれ違った。油谷が走っている。すごい、すごい。 改めて自分が今走っている大会の凄さを実感しながら品川を折り返す。15k過ぎここからがキツかった。 雨がやや強めになり北風が向かい風になったのだ。肩胛骨をグルグル回し、身体を温めようとするが寒い、寒すぎる。横 を走っているランナーに話しかけながら気を紛らわせてみたが寒い。そうしているとトイレに行きたくなった。途中見てき たトイレはどこも列をなしていたが、チラっと前方にドアの開いたトイレが見えたのですかさず駆け込んだ。運良く待ち時 間なしでトイレゲット。再び日比谷公園に戻って銀座に入り現れた給水ポイント。ボランティアのすごい活気で涙が出そう になった。恐らく抽選漏れした市民ランナーだろう彼らの熱のこもったサポート態度には頭が下がる。「ありがとう」。途 中のガソリンスタンドでは本格的なチヤガールの応援も。ここはニヤニヤしながら手を振り「ありがとう」を連呼。 この辺で身体に異変が出てきた。パンを取ろうと出した手がうまく握れない。濡れた手袋を絞るため外してみると全く力 が入らない。手は握力どころか開かなくなっていた。両手を使って指を曲げ伸ばしてみるが何だかやばそうな感じになって きた。ここからしばらくは記憶があまりない。沿道の声援は「ウワ〜ン、ウワ〜ン」と頭の中で鳴っているだけ。どこまで 行けば折り返しなのかと思いながら走っていると30k付近まで来ていた。もうとっくに折り返していたのだ。恐らくこの 辺は寝ながら走っていた感じだ。 後方より聞き慣れた声で「おォ〜!!」と声を掛けられ見てみると、ランニング仲間のさくら市の森島医師だった。これ で目が覚め、すっかり正気になった。森島先生とはしばらく話をしながら一緒に走りトイレに行くとのことで別れた。35 kまでは抑えてここから勝負と思っていたが逆に冷え切っている身体はなかなか言うことを聞いてくれない。下腿部を叩き ながら佃大橋の上っていると右膝の外側に痛みが出てきた。「やっべ〜」と思い、痛みを無視しながら走るがフォームが崩 れてうまく走れない。38k地点で立ち止まって屈伸をし、軽く伸ばしたりしてみたが痛みはとれない。もはやここまでか、 ここからは走れないかななど考えていたら、沿道の数人から「頑張れ!頑張れ!」とゼッケンまで大声で言われる。手を振 り再び走ると不思議と痛みは軽減していった。興奮して体内麻薬が出ているんだろう、痛みだんだん無くなりほとんど感じ なくなってきた。ビッグサイトを見ながら周りのランナーと声を出し走った。 もう痛みは知らない。ゴール。なんと終わってみると自己新では。3'23"55(グロスタイム)患部の痛みはゴール後、時 間が経つにつれやはり大きくなりケンケンで帰りました。今回の大会を走ってみて、もの凄く感動を頂きました。東京の景 色、沿道の声援、仲間の応援、日本人ならではの人情、嬉しかったです。大勢の方の協力のお陰で贅沢にもこの東京マラソ ン走らせていただき、皆さんに感謝しています。マラソンでこれほどの感動を味わえるとは思ってもいませんでした。岳友 会の皆は体力はバッチリなので来年エントリーしちゃいましょう!ゴール後の酒も最高でしたよ! ■大戸沢山・山スキー 《山行日》07/02/18(日) 《参加者》溜口、稲葉(龍)、増渕、三上(増渕友人)、(水戸部、西郡) 《要約》今回はガスと大根に包丁、下は生コン。でも楽しかったです。 《本文》懲りもせず今回も大戸沢です。 朝起きると、しとしと雨が降っている。あちゃ〜まさか向こうは雪だよなー。と願いつつ出発準備。すると溜口さんより 電話、「板を忘れてきたので家に帰って取ってくる。」そんなこんなで少し出遅れたが道路の混雑もなく予定時間には登山 口へ。心配していた雨も、三依からは雪に変わって一安心。すると今週も来てました、水戸部さんに西郡さん。冬はこっち に住んだ方がいいんじゃないでしょうか?とりあえず挨拶をして一緒に登り始める。 昨日は天気も雪も良かったよとの事。今日は、雪はうっすら積もっているものの水分が多い。しかもその下の雪は昨日の 気温が高かった為に生コン状態、これは期待できないなー。気温は7度位、最初の急登は皆汗ダク、湿気も多く雪も降って いるのでヤッケを脱ぐこともできず蒸し風呂と同じ。メガネをしている人は曇って大変そう。標高が上がるにつれ気温は下 がってきたが氷点下にはなっていない。が、汗をかいているので休憩しているととたんに汗冷えして寒く感じた。先行Pあ るがほぼラッセルは無い様子でなかなか追いつかない。森林限界付近で追いつくと黒磯パーティーでした。ラッセル無しと はいえお疲れ様です。山頂付近は立ち木が見えないと完全にガスと降雪でホワイトアウト。黒磯Pは山頂をあきらめて尾根 をくだるようだ。私たちはせっかくなので山頂をめざす。新雪は10cmほど積もっているがそれほど重くも無いのでサクサク 登れて4時間で登頂。気温は3℃。がんばったつもりはないが相当速いペースだった。天気は回復傾向だが、一向にガスはと れない。 待っていても無理でしょうと一休みの後さっそく滑り出す。雪質は思ったよりいい感触。しかし、残念ながら完全にホワ イトアウト。視界があればかっ飛びロングターンな雪質だが、滑りだすとふらふら。止まってもふらふら。立ちゴケしまく りです。試しに目をつむって滑ってみたが、さすがに2〜3ターンして目をあけるととたんにくらくらしてすっ転ぶ。まだ まだ修行が足りません。尾根の方向もよく分からないが西郡さんはこっちでしょうと滑っていく。そうするとぴったりいつ もの岳樺、さすがです。立ち木が見えてくればこっちのもので快適に滑りおりる。ガスも少し薄くなってきて、朝想像して いたより良い雪質。溜口さん好みの踏めば適度に帰ってきて大根に包丁的。緩斜面でもよく走り大変満足そう。尾根の突端 で一休み、すると少し青空がのぞいてきた。所々ガスがきれて下界の景色も見え始め水墨画のような景色。なかなか幻想的 だった。このあたりからは軽く生コン状態。それなりにこなす。溜口絶賛斜面も生コンでそれなりに。下大戸沢の河原は板 が走って普通にターンができて楽しかった。 今回も思ったより楽しめたのでよかったが、今年はあと何回パウダーにあたるかなー?参加された皆様お疲れ様でした。 ■宇都宮スキー技術選手権 《山行日》07/02/17(土)〜07/02/18(日) 《参加者》植木、稲葉(江) 《要約》植木初の技術選出場。緊張したが楽しかった。江美ちゃんは堂々の2位! 《本文》 2/17(土)技術選1日目 整地の大回り、小回り、総合滑降、コブ 正基さんから「出てみない?」とお誘いのあった宇都宮市の技選。せっかくのお誘いだし、江美ちゃんも出るというので 出場を決める。 いつもより早い5:30岳友会本部に集合し出発する。1日目の種目は整地の大回り、小回り、総合滑降、コブ。何せ初の技 選なので勝手がわからず変に緊張する。でも、大回りを始めると「大きなバーンを独り占めで滑れてとても気持ちいい」。 先日の夏油の練習が効いたのか自分としてはまあまあの出来だと思った(実際の点は低いけど)。次は小回り。これがぜん ぜんだめ。トップから落として行こうと体を前に出すがうまくいかないまま終わってしまった。あ〜。そしてブルーのアウ トを使った総合滑降。途中にコース幅3分の1のウェーブが2つあり、それをどのようにこなすのかがポイントとなるの?イ ンスペクションをしてもなんだかわからない。あせった滑りをしてしまいこれまた失敗の感じ。これで午前中の種目は終了。 なんだかとても疲れてしまった。畳の部屋に帰って休憩する。 午後はコブつくりでスーパーブラックへ。結果3本のラインを作る。俺は一番右のライン。後半でトップが浮いてしまい、 これまた失敗な感じ。R&Dの人たちはうれしそうにすんごいスピードで降りてくる。すごいわ。これできょうの種目は終了。 16:00過ぎにきょうの結果が張り出され、明日のGSスタート順となる。 31位。思った以上の成績と思う。江美ちゃんはダントツの小林さんについで2位の位置。すばらしい。明日のGSはどうな ることやら…。1日目にして相当に疲れてしまい、もう滑りたくない。明日のために早めに温泉に入って寝る。 2/18(日)技術選2日目 GS 2本 いつもより相当早く起きて撤収完了し高畑スキー場に向かう。セカンドハウスにいると会津山岳会の国分さんたちが山ス キーに入るところだった。お久しぶりですとあいさつをする。表に出てみるとSamさんやカズヒロさんもいる。これまたあ いさつする。 7:00過ぎにレストハウスが開いたのを確認して畳の部屋に移動する。準備をして軽く流しにいく。昨日の疲れが相当残っ ているので、1本だけ滑りインスペクションに入る。どこをどう見ていくのかわからないが、急斜面に入るところと昨日の 総合滑降のウェーブがそのまま残っているところを重点的に見ていく。 江美ちゃんがスタート。ずいぶん抑えたとのこと。俺は抑えながらもいい感じ。ウェーブのこなしがまあまあだったと思 う。1本目が終わり休憩。慣れたせいか昨日よりは緊張しないで楽しめている。2本目はガスがすごい。1本目と同様にイン スペクション。江美ちゃんは2本目は堂々の10秒短縮。俺はガスのせいでウェーブを間違いぜんぜん違う方向に飛び出して しまう。何とか転倒を免れてコースに復帰。相当のロスを喫してしまう。あーもったいない。無事ゴールしてこれで今回の 技選は終了。ホッとする。最後の片づけを手伝おうとするがもうほとんど終わっていた…。 閉会式まで気楽に滑る。これまたキモチイイ。閉会式では江美ちゃんが各部門の2位で総合も2位。すばらしい。今回は50 周年記念ということで全員に景品。俺はスミスの帽子。 この技選に出て自分の課題が明確になったし、スキーの方向みたいなものが見えた気がした。ますますスキーが好きにな ったし他の技選にも出てみようと思った。 ■宇都宮市/新里の雨乞山・ハイキング 《山行日》07/02/13(火) 《参加者》稲葉(昌)単独 《日程》射撃場(駐車地点)13:40--西峰14:02--中央峰(山頂)14:16--東峰14:39--茗荷沢集落14:55--射撃場15:12 《要約》雨乞山は、ガイドブックにも載っている鞍掛山の東隣にある、標高360m程の山で、東西に3つの峰が並んでいる。 《本文》射撃場のそばに駐車して、まず西峰に向かう。植林地のためかなり上まで作業道を使い、あとは斜面を適当に登る。 西峰は赤テープがあるのみで、展望はなし。東に向かって急坂を下り、登りかえすと中央峰(頂上)。展望はなく、山名を かいた小さな木札があった。さらに、南東から東よりに進むと南北に長い東峰で、東側の展望が良い。東峰からは赤テープ と踏跡があり、これに従って下ると茗荷沢の集落に出る。あとは車を取りに戻るだけだ。 ■大戸沢山・山スキー 《山行日》07/02/12(月) 《参加者》増渕、溜口、水戸部、西郡、鍋島 《要約》やはり、大戸沢は期待を裏切らなかった。 《本文》この連休、久々に鍋島さんが来るとの事で11日の夜は某テン場で宴会。水戸部さん、西郡さんと共に盛り上がる。 翌朝、8時前にはテントを撤収しましょうね。と話していたが、予想より早く7時40分より除雪の方が。「ここは、キャンプ 場じゃないよ。」との声に、あわてて撤収開始、そそくさと退散した。 登山口に着き準備をして登り始める。今日は水戸部さんのクロカン仲間も一緒だ。ここ数日の降雪で雪は深いが先行P3名 もあってとりあえず高速道路状態。相当ゆっくり歩いたが1386まで90分、なかなかいいペース。水戸部さんの知り合い4人 組はスローダウンであとから付いて行きますとの事で私たちだけ先行する。今日は冬型が解けてくるとの予報なので、雪が 降って山頂の方は見通せないがとりあえず山頂を目指す。 1386の少し上で先行Pに追いつきその後は交互にラッセルをこなす。というか鍋島さんが最後のコルの少し上までぐいぐ い引っ張っていってくれた。先行Pは森林限界上より沢を下るそうでここより我々4人で脛からひざのラッセル。というか今 度は西郡さんがぐいぐい山頂まで。私の出る幕は少しだけ。うれしいやらさびしいやら。いや、素直にうれしい。皆さんの ラッセルパワーに感謝。山頂は、世見一般の人から言わせれば「吹雪いている」感じ。しかし、そんなに寒くは感じない。 実際-3℃位。風があるので休憩もそこそこに滑降準備、中間の安全帯で休みましょうと北北東尾根を目指し滑り出す。 まずは西郡さんが行く。ホワイトアウトぎみでふらふらの様子、めずらしくこけて板をなくしていた。続いて皆滑る。雪 は非常に安定している。所々風にたたかれ重くなっているが相当快適。毎回思うが、本当に不思議なもので新雪深雪を2〜3 ターンするだけで登りの疲れが吹っ飛び頭が冴えてくる。絶対に足裏から脳を刺激され疲労回復物質が分泌ているに違いな い。樹林が見えてくるとホワイトアウトも解消し思い思いにターンしていく。中間の休憩ポイントで体の中からあったまる 物をひとすすり。これもたまりません。 ここからがハイライトの斜面。斜度が急になるにつれ、スラフが出るようになってきた。新雪自体が安定しておらず、表 面の雪を削り巻き込みながら落ちてゆく。相談の結果、最後の溜口斜面は頭から入らず右の尾根をかすめつつオープンバー ンに入りスラフが追ってきたら尾根に乗りあがるパターンで皆で見張り一人づつ滑り降りた。案の定尾根に乗り上げ後ろを 振り返るとスラフが幅を広げながら迫ってくる。皆、無事に滑降し河原に降りホッと一息。後はいつものように河原を下り 渡渉をしてスノーシェッドへ。今回も水戸部さん、西郡さん、鍋島さん本当にお世話になりましたした。 ■東北スキー行脚 《山行日》07/02/09(金)〜07/02/12(月) 《参加者》植木、稲江、平石 《要約》年末年始の夏油がとてもよかったので柳の下を狙った。今回も大きなどじょうがいた。 《本文》 2/9(金)移動 1ヶ月ぶりの夏油に向かう。17:30出発予定が仕事のせいで遅れてしまった。DVDを取りに家に帰る都合で矢板発19:00。西 那須野I.C.19:30〜白河I.C.19:55〜本宮I.C.21:00〜国見S.A.21:30(泊) 通勤割引(夕方時間帯)と通勤割引(朝の時間帯)の両方を使う。 2/10(土)夏油高原スキー場 国見S.A.6:00/6:40〜大和I.C.7:10〜北上金ヶ崎I.C.8:20〜夏油高原スキー場9:20 雪は暮れより少ない。。。ということで、大回りの練習をすることにする。バーン状態は雪は重い感じでとても疲れる。 なんだか疲れてしまいゆっくりする。きょうはなんといってもワンピースの初体験。気温が高いのでツーツーしてもそんな に寒くないのが助かる。驚くほどに空気抵抗がないので気持ちよく滑れる。音が静かだ。ストックのストラップの「パタパ タ」するのが聞こえるぐらいでびっくり。2本目だけでおしまいにしてワンピースを着替える。着替えて正解、天気が悪く なってきた。湿った感じの雪が降り出した。夕方になって気温が下がってきたのか、バーンの状態はよくなってきた。17:0 0近くなっても暗くないのでナイター気分は出ない。それに、雪面が見にくいビミョーな明るさで、スピードを出しにくい。 少し待って雰囲気が出たところで最後の1本を滑りおしまいにする。 板と靴は軽く建物内に残して温泉とサウナを堪能する。江美ちゃんの洗濯物干しが活躍。車に戻ってキムチ鍋を食べる。 2/11(日)夏油高原スキー場 きょうは朝一にピステがかかった斜面を滑る。これが飛ばし放題で気持ちよい。きのうのバーンは柔らかかったがきょう はその感じは少なくなったようだ。さすが朝一番だ。江美ちゃんに大回りを見てもらうと「切り返しの時間が短すぎる」こ とと「切り替えのときの角度」が課題とわかった。ビデオでチェックしながら滑るとわかりやすい。さすが江美ちゃんのXa ctiはすばらしい。課題1の方は「ゆっくりと行うようにする」。課題2の方は「山回りが短いのでもっと深くまわるように する」。これを確認する。せっかくなので江美ちゃんのKCRVとGTを借りて感覚をつかむ。とてもためになった。手が下がっ ているので構えを確認する。 お昼は車に戻ってうどん。夕方ハンバーグを食べる。夕方から雪が降り出した!!ん〜。もしかして明日は深雪??と期 待しながらきょうも温泉を堪能した。板と靴は更衣室のところにデポ。謙ちゃんのスキーワイヤーにお世話になる。きょう は白湯ゆず鍋。 2/12(月)夏油高原スキー場 夏油6:00/7:30/14:00/15:20--入畑温泉15:40/17:00--北上金ヶ崎I.C.17:40==大和I.C.18:45==国見I.C.19:45==福島飯坂I.C. 19:59==安積P.A.20:50/21:10==白河I.C.21:40==西那須野塩原I.C.22:00--矢板22:20 日ごろの行いがいいのか昨夜からの雪が積もっている。パウダー狙いで朝並ぶべく出発するが、第2ゴンドラには50人は 並んでいた!!遅れを取ってしまうがもう仕方がない。やはり最後のゴンドラ下は食われてはいるが思ったよりもイイ感じ。 何回かグルグルして第2ゴンドラ。そしてクワッドの向こう側へ行く。中斜面が耕されて、あーここもよかったんだーと思 った。雪上車で元に戻り休憩。その後ゴンドラルートそばの林間に入るとそこは。。。うーん、いい感じ!!やはり夏油は 裏切らなかった。すごすぎる。このルートは覚えておきたい。もっと奥にもあるんだろーなー。 時間が押しているので江美ちゃんはうどんつくり。俺たちはスキーとスキー靴を運ぶ。最後のビールを飲み夏油を去る。 また絶対来たい夏油スキー場。きょうは入畑温泉に入る。ここは最高。水曜の午前中はなんとタダ!通勤割引を駆使したが 届かず白河まで。 それにしても倹約した甲斐があって23100円で済んだ。すばらしい!!この東北スキー行脚はとても充実した「 軽めの 合宿 」。来シーズンの年末年始と2月の3連休は夏油で決まりですね。 ■ 八方ヶ原スノーシューハイキング 《山行日》07/02/04(日) 《参加者》君島 《日程》学校平9:30〜小間々キャンプ場10:30〜大間々12:45〜学校平13:40 《要約》那須方面を予定してましたが、相棒の久保ちゃんが当日、野火焼きとの事で、急遽八方ヶ原に出かける。前日の降 雪に期待膨らむ。 《本文》出かける前から風が強く、寒さを実感しながら、車を八方ヶ原に向け走らせる。確かに以前より冬景色が漂い始め、 期待感が高まる。途中で、車が路側帯に落ち仲間の4駆が引きだそうとロープを張っているところを、眺めながら先へ進む。 積雪7〜8位はあるかもしれません。そうこうしているうちに学校平の山の駅駐車場に到着。先客の車が3台、スノーモー ビルの方が2台駐車してました。それにしても凄い強風と地吹雪です。私のサーフが右に左に揺れ揺れです。心も行くべき か行かざるべきか揺れに揺れてます。天気は上々。暫く様子を見る事に決めコーヒを飲みながら待つ。風が落ち着くのを期 待しましたが、ますます酷くなるので、意を決して、林間コースで八海山神社まで歩こうと決め歩き出す。風の爽やかな轟 音と地吹雪に悩まされながら、誰にも会うことなく進む。時折野鳥のシジュウカラが道案内のように行く先の枝に留まり、 唯一安らぎの一時でした。桜沢を渡る場所が見つからず、少しうろうろして、戻ろうと振り帰った目先に有りました。でも 寒くて、元気が出ず断念。今さっき来たトレースを辿ろうしましたが、足跡が雪で消えてしまった(本当にしまった〜)。 大間々に着くまで、寒くて歩きながらのコーヒーを飲んだり、オニギリを頬張りしてました。大間々からは夏道をひたすら、 学校平まで休憩なしで下山しました。この日初めて除雪車を見ました。お陰で帰り道は雪が融けて道路が乾いてました。 ■大戸沢岳・山スキー 《山行日》07/02/04(日) 《参加者》増渕、東、西郡、石田 報告:東 《要約》今年初めての大戸沢。深雪堪能だぁ! 《本文》 檜枝岐で、今回同行する、西郡さん・石田さんと落ち合う。風・雪共に強いので、スキー場のトイレでシールを貼るのは グッドアイデア!いつもの大戸沢スノーシェッドまで戻る。檜枝岐は風が強かったが、ここは風がない。しかし、雪のため 視界があまり良くなく、高度を上げると強風なのは明らかなので、目的地は1386mと決めた!雪がふる中、スキーをはいて 出発する。2パーティが先行しているので、しばらくは彼らのつけたトレースをたどる。 雪の中、のんびりと登っているとラッセルしている先行パーティに追いつく。その後は、先行パーティのうちの一つの黒 磯山岳会の渡部さんらと一緒に行動する。昨日、岳友会のパーティが大戸沢山頂まで行っているが、降りしきる雪と風でト レースは全く残っていない。列の先頭になると膝から、ところによると太ももくらいまでのラッセルになる。ストックをつ くとほとんど抵抗なくグリップまで沈んでしまう。私が深雪のキックターンで苦しんでいると、手前の雪があまり深くない ところでキックターンした増淵さんに追い抜かれてしまう。ただ尾根を登るのではなしに、無駄な体力を使わないよう考え て登らないとと反省。1386mの手前で、風を避けて小休止。登りはじめてしばらくは風がなかったが、尾根がハッキリして からはときおり雪を舞いがげて風が吹くようになってきて、1386mでは強い風で休めないだろうとその直前での休憩だ。行 動食と暖かい飲み物で元気をつけ、最後のひと登り。1386mは案の定吹きさらし。風が雪を舞いあげると、しばらくは視界 ゼロ。後発パーティが、「ラッセルありがとう」とわざわざお礼にくる。こんな天候の中でも、10人を超える山スキーヤー が入っている。 シールを外して、ブーツを滑降モードに切り替え、いよいよヒルダウン。腰までの新雪は、少しだけ重いけれど、新調し た板はターンするのも気持ちがいい!!沢状の斜面をふわんふわんと気分良く滑る、滑る、滑る・・・。あっという間に下 まで滑り降りてしまう。沢は雪に埋まるらない。徒渉ができそうな箇所を見つけて、まず増淵さんが突破。スキーを対岸に 投げて次々と沢を渡る。徒渉してブーツが濡れ雪が凍ってしまうと、ビンディングにうまくセットできない。その上、ス キーをつけた側の足とそうでない足とでは高さが違ってしまいスキーをはくのも大変な作業になる。少し下りラッセルをし て、もう一回沢を徒渉すると、大戸沢スノーシェッドはもうすぐ。昨シーズンくらい雪があれば、北面を滑ると徒渉するこ となく車まで滑りついたものが、気温が高いため、今年は沢が埋まらないのではないだろうか。さすがにもう一本の声は誰 からもでない。13時過ぎにはスキーを脱ぐ。 今シーズン初めての大戸沢は、たっぷりの新雪を堪能し、我々としては高額な「窓明の湯」で3時間くらいを過ごし帰宅 した。同行された皆様、お疲れ様でした。また、よろしくお願いします。
■長瀞アルプス 埼玉県 《日時》2007/2/4(日) 《参加者》野中敬子 《行程》矢板7:10--東北道・羽生IC--寄居有料道路--野上駅9:40--萬福寺登山口9:50〜天狗山分岐〜野上峠〜 宝登山裏登山口〜宝登山11:00/12:00〜長瀞駅12:50--熊谷--大田--東北道・佐野IC--矢板17:50 《要約》春の香りに包まれて・・・ 《本文》お昼に宝登山頂上で合流の予定で、他の4人と萬福寺で別れ独りで長瀞アルプスに向いました。あち らは一時間コースこちらは二時間コース、登山道は歩き易いので最初から飛ばしました。葉を落とした木々 の間から秩父の山々が見渡せ気持ちの良い低山ハイクです。あっという間に宝登山頂上に着いてしまいまし た。程なく4人も到着し楽しい昼食タイムです。ゆっくりした後、満開の蝋梅園を散策しました。青い空に 黄色の花びらが映えて目の覚めるような美しさです。馥郁たる蝋梅の香りに誘われてたくさんの観光客が訪 れており、ロープウェイは大混雑のようでした。それを横目に見て表参道を長瀞駅前まで戻りました。 下山後は佐野アウトレットと佐野ラーメンで締め、一日楽しんできました。 ※先日の山行計画では「蝋梅」を「老梅」と書いてしまいました。ごめんなさい。by植木。 ■戦場ヶ原スノーシュー 《山行日》07/02/03 《参加者》小林ズ、櫻井ズ、関 《概要》快晴のスノーシューを楽しみました。 《本文》茨城の桜井ズさんを誘って戦場ヶ原を歩いてきました。湯滝の駐車場に9時集合(因みに冬季は駐車 無料)湯滝は暖冬の為?氷は皆無でした。橋を渡ってからスノーシュー装着して出発。一番乗りなのでトレー スが無く気分最高!鹿除けのネットを右に見て、誰も歩いたことの無いルートを進む。風もなく快晴、太陽 の光がまぶしい。汗が出る前に一枚脱ぐ。積雪は多くはないが、昨夜の降雪で歩きやすい。自分の好きなと ころを歩いてもらい、スノーシューの楽しみを味わう、やがて泉門池に到着、誰も居ない。狐の足跡が一条 伸びているだけの静かな一時をすごす。時間は10時半、お昼には早すぎるので小田代が原まで足を伸ばすこ とにする。コースを離れて日光山塊の展望の良いところで写真休憩。それにしても素晴らしい天気だ?一年 にT回しか巡りあわないような青空である。男体山、大真名子山、小真名子山、太郎山、顔を覗かせている のは女峰山か帝釈山か?林の中を横切って小田代が原に向かう。暖かくなってきたので、雪がスノーシュー について足が重い。やがて有名な貴婦人が見える場所までたどり着いた、写真を撮ってから引き返す。泉門 池には大勢のクロスカントリー組とスノーシュー組が居た。お昼の支度をしていたら、「一博さん」が声を かけてきた。腹一杯 食べてから湯川添えのコースを湯滝に向かう。今日歩いたコースは誰も居なくて穴場 でした。 ■大戸沢岳・山スキー
写真は 山岳写真館A2 をご覧下さい。
《山行日》07/02/03(土) 《参加者》植木、稲江、平石、増渕、溜口(今シーズン初!)、西郡、石田、中西ズ。そして水戸部、長谷川、 君堀のすばらしい先発部隊 (報告:植木) 《日程》矢板6:00--高畑スキー場8:30--下大戸沢スノーシェッド8:40/9:15〜1386mp11:10〜休憩ポイント12:30 /12:50〜大戸沢岳14:00/14:25〜尾根突端14:47/15:23〜溜口斜面〜下大戸沢スノーシェッド16:10 《要約》膝上ラッセルを交えて大戸沢岳山頂まで。北北東尾根と溜口斜面は前回以上によかった。ラッセルして くださった3人に感謝します。 《本文》くもりのち快晴 きのうからの降雪のおかげで何とか冬らしくなってきました。きょうは石田さんたちを交えて大人数のパー ティーで登る。先行者あり。どこの猛者だろう(←結局長谷川さんたちだった)。膝下から膝上のラッセル。 先行者に感謝します。そのトラックを使わせてもらい快調に高度を稼ぐ。1386mpで北面グルグルも考えたが、 すこぶる天気がよいので頂上まで行くことにする。 最後の休憩ポイントで追いつくと長谷川・水戸部パーティーだった!!今シーズン初のあいさつとラッセル のお礼をいい、今度は我々がラッセルする。すると思った以上に大変。改めてラッセル部隊に感謝。そうこう するうちに頂上へ。風がありあんましゆっくりせずに滑降モード。北北東尾根を目指す。 大斜面。斜度がないから板を持ち上げつつも「さいこー」な感じ。尾根の突端で休憩後、溜口斜面へ入る。 長谷川パーティーの後を気持ちよく滑る。これって今までで最高??難なく渡渉し車に戻る。えがったです。 ■大戸沢岳・山スキー 《山行日》07/01/28(日) 《参加者》○吉野、斎藤俊、増渕、(佐々木、西郡) 報告:斎藤俊 《日程》事務所5:00--下大戸沢スノーシェッド7:40/8:00〜山頂12:30/13:40〜北東面滑降〜下大戸沢スノーシェ ッド15:00--湯ノ花温泉--事務所19:00 《要約》快晴に恵まれ大戸沢岳山頂まで 《本文》私にとって今シーズン初の山スキーは天候のことを考え、西吾妻から大戸沢に予定を変更。スノーシェ ッド到着時にちょうど晴れ間が出て皆テンションが上がってきた。朝日に照らされる木々に積もった雪がキラ キラ光りきれい。 先に黒磯山岳会の方々が登り始めていたお陰でトレースが付いていてありがたかった。(何せ慣れない私はす ぐに汗ボタボタで、この上ラッセルまでしていたら間違いなく山頂までは届かなかったと思う。黒磯の皆様、 西郡さんに感謝感謝)天気は思いの外いい。Tシャツになり登るが汗が出る。何度かコケながら1386pにくると 初の大戸沢岳が見えた。おぉ〜、疲れが吹っ飛ぶぐらいすばらしい景色だ。天気もいいしせっかくなので山頂 まで行こうということになり小休止の後また登り始めた。 1600m付近、この辺まで来ると登りのコツもつかみ随分楽な感じがしたが、その先が厳しかった。息はハァハァ と小刻みになる。トレースがなかったらと考えると自分の体力のなさが情けない。斜面下から前を行く吉野さん を見ると、雪の白さと快晴の青空のコントラストが描くスカイラインの景色があまりにもすばらしく、まるで 天国にでも歩いて行くように見える。 遅れること数十分、周りの景色に励ませられながら何とか山頂まで辿り着いたが、雲行きがあやしくなってきた。 軽くビールを飲んで早々に準備をして北東尾根を滑降することにした。パウダーの雪質は勝手がよく分からず 調子がつかめない。初めは怖いのもあったが次第に怖さも忘れ調子に乗って突っ込むと派手に転び外れた板を 見失ってしまった。この辺かと手探りで探しても出てこない。次第に焦って転んだ跡もよく分からなくなった。 吉野さんが後から到着し探し当ててくれたが、板が外れた場合に対する備えと後の処理、反省することが多々 あり勉強になった。 下まで滑降してくると雪が降ってきた。渡渉も初めのことで驚いたが、これもこれで何だか楽しかった。 気持的にも体力的にも十分満足した一日だったが、体力強化と、滑りの技術を上げるともっと最高なんだろう と痛感。 ■八方ヶ原スノーシューハイク 《山行日》07/1/28 《参加者》小林、久保、君島、宮内、津久井、野中、久我、関、一般公募29名 《概要》山の駅たかはら主催のスノーシューハイク 《本文》山の駅たかはら主催のスノーシューハイクのガイドをしてきました。暖冬で雪のない状態でしたので、 最初の計画の牧場一周コースは断念して、林間コースの大間々往復を実施しました。9時半出発A登山口でス ノーシューを装着、総勢37名の大部隊で登りました。15分歩けば初心者でもなんとか歩くことが出来るので 和気藹々のうちに、小間々キャンプ場に到着。トイレ休憩の後、C古い登山道剣が峰コースに向かう。鹿、狐、 兎の足跡を確認しながら行くと桜沢を右に見て最後の登りを頑張ると、D大間々からの道にぶち当たる。左に 行くとE大間々駐車場に到着。天気が良いので男鹿山塊から那須山塊まで展望抜群。大休止をしてから小間々 に向かう。F番通過して進めば、やがて小間々キャンプ場、此処で楽しいお昼。風もなく穏やか!少し雪が降 ってきた。G下り道は雪が少なく危険なので、足跡を説明しながらゆっくりと歩く。やがて@の登山口に1時 半無事下山。山の駅たかはら特製の「豚汁」をご馳走になり散会。次回は2月18日の予定です。皆さんご苦労 様でした。
参加者 小林、吉野、野中、池田、君島、増渕、平石、植木。佐々木さんが見学にいらっしゃいました(9人参加) ■■山行報告■■ 皆さんが報告済みのものがほとんどですが、再度送りますね。 ■西大巓・山スキー 《山行日》07/01/21(日) 《参加者》東、平石、増渕 《要約》久しぶりの西大巓。快晴の中、楽しく山スキーが出来た。4回登り返したのでさすがに疲れた。 この ■中の大倉山・スノーシュー 《山行日》07/01/21(日) 《参加者》君島知男、門藤功、久保周二 《日程》事務所7:00-久保宅7:35-北温泉登山口9:00-中の大倉山山頂・昼食11:00〜13:00)-北温泉登山口14:00-入浴(14:15〜15:30) -久保宅16:15 《要約》 今回は、前回行きそこなった中の大倉山を目指しました。雪はやや少なく、水分を含んでいましたが、天気が最高で、珍 しいくらい風もなくの楽しいスノーシューになりました。 《本文》◎この例会報告の次の山行報告に詳しく掲載してあります。◎  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ■大戸沢岳・山スキー 《山行日》07/01/20(土) 《参加者》○植木、齋藤常、吉野、平石 《要約》1386mpまでのわけが結局今年初の大戸沢岳山頂まで。北北東尾根と溜口斜面は予想以上によかった。 《本文》 1/20(土)快晴 積雪は80cm。これは先週とおんなじ感じ。猟師さんが袋を引っ掛けて山に入っている。歩き出すと先週よりは「いくらか増えた感 じ??」。 20cmぐらいもぐるがトレースがありとても助かる。1386mpまでくると大戸沢岳がドーンと見えた。このまま北面を滑っ て帰るのもいいがこの晴天。せっかくだからと頂上を目指すことにする。でも、ホントに雪が少ない。雪洞尾根から頂上を見ると 先行者が森林限界上の雪原に見える。私らよりも2時間は早く出たのだろう。雪洞平原の雪はとても少なく感じた。1600mhコルま での尾根筋も雪が少なくアップダウンが細かくあった。ここで大休止。那須がよく見える。ここからがいつもの大変な登り。やは り今回も大変だった。でもトレースがあるから何とかなる感じ。このトレースを付けた人はどんな人だろう。すんごい体力がある んだろうなー。するといつもの休憩ポイント下で単独行の人とすれ違う。ベクターグライドにF1。「こんにちは」とあいさつする。 ラッセルのお礼を言うのを忘れてしまった。ありがとうございました。 樹林を抜けると白根山以外の日光の山々も見えてくる。それと、風が強くなってきた。右手に真っ白な飯豊も見えてきた。黒木が たくさん立つ中を平謙さんと頂上に立つ。いつもはせいぜい人の身長ぐらいの木々が5mぐらいの高さになっている。いつもの冬よ り2〜3mは少ないと思う。2人パーティーが滑っていった。このパーティーは尾根を戻ったらしい。これ以外の2人パーティーがいた らしく、このパーティーは我らの北北東尾根へトラックを伸ばしている。ひとしきり山々を眺めた後ゆっくりする。ビールは寒す ぎるのでいつものお湯割りで温まる。 さーてほんじゃぁ滑りますか。雪質まあまあよくて気持ちよかった。その下でチョット休んだ後、まずは植木が行く。 下大戸沢 も先行の2人パーティーのライン通りに進む。渡渉ポイントも完璧。すばらしいパーティーだ。1386mp下の台地で今度はビールで ゆっくりする。すると石田さんたちが3人で降りてきた。最後の渡渉ポイントは猟師さんのを見たので楽しく渡渉。きょうは快晴の もと、頂上に行けてよかったし、雪質・斜面も満足だった。 ■御亭山 《山行日》07/01/20(土) 《参加者》溜口一之 《日程》自宅9:30---蛭田入口---湯殿大橋10:15---片田(信号)---御亭山入り口---御亭山12:20/13:15---国道461-13:40---黒羽、那 珂橋15:20---自宅17:15 《本文》ここのところ、仕事が忙しく、肉体労働者の私にとって、体力的にきつい毎日が続いております。そんなわけで、早朝に出 かけるのは相当きつい状態です。そんなわけで、今回は、家から近い山に行ってきました。山と言っても車道歩きでした。距離的 には、30キロメートル位かなと思いますが、堅い所を歩いたせいか、足の負担は大きかったです。那須から百村、釈迦岳、女峰、 男体と見ながら歩くのも良いものでした。 ■那須岳・スノーシュー 《山行日》07/01/14(日) 《参加者》君島知男、岸×2、久保周二 《日程》 事務所7:00-久保宅7:45-大丸温泉登山口8:45-峠の茶屋11:00(昼食〜12:00)-大丸温泉登山口13:00-入浴-久保宅15:00 《要約》 今回は、今シーズン初めての足慣らしのスノーシューでした。コースの設定に食い違いがあり、コースを変更して峠の茶 屋まで歩きました。 《本文》 久保宅に7時30分に到着予定でしたが、君島さんが前夜、吉野さんたちとの飲み会の影響でやや遅れてのスタートになりま した。大丸からは、やや雪は少なめですが、スノーシュー、かんじき、そして、つぼ足の足跡がありました。天気はまずまずで、 やや風がありました。登山道や道路を交互に歩きました。峠の茶屋の駐車場に着くころには風も強くなり、小雪も舞ってきて寒く 感じるようになりました。駐車場のところで初めて、ほかの登山者に会いました。峰の茶屋の途中まで行くとのことでした。私た ちは、鉱山事務所脇の四阿のところで昼食にしました。寒くても相変わらずのビールで乾杯をしました。粉雪が舞い、風もあり、 手も悴んできて、早めに下山をしました。下りは、人の入っていない樹林帯の中にも入り、ゆっくりと下りました。途中かなりの 人数の団体が上っていきました。帰りはあかつきの湯に入って、汗を流しました。来週はどこに行こうかと話しながら、早めに帰 ってきました。 ■大戸沢岳1386mp北面 《山行日》07/01/14(日) 《参加者》○増渕、植木、稲龍、平石、西郡 《日程》檜枝岐スキー場P6:00/8:30--下大戸沢スノーシェッド8:35/8:52〜1386mp11:20/11:40〜北面滑降〜渡渉ポイント11:55/ 12:55〜トラバース終了13:20/13:44〜下大戸沢スノーシェッド14:00 《要約》今年初の山スキー。ブッシュにめげずに北面へ。結果、これまで5本の指に入るいい雪だった。渡渉が大変だったけど。 《本文》 1/14(日)吹雪 スノーシェッド脇のせいぜい積雪は80cm。3〜4段で上に上がる。歩き出すとスノーシェッドがとても高い。いつもの積雪から比べ ると2mは少ないと思う。スノーシェッド下のブッシュもこれまでになく高い。「こんなにいつもは雪が多いのか〜」と感じた。下 大戸沢に入ってもブッシュだらけ。もちろんスノーブリッジなどはかかっていない。尾根に取り付くところもブッシュである。そ して尾根もブッシュ。本当に雪が少ない。あ〜。こんなところ滑れないよなーと思いながら高度を稼ぐ。少し上がると黒磯チーム が休憩中。ほとんどブッシュで滑れるところはあんましないとのこと。あー。せっかくなので 1386mpを目指す。直下南面を見ると 何とか滑れるかな?平らのところに出るとこれまたブッシュがすごすぎる!しかし、せっかくだから北面を見に行くことにする。 すると、ブッシュは少しは出ているものの「何とかよさげな感じ」。まっさんは行く気満々である。「でも渡渉が…。」との不安 がよぎるが、「渡渉できなさそうなら左上にトラバース気味に登ればいいでしょう。」ということで、せっかくなので滑ることに する。もうテンションは上がっています。まっさんが少し滑ってみると「ほとんど最高状態」。植木がそれに続き雪を味わう。 「こりゃいいわ〜」。雪崩が起きることのある沢状斜面は「雪が非常に安定している」ようでみんなで突っ込むと、これがすんご いことによい感じ。まっさんが写真を撮りながらみんなで楽しんだ。まっさんのシュガーダディーはいい感じだし、平謙さんの滑 りは速くていいし、稲龍さんはテレで攻めてるし、西郡さんはゆっくり刻んでくるし、みんなそれぞれおおいに楽しんだ。まっさ んとボトムで合流したとき「いやー最高っすね。これまでの5本の指に入るわね。」と感激しあった。 渡渉ポイントを探すがスノーブリッジは皆無である。稲龍さんがチョイ上流に渡渉ポイントを見つけてくれる。植木は一か八かで 何とかスノーブリッジをわたろうとするが崩れてしまい落ちそうになってしまった。平謙さんが大声で稲龍さんと増渕さんを呼ん でくれたおかげで何とか水に浸からないで済んだ。どうもありがとう。そこからシールを貼って大穴をよけて下りラッセル。最後 の渡渉ポイントももちろん無理。トラバースルートを登りゆっくりしたあと、窓明の湯に行こうということでさっさと車に戻る。 山スキー今シーズンデビュー、きょうは本当によかった。
山行報告 2007/1/21 西大巓 山スキー 2007/1/23月16日受付(1/28掲載)
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西大巓 山スキー 《山行日》07/01/21(日) 《参加者》 1/21(日)東、平石、増渕 《要約》久ぶりの西大巓、快晴の中、楽しく山スキーが出来た。4回登り返したのでさすがに疲れた。 《本文》 1/21(日)無風、快晴 次週の偵察も兼ねて西大巓に山スキーへ。先発の平謙さんとスキー場エントランスにて予定通り合流。ここは ガスがあると全く楽しめないが、今日は朝から晴天、山頂にかかっている雲もリフトを乗り次いでいる間に何処 かへ。 回数券を1枚余分に買ったので1本ウォームアップラン。ゲレンデトップでシール登高の準備をし登り始める。 昨日のトレース及び先行パーティー有りでさくさく登る。一昨日の降雪が20〜30センチほど有り期待に胸を膨 らませる。1時間ほどで山頂に到着、なんとお手軽である。 西吾妻ー二十日平をめざすツアーパーティーが6−7名ほどと、後続から2−3パーティー、すでにお目当て の斜面を滑っている2人組もいた。よく見るとその2人組は知り合いでした。 山頂からは、那須、日光連山、ヒウチ、飯豊と朝日(はもう、目の前)月山、安達太良、の大パノラマを展望、 もうこれだけでも大満足。 一休みをして滑降。感触は、日が当たっているものの、気温が低めなのでそこそこにドライ。平謙さん、続いて 東さんが奇声をあげながら斜面を滑って行く。相変わらず平謙さんは電光石火のハイスピード。東さんはスヌー プダディーを初おろしで、相当調子がいいのか?かなり攻めている。 標高差200Mを撮影しながら4本こなし後ろ髪を引かれながらも下山に取り掛かる。下山路も立ち木は密な がらツアースキーの滑りを楽しみゲレンデトップへ。何故かゲレンデ内にもどり滑ったら怖かった、と言うか うまく滑れなかった。 とにかく天気も良く存分に滑れたので皆満足して帰路についた。ひとつ悔やまれるのは、帰り道沿いに素敵な (格安な)温泉が無いので今後開拓したい。
山行報告 2007/1/14 大戸沢 山スキー 2007/1/16月16日受付(1/21掲載)
写真は 山岳写真館A0 をご覧下さい。
大戸沢岳1386mp北面 《山行日》07/01/14(日) 《参加者》 1/14(日)○増渕、植木、稲龍、平石、西郡 (撮影:増渕) 《要約》今年初の山スキー。ブッシュにめげずに北面へ。結果、これまで5本の指に入るいい雪だった。渡渉が大変だったけど。 《本文》 1/14(日)吹雪 スノーシェッド脇のせいぜい積雪は80cm。3〜4段で上に上がる。歩き出すとスノーシェッドがとても高い。いつもの積雪から 比べると2mは少ないと思う。スノーシェッド下のブッシュもこれまでになく高い。「こんなにいつもは雪が多いのか〜」と感じた。 下大戸沢に入ってもブッシュだらけ。もちろんスノーブリッジなどはかかっていない。尾根に取り付くところもブッシュである。 そして尾根もブッシュ。本当に雪が少ない。あ〜。こんなところ滑れないよなーと思いながら高度を稼ぐ。少し上がると黒磯 チームが休憩中。ほとんどブッシュで滑れるところはあんましないとのこと。あー。せっかくなので1386mpを目指す。直下南面を 見ると何とか滑れるかな?平らのところに出るとこれまたブッシュがすごすぎる!しかし、せっかくだから北面を見に行くことに する。 すると、ブッシュは少しは出ているものの「何とかよさげな感じ」。まっさんは行く気満々である。「でも渡渉が…。」との 不安がよぎるが、「渡渉できなさそうなら左上にトラバース気味に登ればいいでしょう。」ということで、せっかくなので滑る ことにする。もうテンションは上がっています。まっさんが少し滑ってみると「ほとんど最高状態」。植木がそれに続き雪を味 わう。「こりゃいいわ〜」。雪崩が起きることのある沢状斜面は「雪が非常に安定している」ようでみんなで突っ込むと、これ がすんごいことによい感じ。まっさんが写真を撮りながらみんなで楽しんだ。まっさんのシュガーダディーはいい感じだし、 平謙さんの滑りは速くていいし、稲龍さんはテレで攻めてるし、西郡さんはゆっくり刻んでくるし、みんなそれぞれおおいに楽 しんだ。まっさんとボトムで合流したとき「いやー最高っすね。これまでの5本の指に入るわね。」と感激しあった。 渡渉ポイントを探すがスノーブリッジは皆無である。稲龍さんがチョイ上流に渡渉ポイントを見つけてくれる。植木は一か八か で何とかスノーブリッジをわたろうとするが崩れてしまい落ちそうになってしまった。平謙さんが大声で稲龍さんと増渕さんを呼 んでくれたおかげで何とか水に浸からないで済んだ。どうもありがとう。そこからシールを貼って大穴をよけて下りラッセル。 最後の渡渉ポイントももちろん無理。トラバースルートを登りゆっくりしたあと、窓明の湯に行こうということでさっさと車に戻る。 山スキー今シーズンデビュー、きょうは本当によかった。
参加者 小林、吉野、久保、野中、宮内、池田、津久井、君島、増渕、齋藤俊、稲葉ズ、岸、平石、植木。 猪鼻さんが見学にいらっしゃいました。(16人参加) ■■山行報告■■ ■茶臼ヶ岳 《山行日》07/01/05(金)晴れ 《参加者》溜口一之 《日程》大丸駐車場11:30---峰の茶屋13:00---茶臼ヶ岳山頂13:40/16:30---大丸駐車場17:45 《要約》無風快晴の中、久しぶりの茶臼山頂であった。 《本文》前日の疲れか、遅く目覚めた。窓から那須を見ると、快晴である。すぐ支度をし、大丸の駐車場に向 かった。駐車場に着くと、あまりの天気の良さに、観光客もロープウェイに向かっている人がいる。そそくさ と身支度して、出発した。シャツ一枚でも汗ばむほど、暖かい。山頂に着くと、数人の人がいた。食事を済ま せ、山頂付近で写真を撮り、夕方になるのを待った。赤く空が焼けるだろうと思ったが、さほどではなかった。 期待はずれのまま、車に戻ったときは、すっかり暗くなっていた。 ■赤岳(八ヶ岳) 《山行日》07/01/04(木)晴れ 《参加者》溜口一之 《日程》美濃戸口7:45---行者小屋10:15/10:30---文三郎尾根---赤岳山頂12:40/13:00---文三郎尾根--- 行者小屋14:15/14:30---美濃戸口16:15 《要約》赤岳頂上小屋に一泊の予定の山行であったが、頂上小屋が休業のため、ピストンした。 《本文》前日、美濃戸口の近くに入った。朝、美濃戸口の駐車場に入る、管理人に聞くと、頂上小屋は、営業 していないとのこと、時間的には、ピストンできる。最悪、行者小屋か赤岳鉱泉に泊まろうと、一泊の準備を して山頂に向かった。運動不足のせいか、すぐに足が張り出した。天気は、どんどん良くなっていった。時々、 阿弥陀岳が見える。登山道はしっかりと踏み固められ舗装道路を歩いているようだ。時々、写真を撮りながら 行者小屋に着くと、ほとんど、夏時間と同じだ。ここで小休止、軽く食べ物を食べ、文三郎尾根に向かう。こ の尾根を分岐まで行けば、頂上は近い、ここが最大の難所、階段が雪の中に隠れている。前を歩いていた人が 立ち止まり、上を見たり、下を見たり立ち止まっている。追い越すと、その人は下り始めた。計画を変更した らしい。我慢、我慢で廻りの景色に助けられ分岐に着く。すばらしい眺めだ、北アルプス、中央、南アルプス 全部見える。今年は、雪が少ないのがわかる。霧ヶ峰、車山あたりが真っ黒だ。少し、クサリ場をやり過ごす と、すぐに山頂に到着。やっぱり頂上小屋は閉まっている。山頂で、眺めを楽しみながら軽く腹ごしらえ。足 の痛みは相変わらず、無理をせずゆっくりと下りることにした。行者小屋に着き時間を見ると、明るい時間に 車に戻れる。アイゼンを外した。途中までは良かったが、道に氷が混ざってくると滑る。注意しながら歩くが、 一度、転んでしまった。車に戻り、長い長い帰路についた。 ■古賀志/岩トレ 《山行日》2007/01/04 《参加者》植木、平石、稲葉ズ(報告者:稲江) 《日程》林道P10:15…マラ岩…林道P13:30 《要約》またもや短時間での岩トレ。充実した内容で良い練習になった。 《本文》年末行った短時間での岩トレがとても効率が良く充実していたので、今回も昼の暖かい時間だけ岩ト レをする事にした。用事があると言っていた植木さん、平石さんにも『3時間ぐらいしかやらないから一緒に 登ろうよ』と誘って、今回は4名で岩トレをする事になった。駐車場に到着するとメチャクチャ混雑していて 驚いた。やはり常連さんは沢山いるようで、冬でもバリバリ登っているんだと感心して岩場へ移動。目的のマ ラ岩へ到着すると何人か登っていた。…がそれほど混んでいない。やはり不動滝エリアの方が人気があるよう だ。ミゾー(5.8)、ワイワイ(5.9)、マライワキャリー(5.10a)を中心に、各自課題のルートに取り付き練習。 ザイルを2本出して効率的に登ったので沢山登れた。最終的に、平石さんがミゾー(5.8)をリードで登る。レッ ドポイント。植木さんもスムーズに登れるようになっている。稲龍もなかなかの調子である。みんな凄い。素 晴らしい。私は現状維持はしているものの、レベルアップをするには、もうちょっと体の振りのムーブを覚え ないといけないなぁ〜と…。みんな『短時間だったけどいつもより沢山登れて充実していた』と大満足。今日 も充実した短時間岩トレでした。 ■静岡県 浜石岳 《山行日》2007/1/1 《参加者》野中敬子(単独) 《行程》JR由比駅7:15〜物産館(朝食)7:35/7:55〜浜石岳9:50/1 0:30〜薩た峠(昼食)12:40/13:40〜JR興津駅14:25 《要約》元旦登山行ってきました! 《本文》 東海道線の電車が蒲原駅を通過する頃、駿河湾から初日の出が昇ってきました。反対側に目をやると富士山が バラ色に染まっていました。2007年の幕開けはなんとも贅沢な景色で始まりました。由比駅から浜石岳直 下まではほとんど車道歩きだったので思った以上に足が疲れましたが、ご来光を頂上で向えた地元の人達が下 山して来て「今年の初日の出は素晴らしかったし富士山も奇麗だった」と言うので、いやがうえにも期待が高 まりました。約2時間で浜石岳頂上に到着しましたが、駿河湾はキラキラ光り、伊豆半島、愛鷹連峰、雪を被 った南アルプス、そして裾野から美しく聳える富士山と360度のパノラマが待っていました。しかも他には 誰もいなくて独り占めです。広い芝生の頂上でゆっくりと絶景を堪能し下山にかかる頃、薩た峠コースからや っと何人かの登山者が現れました。挨拶を交わして、皆さんが登ってきたコースを反対に薩た峠目指して下り て行きます。展望がまったく無い薄暗い杉林の中をぐんぐん下りて行くと、やがて海とみかん畑が見えるよう になり薩た峠が近づいてきました。ここまで来ると観光客もたくさん歩いていますが、登山道は怖いぐらい静 かでした。薩た峠で、富士山と駿河湾の広重の絵のような景色を目に焼き付けた後、最後は興津駅まで国道1 号線沿いを歩きました。 ■丹沢&山中湖周辺 《山行日》2006/12/28(木)〜31(日) 《参加者》稲葉(昌)(単独) 《要約》年末の4日間を利用して、温泉を楽しみ、車中泊をしながら富士山周辺の低山に登った。 《日程》&《本文》 12/28(木)晴れ 丹沢・大山 地獄沢橋(駐車)8:10…大山北尾根…大山10:10〜10:20…11:10ヤビツ峠…門戸口…12:06地獄沢橋 地獄沢橋から沢沿いに登る道は、間伐材が放置されて歩きにくい。尾根上に出ると歩きやすくなるが、風が吹 き付け寒い。大山北尾根は静かで、表尾根の向こうに富士山が霞んで見えた。山頂は年末の静けさで、神社も シャッターが閉じている。あとは下るだけだが、ヤビツ峠から門戸口に下る間、涸れ沢を渡るところが何か所 かあり、少々荒れ気味だった。 12/29(金)晴れ 山中湖南岸(三国山稜) 三国峠(駐車)8:05…三国山8:22…大洞山9:23…立(たち)山10:20…(往路を戻る)…三国山12:19…(明神 峠方面へ)…車道…13:10三国峠 天気は良いものの、風が冷たい。三国山から富士山を正面に見ながら歩くが、山頂は雪雲の中。左手に富士ス ピードウェイ、箱根、愛鷹山など、右手には三つ峠、御坂山塊などが見える。帰路につく頃、ようやく富士山 頂が見えるようになった。帰りが早かったので、三国山から明神峠方面にすこし寄り道をして帰った。 12/30(土)晴れ 山中湖周辺〜神奈川・静岡の県境 明神峠(駐車)8:18…湯船山8:52…世附峠10:15…(往路を戻る)…明神峠12:35 今日も天気がよい。風は相変わらず冷たいが前日より弱い。今日は明神峠から、富士山を背にして、右手には 箱根、左手には丹沢を見ながら東に向かって歩いた。陽が高くなるにつれて汗ばむ陽気となった。このあたり には、地元有志による、かなり手の込んだ(詳細な説明の書き込まれた)道標が多数設置されている。 12/31(日)薄曇→晴れ 忍野村の里山 鳥居地トンネル(駐車)8:35…鳥居地峠8:48…高座山9:28〜9:38…鳥居地峠10:08…権現山11:03…忍草(しば くさ)山11:18…忍野八海11:50…鳥居地トンネル12:15 真新しい鳥居地トンネルから登山道を上がるとすぐに車道に出て、鳥居地峠まで道路を歩く(峠まで車の通行 可)。峠からまず東に向かい、高座山を往復した。頂上からは富士山、南アルプスの荒川岳・赤石岳が美しか った。鳥居地峠にもどり、今度は西へ。忍草山は東と北に展望が開け、杓子山、三ツ峠、大菩薩方面が見えた。 忍草山から南に下って忍野八海に立ち寄った。年末にもかかわらず結構な人出だった。 ■冬山訓練・大丸温泉から峰の茶屋 《山行日》06/12/29(金) 《参加者》吉野、斎藤常、東、久我 7時すぎに事務所を東さん号で出発。那須は昨シーズンの登山教室以来です。わくわくドキドキ。矢板をす ぎてから徐々に雪が舞ってきて那須に近づくにつれ、真っ白に。前日まで大丸温泉周辺の路面はまったく雪が なかったそうですが、冬型の気圧配置が強まったこの日、いっきに積雪したようでした。気温マイナス5℃。 準備をして歩き始めます。 鳥居をすぎて、はじめて夏に歩く登山道とは別のルートを歩きました。途中でワカンを装着します。はじめ てのワカン。吉野さんに円を描くようにとアドバイスをしていただき、歩きますがなかなかうまく歩けません。 意識して歩くようにすると、「だんだんよくなってきたよ」と吉野さんのお言葉。とてもうれしかったです。 でも意識しないとすぐガニまた歩きになってしまいます。 さらに風が強くなり視界はわるく自分の位置がわからない状態でした。その中でも、ピッケルを使っての滑 落停止や突風の際のピッケルと両足で三角形をつくる姿勢等も教えていただきました。いろいろと教えていた だいた上に、何度も吹き飛ばされそうになったり、ズボっと転んだり、自分のペースが遅いためみなさんにご 迷惑をおかけしてしまいました。当初予定の朝日には向かわず、途中で戻ることに。風の影響があまりなさそ うなところでツエルトを張って宴会!?外はビュービューでしたがみんなで固まってとても温かい雰囲気で楽 しかったです。 帰りは硫黄泉かけながしの那須大丸ガーデンで温泉につかりました。泳げるほどの広さではありませんが貸 切り!内風呂はアツアツでしたが、雪が舞う露天では温度がちょうどよく冷えた体がポカポカあたたまりまし た。今シーズンはじめての雪山。とても貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました&おつ かれさまでした。もっと体力つけます・・・ ■古賀志/岩トレ 《山行日》2006/12/23 《参加者》稲葉ズ(報告者:稲江) 《日程》林道P11:30…マラ岩…林道P14:30 《要約》短時間ではあったが、充実してよい練習になった。 《本文》師走で何かと用事があり、今週は山はレストにするかな…と思っていたが、短時間で岩トレをする事 にした。11時過ぎに駐車場に到着すると結構賑わっている。『もしかしたら岩場も込んでいるのかな?』と思 いながらマライ岩へ行ってみると誰もいない。またもや貸切状態。静かな岩場である。常連クライマー達は不 動滝エリアで登っているようだ。天気がとても良く、ポカポカ陽気でとても12月とは思えないクライミング日 和の気候。ミゾー(5.8)、ワイワイ(5.9)、新人フェイス(5.10a)を続けて登る。そして課題のマライ岩クラッ ク(5.10a)にチャレンジ。私はイマイチ調子が良くないので、調子が良い稲龍がリードする。ちょっと余裕が ない力技の登りだったが、どうにかレストなしで登りきる。レッドポイント。本人曰く『棚から牡丹餅』気分 らしいが嬉しいようだ。私はTRをセットしてもらってムーブの練習。登れるかどうかではなく、いかに楽に 登れるかムーブを考えて登ったが、なかなかムーブがスムーズにつながらない。もうちょっと練習が必要かな ?と言った感じでした。短時間での岩トレでしたが、二人しかいなかったせいもあって待ち時間なしの登りた い放題で、短時間ながらも一日分登ったぐらい充実している内容となりました。冬は日が短く岩を登るには寒 いけれども、暖かい日中2〜3時間を狙って岩場に行けば冬でも十分に登れると思いました。これから冬です が『現状維持』を目標に定期的に登りたいと思います。 ■志津林道から男体山 《山行日》2006/12/23(土) 《参加者》溜口(報告者 溜口) 《日程》志津林道9:25---男体山山頂12:15/13:30---志津林道15:10 《本文》志津林道の駐車スペースに着くと、車が1台止まっていた。身支度をしていると、車が来て、ちょっ と離れたところに駐車した。身支度を済ませ、出発した。天気は、予報とは違い曇っている。風もあり、気温 がかなり低い。オーバーヤッケを着ているのに寒いぐらいだ。雪は、乾いていてアイゼンがきかず足がずれる。 山頂に着くと時折、ガスが晴れ、太郎や女峰が見える。山頂の小屋で、昼食をとり、ゆっくり下山した。今シ ーズン初めてのアイゼンをつけての登山であった。スキーも良いが、歩くのも、また良しでした。
参加者 小林、吉野、野中、溜口、植木、宮内、池田、津久井、君島、増渕。(10人参加) ●●山行報告●● ■古賀志・岩トレ 《山行日》06/12/10(日)晴れ 《参加者》植木、稲葉ズ、岸、平石、遠峰から桜井 《日程》 今市7:30/7:50--古賀志P8:20〜マラ岩9:00/16:30〜古賀志P17:00--矢板18:00 《要約》晴天のマラ岩でクライミング。ワイワイをRP。これまた充実しました。 《本文》 晴天のマラ岩に行く。遅れながら段々駐車場で待つ岸さんと合流して上のPに移動。 伐採作業とのことでチョイ先に駐車。マラ岩は山の会?の人がいた他は誰もいない。 結局、山の会とうちらで1日貸切だった。 さっそくミゾーをリード。岸さんがTRでトライ。サクッと登る。すばらしい。平謙さん もTR。ワイワイを江美ちゃんがサクッと登り、稲龍さんも。植木はTRで。岸さんと平謙 さんもワイワイにトライして、ハング下まで進む。そのやる気がすばらしい。新人フェ ースはTRでノーテンで登ることができよかった。 江美ちゃんがマラ岩クラックを3テンでリード。桜井さんと稲龍さんがマラ岩キャリー。 俺はせっかくなのでワイワイをリードすることに。さっきの TRでムーブを覚えたので RPできた。とてもうれしい。この感じで新人フェースにトライするが、全くだめで今日 は諦めた。それでも今日はうれしかった。この冬はスキーだけでなくクライミングも継 続してやっていきたい。
参加者 小林、吉野、池田、稲葉昌、梅原、増渕、野中、田上、小川、宮内、平石、斎藤俊、植木。(13人参加) 12月に入り、気温もぐっと低くなり、山々でも雪の便りが聞かれる様になりました。これから雪山のシーズン となりますが、天候や現地情報に注意し安全登山で山行をお楽しみ下さい. ●●山行報告●● ■日光/日光白根/雪稜 写真は山岳写真館E2をご覧下さい。
《山行日》2006/12/03 《参加者》植木、稲葉ズ、(遠峰山岳会より)菅野、桜井、(楽稜同人より)西尾 合計6名 《日程》元湯 6:45発…外山尾根…日光白根山頂…外山尾根…元湯 16:00着 《要約》冬山トレーニングに最適な気象条件で日光白根を満喫した。 《本文》 湯元スキー場は雪が少なく『スキー場のオープンはいつなんだ!?』と思うような状態。スキー場を越えたあ たりから徐々に雪が増えアイゼンを装着。外山分岐まで急登が続く。分岐から急に風が強くなり、寒さが厳し くなる。寒さのあまり前白根山頂は素通りして非難小屋まで進む。景色(樹氷など)が綺麗で写真でも撮りたい 所だったが、強風でカメラを出す勇気が出ない。今回の景色は、自分の目で楽しむ事にする。非難小屋で目出 帽を装着して、みんなギャングみたいな格好になって山頂を目指す。小屋から山頂までは急登が多く、風が強 く登るのがきつい。ゴーグルが自分から出る蒸気で曇り、視界が狭くなる。風に雪が舞い、ホワイトアウトな り、自分が何処に立っているか分からなくなったり…と何回か繰り返して…山頂到着。カメラを出す勇気が出 なかった私とは違って、植木さんは写真撮影をしていたので山頂で記念撮影をした。(この写真はきちんと写 っていたんだろうか?)山頂でのんびりしている余裕は無かったので速攻下山。非難小屋まで戻り休憩。小屋 内の気温もマイナスの世界だと思うけど、風がしのげ暖かく感じた。非難小屋って本当に素晴らしい!!と、小 屋の有り難さをしみじみと感じる。お湯を沸かして暖かい飲み物を飲む。体が温まる。幸せだ。ザックからペ ットボトルを取り出したら、中の水は凍り始めていた。『気温は一体何度なんだ!?』ゆっくり休憩をして下山 開始。前白根までの登り返しは、またもや強風にあおられる。外山分岐までくると急に風が無くなり、風がな いと暑く感じる。分岐で薄着になって急登の下山開始。分岐からの下山は競争でも始まったかのように、みん な物凄いスピードで駆け下りた。気象条件が申し分の無い冬山だった。 ■龍王峡・ハイキング 《山行日》06/12/03(日) 《参加者》稲葉昌(単独) 《日程》川治温泉薬師の湯(駐車地点)11:22---龍王峡---むささび橋12:58---龍王峡駅13:20〜14:14===野岩 鉄道===川治湯元駅14:22---14:32駐車地点 《概要》風花の舞う初冬の龍王峡を、川治湯元駅から龍王峡駅まで歩いた。 《本文》 埼玉県に行く妻子を9時に送り出し、急いで準備して出掛けた。遊歩道は途中人家を抜けるところや舗装道 路を歩くところもあり、ハイキング気分である。車を取りに戻るため、初めて野岩鉄道に乗った。列車を待っ ていると、10数匹のサルの群れがホームの端を渡っていった。 ■グランデコスキー 《日時》06.12.3(日) 《参加者》 斉藤、増渕、平石 《本文》 前日、HPでデコのライブカメラを見るといい感じに冬模様になっている。猪苗代湖付近から雪が積もり始め ている道路も要スタッドレスです。スキー場付近では、30〜40cmの積雪があり、樹木にも雪がついてい た。ゲレンデは午前中は第一クワッドが稼動しておりセンターコースが開放されている。斜面が少し急なとこ ろはバーンが硬くなっていましたがそれ以外はやわらかくポジションチェックなどに最適でした。リフト待ち もほとんどなくコース内も混んでいる感じはなかった。午後になるとバジルコースも開放されちょこっとした パウダーもある。最高の初滑りでした。 ■古賀志・岩トレ 《山行日》2006/12/02 《参加者》植木、稲葉ズ 合計3名 《日程》林道P9:30…AMマラ岩→PM不動滝周辺でアイゼントレ…林道P 《要約》貸切状態のマラ岩でフリ−を思う存分楽しみ、冬山準備でアイゼントレーニングも行った。 《本文》 『先週のマラ岩はザイルがすだれ状態で大変混んでいた。』と植木さんから聞き、今週も『混んでいるのかな ぁ〜』と不安になりながらマラ岩まで行って見ると人の姿は無かった。結局この日は誰も来ることなく、貸切 状態。まず、お決まりのミゾー(5.8)で各自アップ。植木さんが驚くように登れるようになっていて別人に見 えた。次にワイワイ(5.9)にチャレンジ。核心のムーブを忘れていてテンションが入る。ムーブを思い出した ところで再度登り、レッドポイント。稲龍も同じ。植木さんも続いてチャレンジ。何回かテンションが入った ものの、頑張って完登。素晴らしい。『本当に登れるようになってきたなぁ〜』と感心した。植木さんが登れ るようになってきたのは、体重が軽くなったせいもあると思うけど、やはり続けて岩に通っている成果が出て いるのだと思う。新人フェイス(5.10a)を登り不動滝エリアへ移動。不動滝エリアではアイゼントレをした。 稲龍にリードしてもらいV級ルートを登る。アイゼンつけてグローブもはめると全く違った感覚になって登り づらいけど、またそれも楽しく感じた。今回はリードはしなかったけど、アイゼンでのリードもチャレンジし てみたいと思った。 ■12/2(土)岳連全体会 懇親会 《参加者》吉野、斉藤常、東 《内容》 国体で優勝した少年男子(安間君、芝田君、渋井君)があいさつ。この少年たちをたたえましょう。君たち は栃木の宝であるし日本の宝であるし世界の宝だ! ■筑波山 《山行日》06/12/2(土) 《参加者》小川ズ 《日程》自宅8:00−−9:50つつじヶ丘10:10〜11:15女体山山頂11:25〜12:20つつじヶ丘 《本文》 朝起きたら2人とも風邪気味だったので、山は止そうかと言うことになりました。庭に出てみるとバラの花 びらの先に霜がチョークの粉を振ったように綺麗に咲いていたので思わずカメラを持ち出し、ブルーベリーや もみじなどあちこち撮り歩いているとすごく気持ちが良かったので、やっぱり山に行こうと言うことになり、 2時間遅れで出発しました。体調や、時間のこともあり、日当たりが良く、短めのつつじヶ丘コースを選びま した。 ポカポカ陽気の中,気持ち良く登りだしました。頂上付近の岩場まで来るとだんだん人も多くなり、待った り、一方通行だったり、でなかなか進みませんでした。頂上では天気は良いものの、かすんでいて日光連山や 富士山は見られませんでしたが、秋模様の360度のパノラマは見事でした。混雑もすごく、風も冷たかった ので早々引き揚げました。短いコースでしたがとても気持ちの良い山行でした。 ■釈迦ヶ岳 《山行日》2006/12/02 《参加者》溜口(単独) 《日程》山の駅たかはら7:45〜釈迦岳山頂10:55/12:25〜山の駅たかはら14:20 《要約》歩いているときは、風が有ったが、山頂は微風で会津駒や燧ヶ岳が確認できた。残念ながら、北側の 山は雲の中だった。 《本文》 山行予定では、会津側から、鏡沼を通り山本槍に行く予定だった。5時前自宅を出発したときは、満点の星 空だった。今日は、期待通り、枯れ木に花が咲いたようになっていると思い、那須の裏側に車を走らせた。と ころが、県境のトンネルを過ぎたあたりから雲行きが悪い。田島のセブンイレブンで買い物を済ませ、外に出 ると雪が降っている。空に目をやるとだめだこりゃ。店に戻り、新聞の天気予報を見ると、悪くなる一方。仕 方ない、会津はだめ、釈迦に行くことにして、塩原に戻った。塩原に来ると、ピーカンに晴れている。 7:30山の駅高原に着く、駐車場に自分の車以外なし。身支度をしていると、水戸ナンバーの車が来た。支 度をすませ、おはよう御座います。とあいさつを済ませ、先に歩き出した。登山口で、えんぴつを削って、名 前を書いていたら、その人と一緒になり、山頂まで同行した。登山道は、大入道の分岐あたりから降ったばか りの雪が粉をまいた様にうっすらとある。急斜面にさしかかると、風が結構吹いてる。山頂は風が強いかなと 思っていたが、行ってみると、ほとんど吹いていなかった。着いたときは、先客はいなかったが、すぐに、3 人来た。自分は一人山と酒に酔っていた。水戸の人を含め山の確認をしているようであった。そのうち、先に おりますと、皆、下山し始めた。水戸の人も、大入道廻りで下ります、と言い下りていった。自分も、ラーメ ンを食べ、良い感じになったので、下りることにした。歩き出すと、良い感じなので、いっきに山の駅まで下 りた。 ■奥久慈男体山 《山行日》06/11/30(木) 《参加者》久我 《日程》自宅8:05--大円地登山口9:20/9:32〜健脚コース〜東屋・男体山山頂10:38/11:28〜一般コース 〜大円地登山口12:31--自宅15:30 《概要》静かな紅葉登山でした。 《本文》 梅原さんの男体山山行報告を拝見し、自分も歩きたくなり行ってきました。 天気はくもり。 晴れてくる 予報ですが空は厚い雲に覆われています。 準備をして歩き始めます。 登山口からすぐに大円地の集落へ。 周辺はお茶畑もあり、ほのぼのとした風景がひろがっています。 集落をぬけるとすぐ分岐となり男体山へ 直登するコースへ進みます。 杉林の急登は息がきれます。 数年前の山火事の焼け跡でしょうか、焼け焦げ た木々が痛々しくみえます。 杉林を過ぎて見上げると紅葉、そして落葉の絨毯。 目にも足にも優しい。 その後鎖場・岩場が数箇所ありましたが、鎖を使用せずに登れるところがほとんどでした。 でもこのコース は下りは避けた方がよさそうです。 岩場をのぼりきったあとに小雨が降ってきました。 山頂まですぐそこですが、東屋で休憩することにしま す。 ここは袋田の滝方面からのコースと合流となります。 コーヒーを飲みながら雨がやむのを待ちます。しば らくすると雨があがり、山頂へ向かいます。 山頂には一等三角点、NHKの中継施設があり、小さな祠が祀 られていました。 曇っていたので遠望はできませんでしたが、その祠の裏側からの眺めは天空からみた景色 のよう! 西へ目を向けると女体山という別名をもつ長福山がみえます。 岩峰切り立つ男体山と対照的にな だらかな山容。 山頂ではご年配の男性3人が休んでいました。 小山からこられた方々で栃木の山はほとん ど登られたそうです。脱帽。 しばらく景色を堪能し、復路は一般コースを下ります。 下ってすぐの登山道脇に花束が飾られていました。 転落事故があったようです。 手を合わせ気を引き締めて歩きます。 一般コースはゆるやかなものの登山 道脇は絶壁になっているところもあり、注意が必要です。 大円地越を過ぎると色鮮やかなもみじや楓がぱーっと目に飛び込んできます。 自然を織り成す色彩は 本当にすばらしい。 歩いては立ち止まり、また歩いては立ち止まる。 秋の夕日に照る山もみじ〜♪ 赤・ 橙・黄・緑のグラデーションが見事でした! 下山後、時間が早かったこともあり袋田の滝まで車を走らせます。 平日でも観光地らしく人で賑わってい ました。 滝はなかなかの迫力がありました。 滝周辺の紅葉はもう終わりのよう。 生瀬の滝展望台までの 長〜い階段を登ります。 この階段の方が男体山登るよりきつかったような・・・・ 空を見上げると急に青 空が広がってきました。 男体山の山頂で晴れてほしかったなぁ・・・ 男体山は低山ながら岩場など変化に富んでおり、山頂からの眺め、下山途中の紅葉もたっぷり楽しめ、また 歩きたい山のひとつになりました。 ■古賀志岩トレ 《山行日》 06.11.26(日) 《参加者》 植木、君島、平石 《日 程》 古賀志駐車場9:00〜滝付近岩場〜古賀志駐車場13:30 《本 文》 昨日の忘年会もあって朝から体が重いが岩場に行くとテンションが上がる。本日は新人クラックに挑戦!植 木さんがリードしお手本を見せてくれる。続いて君島さん私と続いてトップロープで登る。楽しい。ここの所 続けて通っているせいか落ち着いて登れた。続いて植木さんが隣の凹状フェイスをリードで登る。かっちょい い。とりあえず自分はやめといた。 ここでマラ岩に移動するがロープがすだれのように垂れ下がっている!!超混雑!!あきらめて滝に戻る。 気を取り直して新人クラックを君島さんがリードする。続いて自分もリードする。リードするっていい!!病 み付きです。。。最後に君島さんがリードで登って早めにあがる。 ■岳友会・忘年会 《日時》 2006.11.25 《参加者》 小林、吉野、池田、斉藤常、東、久保、植木、佐藤、梅原、溜口、渋谷*3、岸*2、君島、小川、 野中*3、増渕、平石、斉藤俊*2、久我、本間*2 計27名 《本文》 常さん宅のお披露目も兼ねて、一品持ち寄りで実施しました。当日は豪華なご馳走がずらりと並び、とても 飲みきれない程のお酒が並びます。吉野会長の挨拶後、山談義に花が咲きます。この後もどんどんヒートアッ プ。まっさんの『ゴーグル争奪ジャンケン大会』で会場は多いに盛り上がりました。かつてないほどの大勢の 忘年会で本当に楽しい一時を過ごす事ができました。 ■古賀志・岩トレ 《山行日》2006.11.25(土) 《参加者》東、植木、小川、平石、斎藤俊 《要約》忘年会前なので早めに上がろうと予定していたが、楽しくて時間が経つのが早かった。 《本文》 まずはいつもの3級ルートで懸垂下降の練習から始める。植木さんのリード。何だか動きが明らかに以前と 違うように見える。軽いんだろうか?トップロープで登って、懸垂下降の練習。日影で寒いし、鼻水が垂れて くる。岩は掴むとひんやり冷たい。懸垂の練習中ずっと上で指導してくれている植木さんはさぞ寒かったはず。 ありがとうございました。 ひと通り懸垂が終わってから、隣のクラックルートに挑戦。またも植木さんにリードしてもらう。ブツクサ 大声出しながらもサクサク登っていく。すごくかっこいい。やはり以前と何かが違う。相当軽いんだろうか?? 簡単そうに見えたので試してみるとサッパリ登れない。あれこれ四苦八苦していると、隣の3級ルートを平石さ んがリードしだした。これまたかっこいい。 東さん、私がインチキ(?)しながら登った後、小川さんは完登。平石さんも余裕で完登。悔しいので再度 挑戦してみるが、何度も落ちる。そのうち腕がパンパンになり話にならない。新人クラック、競技会ルートも 登る予定だったが、大事な忘年会も後に控えているのでこれで終了。体重がこれほどまで…、もちろん技術も あるんだろうが、それにしてもかっこよかったですよ、植木さん。
写真は山岳写真館E1をご覧下さい。 撮影:久保
《山行日》2006.12.3(日) 《参加者》君島知男、佐藤一博、福田正樹、植木智、久保周二 《日程》事務所6:20−妙義山町営駐車場着8:40−出発9:00−大ノ字9:50−辻(小休止)−第一 見晴11:00−第二見晴11:30−あづまや(昼食)12:15〜12:45−大砲岩13:50 −国定公園管理事務所14:37−事務所19:30 《要約》今回の山行は、今年の締めの登山と探鳥会(?)が目的でした。 《本文》 君島さん、久しぶりの佐藤さんと職場の友人との5人で今年の締めの登山と探鳥会(?)と銘打って群馬に向 かいました。事務所を6時20分に出て、高速を使い、妙義山を目指しました。朝が早く、日曜日でもあり、5 0号も空いており、予定より早く、妙義山町営駐車場に到着しました。丁度、妙義山紅葉マラソン大会(小規模) が開催されていました。妙義神社の裏手から薄暗い中を中間道に向かいました。はじめは比較的急登が続き、す ぐにたくさんの汗をかきました。大ノ字は、遠くからもはっきりと「大」の文字が見え、実際の着いてみるとそ れほど大きくはありませんでした。ところどころに大きな岩があり、そこへ登ると、すばらしい景色が望めまし た。大ノ字までは、予定の時間で着き、少し下って、辻で小休止を取りました。さらに、第一見晴を目指して歩 きましたが、途中、分岐でわかりづらいところがあり、行き過ぎて戻ったりしました。かなり下って、ようやく 第一見晴に到着しました。予定の時間を大きくオーバーしていたので、急いで、第一見晴、あづまやを目指しま した。右手の高方には切り立った岩峰が続いており、驚きの声を上げながら歩きました。昼食はあづまやの中で とりました。時間をオーバーしていたので、いつもより短めな昼食で再び歩きだしました。次から次へと続く、 奇岩に乗って眺望を楽しみました。午後2時30分過ぎに国定公園管理事務所に到着しました。バスがあるかと 思っていたら、なかったので、佐藤さんと福田君がタクシーで車を取りに向かい、3人は途中まで歩き、同乗し て下山しました。いい天気ですばらしい眺望と奇岩の連続で楽しい一日を過ごしました。野鳥も佐藤さんの詳し い解説で少し覚えることができました。帰りに妙義山紅葉の湯に寄って帰ってきました。同行の皆さんお世話に なりました。コースタイムの計算を誤り、済みませんでした。また、来年もよろしくお願いします。
写真は山岳写真館E0をご覧下さい。 撮影:梅原
(県民の森〜ミツモチ山〜剣ケ峰〜大入道周遊コース) 《山行日》06/12/03 《参加者》斉藤俊、渋谷、梅原 《日程》12/3;事務所7:20===7:45県民の森登山口8:02---8:48ミツモチ山山頂8:53---9:15大間々登山口 ---9:39八海山神社9:42---10:19大入道10:26---10:47小間々キャンプ場11:04---11:55 ミツモチ山---12:28県民の森登山口===13:10城の湯温泉、蕎麦、事務所 《概要》 落ち葉の上に新雪が積もった高原山登山道を楽しく走って来ました。 《本文》 朝起きて高原山を見上げるとかなりの積雪が見られる。釈迦の山頂は雪雲も被っており登山道の状況が懸念さ れた。事務所で俊さんと待ち合わせ、小林さんと話をする。『今日は積雪があるので厳しそうだな?』『状況を 見ながらコースを変更します・・・』と言う事で、県民の森を目指す。 県民の森駐車場で渋谷さんと待ち合わせる。車を降りるとさすがに寒〜い。手早く身支度を済ませ登山口へと 移動する。さ〜て、これからトレイルランのスタート・・・私は渋谷さん、俊さんの後を追う。しかしスピード が全く違うので、マイペースで登る事とし先に行ってもらう。登山道には落ち葉が敷き詰められ、その上に降っ たばかりの新雪が・・・足腰にはとっても良い。さすがに登りを走る事はできないが早足でぐいぐい登る。ミツ モチ山から釈迦を見上げると雪は間断なく振っている。しかし、麓の方は穏やかな青空となっている。 ミツモチ林道を下り、大間々からの登山口で『剣が峰から大入道へ行こう』と言う事になる。雪はシューズを 通して足に冷たさを加えるがさほどは気にならない。八海山神社手前で単独行の登山者に追いつく。ここから西 に目をやると何と真っ白に雪化粧した富士山の姿をくっきりと見る事ができた。ここに何十回来た事だろう。し かしその姿を見る事は滅多になかった。 ここまで遅れ気味の私は八海山神社の休憩を省き先に行かせて貰う事にする。暫くして、矢板の最高峰に立つ。 ここから大入道までは下り主体となる。下りエンジンにSW ON。と言う事で剣が峰の急斜面を一気に下る。 左にスッカン沢を見、ペースは絶好調・・・平坦な道を走っても絶対に出せない速さで走る。冬の風を切る冷た さと爽快さを感じる。『これだ!これがトレイルランの楽しさか!!』と思って走っている間に大入道の山頂に 到着していた。この間が唯一皆を待たせなかった所・・・全員揃った所で小間々に戻り昼食を摂る事にする。積 雪の下りはスピードが出すぎるので抑えながら下る。結果的にこの下りでかなりの体力を消耗した様だった。 エネルギーを補給した後、小間々から大間々へと登り返す。大間々からミツモチまではやしおコースを行く事 にする。ここから俊さん、渋谷さんのスピードは凄かった。あっと言う間に姿が見えなくなってしまった。何で も渋谷さんは、この区間を最高に楽しく走れたそうで俊さんも追いかけるのが大変だったらしい。ミツモチまで 戻ると朝の雪も溶け、気温もかなり高くなってきていた。さて、最後の下り・・・皆思い思いに走って下る。私 もかなり疲れて来ていたが最後の踏ん張り、一生懸命、下る、下る、下る。最後は3人ほぼ同時にゴ〜〜〜ル。 この後は温泉で汗を流し、美味しい蕎麦を戴き帰宅する。勿論次回パート3(1、2の合作コース)と高原山チャ レンジの約束をして・・・(参加者募集中!!)参加された皆様、お世話になりました。またありがとうござい ました。
写真は山岳写真館D9をご覧下さい。 撮影:梅原
《山行日》06/11/26 《参加者》梅原、溜口、野中 《日程》11/26;事務所7:00===8:45久慈男体山登山口9:02---健脚コース---10:28久慈男体山山頂11:37 ---一般コース---12:50久慈男体山登山口===14:40事務所 《概要》 紅葉の久慈男体山を歩いて来ました。 《本文》 先週に引き続き今週も低気圧が接近しており今日は曇りの予報・・・。朝の気温はさほど気にならなかったが 温度計を見ると2℃。フロントガラスも少し凍っていた。斉藤さんちで溜さんをピックアップし東へ向かう。朝 方は陽射しもあり周りの紅葉がきれいだった。 9時前に登山口に着く。既に多くの車が駐車しており少し離れた所に駐車する。身支度を整え、車道を少し下 った後、登山口から大円地の集落に入って行く。この辺りからは久慈男体や櫛ケ峰の岩峰を仰ぎ見る事が出来る。 まもなく健脚コースと一般コースの分岐に着く。我々は健脚コースを登り、一般コースを下山する事にするが、 多くの人はそうしているようだ。暫くは杉林の中を行く。やがて登山道は段々急になり最後は鎖場のある急登と なる。風もなく、11月末と言うのに汗が噴出すほど暖かい。下の方に目をやると紅葉がとてもきれいだ。健脚 コースの最後の急登を登り切るとあずまやがあり先客が一休みしている。頂上はこのすぐ上だ。頂上からの展望 は素晴らしかった。久慈男体は直登する為だろうか、近くの集落が紅葉の中にまるでジオラマを見ているように 見える。残念なのは雲が多かったので遠望が効かなかった事か・・・。晴れの天気なら素晴らしい景色を見る事 が出来るのだろう。 一頻り眺望を楽しんだ後、少し早めの昼食とする。風を避ければ暖かく、1時間以上もまったりとした時間を 過ごす。登って来た頃はあまり人のいなかった頂上もどんどん人が登って来て賑やかになってきたので下山する 事にする。やせ尾根からの眺望を楽しみ写真を撮りながらゆっくり下る。大円地越からはもみじの木が多く、こ の紅葉を楽しみにして来たが、少し早かった様だった。今年は暖かい日が多く全国的に紅葉の時期が遅れている のだろう。今日は短い時間の山行だったが、紅葉の中ある、晩秋の久慈山塊をのんびりと歩く事が出来た。 ご同行頂いた皆様、お疲れ様でした。
写真は山岳写真館D8をご覧下さい。 撮影:梅原
《山行日》06/11/23 《参加者》植木、梅原、君島、岸、宮内、平石、久我、稲葉ズ、野村、西尾、遠峰の皆さん 《概要》岳友会、楽稜、遠峰の方、合わせて14名の大勢で古賀志・岩トレを行いました。 《本文》 雨模様の天気予報が好天し、古賀志についた頃から少しずつ陽射しが出始め、青空も広がりました。今回は岸さ ん、久我さんが始めての岩トレと言う事もあり、懸垂下降の練習から始めます。また、植木さんがリードで登った 後、君島さん、岸さん、梅原とTopロープで交替、交替に登ります。特に岸さんは始めての古賀志にも関らずサク サクと登ります。私は一年ぶりとあって心地良い?緊張感の中で登りました。朝のうちは気温が低かった事もあり 日の当たらない岩は指先に冷たさを感じます。この頃から平けんさん、稲葉ズさん達も登って来て賑やかになりま す。古賀志・初トレの久我さんも果敢に挑戦し登り切ります。お昼前には遠峰の皆さん、楽稜の野村さん、西尾さ んも合流し、大所帯の中での岩トレとなりました。お昼を食べた後、私は所用の為、後ろ髪を引かれる思いで下山 しましたが、楽しくかつ有意義な岩トレとなりました。ご同行頂いた皆様、ありがとうございました。
写真は山岳写真館D7をご覧下さい。 撮影:梅原
《山行日》06/11/19 《参加者》久保、君島、梅原 《日程》11/19;事務所6:05===8:41霊山登山口8:58---宝寿台・天狗の相撲場・護摩壇・霊山城址---10:59 東物見岩11:45---12:48霊山登山口===紅彩館14:00===16:00事務所 《概要》 秋晴れの霊山を歩いて来ました。 《本文》 低気圧の接近により関東地方の天気は下り坂・・・と言う事で、予定した妙義を霊山に変更し、東北道を一路北 へと向かう。この日の朝はフロントガラスが凍り、途中の道路の温度表示はマイナス1度・・・至る所で霜が見ら れる程に寒い朝だった。しかし北に行くに連れ、雲ひとつない快晴の天気となり回りの紅葉がとてもきれいだった。 ほぼ予定の時間に登山口に着く。車から降りるとやはり寒い。多くの登山者が身支度をしている。我々も身支度 を済ませ、ゆっくりと歩き始める。風もなくすぐに暖かくなる。宝寿台から先、名前のついた多くの岩が登場する。 登山道は整備され道標が細かく配置されているので歩きやすい。次から次へと現れる岩を見ていると飽きる事がな い。晩秋の山歩きを楽しむ。また、遠くの方に目をやると真っ白な雪を抱いた吾妻や飯豊、蔵王の山々を遠望でき る。少し早いが東物見岩で昼食とする。朝、あれだけ良かった天気も予報通り下り坂となり、雲が出てくる。天の 釣舟、蟻の戸渡りを過ぎ、猿飛び岩で一服した後、下山に掛かる。この後も多くの岩を見ながら登山口へと戻る。 短い時間だったが、のんびりとした山行を楽しむ事ができた。また、登山口近くの紅彩館のお風呂も300円と 安く、きれいなお風呂だった。やっぱり東北の山も良いなあ・・・と改めて思った一日だった。
参加者:小林、吉野、池田、梅原、増渕、野中、岸、稲葉ズ、小川、宮内、平石、斎藤俊、植木。(14人参加) 先日の冬型で日光、高原、塩原、那須などの山々が真っ白になりました。これから山々では本格的な冬の季節 を迎えます。冬山やスキーなどを計画される機会も多くなると思いますが、現地情報や天気予報などで事前に 状況を把握し、安全登山で山行をお楽しみ下さい。 ■たかはらマラソン・大会 《山行日》06/11/12(日) 《参加者》植木、斎藤俊ズ、渋谷ズ 他 森島、内田(報告 植木) 《日程》 11/12(日)晴れ 風強し 岳友会本部8:00/8:10--矢板運動公園8:20/13:30--やま和13:45/14:30--岳友会本部15:00/17:00 《要約》初めてのロードレース。走り終わった充実感がよかった。 《本文》 1時間前にサッカー場でアップを始める。昨日からの冬型が一段と強まり、日光や高原は雪模様。北西の風が とても強い。そんな中、ハーフと10kmのスタート。俊さんは左膝の調子が悪く、サポート部隊である。とても ありがたい。なうちに5kmのスタート。スタートラインにはチャドさんがいてあいさつする。「本当に出場する のですね!」とダッシュの練習をする。程なくスタート。自分のペースよりはずいぶん速く進むが、そのうち 自分のペースをつかんで落ち着いて走る。向かい風が強い。声援がうれしい。先導のバイクとすれ違い、折り 返しが近いと知る。すると先頭集団の村上先生とチャドさんが来た。「がんばれ〜」と声をかける。そして、 自分も折り返す。今度は追い風と下り。ペースが上がる。あと2kmの看板から1kmを4分10秒。最後の登りがきつ かった。斉藤ズの声援がうれしく、がんばれた。トラックに入るとチャドさんも声援をくれる。これまたうれ しい。無事にゴール。ふくらはぎがつりそうなのでゆっくりとダウン。結構満足しました。来年も出る可能性 が高くなった。掲示板によると来年はやまとそばさんも出るかも!w) ■大菩薩嶺・登山教室 写真は「山岳写真館D3」をご覧下さい。
《山行日》 06/11/12 《参加者》 池田、久保、梅原、溜口、君島、岸、野中、宮内、久我、斉藤、一般参加者23名 《日程》 事務所4:35===8:50上日川ダム駐車場9:10---9:20上日川峠9:30---9:55福ちゃん荘10:05--- 11:05雷岩11:10---11:20大菩薩嶺山頂11:25---11:30雷岩12:15---12:50大菩薩峠13:00--- 14:00上日川ダム駐車場14:10===15:05ぶどうの丘16:15===21:30矢板市役所 《概要》 快晴の天気の中、新雪を纏った富士山を眺めながらの山行を楽しみました。 《本文》 前日に低気圧が異常に発達し日本列島を通り抜けた為、この日の朝は一時的な冬型の気圧配置。平地でも強 風が予想されており、唯一気がかりなまま、真っ暗な矢板を出発する。東京に近ずくに連れまわりが明るくな る。南の方を見るとかなり雲が多そうだ。しかし、西に目をやると雲一つない真っ青な空・・・。やがて真っ 白な新雪を纏った富士山が少しずつ、少しずつ見える様になる。首都高を抜け、中央道に入る。その姿がだん だん、だんだん大きくなってくる。富士山の後方は雲一つない青空・・・。おまけに風が全くなさそうだ。テ ンションがどんどん、どんどん上ってくるのが判る。バスの中から既に十分の景色を楽しんだ後、色付き始め た山々を楽しみながら上日川峠へと向かう。ここまで渋滞もなく、予定通りの時間に日川峠下の駐車場に着く。 ここから見る富士山も素晴らしいものだった。 身支度を整え、お決まりの準備体操をした後、上日川峠から唐松尾根を経て大菩薩嶺を目指す。落ち葉の積 もった登山道を踏みしめながら順調に登って行く・・・と書きたかったが、途中とんだハプニング・・・。時 間を大きくロスしてやっとの思いで福ちゃん荘へと到着する。気温は低めの為、休憩時間を短くし、唐松尾根 を登る。暫くはカラ松の落ち葉を踏みしめながら登る。やがて、樹林帯を抜け笹原に出た所から展望が一気に 開け、富士山の姿が見える様になる。その姿が登りの辛さを吹き飛ばす様な不思議な力を与えてくれる。雷岩 で先行チームと漸く合流する。ここから大菩薩嶺山頂までは樹林帯を行き、登山者でごったがえす頂上で順番 待ちの記念写真を撮り、そそくさと雷岩へと戻る。 『さあ〜てとここでゆっくりお昼だ』と腰を降ろしたが、だんだん、だんだん寒くなってくる。毛糸の帽子 を被る、手袋をする、雨具を着込む、周りをゆっくりと見渡すと皆寒そう・・・これまで風、を感じなかった が、さすがに尾根道を吹く風は冷たかった・・・。と言う訳で、早めの下山とする。風は冷たかったが歩き始 めると直ぐに寒さも忘れ、大菩薩峠までの笹原を景色を見ながらゆっくり、ゆっくりと下る。大菩薩峠でまた また順番待ちの記念写真と4〜5台のカメラのシャッター押しを仰せ付かる。さあ〜てと、景色も存分に楽しん で、後は本当に下るだけ・・・。皆思い思いにおしゃべりをしながら、福ちゃん荘、上日川峠を経てバスの待 つ駐車場へと戻る。なんだかんだあったが、予定通りの時間に下山したので『ぶどうの丘』で温泉に入ってか ら帰栃する事となる。 温泉に向かう途中、朝は雪雲を被っていた南アルプス(甲斐駒〜鳳凰〜白根三山〜)が新雪を纏い姿を見せる。 ぶどうの丘の露天風呂で少し温めのお湯に浸りながら、見渡す甲州の山々は、晩秋の日に映えとてもきれいだ った。 ■古賀志・清掃 《山行日》06/11/11(土) 《参加者》植木 他 約200人 《日程》 11/11(土)雨のち曇りのち雨 矢板7:10--城山西小8:00/9:20〜林道の清掃活動〜城山西小11:30 《要約》初回の「古賀志祭」ということですんごい人だった。清掃活動のときは雨が上がってよかった。 《本文》 城山西小に着くとすんごい人にびっくり。雨模様なので開会式は体育館で。今回から清掃活動が「古賀志祭」 になったそうだ。地域と学校が一緒になってとても盛り上がっている!開会式中は大雨と雷がすごかったが、 清掃活動になると雨が上がってよかった。林道を進む。するとゴミというよりもいわゆる「産廃」が多くあり 閉口する。午後のことがあるので一足お先に撤収する。「みみうどん」のいいにおいに後ろ髪を引かれながら 帰る。 ■湯川、佐久・岩トレ 《山行日》06/11/3(金)〜11/5(日) 《参加者》稲葉ズ、植木、遠峰の平野、桜井、深谷の加藤11/3のみ、たらっぺの石橋11/5のみ(報告 植木) 《日程》 11/2(木)快晴 氏家20:35--伊勢崎I.C.==佐久I.C.--R141--灯明の湯0:40(泊) 11/3(金)霧のち快晴 灯明の湯7:00--湯川7:20/17:30 11/4(土)霧のち快晴 穂の香乃湯6:30/7:20--道迷い--志賀小学校跡9:30/10:00〜佐久岩場けやきエリア10:30/16:20〜志賀小学校跡 16:45/16:55 11/5(日)霧のち快晴 穂の香乃湯6:30/7:30/8:00--駒場公園8:00/8:27--志賀小学館跡8:30/8:45〜佐久岩場ひなたエリア〜志賀小学 校跡16:40--穂の香乃湯17:00/17:50--みかど18:00/18:55--大間々20:55--氏家22:40 《要約》1ヶ月前の湯川より登れてよかった。佐久の岩場はけやきエリアもひなたエリアもは貸切で、充実した 練習ができた。 《本文》 11/3(金)霧のち快晴 朝、多摩ナンバー?のプラドがもう動き出している。一足お先にと湯川を目指す。寒いが、天気は最高。八 ヶ岳が見える。日が差すと温かい。昼にかけては半そででもOKなくらいだ。まずはデゲンナー5.8を稲龍さんが リードでTRを掛けてくれる。2回テンションで登れた。クラック初完登である。うれしい。プラドのパーティー がやってきた。顔を見るとなんと三浦大介さんたちであった。次はコークスクリュー5.9である。10月の連休の 時には2歩しか上がれず凹んだあのルートだ。桜井さんのビレイとみんなの応援のおかげで4回テンションで登 ることができた。うれしい。サイコキネシスは大介さんがリード。リードの難しさを改めて感じる。大介さん 完登。チューブの人もうまいが背の高い人もうまい。深谷の加藤さん登場。クラックが初めてというのにコー クスクリューをどんどん登ってしまった。北風小僧5.9に戻って稲龍さんがリード&TR掛け。俺は手が死んでし まったので諦めて岩茸取りをして戻ると北風小僧の回収を頼まれる。ステミングを覚えたが乗越手前で3回テン ションで登れず。回収は江美ちゃんに・u槫「鵑任靴泙辰拭 11/4(土)霧のち快晴 きょうは佐久の岩場初見算。地図を見ながら探すがなかなか分からずグルグルする。結局後ろに戻って志賀 にたどり着く。しかし、道が狭くて大変だったので小学校跡に戻って歩いてアプローチする。けやきエリアは 貸切。というかしばらく人は来ていない感じ。コケと埃・泥がすごい。トポ図ノートがお菓子の缶に入ってお り、90年が最後の記載だ(16年前)。 ドロドロは右から桜井さんがリード。俺はTRでやはり右に逃げる。平野さんは中央突破。すばらしい。温故 知新をTRで2回登ってリードの練習をする。次に青春への旅立ちをTR。ステミングがいい感じで決まってうれし い。オフィズス(?)の部分があり苦労しながら登る。また温故知新をリードの練習。ステミングが楽しい。 早く上がるつもりが今日も結構な時間になってしまった。 11/5(日)霧のち快晴 きょうも霧がすごい。テントから出ると寒い。マットなしの夏シュラだったので結構寒いが何とかなった。 石橋さんと合流するので駒場公園に行く。道を間違わないので25分と近い。合流後岩場に向かうがなんと3分 (!)で到着してしまった。昨日のロスがすごかったと気がつく。 きょうはひなたエリア。まずは全体の下見。とても広い岩場だ。5.10から5.11のルートが多いので左の奥に 行くことにする。まず体を慣らすべく3mのところを2回リード。こんなに低いのに緊張してしまう。でもやっぱ りこのおかげで体が動くようになった。次は簡単な所の凹角5.8をTRで。右後ろを使って休みながら進めた。 次はクラック5.7をTRで。ステミングを覚えてよかった。クラック5.9は右足を細かいところに載せられず、テ ンション。2回目のトライではハンドが決まる。そして桜井さんに引っ張ってもらい、何とかクリア。お昼ブ レイクのあと、最後にフェースヒメダカ5.9をTRで。5.9は5.9だが、少し安定して登れるようになった気がす る。うれしい。これで今回の岩トレは終了。 この3日間はクライミングにはまってしまった。登れるようになって本当にうれしかった。 ■持丸山 《山行日》 06/11/03(金) 《参加者》 稲葉昌(単独) 《日程》滝見橋(駐車地点)8:23---林道終点(登山口)8:37---高圧線鉄塔8:55---頂上10:10〜10:25---林道 終点(登山口)11:17---滝見橋11:30 《要約》かつて湯西川側から藪をこいで登ったことがあるが、某ガイドブックに三依側からのコースが紹介さ れていたので登ってみた。 《本文》 多少の藪こぎを覚悟していたが、ガイドブックに紹介された後だけに、踏み跡もかなりあって問題なく頂上 に達することが出来た。頂上直下のみやや藪があるが、多少は刈り払いされていた。しかし、必要以上に赤テ ープの多いのには驚いた。2〜5メートル間隔に付けられていたり、一本の木に6種類の(それぞれ別のパー ティーがつけたと思われる)テープがあったり、多すぎてどっちに行ったらいいのかわからないところがあっ たりする始末。踏み跡が明瞭な登山道になるまでの過渡的な現象かもしれないが、ガイドブックの功罪を考え させられる登山であった。 ■県民の森キャンプ場−釈迦ヶ岳トレイルラン 《山行日》2006.11.3(金) 《参加者》渋谷、斎藤俊 《日程》県民の森キャンプ場8:00〜ミツモチ山頂8:45〜大間々登山道入口9:07〜八海山神社9:26〜釈迦ヶ岳山 頂10:15/10:40〜八海山神社11:32〜ミツモチ山頂12:00〜県民の森キャンプ場12:35 《要約》標高差約1,050m、走行距離約18km。山は走るのも気持ちが良かった。 《本文》 山を走るってどんなものなのだろうか?「トレイルラン」というジャンルに興味はあったものの、なかなか 機会に恵まれず出来ないでいた。私と同じくトレイルランに興味をもっていた渋谷さんと話がまとまり今回と うとう決行することに。県民の森キャンプ場〜ミツモチ山頂までの登山道は紅葉がきれい。景色を見ながら走 るペースは会話が出来るニコニコペース。地上を普通に走っているよりは相当遅いが斜度もあるので心拍数は 自然と上がってくる。ミツモチ山頂付近までくると帽子の先から汗がポタポタ垂れてきた。この日初の登山客 と出会い、挨拶するが明らかに奇異の目で見られていた。ミツモチ山頂からは青空コース(林道)を走る。途 中ショートカットの道を探してみたが見つからなかったので大間々の登山道入口まで走り着いてしまった。登 山道入口から先10分ぐらいはポタポタだった汗がボッダボッダに…。勾配がきついのでこの辺はさすがに走れ ない。勾配が緩くなり展望が開けてくると、冷たい風が心地いいし景色もきれいだ。八海山神社までくると登 山客もちらほら。登山客を優先でと思って走っていても皆道を譲ってくれる、しかもやはり奇異の目で。釈迦 ヶ岳山頂付近では結構脚にも疲労が溜まってきた。乳酸が溜まってきたのが分かるが何故かスピードを緩めら れずグイグイ登る。山頂到着はスタートから2’14"55。大間々登山口からは1’07"07。山頂には15〜16名登山 客がいて、どこから駆けてきたのかと聞くので、キャンプ場から走ってきたことを話したら仰天していた。山 頂で20分弱休憩し下ることに。下っていると上りに道を譲ってくれた登山客とすれ違った。「もう頂上に行っ てきたの?あんた方は山伏ですか?」など言われ思わず爆笑しながら山伏ではないことを説明した。下りはミ ツモチ山分岐のショートカットコースが分かり林道まで下った。ミツモチ山頂からの下りは気持ちよく走れた。 まるでスキーのターンのように左右の脚に交互に力を入れ、身体を軽く左右に振りながら走る。道路を走って いるのとは全く違う心地よさが込み上げる。標高も低くなって景色も紅葉が多くなったころキャンプ場に到着。 釈迦ヶ岳山頂からは1’55"20。今回初めてトレイルランを経験したがすごく新鮮な気分でした。コンクリート 道路を走るより脚への負担ははるかに少なく、心拍数も自然に上がる。その上景色もいい。トレイルランは究 極のランニングで、登山ともランニングとも違った登頂の達成感と楽しさと充実感を味わいました。 ■七ケ岳(平滑沢コース) 《山行日》2006.11.3 《参加者》野中、君島 《行程》事務所6:00〜章吾橋駐車場8:00〜平滑沢取付8:30〜七ヶ岳山頂10:30〜章吾橋駐車場14:00 《装備》秋山道具一式 《目的》足ならし登山 《報告者》君島 《本文》 のんびり気分で歩いて来ました。紅葉は遅い処か見頃でした。落ち葉を踏みしめての歩き。落ち葉のクッシ ョンが気持ちに潤いと、幼き時代を思い起こしてくれました。沢は水量はなく緩やかなナメですが、落ち葉が 水とあいまって、滑り易く難儀です。沢を詰めると、いよいよ最後の急登。おもいがけない大きな岩が出現。 ロープを頼りに岩越え。やっとの思いで見晴らしの効く尾根に出ました。青い青空、紅葉に満ちた山々など周 りの風景に感動しながら、程なく山頂に到着。思いがけなく人で賑わっていました。山頂から七ッ岳の縦走コ ースを見ながら、起伏があり大変と実感。また、日光連山、霞む燧ヶ岳、会津駒ヶ岳などを観望。ここで昼食 タイム。ついつい宴会をしてしまいました。隣のおばさんから、イナゴの佃煮、サャケの燻製などを御馳走に なり、ますます宴会モード。昼寝タイムになりそうになりながら、下山開始。酔い気分のためか登って来た時 より意外に勾配が急な沢コースに感じられ、慎重に慎重に下山。沢はコケと落ち葉と水でツルツルで滑ります。 何とか無事に沢をクリア。登りには気がつかなかったが、真っ青な空、美し白樺林と午後の日差しに輝く深紅 の紅葉に感動。新緑の時期の白樺林を連想しながら、童謡の紅葉をハミングしながら、落ち葉の絨毯の上を歩 き登山口の章吾橋に到着。帰りの道すがらあらためて紅葉を満喫。山を下りたくない気分です。夏再度、挑戦 したい山となりました。
写真は山岳写真館D2をご覧下さい。 撮影:梅原
■鳳凰三山(地蔵岳・観音岳・薬師岳) 《山行日》06/11/02〜11/04 《参加者》吉野、梅原、近藤、溜口 《日程》11/02;事務所19:55===0:20韮崎道の駅(泊) 11/03;韮崎道の駅6:30===7:10青木鉱泉7:43---9:49鳳凰の滝---10:41白糸の滝10:53---11:21 五色の滝11:33---12:27鳳凰小屋(泊) 11/04;鳳凰小屋4:53---5:56地蔵岳(オリベスク)7:18---8:43観音岳9:08---9:29薬師岳9:34---中道ーーー 11:49林道ーーー12:13青木鉱泉===穴山温泉(能見荘)・韮崎15:15===20:50事務所 《概要》2日間快晴の天気に恵まれ、鳳凰三山から南アルプスや八ヶ岳など周りの山々の展望を満喫しました。 《本文》 11/02; 事務所20時集合・出発だったが早々に集合し、少し早めに矢板を出発する。東北道を南下し、羽生から熊谷・雁 坂トンネルを越え、予定した時刻には韮崎に到着した。明日の登りに備え早々に就寝する。 11/03; 6時過ぎ起床・・・天気は良さそうだ。コンビニで朝食を買い込み、山を見上げるとオベリスクが見える。逸る 気持ちを抑えつつ、青木鉱泉へと向かう。途中の林道で野生のシカが眼前を横切る・・・一瞬、驚いたがこの辺り まで来ると自然が色濃く残っているのだろう・・・。山々の紅葉も少しずつ色を濃くして来ている様だった。 青木鉱泉で身支度を整え、ドンドコ沢から鳳凰小屋を目指す。我々は沢コースを行く事にするが、暫くはゆるや かな樹林を行く。登山道は狭い所もあるが比較的整備されている様だった。とは言えこのコースは沢コースであり 南精進滝から五色滝まではかなり大きな滝が幾つもあり、この間の斜度は相当にきつくなる。自分自身も五色滝を 過ぎた辺りから荷物が肩に食い込み始め、疲れがかなり出てきた様だった。五色滝を過ぎ、水場を越えるとドンド コ沢の源流となり眼前にオベリスクが見える様になる。また、この辺りからはちらほらと残雪が見られる様になる。 積雪はないが気温が低く、日陰なので消えないのだろう。ほどなくして鳳凰小屋に到着した。まだお昼を過ぎたば かりでほとんど人もいなかったが山小屋で受付を済ませ、荷物を置いてから小屋の外でのんびりとした時間を過ご す。最初の頃は暖かく良い気持ちだった。しかし、2時前に陽が山に遮られると一気に体感温度が下がる。それで もありったけの衣服を着込み暗くなるまでまったりとした時間を過ごした。日暮れと共に小屋に戻り、就寝・・・ あっと言う間に暴睡・・・。 11/04; 4時過ぎ起床・・・。頭上には満天の星・・・。5時前、真っ暗な中ヘッデンを頼りに地蔵岳を目指す。樹林帯 を抜けた頃から東の方が明るくなり、雲海の上にオレンジ色の帯が伸びる。最後のザレ場は歩きにくかったが6時 前、山頂に立つ。それから少ししてご来光が雲海上に・・・。回りの山々が赤く染まる。目の前には甲斐駒、その 遥か後方には槍・穂高の北アルプスが・・・北の方には八ヶ岳が雲上に・・・。飽きることもない景色を楽しみな がら、皆でオベリスクに登りに行く。最後の部分は溜さんがクラックからシュリンゲの下がる直下まで行くが、何 とも気持ちが悪い。と言う事で、ここまでとしてオベリスク下に戻る。 腹ごしらえを済ませ、赤抜沢ノ頭から観音岳を目指す事にする。眼前には北岳から白峰三山が、遠くには中央ア ルプスの山々が見える。雲一つない快晴の天気・・・周りの景色を存分に楽しむ。観音岳から見る薬師岳は白砂と 巨岩のシルエットが美しい。鳳凰三山はオベリスクといい、薬師岳といい、最高峰の観音岳を中心に想像以上に特 徴ある良い山だった。薬師岳からは中道を青木鉱泉まで、標高差1600M余りを下る。急坂を快調に掛け降りる。御 座石を越え、1900M付近のカラ松林まではあっと言う間だった。しかし、この辺りから木の根っこに積もったカラ 松で滑る、滑る、滑る。油断していると、スッテーン、コロン・・・と言う事で、一気にブレーキング。おかげで 林道に着いた頃には太腿がかなりパンパンになっていた。林道から青木鉱泉までは今が盛りの紅葉の中を行く。お 昼過ぎ、青木鉱泉到着。この後は、深田久弥の最後の宿となった穴山温泉で汗を流し、閉めはもちろん蕎麦・・・ 韮崎や秩父で若干の渋滞はあったものの、ほぼ予定通り矢板に到着・・・。仲間と天気に恵まれ、大満足の山行で した。ロングドライブの溜さん、ご同行頂いた皆様、お疲れ様でした。またありがとうございました。
参加者 小林、吉野、池田、梅原、溜口、増渕、渋谷*3、近藤、君島、野中、宮内、久我、津久井、斎藤俊、 植木。(17人参加)なんと多いことか! 秋も深まり紅葉前線もかなり麓の方まで降りて来る様になりました。北の山々では雪の便りが聞かれるこの頃 ですが、日暮れは日ごとに早まって来ています。色々と山行計画を立てられる事と思いますが、天候や現地の 情報を十分に収集し、時間にゆとりを持った安全登山で、それぞれの山行をお楽しみ下さい。 ●●山行報告●● ■10/30(月)剣が峰手前 《参加者》池田 《要約》久しぶりに登った。思ったより寒かった。 ■10/29(日)おおぎのまの山 《参加者》溜口 《要約》「おり田」の前から登り出したが道がなかった。頂上付近には道があった。 ■会津駒ケ岳 《山行日》06/10/29(日)晴れ 《参加者》増渕 篤史 《日程》自宅7:20---駒登山口9:30--9:45〜山頂12:15/12:35〜登山口14:30---自宅17:30 《本文》 朝起きて見ると小雨が降っていたので、今日はのんびりするかと思っていたが、7:00の天気予報をみて いると会津方面は晴れの予報。急いで準備をして出発。出足が遅かったので関谷あたりから行楽の車、バスが 増えてきて思うように飛ばせない。 上塩原から南会津あたりまでは紅葉真っ盛り。行きも帰りも紅葉を楽し めた。桧枝岐付近は道路沿い、川沿いが見ごろ。上の方はもうほぼ葉が落ちていた。 登山口で身支度をすま せゆっくり登り始める。今日は暖かい、小春日和である。山頂までTシャツで寒くなかった。山頂で軽く昼食、 さすがに動いていない時は防寒着を羽織った。ガスも出始めたので下りはじめる。駒の小屋には5-8人のグル ープが三組ほど、あとは1−3人のグループがちらほら。皆、静かにのんびり山を楽しんでいる様子。 下り も樹林帯に入ると延と続く落ち葉の絨毯、なんとも贅沢な気分である。駐車場に戻り一息ついて湯の花に向か う。西日が山々に注いで紅葉をさらに鮮やかにさせていた。ゆっくり温泉につかり帰路についた。心配した関 谷の渋滞もたいした事もなくほっとした。なんとも贅沢な気分をあじわった一日だった。 ●10/22(日)〜23(月)那須捜索 《参加者》増渕 他 《要約》天候が崩れつつある中を茶臼岳に登った男性が遭難した。大雨の中、広範囲で捜索したが見つけるこ とはできなかった。 ■松木沢/ウメコバ沢中央岩峰 《山行日》2006/10/21〜2006/10/22 《参加者》植木、稲葉ズ(報告者:稲江) 《日程》【21日】銅公園P発7:55〜大杉沢CS9:00〜ウメコバ沢出合10:20…R6滑り台登攀開始11:00 …終了14:00〜ウメコバ沢出合16:00〜CS17:00 【22日】CS発7:00〜ウメコバ沢出合8:20…JMCC右ルート〜お父さん頑張ってフェース登攀開 始9:50…中央岩峰P終了15:00〜ウメコバ沢出合16:30〜CS17:30 《要約》アプローチが長いのが難点だが、ウメコバの良さを再確認できた。焚き火も◎ 《本文》 【21日】快晴の下、稲龍リードでR6滑り台を登る。核心のトラバースは稲龍は前回より楽に登ったようだが、 私は1回失敗。2回目のチャレンジでA0せずフリーで登れた。次回は1回できちんと登り切るぞ!!R6終了 後、明日のルートを検討した。予定では大凹角ルートだったが、3人ということで登るスピードを考えて無理 せず代替ルート(JMCC右ルート)を登る事に決めた。大凹角はじっくり見上げるだけに留めた。テン場に戻 り焚き火を楽しむ。よく乾燥した木が沢山あり、薪集めも楽にでき、よく燃えて、焚き火◎ 【22日】夜から朝にかけて長い時間雨が降った。予想外の天気で岩場の濡れ具合が心配されたが、ウメコバへ と向かう。岩場に到着すると晴れ間が見えた。ひとまず安心。JMCC右ルート〜お父さん頑張ってねフェー スへ。稲龍が過去登っているので(といっても5、6年前の話し)リードはお願いして、私と植木さんは昨日同様 オールセカンドで登る。所々に難しい場所があったが、どうにかクリアーして上へと進む。ボロイピン、ラン アウト、ルートファインティングが難しくNP技術がしっかりできないとリードするのは困難だと思う。ただ 登る技術があれば登れるってものじゃない。ウメコバでのルートはアルパインの良さを教えてくれるルートで もあるような気がした。アプローチは長く、出合いから滝を越えて岩場まで行く行程は、谷川並みのワイルド さがあると思う。ウメコバ沢の良さを再確認でき、帰路ヘッドランプになったが充実した山行となった。 ■三島街道を復元する会作業 《山行日》2006.10.21(土) 《参加者》久保、他会員 《日程》事務所発(jobsおじか)10:00−作業現場着発10:30−作業終了15:00−事務所着 15:45 《要約》今回で通算21回目の作業となりました。本日の作業は沢に木橋を掛けるための事前作業の石積み、 ヌタ場の横断溝づくり、カラマツの抜倒と不陸整正でした。 《本文》 事務所前広場で会長と日光森林管理所長のあいさつと山口前日光森林管理所森林調整官からの作業の説明を 受けたあとを乗り合わせて、三島街道の取り付きまで行きました。今回も早めに作業現場まで行くため街道を ショートカットして沢沿いの急斜面の中を歩きました。今回も天気はいいのですが、やはりじっとしていては 肌寒いくらいで、作業には適した日でした。山口前調整官の指導のもと、2ヶ所に分かれての作業に入りまし た。たくさんの人で行うと最初はかなり時間がかかり、できないのではないかと思う仕事も意外と早くできる ものです。どうにかそれぞれの箇所をほぼ完成することができました。沢のほうは、次回には木橋をかけるだ けになりました。ヌタ場の横断溝づくりもほぼ完成しました。今回は、夜に宿泊の親睦会があるため、3時ま でじっくりと作業を行いました。コテージでの親睦会では、おいしいいろいろな銘柄のお酒と鮎、岩魚、芋煮、 キムチ、雑炊、りんごなど地の物をふんだんに使った料理に舌鼓を打ちました。私は、翌日、荒海山へ行くた めに、早く出かけたので、朝食は食べずに出発しました。 ■七ガ岳 《山行日》06/10/21(土)曇り時々晴れ 《参加者》溜口一之 《日程》自宅8:50---羽塩登山口10:30/10:40〜沢コースから山頂12:30/13:30〜登山口14:30---自宅16:30 《本文》 何の予定もないまま、朝ゆっくりしていたが、天気が良さそうなので、紅葉に期待し、七ガ岳に向かった、 まさに紅葉真っ盛りであった。山頂は、思った以上の人だかりでした。 ■只見 大滝沢 《山行日》2006.10.21(土)曇 《参加者》吉野、斎藤常、梅原、岸、野中、斎藤俊+2 《日程》岳友会本部6:00/6:15--布沢入山口8:50/9:00〜昼食11:00/12:20〜入山口14:00/14:20--季の郷湯ら里 (温泉)--岳友会本部18:00 《要約》「沢登りではなく沢歩き」と聞いていたが長靴で十分な、ナメの続くいい沢でした。 《本文》 只見の奥であろう、ナビにはもう道がなくなっていた。車を止めた所には「恵の森」という看板が。恵とは!? …はい、すぐに恵がありました。あっちにもこっちにも…。さて沢を歩くとナメがいい感じで続いている。昨 夕の雨が気になっていたが、水かさはそれ程でもなく、時より吹く風で森には紅葉した葉が舞ってきれいだっ た。丁寧に沢の脇を見ながら登った。はじめて見る秋山の恵に感動しながら、これはやめられないなぁと感じ た。歩き始めて2時間。宴会にちょうどいい場所に到着。焚き火をし、椎茸を炙り、一方ではきのこ入りけん ちん汁を。プシュ!プシュ!っとあちこちでビールが。少し肌寒い空気の中での熱々のけんちん汁の旨さは格 別!!この上なく幸せな気分に浸ってしまった。大きな鍋が空っぽになった頃は相当心も体も満たされてマッタ リしたくなっていた。 根が生えそうだったので下ることに。再度沢の脇を、今度は熱心に見ながら下った。実は私、気持ちよく沢を 下り、紅葉を満喫していたら、ほろ酔いもあって「ズポっ!!」と深みにはまりました。肩までスッポリ浸かっ て目が覚めたような、寒くなったような…。おかげで携帯が再起不能になりました。紅葉の中程良く冷たい沢 は気持ち良く、さすが恵の森というだけはありました。〜帰りに道の駅たじまで、今日見た恵がいい値で売っ てたのを発見。あぁぁ。〜 ■森吉山 《山行日》06/10/17〜10/18 《参加者》小林(単独) 《日程》10/17 阿仁スキー場ブナ帯キャンプ場7:36〜水場8:04〜ゴンドラ終点8:34〜石森8:57〜避難小屋 9:11 〜森吉山9:43〜ブナ帯キャンプ場11:30======親子ふれあいオートキャンプ場泊 10/18 キャンプ場7:00〜鳥獣保護センター7:13〜赤水沢分岐8:04〜桃洞の滝8:25〜8:43赤水沢 分岐 9:05〜兎滝10:19〜10:56鳥獣保護センター12:21 《概要》日本一の滑と紅葉を楽しむ。 《本文》 前夜「阿仁合」の河川公園にテント泊する。夜は満天の空に明日の期待が膨らむ?朝、阿仁スキー場に向か うが天気予報は下り坂。阿仁スキー場のゴンドラは10月末まで運行予定だが、始発は9時から(料金往復1.700 円)なので、キャンプ場からの登山道を歩くことにする。バンガローとトイレ完備のブナ帯キャンプ場に駐車 する。熊除けの鈴を腰に下げて歩き出す。紅葉は期待以上で顔が黄色に染まりそうな雰囲気の登山道をゆっく り登る。生憎 山頂方面は雲の中、涸れそうな水場を過ぎると本格的な登りとなる。石の階段だが一つ踏み台 が用意してあるので歩きやすい、東北人の優しさが滲み出ていて嬉しい。モーター音が聞こえてくると、ゴン ドラ終点の駅舎が現れて作業員が屯している。山はすっかり雲に覆われ、展望はゼロとなってしまった。石森 のピークを踏むが、直ぐ下に森吉山避難小屋と森吉神社が眺められる。石森から少し下るとやがて、阿仁避難 小屋に着く。トイレのある立派な小屋だ、小屋内も整理されていて綺麗である。緩やかな登山道を行くとお花 畑が交互に現れて、森吉山山頂(1.454m)に到着する。冷たい風の吹く中、ヒバクラ登山道からきた「6歳」 の子供連れが霧の中から現れた。風を除けて携帯で山頂到着報告を済ませて、小雨の降りだした山頂から早々 に下山する。キャンプ場でラーメンを作って食べて移動開始、阿仁前田の温泉駅舎クウィンクス森吉で風呂に 入り、今夜の泊り場「親子ふれあいオートキャンプ場」に向かう。キャンプ場に着いたら物凄い雨と雷の洗礼 を受ける、今夜は誰も居ないので、雨を除けて好きな場所に泊まってもいいですよと、管理人が許可をくれた。 小屋の中に幕営してスキヤキの夕食を楽しんで長い一日が終わる。夜は素晴らしい星座が眺められた。 10月18日 朝 起きたら車の窓ガラスが凍りついていたが、空は快晴!周りはブナの林で紅葉が盛りである。朝飯をす まして、鳥獣保護センターに移動する。支度をしてから、ブナ林の中をノロ川目指して歩き出す。今年で3回目 のこの道だが、熊に出会わないように祈りながら、ブナ帯を行く、目は左右キョロキョロ、もちろんキノコモ ード。ノロ川は昨日の雨が嘘のような流れで岩魚の姿も見ることが出来る。赤水沢分岐を過ぎると間もなく、 桃洞沢を横切る。丸太の輪切りの橋をとんとんと渡り、ダイナマイトで自然破壊して道を作ったという問題の 箇所を越えていくと待望の桃洞の滝に到着する。紅葉の美しさは絶句するのみ、滝は女滝で表現は差し控えた いが、一度は眺めて見ても悪くはない?沢全体に太陽が当たるのは後1時間?必要としそうなので、兎滝に向か うことにする。赤水沢分岐まで戻るが、中高年のカメラマンが何人も登ってくる、途中 物音がするので覗い てみたら、沢に向かって水洗便所よろしく?お尻丸出しには参った!参った! 赤水沢の巻き道を進み、途中 から沢靴を履いて水の中を歩く。ひんやり冷たいが最初だけで麻痺してしまう。滑をヒタヒタ歩き甌穴を避け て右に左に選んで進む。赤や黄色が延々と続き、所々の滑滝と岩魚の姿はこの世の天国の様! 玉川縦走コー スを分けると間もなく兎滝到着。太陽は中天に昇らず、まだ闇の中状態、大岩に登り太陽を待つことにする。 水面は鏡の如しで、水面に映る紅葉にただウットリ!1人至福の時を楽しむ。 太陽が昇り身体も温まったので 名残惜しいが下山することにする。又来ることを約束して長い沢を嬉々として帰る。
写真は山岳写真館D1をご覧下さい。 撮影:梅原
《山行日》 06/10/21 《参加者》 吉野、斉藤常、梅原、岸、野中、斉藤*3 《日 程》 事務所6:10===8:50只見・大滝沢・駐車場9:06---大滝沢遡行---10:26中滝---10:55魚止めの滝手前 12:28---13:39駐車場===14:30由良里15:30===18:30事務所 《概要》 紅葉の中、只見・大滝沢歩いて来ました。 《本文》 事前にナメがきれい、との情報を聞き、紅葉の頃是非歩いてみたいと思っていた。この日は、斉藤さんの奥さん や友人も参加し総勢8名での沢歩きとなった。天気予報ではこの週末は晴天が期待されていたが、朝から思う様に 雲が晴れない。それでも歩き始めた頃からは徐々に薄日が射し始めた様だった。 最初は沢を何度も徒渉しながら色付き始めた林の中を歩く。暫くしてから入渓するがここから先はずっ〜とナメ が続く。魚止めの滝まで滝らしい滝がなく、沢登りとしてはやや物足りなさを感じるが、この時期には紅葉を楽し める穴場スポットとなる。とは言え、水に入っているとさすがに冷たさを感じた。ナメ・ナメ・ナメの沢歩きにも 少し飽きて来た頃、適当な場所を見つけ昼食とする。この日は用意してきた材料できのこ汁を作ったが、冷えた体 には最高のご馳走だった。気分もお腹も満腹になり、下山に掛かる。と言っても、ほとんど勾配のない沢を下る・ 下る・下る。あっと言う間に登山口へと戻る。随分早く戻って来たのでこの後は、由良里の温泉で温まる。少し冷 えた体がホカホカ・ホカホカしてきてとって〜も良い気持ちだった・・・。ご同行頂いた皆様、お疲れ様でした。
写真は山岳写真館D0をご覧下さい。 撮影:梅原
《山行日》06/10/22 《参加者》小林、吉野、稲葉、久保、梅原、溜口、君島、増渕 《日程》10/22;事務所6:05===7:50太郎山登山口8:10---9:06二股分岐---10:26展望台---11:34太郎岳山頂 (荒海山)12:36---13:59二股分岐---14:29太郎岳登山口14:50===16:30矢板 《概要》会津地方では荒海山、栃木では太郎岳と呼ばれている山です。会津方面からは立派な登山道がありますが 栃木方面からは明確な登山道がありませんでした。今回はその栃木側から太郎岳(荒海山)を訪れました。 《本文》 荒海山の登山道は会津側からは明確であるが、栃木からは不明瞭なコースしかない。今回は、地元の方々のご努 力により、『栃木側からのコースも刈払いがされている。』との情報を聞き、栃木側から太郎岳(荒海山)を目指す 事とする。 当日集まったメンバーは8名・・・呼びかけ当初の3名から大幅な戦力Upとなる。皆の熱い?思いをひしひし と感じた一日だった。 太郎温泉山宿観峰でコースの状況を聞き、林道を詰め、地元の方々がコース整備をされた『太郎岳登山口』から 登山を開始する。登山道はクラカケ沢を何度も渡渉しながら、除々に高度を上げ沢分岐から太郎岳(荒海山)へと続 く主尾根を目指す。登山道は歩く人も少なく、けっして歩き安い道とは言い難い。しかし、皆が忘れていた様な山 道に対しての素朴な自然の息吹を深く感じた。急峻な尾根への登りを心地よい負荷として感じながら真っ直ぐに登 る。コースは決して易しくはないが刈り払いされた人の気持ちをより強く感じる。しかし、この日は生憎と天気は 下り坂となり、折角の展望も乳白色に染められ、天候面でも少しずつ少しずつ制限される様な一日だった。 沢から尾根への登りは予想以上に急峻だった。尾根に出て、一息ついたかと思うと、さらに主尾根への急峻な登 りが続く。恐らく一人でここに来ていたならばとうに投げ出していただろう。天気も下り坂となり展望も望むべく もない。しかし、太郎岳(荒海山)へと続く道、続く道程は我々に強いメッセージを投げかけていた。苦しさよりも 頂上に行こう、と言う強い気持ちが全員の気持ちに浸透していた。主尾根直下の登りは予想以上だった。主尾根に 出た後も決して楽な道ではなかった。やがて、登りが徐々に徐々に緩くなり、前方には青空しか見えなくなった頃、 『着いたぞ!』と言う仲間の声が響き渡った。頂上は決して広くはなかったが、何となくあたたかな感じの空間だ った。そこには、先客である『富士重工の山岳部』の方々がおられ、『栃木百名山』を完登された方のお祝いをさ れていた所だった。後からズカズカと入り混み、折角のお祝いにちょっかいを出した気分になり、非常に申し訳け ない気をした・・・。しかし、同じ山仲間・・・。また今度どこかでお会いできる事を楽しみに・・・。今日一日 ご同行頂いた皆様、お疲れ様でした。また、ありがとうございました。
参加者 吉野、池田、梅原、溜口、増渕、君島、野中、岸、稲葉江、宮内、津久井、植木。(12人参加) 秋も深まり、紅葉前線も日を追うごとに山頂から山腹へと下って来ています。また、爽やかな秋晴れの日も多く なってきましたが、日没の時間も一日毎に早くなってきているのを感じます。それぞれの秋山計画を立てられて いる事と思いますが、現地情報や気象、日没の時間などに注意し、安全登山で山行をお楽しみ下さい。 ●●山行報告●● ■安達太良山 《山行日》06/10/10(火) 《参加者》小川ズ他1 《日程》自宅6:40−−8:30奥岳P==安達太良エクスプレス山頂駅9:00〜9:05薬師岳展望台 9:15〜10:30安達太良山山頂11:20〜12:30くろがね小屋13:00〜14:40奥岳P 《要約》快晴、そよ風の中、広々とした紅葉を楽しんできました。 《本文》 近いような、遠いような初級クラスの山。と言う印象で、なかなか足が向かなかった山ですが、行って見てび っくり。まず、薬師岳展望台からの展望に息をのみました。牧場か草原を思わせるような広々とした紅葉地帯の 中を沢が流れ、滝があり、奥には安達太良の山並みが広がり、まさに絶景ポイントでした。紅葉の中を歩き出し、 程なくして頂上に着くとこれまたびっくり。平日だと言うのに頂上への岩場は槍ヶ岳を思わせるような人の列が できていました。頂上からの360度のパノラマや、馬の背から荒々しい噴火口越しに見る裏磐梯風景は素晴ら しかったです。くろがね小屋付近まで来ると、鉄山の崖の下に広がる紅葉は黄色が多くなり、崖の黒と緑と赤と 黄色のバランスが絶妙でした。帰りは、奥岳の湯,乳白色の湯で,家に着くまでポカポカでした。 晴天、微風の中、気持ち良い山行を楽しんできました。 ■那須 沼原から姥ヶ平 《山行日》06/10/10(火)快晴 《参加者》植木(報告 植木) 《日程》10/10(火)快晴 矢板7:10--沼原P8:20/8:30〜沼原湿原8:56/9:12〜姥ヶ平10:46/11:48〜牛ヶ首12:15〜南月山13:00〜 白笹山13:32/13:55〜沼原P14:49/15:15--幸の湯15:40/16:30--矢板17:10 《要約》快晴。紅葉は今ひとつだったが気持ちよかった。 《本文》 10/10(火)快晴 人の少ない沼原から姥ヶ平へと歩いてみることにした。まずは沼原湿原へ。大倉山〜流石山の稜線がきれい。 写真を撮る。さっそく姥ヶ平への登山道を進む。思った以上に人が少なく静かなのがうれしい。紅葉はそんなに きれいではないが青空がきれい。地形図を見て現在地を楽しく確かめながら歩く。峠状のところに出ると噴煙を 上げている茶臼が見える。うれしい。チョット下って登り姥ヶ平についてみると人が多いのにびっくり。中高年 ならぬ高高年。それでもせっかくなので今朝切ってきたねぎと白菜で塩ラーメンを作って食べる。おいしい。 人の多い牛ヶ首を抜け南月山も抜け白笹山に行く。さすがに誰もいない。茶臼が見えるあたりでコーヒーを沸 かしてゆっくり飲む。帰りは幸の湯。滝に打たれてゆっくりする。 ■那須・姥ヶ平 《山行日》2006.10.9(月) 《参加者》斎藤ズ(溜口、宮内X3、小林X2、梅原、野中X3、本間、関) 《日程》宇都宮4:00=峠の茶屋5:35-登り始め6:15-峰ノ茶屋7:00-避難小屋7:30-三斗小屋分岐8:10-沼原分岐8:48- 姥ヶ平9:15-10:25-ロープウェイ駅11:20 《要約》コース変更で思わぬ宴会に参加でき楽しかった。 《本文》 5時半に峠の茶屋到着。心配していた駐車場は既に満車。御来光の写真を撮りに来ていた人が撤収し始めたので 何とか駐車することが出来た。6時前なのに結構な賑わいだ。車から出ると案外寒い。気温は6℃。チラチラ雨も 降ってきたし風も強い。目の前には紅葉した朝日岳がきれいに見える。予定は峰の茶屋〜朝日岳〜三本槍岳。登 り始めて峰の茶屋が見えるぐらいになると時折吹く風は呼吸ができないぐらい強い。峰の茶屋で休憩し周りの様 子を見ていると下山しだした人もいた。強制的に同行させた妻はすっかり下山モード。キョロキョロしていると 一服している宮内さんを見つけた。小屋の中には溜口さんもいた。姥ヶ平へ向かう予定というので我々もコース を変更し一緒に向かうことにした。避難小屋へ向け下りだすと風はおさまり、遠くの紅葉を見ながら姥ヶ平へ向 かった。小林さん達と会えるかな?会ったら野中さんビール持っているかな?など話しながら姥ヶ平到着。そし たらびっくり!まるで予定していたかのように小林さんパーティが!しかも8名 +1匹の大人数でいるでは。嬉 しくなった。まだ9時過ぎだがせっせと乾杯の準備にかかった。紅葉の中にどーんと見える茶臼を見ながら本間さ んのけんちん汁(とりたてきのこ入り)、野中さんのタンメンをご馳走になりました。腹一杯ご馳走になった後 は牛ヶ首を登り分岐で南月山へ向かう皆さんと別れた。さっきのビールが効いたのか膀胱が満タンに…。登山客 は渋滞の列をなしているし風も強い…。しょうがないロープウェイ駅へ向かった。トイレ休憩だけの予定が駅は すっかり下界の雰囲気なのでテンションが下がり、今回はこれで下りることにした。 コース変更でいい紅葉が見ることが出来、何より岳友会の仲間大勢と出会えてよかった。 ■涸沢 《山行日》2006/10/8(日)〜9(月) 《参加者》久我 《日 程》 10/8(日)自宅前夜22:30--沢渡4:05/5:00--上高地5:30/5:50〜横尾8:20/8:45〜涸沢11:33 涸沢小屋泊 10/9(月)涸沢6:45〜横尾8:50〜上高地11:40/12:00--沢渡12:30/13:45--自宅20:30 《要 約》雪と紅葉の涸沢へ行ってきました。 《本 文》 10/8(日) 体育の日の連休に涸沢へ行ってきました。 当初北穂2泊の予定でしたが、1日遅らせ天候をみて涸沢1泊へ変更 しました。 車を走らせている間ずっと月がきれいでした。 このまま・・・という願いは届かず沢渡に着くこ ろにはすっかり雨になっていました。 天気予報を再度確認すると翌日の午後からは晴れになっている。 でも 山の天気はいつ急変してもおかしくない。 カッパをきて始発のシャトルバスに乗り込み、上高地へ。 上高地では人人人。 準備をして歩き始めます。 徳沢へ向かう途中7、8頭の猿軍団と遭遇する。 赤ちゃ んザルもいてかわいい。 横尾あたりから薄日がさしてきました。 横尾大橋に虹がかかってきれい。 本谷橋をすぎて涸沢まであと少し!のところでみぞれ、そしてあっというまに雪に。 でもすぐにやんで青空 がみえたかと思うとまた雪。 天気が変わりやすい。 涸沢へ向かう途中のナナカマドの紅葉のトンネルが色鮮 やかでした。 思わず歓声があがる。 涸沢小屋の上部の紅葉は葉が風で吹き飛ばされてしまったせいか残念 ながら三段紅葉はいまひとつ。 涸沢小屋に着くころには吹雪いてきました。 小屋周辺は5cm位の積雪。 北穂山頂はガスで見えず、30cmくらいの積雪とのこと。 チェックインし、食堂でおでんをいただく。 味がしみていておいしい。 体が温まる〜。 午後は食堂のテレビで「のど自慢」をみたり、同じ部屋の人と お話したり、お昼寝したりして過ごす。 女性だけの部屋で山談議に花が咲きました。 遠くは広島からきてい る方もいました。 外をみると雪はやんだが風が強い。 美味しい夕食をいただき、19時就寝。 一枚のふとん に二人でしたが、朝までノンストップで深ーい眠りについたのでした。 10/9(月) 朝3時に起きてしまいました。 星空がきれいです。 早めに朝食をいただき、テント村までおりて朝日を待ちま す。 やわらかく幻想的なピンク色が一斉に雪化粧した穂高連峰を包んでいく。 気温はマイナス3℃でしたが寒 さを忘れるくらい感動! 自然てすごい。 でもやっぱり寒いので甘酒で体をあたためて出発します。 今日は雲ひとつないいい天気! パノラマコース経由でと思いましたが、凍っていそうなので往路と同じコー スで下ることにしました。 後ろを振り返りながら、名残惜しみながら・・・ 徳沢をすぎたころから観光客 が増えてきました。 上高地はやっぱり人だらけ。 でも河童橋からみる穂高の雪景色は最高! まだ時間が早 いせいかバス待ちの列は少ない。 沢渡へ向かい、温泉で汗を流し、新蕎麦をいただき帰路へ。 上信越で渋滞にとっぷりはまりましたが、バックミラー越しの真っ赤な夕焼けがとてもきれいでした。 事故 もなく無事に帰ってこられましたが天気が急変し山の怖さをあらためて感じました。 十分注意して行動したいと思います。
写真は山岳写真館C9をご覧下さい。 撮影:梅原
《山行日》06/10/15 《参加者》小林、吉野、斉藤常、東、植木、佐藤、梅原、岸、君島、野中、宮内、斉藤俊、本間X2 《日程》10/15;事務所7:15===7:45大間々8:30---9:16八海山神社9:26---10:26観音岩(笹刈)15:10--- 16:14大間々16:45===17:15事務所 《概要》 毎年恒例の高原山の笹刈を実施しました。 《本文》 例年11月に実施している笹刈も降雪などに会う事が多い為、時期を早めて実施する事になった。昨晩はお天気祭 りと言う事で10名が参加・・・その甲斐?あってか朝から暖かな天気となった。大間々で身支度を整えそれぞれ に荷物を分担し出発する。木々もかなり葉っぱを落としているが、まだまだ紅葉を楽しむ事はできた。 八海山神社で一息入れ、剣が峰を越えた辺りから順次笹刈りを開始する。ボッカ隊は、観音岩まで進み、ここで 荷物を置き笹刈りに加わる。今年は笹枯れがひどい、と聞いていたが、なるほどいつも密集している箇所もかなり まばらになっている。しかし、夏の笹の勢いを経験しているだけに少し広めに笹を刈って行く。作業も順調に進み、 お昼過ぎには頂上直下の急登まで刈進んだ。この上は笹の付いている範囲も少なく、分岐から上は刈払いされてい る為に観音岩に戻る。ここで待望のお昼・・・お赤飯や本間さん手作りのパン、おしんこやきのこ入りの特製トン 汁などなどを皆で頂く。食事の後は、残った部分の刈払いをしながら下山する事にする。笹枯れの影響なのだろう か、いつもより早めに刈払いを済ませ大間々に戻ることができた。本間さん、ご馳走様でした。また、笹刈に参加 された皆様、本当にお疲れ様でした。
写真は山岳写真館C8をご覧下さい。 撮影:梅原
尾瀬・沼山峠〜尾瀬沼 《山行日》06/10/14 《参加者》梅原X2 《日程》10/14;自宅4:26===6:26御池6:55===7:14沼山峠7:16---8:07長蔵小屋8:53---10:07沼尻10:17--- 10:56長蔵小屋11:05---11:52沼山峠12:00===12:20御池===16:00矢板 《概要》 紅葉の尾瀬を歩いて来ました。 《本文》 先週、台風の余波で中止となった尾瀬のリベンジ・・・御池の駐車場が混む事を予測し自宅を早めに出たが駐車 場はガラガラだった。気温は3℃・・・前泊の車は真っ白になっていた。身支度を整え、7時のバスに乗る。沼山 峠へ向かうバスの中からブナ平が見える。紅葉がきれいだ。運転手も心得たもので、写真撮影用にバスを停めてく れた。 沼山峠から木道を行く。フリースを着ていても汗を全くかかない。じっとしていると肌寒ささえ感じる。大江湿 原からの燧ケ岳に期待をして来たが残念ながらまだガスの中だった。長蔵小屋でお湯を沸かし温かい紅茶を飲む。 たまにはのんびりした山行も良いもんだ。天気はあまり良くないが良くなると信じて尾瀬沼を1周する事にする。 今まで何度もここへは来ているが完全には1周した事がなく今日は良い機会だった。歩くうちにだんだん日が射し 始め青空が見えてくる。燧ケ岳も裾野から少しずつ姿を見せ始める。丁度、沼の反対側に来た頃にはその姿は完全 に見える様になっていた。 沼尻では秋の陽射しをいっぱいに浴びる。さすがに人も多くなった様だった。沼の紅葉は既に盛りを過ぎていた が景色を楽しみながらゆっくりと歩く。長蔵小屋で一息入れてから沼山峠に向かう。今日はほとんど平坦なコース で登りもほとんどなく最初のうちは楽勝ムードだった。でも木道ばかり歩くのも以外と疲れるもので沼山峠に着い た頃はいつも以上の疲労感を感じていた。恐るべし、木道・・・。お昼過ぎに御池に戻り、先週も行ったやすらぎ に行こうと言う事になる。ブナ平の紅葉を楽しみながら気持ちはすでに蕎麦、そば、ソバ・・・だった。本当に良 〜いお店ですよ・・・m(__)m
写真は山岳写真館C7をご覧下さい。 撮影:植木
《山行日》2006/10/07〜09 《参加者》植木、稲葉ズ、(遠峰山岳会より伊藤、櫻井、黄、中舘) 計 7名(報告者:稲江) 《日程》6日(金)22時さくら市出発→湯川 7日(土)湯川にてクラックの練習 8日(日)小川山(スラブ状岩壁・ガマスラブ)にてスラブの練習 9日(月)小川山(藐姑射岩)にてクラックの練習 《要約》湯川&小川山にて、日頃あまり登ることの出来ないクラック、スラブを中心にフリ−を練習した。 《本文》7日:前日(6日)は台風の影響で雨風が強かった。天気予報では天気は回復する・・・との事だったが、風が強く スッキリしない空。そのお陰か午前中は貸し切り状態のゲレンデでした。稲龍リードで【コークスクリュー5.9】にTRを セットして練習。私は始めの部分で足を滑らせ岩に左腕を強打してしまう。暫くしびれていたので休んでいたが大事には 至らず一安心。その後再チャレンジし登り切るがとてもリードできる余裕が無い。ジャミング・フットジャムの感覚が分 ったのは収穫があった。植木さんはクラックを登るのが初めてのようで、最初は面を食らっていたが、徐々に慣れてきて 何かをつかんだ様子。交代で何回か登って終了。小川山へ移動してキャンプを楽しんで就寝。 8日:稲龍より『マルチルートの涸沢岩峰郡2峰広瀬ダイレクトルート』に行きたいと提案があったが、現状だと登れる自 信が無かったのでゲレンデにてスラブの練習をする事にした。植木さんと組んで登れそうなルートをお互いリードで登る。 【ウルトラセブン5.7・小川山ショートストーリー5.9・門番の娘5.9・ケロヨ〜ン5.7】植木さんはスラブも初めて登るら しいが、沢でスラブは経験しているらしく問題なくリードしていた。帰り際に木を集めて夜は焚き火も楽しんだ。 9日:藐姑射岩(ハコヤイワ)にてクラックの練習。藐姑射岩はキャンプ地から1時間近く林道を歩かないと着かない為、小 川山では人気が低いらしくマニアックな岩場のようですがクラックやNP(ナチプロ)の練習をするにはとても良い場所だ と思う。稲龍リードで【冬のいざない1Pのみ 5.9・森林浴5.8】にTRをセットして練習。クラックにも徐々に慣れてき て登れるようになってきたが、やはりリードするまでの余裕は無い。交代で登ってお昼で終了。各自の課題が確認できた 3日間だと思います。 《感想》私の課題はNPのルートをリード出来るようになる事です。その為にはNPのセットの仕方を覚える事はもちろ んですが、余裕のあるクライミングが出来るようにクライミング技術を向上させる必要があります。きちんとした立ち込 み、重心移動を意識して『しっかりと足で登る技術』を習得したいと思いました。 ★小川山で他パーティの危険な行為を見かけました。 こうしたことのないよう、自分達も注意してどう防ぐか考えて確認しておきたいと思います。 ・支点をヌンチャク1本だけでトップロープの支点にする ・ロワーダウンでロープの長さが足りない。ビレイヤーの手からロープがスッポ抜けてクライマー墜落。
写真は山岳写真館C6をご覧下さい。 撮影:梅原
《山行日》06/10/9 《参加者》小林X2、梅原、野中X3、本間、関、(溜口、宮内X3、斉藤X2) 《日程》10/9;事務所6:05===7:05沼原7:21---8:50沼原分岐(瓢箪池)9:13---沼原10:25---10:49牛首 ---11:25南月山11:38---12:09白笹山---13:13沼原===14:25矢板 《概要》 紅葉の那須を歩いて来ました。 《本文》 天気予報ほど山の天気は良くない事もあり、遠出は控える事にし、小林さんのチームに混ぜて貰い那須に行く事 にする。事務所に小林X2、関さん、本間さんの5人が集合し、沼原へ。ここで先に来ていた野中3姉妹と合流する。 総勢8人と賑やかになったが、歩き始めは風もあり肌寒く頂上付近はガスが掛かっていた。姥ケ平まではなだらか な樹林帯を行く。途中ガスが切れ、姥ケ平への最後の登り辺りからは茶臼の後方に時折青空が見えるまでに天候は 回復していた。分岐から恒例の瓢箪池に写真を撮りに行く。回りの赤色が鮮やかだ。一頻り写真を撮り終わった後 分岐に戻りさてこれから、と言う時、見慣れた顔・・・。溜さんが『やあっ!』と声を掛ける。その後ろには宮内 さんとその友達2人も顔を見せる。まだまだある・・・。今度は斉藤俊さんご夫妻・・・。峰の茶屋で溜さん達と 出会ってここまで同行してきたとの事。一気に盛り上がり、まだ9時過ぎと言うのに○会モード・・・。風を避け 各々寛ぐ。本間さんのけんちん汁にきのこを入れた特製汁が出来上がる。野中姉妹はスペシャルラーメン・・あっ と言う間に1時間が過ぎていた。根っ子が生えたら困るのでそろそろ出発・・・。目の前には紅葉・・茶臼の後方 には真っ青な秋空が広がっていた。牛首に向け、紅葉の中をゆっくりと登り始める。後方で溜さんが『やあぁ!』 と声を掛ける。少し離れた岩場で近藤さん達が景色を楽しみながら休んでいた。我々とは逆コースである白笹から 下って来たらしい。2〜3声を掛け合って別れる。今日は色んな仲間達と会う事が出来た。紅葉は今が盛り・・・ 青空の下、紅葉を楽しみながら山々を歩ける最高の季節・・・。皆さん、来週もまた山に行きましょう! さて、来週は岳友会恒例の高原山の笹刈りとなります。今回のお昼には本間さんのお手製の料理をご馳走になる予 定です。岳友会の皆様、奮ってご参加下さい。m(__)m
《参加者》 小林、吉野、久保、梅原、溜口、野中、小川、宮内、斎藤俊、植木(10 人参加) 秋も深まり山々では紅葉の便りが聞こえる季節となりました。各々秋山を予定されて いると思いますが、 現地情報や気象情報などに十分注意し、安全登山でそれぞれの山行をお楽しみ下さい。 ●●山行報告●● ■只見 大滝沢 沢登り 《山行日》06/10/01(日) 《参加者》斎藤常、溜口、君島、佐藤、植木(報告 植木) 《日程》10/01(日)くもり時々晴れ 岳友会本部5:30/5:40--しおばら道の駅6:10/6:20--布沢入山口8:05/8:20〜 下の滝8:45〜中の滝9:37 〜焚き火でうどん11:00/12:40〜魚止め滝12:58/13:25〜大滝沢下降〜中の滝 14:12〜入山口15:13/ 15:35--山口南郷トマト購入--しおばら道の駅18:10 《要約》ナメが続くという大滝沢。本当にナメが素晴らしかったです。沢登りではな く沢歩きを楽しみました。 《本文》 10/01(日)くもり時々晴れ 前々からナメで気になっていた「大滝沢」に行きました。沢登りではなく沢歩きと 斎藤常さんから聞いてい たので楽しみです。 斎藤常さんの道案内で布沢集落を進み、駐車スペースに車を止めました。大滝沢の 立派な案内板がありびっ くり。少しそま道を行くと、布沢本流を渡り大滝沢に入ってゆきます。大滝沢はきれ いなナメです。ナメは一 面に広がりまるで舗装道路。自転車でも進めるほどです。適当に進み、とても早いが お昼の時間にします。鍋 にうどんに入れて焚き火にかけました。みんなでおいしく頂きました。第2弾はラーメ ン。これまたおいしい。 そして酒が進みます。いつまでもこうしていられないので重い腰を上げて魚止めの滝 まで行くことにしました。 魚止めの滝には岩魚がいました。少し休んだ後、ナメを楽しみながら、車に戻りま した。紅葉の時期に1泊 で楽しみたいと思いました。 ※「癒し系 日本3大ナメ」といわれている「桃洞沢」「大行沢」「観音堂沢」はも ちろん素晴らしいですが、 この大滝沢のナメもどうしてどうして3大ナメと肩を並べています。一見の価値あり です。 ※10月21日(土)〜22日(日)はどうですか? ■尾瀬 裏燧林道 《山行日》06/09/30(土)晴れ 《参加者》小林、野中×3 《日程》前夜発事務所20:30=御池駐車場22:30(テント泊) 御池駐車場5:30=沼山峠5:50/6:00〜長蔵小屋6:50/7:00〜沼尻小屋7: 50/8:10〜下田代十字路 9:30/9:50温泉小屋10:23/11:15三条滝分岐12:01〜渋沢分岐12:58〜 御池駐車場14:20〜矢板 18:00 《要約》尾瀬の紅葉を楽しむ。 《本文》 野中姉妹に誘われて、秋の尾瀬を歩くことになりました。御池駐車場泊の計画で、 心配した駐車場はがら空 きでテント設営、空は星空で明日の天気は約束したようなもの、早々と寝袋にもぐり こむ。翌朝5時撤収、お 稲荷を食べていざ出発。道路添えの漆が色づき紅葉の期待感があふれる。大江湿原の 草紅葉も今が見頃、足並 みが揃ったせいか?良いペースで長蔵小屋に到着。売店の大福を横目に見て、沼尻を 目指す。途中、残念なが ら燧ヶ岳は雲の中、木道の周りを見る目はキノコモードとなる。登山者も多く、山は 賑やかである。沼尻小屋 でコーヒータイム。隣に座った二人ずれ、美味そうに120円の大福を頬張っている。白 砂田代を過ぎ白砂乗越 を越えると、下田代まで下り一方、ブナ林が続くので俄然キノコモード。紅葉もだん だん色づいて段小屋坂付 近は、蔦の赤が特に良い。 下田代十字路で休憩、栃の木の葉が黄色に色づき、青空に映えて美しい風景であ る。ここから、竜宮小屋を 経て有名な「竜宮」を覗いて東電小屋経由で温泉小屋にと計画したが、東電小屋近く の橋が通行止めとなって おり、残念ながら尾瀬ヶ原の草紅葉を眺めることが出来ない。仕方なくリンドウの咲 く道を進んで温泉小屋に 着く。少し早いが此処でお昼時間とする。キノコ入りラーメンを作って食べる。美味 い! 平滑の滝、三条の 滝は敬遠して、段吉新道のきのこ街道を行く。静かな道であるが目ばかり疲れる。来 週なら錦秋の道となるだ ろうが今日は我慢してもらうほかはない。シボ沢(渋沢)のつり橋を渡り、ノメリ田 代、横田代、上田代の草 紅葉を眺めながら、御池駐車場に無事到着。桧枝岐の温泉で疲れた身体を流して予定 より早く帰ることが出来 た。 ■釈迦ヶ岳 《山行日》06/09/30(土) 《参加者》吉野 《要約》ツバタケを少々とった。 ■釈迦ヶ岳 《山行日》2006.9.24(日) 《参加者》斎藤ズ 《日程》宇都宮7:30−小間々9:10−大入道10:15−剣ヶ峰11:11− 釈迦ヶ岳山頂12:32 〜13:13−八海山神社14:43〜15:00−大間々15:33−小 間々16:10 《要約》快晴の秋空、ゆっくりのんびり釈迦ヶ岳まで。風が涼しく気持ち良かった。 《本文》 朝起きてみると今日も快晴の秋空。これはどこかに行かないともったいない。携帯 を見たら増渕さんの山行 計画が…。よし、追いかけよう、と遅くなったが釈迦ヶ岳に行くことにした。小間々 の駐車場には増渕さんの 車があった。会えるかなと思いながらもチョット遅すぎたと後悔。小間々−大入道− 剣ヶ峰は初めてなので楽 しみだった。沢を越え上りになると、いや〜いやいや、結構おもしろい(キツい)。 小間々−大入道の登りは 思いのほか斜度がキツく、普通に歩いても汗がダクダク。ここ走ったらどうなるんだ ろう?ここは今後の秘密 の特訓場所にしておこうと思った。大入道−剣ヶ峰にはゴヨウツツジの木々が多く、 ここは花の季節が楽しみ。 この日奥日光では初霜が降りたようだが、ここでは紅葉が始まりかけ、ところどころ ナナカマドの赤い実が秋 の景色を装飾し始めていた。釈迦ヶ岳山頂ではお釈迦様に手を合わせすぐに食事にし た。あえて今回はビール を持ってこなかったので昼休みは早い。快晴の中、矢板市、大田原市、塩谷町、更に は男体山、女峰山を見な がら食事を済ませ山頂を後にした。下山途中の八海山神社でコーヒーを飲み周りの景 色を楽しんでいると、一 人のジージが「ずっとここにいたいねぇ」と話しかけてきた。確かに時間が許すなら ずっとここでこの景色を 見ながらコーヒーを飲んでいたいと思った。それぐらいのすばらしい景色だった。 が、時間は既に15時。のん びりしていると暗くなるし「ジーちゃん帰らないと日が沈むよ!」。ジージと一緒に 大間々まで下山した。足 袋に杖姿のジージは、今日は8時間かかったが大間々−釈迦ヶ岳−鶏頂山を歩いたと 話していた。話しを聞い て改めて見るジージは何だか仙人のような、そんな感じのジージ(紳士)でした。結 局、増渕さんとは会えず じまいでしたが、秋晴れの気持ちのいい山行でした。 ■会津駒ヶ岳 《山行日》06/09/23(土)晴れ 《参加者》溜口一之 《日程》自宅6:20--登山口8:30/8:45〜水場10:10/10:15〜駒山頂11:30/11:4 5〜中門岳と迂回路の分 岐12:00/13:00〜登山口15:00--自宅17:30 《要約》先週の体力減退が気になっていたが、何となく、スムーズな山行ができまし た。天気が良く最高の一 日になりました。 《本文》 朝、目覚めると快晴。本当は雨でウダウダと一日を過ごすつもりでいた。この天気 では、どこかに行かない 訳にはいかない。燧ヶ岳にするか、白根山にするか、会津駒にするか迷って、今頃の 駒は何もないので、静か だろうと駒に行くことにした。ところが行ってビックリ、車を止めるに苦労するほ ど、かなり下の方しか駐車 スペースがなかった。原因は、先週”NHK”で会津駒の放映が有ったとのこ と。。。思った通り、山には何 も有りませんでした。山頂付近からは、燧ヶ岳、至仏山、日光の山々が手に取るよう に見えました。お昼ご飯 のときは、荒沢岳、越後駒を見ながら、ビ〜〜〜ル最高でした。何とか、山に復帰で きそうです。